JPH04318435A - 配管装置の締結方法 - Google Patents

配管装置の締結方法

Info

Publication number
JPH04318435A
JPH04318435A JP3086560A JP8656091A JPH04318435A JP H04318435 A JPH04318435 A JP H04318435A JP 3086560 A JP3086560 A JP 3086560A JP 8656091 A JP8656091 A JP 8656091A JP H04318435 A JPH04318435 A JP H04318435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pipe flange
groove
pipe
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3086560A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroya Sato
佐藤 碩哉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3086560A priority Critical patent/JPH04318435A/ja
Publication of JPH04318435A publication Critical patent/JPH04318435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧の配管装置に係り
、特にフランジを用いた締結方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラントあるいは産業機械の制御機器は
、機器のコンパクト化および高性能化の要求から機器の
作動油圧の高圧化が進められている。油圧発生装置と機
器間の作動油の伝送には配管装置を用いることが一般的
であり、配管に鋼管を用いた場合のほとんどは機器と配
管との継手として、管フランジを用いている。この管フ
ランジの構造は、高圧化に対応したフランジ設計となっ
ているが、管フランジの締結管理方法が適切でないと、
作動油洩れ等のトラブルを起こす原因になる。
【0003】フランジ継手においては、配管内を流れる
流体あるいは流体の圧力によってフランジの形状やシー
ル材等が異なることは公知である。例えば、低圧の油,
水,蒸気等の流体の場合、フランジの形状は全面座の管
フランジであり、シール材はシートパッキンを用いるこ
とが一般的である。また、高圧の油の場合、Oリング溝
付の油圧用管フランジを用い、シール材として、油性に
適したOリング材を用いることも一般的である。さらに
、高圧の蒸気の場合、溝付フランジを用い、シール材と
してスパイラルガスケットを用いる場合が多い。何れに
しても配管内を流れる流体の圧力が高くなると、継手に
おけるシール性がプラントあるいは被制御機器の信頼性
を左右することになる。
【0004】ところで、フランジ継手のトラブルは、締
結作業時の管理方法に起因するものと、フランジの材料
あるいはシール材の品質に起因するものがある。後者の
フランジ材あるいはシール材については年を経るにつれ
て改良されてきており、トラブルの頻度は非常に少なく
なってきたが、前者の締結作業は作業者の技能に依存す
るところが多く、それ程改善されてはいない。そのため
、管理方法の強化に頼らざるを得ないのが現状であり、
例えば締付けトルクの記録あるいは作業者と監督者とに
よる締付け状態のダブルチェック等がそれである。
【0005】次に、従来の管フランジの締結管理方法を
、図4および図5を参照して説明する。ここで、図4は
、従来の管フランジ締結構成の一例を示し、図5は、図
4のB−B断面を示す。
【0006】機器1の管フランジ取合部には、流体通路
1aと管フランジ3を締付けるためのねじ穴1bが加工
されている。また、機器1の管フランジ取合面は、管フ
ランジ3およびシール材である0リング5のシール性を
よくするため仕上げ精度を良好にしている。管フランジ
3と配管2は、溶接4で接合しているが、この溶接によ
る変形が生じるため、溶接後管フランジ3のシール面を
機械加工で修正することは一般的な処置の一つである。 機器1と管フランジ3のシール面は、シール材であるO
リング5を挿入しない状態で当りを確認するのも高圧配
管装置における管フランジ3の締結管理方法の一つであ
る。この当りを確認した後、管フランジ3のOリング溝
3aにOリング5を挿入し、締付けボルト6で管フラン
ジ3を締付けるが、締付けボルト6の締付けに際してト
ルクレンチ等によるトルク管理を行うのは、高圧配管装
置における管フランジ3の締結管理方法で一般的に採用
されている方法である。
【0007】さらに、この締付けボルト6を締付けた後
、締付トルク値を記録用紙に記録し、その後で機器1と
管フランジ3との間隙を隙見ゲージ等でチェックし、締
結管理を完了しているのが一般的な高圧配管装置におけ
る締結管理方法である。
【0008】締結作業の良否を判定する目的で締結部に
圧力流体を付加し、この圧力流体の漏洩を検査すること
も行なわれている。図6は、健全な締結状態におけるO
リング5のシール状態を示す。流体7が配管側から機器
1側に流れ締結部に内圧が付加されると、機器1と管フ
ランジ3の結合面に僅かな間隙(図示しない)が生じ、
流体7はこの間隙からOリング5側に流れ込み、Oリン
グ5は管フランジ3のOリング溝3aの外周側面に向っ
て押し出される。
【0009】そこで、Oリング5は、機器1と管フラン
ジ3の僅かな間隙(図示しない)を塞ぐ形に変形しシー
ルする。間隙がごく僅かであれば、Oリング5のかみ込
み現象は生じない。したがって、長時間運転されてもO
リング5の形状はそのまま保持され、締結部から漏洩は
生じない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図7は、片締め状態に
おけるOリング5のシール状態を示す。流体7が配管側
から機器1側に流れ締結部に内圧が付加されると、Oリ
ング5が管フランジ3のOリング溝3a外周側に押し出
されると同時に管フランジ3が片締めのため、管フラン
ジ3が内圧によって機器1と管フランジ3の結合部を押
し拡げる方向に移動し、機器1と管フランジ3との結合
部に間隙を生じる。この間隙が大きいと、Oリング5と
管フランジ3のOリング溝3aの底面との間に圧力が付
加され、Oリング5は、機器1側に押し寄せられながら
機器1と管フランジ3の間隙を塞ぐように変形する。つ
まり、かみ込み現象が発生する。このかみ込み現象が発
生した場合、Oリング5は、その弾性限度内では破断せ
ず、間隙を塞いで流体7の漏洩を防いでいるが、弾性限
度を越えると内圧に耐えることができず破断し、流体7
が漏洩する。
【0011】このようにかみ込みの現象は、直ちにOリ
ング5の破断、流体7の漏洩を生じさせるものではない
。もし、直ちにOリング5の破断を生じさせるものであ
れば、締結後の耐圧試験で締結部の健全性が容易に確認
できる訳であるが、Oリング5のかみ込みによる破断は
、機器1と管フランジ3との間隙量によって破断までの
時間が異なってくる特異性があるため、耐圧試験時に漏
洩の確認が可能な場合と不可能な場合とが生じる。以上
の説明から分かるように、高圧配管装置における管フラ
ンジの締結作業は、確実に行なわれない限り流体の漏洩
トラブルを起こすことになり、また、その管理も人間系
に頼らざるを得ないのが現状である。
【0012】本発明は、以上のような事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは締結作業時の締結
管理を、人間系のみに頼らず機械系を介して数値的に把
握し管理することが可能な配管装置の締結方法を提供す
ることにある。 [発明の構成]
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、配管の端部に
固着した管フランジを機器に締結した後、管フランジの
シール材を挿入する第1の溝の外側に設けた環状の第2
の溝に外部から圧力流体を供給し、管フランジのシール
状態を確認するようにしたものである。
【0014】
【作用】第2の溝に外部から圧力流体を供給したとき、
管フランジの締結状態が正常であれば、第2の溝に圧力
流体が充満した後に圧力流体の流動は起らないが、管フ
ランジの締結状態が不良であれば、第2の溝に圧力流体
が充満した後に漏洩による圧力流体の流動が起こる。そ
こで、この圧力流体の流動の有無を検出することにより
、管フランジの締結状態の良否を確認することができる
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。まず、本発明で用いる漏洩検出装置と、配管2
に接合され漏洩検出装置を接続可能とした配管フランジ
について説明する。図1は、管フランジに接続した漏洩
検出装置10の構成を示し、導管11にコンプレッサ1
2、圧力調節弁13、圧力計14、オリフイス15、圧
力計16を順次配列して接続し、コンプレッサ12の吸
入口にはストレーナ17を接続し塵埃の混入を防止して
いる。なお、コンプレッサ12を含む空気圧発生装置、
圧力計14,16等は、例えばハンドキャリアに収納す
るようにして容易に手動で取扱いができるようにコンパ
クトに構成されている。図2は、機器1と管フランジ3
Aの接続構成を示し、図3は、図2のA−A断面を示す
。管フランジ3Aは、Oリング溝3aの外側に環状とし
た漏洩検出用溝3bを設け、この漏洩検出用溝3bには
、1箇所で連通し、管フランジ3Aを貫通して取合面と
反対側の面に開口する検出穴3cを設け、この開口部に
ねじ加工を施こし、上記した導管11の端部を接続する
ための検出座3dを設ける。ここで、漏洩検出用溝3b
は、Oリング溝3aの外側に設けられているので、Oリ
ング5のシール効果に影響を与えることはない。
【0016】次に、機器1と管フランジ3Aの締結方法
を説明する。配管フランジ3AのOリング溝3aにOリ
ング5を挿入し、締付けボルト6で機器1に締付けるま
での締結作業手順は上記した従来と同様である。この締
結作業完了後、漏洩検出装置10の導管11の端部を配
管フランジ3Aの検出座3dに接続する。コンプレッサ
12を起動すると、吐出口からの圧力空気は、圧力調節
弁13で常に一定に保たれ、オリフイス15を介して導
管11から検出座3dに供給される。オリフイス15の
前後の差圧は、圧力計14と16で計測できる。
【0017】管フランジ3Aの締結作業が正常であれば
、管フランジ3AのOリング溝3aの外周及び漏洩検出
用溝3bの外周取合面は、機器1の取合面と密着した状
態にあり、漏洩検出用溝3bに空気圧を付加しても漏洩
することはない。したがって、導管11に圧力空気は流
れないため、オリフイス15の前後の圧力計14,16
は等しい値を示すことになる。しかしながら、管フラン
ジ3Aの締結作業に異常があれば、管フランジ3AのO
リング溝3aの外周と漏洩検出用溝3bの外周取合面と
機器1の取合面との間に間隙が生じているはずであり、
漏洩検出用溝3bに圧力空気を付加すると、この間隙か
ら圧力空気が漏洩し、導管11に圧力空気が流れ、オリ
フイス15の前後の圧力計14,16に圧力差が発生す
る。つまり、オリフイス15の前後に圧力差が生じるか
否かで締結作業が正常であるか否かを管理しようとする
ものである。
【0018】なお、管フランジ3Aの取合面の仕上げ精
度及び機器1の取合面の仕上げ精度によっては、正常な
締結作業を行なっても、取合面に僅かな間隙を生じるこ
ともあり、この間隙から圧力空気が漏洩することでオリ
フイス15の前後に圧力差を生じることもあるが、事前
に許容できる圧力差を調べておけば、圧力差の値によっ
て正常であるか否かの判定が可能となる。また、締結管
理データを記録として保存したい場合には、圧力計14
,16の圧力を記録すればよい。締結管理作業を簡素化
するためには、差圧によって警報を発生させることにす
ればよい。
【0019】したがって、以上のように構成することに
より、従来締結作業が正常であるか否かを、ボルトの締
付トルクと取合面の隙間を隙見ゲージでチェックしてい
たが、本実施例では漏洩検出用溝3bに圧力を付加する
ことができ、締付けボルト6に引張り力を付加した状態
、つまり、高圧配管装置が運転されている状態を模疑し
た状態で締結が正常であるか否の判定ができる。また、
漏洩検出用溝3bに付加する圧力を圧力調節弁13を介
して任意に変えることができ、実際の運転状態に近づけ
て締結状態の良否を判断することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、管
フランジの締結作業完了後に取合面に空気圧を付加し、
取合面から漏洩することによって発生するオリフイスの
前後差圧を検出することにより締結作業が正常であるか
否かの良否を容易に判断することができるので、従来の
目視管理に重点をおいた締結管理方法に比較して具体的
な評価ができ、従来人間系に頼っていた管理から数値管
理へと変えることができ、管フランジ締結管理の信頼性
向上を図った配管装置の締結方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における管フランジに漏洩検
出装置を接続した状態を示す説明図。
【図2】本発明の一実施例における管フランジと機器の
接続構成図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】従来の配管装置の締結方法における管フランジ
と機器の接続構成図。
【図5】図4のB−B断面図。
【図6】従来の配管装置の締結方法が正常の場合のシー
ル状態を示す説明図。
【図7】従来の配管装置の締結方法が正常でない場合の
シール状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…機器、2…配管、3A…管フランジ、3a…Oリン
グ溝、3b…漏洩検出用溝、5…Oリング、10…漏洩
検出装置、11…導管、12…コンプレッサ、13…圧
力調節弁、14,16…圧力計、15…オリフイス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  配管の端部に固着した管フランジを機
    器に締結した後、前記管フランジのシール材を挿入する
    第1の溝の外側に設けた環状の第2の溝に外部から圧力
    流体を供給し、前記管フランジのシール状態の良否を確
    認するようにしたことを特徴とする配管装置の締結方法
  2. 【請求項2】  シール材を挿入する第1の溝の外側に
    近接して、シール状態を検出する環状の第2の溝を設け
    た管フランジ。
JP3086560A 1991-04-18 1991-04-18 配管装置の締結方法 Pending JPH04318435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3086560A JPH04318435A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 配管装置の締結方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3086560A JPH04318435A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 配管装置の締結方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04318435A true JPH04318435A (ja) 1992-11-10

Family

ID=13890402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3086560A Pending JPH04318435A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 配管装置の締結方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04318435A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010210056A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Ebara Corp ルーズ短管式管継手およびポンプ機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010210056A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Ebara Corp ルーズ短管式管継手およびポンプ機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0907858B1 (en) Joints
CA1170921A (en) Leak detection apparatus and method for use with tube and tube sheet joints
US4019371A (en) Apparatus and method for externally testing conduit connections
EP0857297B1 (en) A device for detecting leakage in flange joints
US4916938A (en) Valve leakage inspection, testing and maintenance process
US7004470B2 (en) Device for a pipe flange seal
CA2129470A1 (en) Diagnostic system for control and shut-off valves
US4770207A (en) Fluidic system
WO2003027561A1 (en) An arrangement for monitoring and/or testing of flange joints
AU700685B2 (en) Monitoring system for high pressure fluid flow connector
US5908044A (en) Quadra-seal method and apparatus for operations upon fluid pressure containment bodies
US4620731A (en) Apparatus for sealing pipe flanges
US6981513B2 (en) Fluid flow management system
JPH04500782A (ja) 締結具を締め付ける時のガスケット圧縮力を監視する方法
KR20200113207A (ko) 플랜지 어셈블리
JPH04318435A (ja) 配管装置の締結方法
US4617823A (en) Hydro pressure thread tester
JP2829843B2 (ja) 管の、フランジ溶接部検査装置
JP3045641B2 (ja) 流体機器用マンホール蓋のシール装置およびその漏水テスト方法
JP3393984B2 (ja) 溶接プラグ気密試験装置
US5275445A (en) Gas-tight pipe connection
JPH04184231A (ja) 配管装置の締結構造及びその方法
CN221260288U (zh) 一种设备检测试验装置
JP6759380B2 (ja) 突合せ溶接継手を有する管端開放管耐圧試験用冶具
US20220412461A1 (en) Stuffing Box Assembly