JP2003215121A - 採尿用容器 - Google Patents
採尿用容器Info
- Publication number
- JP2003215121A JP2003215121A JP2002011939A JP2002011939A JP2003215121A JP 2003215121 A JP2003215121 A JP 2003215121A JP 2002011939 A JP2002011939 A JP 2002011939A JP 2002011939 A JP2002011939 A JP 2002011939A JP 2003215121 A JP2003215121 A JP 2003215121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urine
- cylinder
- collecting
- tube
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/50—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
- B01L3/508—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above
- B01L3/5082—Test tubes per se
- B01L3/50825—Closing or opening means, corks, bungs
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B10/00—Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
- A61B10/0045—Devices for taking samples of body liquids
- A61B10/007—Devices for taking samples of body liquids for taking urine samples
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L2300/00—Additional constructional details
- B01L2300/04—Closures and closing means
- B01L2300/046—Function or devices integrated in the closure
Abstract
た細長い筒状の収容筒2を備えている。一端が閉塞端に
形成され、他端が収容筒2の開口端部の取り付け及び取
り外しが自在な開口端に形成されると共に、側面に採尿
口33が形成された細長い筒状の採尿筒3を備えてい
る。一端が閉塞され、他端が開口された細長い筒状に形
成されると共に、採尿筒3の挿入及び抜き取りが自在に
成るように採尿筒3より僅かに大径に形成され、採尿口
33を閉塞するためのカバー筒を備えている。採尿筒3
の採尿口33から閉塞端までは、所定の採尿量を収容し
て計量するための計量部31に形成されている。収容筒
2の開口端を閉鎖するキャップを備えている。採尿筒3
の外周面に形成された突起38と、採尿筒3のカバー筒
に対する挿入時に突起38が嵌り込む凹部とを備え、採
尿筒3とカバー筒とが同時に収容筒2より取り外れる。
Description
ー等で実施されている尿検査のために使用される採尿用
容器に関するものである。
ては、数多くの尿検査が実施されている。
従来、国際公開WO95/09362号公報に開示され
ているように、採尿口が形成された筒状の容器本体と、
該容器本体の開口端部に着脱自在なキャップと、上記容
器本体の挿入及び抜き取りが自在に成るように形成され
たカバー筒とより構成されているものがある。
/09362号公報に開示されているように、筒状の容
器本体と、該容器本体の開口端部に対して着脱自在に形
成されると共に、採尿口が形成されたキャップと、上記
容器本体の挿入及び抜き取りが自在に成るように形成さ
れたカバー筒とより構成されているものがある。
容器本体の開口端にキャップを取付けると共に、被検査
者は、容器本体を下方に向けてキャップを把持する。そ
して、採尿口に尿を掛けることにより、該尿が採尿口よ
り容器本体内に採取される。採尿後、容器本体の閉塞端
側を下方に向けたままカバー筒に容器本体を挿入し、こ
のカバー筒が採尿口を閉鎖する。
は、カバー筒によって採尿口を閉鎖した状態において、
容器立て等に挿入して検査室等に搬送される。しかしな
がら、従来の採尿用容器では、検査室における尿検査が
極めて煩雑であるという問題があった。
の1つには、容器本体をカバー筒に挿入したままキャッ
プを取り外し、容器本体の開口端から試薬等を入れて行
う方法がある。その他、上記容器本体にキャップを取り
付けたままカバー筒を抜き取り、容器本体の採尿口など
から試薬等を入れて尿検査を行う方法がある。
手段が構成されていないので、キャップの採尿口まで採
尿することとなり、余剰の採尿処理が難しいという問題
があった。つまり、検査装置には、容器本体のみを設置
することとなるが、この容器本体以上に採尿されている
場合が有り、検査装置への容器本体の設置に手間を要す
るという問題があった。
入する際、採尿量が多いと、容器本体の尿がカバー筒の
開口縁からカバー筒の外側に垂れる場合がある。したが
って、手などを汚す可能性があった。
で、検査に必要な採尿を確実に行えるようにすることを
目的とするものである。
塞され、他端が開口端に形成されて尿を収容するための
細長い筒状の収容筒と、一端が閉塞端に形成され、他端
が上記収容筒の開口端部の取り付け及び取り外しが自在
な開口端に形成されると共に、側面に採尿口が形成され
て採尿するための細長い筒状の採尿筒と、一端が閉塞さ
れ、他端が開口された細長い筒状に形成されると共に、
上記採尿筒の挿入及び抜き取りが自在に成るように該採
尿筒より僅かに大径に形成され、上記採尿口を覆うため
のカバー筒とを備えている。そして、上記採尿筒の採尿
口から閉塞端までは、所定の採尿量を収容して計量する
ための計量部に形成されている。
て、収容筒と採尿筒とを分離した状態で、該収容筒の開
口端を閉鎖するキャップを備えた構成としている。
において、上記採尿筒とカバー筒とを着脱自在に結合す
る結合手段が設けられた構成としている。
て、上記結合手段が、採尿筒の外周面に形成された突起
と、上記カバー筒の内周面に形成され、採尿筒のカバー
筒に対する挿入時に上記突起が嵌り込む凹部とを備えた
構成としている。
て、上記収容筒に採尿量を示す採尿目盛りが付された構
成としている。
いて、採尿筒に収容筒の開口端部を取り付け、採尿状態
に組み立てる。
は、採尿筒を下方に向けて収容筒を把持する。そして、
該被検査者は、採尿口に尿を掛けることにより、該尿が
採尿口より採尿筒に流入し、計量部に溜まり、尿の採取
が終了する。この採尿時において、所定量、例えば、1
0ml(ミリリットル)の尿が計量部に注入されると、採
尿口より採尿筒の外に漏れるので、尿検査に必要な量が
確実に採取され、余剰の尿が採取されることがない。
検査室等に搬送する。その際の搬送状態は、2つの形態
がある。
ままカバー筒に挿入する。この結果、汚れ部分である採
尿筒が覆われる。その際、例えば、上記カバー筒に採尿
筒を挿入すると、採尿口がカバー筒によって閉鎖される
と共に、挿入完了時に採尿筒の突起とカバー筒の凹部と
が嵌り込む。
収容筒を下側に向けて容器立て等に挿入して検査室等に
搬送される。その際、上記採尿筒を上下を逆にすると、
計量部の採尿が収容筒に流れ、該尿が収容筒に収納され
る。
筒及びカバー筒より外す。その際、カバー筒を収容筒よ
り引っ張ると、採尿筒にカバー筒が結合手段によって結
合したまま同時に収容筒より外れる。具体的に、突起と
凹部とが嵌り込み、採尿筒及びカバー筒が同時に収容筒
より外れ、上記尿が収容された収容筒のみを検査装置に
セットすることになる。
にキャップを取り搬送する形態である。その際において
も、採尿が終了すると、上記採尿筒を下方に向けたまま
カバー筒に挿入する。このカバー筒に採尿筒を挿入する
と、採尿口がカバー筒によって閉鎖されると共に、突起
と凹部とが係合する。
計量部の採尿が収容筒に流れ、該尿が収容筒に収納され
る。この状態において、カバー筒を収容筒より引っ張る
と、採尿筒にカバー筒が結合したまま同時に収容筒より
外れる。そして、上記尿が収容された収容筒のみとし、
この収容筒の開口端にキャップを取り付けて密封し、容
器立て等に立てて検査室等に搬送される。この検査室等
では、キャップを収容筒より外し、該収容筒を検査装置
にセットすることになる。
計量部を形成するようにしたために、検査に必要な量の
尿採取を確実に行うことができる。この結果、検査室等
において、余剰の尿の処理を行うことないので、検査を
衛生的に且つ迅速に行うことができる。
したために、被検査者は採尿の際、採尿口に尿を掛ける
のみでもって尿を採取することができる。この結果、尿
が手等に掛かることなく尿を採取することができるの
で、極めて衛生的に採尿することができる。
いので、採取した尿を遠心分離して検査する際、スピッ
ツに移し替える必要がない。この結果、収容筒をそのま
ま検査装置に適用することができることから、検査の迅
速化を図ることができる。
ようにすると、汚れ部分に触れることなく、カバー筒と
採尿筒とを同時に収容筒より取り外すことができるの
で、極めて衛生的に採尿を行うことができる。
うにすると、採尿量を正確に識別することができるの
で、検査時の検査記録等を容易に作成することができ
る。
面に基づいて詳細に説明する。
ており、図1〜図3に示すように、採尿用容器1は、病
院等で行われる尿検査の際に尿を採取するための容器で
ある。
る収容筒2と、採尿を行うと共に計量を行う採尿筒3
と、上記採尿筒3に着脱自在に取り付けられるカバー筒
4とより構成されている。
閉塞され、他端が開口された細長い円筒体に形成されて
いる。該収容筒2は、合成樹脂などの透明材料より形成
されている。尚、上記収容筒2の材料は、透明材料に限
られず、有色半透明材料など各種の材料であってもよい
ことは勿論である。
本体部21と、図4の右側のほぼ半部の先細部22とよ
りなり、尿検査装置にセット可能な外径及び長さのスピ
ッツに構成されている。
に向かって僅かに細くなるテーパ状に形成され、開口端
部の外周面には、採尿筒3を固定するためのネジ23が
形成されている。上記収容筒2の先細部22は、本体部
21に連続し、閉塞端に向かって細くなるテーパ状に形
成されている。上記収容筒2の先細部22は、本体部2
1のテーパ角度より大きく形成されている。
第1の標線2aと第2の標線2aと形成されている。上記
第1の標線2a及び第2の標線2aは、採取した尿を遠
心分離して上澄を捨て、尿沈渣試験用のサンプル(15
μl;マイクロリットル)を採取するための残尿量を表
示するものであって、それぞれ0.1ml及び0.2m
lの収納量を表示するように設定されている。
り2bが付されている。該採尿目盛り2bは、収容筒2
の長手方向に付され、採尿量が識別できるように構成さ
れている。
一端が閉塞され、他端が開口された細長い円筒体に形成
されている。該採尿筒3は、合成樹脂などの半透明材料
より形成されている。尚、上記採尿筒3の材料は、半透
明材料に限られず、無着色合成樹脂など各種の材料であ
ってもよいことは勿論である。
計量部31と、図5の右側のほぼ半部の採尿部32とよ
り形成されている。上記計量部31は、一端が閉塞さ
れ、尿検査に必要な尿を計量するように構成されてい
る。例えば、上記採尿筒3の計量部31は、10ml(ミ
リリットル)の収容容積に構成され、この容量の場合、
上記計量部31は、例えば、内径が13.8mmの円筒体
に形成され、長さが69.00mmに形成されている。
尚、この計量部31の収容容積は、15ml(ミリリット
ル)や20ml(ミリリットル)であってもよく、要する
に、上記計量部31の収容容積は、検査等の要望に対応
して10ml(ミリリットル)以上であってもよく、逆に
10ml(ミリリットル)未満であってもよい。
部31に連続し、他端が開口された円筒体に形成されて
いる。そして、上記採尿部32は、採尿口33と補助口
34とが形成されている。該採尿口33は、尿の採取時
に該尿が注入される開口であって、採尿筒3の外周面か
ら内周面に貫通して形成されている。上記採尿口33
は、採尿筒3の円周方向の過半部を切り欠いて形成さ
れ、例えば、軸方向長さが30.00mmに形成されてい
る。
一端は、採尿筒3の径方向に一致する直交面33aに形
成され、他端は、開口端に向かって傾斜する傾斜面33
bに形成されている。そして、上記採尿口33の直交面
33aから採尿筒3の閉塞端までが上記計量部31に形
成されている。
採尿筒3の外周面から内周面に貫通して形成されてい
る。上記補助口34は、2つ軸方向に直列に形成されて
いる。尚、上記補助口34の個数は、1つであってよ
く、逆に3つ以上であってもよい。また、上記補助口3
4を形成した理由は、採尿時の空気抜き作用を行うよう
にして採尿の容易化を図るようにすると共に、成形時の
変形を防止するようにするためである。
容筒2の取付部35が形成されている。該取付部35
は、採尿部32の外径より大径に形成され、上記収容筒
2の開口端部が挿入及び抜取り自在に形成されている。
ネジ23にネジ込まれるネジ36が形成されている。そ
して、上記収容筒2のネジ23と採尿筒6のネジ36と
によって収容筒2と採尿筒6とが取り付け及び取り外し
自在に構成されている。上記収容筒2のネジ23と採尿
筒6のネジ36とは、例えば、収容筒2と採尿筒6とを
相対的に1回転又は1/2回転若しくは3/4回転で取
り付け及び取り外しが行われるように構成されている。
起37と第2突起38とが形成されている。該第1突起
37は、カバー筒4の端部に尿が逆流しないように液止
めするためと、カバー筒4を固定するための突起で、帯
状に採尿筒3の全周に亘って形成されている。また、上
記第2突起38は、カバー筒4の外部に尿が漏洩しない
ように液止めするためと、カバー筒4を固定するための
突起で、帯状に採尿筒3の全周に亘って形成されてい
る。上記第1突起37は、採尿口33の近傍における計
量部31の外周面に形成され、第2突起38は、取付部
35の外周面に形成されている。
端が閉塞され、他端が開口された細長い円筒体に形成さ
れている。該カバー筒4は、合成樹脂などの着色材料よ
り形成されている。尚、上記採尿筒3の材料は、着色材
料に限られず、各種の材料であってもよいことは勿論で
ある。
き取りが自在になるように該採尿筒3より僅かに大径に
形成されている。
採尿筒3の全体が挿入される長さに形成されたカバー本
体41と、該カバー本体41の開口端部に形成された大
径部42とより構成されている。該大径部42の内周面
には、上記採尿筒3の第2突起38が嵌り込む凹部43
が形成されている。
起37が摺動接触する内径に形成され、採尿筒3の採尿
口33から流れ出た尿がカバー筒4の閉塞端側に逆流し
ないように構成されている。上記カバー筒4の凹部43
は、帯状に全周に形成され、採尿筒3をカバー筒4に挿
入した際、収容筒2の第2突起38が嵌り込むように形
成されている。
突起38とが結合手段1aを構成し、収容筒2を採尿筒
3及びカバー筒4より外す際、カバー筒4を収容筒2よ
り引っ張ると、採尿筒3にカバー筒4が結合したまま同
時に収容筒2より外れるように構成されている。
の第2突起38とは、カバー筒4の外部に尿が漏洩しな
いように液止めするシール機構を構成している。
ャップ5を備えている。該キャップ5は、図9に示すよ
うに、断面逆U字状に形成された本体51を備えてい
る。そして、上記キャップ5における筒部の内周面に
は、収容筒2のネジ23にネジ込まれるネジ52が形成
されている。上記キャップ51は、収容筒2の開口端部
が挿入され、ネジ23とネジ52とネジ合わせて収容筒
2を完全閉鎖するように形成されている。
た採尿用容器11の使用方法について説明する。
に、採尿筒3の取付部35に収容筒2の開口端部を挿入
して採尿筒3のネジ36と収容筒2のネジ23とネジ合
わせて該採尿筒3と収容筒2とを取り付け、採尿状態に
組み立てる。
は、採尿筒3を下方に向けて収容筒2を把持する。そし
て、該被検査者は、採尿口33に尿を掛けることによ
り、該尿が採尿口33より採尿筒3に流入し、計量部3
1に溜まり、尿の採取が終了する。この採尿時におい
て、所定量(例えば、10ml)の尿が計量部31に注入
されると、採尿口33より採尿筒3の外に漏れるので、
尿検査に必要な量が確実に採取され、余剰の尿が採取さ
れることがない。
を検査室等に搬送する。その際の搬送状態は、2つの形
態がある。
尿筒3を下方に向けたままカバー筒4に挿入する。この
結果、汚れ部分である採尿筒3が覆われる。その際、上
記カバー筒4に採尿筒3を挿入すると、採尿口33がカ
バー筒4によって閉鎖されると共に、挿入完了時に第2
突起38とカバー筒4の凹部43とが嵌り込む。この第
2突起38と凹部43との係合によって採尿の漏れが防
止される。また、上記カバー本体41と採尿筒3の第1
突起37とが接触しているので、採尿筒3の採尿口33
から流れ出た尿がカバー筒4の閉塞端側に逆流すること
はない。よって、上記カバー筒4に残存する尿が生じな
いので、検査時の採尿不足が防止される。
し、収容筒2を下側に向けて容器立て等に挿入して検査
室等に搬送される。その際、上記採尿筒3を上下を逆に
すると、計量部31の採尿が収容筒2に流れ、該尿が収
容筒2に収納される。
の第2突起38とカバー筒4の凹部43とが係合してい
るので、カバー筒4を収容筒2に対して回転すると、ネ
ジ23,36が外れる。このネジ23,36が外れた状
態において、収容筒2が採尿筒3とカバー筒4とより外
れる。
り外す際、カバー筒4を収容筒2より引っ張ると、採尿
筒3にカバー筒4が結合手段1aによって結合したまま
同時に収容筒2より外れる。この結果、上記尿が収容さ
れた収容筒2のみを検査装置にセットすることになる。
示すように、収容筒2にキャップ5を取り付けて搬送す
る形態である。その際においても、採尿が終了すると、
上記採尿筒3を下方に向けたままカバー筒4に挿入す
る。このカバー筒4に採尿筒3を挿入すると、採尿口3
3がカバー筒4によって閉鎖されると共に、第2突起3
8と凹部43とが係合する。
と、計量部31の採尿が収容筒2に流れ、該尿が収容筒
2に収納される。この状態において、採尿筒3と収容筒
2のネジ36,23を外し、カバー筒4を収容筒2より
引っ張ると、採尿筒3及びカバー筒4が同時に収容筒2
より外れる。この結果、上記尿が収容された収容筒2の
みとなり、この収容筒2の開口端にキャップ5をネジ込
んで密封し、容器立て等に立てて検査室等に搬送され
る。この検査室等では、キャップ5を収容筒2より外
し、該収容筒2を検査装置にセットすることになる。
施形態によれば、採尿筒3に計量部31を形成するよう
にしたために、検査に必要な量の尿採取を確実に行うこ
とができる。この結果、検査室等において、余剰の尿の
処理を行うことないので、検査を衛生的に且つ迅速に行
うことができる。
するようにしたので、汚れ部分に触れることなく、採尿
筒3とカバー筒4とを同時に収容筒2より取り外すこと
ができるので、極めて衛生的に採尿を行うことができ
る。
うにしたために、被検査者は採尿の際、採尿口33に尿
を掛けるのみでもって尿を採取することができる。この
結果、尿が手等に掛かることなく尿を採取することがで
きるので、極めて衛生的に採尿することができる。
ないので、採取した尿を遠心分離して検査する際、スピ
ッツに移し替える必要がない。この結果、収容筒2をそ
のまま検査装置に適用することができることから、検査
の迅速化を図ることができる。
付されていることから、採尿量を正確に識別することが
できるので、検査時の検査記録等を容易に作成すること
ができる。
面に基づいて詳細に説明する。
に、実施形態1のカバー筒4が採尿筒3の全体を覆うよ
うにしたのに代えて、カバー筒4が採尿口33のみを閉
鎖するように形成したものである。
体のタンク状に形成されている。そして、上記計量部3
1の上面には、採尿部32が連続形成されている。該採
尿部32は、テーパ部3aと真円部3bとより形成され
ている。該テーパ部3aは、図10において下方に向か
って大径となるテーパ状に形成され、大径端が上記計量
部31に連続し、小径端に真円部3bが連続形成されて
いる。上記テーパ部3aには、採尿口33が形成され、
該採尿口33は、下端面が傾斜面33bに形成され、上
端面が直交面33aに形成されている。
部35が形成され、収容筒2が取り付けられるように形
成されている。
部32に対応してテーパ部4aと真円部4bとより形成
されている。上記カバー筒4のテーパ部4aは、図10
において、下方に向かって大径となるテーパ状に形成さ
れ、小径端に真円部4bが連続形成されている。上記カ
バー筒4の真円部4bは、収容筒2に挿入されており、
該収納筒及び採尿部32の真円部3bを摺接して移動す
るように形成されている。
採尿筒3にスライドさせると、採尿筒3のテーパ部3a
に嵌り込み採尿口33を閉鎖するように形成されてい
る。
大径のフランジ部54とを備えている。上記挿入部53
は、収容筒2の開口端部に挿入されて該収容筒2を閉鎖
するように形成されている。
すように、採尿筒3の取付部35に収容筒2の開口端部
を挿入して該採尿筒3と収容筒2とを取り付け、採尿状
態に組み立てる。
は、収容筒2の外側に位置しており、採尿口33が開口
した状態となっている。そして、被検査者は、採尿筒3
を下方に向けて収容筒2を把持する。被検査者は、採尿
口33に尿を掛けることにより、該尿が採尿口33より
採尿筒3に流入し、計量部31に溜まり、尿の採取が終
了する。この採尿時において、所定量(10ml)の尿が
計量部31に注入されると、採尿口33より採尿筒3の
外に漏れるので、尿検査に必要な量が確実に採取され、
余剰の尿が採取されることがない。
カバー筒4を押し下げ、カバー筒4のテーパ部4aを採
尿筒3のテーパ部3aに嵌め込むと、採尿口33がカバ
ー等で閉鎖されることになる。続いて、上記カバー筒4
を把持して上記採尿用容器1の上下を逆にすると、計量
部31の採尿が収容筒2に流れ、該尿が収容筒2に収納
される。
挿入して検査室等に搬送してもよい。また、図11に示
すように、収容筒2から採尿筒3及びカバー筒4を抜き
取り、キャップ5によって収容筒2の開口端を閉鎖し、
容器立て等に挿入して検査室等に搬送してもよい。その
他の構成、作用及び効果は、実施形態1と同様である。
面に基づいて詳細に説明する。
に、実施形態2の計量部31が矩形体のタンク状にした
のに代えて、楕円状の筒体に形成したものである。
部32のテーパ部3aに連続し、図13において、下方
に向かって大径となるテーパ状に形成され、大径端が閉
鎖されている。そして、上記計量部31の上端である小
径端に採尿部32のテーパ部3aの大径端が連続してい
る。
すように、採尿筒3の取付部35に収容筒2の開口端部
を挿入して該採尿筒3と収容筒2とを取り付け、採尿状
態に組み立てる。
は、収容筒2の外側に位置しており、採尿口33が開口
した状態となっている。そして、被検査者は、採尿筒3
を下方に向けて収容筒2を把持する。被検査者は、採尿
口33に尿を掛けることにより、該尿が採尿口33より
採尿筒3に流入し、計量部31に溜まり、尿の採取が終
了する。この採尿時において、所定量(10ml)の尿が
計量部31に注入されると、採尿口33より採尿筒3の
外に漏れるので、尿検査に必要な量が確実に採取され、
余剰の尿が採取されることがない。
カバー筒4を押し下げ、カバー筒4のテーパ部4aを採
尿筒3のテーパ部3aに嵌め込むと、採尿口33がカバ
ー等で閉鎖されることになる。続いて、上記カバー筒4
を把持して上記採尿用容器1の上下を逆にすると、計量
部31の採尿が収容筒2に流れ、該尿が収容筒2に収納
される。
挿入して検査室等に搬送してもよい。また、図14に示
すように、収容筒2から採尿筒3及びカバー筒4を抜き
取り、キャップ5によって収容筒2の開口端を閉鎖し、
容器立て等に挿入して検査室等に搬送してもよい。その
他の構成、作用及び効果は、実施形態2と同様である。
容筒2のネジ23と採尿筒6のネジ36とを形成した
が、この収容筒2のネジ23と採尿筒6のネジ36と
は、凹部と凸部との組合せであってもよく、要するに上
記収容筒2と採尿筒6とが尿が漏れることなく取り付け
及び取り外しが行われるように構成されておればよい。
尿用容器の正面図である。
た採尿用容器の縦断面図である。
た収容筒の縦断面図である。
る。
る。
る。
る断面図である。
ある。
る。
器の正面図である。
器の縦断面図である。
視図である。
器の正面図である。
器の縦断面図である。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 一端が閉塞され、他端が開口端に形成さ
れて尿を収容するための細長い筒状の収容筒と、 一端が閉塞端に形成され、他端が上記収容筒の開口端部
の取り付け及び取り外しが自在な開口端に形成されると
共に、側面に採尿口が形成されて採尿するための細長い
筒状の採尿筒と、 一端が閉塞され、他端が開口された細長い筒状に形成さ
れると共に、上記採尿筒の挿入及び抜き取りが自在に成
るように該採尿筒より僅かに大径に形成され、上記採尿
口を覆うためのカバー筒とを備え、 上記採尿筒の採尿口から閉塞端までは、所定の採尿量を
収容して計量するための計量部に形成されていることを
特徴とする採尿用容器。 - 【請求項2】 請求項1において、 収容筒と採尿筒とを分離した状態で、該収容筒の開口端
を閉鎖するキャップを備えていることを特徴とする採尿
用容器。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記採尿筒とカバー筒とを着脱自在に結合する結合手段
が設けられていることを特徴とする採尿用容器。 - 【請求項4】 請求項3において、 上記結合手段は、採尿筒の外周面に形成された突起と、
上記カバー筒の内周面に形成され、採尿筒のカバー筒に
対する挿入時に上記突起が嵌り込む凹部とを備えている
ことを特徴とする採尿用容器。 - 【請求項5】 請求項1において、 上記収容筒には、採尿量を示す採尿目盛りが付されてい
ることを特徴とする採尿用容器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002011939A JP3708879B2 (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 採尿用容器 |
PCT/JP2003/001425 WO2004072637A1 (ja) | 2002-01-21 | 2003-02-12 | 採尿用容器 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002011939A JP3708879B2 (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 採尿用容器 |
PCT/JP2003/001425 WO2004072637A1 (ja) | 2002-01-21 | 2003-02-12 | 採尿用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003215121A true JP2003215121A (ja) | 2003-07-30 |
JP3708879B2 JP3708879B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=33133202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002011939A Expired - Lifetime JP3708879B2 (ja) | 2002-01-21 | 2002-01-21 | 採尿用容器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3708879B2 (ja) |
WO (1) | WO2004072637A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005300164A (ja) * | 2004-04-06 | 2005-10-27 | Sapporo Imuno Diagnostic Laboratory:Kk | 検体試験容器セット及び検体試験キット |
JP2009047537A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Atleta Inc | 採尿用容器 |
JP2010535346A (ja) * | 2007-07-31 | 2010-11-18 | マイクロニクス, インコーポレイテッド | 衛生的スワブ採取システム、マイクロ流体アッセイデバイスおよび診断アッセイのための方法 |
JP2013040788A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-28 | Atleta Inc | 採尿用容器 |
JP2015049202A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 禮子 辻 | 採尿用容器 |
CN107340151A (zh) * | 2017-08-29 | 2017-11-10 | 杭州同创越诚基因科技有限公司 | 粪便样本定量采集装置及采集方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7214199B1 (en) * | 2006-03-29 | 2007-05-08 | B. Well Veterinary Products, Inc. | Urine analysis collection kit for veterinary use |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826934U (ja) * | 1981-08-11 | 1983-02-21 | 佐々木 豊子 | 試料容器 |
JPH07167857A (ja) * | 1991-11-08 | 1995-07-04 | Kaoru Shimizu | 尿採取用スティック |
JP2884126B2 (ja) * | 1992-11-05 | 1999-04-19 | 幸一郎 斉藤 | 尿採取容器 |
AU7706794A (en) * | 1993-09-30 | 1995-04-18 | Bantech Co., Ltd. | Urine sampling vessel |
-
2002
- 2002-01-21 JP JP2002011939A patent/JP3708879B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-02-12 WO PCT/JP2003/001425 patent/WO2004072637A1/ja active Application Filing
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005300164A (ja) * | 2004-04-06 | 2005-10-27 | Sapporo Imuno Diagnostic Laboratory:Kk | 検体試験容器セット及び検体試験キット |
JP2010535346A (ja) * | 2007-07-31 | 2010-11-18 | マイクロニクス, インコーポレイテッド | 衛生的スワブ採取システム、マイクロ流体アッセイデバイスおよび診断アッセイのための方法 |
JP2009047537A (ja) * | 2007-08-20 | 2009-03-05 | Atleta Inc | 採尿用容器 |
JP2013040788A (ja) * | 2011-08-11 | 2013-02-28 | Atleta Inc | 採尿用容器 |
JP2015049202A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 禮子 辻 | 採尿用容器 |
CN107340151A (zh) * | 2017-08-29 | 2017-11-10 | 杭州同创越诚基因科技有限公司 | 粪便样本定量采集装置及采集方法 |
CN107340151B (zh) * | 2017-08-29 | 2023-06-09 | 杭州同创越诚基因科技有限公司 | 粪便样本定量采集装置及采集方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3708879B2 (ja) | 2005-10-19 |
WO2004072637A1 (ja) | 2004-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2825349B2 (ja) | 分析装置およびその使用法 | |
US4066414A (en) | One piece tube and microscope slide manipulative laboratory device | |
US20050106753A1 (en) | Sanitary fluid collection, application and storage device and methods of use of same | |
JP2004534944A (ja) | 液体サンプルの採取用器具 | |
US5160329A (en) | Biological fluid specimen collection bag | |
JP3622827B2 (ja) | 便採取容器 | |
US20130004940A1 (en) | Device for Detecting Analyte in Sample | |
US5217443A (en) | Biological fluid specimen collection bag | |
US20040025603A1 (en) | Test tube insert | |
CN206270093U (zh) | 一种收集并检测的装置 | |
JP2003215121A (ja) | 採尿用容器 | |
JP3275294B2 (ja) | 便検査用キット | |
JP4953980B2 (ja) | 採尿用容器 | |
US5284772A (en) | Specimen collection and analysis bag | |
US20030007892A1 (en) | UA cup | |
CA2245031C (en) | Collection container assembly | |
JPH06317583A (ja) | 採便容器 | |
JP5802899B2 (ja) | 採尿用容器 | |
US20040184965A1 (en) | Testing cup | |
JP6867888B2 (ja) | 検査容器及びそれを用いた検査方法 | |
US20040025935A1 (en) | Test tube insert | |
EP0891150A1 (en) | Analytical specimen cup system and method | |
JPH11295194A (ja) | 採便容器 | |
US20060142669A1 (en) | Urine sampling container | |
CN219122048U (zh) | 一种自测采样检测装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050714 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050726 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050804 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3708879 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090812 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090812 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100812 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110812 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120812 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120812 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130812 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |