JPS5986835A - 床暖房装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の分野 本発明は暖房機の分野に係り、特に被暖房室の床面かも
温風を出して暖房を行なう床暖房装置に関するものであ
る。

（ロ）　従来技術 一般に床暖房装置は被暖用室の床面に温水配管を屈曲さ
せて設け、この温水配管に個別の加熱器で加熱された品
温水？ポンプ等により送出して、被暖房・室を床面から
暖房していた。この場合、熱輸送の媒体として水などの
液体が用いられてぃた０従って温水配管の内部に付着す
る水垢等の付着物を除去する必要があり定期的な保守点
検を要する点、また多量の熱媒体を必要とし、加熱器例
えばボイラーの容量を熱媒体の量と見合う大きさにしな
ければ、・【らない点、さらに多量の熱媒体を輸送させ
る大型のポンプを必要とする点などから小規模の暖房に
は効率面、及び保守点検等の維持面から利用ができない
ものであった。

このため熱輸送の媒体として水などの液体を用いずガス
冷媒を用いて個別のヒートポンプサイクルと共に床暖房
を行なう装置、または電気ヒータによる発熱体を用いた
装置などが用いられ小規模の床暖房を行なっていた。

（））　従来技術の問題点 斯る従来技術のガス冷媒を用いた場合妊は、被暖房室の
規模に合わせ、床面に設ける冷媒配管の長さやガス冷媒
の量を定める必要があり、ヒートポンプサイクルの能力
とのバランスが難しく、さらに装置が高価なものとなる
問題点を有していた。

＋１ まへ電気ヒータの発熱を利用、するため、カーベツト等
に電気ヒータを埋設してカーペットを暖めることにより
床暖房を行なっていた。しかし、所詮電気ヒータを用い
ているので暖房効率が悪（、ランニングコストが大きく
なる問題点を有していた。

に）発明の目的 本発明は熱媒体として温風を用いると共に１床暖房装置
の構造を簡略化することにより、安価な設備費で構成で
き、効率の良い床暖房装置を提供するものである。

（ホ）発明の要点 本発明の床暖房装置は複数のノックアウト穴を有した周
囲枠と、該周囲枠の内方へ突出する隔壁と、前記周囲枠
の下側開口を閉塞する断熱材と、前記周囲枠の上側開口
を閉塞する多孔質板とから風路を形成すると共に、該風
路へ温風を送り込む温風送出装置を設けたので被暖房室
の床面より温風を供給して床面からの効率の良い暖房を
行なうことができるものである。

（へ）発明の実施例 本発明装置の実施例を第１図、第２図に基づいて説明す
ると、先づ床パネル（１）はノックアウト穴（２）を有
した周囲枠（３）と、該周囲枠（３）から此周囲枠（３
）の内方へ突出する隔壁（４）と、周囲枠（３）の下側
開口を閉塞する断熱材（５）と、底板（６）と、上面（
７）を被暖房室側に向は周囲枠（３）の上側開口を閉塞
する通気性の多孔質板（８）とから成ると共に、周囲枠
（３）、隔壁（４）、断熱材（５）、多孔質板（８）か
ら風路（９）を床パネル（１）の内部に構成している。

次に温風送出装置（１０）は燃焼器、ヒートポンプ式空
気調和機、又は既存の温風発生器などから成るものであ
り床パネル（１）はダクト（団を介して接続されている
ものである。

尚、この温風送出装置００）はダクト０υを用いず直接
床パネル（１）に接続しても良いものである。

本発明の装置は以上の如（構成されているので本装置を
実際に被暖房室（１々に用いた実施例を第３図、第４図
に基づいて説明すると、被暖房室０２）の床に本発明装
置の床パネル（１）を複数個設け、その全体の風路がダ
クト（１１５、（ｎ“）、（ｎ’）を介して第４図の如
く成るように各床パネル（１）のノックアウト穴（２）
を貫通させている。尚、第４図の実線矢印が風路を小し
、土たこの全体の風路のパターンは此に限るものではな
い。従って、温風送気装置（１０）から送られ／）温風
がダクト（１１’）、（１１“）、（１１）を介して床
パネル（１）に送出され、床パネル（１）内の風路（９
）（第４図の実線矢印）Ｋ沿って温風が通り同時に多孔
質板（８）の上面（力すなわち床パネル（１）の被暖房
室（１′ＩＪ側に温風が供給され、被暖房室（＋２１が
床面より暖房されるものである。

（ト）発明の効果 以上の如く本発明の装置は複数のノックアウト穴を有し
た周囲枠と、該周囲枠の内方へ突出する隔壁と、前記周
囲枠の下側開口を閉塞する断熱４．（と、前記周囲枠の
上側間１］を閉塞する多孔り１［板とから風路を形成す
ると共に、該風路−１温風を送り込む温風送出装置を設
けたので被］〔ψ房室を床面全体から１輿房することが
できる。また床パネル内Ｗｌ！の隔壁が風路な形成する
と共に、補強となり多孔ケリ板の」二面に１ｌ（１１ｉ
゛物を積載した場合でも充分な強ＩＪ）−イ（１：Ｉる
ことかでざる。さらに周囲枠に設り−たノックアウト穴
を川〜・ると、本発明装置ｉ′ｉ、をｔｉ数個Ｘ’、Ｌ
ｌみ合せても被暖Ｊｊｊ室の床面全体の風路な自在に設
計することができ、温風の風圧差で発生するＩｉ’髪）
ｔ；むらを防止できる。しかも温風を用いているため水
垢の発生がなく保守点検が極めて容易となり、また小；
気ヒータメトＪＩＪい１．ｃいためう〉・ニングコスト
を安価にできる。尚、温風送出装Ｌ’Ｔ　％−既存の温
風発生機と接続すれば設備費を極めて安価にすることが
できるなど極めて効果の犬き℃・もので、！；、る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の実施例を示す分解斜視図、第２図
は第１図の組付状態時のＩＩ　−Ｉｔ’断面図、第：３
図は本発明装置を被暖ツガ５；＜に用いた斜視図、第４
図は第３図の風路をフＩ＜す説明図でに、る。 ＋２）−・−ノックアウト穴、　（３）・・・周囲枠、
（４）・・隔環、　（り）・・・１１ｊ［熱材、　（８
）・・・多孔ノ１１↓板、　（９）・・・風路、（ｌｉ
ｔ）・・・温風送出装置ｉ＜ｆ 出願人　三作電機株式会社　外１名、；７、−ミシゝ　
　　・、　１ 代ｉ１１人　シ［埋土　　佐　野　ｔｒｉ’　　友゛、
・・　・□、１−一

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のノックアウト穴を有した周囲枠と、該周囲
   枠の内方へ突出する隔壁と、前記周囲枠の下側開口を閉
   塞する断熱材と、前記周囲枠の上（ｔｉ１１開口を閉塞
   する多孔質板とから風路な形成すると共に、該風路へ温
   風を送り込む温風送出装置を設けたことを特徴とする床
   暖房装置。