JPH04317852A - 牽引装置内蔵型の立体床構造 - Google Patents

牽引装置内蔵型の立体床構造

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JPH04317852A
JPH04317852A JP3110737A JP11073791A JPH04317852A JP H04317852 A JPH04317852 A JP H04317852A JP 3110737 A JP3110737 A JP 3110737A JP 11073791 A JP11073791 A JP 11073791A JP H04317852 A JPH04317852 A JP H04317852A
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JP
Japan
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traction
traction device
floor structure
partition wall
path
Prior art date
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Pending
Application number
JP3110737A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidezo Kobayashi
小林 秀造
Takeshi Taira
武 平
Mutsumi Kogure
睦 木暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空港、催事広場等の立
体床構造であって、床構造内に、床面上の航空機やその
他の乗り物等の牽引物を牽引する装置を内蔵したもので
ある。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】空港における航空機の
移動は、専用の牽引車によって行われている。このよう
な牽引車は、運転者が目視によって所定の場所まで移動
させるため、濃霧時等の視界の悪い時には移動が困難と
なり、危険である。また、移動の安全性は、運転者に左
右されるため、人為的ミスによって事故が発生するおそ
れもある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点を解決するためになされたもので、航空機等の移
動を、天候に左右されず常に安全に行うことができる、
牽引装置内蔵型の立体床構造を提供することを目的とす
る。即ち、本発明は、底板上に格子状に立設した隔壁と
、この隔壁上部に架け渡して路面を形成する蓋版と、前
記隔壁内に開通させた牽引路と、この牽引路内に滑走可
能に収納した牽引装置と、この牽引装置と前記蓋版上の
牽引物との連結を可能にするために、前記隔壁上面に開
設し、前記牽引路内に連通するスリットとよりなる、牽
引装置内蔵型の立体床構造である。また、隔壁内に開通
させた牽引路内に、牽引装置の位置を検知するセンサー
を設置し、このセンサーによって得られた情報を基に牽
引装置の位置を把握し、かつ遠隔操作によって牽引装置
の運転を制御するよう構成した、上記記載の牽引装置内
蔵型の立体床構造である。さらに、格子状の隔壁上部の
交差部に、隔壁上面に開設したスリットと連続可能な分
割路によって分割したターンテーブルを設置し、このタ
ーンテーブルの各分割単体は、連結及び切り離し可能に
構成した、上記記載の牽引装置内蔵型の立体床構造であ
る。
【0004】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
について説明する。 <イ>立体床構造(図1) 本発明の立体床構造は、図1に示すように、先ず地盤を
所要面積だけ掘り下げ、その底面に配筋を施した後に、
コンクリートを打設して底板1を敷設する。次に、この
底板1上に格子状に型枠を組み立てて、型枠内に配筋を
施し、コンクリートを打設して、格子状の隔壁11を立
設する。なお、隔壁11は、直上を航空機等が通過して
も耐え得るよう強固に構築する。  そして、この隔壁
11の上部に、所要枚数のコンクリート板等の蓋版2を
着脱可能に架け渡して、床体を構築する。従って、蓋版
2と底板1との間には、区分された複数の隔室12が介
在することになり、立体構造の床体を得ることができる
。 なお、隔室12内は、貯水槽、搬送路、貯蔵庫、共同溝
(燃料、電力、通信、給排水等)、グランドサービス系
作業場及び旅客を始めとする各種交通路として多機能に
使用することができる。 <ロ>半地下駐機場(図2) 図1は、蓋版2を同一平面上に設置した場合であるが、
図2に示すように、隔壁11の高さを変えることによっ
て、蓋版2の設置高さを変えることができ、また水平路
面だけでなく、傾斜路面も構築することができる。図2
において、A区域は、高い位置に蓋版2を設置した場合
を示し、C区域は、A区域よりも低い位置に蓋版2を設
置した場合を示している。このように、低い区域を設け
ることによって、航空機3等を係留するための半地下の
駐機場として使用することができる。また、A区域とC
区域を連結するB区域は、蓋版2を斜めに設置して傾斜
路面を形成する。この傾斜路面は、A区域とC区域間の
航空機3の出入り路面として使用する。なお、C区域の
上部には、航空機3を収納する屋根を設ける場合と設け
ない場合がある。 <ハ>牽引路(図3、4) 隔壁11内には、図3に示すように、牽引路13を格子
状に開通させる。この牽引路13は、隔壁11の剛性を
低下させず、かつ後述の牽引装置を内蔵できるだけの間
口を有している。また、隔壁11の上面には、牽引路1
3内に連通するスリット14を格子状に開設する。そし
て、このスリット14の両下縁部に沿って、図4に示す
ような断面が略C字状等の二本のガイドレール15を、
それらの開口部を向き合わせて取り付ける。  また、
牽引路13の側面には、牽引装置に電力を供給するため
の送電架線16を敷設する。なお、蓋版2を隔壁11上
に架け渡す場合は、隔壁11の上面両側縁に棚部17を
切り欠いて形成し、その棚部17上に蓋版2をはめ込む
ようにする。 <ニ>牽引装置(図4、5) 牽引装置4は、図4に示すように、牽引路13内に配置
した本体の駆動モータ41と、ガイドレール15内に収
納した走行輪42からなり、駆動モータ41を作動させ
ることによって、走行輪42を回転させ、ガイドレール
15に沿って走行できるよう構成する。また、駆動モー
タ41にはパンタグラフ43を取り付け、このパンタグ
ラフ43を牽引路13の側面に敷設した送電架線16と
接触させて、駆動モータ41に電力を取り入れる。さら
に、牽引装置4には、ワイヤーロープ等の牽索44を連
結し、この牽索44の自由端は、図4に示すように、ス
リット14を抜けて、航空機3の脚31に連結できるよ
う構成する。 <ホ>自動牽引システム(図5) 図5に示すように、ガイドレール15の上面等に沿って
、牽引装置4の位置を検知するセンサー18を適宜の間
隔で設置する。牽引装置4がこのセンサー18を通過す
る際に得られた牽引装置4の位置情報は、運行管理セン
ターに伝信される。運行管理センターでは、その位置情
報を基に牽引装置4の位置を把握し、かつ遠隔操作によ
って牽引装置4の運転制御を行い、目的地まで移動させ
ることができる。 <ヘ>ターンテーブル(図6、7) 格子状の隔壁11上部の交差部には、図6に示すような
ターンテーブル5を設置する。このターンテーブル5は
、十字状の分割路51によって4分割した円盤である。   分割路51は、ターンテーブル5を所定の位置に停
止させた時に、図6に示すように、隔壁11上面に開設
したスリット14と連続状態となり、牽引装置4が通過
できるよう構成されている。また、ターンテーブル5の
各分割単体は、連結及び切り離し可能に構成する。例え
ば、各分割単体の分割路51の両側に対向するキー溝5
2を凹設し、このキー溝52内にスライド可能なキー5
3を収納する。そして、このキー53を相手方のキー溝
52内に嵌合させることによって各分割単体を連結でき
、また自分側のキー溝52内にキー53を引き戻すこと
によって切り離すことができる。ターンテーブル5の設
置方法は、図6、7に示すように、隔壁11の交差部に
集まる4枚の蓋版2の角部に、ターンテーブル5よりや
や大きい径を有する円形の凹部21を形成し、その内部
にターンテーブル5を収納する。そして、ターンテーブ
ル5の下面には、回転可能なようにキャリア54を取り
付け、図示しない駆動モータによって水平回転させるこ
とができる。
【0005】
【牽引方法】次に、上記の立体床構造における牽引方法
について、航空機を例に挙げて説明する。 <イ>牽引(図5) 先ず、牽引装置4の牽索44の自由端を、図5に示すよ
うに、スリット14を抜けて、航空機3の脚31に連結
する。そして、駆動モータ41を作動させて走行輪42
を回転させ、ガイドレール15に沿って所定の方向に牽
引装置4を走行させる。従って、牽索44に繋がれた航
空機3は、牽引装置4に追従して移動する。なお、牽引
装置4がセンサー18を通過する際に得られた牽引装置
4の位置情報は、運行管理センターに伝信され、運行管
理センターでは、その位置情報を基に牽引装置4の位置
を把握し、かつ遠隔操作によって牽引装置4の運転制御
を行い、目的地まで移動させることができる。 <ロ>方向転換(図6) 牽引方向を変える場合は、図6に示すように、航空機3
をターンテーブル5上まで牽引する。このとき、ターン
テーブル5の分割路51はスリット14と連続した状態
に位置させ、かつキー53を外しておくことによって、
牽引装置4の牽索44が分割路51内を通過してターン
テーブル5を横切ることができる。牽引装置4がターン
テーブル5を完全に横切った後、各キー53をキー溝5
2内に嵌合させ、各分割単体を一体に連結する。次に、
牽索44を航空機3の脚31から取り外し、ターンテー
ブル5を所定の方向に回転させ、航空機3の向きを変え
る。再び、ターンテーブル5のキー53を外し、牽引装
置4を分割路51内を通して、方向転換後の航空機3の
脚31側に移動させる。そして、牽索44を脚31と連
結し、牽引を再開する。
【0006】
【本発明の効果】本発明は以上説明したようになるため
、次のような効果を得ることができる。 <イ>牽引装置は遠隔操作によって運転の制御がなされ
、航空機等を目的地まで移動させることができる。その
ため、濃霧時等の悪天候に左右されず、安全に牽引を行
うことができる。 <ロ>立体床構造であるため、牽引装置のガイドレール
を蓋版の裏面に敷設することができる。従って、路面上
に突出することがなく、障害物とはならず、また積雪、
凍結の害から免れる上、修理等の作業が安全性の高い地
下空間で行える。 <ハ>隔壁交差部にはターンテーブルが設けてあるため
、航空機等の牽引をするに当たって、容易に方向転換を
行うことができる。 <ニ>蓋版と底板との間には、区分された複数の隔室が
介在することになり、立体構造の床体を得ることができ
る。従って、従来の床体が平板状であるのに対して、本
床体は立体形状であるため剛性が保て、不等沈下の起こ
りやすい埋立地でも安定した路面を維持できる。 <ホ>路面となる蓋版は、着脱可能なコンクリート板等
を使用するため、路面の補修の際には、損傷した部分の
蓋版を交換するだけで済み、補修作業が非常に容易であ
る。 <ヘ>隔室内は、貯水槽、搬送路、貯蔵庫、共同溝(燃
料、電力、通信、給排水等)、グランドサービス系作業
場及び旅客を始めとする各種交通路として、多機能に使
用することができる。 <ト>立体床構造であるため、隔壁の高さを変えること
によって、蓋版の設置高さを変えることができ、周囲の
路面よりも低い路面区域を設けることができる。従って
、航空機を係留するための半地下の駐機場として使用す
ることができる。従来は、周囲と同じ高さの場所に航空
機を係留していたため、風雨や風雪あるいは塩分を含ん
だ波しぶき等による被害を直に受けていた。しかし本発
明は、周囲の高い路面区域によって防御壁ができるため
、上記のような被害が少なくて済む。 <チ>半地下の駐機場に屋根を設ける場合は、従来の施
設よりも棟高が低くて済むため、風圧を受ける部分が少
なく、構造上安定したものとなる。 <リ>本発明の立体床構造は、空港だけでなく、催事会
場や広大な倉庫等の広範囲な用途に用いることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】  立体床構造全体の説明図
【図2】  半地下駐機場を設けた場合の説明図
【図3
】  牽引路及びスリットを設けた隔壁の説明図
【図4
】  牽引装置の説明図
【図5】  航空機の牽引状態を示す説明図
【図6】 
 ターンテーブルの平面図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  底板上に格子状に立設した隔壁と、こ
    の隔壁上部に架け渡して路面を形成する蓋版と、前記隔
    壁内に開通させた牽引路と、この牽引路内に滑走可能に
    収納した牽引装置と、この牽引装置と前記蓋版上の牽引
    物との連結を可能にするために、前記隔壁上面に開設し
    、前記牽引路内に連通するスリットとよりなる、牽引装
    置内蔵型の立体床構造。
  2. 【請求項2】  隔壁内に開通させた牽引路内に、牽引
    装置の位置を検知するセンサーを設置し、このセンサー
    によって得られた情報を基に牽引装置の位置を把握し、
    かつ遠隔操作によって牽引装置の運転を制御するよう構
    成した、請求項1記載の牽引装置内蔵型の立体床構造。
  3. 【請求項3】  格子状の隔壁上部の交差部に、隔壁上
    面に開設したスリットと連続可能な分割路によって分割
    したターンテーブルを設置し、このターンテーブルの各
    分割単体は、連結及び切り離し可能に構成した、請求項
    1及び2記載の牽引装置内蔵型の立体床構造。
JP3110737A 1991-04-17 1991-04-17 牽引装置内蔵型の立体床構造 Pending JPH04317852A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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