JPH04320727A - 蒸気潜熱利用の床暖房装置 - Google Patents
蒸気潜熱利用の床暖房装置Info
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- JPH04320727A JPH04320727A JP8686491A JP8686491A JPH04320727A JP H04320727 A JPH04320727 A JP H04320727A JP 8686491 A JP8686491 A JP 8686491A JP 8686491 A JP8686491 A JP 8686491A JP H04320727 A JPH04320727 A JP H04320727A
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- heat
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- Pending
Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は床を暖房するとともに
寒冷地において凍上を防止する装置に関するものである
。
寒冷地において凍上を防止する装置に関するものである
。
【0002】
【従来の技術】日本の木造建築は蓄熱力が少ないため、
急な気候変化を伴う冬の生活に適していない。しかし、
欧米の建築は蓄熱力が大きいため、暖房による室内温度
を一定にし易く冬の生活に適している。かかる点に鑑み
、日本建築においても欧米の生活環境を求めて各種床暖
房が行われている。
急な気候変化を伴う冬の生活に適していない。しかし、
欧米の建築は蓄熱力が大きいため、暖房による室内温度
を一定にし易く冬の生活に適している。かかる点に鑑み
、日本建築においても欧米の生活環境を求めて各種床暖
房が行われている。
【0003】例えば、従来の床暖房において、電気式の
ものは電気代が高くなる問題があった。また、床内に温
水管を配設する場合には、温水の顕熱を利用するため、
放熱した分だけ温度が下がって床の暖房温度にむらが生
じるおそれがあり、そのむらをなくす必要上細かく多く
の配管をして設備費が高価になる問題があった。
ものは電気代が高くなる問題があった。また、床内に温
水管を配設する場合には、温水の顕熱を利用するため、
放熱した分だけ温度が下がって床の暖房温度にむらが生
じるおそれがあり、そのむらをなくす必要上細かく多く
の配管をして設備費が高価になる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の問題
は床の暖房温度が不均一になる点にあり、本発明は蒸気
による潜熱を利用して温度にむらの少ない安定した室内
気候を得る床暖房装置を提供することを目的としている
。
は床の暖房温度が不均一になる点にあり、本発明は蒸気
による潜熱を利用して温度にむらの少ない安定した室内
気候を得る床暖房装置を提供することを目的としている
。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に鑑み、本発明
にかかる床暖房装置においては、後記する実施例の図面
に示すように、床1内に蒸気室6が設けられ、この蒸気
室6内に蒸気供給手段が設けられている。例えば、この
蒸気供給手段としては、蒸気を噴出可能な蒸気供給管1
1が用いられる。
にかかる床暖房装置においては、後記する実施例の図面
に示すように、床1内に蒸気室6が設けられ、この蒸気
室6内に蒸気供給手段が設けられている。例えば、この
蒸気供給手段としては、蒸気を噴出可能な蒸気供給管1
1が用いられる。
【0006】また、例えば蒸気室6は床1のほぼ全域又
は必要部分に床1の表面に沿って設けられる。
は必要部分に床1の表面に沿って設けられる。
【0007】
【作用】そして、蒸気が蒸気供給管11に導入されると
、蒸気は供給管11から噴出して蒸気室6内に広く平均
的に充満される。蒸気室6において蒸気が凝結すると、
蒸気潜熱を大量に放出し、その熱により床1が暖まる。
、蒸気は供給管11から噴出して蒸気室6内に広く平均
的に充満される。蒸気室6において蒸気が凝結すると、
蒸気潜熱を大量に放出し、その熱により床1が暖まる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。図1に示すように、床1においては、コンクリー
ト等の基盤2上に発泡樹脂等の断熱材3が敷かれ、この
断熱材3上をモルタル等の被覆材4が覆っている。この
被覆材4上に鉄製枠材5が載設され、この枠材5内に密
閉の蒸気室6が形成されている。この枠材5の継ぎ目は
蒸気漏れしないように溶接する。この枠材5上にアスフ
ァルト等の蓄熱材7の層が形成され、この蓄熱材7上を
モルタル等の被覆材8が覆っている。さらに、この被覆
材8上に畳や木材やタイルやフローリングやカーペット
等の表面仕上材9が敷かれている。なお、このモルタル
等の被覆材8を仕上材とすることもある。蒸気室6は床
1のほぼ全域又は必要部分にこの表面仕上材9に沿って
設けられている。
する。図1に示すように、床1においては、コンクリー
ト等の基盤2上に発泡樹脂等の断熱材3が敷かれ、この
断熱材3上をモルタル等の被覆材4が覆っている。この
被覆材4上に鉄製枠材5が載設され、この枠材5内に密
閉の蒸気室6が形成されている。この枠材5の継ぎ目は
蒸気漏れしないように溶接する。この枠材5上にアスフ
ァルト等の蓄熱材7の層が形成され、この蓄熱材7上を
モルタル等の被覆材8が覆っている。さらに、この被覆
材8上に畳や木材やタイルやフローリングやカーペット
等の表面仕上材9が敷かれている。なお、このモルタル
等の被覆材8を仕上材とすることもある。蒸気室6は床
1のほぼ全域又は必要部分にこの表面仕上材9に沿って
設けられている。
【0009】前記蒸気室6内にはコンクリート等からな
る多数のブロック10が並設されている。この各ブロッ
ク10により、前記蓄熱材7や被覆材8や表面仕上材9
の重量を受けて枠材5の変形を防止し、枠材5の蒸気室
6内で各ブロック10間に十分な空間が残るようになっ
ている。なお、図2に示すように、このブロック10に
代えて、枠材5に多数の突起部5aを突設し、その中に
は熱により変形しないコンクリートやモルタルを充填し
ても同様な機能を果たす。また、同一径の丸い川砂利を
前記ブロック10に代えて用いてもよい。同一径の川砂
利を用いるのは隙間が最も多くなるからである。川砂利
は安価で手に入り易い。さらに、前記鉄製枠材5に代え
て、100℃以上に耐えられるシート状のものをブロッ
ク10や砂利の上に敷いてもよい。
る多数のブロック10が並設されている。この各ブロッ
ク10により、前記蓄熱材7や被覆材8や表面仕上材9
の重量を受けて枠材5の変形を防止し、枠材5の蒸気室
6内で各ブロック10間に十分な空間が残るようになっ
ている。なお、図2に示すように、このブロック10に
代えて、枠材5に多数の突起部5aを突設し、その中に
は熱により変形しないコンクリートやモルタルを充填し
ても同様な機能を果たす。また、同一径の丸い川砂利を
前記ブロック10に代えて用いてもよい。同一径の川砂
利を用いるのは隙間が最も多くなるからである。川砂利
は安価で手に入り易い。さらに、前記鉄製枠材5に代え
て、100℃以上に耐えられるシート状のものをブロッ
ク10や砂利の上に敷いてもよい。
【0010】前記蒸気室6内の中央部にはボイラに接続
された蒸気供給管11が配設されている。この蒸気供給
管11としては錆びにくいステンレス管又は銅管を用い
る。蒸気室6内の底面となる被覆材4上は蒸気室6内の
中央部から周囲に向かうほど下るように傾斜し、蒸気室
6内の周囲で被覆材4上に凝結水回収樋12が埋め込ま
れている。
された蒸気供給管11が配設されている。この蒸気供給
管11としては錆びにくいステンレス管又は銅管を用い
る。蒸気室6内の底面となる被覆材4上は蒸気室6内の
中央部から周囲に向かうほど下るように傾斜し、蒸気室
6内の周囲で被覆材4上に凝結水回収樋12が埋め込ま
れている。
【0011】図3に示すように、前記蒸気供給管11に
は弁13を介して蒸気供給装置14が接続されている。 前記蒸気室6には圧力センサ15が設けられている。こ
の圧力センサ15はコントローラ16に接続されている
。コントローラ16はこのセンサ15からの入力信号に
基づき蒸気供給装置14及び弁13を制御するようにな
っている。
は弁13を介して蒸気供給装置14が接続されている。 前記蒸気室6には圧力センサ15が設けられている。こ
の圧力センサ15はコントローラ16に接続されている
。コントローラ16はこのセンサ15からの入力信号に
基づき蒸気供給装置14及び弁13を制御するようにな
っている。
【0012】さて、コントローラ16により蒸気供給装
置14及び弁13が制御されて蒸気供給装置14から蒸
気が弁13を介して蒸気室6内の蒸気供給管11に導入
されると、蒸気は供給管11の両側から蒸気室6内に広
く噴出して平均的に充満される。従って、細かく多くの
配管を必要としないで、均一な暖房ができるとともに、
温水に比べて非常に簡単で容易に施工でき、設備費が安
価である。蒸気室6の蒸気圧力はセンサ15により検出
され、その検出信号に基づきコントローラ16は蒸気供
給装置14からの蒸気の供給量を制御する。
置14及び弁13が制御されて蒸気供給装置14から蒸
気が弁13を介して蒸気室6内の蒸気供給管11に導入
されると、蒸気は供給管11の両側から蒸気室6内に広
く噴出して平均的に充満される。従って、細かく多くの
配管を必要としないで、均一な暖房ができるとともに、
温水に比べて非常に簡単で容易に施工でき、設備費が安
価である。蒸気室6の蒸気圧力はセンサ15により検出
され、その検出信号に基づきコントローラ16は蒸気供
給装置14からの蒸気の供給量を制御する。
【0013】蒸気室6において蒸気が凝結すると、蒸気
潜熱を大量に放出してその熱が鉄製枠材5を介してアス
ファルト等の蓄熱材7に伝わり、大きな蒸気潜熱を蓄熱
して長期にわたって放熱する。その熱により表面仕上材
9が被覆材8を介して暖まる。従って、急激な温度変化
がなく室内気候を一定に保ち易い。凝結水は蒸気室6内
で被覆材4上を流れ、樋12に落ちてボイラに回収され
る。モルタル等の被覆材4にはこの凝結水が浸透しない
。前記蓄熱材7としてのアスファルトは100℃近くで
軟化して蒸気の洩れを防止する。このアスファルトが軟
化しても、モルタル等の被覆材8により表面仕上材9が
不安定になるのを防止する。
潜熱を大量に放出してその熱が鉄製枠材5を介してアス
ファルト等の蓄熱材7に伝わり、大きな蒸気潜熱を蓄熱
して長期にわたって放熱する。その熱により表面仕上材
9が被覆材8を介して暖まる。従って、急激な温度変化
がなく室内気候を一定に保ち易い。凝結水は蒸気室6内
で被覆材4上を流れ、樋12に落ちてボイラに回収され
る。モルタル等の被覆材4にはこの凝結水が浸透しない
。前記蓄熱材7としてのアスファルトは100℃近くで
軟化して蒸気の洩れを防止する。このアスファルトが軟
化しても、モルタル等の被覆材8により表面仕上材9が
不安定になるのを防止する。
【0014】このように本実施例にかかる床暖房装置に
おいては、蒸気潜熱を利用して暖房しているので、温水
暖房と比較して、床1の暖房温度にむらが生じにくくな
って、均一な暖房効果を得る。なお、前記発泡樹脂等の
断熱材3を少なくするかなくせば、地盤が凍って建物が
持ち上げられるような凍上被害は防止できる。
おいては、蒸気潜熱を利用して暖房しているので、温水
暖房と比較して、床1の暖房温度にむらが生じにくくな
って、均一な暖房効果を得る。なお、前記発泡樹脂等の
断熱材3を少なくするかなくせば、地盤が凍って建物が
持ち上げられるような凍上被害は防止できる。
【0015】
【発明の効果】本考案にかかる床暖房装置においては、
蒸気潜熱を利用して暖房しているので、床1の暖房温度
にむらが生じにくくなって均一な暖房効果と安定した室
内気候を得る。
蒸気潜熱を利用して暖房しているので、床1の暖房温度
にむらが生じにくくなって均一な暖房効果と安定した室
内気候を得る。
【図1】本発明の一実施例にかかる床を示す概略断面図
である。
である。
【図2】本発明の他の実施例にかかる床を示す概略断面
図である。
図である。
【図3】電気ブロック回路図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 床(1)内に蒸気室(6)を設け、こ
の蒸気室(6)内に蒸気供給手段(11)を設けたこと
を特徴とする蒸気潜熱利用の床暖房装置。 - 【請求項2】 請求項1において、蒸気室(6)は床
(1)内のほぼ全域又は必要部分に床(1)の表面に沿
って設けたものであることを特徴とする蒸気潜熱利用の
床暖房装置。 - 【請求項3】 請求項1において、蒸気供給手段は蒸
気を噴出可能な蒸気供給管(11)であることを特徴と
する蒸気潜熱利用の床暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8686491A JPH04320727A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 蒸気潜熱利用の床暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8686491A JPH04320727A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 蒸気潜熱利用の床暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04320727A true JPH04320727A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=13898687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8686491A Pending JPH04320727A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 蒸気潜熱利用の床暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04320727A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013024523A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Akita Univ | 蓄熱式床冷暖房システム及びそれを用いた床冷暖房方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4938134A (ja) * | 1972-08-15 | 1974-04-09 | ||
JPS5540456U (ja) * | 1978-09-06 | 1980-03-15 | ||
JPS5549698B2 (ja) * | 1973-09-19 | 1980-12-13 | ||
JPS5986835A (ja) * | 1982-11-09 | 1984-05-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 床暖房装置 |
JPS59153035A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 潜熱循環式フロアヒ−タ |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP8686491A patent/JPH04320727A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4938134A (ja) * | 1972-08-15 | 1974-04-09 | ||
JPS5549698B2 (ja) * | 1973-09-19 | 1980-12-13 | ||
JPS5540456U (ja) * | 1978-09-06 | 1980-03-15 | ||
JPS5986835A (ja) * | 1982-11-09 | 1984-05-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 床暖房装置 |
JPS59153035A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 潜熱循環式フロアヒ−タ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013024523A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Akita Univ | 蓄熱式床冷暖房システム及びそれを用いた床冷暖房方法 |
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