JPH04319443A - 表面掻き落としドクターブレードと一緒に使用されるローラーおよびその製造方法 - Google Patents

表面掻き落としドクターブレードと一緒に使用されるローラーおよびその製造方法

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JPH04319443A
JPH04319443A JP4030641A JP3064192A JPH04319443A JP H04319443 A JPH04319443 A JP H04319443A JP 4030641 A JP4030641 A JP 4030641A JP 3064192 A JP3064192 A JP 3064192A JP H04319443 A JPH04319443 A JP H04319443A
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JP
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roller
coating
doctor blade
ink
cells
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JP4030641A
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Thomas A Fadner
トーマス エイ.ファッドナー
Lawrence J Bain
ローレンス ジェイ.ベイン
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Boeing North American Inc
Original Assignee
Rockwell International Corp
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Publication date
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    • B41N7/00Shells for rollers of printing machines
    • B41N7/06Shells for rollers of printing machines for inking rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
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    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
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    • B41N2207/14Location or type of the layers in shells for rollers of printing machines characterised by macromolecular organic compounds
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • Y10T29/49544Roller making
    • Y10T29/4956Fabricating and shaping roller work contacting surface element
    • Y10T29/49563Fabricating and shaping roller work contacting surface element with coating or casting about a core

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外面に塗布された流体
を計量するための表面掻き落としドクターブレードと一
緒に使用されるローラー、およびそのローラーの製造方
法に関する。
【0002】
【従来技術】計量ローラーおよびそれと協働する拭掃ブ
レードによってインクが印刷プレス装置へ計量して与え
られるような石版印刷方法に使用される無鍵インク供給
技術(keyless  inking)において、米
国特許第4,601,202号明細書にてファドナー氏
が、米国特許第4,537,127号明細書にてファド
ナー氏およびハイクナー氏が、そして米国特許第4,6
03,634号明細書にてファドナー氏が有利な方法お
よび装置を開示した。これにおいては、石版印刷のイン
クに使用する硬く耐摩耗性の計量ローラーの表面の全体
が疎水性および親油性の二面性、すなわち、水をはじき
且つ油を引き付ける二面性を有している。ファドナー氏
他の米国特許第4,690,055号明細書に明確に開
示されているように、無鍵石版印刷を作動可能にするた
めの印刷機械の基本的な構成部材の1つは前述した特性
を有する計量ローラーである。
【0003】酸化クロム、酸化アルミニウムおよびタン
グステンカーバイドのような硬質セラミック材料は自然
界の高エネルギー材料であり、水の存在する中では親水
性、油性材料の存在する中では親油性となる傾向を示す
。このような材料を使用して製造された計量ローラーは
、しばしば水をベースとしたインクもしくは油をベース
としたインクと関連してそれぞれフレキソ印刷もしくは
凸版印刷に成功裏に使用されているが、油をベースとし
たインクが水の存在する中で使用されるような平版印刷
ではインクの調和した量を付与することができない。 不調和なインク付与の範囲は、インク中に存在する水が
ローラーのセラミック表面からインクを移動すなわち離
脱させたかによって決定される。米国特許第4,690
,055号明細書にて既に説明されているように、この
離脱の程度は印刷機械を横断する何れかの選択された位
置でのインクの水含有量に一部依存し、この水含有量は
印刷される版すなわちフォーマットに依存する。
【0004】米国特許第4,601,242号明細書に
既に参照されるように、有利とされる硬い耐摩耗性のセ
ラミック特性を使用して、石版印刷インクの計量ローラ
ーのほどほどに長い寿命を得る1つの方法が開示されて
いる。特に、セラミック粉末ことにアルミナが銅メッキ
されたセル付き計量ローラーの基材の上に0.0762
mm(3ミル)以下の目的を有する薄い層として溶射さ
れる。銅は本来的に疎水性で且つ親油性である。この方
法は硬い耐摩耗性の面を形成する。これはインクおよび
水の相互作用に関する十分な中間粒子多孔性を有し、こ
れによりその面はあたかも銅であるがごとく作用して、
インクを水よりも優先して保持し、しかも同時に掻き落
としブレードによる摩滅作用に対する耐摩耗性セラミッ
ク材料として作用する。工業的に実現できるが、この形
式のローラーは約2000万〜3000万回の印刷寿命
しか有さない。何故ならばセラミック層が比較的薄く維
持されて、下側に位置する銅の疎水特性がセラミック層
の親水特性によって打ち消されないように保証するよう
になされているからである。更に、セラミック層は親水
性で且つ親油性であり、印刷機械の使用およびその洗浄
に関連した汚れの堆積によってますます、もしくは永久
的に親水性となる。
【0005】米国特許第4,977,830号明細書に
開示されているように、硬質セラミックで被覆されたロ
ーラーは、セラミックコーティングに計量孔すなわちセ
ルを形成するプラズマ溶射またはレーザー彫刻の段階の
前または後において、親油性を付与する基本的に有機物
のコンパウンドで有利に汚染されるように処理できるこ
とが知られている。このようなコンパウンドは、作られ
る計量ローラーの幾分多孔質で粒子状のセラミック面を
多少ながら永久的に親油性且つ疎水性となす。この計量
ローラーの技術はそのローラーがインク用のドクターブ
レードによる表面掻き落とし作用に起因して徐々に摩滅
していく際に実際に親油性且つ疎水性であるならば石版
印刷に有用である。印刷機械におけるこの技術の有効寿
命は2つの固有の欠点によって例えば5000万回の印
刷もしくはそれ以下の印刷にまで制限されている。
【0006】これらの欠点の1つは、高融点のセラミッ
ク材料のレーザー彫刻がドリル孔の各々の回りのランド
面積部分にセラミック材料の硬い鋳直し(リキャスト)
層を取り残すことである。この鋳直し材料が完全に除去
されないと、ローラーのインク供給体積が幾分予測でき
なくなる。何故ならば有効セル体積がレーザードリル孔
もしくはセルの基準寸法に基づいて予測されるよりも大
きくなるからである。ドクターブレードは孔の間の元々
の表面のランド面積部分ではなく鋳直しマウンドの上に
乗ることになる。また、印刷の間にこれらの比較的粗い
或いは尖った鋳直し材料のマウンドが、協働するドクタ
ーブレードを早期に摩滅させてしまう応力集中の中心と
して作用する。注意深い研磨によってこの鋳直し材料の
全てを除去する技術は存在する。これを正確に行うには
追加のローラー製造段階のコストが必要であり、全ての
鋳直し材料を除去したことを保証するには本来のセラミ
ックコーティングの少なくとも或る程度の量を除去する
ことが必要となる。この再研磨の方法は、石版印刷に関
して親油性且つ疎水性とされる硬質セラミックローラー
の製造に関して2つの問題を引き起こす。1つの問題は
、本来の表面処理されたそれ故に疎水且つ親油性とされ
た領域の最上部の除去により、必要な表面処理を施され
ているこのローラー最上部分のうかつな除去が本質的に
二面性を有する特性を壊すことになるということである
。第2の問題は、セラミックのような硬い材料の表面研
磨が切削流体クーラントおよび/または潤滑剤の使用を
伴うことであり、これが計量ローラー頂面に永久的な悪
影響を及ぼすように汚染して、その親油性および疎水性
を破壊してしまうことになりかねないというのである。
【0007】セラミックもしくは同様に硬い高融点を有
する材料が使用された場合に計量セルを形成する上での
レーザー彫刻方法の第2の欠点は、レーザードリル孔す
なわちセルが固有に円錐形になされてしまうことである
。この結果、ローラーの最外面部分が印刷によって摩滅
すると、例え基準とされる滑らかなランド面積部分に鋳
直し材料のない状態が最初に得られたと仮定しても、セ
ル堆積は比較的速やかに減少してくる。それ故に供給さ
れるインク量はローラーの摩耗とともに減ってくる。 これは、印刷機械にてローラーが使用される長期間にわ
たってのインクの調和した供給量を否定することになる
【0008】鋼かアルミニウムのパイプもしくは円筒ロ
ーラーコアーすなわち基材に対し、十分に定められたパ
ターンをエンボス加工し、次に1つもしくはそれ以上の
薄い材料層で適当に処理もしくは外皮形成して化学的お
よび機械的に耐久性のあるセル付き計量ローラーを作り
出すことで、機械的に彫刻されたローラーは製造される
。これは例えば米国特許第4,862,799号明細書
記載されている通りである。回転される湾曲円筒面に対
する連続エンボス処理の特徴は、セルの形成に際してエ
ンボス加工工具が壁材を割らずにセルに進入し退出でき
るようにするために、セル壁が半径方向に対して広角と
されることを必要とする。典型的なセルの幾何学形状は
従って切頭ピラミッドもしくは同様形状となる。エンボ
ス加工によって製造された全ての計量ローラーはそれ故
に硬質材料にレーザー彫刻して得られた円錐形に近い形
状の角度を有するセル壁を必然的に有することになる。
【0009】従来技術による計量ローラー技法のこれら
の固有の欠点が、セル付き計量ローラーによって供給さ
れるインク量を、例えば熱や圧力のような変更作用因子
を外的に付与することによって意図的に変化させ、必要
に応じて印刷された光学的密度を変化させるという実際
的な試みを困難なものにしているのである。計量ローラ
ーが寿命の間に徐々に摩滅するにも拘らずに印刷機械に
て非常に長い寿命にわたって固定的なインク量を連続し
て供給できるように製造できるならば、このような独立
した装置を使用してインク供給体積を制御可能に変化さ
せるようになすことでインクインプット系統を既知の一
定供給態勢から変化させることができるという考えが妥
当である。
【0010】高い流動性の流体インクを使用するフレキ
ソ印刷もしくはグラビア印刷の無鍵インク付与装置によ
れば、インク中の顔料含有量は印刷機械側にて変化され
、多少ながらカラー成分(顔料)を印刷されるべき基材
に対して供給する効果を容易に達成することができる。 粘性の油性の石版印刷インクを使用する場合には、イン
クの印刷機械側での変更は一般的に実際的な作動上の理
由によって許容できない代替方法となる。
【0011】大きいか少ないインク供給能力を有する計
量ローラーに変更することはインクインプット量を変化
させること、それ故に顔料供給量を変化させるための他
の代替方法である。これはそれ故に印刷された光学的濃
度を変化させる。これは、基準として、しばしばその他
の機械や光学的設計の選択を犠牲にして迅速なローラー
交換能力を有する印刷機械を設計することを必要とする
。また、大きな拘束印刷機械のためのローラーは重く、
機械的なリフト補助装置を必要とする。このような変更
は拘束大容量印刷運転において使用するには一般的に十
分に迅速ではない。無鍵インク付与の印刷された光学的
密度値を変化させるためにはこれらの非実現的な手段を
避けるための方法が必要である。
【0012】
【本発明の解決しようとする課題】本発明の基本的な目
的は、従来技術の計量ローラーと比較したときに実質的
に寿命を改善されたレーザー彫刻計量ローラーを提供す
ることである。
【0013】本発明の他の目的は、ローラー表面が徐々
に摩耗するにも拘らずに典型的な作動状態の下で有効な
寿命を通じて調和した変化のないインク供給体積を付与
する石版印刷インク計量ローラーを提供することである
【0014】本発明の更に他の目的は、計量ローラー手
段を提供し、また、協働するドクターブレードの有効寿
命を延長させる方法を提供することである。
【0015】本発明の更に他の目的は、従来技術の硬い
材料のレーザー彫刻もしくは機械的彫刻により作られた
計量ローラーの典型的な円錐形もしくはピラミッド形の
セルではなくて本質的に垂直なセル壁を有する親油性で
且つ疎水性のインク計量ローラーを製造し使用する方法
および手段を提供することである。
【0016】本発明の更に他の目的は、ローラー表面に
鋳直し材料を生じることなくレーザーによって彫刻する
ための親油性で且つ疎水性のインク計量ローラーを製造
する材料および手段を提供することである。
【0017】本発明の更に他の目的は、インク組成の変
更や印刷機械の形状変更或いは印刷機械の主要部材の変
更を必要とせずに本発明によって製造されたセル付きイ
ンク計量ローラーで供給されるインク体積を変化させる
安価で簡単な手段を提供することである。
【0018】
【課題を達成する手段】本発明はローラー外面に付与さ
れる流体を計量する表面掻き落としドクターブレードと
一緒に使用されるローラーである。このローラーは次の
部材を含む。すなわち、コアー面を有する実質的に円筒
形のコアーと、このコアー面上のポリマー材料のコーテ
ィングであって、予め定めた厚さを有し、予め定めた体
積パーセントのかなり硬い耐摩耗粒子を有し、またロー
ラーの外面をなす面も有している前述のコーティングと
、このコーティングに形成されている実質的に円筒形の
複数のセルであって、それらの実質的に円筒形のセルの
各々がローラーの外面に対して実質的に直角に配向され
たセル壁を有し、且つまたローラーの外面位置に開口端
部を有しているような前記の複数のセルと、を含んで構
成される。
【0019】本発明はまた、外面に塗布された流体を計
量するための表面掻き落としドクターブレードと一緒に
使用されるローラーを製造する方法も含む。この方法は
、コアー面を有する実質的に円筒形のコアーを準備し、
このコアー面をポリマー材料のコーティングで被覆する
のであって、このコーティングは予め定めた厚さと予め
定めた体積パーセントのかなり硬い耐摩耗粒子とを有し
、またコーティングは前記ローラーの外面となる面も有
しており、このコーティングに複数の実質的に円筒形の
セルをレーザー彫刻するのであって、それらの実質的に
円筒形のセルの各々がローラーの外面に対して実質的に
直角に配向され且つまた前記ローラーの外面位置に開口
端部を有している、諸段階を包含する。
【0020】更に本発明は表面掻き落としドクターブレ
ードによってローラーの外面から流体を計量する方法を
含む。この方法は次の段階を含む。すなわち、コアー面
を有し、このコアー面上にポリマー材料のコーティング
を備えた実質的に円筒形のコアーを有するローラーを準
備し、コーティングは予め定めた厚さと、予め定めた体
積パーセントのかなり硬い耐摩耗粒子とを有しており、
またコーティングはローラーの外面となる面と、このコ
ーティングに形成された複数のセルとを有しており、こ
れらのセルはローラー外面に対して実質的に直角に配向
されたセル壁と、ローラーの外面位置に開口端部とを有
しており、ドクターブレードに対してローラーを回転さ
せ、このドクターブレードは静止保持されており、この
ドクターブレードによってローラーの外面を掻き落とし
て計量された量の流体をセルに与えるようになし、そし
てローラーが回転してドクターブレードが前記外面を掻
き落とす際に前記ローラーの前記外面が摩滅され、この
外面の摩滅が与えられる計量された流体量に実質的に変
化を生じないようになす、諸段階を包含する。
【0021】本発明の新規と確信される特徴は特許請求
の範囲に特に記載されている。本発明は、その他の目的
および利点とともに、添付図面に関連する以下の説明を
参照して最もよく理解されよう。添付図面の幾つかの図
面において同じ符号は同じ部材を示している。
【0022】
【実施例】本発明は最近の高速石版印刷機械に使用され
る改良されたインク計量ローラーに係わり、また、イン
ク装置を単純化させ且つまたオペレーター制御の程度も
しくは印刷作動に際して必要とされる注意事項を単純化
させるために無鍵手段の備えられたインク付与装置にお
ける有利な使用に関する。
【0023】典型的に、図1〜図4に示されるように、
無鍵インク付与装置を使用する印刷機械はインク槽すな
わちサンプ10、10Aまたは34と、循環ポンプ11
と、配管12とを含む。この配管12は、計量ローラー
14が配置される近くの例えばインクパン13に連結さ
れ、単数もしくは複数とされる摩擦被駆動インク転写ロ
ーラー15またはフォームローラー33にインクを供給
するようになす。逆方向に角度を付された掻き落としす
なわち計量ブレード16、もしくは過剰インク除去手段
が計量ローラー14に対して作用して、セルの内部を除
く計量ローラーの14上のインクの実質的に全てを除去
するようになす。
【0024】図1において、単数または複数の転写ロー
ラー15からインクは実質的に滑らかなインク付与ドラ
ム20に送られ、ここでインクは湿しローラー21から
供給された水と組み合わされる。これとは別に計量ロー
ラー14からのインクは図3および図4に示すようにフ
ォームローラー33から直接に転写される。湿し流体は
何れかの適当な手段によって図1に示すようにインク付
与ドラム20供給されるか、図2および図3に示すよう
にプレートシリンダー25に直接に供給されることがで
きる。上述した全ての部材は印刷機械被駆動プレートシ
リンダー25上に取り付けられている印刷プレート28
の像面積部分にインクの均一なフィルムを、そして非像
面積部分に水の均一なフィルムを供給するように機能す
る。シリンダー25のこのプレートは、インクを像とし
て例えばペーパーウェブ30に供給する。このウェブは
協働するブランケットシリンダー31と印刷シリンダー
32とによって形成された印刷ニップの間を給送される
。図1〜図4におけるこれらのローラーの全ては実質的
に軸線を平衡に配置されて構成されている。
【0025】図2において、囲まれたインク付与キャビ
ティー17が図1の部材10および13と置換されてい
る。また、このキャビティーインクインプット組立体1
7の一部として第2のすなわち戻り側の囲みブレード1
6Aが使用されている。この構成において、インク槽1
0Aは槽10が計量ローラー14およびブレード16の
すぐ下方に配置されねばならないような図1および図3
の解放パンのインクインプット装置とは相違して、印刷
ローラーから離れて都合よく配置されることができる。 更に図2は、単一転写ローラーが使用されたときにしば
しば見られるようなインク転写メモリー(繰り返しのイ
ンク転写)すなわち欠乏作用を計量ローラー14と協働
する2本の転写ローラー15が最小限に抑えるように有
利に使用できることを示している。図2の構成は、図1
のインクトレイン湿し装置に代えて典型的な従来の水−
第1の螺旋−ブラシ−インプット湿し装置21を使用し
ている。
【0026】図3は図1および図2の2本もしくはそれ
以上の数の小さなフォームローラー33に代わる単一の
プレート−シリンダーに寸法決めされたフォームローラ
ー33の使用を示している。これは印刷コピーにおける
インク付与装置の欠乏すなわちメモリー作用を低減する
働きをなす。また図3にはローラーの短いインク付与ト
レインが示されていて、本発明の目的に関して広い範囲
でのインク付与部材がここに説明する新規な計量ローラ
ーと一緒に使用できることを更に示している。
【0027】図4は混合タンク18に対する湿し水イン
プット19および新しいインクインプット20を使用し
て単一流体石版印刷に使用されるようになされた装置を
示している。この混合タンクは2つの材料の多少均質な
印刷流体混合物を準備し、インク装置ポンプ11および
配管12によって図3に示したのと同様な無鍵インク付
与装置に搬送するようになされている。これらの単一流
体部材は米国特許第4,864,925号明細書(ここ
に参照することで組み入れられる)にすでに開示されて
いる。
【0028】他の多くの印刷構造は従来技術および無鍵
石版印刷の分野に熟知した者によって実現できる。本発
明の適当な使用に重要となるこれらの基本的な特徴が明
確にされて以下に説明される。
【0029】印刷プレートに到達したインク量は、ここ
に開示されたインク計量ローラーの表面に形成されたイ
ンク受け入れセルの寸法およびここに説明したようなイ
ンクの石版印刷特性によって、同延の掻き落としすなわ
ちドクターブレードもしくはその他の手段と関連して、
制御される。これらの手段はセル内部に担持されている
インクを除去することはせずに、ランドもしくはセル付
き計量ローラーの非セル面から実質的に全てのインクを
連続的に除去する。
【0030】図5に拡大した横断面で示されている図1
、図2、図3および図4の計量ローラー14は新規な部
材であり、前述した印刷機械の応用に適した寸法および
協働特性を有する鋼やアルミニウム或いはその他のコア
ー材料101によって構成されることができる。コアー
材料101はかなりの量の硬質粒子103を含有した例
えば化学的に橋かけされた有機ポリマー材料102でカ
バーすなわち被覆される。レーザー彫刻が橋かけされた
それ故に凝固された粒子充填ポリマーコーティング層1
05(図6を参照)に正確な寸法且つ位置でセル104
を形成するのに有利に使用される。これらのセルは掻き
落としドクターブレードと協働して印刷機械のローラー
に対して既知体積のインクを正確に計量するように働く
、ローラーの摩滅に係わる寿命に対してローラー面の全
ての領域においてインクの連続的且つ同じ計量が保証さ
れることを助けるように、所定位置に粒子103を保持
するために連続層すなわち母材102を形成する有機ポ
リマー被覆材料は、例えば加硫によって親油性且つ疎水
性の溶解不能且つ溶融不能なコーティング層105を形
成することによって、化学的に橋かけされることができ
る。
【0031】母材102として使用できる他の有機ポリ
マー材料はいわゆるエンジニアプラスチックと呼ばれる
形式のものである。これは所要の粒子層を含有する加熱
溶融された粘性液体混合物としてコアー101に付与さ
れ、モールド型にて保持され、或いは他の状況の下に保
持されて、冷却されたときに橋かけされたポリマー材料
の場合と同様な特性を有する固体の被覆された質量体が
得られる。
【0032】コーティング材料層105は橋かけされず
に溶融され、すなわち液体状態で、幾つかある中で何れ
かの手段によってローラーコアー101に付与されるこ
とができる。これによっては熱や圧力が十分な流動を促
進するのに使用され、それ故にコアー101上にコーテ
ィング材料の調合剤を層として位置決めするのを促進す
るように使用される。これは化学的な橋かけ状態の下で
調合剤が凝固する前に行われる。これに続いて大気温度
まで冷却され、或いは大気温度までプログラムされて冷
却される。一度橋かけもしくは凝固反応が完了すると、
形成されたローラー面のコーティングが正確に研磨され
て必要な同心度および寸法仕様となされる。
【0033】ローラーコアーに対して粒子含有有機ポリ
マーコーティング層を付与する他の代替方法は、有機お
よび硬質粒子の粉末の混合物を粉末被覆することによっ
て行われ、これに続いて適当な溶融および/または加硫
が行われる。この代わりに、粉末粒子は適当な溶融可能
且つ橋かけ可能なポリマー材料によって既に被覆された
すなわち包まれた硬質粒子として都合よく使用されるこ
とができる。同様に、粒状床粉末被覆技術が使用され、
適当な溶融、凝固処理が続いて行われる。
【0034】これらのローラー被覆手順の全ては充填被
覆ローラーの製造および処理の分野でよく知られている
。このローラーは本発明の基本によれば次のレーザー彫
刻の準備がなされる。
【0035】ローラーコーティング105の結合剤母材
として選択された有機材料102は化学的に橋かけされ
て不溶解性の不溶融性の固体もしくは固体に近い母材を
形成する。これはドクターブレードによるせん断の下で
コーティング調合剤の硬質粒子耐摩耗性部分を所要位置
に保持する。有機材料は反応性ポリマー、プレポリマー
およびモノマーの組み合わせの広い範囲から選択される
ことができる。適当で安価な例はスチレン、ブタジエン
、イソプレン、エポキシ、ネオプレン、イソブチレンプ
レポリマー、およびこれらのオリゴマーであり、これら
の化学的改良等が、必要ならば更に適当な化学的改良や
処理が、橋かけや凝固反応段階の処理を受けて疎水性且
つ親油性の材料を形成するのである。印刷機械で水の存
在の下で親水性材料を形成しもしくは親水性材料となる
ように自己反応する傾向があるために本発明に適当とさ
れない材料の例は、実質的にアクリリック酸、メタクリ
リック酸、アクリリック酸やメタクリリック酸の容易に
ハイドロライズされるエステル、アクリロニトライル、
ビニルアセテート等で作られたポリマー−或いは橋かけ
されたポリマーである。しかしながら母材102の一部
はこれらの潜在的に親水性の材料で作ることができる。 作られたコーティング材料105の表面特性は以下に説
明するように親油性且つ疎水性である。
【0036】互いに反応して本発明の実施によって親油
性且つ疎水性の母材材料を形成することのできる有機剤
の或る一般的または特殊の説明にもかかわらず、作られ
たローラーの石版印刷インク付与ローラーとしての使用
に係わる重要な基準は幾分予測でき、それ故にインク油
および水の液滴が仕上げられた粒子含有ローラーコーテ
ィング105の表面上を自発的に広がる程度を測定して
選択されることができる。この固着性の滴下技術は基準
となる表面化学の参照文献に記載されているようにこの
性質を測定することが適当とされる。インパルスに親油
性且つ疎水性のローラー材料はインク油(フリント・イ
ンク・カンパニー)の接触角度が0°であり、蒸留水の
接触角度は約90°もしくはそれより大きくなる。これ
らの値は親油性および疎水性の材料を決めるのに働く。
【0037】例えば以下の規則が定められるが、これは
本発明の原理により選択される材料を限定するものでは
ない。   許容      水接触角度が90°もしくはそれ
以上。             インク油の接触角度は10°
もしくはそれ以下で広がる。   多分許容  水接触角度が80°もしくはそれ以上
。             インク油の接触角度は10°
もしくはそれ以下で広がる。   多分拒絶  水接触角度が80°以下。             インク油の接触角度は10°
以上および/または広がらない。
【0038】ここに説明するように親油性且つ疎水性を
有するコーティング材料の組み合わせは実際において石
版印刷機械の環境の下で、インクおよび水の両方が表面
上に対して与えられもしくは圧送されるときに、水もし
くは湿し溶液よりも優先的に石版印刷インクを受け入れ
、保持しそしてそれらの面面上に維持する。オイルイン
クと一緒に印刷流体を連続相として槽から印刷される基
体へ印刷インク濃度制御を損なわずに転写させるように
石版印刷機械のインク付与ローラートレインに使用され
た計量ローラーを許容するのは、この組み合わされた親
油性と疎水性の特性であり、この制御の損失は1本また
は複数のインク付与ローラーから水によってインク印刷
流体が解離するためである。
【0039】コーティング層105における粒子材料1
03の機能はドクターブレードの掻き落とし作用による
親油性且つ疎水性の有機母材材料102の摩滅を原則さ
せることである。これはコーティングの全構造体を適度
に硬くし、しかも本来的に非常に硬く脆い溶射もしくは
プラズマ溶射したセラミックコーティングに似つかわし
くなく小さな規模にて多少従動的もしくは弾性的とする
ことで行われる。粒状材料は、ポリマー部分がコーティ
ング中で本質的に連続相となるように調整されることに
よって、凝固された有機母材材料の固有の親油性且つ疎
水性の二面性を犠牲にせずに耐摩耗性を発現できる程度
に十分な量を組み合わされる。この粒状材料はアルミナ
やその他のセラミックの粉末から、また自然に生じる二
酸化チタン、カルシウムカーボネート、重晶石、シリカ
或いは粘土のような比較的硬い材料から、或いはガラス
粉末や疎水性粘土のような天然材料の合成もしくは化学
処理された類似物もしくは誘導物から選択されることが
できる。好ましい粒子寸法は5〜約50ミクロンの範囲
であり、製造された材料もしくは鉱物材料はこの推奨さ
れた範囲から外れた1部の材料を含むことができる。一
般的に約50ミクロンを大きく超える粒子の大きな片が
存在すると、レーザー彫刻の際に望まれるよりも大きな
奇妙な形状のセルが作られてしまう。何故ならば表面上
のレーザー彫刻されたセルの寸法は約40〜100ミク
ロンの範囲が有用だからである。
【0040】粒状材料は仕上げたコーティングの体積比
率で約20%〜60%にて有機母材コーティング中に含
まれる。これは最適耐摩耗性を得るのに必要な量によっ
て決まる。この点に関して、有機の橋かけされたもしく
は溶融されたポリメリック母材材料は、仕上げられたコ
ーティングの基準体積に含有される粒子の各々を完全に
取り囲むのに必要とされる量よりも多いことが理解され
た重要な点である。このようにして、コーティング強度
と耐摩耗性との最適な組み合わせが達成され、比較的均
一なコーティング構造が得られる。これは調和した且つ
均一な親油性および疎水性の特徴をその体積全体にわた
って有するのである。
【0041】米国特許第4,882,990号明細書(
参照することでここに組み入れられる)は無鍵石版印刷
用の計量ローラーの端面のコーティング組成の使用を開
示している。これは一部でここに記載した組成と似てお
り、相違点は表面の滑らかなローラーコーティングが直
接にインク計量のためにドクターブレードと関係されて
使用されているが、ローラー表面にセルの有意な形成を
伴う製造段階がまったくないことである。この技法はむ
しろ大きな寸法の粒状物質の存在に基づくものであり、
例え約60ミクロンもしくはそれ以上の平均寸法の物質
の存在に依存している。ドクターブレードにより掻き落
としが行われる状態の下で、ローラーは多少ながら表面
に無作為に割れ目を形成する傾向を見せる。これは母材
と大きな粒子充填混合物との摩耗の差、本質的に球状の
硬質粒子の幾つかが周期的に失われること、による。形
成された表面の割れ目は明らかに大きな容積寸法を表し
、また、機械的もしくはレーザー彫刻のような製造方法
が使用されて表面にはっきりと定められたセルを形成す
るようになされた他の従来技術の場合と同様な範囲の頻
度を表している。これらのローラーは一般に長い有効寿
命を印刷機械に与える。これは、固さ値が金属もしくは
セラミックで被覆をされた対称部材の硬さ値よりも大幅
に小さいにも拘らずにである。1億回の印刷の表現も一
般的でないとはいえない。
【0042】米国特許第4,882,990号明細書に
よる材料で製造された与えられたローラーによって供給
できるインク量を、コーティングに組み付けられる硬い
粒子の寸法もしくは量を片かさせることによって、制御
可能に変更できることが見いだされた。例えこのように
できる手段が見いだされたとしても、ローラーの交換が
インク供給体積の変更のために、それ故に光学的濃度の
対応する増減を行うために必要とされる。また、実際の
インク供給体積はローラーに対するドクターブレードの
角度および圧力に大きく依存する。これらの要因は全体
のインク供給体積を意図的に変化させるために152.
4cm(60インチ)もしくはそれ以上に広い印刷機械
を一定に横断してセットするのが困難である。インク供
給体積を変化させるために追加式のローラーまたは他の
装置を応用することはインク付与装置を複雑にする。こ
の設計方向は無鍵インク付与の理解された利点とは反す
るものであり、すなわち構造および作動の簡単化とは反
している。
【0043】レーザー彫刻した計量ローラーの従来技術
の経験とは反対に、硬質粒子含有有機ポリマー母材コー
ティングのレーザー彫刻はここに開示したように、初期
インク供給能力の知られたコーティング面にインク受け
止めセルを形成し、明確にドリル形成された正確な寸法
の孔となす。この理由の一つは、鋳直し、すなわちコー
ティング面におけるランド目面積部分に対するレーザー
彫刻材料の再付着がないことである。このような鋳直し
現象は典型的にはレーザー彫刻したセラミックまたはそ
の他の実質的に硬い材料のみによるコーティングの場合
である。この発見は特に重要である。何故ならば親油性
で疎水性の計量ローラーの製造を可能にするからである
。このローラーはここに説明し理由によって既知のイン
ク供給の能力と優れた印刷機械の寿命の両方を兼ね備え
るのである。
【0044】この発見の等しく重要な概念は、通常のし
かも強力なレーザーによって真っ直ぐで、深い、ほぼ半
径方向の壁を有するセルが図5〜図7に示したようにコ
ーティングにドリル成形できることである。この壁はセ
ル全深さにわたって親油性および疎水性を有する。これ
は、ここに説明したような均一な有機母材材料が親油性
および疎水性の特徴による。この特徴は高い耐摩耗性と
ともに従来技術のレーザー彫刻計量ローラーの分野で知
られていなかったことである。
【0045】本発明の1つの利点は材料コストおよびコ
ーティングの応用方法が例えば特別な従来技術による金
属メッキ作業やプラズマ溶射セラミックコーティングの
被覆作業の場合よりも一般に安価なことである。レーザ
ー彫刻後の仕上げ作業がないことは通常の鋳直し材料が
ないためである。それ故にレーザー彫刻作業全体もまた
安価となるのである。
【0046】図8(A)、図8(B)および図8(C)
は本発明の技法の主なる特徴の1つを図示している。与
えられた温度および溶融ローラー速度状態の下で、また
、せん断速度に依存する与えられた或る特別な粘性を有
するインク調整剤の下で、出合い点で転写ローラーへ転
写されるように計量ローラーセルの各々から流出するイ
ンク量は、表面作用せん断力122がセル内のインクに
影響してそのインクをセルから流出させるようになす深
さ位置に関係する。セル内の全インク量125における
十分に大きなせん断作用を受けたインク123の体積だ
けが、転写ローラー上の残留インクとの接触によって生
じた接着力に応答してセルから流出するようになされ、
このようにしてインク交換される。これは概略的なせん
断力ベクトルによって示されており、通常のインクの置
き換えられる量123が図8(A)に示されている。2
つの重要な利点がこの深い半径方向の基本的に円筒形の
セルの幾何学形状から導かれる。何故ならばこのせん断
速度の影響によるからである。
【0047】第1の利点は、図8(A)、図8(B)お
よび図8(C)のインク充填セル深さ124A、124
B、124Cが指摘したせん断影響領域123を超えて
いる限り、インク供給体積123が一定に維持されると
いうことである。より深く、図8(A)に示したような
せん断力の流動効果に基づいて実際に信じることのでき
る量より多い量のインクを保持したセルで始まり、従っ
て長いローラー寿命が得られることになる。何故ならば
図8(B)および図8(C)の部分的に摩滅したローラ
ーに関して図示されているようにインク供給量は摩耗に
よって変化しないからである。それにおいては、最外面
は120Aから120Bへ、そして120Cへと変化し
、これはローラーコーティング厚さ寸法が105Aから
105B、そして105Cへと変化するのに対応してい
る。また、セル深さ寸法は124Aから124Bへ、そ
して124Cへと変化するのに対応している。この固定
的なインク供給能力は機械的に彫刻形成された切頭ピラ
ミッドセルや硬いざのレーザー彫刻によって形成される
円錐形セルと鋭い対比をなす。これらの従来技術の形式
の全てに於けるインク供給量は同じ運転状態の下で計量
ローラーの表面が摩耗するにつれて減少してしまうので
ある。
【0048】深い真っ直ぐな円筒形のセルの幾何学形状
を有する計量ローラーによって生まれる2の主なる利点
は、比較的柔らかな有機ポリマーおよび硬い充填材料の
組み合わせが使用できることであり、これは今までかん
がえられなかったことである。米国特許第4,882,
990号明細書に開示された技法と相違して、インク供
給はドクターブレードがローラー面を摩滅させるという
同時に起こる不可避的現象とは無関係とされる。この従
来技術による方法は摩耗に従動的なインク供給特性を有
しており、それ故に使用できる材料の制限範囲が依然と
して残されている。本発明の技法においては、全コーテ
ィング材料の体積に対するセル体積の比率は比較的低く
保持され、コーティングの一体性および強度がレーザー
彫刻作業の前とほぼ同様な高い値とされる。従って、し
かもむしろ深い孔すなわちセルが使用されることから、
ドクターブレードによる摩耗の下で意図的に犠牲となさ
れる材料の組み合わせが使用でき、これはドクターブレ
ードの摩耗作用に強力に抵抗するようになす代わりにロ
ーラーコーティングが必要とされるならば、考慮して実
施できるものではない。
【0049】本発明の他の利点は、セルから転写される
インク量の変更のための簡単な手段が容易に応用できる
ことである。全ての石版印刷インクがグラビヤ印刷やフ
レキソ印刷に使用される流体インクに比較して比較的粘
性が小さい。粘性のインクは流動抵抗を迅速に低下でき
るので、すなわち温度が高いときに粘性が低下するので
、本発明の計量ローラーによるインク付与ローラートレ
インに対すインク供給量を迅速且つ制御の下で変更でき
るのである。これは、単純に計量ローラーおよび/また
は転写ローラーのニップの位置もしくはその近くの温度
を変化させ、これによりセルから流出するインク量を増
減できるようにすることで行えるのである。この増減は
、インク温度が高まるか低まるかによって決まる。
【0050】これは図9(A)、図9(B)および図9
(C)を参照して示される。これにおいて基準インク作
動温度はTであり、図9(A)に対応する。140Aで
示されたインク量が全セルインク量125から転写され
る。これは転写ローラーニップが本発明の計量ローラー
と接触して形成されたニップにおけるせん断力によって
生じる。この結果、コピーはこのローラー技法を使用し
た印刷機械によって第1の光学濃度値のインク温度状態
の下で印刷される。セルにおけるインク体積125の温
度の上昇はセル開口におけるインクのせん断力に対する
抵抗を小さくして、図9(B)に示すように転写ローラ
ーへより多い量のインク供給140Bが生じる。そして
相応に印刷された光学濃度が高まる。同様に、T以下の
温度にまでインク温度が低下すると、インクの流動抵抗
が増大して、図9(C)に示すように図9(A)の場合
より少ない量のインク140Cがセルから出るようにな
される。この結果、印刷された光学的濃度は低下される
。このようにして、本発明のローラーによるインクの計
量は制御可能な状態で変化でき、計量ローラーを交換し
たりインク調整剤を変化させる必要を伴わずに印刷され
る光学密度を全体的に意図して変更することができるの
である。また、追加されるような複雑なローラー装置、
ドクターブレードおよび継続する保守や設定制御を必要
とするようなその他の機構を備えることも必要ないので
ある。
【0051】インク温度を制御する1つの簡単な方法は
、図1〜図4のインク循環配管12もしくは槽部材10
または10Aまたは18または34に組み込まれた熱交
換器によってインプットインクを加熱または冷却するこ
とである。他の現在技術の冷却および加熱技法を使用す
ることができる。例えば計量ローラーの温度を制御する
ことができる。このようになす技法は印刷技術分野でよ
く知られている。
【0052】質量の大きなローラーおよび比較的大量の
インク体積の温度を変化することは今日の印刷物の高速
作成に比較して遅い方法となることが認識されている。 また、油性の石版印刷インクの存在の中で計量ローラー
を掻き落とすのはインク温度を約37.8℃〜約65.
5℃(華氏100°〜華氏150°)の最終的に安定す
る値にまで徐々に上昇させる。この温度はブレードおよ
び/または計量ローラーの出合い点もしくはその近くの
材料熱伝達特性によって決まる。このような理由によっ
て、インクインプット体積を変化させるための本発明の
温度の使用は予想上の最も有効なものと推測できる。す
なわち、第1の印刷現場で第2の印刷現場よりも全体と
して高い密度が必要とされるならば、インク循環装置の
作動温度を変化させることだけが必要となり、印刷運転
の前に事前に設定することができるのである。同じ印刷
機械を使用して異なる印刷運転を行うためにも同様な説
明がなされることになる。
【0053】計量ローラーセルから1本または複数の転
写ローラーに転写させることに関してのインクを加熱お
よび冷却する他の方法は、図1の印刷機械ローラーの図
示の変化形態である例えば図10に示すように、温度調
節されたライダーローラー50を掻き落としブレード1
6と転写ローラー15との間に介在させて回転伝達させ
るように備えることである。ローラー50は、実際にイ
ンク量を変化させて転写ローラーニップにおける計量ロ
ーラー上に薄いインクフィルムの選択されたインク温度
を容易に維持できる。何故ならば、ローラー50上に形
成されるインクフィルムとそのインクフィルムとの連続
した分かれによって維持されるのであり、これは親油性
で疎水性の面によるのである。ローラー50の面は既知
の内部冷却/加熱流体もしくは空気循環装置51,52
,53によって適当温度に維持される。
【0054】本発明はここに記載した加熱および冷却装
置および装置の特定な細部に限定されない。また、その
他の改良および応用が予想できる。或る他の変更が上述
した装置および方法に対してここに記載した本発明の精
神および範囲から逸脱せずになし得る。それ故に上述し
た主題は説明のためのものであって限定する意図のもの
ではないと解釈されねばならない。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明による表面掻き落
としドクターブレードと一緒に使用されるローラーは、
ドクターブレードとの協働によって摩耗を生じてもイン
ク供給量に変化を生じないので、極めて簡単にインク供
給ローラーの寿命を大幅に延長することができるうえ、
従来のように複雑な構造の手段を備えなければこれを実
現できなかった大きな欠点を極めて簡単に解消できる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計量ローラーを組み込んだ印刷機械ロ
ーラーの多くの有効な配列の1つを図解する無鍵石版印
刷装置の概略的側面図。
【図2】本発明の実現に同様に有効な他の印刷機械構成
の概略側面図。
【図3】本発明の実現に同様に有効な更に他の印刷機械
構成の概略側面図。
【図4】本発明の実現に同様に有効な更に他の印刷機械
構成の概略側面図。
【図5】本発明により作られたローラーの一部を通る横
断面図で、レーザー彫刻面のコーティング領域を示す拡
大断面図。
【図6】ここに説明する計量ローラーの典型的なレーザ
ー−ドリル形成セルの円筒形に近い形状を示す正面図。
【図7】図6と同様の斜視図。
【図8】(A)、(B)および(C)は本発明の深い円
筒形のセルの中空部分がローラー面の摩耗に応じて如何
にインクの一定した量を計量するのに使用されるかを示
すそれぞれ断面図。
【図9】(A)、(B)および(C)は本発明のローラ
ーからのインク供給が如何にしてインク/ローラーの組
み合わせの局部的温度に応じて意図的に変化されるかを
示すそれぞれ断面図。
【図10】本発明の計量ローターを、そのローラーの除
々の摩耗に拘らずにその計量ローラーから印刷機械へ供
給されるインクインプット量を変化させるように使用す
る1つの手段の概略的正面図。
【符号の説明】
10,10A,18,34  インク槽11  循環ポ
ンプ 12  配管 13  インクパン 14  計量ローラー 15  転写ローラー 16  計量ドクターブレード 17  インプット組立体 18  混合タンク 19,20  インプット 20  インク付与ドラム 21  湿しローラー 25  プレートシリンダー 28  印刷プレート 32  印刷シリンダー 33  フォームローラー 50  ライダーローラー 51,52,53  流体もしくは空気循環装置101
  コアー材料 102  有機ポリマー材料 103  硬質粒子 104  セル 105  固体被覆質量すなわちコーティング層123
  インク体積 125  全インク体積

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  外面に塗布された流体を計量するため
    の表面掻き落としドクターブレードと一緒に使用される
    ローラーであって、コアー面を有する実質的に円筒形の
    コアーと、前記コアー面上のポリマー材料のコーティン
    グであって、予め定めた厚さを有し、予め定めた体積パ
    ーセントのかなり硬い耐摩耗粒子を有し、また前記ロー
    ラーの外面をなす面も有している前記コーティングと、
    前記コーティングに形成されている複数のセルであって
    、それらの各々が少なくとも1つのセル壁を有し、この
    セル壁は前記ローラーの前記外面に対して実質的に直角
    に配向され且つまた前記ローラーの前記外面位置に開口
    端部を有しているような前記複数のセルと、を含んで構
    成されたことを特徴とする表面掻き落としドクターブレ
    ードと一緒に使用されるローラー。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載されたローラーであっ
    て、前記コーティングの前記予め定めた厚さが実質的に
    0.127〜1.270mm(5〜50ミル)の範囲に
    あることを特徴とする表面掻き落としドクターブレード
    と一緒に使用されるローラー。
  3. 【請求項3】  請求項1に記載されたローラーであっ
    て、かなり硬い耐摩耗粒子の前記予め定めた体積パーセ
    ントが実質的に10〜60パーセントの範囲にあること
    を特徴とする表面掻き落としドクターブレードと一緒に
    使用されるローラー。
  4. 【請求項4】  請求項1に記載されたローラーであっ
    て、前記耐摩耗粒子が前記コーティングの前記予め定め
    た厚さの実質的に0.001〜0.1の範囲の平均最大
    寸法を有することを特徴とする表面掻き落としドクター
    ブレードと一緒に使用されるローラー。
  5. 【請求項5】  請求項1に記載されたローラーであっ
    て、前記ポリマー材料が前記コーティング内部に実質的
    に連続した相を形成していることを特徴とする表面掻き
    落としドクターブレードと一緒に使用されるローラー。
  6. 【請求項6】  請求項1に記載されたローラーであっ
    て、前記コーティングが親油性および疎水性であること
    を特徴とする表面掻き落としドクターブレードと一緒に
    使用されるローラー。
  7. 【請求項7】  請求項1に記載されたローラーであっ
    て、前記ローラーの前記外面および前記セルの各々の前
    記少なくとも1つの壁が親油性および疎水性であること
    を特徴とする表面掻き落としドクターブレードと一緒に
    使用されるローラー。
  8. 【請求項8】  請求項1に記載されたローラーであっ
    て、前記硬い耐摩耗粒子が約5〜50ミクロンの範囲の
    寸法を有していることを特徴とする表面掻き落としドク
    ターブレードと一緒に使用されるローラー。
  9. 【請求項9】  請求項1に記載されたローラーであっ
    て、前記セルが実質的に円筒形であり、約10.0〜1
    00.0ミクロンの範囲の直径および約5〜50ミクロ
    ンの深さを有していることを特徴とする表面掻き落とし
    ドクターブレードと一緒に使用されるローラー。
  10. 【請求項10】  請求項1に記載されたローラーであ
    って、前記コーティングが1mmあたり約4〜12個の
    セル(1インチあたり約100〜300個のセル)を有
    していることを特徴とする表面掻き落としドクターブレ
    ードと一緒に使用されるローラー。
  11. 【請求項11】  外面に塗布された流体を計量するた
    めの表面掻き落としドクターブレードと一緒に使用され
    るローラーを製造する方法であって、コアー面を有する
    実質的に円筒形のコアーを準備し、前記コアー面をポリ
    マー材料のコーティングで被覆するのであって、前記コ
    ーティングは予め定めた厚さと予め定めた体積パーセン
    トのかなり硬い耐摩耗粒子とを有し、また前記コーティ
    ングは前記ローラーの外面となる面も有しており、前記
    コーティングに複数の実質的に円筒形のセルをレーザー
    彫刻するのであって、それらの実質的に円筒形のセルの
    各々が前記ローラーの前記外面に対して実質的に直角に
    配向され且つまた前記ローラーの前記外面位置に開口端
    部を有している、諸段階を包含することを特徴とする表
    面掻き落としドクターブレードと一緒に使用されるロー
    ラーの製造方法。
  12. 【請求項12】  請求項11に記載された方法であっ
    て、前記ローラーの前記外面はコーティング付与の後で
    且つまた前記レーザー彫刻の前に機械加工されて滑らか
    な外面とされることを特徴とする表面掻き落としドクタ
    ーブレードと一緒に使用されるローラーの製造方法。
  13. 【請求項13】  請求項11に記載された方法であっ
    て、前記コーティングの前記予め定めた厚さが実質的に
    0.127〜1.270mm(5〜50ミル)の範囲で
    あることを特徴とする表面掻き落としドクターブレード
    と一緒に使用されるローラーの製造方法。
  14. 【請求項14】  請求項11に記載された方法であっ
    て、かなり硬い耐摩耗粒子の前記予め定めた体積パーセ
    ントが実質的に10〜60パーセントの範囲であること
    を特徴とする表面掻き落としドクターブレードと一緒に
    使用されるローラーの製造方法。
  15. 【請求項15】  請求項11に記載された方法であっ
    て、前記耐摩耗粒子が前記コーティングの前記予め定め
    た厚さの実質的に0.001〜0.1の範囲の平均最大
    寸法を有することを特徴とする表面掻き落としドクター
    ブレードと一緒に使用されるローラーの製造方法。
  16. 【請求項16】  請求項11に記載された方法であっ
    て、前記ポリマー材料が前記コーティングの内部に実質
    的に連続した相を形成することを特徴とする表面掻き落
    としドクターブレードと一緒に使用されるローラーの製
    造方法。
  17. 【請求項17】  請求項11に記載された方法であっ
    て、前記コーティングが親油性および疎水性であること
    を特徴とする表面掻き落としドクターブレードと一緒に
    使用されるローラーの製造方法。
  18. 【請求項18】  請求項11に記載された方法であっ
    て、前記ローラーの前記外面および前記セルの前記壁が
    親油性および疎水性であることを特徴とする表面掻き落
    としドクターブレードと一緒に使用されるローラーの製
    造方法。
  19. 【請求項19】  請求項11に記載された方法であっ
    て、前記硬い耐摩耗粒子が約5〜50ミクロンの範囲の
    寸法を有することを特徴とする表面掻き落としドクター
    ブレードと一緒に使用されるローラーの製造方法。
  20. 【請求項20】  請求項11に記載された方法であっ
    て、前記セルが約10.0〜100.0ミクロンの範囲
    の直径および約30.0〜100.0ミクロンの範囲の
    深さを有することを特徴とする表面掻き落としドクター
    ブレードと一緒に使用されるローラーの製造方法。
  21. 【請求項21】  請求項11に記載された方法であっ
    て、前記コーティングが1mm当り約4〜12個のセル
    (1インチあたり約100〜300個のセル)を有する
    ことを特徴とする表面掻き落としドクターブレードと一
    緒に使用されるローラーの製造方法。
  22. 【請求項22】  表面掻き落としドクターブレードに
    よってローラーの外面から流体を計量する方法であって
    、コアー面を有し、前記コアー面上にポリマー材料のコ
    ーティングを備えた実質的に円筒形のコアーを有するロ
    ーラーを準備するのであって、前記コーティングは予め
    定めた厚さと、予め定めた体積パーセントのかなり硬い
    耐摩耗粒子とを有とており、また前記コーティングは前
    記ローラーの外面となる面と、前記コーティングに形成
    された複数のセルとを有しており、それらのセルの各々
    が前記ローラーの前記外面に対して実質的に直角に配向
    された少なくとも1つのセル壁と、前記ローラーの前記
    外面位置に開口端部とを有しており、ドクターブレード
    に対して前記ローラーを回転させるのであって、このド
    クターブレードは静止保持されており、前記ローラーの
    前記外面に流体を塗布し、前記ドクターブレードによっ
    て前記ローラーの前記外面を掻き落として計量された量
    の流体を与えるようになし、そして前記ローラーが回転
    し、ドクターブレードが前記外面を掻き落とす際に前記
    ローラーの前記外面が摩滅され、この外面の摩滅が与え
    られる計量された流体量に実質的に変化を生じないよう
    になす、諸段階を包含することを特徴とする表面掻き落
    としドクターブレードによるローラー外面からの流体の
    計量方向。
  23. 【請求項23】  請求項22に記載された方法であっ
    て、ローラーの温度が計量流体の量を増大或いは減少さ
    せるために変化されることを特徴とする表面掻き落とし
    ドクターブレードによるローラー外面からの流体の計量
    方向。
  24. 【請求項24】  請求項22に記載された方法であっ
    て、前記ローラーの前記外面は前記コアー面にコーティ
    ングが付与された後で且つまた前記レーザー彫刻の前に
    機械加工されて滑らかな外面とされることを特徴とする
    表面掻き落としドクターブレードによるローラー外面か
    らの流体の計量方向。
  25. 【請求項25】  請求項22に記載された方法であっ
    て、前記コーティングの前記予め定めた厚さが実質的に
    0.127〜1.270mm(5〜50ミル)の範囲で
    あることを特徴とする表面掻き落としドクターブレード
    と一緒に使用されるローラーの製造方法。
  26. 【請求項26】  請求項22に記載された方法であっ
    て、かなり硬い耐摩耗粒子の前記予め定めた体積パーセ
    ントが実質的に10〜60パーセントの範囲であること
    を特徴とする表面掻き落としドクターブレードによるロ
    ーラー外面からの流体の計量方向。
  27. 【請求項27】  請求項22に記載された方法であっ
    て、前記耐摩耗粒子が前記コーティングの前記予め定め
    た厚さの実質的に0.001〜0.1の範囲の平均最大
    寸法を有することを特徴とする表面掻き落としドクター
    ブレードによるローラー外面からの流体の計量方向。
  28. 【請求項28】  請求項22に記載された方法であっ
    て、前記ポリマー材料が前記コーティングの内部に実質
    的に連続した相を形成することを特徴とする表面掻き落
    としドクターブレードによるローラー外面からの流体の
    計量方向。
  29. 【請求項29】  請求項22に記載された方法であっ
    て、前記コーティングが親油性および疎水性であること
    を特徴とする表面掻き落としドクターブレードによるロ
    ーラー外面からの流体の計量方向。
  30. 【請求項30】  請求項22に記載された方法であっ
    て、前記ローラーの前記外面および前記セルの前記壁が
    親油性および疎水性であることを特徴とする表面掻き落
    としドクターブレードによるローラー外面からの流体の
    計量方向。
  31. 【請求項31】  請求項22に記載された方法であっ
    て、前記硬い耐摩耗粒子が約5〜50ミクロンの範囲の
    寸法であることを特徴とする表面掻き落としドクターブ
    レードによるローラー外面からの流体の計量方向。
  32. 【請求項32】  請求項22に記載された方法であっ
    て、前記セルが円筒形とされ、約10〜100ミクロン
    の範囲の直径および約5〜50ミクロンの範囲の深さを
    有することを特徴とする表面掻き落としドクターブレー
    ドによるローラー外面からの流体の計量方向。
  33. 【請求項33】  請求項22に記載された方法であっ
    て、前記コーティングが1mm当り約4〜12個のセル
    (1インチあたり約100〜300個のセル)を有する
    ことを特徴とする表面掻き落としドクターブレードによ
    るローラー外面からの流体の計量方向。
JP4030641A 1991-02-19 1992-02-18 表面掻き落としドクターブレードと一緒に使用されるローラーおよびその製造方法 Pending JPH04319443A (ja)

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