JPH04320926A - 熱式流量計 - Google Patents

熱式流量計

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JPH04320926A
JPH04320926A JP3115537A JP11553791A JPH04320926A JP H04320926 A JPH04320926 A JP H04320926A JP 3115537 A JP3115537 A JP 3115537A JP 11553791 A JP11553791 A JP 11553791A JP H04320926 A JPH04320926 A JP H04320926A
Authority
JP
Japan
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fluid
pipe
temperature
temperature detection
temp
Prior art date
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Pending
Application number
JP3115537A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Kuromaru
達郎 黒丸
Akira Nakamura
明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱式流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、気体や液体など一般の流体の流量
を計測するには、流体の体積による体積流量計が発達し
ている。しかし、実際上の要求からいえば、例えば化学
反応のプロセスコントロールなどでは、流体が何m3あ
るかよりも、何kgあるかがより直接的に必要な場合が
多い。この質量流量は体積流量でも代用できるが、流量
計の測定精度が1%以下まで向上している現在では、流
体の温度や圧力による影響が問題となり、そこで質量流
量計の必要性が生じてくる。この質量流量計の一例とし
て従来、流路内の被測定流体を加熱し、この加熱前後の
温度を計測し、前記加熱量が流体の質量及び流量に比例
することに基づき、その温度差と加熱量から、被測定流
体の質量流量を求める熱式流量計が知られている。この
熱式流量計においては、下記(1),(2)の計測方法
を採用している。 (1)加熱量を一定とし、前記温度差から、質量流量を
求める。 (2)前記温度差が一定となるように加熱量をコントロ
ールし、その加熱量から質量流量を求める。
【0003】前記熱式流量計は、図4に示すように、管
2の外周に加熱部(ヒータ)3を密着状態に設け、管2
の外周に、管2内を流通する流体の上流側に位置して温
度センサ(温度検出素子)4aを取り付け、管2内を流
通する流体の下流側に位置して温度センサ(温度検出素
子)4bを取り付け、さらに管2内の流体及び温度検出
素子4a,4bが外部温度に影響されずにヒータ3の熱
量を確実に管2内の流体に伝達するように、管2の一部
、ヒータ3及び温度検出素子4a,4bを覆うように断
熱材7を設け、ヒータ3に定電圧回路5を接続し、温度
検出素子4a,4bに演算回路6を接続した概略構成と
なっている。この熱式流量計においては、管2内を流通
する流体の下流側に位置する温度検出素子4bにより検
出された検出温度Tbと、管2内を流通する流体の上流
側に位置する温度検出素子4aにより検出された検出温
度Taとの温度差△T(Tb−Ta)と、管2内を流通
する流体の流量Qとの間に次のような関係がある。 △T=k(P/ρ・Q)  ただしρ:密度、P:熱量
、k:係数 従って、△Tを得ることにより、前記ρ・Q即ち質量流
量を求めることができる。そこで、前記熱式流量計を用
い、温度検出素子4a,4bから得られた出力信号を基
に演算回路6により演算を行い質量流量を算出している
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
熱式流量計においては、前記(1)の加熱量を一定とし
た場合、流量が変化したときの温度センサによる温度検
出号の応答は、加熱される流体の熱容量によって決り、
熱容量の大きな流体においては、応答性が悪くなるとい
う問題があった。また前記熱式流量計を使用した場合、
前記△TとQとは反比例する関係にあり、従って、この
加熱量を一定とした場合において、流量が0に近いとき
、流体の温度上昇が大きくなり、特に流体が液体の場合
には流体中に気泡が発生したり、流体が沸騰状態となる
おそれがあった。また、前記(2)の温度差を一定とし
た場合には、複雑な流体流通回路が必要となるという問
題があった。
【0005】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構造でありながら温度センサによる温度検出
信号の応答性を向上させることができ、かつ過度の温度
上昇を防止して安全性を向上させることができる熱式流
量計を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成させるために次のような構成としている。即ち、管内
を流通する流体を加熱し、互いに所定間隔離間して管の
近傍に設けられた温度センサにより前記加熱された流体
の温度差を検出し、該温度センサの検出信号に基づき前
記流体の流量を計測する熱式流量計において、前記管の
外周に断熱材を設け、該断熱材近傍で、かつ、温度セン
サの上流側及び下流側に位置させて強制放熱部を設けて
いる。
【0007】
【作用】前記構成によれば、温度センサの上流側及び下
流側に位置する強制放熱部が管を冷却し、管及び管内流
体の過度の温度上昇を防止し、これにより安全性を向上
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。図1は熱式流量計の概略構成を示した図であり
、図1中、12は肉厚の薄いステンレス等の金属または
フッ素樹脂等の樹脂からなる管である。管12の外周に
は加熱部(ヒータ)13が密着状態に設けられており、
このヒータ13に通電することにより管12内の流体を
効率良く加熱することができるようになされている。管
12の外周には、管12内を流通する流体の上流側に位
置して温度センサ(温度検出素子)14aが取り付けら
れ、管12内を流通する流体の下流側に位置して温度セ
ンサ(温度検出素子)14bが取り付けられている。温
度検出素子14aはヒータ13により熱影響を受けない
距離ヒータ13から離間した位置に取付けられており、
この温度検出素子14a部の管内流体温度を検出しこれ
を基準温度とするようになされている。また前記下流側
の温度検出素子14bは、この部のヒータ13によって
加熱された管内流体温度を検出するようになされている
。これら温度検出素子14a,14bには、温度検出素
子自体の応答性が高いものが好ましいため、小型のサー
ミスタ、薄膜の白金測温抵抗体または温度係数の大きい
金属細線(白金など)等が用いられている。ヒータ13
には定電圧回路15が接続され、温度検出素子14a,
14bには演算回路16が接続されている。
【0009】管12の外周には、管12内の流体及び温
度検出素子14a,14bが外部温度に影響されずにヒ
ータ13の熱量を確実に管12内の流体に伝達するよう
に、管12の一部、ヒータ13及び温度検出素子14a
,14bを覆うように断熱材17が設けられている。 また管12の外側には、管12内を流通する流体の上流
側の温度検出素子14aのさらに上流側に位置させられ
て強制放熱部(放熱フィンを有する放熱部材)18aが
設けられると共に、管12内を流通する流体の下流側の
温度検出素子14bのさらに下流側に位置させられて強
制放熱部(放熱フィンを有する放熱部材)18bが設け
られている。これら強制放熱部18a,18bは前記断
熱材17の長さ方向の両端面にそれぞれ密接して設けら
れている。また前記管12,断熱材17,強制放熱部1
8a,18bの外側には、放熱のためのフアン19が設
けられている。
【0010】そして、前記のように構成された熱式流量
計を使用する場合、定電圧回路15によりヒータ13に
一定の電力を供給すると、前記のように管12の一部及
びヒータ13が断熱材17により覆われているので、ヒ
ータ13は一定の熱量を管12内の流体に確実に伝達し
てこの流体を加熱することとなる。ここで流体に流れが
生じていれば、この流体の流量に応じてヒータ13から
流体に奪われる熱量の割合が変化し、これに伴い温度検
出素子14a,14bより出力される温度検出信号も変
化する。ここで、管12内を流通する流体の下流側に位
置する温度検出素子14bにより検出された検出温度T
bと、管12内を流通する流体の上流側に位置する温度
検出素子14aにより検出された検出温度Taとの温度
差△T(Tb−Ta)と、管12内を流通する流体の流
量Qとの間には次のような関係がある。 △T=k(P/ρ・Q)  ただしρ:密度、P:熱量
、k:係数 従って、△Tを得ることにより、前記ρ・Q即ち質量流
量を求めることができる。そこで、本実施例においては
、温度検出素子14a,14bから得られた出力信号を
基に演算回路16により演算を行い質量流量を算出する
【0011】ところで、本実施例においては、前述のよ
うに管12内の流体及び温度検出素子14a,14bが
外部温度に影響されずヒータ13の熱量が確実に管12
内の流体に伝達するように、管12の一部、ヒータ13
及び温度検出素子14a,14bを覆うように断熱材1
7を設けているので、この断熱材17の機能により、管
12内の流体にヒータ13の熱量を確実に伝達する反面
、ヒータ13の熱量が管12内にしか伝わらないおそれ
があり、このため断熱材17の領域が大きいと、前記温
度検出素子14a,14bによる温度検出の応答性が低
下するおそれがあり、さらに管12内に流体が流れてい
なかった場合や、管12内の流体の流量が少ない場合に
は、流量計の温度上昇が過度になってしまうおそれがあ
る。
【0012】そこで、本実施例においては、前述のよう
に上流側の温度検出素子14aの上流側に位置する強制
放熱部18aと、下流側の温度検出素子14bの下流側
に位置する強制放熱部18bとを、断熱材17の長さ方
向の両端面にそれぞれ密接して設けており、このため断
熱材17部で放熱が十分でなくても強制放熱部18a,
18bで管12を冷却することができ、管12内の流体
流量が0または0に近い場合であっても、管12または
管12内の流体が過度の加熱状態となるのを防止する。
【0013】本実施例によれば、上流側の温度検出素子
14aの上流側及び下流側温度検出素子14bの下流側
にそれぞれ強制放熱部18a,18bを設け、管12の
外側にフアン19を設けたので、管12を十分に冷却す
ることができ、これにより、温度検出素子14a,14
bによる温度検出信号の応答性を向上させると共に、管
12及び管12内の流体の過度の温度上昇を防止し、安
全性を高め、温度検出素子14a,14bの検出信号の
安定性が得られ、本流量計の上流側,下流側の配管や他
の装置への影響が少なくなり、また温度検出素子14a
,14b自体の温度がそれほど上昇しないため、故障の
発生率を低下させることができる。
【0014】なお、前記実施例においては、上流側の温
度検出素子14aの上流側及び下流側温度検出素子14
bの下流側に、単にフィンを有する強制放熱部18a,
18bを設けるものとしたが、この実施例においては、
前記実施例の強制放熱部18a,18bを、それぞれ熱
伝導度の高いアルミニウムからなるフィン付き部材21
と受け部材22との二部材から構成して強制放熱部23
としている。フィン付き部材21は、基板21aの一側
面に管12が嵌入する断面半円形の溝21bが形成され
、他端面に放熱効率をよくするために多数のフィン21
cが設けられたものである。受け部材22は、板22a
の一側面に管12が嵌入する断面半円形の溝22bが形
成されたものである。強制放熱部23は、管12の前記
実施例と同様な取付部位置において、図2に示すように
、管12の両側からフィン付き部材21と受け部材22
とにより管12を挟持し、これらフィン付き部材21と
受け部材22とをねじ24により締め付けることにより
管12に固定されている。なお、管12と、強制放熱部
23の溝21b及び溝22bとの間には、これらの熱的
密着性を向上させるために熱伝導度のよいグリス(図2
に斜線を施した部分)25を塗布している。また、強制
放熱部23の外側には冷却を目的として前記実施例同様
フアン26が設けられている。この実施例によれば、強
制放熱部23により、管12から外部へ強制的に放熱さ
せることができるので、図3に示した従来の温度検出素
子による温度検出信号の応答特性A線(破線)に対し本
実施例の温度検出素子による温度検出信号の応答性は、
同図に示す応答特性B線(実線)のように向上する。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、管の外周に設けられた
断熱材の近傍で、かつ、温度センサの上流側及び下流側
に位置させて強制放熱部を設けたので、管を十分に冷却
することができ、これにより、温度センサによる温度検
出信号の応答性を向上させると共に、管及び管内の流体
の過度の温度上昇を防止して安全性を高め、温度センサ
の検出信号の安定性が得られ、本流量計の上流側の配管
や他の装置への影響が少なくなり、また温度センサ自体
の温度がそれほど上昇しないため、故障の発生率を低下
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の概略側断面図で
ある。
【図2】本発明の他の実施例を示す要部の概略分解斜視
図である。
【図3】本発明の他の実施例による応答性特性図である
【図4】従来の熱式流量計の一例を示す概略側断面図で
ある。
【符号の説明】
12  管 13  加熱部 14a,14b  温度センサ(温度検出素子)17 
 断熱材 18a,18b  強制放熱部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  管内を流通する流体を加熱し、互いに
    所定間隔離間して管の近傍に設けられた温度センサによ
    り前記加熱された流体の温度差を検出し、該温度センサ
    の検出信号に基づき前記流体の流量を計測する熱式流量
    計において、前記管の外周に断熱材を設け、該断熱材近
    傍で、かつ、温度センサの上流側及び下流側に位置させ
    て強制放熱部を設けたことを特徴とする熱式流量計。
JP3115537A 1991-04-19 1991-04-19 熱式流量計 Pending JPH04320926A (ja)

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JP3115537A JPH04320926A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 熱式流量計

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991130