JPH04319167A - 石材タイルの製造方法 - Google Patents

石材タイルの製造方法

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Publication number
JPH04319167A
JPH04319167A JP11212491A JP11212491A JPH04319167A JP H04319167 A JPH04319167 A JP H04319167A JP 11212491 A JP11212491 A JP 11212491A JP 11212491 A JP11212491 A JP 11212491A JP H04319167 A JPH04319167 A JP H04319167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glossy surface
stone
glossy
manufacturing
forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP11212491A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Sekiya
臣二 関家
Takatoshi Ono
小野 喬利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大理石又は御影石等の
天然石材を所要形状の板状に形成し、その表面状態を調
整してバリエーションに富んだ石材タイルの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来技術】この種の天然石材を板状に形成して、建造
物の一部に貼着させて使用することは知られている。こ
の場合の板状石材は、その表面の状態が全体に亘って艶
のあるものと、艶のないものとの2種類に区分されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の板状石材
は、天然石材自体が有する固有の模様を生かすことを目
的として、単に艶出し及び艶消しを行っているだけのこ
とであり、板状石材として見た場合に、その表面は固有
の模様のみで何等の変化又は商品としてグレードアップ
されていない。従って、従来例の板状石材に関しては、
固有の模様にプラスして、商品としてのグレードアップ
を図りバリエーションを高めることに課題を有している
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来例の
課題を解決する具体的手段として、表面の反射条件を変
えて表面状態を調整したことを特徴とする石材タイルの
製造方法を提供するものであり、前記表面の反射条件が
光沢面と非光沢面とで形成されるようにし、又その光沢
面と非光沢面とが凸部と凹部とから形成されるものであ
る。
【0005】そして、更に、全表面を研磨して光沢面と
する工程と、該表面を部分的に研削して非光沢面とする
工程、又は前記凹部を複数形成する工程と、該凹部の形
成によって残った凸部を研磨して光沢面とする工程とか
らなる石材タイルの製造方法であって、前記凹部又は凸
部の連続が直線となるようにし、前記凹部を回転砥石又
はサンドブラストで形成するようにしたものである。
【0006】
【作用】天然石材を板状に形成し、その表面の反射条件
を部分的に変更すること、つまり光沢面と非光沢面とを
形成することにより、一般的に使用されている固有の模
様を有する天然石材からなる板状石材とは、視覚的にイ
メージの異なった石材タイルが得られ、それによってバ
リエーションに富んだものとなり、需要を促進させるこ
とが出来るのである。
【0007】
【実施例】本発明を図示に実施例により更に詳しく説明
すると、先ず図1に示したように、板状に形成された長
尺の天然石材1の表面を、光沢面形成手段2、例えば研
磨治具により研磨して全面的に光沢面3を形成する。
【0008】この光沢面3に対して、図2に示したよう
に、非光沢面形成手段4、例えば複数のブレードにより
複数条の筋状の切削溝を形成して非光沢面5を形成する
。この筋状の切削溝は使用される非光沢面形成手段4の
ブレードの巾又は配設間隔を適宜選択することで、種々
の趣の異なったものが得られる。
【0009】前記非光沢面5の形成に関する他の手段と
しては、図3に示したように、例えば所定のパターン(
図示の実施例では格子状の枠)を有するフィルム6を貼
着させ、サンドブラスト手段7により砂等を吹き付けて
形成することも出来る。
【0010】このように、光沢面3と非光沢面5とで石
材1の表面の反射条件を変えることで視覚的にイメージ
の異なる板材1が得られ、これを図4で示したように、
ブレードなどの適宜の切削手段8により所定大きさ又は
形状(正方形又は長方形)に切断して石材タイルが形成
される。
【0011】尚、前記した光沢面3の形成工程と、非光
沢面5の形成工程とを逆に行っても同様である。つまり
、石材1の表面に先に非光沢面5を形成した後に、研磨
治具2により研磨して光沢面3を形成すれば良いのであ
る。
【0012】このようにして製造された石材タイル10
の幾つかの例を図5〜10に示してある。図5に示した
石材タイルは、ブレードにより切削溝を形成して非光沢
面5を形成したものであり、光沢面3と非光沢面5とが
略同一の巾を持つように形成されたものである。
【0013】図6に示した石材タイル10は、ブレード
の間隔を拡げて光沢面3の巾を非光沢面5の巾の約2倍
にしたものであり、それによって前記図5に示した石材
タイルとのイメージを変えたものである。
【0014】更に、図7にしめしたように、使用される
ブレードの巾の異なるもの、つまりブレードの巾の広い
ものを使用して非光沢面5の巾を光沢面3の巾の約2倍
に形成したものであり、このように形成しても前記各石
材タイルとは視覚的なイメージが変わったものとなるの
である。
【0015】又、図8に示したように、巾の広いブレー
ドを使用した場合でも、光沢面3と非光沢面5との巾を
略同一に形成することで、前記図5に示した石材タイル
とは異なるイメージのものが得られる。
【0016】ブレードを使用して非光沢面5を形成する
場合でも、前記した種々の石材タイルのイメージと異な
るものを得ることが出来る。即ち、第9図に示したよう
に、切削溝の形成をクロスさせることで、非光沢面5が
格子状の凹部としてに形成され、光沢面3が略四角形状
の凸部として残される。
【0017】更に、図3で示したサンドブラスト手段を
用いると、図10で示したような石材タイル10が得ら
れる。この場合は、光沢面3が格子状になり非光沢面5
が四角形状の凹部として形成される。
【0018】前記いずれの実施例においても、石材タイ
ル10の表面の反射条件を部分的に変えること、つまり
光沢面と非光沢面とからなる表面状態を適宜に調整する
ことにより、視覚的にイメージの異なる種々のものが得
られ、特に光沢面3が凸部として形成され、非光沢面5
が凹部として形成されることで、両者のコントラストが
より一層明確になるのである。
【0019】特に、天然石材として黒の御影石を使用し
た場合に、光沢面3が黒く発色し、非光沢面5が比較的
白く発色するようになり、そのコントラストが著しくな
って通常の御影石の板材とは、その視覚的なイメージが
全く異なるようになる。尚、石材タイルの表面に光沢面
と非光沢面とを形成する結果、種々の模様が形成される
が、本発明はその模様によって限定されるものではない
。例えば水玉模様、松葉模様等が本発明の実施に基づい
て形成されれば本発明の概念に含まれるものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る石材
タイルの製造方法は、表面の反射条件を部分的に変えて
表面状態を調整したものであり、それによって石材タイ
ル表面のコントラストが変わって、従来の板状石材とは
趣が異なり、且つ商品としてのグレードアップを図った
石材タイルが得られると言う優れた効果を奏する。
【0021】又、前記表面の反射条件が光沢面と非光沢
面とで形成されるようにし、又その光沢面と非光沢面と
が凸部と凹部とから形成されることにより、コントラス
トの差をより一層大きなものとすることが出来るという
優れた効果を奏する。
【0022】更に、本発明の石材タイルの製造方法は、
全表面を研磨して光沢面とする工程と、該表面を部分的
に研削して非光沢面とする工程、又は前記凹部を複数形
成する工程と、該凹部の形成によって残った凸部を研磨
して光沢面とする工程とからなるものであり、前記凹部
又は凸部の連続が直線となるようにしたことで、表面の
反射条件の変更が容易に行えると言う優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る石材タイルの製造工程の一つであ
る光沢面の形成状態を示す略示的斜視図である。
【図2】本発明に係る石材タイルの製造工程の一つであ
る非光沢面の形成状態を示す略示的斜視図である。
【図3】本発明に係る石材タイルの製造工程の一つであ
る非光沢面の形成状態を示す他の例の略示的斜視図であ
る。
【図4】本発明に係る石材タイルの製造工程で、長尺の
板状石材から所定の大きさの石材タイルに切断する工程
を示す略示的側面図である。
【図5】本発明の製造方法によって得られた代表的な石
材タイルの一例を示す斜視図である。
【図6】本発明の製造方法によって得られた他の石材タ
イルを示す斜視図である。
【図7】本発明の製造方法によって得られた他の石材タ
イルを示す斜視図である。
【図8】本発明の製造方法によって得られた他の石材タ
イルを示す斜視図である。
【図9】本発明の製造方法によって得られた他の石材タ
イルを示す斜視図である。
【図10】本発明の製造方法によって得られた他の石材
タイルを示す斜視図である。
【符号の説明】
1  板状石材 2  研磨治具 3  光沢面 4  非光沢面形成手段 5  非光沢面 6  フィルム 7  サンドブラスト手段 8  切削手段 10  石材タイル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表面の反射条件を変えて表面状態を調
    整したことを特徴とする石材タイルの製造方法。
  2. 【請求項2】  表面の反射条件が光沢面と非光沢面と
    で形成される請求項1に記載の石材タイルの製造方法。
  3. 【請求項3】  光沢面と非光沢面とが凸部と凹部とか
    ら形成される請求項1又は2に記載の石材タイルの製造
    方法。
  4. 【請求項4】  全表面を研磨して光沢面とする工程と
    、該表面を部分的に研削して非光沢面とする工程とから
    なる請求項1、2又は3に記載の石材タイルの製造方法
  5. 【請求項5】  凹部を複数形成する工程と、該凹部の
    形成によって残った凸部を研磨して光沢面とする工程と
    からなる請求項1、2、3又は4に記載の石材タイルの
    製造方法。
  6. 【請求項6】  凹部の連続が直線となる請求項1、2
    、3、4又は5に記載の石材タイルの製造方法。
  7. 【請求項7】  凸部の連続が直線となる請求項1、2
    、3、4、5又は6に記載の石材タイルの製造方法。
  8. 【請求項8】  凹部を回転砥石又はサンドブラストで
    形成する請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の
    石材タイルの製造方法。
JP11212491A 1991-04-18 1991-04-18 石材タイルの製造方法 Pending JPH04319167A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101007102B1 (ko) * 2010-04-19 2011-01-10 허근 석재 표면의 골다듬 롤러 및 골다듬 롤러로 생산된 석재
JP2022037180A (ja) * 2016-09-17 2022-03-08 株式会社エフコンサルタント 面材

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KR101007102B1 (ko) * 2010-04-19 2011-01-10 허근 석재 표면의 골다듬 롤러 및 골다듬 롤러로 생산된 석재
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