JPH04319340A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH04319340A JPH04319340A JP3088398A JP8839891A JPH04319340A JP H04319340 A JPH04319340 A JP H04319340A JP 3088398 A JP3088398 A JP 3088398A JP 8839891 A JP8839891 A JP 8839891A JP H04319340 A JPH04319340 A JP H04319340A
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- Japan
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- probe
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- switch
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- 239000000523 sample Substances 0.000 claims abstract description 61
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 abstract description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 7
- 238000002604 ultrasonography Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000747 cardiac effect Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004217 heart function Effects 0.000 description 1
- 238000001727 in vivo Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 210000001835 viscera Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はバイプレーンプローブを
有する超音波診断装置に係り、特に操作性および画質を
改善するとともに製造加工が容易な超音波診断装置に関
する。
有する超音波診断装置に係り、特に操作性および画質を
改善するとともに製造加工が容易な超音波診断装置に関
する。
【0003】
【従来の技術】超音波診断装置は、生体内のある断面内
へ、超音波プローブ(探触子)から超音波を連続的に発
射し、その生体内からの反射信号を同じ超音波プローブ
によって検出し、この検出信号に基づいて超音波断層画
像を再構成して、CRT等の表示手段上に表示する装置
である。
へ、超音波プローブ(探触子)から超音波を連続的に発
射し、その生体内からの反射信号を同じ超音波プローブ
によって検出し、この検出信号に基づいて超音波断層画
像を再構成して、CRT等の表示手段上に表示する装置
である。
【0004】一般に、超音波診断では生体内組織の特定
部位の形態を観察することにより診断を実施しているが
、この形態を3次元的により正確に把握するためには、
同一の点において直交する2断面を同時に観察できる機
能を備えることが望まれている。特に心臓機能の診断を
実施する際には、心臓中心部で直交する2断面の同時観
察は心容積の計測、心拍出量の計測精度を向上させるた
めに是非とも必要とされている。
部位の形態を観察することにより診断を実施しているが
、この形態を3次元的により正確に把握するためには、
同一の点において直交する2断面を同時に観察できる機
能を備えることが望まれている。特に心臓機能の診断を
実施する際には、心臓中心部で直交する2断面の同時観
察は心容積の計測、心拍出量の計測精度を向上させるた
めに是非とも必要とされている。
【0005】上記のような要望に応える超音波診断装置
として、例えば図3に示すような、2個のフューズドア
レイ振動子(トランジューサ)1a,1bを、その配列
方向が互いに直交するように配置した、いわゆるバイプ
レーンプローブ2を備えた装置が実用化されている。各
トランジューサ1a,1bからの信号線は、プローブケ
ーブル3内に収容され、プローブケーブル3内の信号線
は途中で各トランジューサ1a,1b毎に分岐され、そ
れぞれコネクター4a,4bを介して診断装置本体5に
接続されている。
として、例えば図3に示すような、2個のフューズドア
レイ振動子(トランジューサ)1a,1bを、その配列
方向が互いに直交するように配置した、いわゆるバイプ
レーンプローブ2を備えた装置が実用化されている。各
トランジューサ1a,1bからの信号線は、プローブケ
ーブル3内に収容され、プローブケーブル3内の信号線
は途中で各トランジューサ1a,1b毎に分岐され、そ
れぞれコネクター4a,4bを介して診断装置本体5に
接続されている。
【0006】すなわち2個のトランジューサ1a,1b
を有するバイプレーンプローブ2においては、1個のト
ランジューサを有する一般のプローブと比較して信号線
の合計チャンネル数が多くなり、1個のコネクターで装
置本体5に接続しようとするとコネクターが大型化して
操作性が低下してしまう。そのため、信号線は、装置本
体5の手前において各トランジューサ1a,1b毎に分
岐され、それぞれ小型のコネクター4a,4bを介して
、装置本体5に接続されている。
を有するバイプレーンプローブ2においては、1個のト
ランジューサを有する一般のプローブと比較して信号線
の合計チャンネル数が多くなり、1個のコネクターで装
置本体5に接続しようとするとコネクターが大型化して
操作性が低下してしまう。そのため、信号線は、装置本
体5の手前において各トランジューサ1a,1b毎に分
岐され、それぞれ小型のコネクター4a,4bを介して
、装置本体5に接続されている。
【0007】また、各トランジューサ1a,1bからの
信号線群の、いずれかを選択し切替える切替スイッチ6
が装置本体5の操作卓上に付設されている。
信号線群の、いずれかを選択し切替える切替スイッチ6
が装置本体5の操作卓上に付設されている。
【0008】そしてオペレータはバイプレーンプローブ
2を被検部に挿入して超音波の送受信を行い、装置本体
5上の切替スイッチ6を操作することにより、直交する
2つの断層像のいずれかをCRT上に表示し診断を行う
ことができる。
2を被検部に挿入して超音波の送受信を行い、装置本体
5上の切替スイッチ6を操作することにより、直交する
2つの断層像のいずれかをCRT上に表示し診断を行う
ことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の超音波診断装置においては、各トランジューサ用
の信号線を2個のコネクタを介して、装置本体に接続す
る構造であるため、プローブケーブルを途中で2系列に
分岐することが必要であり、必然的にプローブケーブル
の製造工程が煩雑になる問題点がある。
従来の超音波診断装置においては、各トランジューサ用
の信号線を2個のコネクタを介して、装置本体に接続す
る構造であるため、プローブケーブルを途中で2系列に
分岐することが必要であり、必然的にプローブケーブル
の製造工程が煩雑になる問題点がある。
【0010】また装置本体側で2通りの信号線用回路の
パターン引き廻しが必要になり、両回路の電気容量差に
起因して、2つの断層画像の画質に差異を生じる欠点が
ある。
パターン引き廻しが必要になり、両回路の電気容量差に
起因して、2つの断層画像の画質に差異を生じる欠点が
ある。
【0011】さらに2つの断層画像の表示切替えは、装
置本体上の切替スイッチを操作して行う必要があり、操
作上極めて不便であった。すなわち診断を行う際にはバ
イプレーンプローブの位置設定を行うオペレータと、切
替スイッチを操作する補助オペレータとが必要であり、
1人のオペレータが診断を行う場合には、作業負荷が大
きくなる問題点があった。
置本体上の切替スイッチを操作して行う必要があり、操
作上極めて不便であった。すなわち診断を行う際にはバ
イプレーンプローブの位置設定を行うオペレータと、切
替スイッチを操作する補助オペレータとが必要であり、
1人のオペレータが診断を行う場合には、作業負荷が大
きくなる問題点があった。
【0012】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであり、操作性を改善し、2つの断層像の画
質差を解消するとともに、プローブの構成を簡素化し製
造加工が容易となる超音波診断装置を提供することを目
的とする。 〔発明の構成〕
されたものであり、操作性を改善し、2つの断層像の画
質差を解消するとともに、プローブの構成を簡素化し製
造加工が容易となる超音波診断装置を提供することを目
的とする。 〔発明の構成〕
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、配列方向が互いに直交するように配置した1
対のトランジューサを有するバイプレーンプローブと、
各トランジューサからの信号線を内蔵したプローブケー
ブルを診断装置本体にコネクターを介して接続した超音
波診断装置において、各トランジューサからの信号線の
いずれかを相互に選択して切替えて診断装置本体に接続
する高圧スイッチ付きコネクタを設けるとともに、上記
高圧スイッチ付きコネクタにおける信号線の切替動作を
指示する切替スイッチを上記バイプレーンプローブ近傍
のプローブケーブルに付設したことを特徴とする。
本発明は、配列方向が互いに直交するように配置した1
対のトランジューサを有するバイプレーンプローブと、
各トランジューサからの信号線を内蔵したプローブケー
ブルを診断装置本体にコネクターを介して接続した超音
波診断装置において、各トランジューサからの信号線の
いずれかを相互に選択して切替えて診断装置本体に接続
する高圧スイッチ付きコネクタを設けるとともに、上記
高圧スイッチ付きコネクタにおける信号線の切替動作を
指示する切替スイッチを上記バイプレーンプローブ近傍
のプローブケーブルに付設したことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成に係る超音波診断装置によれば、高圧
スイッチ付きコネクタによって各トランジューサからの
信号線のいずれかが選択され装置本体に接続されるため
、装置本体側の1系統の信号線用回路のみを使用して、
2つの断層像を表示することができる。
スイッチ付きコネクタによって各トランジューサからの
信号線のいずれかが選択され装置本体に接続されるため
、装置本体側の1系統の信号線用回路のみを使用して、
2つの断層像を表示することができる。
【0015】従って、従来装置のように2つの回路の電
気容量差に起因する画質の差異を生じることがなく、ま
た、装置本体側の1個のコネクターのみ使用すれば足り
るためコネクタの着脱が容易となる。
気容量差に起因する画質の差異を生じることがなく、ま
た、装置本体側の1個のコネクターのみ使用すれば足り
るためコネクタの着脱が容易となる。
【0016】また高圧スイッチ付きコネクタに至るまで
のプローブケーブルは、分岐する必要がなく、太い1本
のケーブルで構成できるため、プローブの製造工程が極
めて簡素になる。
のプローブケーブルは、分岐する必要がなく、太い1本
のケーブルで構成できるため、プローブの製造工程が極
めて簡素になる。
【0017】さらに高圧スイッチ付きコネクタの切替動
作を指示する切替スイッチをバイプレーンプローブ近傍
のプローブケーブルに付設したことにより、オペレータ
は、バイプレーンプローブの位置調整と並行して切替ス
イッチを操作することが可能になり、2画面の表示を、
適宜切替えることができ、装置の操作性を大幅に改善す
ることができる。
作を指示する切替スイッチをバイプレーンプローブ近傍
のプローブケーブルに付設したことにより、オペレータ
は、バイプレーンプローブの位置調整と並行して切替ス
イッチを操作することが可能になり、2画面の表示を、
適宜切替えることができ、装置の操作性を大幅に改善す
ることができる。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例について添付図面を参照
して説明する。図1は本発明に係る超音波診断装置の一
実施例を模式的に示す構成図であり、図2は高圧スイッ
チ付きコネクタの構成を示す断面図である。
して説明する。図1は本発明に係る超音波診断装置の一
実施例を模式的に示す構成図であり、図2は高圧スイッ
チ付きコネクタの構成を示す断面図である。
【0019】すなわち本実施例に係る超音波診断装置は
、配列方向が互いに直交するように配置した1対のトラ
ンジューサ1a,1bを有するバイプレーンプローブ2
と、各トランジューサ1a,1bからの信号線7a,7
bを内蔵したプローブケーブル3aを診断装置本体5に
コネクター4を介して接続した超音波診断装置において
、各トランジューサ1a,1bからの信号線7a,7b
のいずれかを相互に選択して切替えて診断装置本体5に
接続する高圧スイッチ付きコネクタ8を設けるとともに
、上記高圧スイッチ付きコネクタ8における信号線7a
,7bの切替動作を指示する切替スイッチ9を上記バイ
プレーンプローブ2の近傍のプローブケーブル3aに付
設して構成される。
、配列方向が互いに直交するように配置した1対のトラ
ンジューサ1a,1bを有するバイプレーンプローブ2
と、各トランジューサ1a,1bからの信号線7a,7
bを内蔵したプローブケーブル3aを診断装置本体5に
コネクター4を介して接続した超音波診断装置において
、各トランジューサ1a,1bからの信号線7a,7b
のいずれかを相互に選択して切替えて診断装置本体5に
接続する高圧スイッチ付きコネクタ8を設けるとともに
、上記高圧スイッチ付きコネクタ8における信号線7a
,7bの切替動作を指示する切替スイッチ9を上記バイ
プレーンプローブ2の近傍のプローブケーブル3aに付
設して構成される。
【0020】高圧スイッチ付きコネクタ(HVSWコネ
クタ)8は、例えば図2に示すように、トランジューサ
1a,1bからそれぞれ48本合計96本の信号線を接
続する96チャンネルの端子を1次接続側に設ける一方
、装置本体5側に接続する2次接続側には48チャンネ
ルの端子が設けられ、さらに各トランジューサ1a,1
bからの信号線7a,7bのいずれかに切替えて2次接
続側に接続するスイッチ要素10をコネクタ本体中央部
に48個配設して構成される。
クタ)8は、例えば図2に示すように、トランジューサ
1a,1bからそれぞれ48本合計96本の信号線を接
続する96チャンネルの端子を1次接続側に設ける一方
、装置本体5側に接続する2次接続側には48チャンネ
ルの端子が設けられ、さらに各トランジューサ1a,1
bからの信号線7a,7bのいずれかに切替えて2次接
続側に接続するスイッチ要素10をコネクタ本体中央部
に48個配設して構成される。
【0021】またコネクタ本体には、切替スイッチ9を
操作するための電源配線11および切替スイッチ9の切
替信号を伝送するためのスイッチ用端子12が配設され
る。
操作するための電源配線11および切替スイッチ9の切
替信号を伝送するためのスイッチ用端子12が配設され
る。
【0022】上記高圧スイッチ付きコネクタ8としては
、各スイッチにおける接触抵抗の影響を低減し、画像用
信号のSN比を高めるために、特に高電圧で動作するス
イッチを採用することが必要であるが、接触抵抗が小さ
いものであれば通常のマグネットスイッチを使用するこ
とも可能である。
、各スイッチにおける接触抵抗の影響を低減し、画像用
信号のSN比を高めるために、特に高電圧で動作するス
イッチを採用することが必要であるが、接触抵抗が小さ
いものであれば通常のマグネットスイッチを使用するこ
とも可能である。
【0023】診断を実施する場合には、まず高圧スイッ
チ付きコネクタ8を装置本体5に装着した後に、バイプ
レーンプローブ2側のコネクタ4を高圧スイッチ付きコ
ネクタ8の1次側に接続する。
チ付きコネクタ8を装置本体5に装着した後に、バイプ
レーンプローブ2側のコネクタ4を高圧スイッチ付きコ
ネクタ8の1次側に接続する。
【0024】次にオペレータは、バイプレーンプローブ
2を被検部に挿入した状態でプローブ2の2つのトラン
ジューサ1a,1bから超音波を連続的に発射し、被検
部からの反射信号を同じトランジューサ1a,1bによ
って検出する。この検出信号は、プローブケーブル3a
内の信号線7a,7bおよびコネクタ4を通り、高圧ス
イッチ付きコネクタ8の1次側に伝送される。
2を被検部に挿入した状態でプローブ2の2つのトラン
ジューサ1a,1bから超音波を連続的に発射し、被検
部からの反射信号を同じトランジューサ1a,1bによ
って検出する。この検出信号は、プローブケーブル3a
内の信号線7a,7bおよびコネクタ4を通り、高圧ス
イッチ付きコネクタ8の1次側に伝送される。
【0025】高圧スイッチ付きコネクタ8は切替スイッ
チ9からの切替信号に基づいて、各スイッチ要素10を
切替え、各トランジューサ1a,1bからの信号線7a
,7bのいずれか一方を選択して装置本体5側に接続す
る。
チ9からの切替信号に基づいて、各スイッチ要素10を
切替え、各トランジューサ1a,1bからの信号線7a
,7bのいずれか一方を選択して装置本体5側に接続す
る。
【0026】従ってオペレータはバイプレーンプローブ
2の位置調整と同時に、切替スイッチ9を操作すること
によって、2つの断層像の表示を適宜切替えることがで
きる。
2の位置調整と同時に、切替スイッチ9を操作すること
によって、2つの断層像の表示を適宜切替えることがで
きる。
【0027】このように本実施例に係る超音波診断装置
によれば、高圧スイッチ付きコネクタ8によって各トラ
ンジューサ1a,1bからの信号線7a,7bのいずれ
かが選択され装置本体5に接続されるため、装置本体5
側の1系統の信号線用回路のみを使用して、2つの断層
像を選択的に表示することができる。
によれば、高圧スイッチ付きコネクタ8によって各トラ
ンジューサ1a,1bからの信号線7a,7bのいずれ
かが選択され装置本体5に接続されるため、装置本体5
側の1系統の信号線用回路のみを使用して、2つの断層
像を選択的に表示することができる。
【0028】従って、本実施例によれば、従来装置のよ
うに2つの回路を使用する場合における両回路の電気容
量差に起因する画質の差異を生じることがなく、また、
装置本体5側の1個のコネクターのみ使用すれば足りる
ため、コネクタの着脱が容易となる。
うに2つの回路を使用する場合における両回路の電気容
量差に起因する画質の差異を生じることがなく、また、
装置本体5側の1個のコネクターのみ使用すれば足りる
ため、コネクタの着脱が容易となる。
【0029】また高圧スイッチ付きコネクタ8に至るま
でのプローブケーブル3aは、分岐する必要がなく、太
い1本のケーブルで構成できるため、プローブの製造工
程が極めて簡素になる。
でのプローブケーブル3aは、分岐する必要がなく、太
い1本のケーブルで構成できるため、プローブの製造工
程が極めて簡素になる。
【0030】さらに高圧スイッチ付きコネクタ8の切替
動作を指示する切替スイッチ9をバイプレーンプローブ
2の近傍のプローブケーブル3aに付設したことにより
、オペレータは、バイプレーンプローブ2の位置調整と
並行して、装置本体5側に移動することなく切替スイッ
チ9を操作することが可能になり、2画面の表示を、適
宜切替えることができ、装置の操作性を大幅に改善する
ことができる。特にバイプレーンプローブ2を経食道プ
ローブ(TEEプローブ)として使用し、体腔内に挿通
して内臓等を検査する場合においては、プローブの位置
決め操作と、画像の切替え操作とを同じ手元操作で実行
することが、操作性や診断効率の向上に極めて有効であ
り、本実施例装置の効果はさらに顕著になる。
動作を指示する切替スイッチ9をバイプレーンプローブ
2の近傍のプローブケーブル3aに付設したことにより
、オペレータは、バイプレーンプローブ2の位置調整と
並行して、装置本体5側に移動することなく切替スイッ
チ9を操作することが可能になり、2画面の表示を、適
宜切替えることができ、装置の操作性を大幅に改善する
ことができる。特にバイプレーンプローブ2を経食道プ
ローブ(TEEプローブ)として使用し、体腔内に挿通
して内臓等を検査する場合においては、プローブの位置
決め操作と、画像の切替え操作とを同じ手元操作で実行
することが、操作性や診断効率の向上に極めて有効であ
り、本実施例装置の効果はさらに顕著になる。
【0031】なお上記実施例においては、各トランジュ
ーサ1a,1bからの信号線を選択的に切り替え、被検
部のある点で直交する2断面の断層像を選択的に表示す
る例で示しているが、高圧スイッチ付きコネクタ8のス
イッチ切替え頻度を高めて、同一の表示手段上に2つの
断層像を同時に表示することももちろん可能である。
ーサ1a,1bからの信号線を選択的に切り替え、被検
部のある点で直交する2断面の断層像を選択的に表示す
る例で示しているが、高圧スイッチ付きコネクタ8のス
イッチ切替え頻度を高めて、同一の表示手段上に2つの
断層像を同時に表示することももちろん可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明の通り、本発明に係る超音波診
断装置によれば、高圧スイッチ付きコネクタによって、
各トランジューサからの信号線のいずれかが選択され装
置本体に接続されるため、装置本体側の1系統の信号線
用回路のみを使用して、2つの断層像を表示することが
できる。従って、従来装置のように2つの回路の電気容
量差に起因する画質の差異を生じることがなく、また、
装置本体側の1個のコネクターのみ使用すれば足りるた
めコネクタの着脱が容易となる。
断装置によれば、高圧スイッチ付きコネクタによって、
各トランジューサからの信号線のいずれかが選択され装
置本体に接続されるため、装置本体側の1系統の信号線
用回路のみを使用して、2つの断層像を表示することが
できる。従って、従来装置のように2つの回路の電気容
量差に起因する画質の差異を生じることがなく、また、
装置本体側の1個のコネクターのみ使用すれば足りるた
めコネクタの着脱が容易となる。
【0033】また高圧スイッチ付きコネクタに至るまで
のプローブケーブルは、分岐する必要がなく、太い1本
のケーブルで構成できるため、プローブの製造工程が極
めて簡素になる。
のプローブケーブルは、分岐する必要がなく、太い1本
のケーブルで構成できるため、プローブの製造工程が極
めて簡素になる。
【0034】さらに高圧スイッチ付きコネクタの切替動
作を指示する切替スイッチをバイプレーンプローブ近傍
のプローブケーブルに付設したことにより、オペレータ
は、バイプレーンプローブの位置調整と並行して切替ス
イッチを操作することが可能になり、2画面の表示を適
宜切替えることができ、装置の操作性を大幅に改善する
ことができる。
作を指示する切替スイッチをバイプレーンプローブ近傍
のプローブケーブルに付設したことにより、オペレータ
は、バイプレーンプローブの位置調整と並行して切替ス
イッチを操作することが可能になり、2画面の表示を適
宜切替えることができ、装置の操作性を大幅に改善する
ことができる。
【図1】本発明に係る超音波診断装置の一実施例を模式
的に示す構成図。
的に示す構成図。
【図2】図1に示す高圧スイッチ付きコネクターの構造
を示す断面図。
を示す断面図。
【図3】バイプレーンプローブを有する従来の超音波診
断装置の構成図。
断装置の構成図。
1a,1b フューズドアレイ振動子(トランジュー
サ) 2 バイプレーンプローブ 3,3a プローブケーブル 4,4a,4b コネクタ 5 診断装置本体 6 切替スイッチ 7a,7b 信号線 8 高圧スイッチ付きコネクタ 9 切替スイッチ 10 スイッチ要素 11 電源配線 12 スイッチ用端子
サ) 2 バイプレーンプローブ 3,3a プローブケーブル 4,4a,4b コネクタ 5 診断装置本体 6 切替スイッチ 7a,7b 信号線 8 高圧スイッチ付きコネクタ 9 切替スイッチ 10 スイッチ要素 11 電源配線 12 スイッチ用端子
Claims (1)
- 【請求項1】 配列方向が互いに直交するように配置
した1対のトランジューサを有するバイプレーンプロー
ブと、各トランジューサからの信号線を内蔵したプロー
ブケーブルを診断装置本体にコネクターを介して接続し
た超音波診断装置において、各トランジューサからの信
号線のいずれかを相互に選択して切替えて診断装置本体
に接続する高圧スイッチ付きコネクタを設けるとともに
、上記高圧スイッチ付きコネクタにおける信号線の切替
動作を指示する切替スイッチを上記バイプレーンプロー
ブ近傍のプローブケーブルに付設したことを特徴とする
超音波診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3088398A JPH04319340A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3088398A JPH04319340A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 超音波診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04319340A true JPH04319340A (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=13941689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3088398A Pending JPH04319340A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04319340A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006021043A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | General Electric Co <Ge> | 超音波スキャナ間でやり取りさせるシステムおよび方法 |
KR20060055715A (ko) * | 2004-11-19 | 2006-05-24 | 주식회사 메디슨 | 초음파 영상장치의 프로브 연결장치 |
JP2010046120A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 超音波診断装置及びアダプタ |
WO2012074018A1 (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-07 | 株式会社東芝 | 多チャンネル高周波信号切換装置およびこれを具備する磁気共鳴イメージング装置 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3088398A patent/JPH04319340A/ja active Pending
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