JPH04318445A - 化学分析システム - Google Patents

化学分析システム

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JPH04318445A
JPH04318445A JP4041906A JP4190692A JPH04318445A JP H04318445 A JPH04318445 A JP H04318445A JP 4041906 A JP4041906 A JP 4041906A JP 4190692 A JP4190692 A JP 4190692A JP H04318445 A JPH04318445 A JP H04318445A
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JP
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capillary
detection
mixing
separation
sample
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JP4041906A
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Jr Donald J Rose
ドナルド ジェイ ローズ ジュニア
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/447Systems using electrophoresis
    • G01N27/44704Details; Accessories
    • G01N27/44717Arrangements for investigating the separated zones, e.g. localising zones
    • G01N27/44721Arrangements for investigating the separated zones, e.g. localising zones by optical means

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
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  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学分析システムに関
するものであり、より詳細には、サンプル成分が狭口部
の毛細管を通される差動的な移動速度によって分離され
る化学的な分析機器に関し、特に、蛋白質および対比可
能な複合物質の分離された成分について、高い分離能に
よる成分の分離と高い感度の検出との双方を満足し得る
分析機器に関する。
【0002】
【技術背景】バイオテクノロジーにおける進歩は、化学
的な分析の技術に依存するところが多い。バイオテクノ
ロジーによってもたらされたものは、生命維持用の薬品
、および、天然資源に依存せねばならないときには在庫
に不足が生じるような別の製品を製造するための技術で
ある。これに加えて、以前は治療不能な疾病の進行の抑
止および治療を可能にする完全に新規な医薬製品の開発
がなされている。バイオテクノロジーにおいて期待され
る農業のための新規な製品によれば、世界的に膨張する
人口に対する食糧の供給が可能にされ、また、それが不
足がちな諸国における自給能力の増強がされることにな
ろう。
【0003】生物学的なサンプルにおいて発見された蛋
白質の化学的な分析に一般的に含まれていることは、同
定および定量のためにサンプルをその成分に分離するこ
とである。一つの分離方法である毛細管ゾーンでの電気
泳動(CZE)においては、異なる成分のものがそれぞ
れに異なる速度で狭口部の毛細管内を移動して、当該成
分のものが別個のゾーンに分かれるようにされる。この
別個のゾーンは、逐次的な検出のために成分が毛細管に
現れることが許容されて、毛細管の内外で調べることが
可能にされる。
【0004】CZEにおいては、長手方向に伸長する毛
細管の入力端部においてサンプルが導入され、電界の影
響の下に出力端部に向けて移動するようにされる。この
影響には2個の動電気的な効果が組み合わされている。 即ち、電気浸透性の流れおよび電気泳動的な移動の効果
が組み合わされている。
【0005】電気浸透性の流れは、毛細管の口部を満た
す電解質溶液からの陰イオンの優先的な吸収に基づく、
該毛細管の表面における電荷の累積の結果として生じる
ものである。陰イオンにおける負の電荷により、その内
部表面に隣接して累積する移動性の正に荷電された電解
質イオンの薄層を引き付けるようにされる。この移動性
の正に荷電された電解質イオンの薄層は負の電極に向け
て引かれて、サンプルのバルクをそれとともに引くよう
にされる。このために、電気浸透性の流れにより、正の
電極から負の電極に向けて、サンプル成分の平均的な流
れが生じる。
【0006】この電気浸透性の流れに重ね合わされた電
気泳動的な移動は、電界内での荷電粒子について良く知
られている動きでもある。電界質溶液は、電極間の毛細
管を通して電界が伸長することを許容する媒体としての
作用をする。正に荷電した分子は負の電極に向けて引か
れて、前記の電気浸透性の流れによって決定される平均
的な流れよりも早く流れるようにされる。負に荷電した
分子は正の電極に向けて引かれる。負に荷電した粒子に
対して、電気泳動的な流れの成分は一般的にはより大き
く電気浸透性の流れの成分に対抗している。その結果と
して、負に荷電した粒子が負の電極に向けて流れるが、
その流れは平均的な流れよりも遅くなる。
【0007】電気泳動的な流れと電気浸透性の流れとの
組み合わせの結果として、各サンプルの成分は、その種
類に特定の電荷に依存する速度において、毛細管の分離
カラムを通して移動する。その差動的な流速のために、
分離毛細管を通しての十分に長い移動の後で、成分の分
離がなされる。適切に選択・配置された検出器により、
これらのゾーンをその通過につれて順次に検出すること
ができる。成分は検出の時点によって同定することが可
能にされ、また、対応する検出ピークの高さおよび/ま
たはエリアによって定量することが可能にされる。ある
種の場合においては、個別の同定および/または定量の
プロセスのために、バンドを分離したコンテナ内に集め
ることができる。
【0008】毛細管分離システムにおいて蛋白質を検出
するために用いられる検出器としては幾つかのタイプの
ものがある。紫外線吸収(UV)検出器は最も通常のも
のの仲間である。これに加えて、化学ルミネッセンス、
屈折率および伝導性の検出器が使用されてきている。全
てのこれらの方法では、CZEの蛋白質分析において得
られる多くのピークを検出するために必要な感度が欠如
している。
【0009】全体的なサンプルの量に制限があるために
高い感度が必要であり、また、検出器は全体的なサンプ
ルの一部でしかない成分を検出できるものでなければな
らない。サンプルが電解質内に溶解するように要求され
ること、および、分離した成分のゾーンにゆがみを生じ
る電界の動揺を回避するためにサンプルの集中が十分に
低いように要求されることから、サンプル量のシステム
に制限がある。毛細管の口部の口径により、また、初期
的には長手方向での伸長が比較的短くされるようにサン
プルを限定する必要性により、このサンプル量は更に制
限される。初期的なサンプルの伸長により最小限のゾー
ンの広さが調整され、このために、同様に荷電したサン
プルの成分に分解するための検出器の能力が調整される
【0010】検出器は各サンプルのゾーンにおける小量
の成分を検出できねばならない。毛細管を横切る低い集
中度および短い照射パスに当面したUV検出システムに
よれば、典型的には、貧弱なS/N比がもたらされる。 別の検出方法でも同様な制限がある。かくして、CZE
は蛋白質成分を分離するのには効果的ではあるが、分離
した成分の同定および定量のために十分な感度のある検
出器を見出すことは困難であった。
【0011】代表的な成分分離技術とされる液体クロマ
トグラフィ(LC)とともに蛍光の検出が適用されてい
る。液体クロマトグラフィにおいて、液体の移動相によ
り、移動相と静止相との間の成分の区分に関連する異な
る速度で、毛細管を通して成分を導くようにされる。か
くして、ゾーンは比を区分する機能部として形成される
。ゾーンの照射が可能にされ、その結果としての蛍光が
検出される。それらに固有の蛍光を用いて、十分な感度
をもって蛋白質を検出することは殆どできない。しかし
ながら、蛋白質の蛍光を増強するためにラベル付けの試
薬を用いることができる。蛍光の検出を用いることの主
要な利点は、小量のサンプルによって必要とされる増大
感度が、極めて強い照射を用いて達成可能になることで
ある。かくして、ラベル付けの試薬とともに用いられる
蛍光の検出により、サンプル成分の同定および定量をす
るための能力の増強が期待される。
【0012】不都合なことに、蛋白質についての高い分
離能の分離のためには、液体クロマトグラフィは好適な
ものではない。成分間での区分比は異なっているが、任
意の時点における任意の成分の分子は移動相と静止相と
の間で分離されるものであり、このために、互いに異な
る速度で移動するようにされる。毛細管の長さ方向にわ
たる平均的な効果に拘らず、蛋白質成分の高い分離能の
分離を抑止する区分によって、十分なゾーンの広域化が
導入される。ゾーンの広域化の原因は長手方向での拡散
だけであることから、液体クロマトグラフィに対するゾ
ーン幅に制限のある分離能において、CZEではほぼ1
0倍もの改善がもたらされる。
【0013】多くの理由のために、蛋白質の蛍光の検出
は一般的にはCZEとともには用いられていない。先に
指示されたように、それらに固有の蛍光を用いて十分な
感度で蛋白質を検出することは殆どできない。同じ種類
のものの分子が異なる電荷をもつようにされることから
、分離前の蛍光のラベル付けをCZEと互換可能にはで
きない。かくして、ある1個の成分は多重のピークに分
離して、その検出が実質的には解釈不能になる。更に、
各ピークはサンプル成分の一部を表すに過ぎないことか
ら、感度の問題が複合される。
【0014】分離後のラベル付けに含まれていることは
、分離の後であって検出の前に、蛍光を付与する(fl
uorogenic)ラベル付けの試薬を導入すること
である。“Post−Column  Reactio
n  Detection  for  Open−T
ubular  Liquid  Chromatog
raphyUsing  Laser−Induced
  Fluorescence,”Journal  
of  Liquid  Chromatograph
y,Vol.363,pp.187−198,1986
においては、分離後の混合が、VanVliet  e
t  al.,によって提言されている。この論文で開
示されていることは、分離用毛細管の流出物に対して試
薬を導入するためにY−コネクタを用いることである。 このY−コネクタについての一つの問題は、ストリーム
が傾斜した角度に入り込むときに生じる不可避的な動揺
である。この動揺のためにサンプルのストリームが混乱
して、成分のゾーンが著しく広がることになる。この広
がりは低い分離能のシステムにおいては許容可能である
が、高い分離能のCZEシステムにおいてはそうではな
い。
【0015】Analytical  Chemist
ry,Vol.59,pp.1452−1457,19
87の“Peroxyoxalate  Chemil
uminescence  Detection  w
ith  Capillary  Liquid  C
hromatography”においては、Weber
  et  al.,により、分離後の混合についても
提言されている。Weber  et  al.,によ
って開示されていることは、混合用毛細管の内部にシリ
カ粒子が満たされた液体クロマトグラフィの毛細管から
現れる分離したサンプル成分を搬送するためにテフロン
・チューブを用いることである。テフロン・チューブと
混合用毛細管との間の環状のギャップは、より狭い(0
.2mm)テフロン・チューブから現れるサンプルを(
0.63mm)の混合用毛細管に対して、化学ルミネッ
センス試薬を同軸的に導入するために用いられる。サン
プルを規定するように包囲する流れを限定するための試
薬の流れが十分に早いことから、その動揺は最小限にさ
れる。
【0016】Weber  et  al.,のアプロ
ーチにおける主要な限定事項は、化学ルミネッセンスは
一般的に蛋白質成分の検出においては採用できないとい
うことである。多くの蛋白質では化学ルミネッセンスの
試薬を活性化することができない。更に、このアプロー
チでは、該当の試薬を活性化するそれらの蛋白質に必要
な感度が付与されない。
【0017】Weber  et  al.,のアプロ
ーチについての別の問題は、包囲する流れのために混合
の生起が遅くなることである。このために、化学ルミネ
ッセンスの試薬をサンプル成分と十分に混合するのには
比較的長い混合インターバルおよび多くの混合量が必要
であり、この結果としてゾーンの相当な広域化がなされ
る。 このゾーンの広域化のために、その分離能が著しく損な
われる。このゾーンの広域化は、開示された比較的低い
分離能の液体クロマトグラフィ・システムにおいては許
容可能なものであるが、高い分離能のCZEシステムの
利点が無効にされる。
【0018】別のアプローチは、混合用毛細管の入力端
部の内部で適合できるように、分離用毛細管の流出物端
部を狭くすることである。テーパ付きの分離用毛細管が
ある一定の口部サイズの混合用毛細管の内部で適合され
るときに、これらの毛細管の間に環状のギャップが生成
される。これに次いで、該環状のギャップを通して蛍光
のラベル付け試薬を導入することができる。しかしなが
ら、このアプローチには限界がある。最適な適合のため
に、混合用毛細管の内部口部の口径は分離用毛細管の内
部口部の口径よりも大きくされる。サンプルがより小さ
い口部から出てより大きい口部に入るときには、サンプ
ルが伸長して、広域化したサンプル・ゾーンの幅になる
【0019】別のアプローチに含まれていることは、毛
細管の壁部におけるアパーチュアを通して蛍光のラベル
付け試薬を導入することである。CZE分離システムに
おいては、サンプル・パスを規定する毛細管におけるア
パーチュアまたは他の不均質部のために電界に動揺を生
じることができるが、これは電気浸透性の効果およびそ
の他の電気泳動的な効果と衝突する可能性がある。最小
限度でもこれらの動揺のためにゾーンの広域化が生じる
けれども、サンプル成分の動電気的な動きを部分的また
は完全に損なう可能性がある。
【0020】これを要するに、CZEで付与される分離
の技術においては、複雑な蛋白質の分析に必要な分離能
がもたらされるが、十分な感度のある適合可能な検出技
術は欠如している。蛍光の検出によって所望のレベルの
感度が付与されるけれども、必要なラベル付けがCZE
に関連して運用されることはない。必要とされるシステ
ムでは、CZEの分離能力が、蛍光的にラベル付けされ
た蛋白質について利用可能な検出感度と組み合わされる
【0021】
【発明の目的】本発明は、以上の技術背景の下でなされ
たもので、特に、蛋白質および対比可能な複合物質を、
高い分離能で各成分に分離するとともに、これら成分を
高感度で検出することができる化学分析システムを提供
することを目的とする。
【0022】
【発明の概要】この発明によれば、動電気的な毛細管に
よる化学的な分離システムには、拡大された入力端部を
備えた混合用毛細管が含まれている。分離用毛細管の出
力端部は、この拡大された入力端部に挿入されて、分離
用の出力端部と混合用の入力端部との間で環状のギャッ
プを定めるようにされている。検出の助けになることが
可能な別の液体である蛍光のラベル付け試薬は、この環
状のギャップを通して分離用毛細管の流出物内に導入す
ることができる。この試薬とサンプルとは、混合用毛細
管の混合セクション内で混合される。
【0023】分離用毛細管および混合用毛細管を通して
電界を設定するために、電源および関連の電極が配置さ
れる。サンプルの導入手段は、サンプルを分離用毛細管
に導入するために設けられている。例えば、サンプル溶
液のための溜を設けることができる。分離用毛細管の入
力部は、サンプル溶液内に挿入することができる。分離
用毛細管および混合用毛細管に沿って適用される電界は
、分離用毛細管の入力端部に対してサンプルの溶液を動
かすために用いることができる。その後で、分離用毛細
管の入力端部は、電解質内に導入することができる。 この時点において、これ以上のサンプルが導入されるこ
とはないが、既に導入されているサンプルは移動を開始
して、その成分内に分離していく。
【0024】混合セクションの下流部に配置された適当
な検出器は、サンプルのピークを検出するために用いる
ことができる。この発明の好適な実施においては、非蛍
光の蛍光付与(fluorogenic)試薬が、分離
用毛細管からエリュートする(eluting)成分の
ピークと混合される。この場合においては、強力な紫外
線光源およびホトマルチ検出器とともに蛍光検出器を用
いることができる。
【0025】分離用毛細管の出力端部にはテーパをつけ
ることが可能にされて、混合が迅速であり、かつ動揺が
最小限であるように、混合用毛細管の入力端部の形状に
より良く適合するようにされる。動揺を最小にして、迅
速な混合をすることにより、ゾーンの広域化が最小にさ
れる。強力な照射によって蛍光の増強が可能にされ、こ
のために、小さい口径の分離用毛細管の小量のサンプル
に対する補償がなされる。サンプルの成分と組み合わさ
れなければ蛍光を発することがない蛍光付与試薬を用い
ることにより、背景のノイズが最小にされる。
【0026】拡散に対するアインシュタインの方程式x
=(2Dt)1/2により、十分に迅速な拡散的な混合
のために必要とされる、分離用および混合用の毛細管の
口径上の実際的な限界が設定される。混合の時間が約1
秒に制限されるように、混合用毛細管における混合セク
ションの内部口径は100μmを超えるべきではなく、
また、分離用毛細管の最大の内部口径は250μmを超
えるべきではない。好適には、分離用毛細管は一定のサ
イズの口部を備えている。また、好適には、その入力端
部を除いて、混合用毛細管の口部サイズも一定であり、
分離用毛細管のそれに比べてほぼ等しいか、または、そ
れよりも幾らか大きくされている。
【0027】100μmまたはこれよりも小さい口径の
部分により、毛細管の断面を横切って一様に作用する電
気浸透性の流れが許容されて、対流誘導式のゾーンの広
域化が最小にされる。100μmよりも小さい口径によ
り、電極104と120の間で、より大きい電気的抵抗
を付与することができる。その抵抗が大きければ大きい
程、与えられた電流に対する電圧が大きくなるようにさ
れる。より迅速な移動が誘導されることから、より高い
電圧が所望される。ピークの分離と妥協することなく、
(時間に関連する)拡散のために、より迅速な移動の結
果としてより少ないゾーンの広域化がもたらされる。電
解質の沸騰を回避するためには電流の制限をすることが
必要である。
【0028】この発明によれば、化学的なゾーンの電気
泳動のような、高い分離能の分離技術が提供される。試
薬導入のアプローチにより、混合に起因するバンドの広
域化が最小にされる。更に、混合用毛細管の大部分の長
さに対する口部の口径が分離用毛細管のそれと同じにさ
れて、口部のサイズの差に基づくサンプルの拡散が回避
される。検出器の照射強度を増大するのみで検出器の感
度を増強できるように、蛍光付与試薬を用いることによ
りその感度が最大にされる。サンプルの成分と組み合わ
されたときに試薬が蛍光検出信号にのみ寄与するように
、非蛍光性の試薬を選択することによりノイズ・フロア
を最小にすることができる。この発明のこれらのおよび
その他の特徴および利点は、添付図面に関する次の説明
から明かである。
【0029】
【実施例】毛細管によるゾーンの電気泳動(CZE)シ
ステム100を構成するものは、電源102、第1の正
電極104、電解質の溶液108を含んでいる第1の電
解質溜106、分解用毛細管110、混合用T字管11
2、混合用毛細管114、蛍光検出器116、これも電
解質108を含んでいる第2の電解質溜118、および
、接地用電極120である。分離用毛細管110、混合
用T字管112および混合用毛細管114により、サン
プル・パス122を規定するサンプル・パス手段121
が構成される。
【0030】分離用毛細管110および混合用毛細管1
14の大部分が沈んでいる電解質108は、電極104
と120との間のサンプル・パス121に沿って伸長す
る電界に対する媒体として作用するものである。この同
じ電解質は、分析されるべき生物学上のサンプルに対す
る溶剤担体として用いられる。第2の正電極124が挿
入されているサンプル溜123には、サンプル溶液12
6が含まれている。試薬溜128に含まれているo−フ
タルジアルデヒド(OPA)試薬130は、混合用毛細
管114内における分離用毛細管110の流出物との混
合のために、混合用T字管112に対して試薬用毛細管
132に沿って流れる。試薬の流れのコントロールは、
混合用T字管112に関する試薬溜128の高さを調節
することによって可能にされる。
【0031】サンプル溶液126は、入力端部134を
介して分離用毛細管110に導入することが可能にされ
る。入力端部134はまずサンプル溜123内に配設さ
れ、これに対して、混合用毛細管114の出力端部13
5は第2の電解質溜118内に配設される。電源102
によって設定される電界は、正電極124から、分離用
毛細管110および混合用毛細管114を介して、接地
電極120に至るようにされる。電解質が電気浸透性の
流れにより接地電極120に向けて下流に引かれると、
サンプル溶液126は入力端部134において分離用毛
細管110内に引かれることになる。適当な量のサンプ
ル溶液126(典型的には、約2ナノリットル)を導入
するために必要な時間インターバルの終りにおいて電源
102がオフにされる。
【0032】これに次いで、分離用毛細管110の入力
端部134が第1の電解質溜108に挿入されて、図1
に例示されているような構成にされる。電源102によ
り再び電界が設定されて、電気浸透性の流れが誘導され
る。この流れに重ね合わされている電気泳動による移動
の相対的な速度は、分子に対する電荷の大きさおよび符
号に依存している。その結果として、各サンプル成分は
分離用毛細管110を介して混合用毛細管114に対し
てある特性速度をもって移動し、また、それぞれの時点
において蛍光検出器116を通るようにされる。
【0033】蛍光検出器116によれば、水銀キセノン
・アーク・ランプまたは紫外線レーザのような、焦点が
良好に定められており、高い強度の紫外線光を用いて、
混合用毛細管114内のラベル付けされたサンプル成分
の照射がなされる。検出器116に含まれているホト・
マルチ管により、結果としての蛍光の強度が光電流に変
換されて、時間的な出力に対する強度を得るために用い
られる。
【0034】分離後のラベル付けは、接続部200〔詳
細には図2(A)〕において実行される。ステンレス・
スチールの混合用T字管112には、2個のインライン
・ポート238,240および1個の直交ポート242
が備えられている。分離用毛細管110は、第1のイン
ライン・ポート238を通して伸長する第1のフェルー
ル(ferrul)244によって支持されており、こ
れに対して、混合用毛細管114は、第2のインライン
・ポート240を通して伸長する第2のフェルール24
6によって支持されている。試薬用の毛細管132は直
交ポート242を通して伸長し、ここで第3のフェルー
ル248によって固定されている。フェルール244,
246および248は、それぞれのキャップ245,2
47および249によって適所に保持されている。
【0035】溶融したシリカの試薬用毛細管132は、
内部口径が200μm,外部口径が325μm,長さが
70cmのものである。次いで、この発明に従えば、長
手の下流方向を規定するためにサンプルの流れの方向を
とることにより、分離用毛細管110が混合用毛細管1
14内に伸長して、これら2本の毛細管が長手方向にオ
ーバラップし、オーバラップ領域250を規定し、そし
て、好適には同心になるようにされる。このオーバラッ
プ領域250に含まれているものは、分離用毛細管11
0のテーパ付きの出力端部251、および、混合用毛細
管114のフレア式の入力端部253である。
【0036】オーバラップ領域250においては、図3
(B)に断面で示されているように、環状のギャップ2
52が分離用の出力端部251と混合用の入力端部25
3との間で規定されている。環状のギャップ252で付
与される液状の連通は、図2(A)に示されているよう
に、試薬用毛細管132と、分離用毛細管110の出力
端部251近傍の混合用毛細管114の混合用セクショ
ン254との間でなされる。これにより、蛍光付与試薬
130と、サンプル成分の分離後の分離用毛細管の流出
物との混合が許容される。十分な混合の後で、混合用セ
クション254の下流部に配置された検出用セクション
258のウインドウ259を通して、サンプルの照射お
よび蛍光の検出が生じる。
【0037】図4により詳細に示されているものは、分
離用出力端部251と混合用入力端部253との間の同
軸インタフェースである。分離用毛細管110に含まれ
ている中央の電気泳動的な毛細管口部360は口径25
μmのものであり、容融シリカの壁部362は、25μ
mの口径から125μmの外部口径まで放射状に伸長し
ている。分離用毛細管の壁部362に被覆された保護用
のポリイミド・プラスチック・コーティング364は1
50μmの最外口径まで伸長している。このコーティン
グ364は、分離用出力端部251においておよびその
近傍で、露出セクション366から除去されている。出
力端部251は30μmの外部口径までテーパが付され
ているが、この外部口径は分離用毛細管110の一定の
内部口径よりも僅かに大きいものである。
【0038】分離用毛細管110は、分離用毛細管11
0の寸法をもつ商業的に利用可能な毛細管を修正するこ
とによって形成されたものである。その修正は、濃縮し
た弗化水素酸(48%)の攪拌浴内で上部のコーティン
グをはぎ取って露出セクション366を生じさせること
に始まり、これに次いでエッチング端部251を生じさ
せることでなされる。エッチング操作の間は、内部での
エッチングを防止するために、分離用毛細管110を介
してエッチング剤溶液に向けて水を強制的に通すように
される。
【0039】混合用毛細管114が有する口部370は
、入力端部253の近傍でフレア状にされている。混合
用毛細管114の内部口径は、入力端部においては15
0μmであり、また、その流出端部では25μmである
。シリカの混合用毛細管114の口部370を規定する
壁部372の外部口径は、該毛細管の長さの大部分にわ
たって120μmであり、その拡大した入力端部253
において250μmの最大口径に達している。混合用毛
細管114の形成は、図4に示されているような、混合
用毛細管114の寸法を有する商業的に利用可能な毛細
管を修正することによってなされたものであり、ここに
、プラスチック・コーティング374は適所に配置され
ている。その修正は、入力端部253になるセクション
にわたってコーティングをはぎ取ることによって始めら
れる。該毛細管はその一方の端部においてシール・オフ
されるものであり、また、ある所定の雰囲気に対する圧
力を正常に保つために注入器が用いられる。
【0040】毛細管のある1個のセクションは加熱され
て、該セクションが内部圧力によって放射状に拡張する
ようにされる。毛細管はガス炎上で回転されて、該毛細
管の周辺が一様に拡張することが確実にされる。この拡
張により、毛細管に沿ってバルブまたはセルの規定がな
される。その拡張の時間は、バルブが混合用毛細管11
4の入力端部において所望の口径を有するようにコント
ロールされる。これに次いで、該バルブは水晶切削工具
をもってカットされる。そして、この結果としてフレア
状にされた毛細管上の端部はドラメル(drummel
)具をもって滑らかにされて、混合用毛細管114が完
成される。
【0041】代表的に使用できるものは、この発明の譲
受人と同じ者に対して譲渡された、米国特許出願第07
/319460号において説明されているような、小型
のガラス旋盤である。このガラス旋盤により毛細管の双
方の端部が支持されて、CO2レーザの下で毛細管が回
転される。慎重に時間コントロールされた態様において
、混合用毛細管の入力端部になるエリアを横切ってレー
ザーの掃引がなされる。これによって口部の拡張がなさ
れる。上記のように、結果としてのセルがこれについで
水晶切削工具をもってカットされて、毛細管上で結果的
に拡大された端部がドラメル工具をもって滑らかにされ
る。
【0042】その柔軟性、透明性および電気的な絶縁性
のために、3個の毛細管110,114および132の
全てに対して溶融シリカが用いられる。検出用ウインド
ウ259は、ポリイミド・コーディング374の1〜2
cmのセクションを検出セクション258から加熱除去
することによって形成される。
【0043】図5に概略的に例示されている代替的な混
合用接続部400は分離システム100に合体できるも
のであって、蛍光付与試薬がサンプル・ストリームと混
合されることが例示されている。混合用毛細管の拡大し
た入力端部の形状において、この接続部400は図2(
A)の接続部200と異なっている。接続部400に含
まれているものは、放射状に拡大した入力端部404お
よび混合用セクション406を備えた混合用毛細管40
2である。入力端部に向けて単調に増大するフレア部を
有するというよりも、入力端部404は最大の口径に迅
速に達するようにされており、この最大の口径はこの入
力端部404においてある限定的な長さの範囲で維持さ
れている。
【0044】サンプル・ストリーム408は分離用毛細
管410を通して流れる。蛍光付与試薬412は試薬用
毛細管132から出されるが、この試薬用毛細管132
は、毛細管410に対して、また、サンプル・ストリー
ム408の流れの方向に対して直交するように配置され
ている。その拡散を通して、蛍光付与試薬412は、分
離用出力部416と混合用入力部404との間の環状ギ
ャップ414を介して混合用毛細管402に入れられる
。試薬412は、混合用セクション406内でサンプル
・ストリーム408に反応する。その反応の結果として
ラベル付けされた成分は図1の蛍光検出器116によっ
て検出することができる。
【0045】図6Aから図7Eまでには、この発明によ
って提出される混合用毛細管の拡大した口部及びフレア
状の口部の種々の形状が示されている。分離用毛細管と
混合用毛細管の入力端部との相対的な寸法に依存して、
分離用毛細管の出力端部にはテーパを付けないようにす
ることができる。
【0046】ラベル付けをする試薬の選択は、選択され
る分離プロセスとの両立性によって制限を受ける。大部
分の蛍光付与(flourogenic)ラベルはそれ
自体が蛍光性のものであるために、検出器出力に対して
1個またはそれよりも多くのピークが付加される。疑似
的な蛍光を回避するためには、試薬は完全に反応せねば
ならず、または、その検出に先立って余剰の試薬を除去
せねばならない。これらの代替的な事項は双方とも極め
て問題のあるものである。OPAのような蛍光付与ラベ
ル付けの試薬を用いることが好適である。ここで前記O
PAのような試薬は、それらが蛋白質分子の主たるアミ
ン機能と反応するまでは、それら自体は蛍光性のもので
はない。
【0047】この発明によれば、以下の代替的な動電気
式の分離技術と両立できる分離後での混合操作が提供さ
れる。毛細管のポリアクリルアミド・ゲルの電気泳動的
な移動が用いられる。毛細管の等電的な焦点部に、毛細
管の長さにわたって形成されるpH傾度における等電的
なポイントによりサンプル成分が分布される。等速電気
泳動は、等電的な移動性によりサンプル成分を分布する
。ミセルの動電気的な毛細管クロマトグラフィは、電気
浸透性の流れに従う“静止”相を用いるクロマトグラフ
ィの形式のものである。
【0048】好適な実施例においては、検出を増強する
ために、分離の後で蛍光付与ラベル付けの試薬が付加さ
れる。この発明はその他の検出方法に適応するものであ
るから、検出用流体の導入はこれらの検出方法に適合す
るようにされる。例えば、分離した成分を分析するため
に質量分析を用いることができる。検出用の流体を導入
するために、より詳細には、分離した成分を掃引する担
体流体を質量分析装置に導入するためにこの発明を用い
ることができる。前述された実施例に対するこれらおよ
びその他の変更や修正は、特許請求の範囲の記載によっ
てのみ限定されるこの発明によって提供されるものであ
る。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
サンプルを各成分に分離した後に、これら各成分に蛍光
を付与する試薬を供給するようにしたため、高い分離能
での成分の分離が可能であり、この結果として高感度で
の成分検出が可能となる。
【0050】従って、本発明によれば、サンプルが極く
僅かしかなくとも、高精度での成分分析ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化学分析システムの毛細管ゾーンを示
す説明図である。
【図2】図1における分離された各成分と蛍光付与試薬
との混合用接続部を示す説明図である。
【図3】図2の一部分の断面図である。
【図4】図2の混合用接続部における分離用毛細管の端
部と混合用毛細管の端部とのオーバーラップ状況を説明
するための図である。
【図5】本発明における他の混合用接続部を示す説明図
である。
【図6】本発明における混合用毛細管の入力端部の他の
例を示す図である。
【図7】本発明における混合用毛細管の入力端部の更に
他の例を示す図である。
【符号の説明】
100    化学分析システム 102    電源 104,124    正電極 106,118    電解質溜 108    電解質溶液 110    分離用毛細管 112    混合用接続部(T字管)114    
混合用毛細管 116    蛍光検出部 120    接地用電極 121    サンプル・パス手段 122    サンプル・パス 123    サンプル溜 126    サンプル溶液 128    試薬溜 130    試薬 134    入力端部 135    出力端部 200    接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (A)(a)入力端部(134)と出
    力端部(251)を備えた分離用毛細管(110)、入
    力端部(375)と混合用セクション(254)を備え
    た混合用毛細管(114)、および、該混合用セクショ
    ンの下流部に配置された検出用セクション(258)を
    含み、(b)前記混合用毛細管の入力端部(375)は
    、該混合用毛細管に放射状に伸長して該混合用毛細管の
    入力端部の内径となり、(c)前記分離用毛細管の出力
    端部(251)は、前記混合用毛細管の入力端部(37
    5)とオーバーラップして環状ギャップ(252)を規
    定し、長さ方向に伸長するサンプル・パス(122)を
    規定するサンプル・パス手段(121);(B)複数の
    成分を各自の速度で、前記分離用毛細管(110)およ
    び混合用セクション(254)を通して、検出用セクシ
    ョン(258)へ移動させるためのサンプル移動手段(
    102); (C)検出用流体(130)と混合されて供給される複
    数成分を、前記検出用セクション(258)において検
    出するための検出手段(116); (D)前記検出用流体(130)を、前記混合用セクシ
    ョンの環状ギャップ(252)に導入して前記複数の成
    分と混合させるための検出用流体の導入手段(132)
    ;からなることを特徴とする化学分析システム(100
    )。
  2. 【請求項2】  (A)(a)サンプル入力端部(13
    4)と出力端部(251)を備えた毛細管分離用セクシ
    ョン(110)、(b)入力端部(375)を備えた毛
    細管混合用セクション(114)、および、(c)検出
    用流体(130)を前記混合用セクションに導くための
    流体導入手段(132)を有し、前記毛細管分離用セク
    ションの出力端部を前記毛細管混合用セクションの入力
    端部に接続するための接続要素(112)を含み、前記
    検出用流体と前記分離用セクションからの流出物とは、
    検出用セクション(258)に移動する前に実質的に混
    合され、前記流体導入手段は、前記毛細管混合用セクシ
    ョンのフレア状入力端部(253)を含み、該フレア状
    入力端部は、前記分離用セクションと混合用セクション
    間の環状ギャップ(252)を規定し、前記検出用セク
    ション(258)は、前記混合要素の後のサンプル・パ
    ス(408)に沿って配置され、長さ方向に伸長するサ
    ンプル・パス(122)を規定するサンプル・パス手段
    (121); (B)前記接続要素に接続されて該接続要素に検出用流
    体を導く検出用流体パス(132); (C)検出用セクション内に供給された予め検出用流体
    (130)と充分に混合されたサンプル成分の何れか1
    つの存在を、検出するための検出手段(116);(D
    )前記検出用流体を前記混合用セクションの環状ギャッ
    プ(252)に導くための電界を作り、前記サンプル成
    分を前記分離用セクションを経て検出用セクション(2
    58)に移動させる電極手段(120および124);
    からなることを特徴とする化学分析システム(100)
  3. 【請求項3】  (A)(a)分離用入力端部(134
    )と分離用出力端部(251)を備えた分離用毛細管(
    110)、および、(b)検出用入力端部(253)と
    検出用出力端部(135)を備え、下流に該検出用入力
    端部と検出用セクション(258)を隣接させた混合用
    セクション(254)を備え、前記検出用入力端部およ
    び混合用セクションに放射状に伸長し、該検出用入力端
    部は、長さ方向に分離用出力端部とオーバーラップして
    環状ギャップ(252)を規定し、前記分離用毛細管に
    対して一般的に流下する検出用毛細管(114)、を含
    み、長さ方向に伸長するサンプル・パス(122)を規
    定するサンプル・パス手段(121);(B)前記分離
    用入力端部と前記検出用出力端部の間に、前記環状ギャ
    ップを横切って伸長する電界を作るめの電源手段(10
    2)、 (C)前記分離用出力端部から流出するサンプル成分と
    反応させて蛍光ラベル付けサンプル成分を供給するため
    に、前記環状ギャップを通して前記混合セクションに蛍
    光付与試薬を導入するための手段(132)、(D)前
    記検出用セクションに局在し、蛍光ラベル付けサンプル
    成分を検出するための蛍光検出手段(116)、からな
    ることを特徴とするサンプル溶液を成分に分離するため
    の化学分析システム(100)。
JP4041906A 1991-02-01 1992-01-31 化学分析システム Pending JPH04318445A (ja)

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