JPH04321655A - アリル型アミドの製造法 - Google Patents

アリル型アミドの製造法

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JPH04321655A
JPH04321655A JP3115268A JP11526891A JPH04321655A JP H04321655 A JPH04321655 A JP H04321655A JP 3115268 A JP3115268 A JP 3115268A JP 11526891 A JP11526891 A JP 11526891A JP H04321655 A JPH04321655 A JP H04321655A
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JP
Japan
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compound
allyl
amide
organic phosphorus
alcohol
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JP3115268A
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English (en)
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Yoshimasa Ishimura
石村 善正
Keihei Kiyoku
景平 曲
Tsunehisa Chiba
恒久 千葉
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】アミド化合物は耐熱性、機械的特
性、耐薬品性、耐候性に優れ、樹脂等に広く用いられて
いる。例えば、ヘテロ六員環化合物であるトリアリルイ
ソシアヌレートは、側鎖アリル基及びトリアジン環構造
の特性を生かして、合成ゴム、または合成樹脂(塩素化
ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニルコポリマー、エチ
レン・プロピレン・ジエンターポリマー、フッ素ゴム、
ポリエチレンなど)の過酸化物架橋および放射線架橋の
架橋助剤あるいは改質剤として、または複合材原料、難
燃材原料として用いられている。本発明は、これらアリ
ル型アミドの新規な製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】アリル型アミドは従来、アルキルハライ
ドとアミド化合物の反応に準じて合成されている[Gi
bson  and  Bradshaw,Angew
.Chem.Int.Ed.Engl.7,919−9
30(1968)]。この方法によると、純粋なN−置
換体を得るためには、アルキル化剤をNaNH2 また
は、NaHなどの強塩基を等モル以上用いて処理するこ
とが必要であり、また、反応の進行に伴い、生成物とと
もに等モル以上の塩が副生し、分離、精製工程が複雑に
なるという欠点が存在する。近年、KF−アルミナを用
いたアルキルハライドとアミド化合物の反応が報告され
ているが[J.Yamawaki,T.Ando,an
d  T.Hanafusa,Chem.Lett.,
1143(1981)]、反応生成物の分離、精製が容
易になるという利点があるものの、アルキルハライドに
対しKF−アルミナが約2.5当量必要であり、工業的
には向かない。
【0003】一方、遷移金属を触媒として用いた反応例
も報告されている。ルテニウム触媒存在下アルコールに
よるアミドのアルキル化反応[Y.Watanabe,
T.Ohta,and  Y.Tuji,Bull.C
hem.Soc.Jpn.,56,2647(1983
)]では、アルキルアルコールを用いた場合、反応は有
効に進行するが、アリルアルコールでは対応するアリル
アミド化合物は得られず、アリル基が水添されたN−プ
ロピルアミド化合物が生成する。また、この反応は反応
温度が高く(210〜230℃)工業的には不利である
【0004】パラジウム触媒存在下における、酢酸アリ
ル、またはアリルフェニルエーテルによるイミドのN−
アリル化反応[Y.Inoue,M.Taguchi,
M.Toyofuku,H.Hashimoto,Bu
ll.Chem.Soc.Jpn.,57,3021(
1984)]では、一般に、アリル化合物と求核試剤の
反応に必要である塩基の存在なしにフタルイミド、スク
シンイミドのアリル化反応が進行する。しかしながら、
酢酸アリルを用いた場合については、アリル化反応に伴
い酢酸が副生するため、工業的にはアルカリによる中和
およびそれに伴い生成する塩の除去の工程が必要となり
、コスト面で不利になる。また、第1アミドのアリル化
は進行せず報告例はない。一方、アリルフェニルエーテ
ルに関しては、次に示す手法CH2 =CHCH2 C
l+NaOPh→CH2 =CHCH2 OPh+Na
Clによりアリルフェニルエーテルを合成しなければな
らず、また、反応に伴い副生するフェノールの除去の工
程が必要となり、工業的な実現性は乏しい。
【0005】また、パラジウム触媒存在下、中性条件下
における2−アリルイソウレアをもちいたアリル化反応
[Y.Inoue,M.Taguchi,H.Hash
imoto,Bull.Chem.Soc.Jpn.,
58,2721(1985)]においては、第一アミド
及びラクタムのN−アリル化反応が進行することを報告
している。しかしながら、この反応に用いられる2−ア
リルイソウレアは次に示す手法、 により合成しなければならない(Cyはシクロヘキシル
基を表す)。さらに、この2−アリルイソウレアを用い
てアリル化反応を行うと、1,3−ジシクロヘキシルウ
レアが副生するため除去の工程が必要となる。また、そ
の副生物である1,3−ジシクロヘキシルウレアは、ピ
リジン中トシルクロライドを添加し蒸留するか、または
、トリエチルアミンを含む塩化メチレン中でトシルクロ
ライドで処理することによりジシクロヘキシルカルボジ
イミドへ再生することができるが、コスト面で不利であ
り工業的には実現性が乏しい。
【0006】これらの欠点を克服するためには、アリル
化合物としてアリルアルコールを用いれば良い。という
のも、反応に伴う副生物が水であるため、分離精製工程
が非常に簡略化することができ、コスト面でも有利にな
るからである。しかしながら、アリルアルコールには酢
酸アリル、アリルフェニルエーテルなどのアリル化合物
に比べ反応性が乏しい(Research  Disc
losure,May1978,P35)という欠点が
存在するため、求核性の比較的低い第一アミド、または
第二アミドを求核試剤として用いたパラジウム触媒によ
るアリルアルコールのN−アリル化反応はまだ報告例が
なかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】アリル型アルコールを
アリル源に用いて、トリアリルイソシアヌレートなどの
アリル型アミド化合物を塩の副生を伴うことなく、容易
に効率良く製造することができる方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アリル型
アルコールをアリル源に用いてアリル型アミド化合物を
得る際の反応条件について、鋭意研究を重ねた結果、パ
ラジウム化合物、または白金化合物が、有機燐化合物の
共存下N−アリル化反応に対し有効に触媒として働くこ
とを見出し、この知見に基づき本発明をなすに至った。
【0009】本発明の請求項1の発明は、分子中に少な
くとも一つの前記[化1]で示される構造を持つアミド
化合物と、前記一般式[化2]で示されるアリル型アル
コールとを、パラジウム化合物と有機燐化合物を組合わ
せてなる触媒、または白金化合物と有機燐化合物を組合
わせてなる触媒の存在下、溶媒中において、もしくは溶
媒なしに反応を行うことを特徴とする、アリル型アミド
化合物を高収率かつ高選択的に製造する方法を提供する
ものである。
【0010】本発明の請求項2の発明は、パラジウム化
合物が酢酸パラジウム又は塩化パラジウムから選ばれた
少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載
のアリル型アミドの製造法である。
【0011】本発明の請求項3の発明は、有機燐化合物
がPh2 P(CH2 )2 PPh2 、Ph2 P
(CH2 )3 PPh2 、Ph2 P(CH2 )
4 PPh2 であることを特徴とする請求項1に記載
のアリル型アミドの製造法である。
【0012】本発明の請求項4の発明は、反応系内にア
ルカリを共存させることを特徴とする請求項1に記載の
アリル型アミドの製造法である。
【0013】本発明に用いられる、分子中に少なくとも
一つの前記[化1]で示される構造を持つアミド化合物
は直鎖状アミド化合物、または環状アミド化合物であり
、具体的には以下のようなものを挙げることができる。 直鎖状化合物の具体例:
【0014】ホルムアミド誘導体;ホルムアミド、N−
メチルホルムアミド、アセトアミド、ベンズアミド、N
−メチルプロピオンアミド、N−イソプロピルバレルア
ミド、N−フェニルアセトアミド、ベンズアニリドウレ
タン誘導体;カルバミン酸メチル、カルバミン酸エチル
、N−フェニルカルバミン酸エチルオキサミン酸誘導体
;オキサミン酸、オキサミン酸エチル、N−フェニルオ
キサミン酸エチル オキサミド誘導体;オキサミド、オキサミックヒドラジ
ド、オキザリックジヒドラジド ヒドラジン誘導体;アセチルヒドラジド、オクタノイッ
クヒドラジド、ジアセチルヒドラジド
【0015】尿素誘導体;尿素、ブチルウレア、1,1
−ジエチルウレア、ヒドロキシウレア、1,3−ジエチ
ルウレア、モノアセチルウレイド、ジアセチルウレイド
セミカルバジド誘導体;セミカルバジド、1−フェニル
セミカルバジド
【0016】その他;アクリルアミド、スクシンアミド
、カルバミン酸アンモニウム、ジアセトアミド、ジター
シャリブチルイミノジカーボネート、L−アスパラギン
、L−グルタミン、L−シトルリン、o−アセチルアミ
ノ安息香酸、ニコチン酸アミド、2−ピラリジノン、2
−オキサゾリドン、2−イミダゾリドン、1−フェニル
−3−ビラゾリジノン、4−メチル−2−ビラゾリン−
5−オン、クレアチニン、アラントイン、スクシンイミ
ド、マレイミド、2−メチル−α−フェニルスクシンイ
ミド、ヒダントイン、5,5′−ジメチルヒダントイン
、1−メチルヒダントイン、ウラゾール、4−メチルウ
ラゾール、δ−バレロラクタム、4(3H)−ピリミド
ン、ピリチルジオン、シトシン、無水グリシン、4−メ
チルピリミドン、2−ピリドン、グルタルイミド、3,
3−ジメチルグルタルイミド、ウラシル、5,6−ジヒ
ドロウラシル、5−アミノウラシル、チミン、6−アミ
ノ−1−メチルウラシル、L−ヒドロオロット酸、バル
ビタール酸、5−エチル−5−p−トリルバルビタール
酸、6−アザウラシル、6−アザチミン、アロキサン・
1水和物、アロキサンチン、プルプル酸、シアヌル酸、
オキシインドール、5−クロロ−2−ベンズ−オキサゾ
ロン、イサチン、ベンズイミダゾロン、フタルイミド、
3,4−ピリジンジカルボキサミド、ピロメリティック
ジイミド、2−キノロン、3,4−ジヒドロ−2−キノ
ロン、イサト酸無水物、2H−ピリド[3,2−b]−
1,4−オキサジン−3(4H)−オン、1(2H)−
フタラジノン、フタルヒドラジド、ベンゾインウレア、
アロキサジン、ε−カプロラクタム、グリコルユリル、
4−アミノ−1,8−ナフタルイミド、尿酸、1,7−
ジメチル尿酸、キサンチン、グアニン、ホモ尿酸などを
挙げることができるが、これらに限定されるものではな
い。
【0017】本発明に用いられるアリル型アルコールは
前記一般式[化2]に示した化合物であり、具体的には
次のようなものを挙げることができるが、これらに限定
されるものではない。 CH2 =CHCH2 OH,CH2 =C(Me)C
H2 OH,MeCH=CHCH2 OH,(Me)2
 C=CHCH2 OH,C8 H17(Me)C=C
HCH2 OH,Et(Me)C=CHCH2 OH,
(Me)2 C=C(Me)CH2 OH,CH2 =
CHCH(Me)OH,CH2 =CHC(Me)2 
OH,PhCH=CHCH2 OH,Ph(Me)C=
CHCH2 OH,CH2 =C(Ph)CH2 OH
,CH3 CH=C(Ph)CH2 OH,CyCH=
CHCH2 OH,CH2 =C(Cy)CH2 OH
(Me;メチル基、Et;エチル基を表す)
【0018
】本発明に有用なパラジウム化合物としては、具体的に
は次のようなものを挙げることができるが、これらに限
定されるものではない。 PdCl2 ,PdBr2 ,PdI2 ,Pd(OA
c)2 ,Pd(dba)2 ,Pd2 (dba)3
 ,Pd(acac)2 ,K2 PdCl4 ,K2
 PdCl6 ,K2 Pd(NO3 )4 ,PdC
l2 (C2 H4 )2 ,Pd(π−C3 H5 
)2 ,PdCl2 (COD)2 ,Pd(COD)
2 ,PdCl2 (NH3 )2 ,PdCl2 (
NEt3 )2 ,Pd(NO3 )2(NH3 )4
 ,Pd(PMe3 )4 ,Pd(PEt3 )4 
,Pd〔P(n−Pr)3〕4 ,Pd〔P(iso−
Pr)3 〕4 ,Pd〔P(n−Bu)3 〕4 ,
Pd(PPh3 )4 ,Pd(CO2 )(PPh3
 )2 ,Pd(C2 H4 )(PPh3 )2 ,
PdCl2 (PPh3 )2 ,PdCl2 〔P(
n−Bu)3 〕2 ,PdBr2 (PPh3 )2
 ,PdBr2 〔P(n−Bu)3 〕2 ,PdC
l2 〔P(OMe)3 〕2 ,PdI2 〔P(O
Me)3 〕2 ,PdCl(Ph)(PPh3 )2
(Ac;アセチル基、dba;ジベンジリデンアセトン
、acac;アセチルアセトナト基、C2 H4 ;エ
チレン、COD;1,5−シクロオクタジエニル基、π
−C3 H5 ;パイアリル基、Me;メチル基、Et
;エチル基、n−Pr;ノルマルプロピル基、iso−
Pr;イソプロピル基、n−Bu;ノルマルブチル基を
表す)
【0019】また、本発明に有用な白金化合物として、
具体的には次のようなものを挙げることができるが、こ
れらに限定されるものではない。 PtCl2 ,PtCl4 ,PtBr2 ,PtBr
4 ,PtI2 ,PtI4 ,Na2 〔PtCl4
 〕・4H2 O,K2 〔PtCl4 〕,(NH4
 )2 〔PtCl4 〕,H2 〔PtCl6 〕・
6H2 O,Na2 〔PtCl6 〕・6H2 O,
K2 〔PtCl6 〕,(NH4 )2 〔PtCl
6 〕,Na2 〔PtBr4 〕・4H2 O,K2
 〔PtBr4 〕,(NH4 )2 〔PtBr4 
〕,H2 〔PtBr6 〕・6H2O,Na2 〔P
tBr6 〕・6H2 O,K2 〔PtBr6 〕,
(NH4 )2 〔PtBr6 〕,Na2 〔PtI
6 〕・6H2 O,K2 〔PtI6 〕,(NH4
 )2 〔PtI6 〕,H2 〔Pt(OH)6 〕
,H2 〔Pt(OH)6 〕,K2 〔Pt(OH)
6 〕,〔Pt(C5 H7 O2 )2 〕,〔Pt
(NH3 )4 〕Cl2 ・H2 O,cis−〔P
tCl2 (NH3 )2 〕,trans−〔PtC
l2 (NH3 )2 〕,〔Pt(NH3 )4 ・
PtCl4 〕,PtCl2 (C6 H5 CN)2
 ,〔Pt(C2 H8 N2 )2 〕Cl2 ,〔
Pt(C2 H8 N2 )3 〕Cl4 ,K2 〔
Pt(SCN)4 〕,〔Pt(NH3 )6 〕Cl
4 ・H2 O,〔PtCl(NH3 )5 〕Cl3
 ・H2 O,trans−〔PtCl4 (NH3 
)2 〕,cis−〔PtCl4 (NH3 )2 〕
,cis−PtCl2 (PPh3 )2 ,Pt(P
Ph3 )4 ,Pt(CO)2 (PPh3 )2 
,trans−〔PtI(Me)(PEt3 )2 〕
,cis−〔PtI(Me)(PEt3 )2〕,tr
ans−〔PtPh2 (PEt3 )2 〕,cis
−〔PtPh2 (PEt3 )2 〕,K〔PtCl
3 (C2 H4 )〕,Pt(π−C3 H5 )2
 ,Pt(COD)2 ,PtCl2 (COD)(C
5 H7 O2 ;2,4−ペンタンジオナト基、C6
 H5 CN;ベンゾニトリル、C2 H8 N2 ;
エチレンジアミンを表す)
【0020】本発明で使用される有機燐化合物としては
、一般式; PR6 R7 R8 または で表わされる単座または二座配位燐化合物〔上記式中、
R6 〜R13は炭素数1〜20の脂肪族炭化水素基、
炭素数4〜20の脂環式炭化水素基または芳香族炭化水
素基を表す〕および多座配位燐化合物等が有効である。
【0021】単座配位燐化合物;具体例PMe3 ,P
Et3 ,P(n−Pr)3 ,P(iso−Pr)3
 ,P(n−Bu)3 ,P(iso−Bu)3 ,P
(t−Bu)3 ,PPh3 ,PCy3 ,PBn3
 ,P(n−C10H21)3 ,PPhMe2 ,P
Ph2 Me,PPhEt2 ,PPh2 Et,PP
h(n−Pr)2 ,PPh2 (n−Pr),PPh
(iso−Pr)2 ,PPh2 (iso−Pr),
PPh(n−Bu)2,PPh2 (n−Bu),PP
h(iso−Bu)2 ,PPh2 (iso−Bu)
,PPh(t−Bu)2 ,P(o−C6 H4 Me
)3 ,P(m−C6 H4 Me)3 ,P(p−C
6 H4 Me)3 ,PPh2 〔2,4,6−C6
 H2 Me3 〕,PPhBn2 ,PPh2 Bn
,P(CH=CH2 )3 ,PPh2 (CH=CH
2 ),P(m−C6 H4 Cl)3,P(p−C6
 H4 Cl)3 ,P(m−C6 H4F)3 ,P
(p−C6 H4 F)3 ,PPh2 (m−C6 
H4 F),PPh2 (p−C6 H4 F),PP
h2 (C6 F5 ),P(o−C6 H4 OMe
)3 ,P(p−C6 H4 OMe)3 ,PPh2
 (o−C6 H4 OMe),PPh2 (p−C6
 H4 OMe),P(OEt)3 ,P(OPh)3
 ,P〔O(iso−Pr)〕3 ,PPh2 (OM
e),PPh(OEt)2 ,PPh2 (OEt),
PPh〔O(iso−Pr)〕2 ,PPh〔O(n−
Bu)〕2 ,PPh2 〔O(o−C6 H4 Cl
)〕
【0022】二座配位燐化合物;具体例Me2 PCH
2 PMe2 ,Et2 P(CH2 )2 PEt2
 ,Et2 P(CH2 )3 PEt2 ,Et2 
P(CH2 )4 PEt2 ,Et2 P(CH2 
)5 PEt2 ,(n−Bu)2 P(CH2 )2
 P(n−Bu)2 ,(t−Bu)2 P(CH2 
)2 P(t−Bu)2 ,(n−Bu)2 P(CH
2 )3 P(n−Bu)2 ,(t−Bu)2 P(
CH2 )3 P(t−Bu)2 ,(n−Bu)2 
P(CH2 )4 P(n−Bu)2 ,(t−Bu)
2 P(CH2 )4 P(n−Bu)2 ,(n−B
u)2 P(CH2 )5 P(n−Bu)2 ,(t
−Bu)2 P(CH2 )5 P(t−Bu)2 ,
Ph2 PCH2 PPh2 ,Ph2 P(CH2 
)3 PPh2 ,Ph2 P(CH2 )3 PPh
2 ,Ph2 P(CH2 )4 PPh2 ,Ph2
 P(CH2 )5 PPh2 ,Ph2P(CH2 
)6 PPh2 ,
【0023】(+)−DIOP,(
−)−DIOP〔但し、DIOP=2S,3S−O−イ
ソプロピリデン−2,3−ジヒドロキシ−1,4−ビス
(ジフェニルホスフィノ)−ブタンを表す〕 (+)−NORPHOS〔但し、NORPHOS=(2
S,3S)−(+)−2,3−ビス(ジフェニルホスフ
ィノ)ビシクロ(2,2,1)ヘプト−5−エンを表す
〕 (R)−(+)−BINAP,(S)−(−)−BIN
AP〔但し、BINAP=2,2′−ビス(ジフェニル
ホスフィノ)−1,1′−バイナフチルを表す〕(S,
S)−CHIRAPHOS〔但し、CHIRAPHOS
=(2S,3S)−(−)−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)−ブタンを表す〕 1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(
R)−(+)−1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)
プロパン
【0024】多座配位燐化合物;具体例PhP〔CH2
 CH2 PPh2 〕2[但し、t−Bu;ターシャ
リブチル基、Bn;ベンジル基、(+)、(−);旋光
性、(+);右旋性、(−);左旋性、R、S;絶対配
置を表すR、S表示法、S;左まわり、R;右まわりを
表す)などを挙げることができるが、これらに限定され
るものではない。
【0025】本発明の方法に於いては、前述のごときパ
ラジウム化合物と有機燐化合物を組み合わせてなる触媒
、または白金化合物と有機燐化合物を組み合わせてなる
触媒を、アリル型アルコールの1モルに対して1/10
〜1/100,000、好ましくは1/50〜1/20
,000モルの量で用いるのが望ましい。また、この場
合、有機燐化合物は、パラジウム化合物のパラジウム金
属に対するモル比、または、白金化合物の白金金属に対
するモル比で、1〜100、好ましくは1〜20の量で
用いるのが望ましく、パラジウム化合物または、白金化
合物中に有機燐化合物が含まれている場合は更に有機燐
化合物を加える必要がないこともある。
【0026】本反応は、アルカリを添加しなくても進行
するが、より高い収率を実現するためにはアルカリを添
加することは有利である。この目的に用いることのでき
るアルカリとして、以下のようなものを挙げることがで
きる。即ち、NaH,KH,CaH2 などのアルカリ
金属、アルカリ土類金属ヒドリド化合物、NaOMe,
NaOEt,NaOPhなどのアルカリ金属アルコラー
ト化物、NaOH,KOHなどのアルカリ金属水酸化物
、Na3 PO4 ,Na3BO4 ,Na4 P2 
O7 などの無機酸のアルカリ金属塩  蟻酸ナトリウ
ム、酢酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウム、アクリ
ル酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、シクロヘキシル
カルボン酸ナトリウム、オクタン酸ナトリウム、などの
有機酸のアルカリ金属塩、マレイン酸ナトリウム、フタ
ル酸ナトリウム、イソフタル酸ナトリウム、テレフタル
酸ナトリウムなどの二価カルボン酸のアルカリ金属塩な
どである。アルカリの添加量は、アミド化合物に対する
モル比で1〜1/1000、好ましくは1/5〜1/2
0の量であることが望ましい。
【0027】本発明の方法は、溶媒の存在下に、もしく
は溶媒のなしに実施することができる。用いることが可
能な溶媒の例としては、メタノール、エタノール、n−
プロピルアルコール、iso−プロピルアルコール、n
−ブチルアルコール、iso−ブチルアルコール、t−
ブチルアルコール、エチレングリコール、プロピレング
リコール等のアルコール類、ベンゼン、トルエン、o−
キシレン、m−キシレン、p−キシレン、メシチレン等
の芳香族炭化水素類、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、
ノナン、デカン等の脂肪族炭化水素類、アセトニトリル
、ベンゾニトリル、アクリロニトリル、アジポニトリル
等のニトリル類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、
四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲ
ン化炭化水素類、ジブチルエーテル、ジオキサン、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリ
コールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエー
テル類、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリ
ブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン等の三級アミ
ン類、水、トリアリルイソシアヌレート、ジメチルホル
ムアミド、N−メチルピロリドン、N−メチルスクシン
イミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド化
合物などを挙げることができるが、これらに限定される
ものではない。
【0028】本反応における反応温度は、とくに厳密な
制御を必要としないが、50〜150℃の温度範囲が好
ましい。
【0029】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明をさらに詳細
に説明するが、本発明の主旨を逸脱しない限りこれらの
実施例によって限定されるものではない。なお生成物の
収率はアミド化合物を基準とし、ガスクロマトグラフに
よる内標法により求めた。生成物の同定は、IRスペク
トル、NMRスペクトル、及びマススペクトルにより行
った。
【0030】実施例1 アルゴン雰囲気下、耐圧容器にパラジウム化合物として
Pd(OCOCH3 )2 22.4mg(0.1mm
ol)、有機リン化合物として1,4−ビス(ジフェニ
ルホスフィノ)ブタン128mg(0.3mmol)を
入れ、続いて、溶媒としてo−キシレン20ml、アミ
ド化合物としてイソシアヌル酸4.30g(33.3m
mol)及び、アリル型アルコールとしてアリルアルコ
ール8.7g(150mmol)を加え、撹拌下110
℃で4時間反応を行った。分析の結果、イソシアヌル酸
基準の収率で、トリアリルイソシアヌレートが99.4
%(8.26g、33.1mmol)、ジアリルイソシ
アヌレートが0.4%生成し、モノアリルイソシアヌレ
ートは生成しなかった。
【0031】実施例2 アルゴン雰囲気下、耐圧容器にパラジウム化合物として
Pd(OCOCH3 )2 22.4mg(0.1mm
ol)、有機リン化合物として1,4−ビス(ジフェニ
ルホスフィノ)ブタン128mg(0.3mmol)を
入れ、続いて、溶媒としてo−キシレン20ml、アミ
ド化合物としてイソシアヌル酸4.30g(33.3m
mol)及び、アリル型アルコールとしてアリルアルコ
ール5.8g(100mmol)を加え、撹拌下110
℃で4時間反応を行った。分析の結果、イソシアヌル酸
基準の収率で、トリアリルイソシアヌレートが84.5
%(7.01g、28.2mmol)、ジアリルイソシ
アヌレートが10.3%生成し、モノアリルイソシアヌ
レートは生成しなかった。
【0032】実施例3 アルゴン雰囲気下、耐圧容器にパラジウム化合物として
PdCl2 17.7mg(0.1mmol)、有機リ
ン化合物として1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)
ブタン128mg(0.3mmol)を入れ、続いて、
溶媒としてo−キシレン20ml、アミド化合物として
イソシアヌル酸4.30g(33.3mmol)及び、
アリル型アルコールとしてアリルアルコール5.8g(
100mmol)を加え、撹拌下110℃で4時間反応
を行った。分析の結果、イソシアヌル酸基準の収率で、
トリアリルイソシアヌレートが83.1%(6.90g
、27.7mmol)、ジアリルイソシアヌレートが1
2.2%生成し、モノアリルイソシアヌレートは生成し
なかった。
【0033】実施例4 アルゴン雰囲気下、耐圧容器に白金化合物としてK2 
PtCl4 41.4mg(0.1mmol)、有機リ
ン化合物として1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)
エタン79.6mg(0.2mmol)を入れ、続いて
、溶媒としてジオキサン20ml、アミド化合物として
イソシアヌル酸4.30g(33.3mmol)及び、
アリル型アルコールとしてアリルアルコール8.7g(
150mmol)を加え、撹拌下130℃で4時間反応
を行った。分析の結果、イソシアヌル酸基準の収率で、
トリアリルイソシアヌレートが7.8%(0.65g、
2.6mmol)、ジアリルイソシアヌレートが11.
2%、モノアリルイソシアヌレートが4.3%生成した
【0034】実施例5 アルゴン雰囲気下、耐圧容器に白金化合物としてPtC
l2 (PPh3 )2 78.9mg(0.1mmo
l)、有機リン化合物としてトリフェニルホスフィン5
2.4mg(0.2mmol)を入れ、続いて、溶媒と
してジメチルホルムアミド20ml、アミド化合物とし
てイソシアヌル酸4.30g(33.3mmol)及び
、アリル型アルコールとしてアリルアルコール5.8g
(100mmol)を加え、撹拌下130℃で4時間反
応を行った。分析の結果、イソシアヌル酸基準の収率で
、トリアリルイソシアヌレートが6.2%(0.51g
、2.1mmol)、ジアリルイソシアヌレートが10
.5%、モノアリルイソシアヌレートが3.7%生成し
た。
【0035】実施例6〜14 アルゴン雰囲気下、耐圧容器にパラジウム化合物として
Pd(OCOCH3 )2 22.4mg(0.1mm
ol)、有機リン化合物として1,4−ビス(ジフェニ
ルホスフィノ)ブタン128mg(0.3mmol)を
入れ、続いて、溶媒を20ml(実施例6はp−キシレ
ン、実施例7はトルエン、実施例8はジオキサン、実施
例9はクロルベンゼン、実施例10はアルキルナフタレ
ン(KFK−OIL330)、実施例11はトリアリル
イソシアヌレート、実施例12はジエチレングリコール
ジメチルエーテル、実施例13はジメチルホルムアミド
、実施例14はテトラヒドロフランを用いた)、アミド
化合物としてイソシアヌル酸4.30g(33.3mm
ol)及び、アリル型アルコールとしてアリルアルコー
ル5.8g(100mmol)を加え、撹拌下110℃
で4時間反応を行った。分析結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】実施例15〜24 アルゴン雰囲気下、耐圧容器にパラジウム化合物として
Pd(OCOCH3 )2 44.9mg(0.2mm
ol)、表2に示す有機リン化合物(ホスフィン/Pd
(mol 比)=2〜6)を入れ、続いて、溶媒として
ジメチルホルムアミドを20ml、アミド化合物として
イソシアヌル酸5.16g(40.0mmol)及び、
アリル型アルコールとしてアリルアルコール7.0g(
120mmol)を加え、撹拌下120℃で2時間反応
を行った。分析結果を表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】実施例25〜32 アルゴン雰囲気下、耐圧容器にパラジウム化合物として
Pd(OCOCH3 )2 44.9mg(0.2mm
ol)、有機リン化合物として1,4−ビス(ジフェニ
ルホスフィノ)ブタン170mg(0.4mmol)を
入れ、続いて、溶媒としてジメチルホルムアミドを20
ml、アミド化合物としてスクシンイミドを5.0g(
50.0mmol)及び、アリル型アルコール50mm
olを加え、表3に示す反応温度、反応時間において、
撹拌下反応を行った。分析結果を表3に示す。
【0040】
【表3】
【0041】実施例33〜42 アルゴン雰囲気下、耐圧容器にパラジウム化合物として
Pd(OCOCH3 )2 44.9mg(0.2mm
ol)、有機リン化合物として1,4−ビス(ジフェニ
ルホスフィノ)ブタン256mg(0.6mmol)を
入れ、続いて、溶媒としてジメチルホルムアミドを20
ml、表4に示すアミド化合物50mmol及び、アリ
ル型アルコールとしてアリルアルコール(50〜300
mmol)を加え、実施例33〜38に関してはさらに
ナトリウムフェノキシド(PhONa;0.35g、3
mmol)を加え、表4に示す反応温度、反応時間にお
いて、撹拌下反応を行った。分析結果を表4に示す。
【0042】
【表4】
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、アリル型アルコールと
アミド化合物とを原料として用い、塩の副生を伴うこと
なく、極めて効率的かつ安価にトリアリルイソシアヌレ
ートなどのアリル型アミドを製造することができ、また
本発明の製品であるトリアリルイソシアヌレートなどの
アリル型アミド自身を溶媒として用いることも可能であ
るので一層操作も簡単になり経済的となる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  分子中に少なくとも一つの次式[化1
    ]で示される構造を持つアミド化合物と、【化1】 次の一般式[化2]; 【化2】 (R1 〜R5 はそれぞれ独立に、水素、炭素数1〜
    20の脂肪族炭化水素基、炭素数4〜20の脂環式炭化
    水素基、または、芳香族炭化水素基、複素環式炭化水素
    基を表す)で示されるアリル型アルコールとを、パラジ
    ウム化合物と有機燐化合物を組合わせてなる触媒、また
    は白金化合物と有機燐化合物を組合わせてなる触媒の存
    在下、溶媒中において、もしくは溶媒なしに反応を行う
    ことを特徴とするアリル型アミドの製造法。
  2. 【請求項2】  パラジウム化合物が酢酸パラジウム又
    は塩化パラジウムから選ばれた少なくとも1つであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のアリル型アミドの製造
    法。
  3. 【請求項3】  有機燐化合物がPh2 P(CH2 
    )2 PPh2 、Ph2 P(CH2 )3 PPh
    2 、Ph2 P(CH2 )4 PPh2 (Phは
    フェニル基を表す)であることを特徴とする請求項1に
    記載のアリル型アミドの製造法。
  4. 【請求項4】  反応系内にアルカリを共存させること
    を特徴とする請求項1に記載のアリル型アミドの製造法
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