JPH0432080Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432080Y2 JPH0432080Y2 JP12342788U JP12342788U JPH0432080Y2 JP H0432080 Y2 JPH0432080 Y2 JP H0432080Y2 JP 12342788 U JP12342788 U JP 12342788U JP 12342788 U JP12342788 U JP 12342788U JP H0432080 Y2 JPH0432080 Y2 JP H0432080Y2
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- JP
- Japan
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- frame
- strip
- inner circumferential
- presser
- hem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、組織培養、臨床検査等に使用され
る分割型の多穴容器(以下、分割容器という)に
関するものである。
る分割型の多穴容器(以下、分割容器という)に
関するものである。
組織細胞や微生物の培養試験、抗原−抗体反応
を利用した酵素免疫測定法などの臨床検査等にお
いては、近年技術の飛躍的な進歩により微量の試
料で測定が可能になつたことから、多数の小さい
凹孔を設けた、マルチプレートあるいはマイクロ
テストプレート等の名で呼ばれている、プラスチ
ツク製の多穴容器が多用されている。
を利用した酵素免疫測定法などの臨床検査等にお
いては、近年技術の飛躍的な進歩により微量の試
料で測定が可能になつたことから、多数の小さい
凹孔を設けた、マルチプレートあるいはマイクロ
テストプレート等の名で呼ばれている、プラスチ
ツク製の多穴容器が多用されている。
一例として、96個の凹孔(タテ8個×ヨコ12
個)を一体に形成した多穴容器を第3図に示し
た。凹孔12の底面の形状はU字型、V字型また
は平底型をなし、また。凹孔の数は6個(2×
3)、12個(3×4)、24個(4×6)、48個(6
×8)、96個(8×12)など各種のものが用意さ
れている。多穴容器111個の大きさは、ほぼ同
程度に作られているのでそれぞれ凹孔12の容量
が異なり、検体の量や目的に応じて使い分けられ
ている。
個)を一体に形成した多穴容器を第3図に示し
た。凹孔12の底面の形状はU字型、V字型また
は平底型をなし、また。凹孔の数は6個(2×
3)、12個(3×4)、24個(4×6)、48個(6
×8)、96個(8×12)など各種のものが用意さ
れている。多穴容器111個の大きさは、ほぼ同
程度に作られているのでそれぞれ凹孔12の容量
が異なり、検体の量や目的に応じて使い分けられ
ている。
しかし一方では、検体数が少ない場合でも多穴
容器1個を使用(消費)するため、使用されない
凹孔が無駄になるケースも多い。このような問題
を解消するため、最近では第4図に示したよう
に、例えば、8個の凹孔15、1列分(8穴)、
または2列分(16穴)に分割してそれぞれ一体に
形成したストリツプウエル16や17とそれらを
組込むための枠14を別々に用意し、ストリツプ
ウエルの12個または6個を枠13にセツトして96
穴の多穴容器を完成させる分割容器が使用されつ
つある。分割容器を使用する場合、必ずしも96穴
を完備している必要はなく、検体数に応じて必要
数だけのストリツプウエルを使用すれば良いの
で、無駄を抑えることが出来る利点がある。
容器1個を使用(消費)するため、使用されない
凹孔が無駄になるケースも多い。このような問題
を解消するため、最近では第4図に示したよう
に、例えば、8個の凹孔15、1列分(8穴)、
または2列分(16穴)に分割してそれぞれ一体に
形成したストリツプウエル16や17とそれらを
組込むための枠14を別々に用意し、ストリツプ
ウエルの12個または6個を枠13にセツトして96
穴の多穴容器を完成させる分割容器が使用されつ
つある。分割容器を使用する場合、必ずしも96穴
を完備している必要はなく、検体数に応じて必要
数だけのストリツプウエルを使用すれば良いの
で、無駄を抑えることが出来る利点がある。
このストリツプウエルの両端部は、枠13の内
周の嵌合部14に嵌合しロツクできる構造に作ら
れているが、その一方では取扱い上の便から容易
に取りはずし出来ることが必要とされるため、ロ
ツクは極く弱いものとなつている。さらには、凹
孔15に液体試料が入つた状態でストリツプウエ
ル16や17を取りはずして他の測定機器に移す
使い方では、ロツクをはずす際に液体試料がこぼ
れる恐れがあるため、ストリツプウエルがロツク
されていない方が好ましい。しかし使用上は、例
えば、検体の反応後に洗浄液を排出するために多
穴容器全体を逆さまにして水切りする際などに、
ストリツプウエルが脱落する問題が生じることに
なるため、何らかの改善策が求められていた。
周の嵌合部14に嵌合しロツクできる構造に作ら
れているが、その一方では取扱い上の便から容易
に取りはずし出来ることが必要とされるため、ロ
ツクは極く弱いものとなつている。さらには、凹
孔15に液体試料が入つた状態でストリツプウエ
ル16や17を取りはずして他の測定機器に移す
使い方では、ロツクをはずす際に液体試料がこぼ
れる恐れがあるため、ストリツプウエルがロツク
されていない方が好ましい。しかし使用上は、例
えば、検体の反応後に洗浄液を排出するために多
穴容器全体を逆さまにして水切りする際などに、
ストリツプウエルが脱落する問題が生じることに
なるため、何らかの改善策が求められていた。
本考案は、分割容器のこのような問題点を解消
することを目的としたもので、多穴容器本来の機
能に支障をきたすことなく、取扱いが容易でスト
リツプウエルの脱落を防止することのできる分割
容器を提供しようとするものである。
することを目的としたもので、多穴容器本来の機
能に支障をきたすことなく、取扱いが容易でスト
リツプウエルの脱落を防止することのできる分割
容器を提供しようとするものである。
即ち本考案は、複数個の凹孔を1列もしくは2
列に配して一体に形成したストリツプウエル、該
ストリツプウエルの複数個を嵌合させ一体に組み
付けるための内周スペースを有し、外周の裾部に
1個もしくは複数個の凹みを有する枠、および該
枠の上に被せたときその内周面が枠の外周にフイ
ツトし、前記内周スペースに対応する窓を有する
と共に、内周の裾部には前記枠の外周裾部の凹み
に対応する位置に突起を有していて、枠に組み
付けられた前記ストリツプウエルの両端部を押え
て固定し、脱落を防止する押え枠より成ることを
特徴とする分割容器である。
列に配して一体に形成したストリツプウエル、該
ストリツプウエルの複数個を嵌合させ一体に組み
付けるための内周スペースを有し、外周の裾部に
1個もしくは複数個の凹みを有する枠、および該
枠の上に被せたときその内周面が枠の外周にフイ
ツトし、前記内周スペースに対応する窓を有する
と共に、内周の裾部には前記枠の外周裾部の凹み
に対応する位置に突起を有していて、枠に組み
付けられた前記ストリツプウエルの両端部を押え
て固定し、脱落を防止する押え枠より成ることを
特徴とする分割容器である。
以下、図面により本考案の一実施例となる分割
容器について詳細に説明する。
容器について詳細に説明する。
本考案において用いられる、複数個の凹孔を一
体に形成したストリツプウエルと、それを一体に
組み付けるための枠の基本的な構造は、第4図に
示したような従来のものでよく、その細部につい
ては特に限定されるものではない。
体に形成したストリツプウエルと、それを一体に
組み付けるための枠の基本的な構造は、第4図に
示したような従来のものでよく、その細部につい
ては特に限定されるものではない。
本考案における枠1は、第1図に示したように
外周の裾部に1個もしくは複数個の凹み2を有し
ている。一方、枠1の上にすつぽり被さり枠の外
周にフイツトする寸法、形状に作られた押え枠3
は、枠1のストリツプウエルが収まるべき内周ス
ペースに対応する部位には大きな窓5が設けら
れ、さらに、内周の裾部には枠1の外周裾部の凹
み2に対応する位置に突起4が設けられてい
る。使用時には、第1図aに示したように、枠1
の内周スペースにストリツプウエル16もしくは
17を組み付けてセツトし、押え枠3を被せて軽
く押えることにより、凹み2に突起4が嵌合す
る。このときストリツプウエルの両端部は枠1の
上に載つており、押え枠3は枠1に嵌着されると
共に、ストリツプウエルの両端部を押えて、枠1
からストリツプウエルが脱落するのを防ぐ。
外周の裾部に1個もしくは複数個の凹み2を有し
ている。一方、枠1の上にすつぽり被さり枠の外
周にフイツトする寸法、形状に作られた押え枠3
は、枠1のストリツプウエルが収まるべき内周ス
ペースに対応する部位には大きな窓5が設けら
れ、さらに、内周の裾部には枠1の外周裾部の凹
み2に対応する位置に突起4が設けられてい
る。使用時には、第1図aに示したように、枠1
の内周スペースにストリツプウエル16もしくは
17を組み付けてセツトし、押え枠3を被せて軽
く押えることにより、凹み2に突起4が嵌合す
る。このときストリツプウエルの両端部は枠1の
上に載つており、押え枠3は枠1に嵌着されると
共に、ストリツプウエルの両端部を押えて、枠1
からストリツプウエルが脱落するのを防ぐ。
本考案で使用される枠1の材質は特に限定され
るものではなく、ポリスチレン、メタアクリル樹
脂等通常使用されるもので良い。一方、押え枠3
は、枠1に嵌着し、あるいは枠1から取りはずす
際に、両側部が外側に向つて広がるように若干変
形するので、適度の柔軟性を持つた弾性体である
ことが望ましく、そのような材質としては、ポリ
スチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリア
ミド等のプラスチツクや、硬質の加硫ゴムが好適
に使用出来る。
るものではなく、ポリスチレン、メタアクリル樹
脂等通常使用されるもので良い。一方、押え枠3
は、枠1に嵌着し、あるいは枠1から取りはずす
際に、両側部が外側に向つて広がるように若干変
形するので、適度の柔軟性を持つた弾性体である
ことが望ましく、そのような材質としては、ポリ
スチレン、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリア
ミド等のプラスチツクや、硬質の加硫ゴムが好適
に使用出来る。
第2図は本考案の他の実施例を示した図で、押
え枠3の一方の端で第2図bのように側壁をとり
除き、代つて両側壁端部の内側で相対向する位置
にそれぞれ突起6を設けている。枠1の方には
両側壁端部で2つの突起6をに対応する位置に
それぞれ穴7をあけ、穴7に突起6を嵌合させ
ることによつて、枠1に押え枠3を嵌着させるも
ので、押え枠3は2つの突起6を回転軸として
開閉することが出来る。この例では凹み2および
突起4はそれぞれ1個づつで良く、十分目的を
達することが出来る。
え枠3の一方の端で第2図bのように側壁をとり
除き、代つて両側壁端部の内側で相対向する位置
にそれぞれ突起6を設けている。枠1の方には
両側壁端部で2つの突起6をに対応する位置に
それぞれ穴7をあけ、穴7に突起6を嵌合させ
ることによつて、枠1に押え枠3を嵌着させるも
ので、押え枠3は2つの突起6を回転軸として
開閉することが出来る。この例では凹み2および
突起4はそれぞれ1個づつで良く、十分目的を
達することが出来る。
本考案の分割容器は、凹孔を一体に形成したス
トリツプウエルの着脱が容易で、且つ押え枠を嵌
着することによつて多穴容器の洗浄作業中におけ
るストリツプウエルの脱落を確実に防止すること
が出来るので、組織培養や臨床検査の作業を安定
して進めることが出来、極めて有用である。
トリツプウエルの着脱が容易で、且つ押え枠を嵌
着することによつて多穴容器の洗浄作業中におけ
るストリツプウエルの脱落を確実に防止すること
が出来るので、組織培養や臨床検査の作業を安定
して進めることが出来、極めて有用である。
第1図は本考案の一実施例となる分割容器を説
明するための図で、aは枠にストリツプウエルを
組み付けその上に押え枠を嵌着した状態を示す断
面図で、bは押え枠の斜視図である。第2図は本
考案の他の実施例を示す図で、aは枠に押え枠を
嵌着した状態を示す断面図で、bは押え枠の斜視
図である。第3図は、従来の多穴容器を示す図
で、aは斜視図、bは断面図である。また、第4
図は分割容器を示す図で、aは枠の斜視図、bお
よびcはストリツプウエルの斜視図である。
明するための図で、aは枠にストリツプウエルを
組み付けその上に押え枠を嵌着した状態を示す断
面図で、bは押え枠の斜視図である。第2図は本
考案の他の実施例を示す図で、aは枠に押え枠を
嵌着した状態を示す断面図で、bは押え枠の斜視
図である。第3図は、従来の多穴容器を示す図
で、aは斜視図、bは断面図である。また、第4
図は分割容器を示す図で、aは枠の斜視図、bお
よびcはストリツプウエルの斜視図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数個の凹孔を1列もしくは2列に配して一
体に形成したストリツプウエル、該ストリツプ
ウエルの複数個を嵌合させ一体に組み付けるた
めの内周スペースを有し、外周の裾部に1個も
しくは複数個の凹みを有する枠、および該枠の
上に被せたときその内周面が枠の外周にフイツ
トし、前記内周スペースに対応する窓を有する
と共に、内周の裾部には前記枠の外周裾部の凹
みに対応する位置に突起を有していて、枠に
組み付けられた前記ストリツプウエルの両端部
を押えて固定し脱落を防止する押え枠より成る
ことを特徴とする分割容器。 (2) 前記押え枠の両側壁端部の内側であつて相対
向する位置にそれぞれ突起を設けると共に、
前記枠の両側壁端部であつて突起に対応する
位置に穴を設け、枠に押え枠を嵌着させたこと
を特徴とする、請求項(1)記載の分割容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12342788U JPH0432080Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12342788U JPH0432080Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0246599U JPH0246599U (ja) | 1990-03-30 |
JPH0432080Y2 true JPH0432080Y2 (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=31372270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12342788U Expired JPH0432080Y2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0432080Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005121745A1 (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | 生化学用容器 |
JP2015219114A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 株式会社イントロテック | 透過性試験装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734375Y2 (ja) * | 1990-09-11 | 1995-08-02 | 株式会社シノテスト | 被検体物質の反応測定検出器具 |
US20130029343A1 (en) * | 2010-02-22 | 2013-01-31 | 4Titude Ltd. | Multiwell strips |
-
1988
- 1988-09-22 JP JP12342788U patent/JPH0432080Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005121745A1 (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Nippon Sheet Glass Company, Limited | 生化学用容器 |
JP2015219114A (ja) * | 2014-05-19 | 2015-12-07 | 株式会社イントロテック | 透過性試験装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0246599U (ja) | 1990-03-30 |
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