JPH04317789A - 浄水装置及びその装置を備えた給水タンク - Google Patents

浄水装置及びその装置を備えた給水タンク

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JPH04317789A
JPH04317789A JP8223791A JP8223791A JPH04317789A JP H04317789 A JPH04317789 A JP H04317789A JP 8223791 A JP8223791 A JP 8223791A JP 8223791 A JP8223791 A JP 8223791A JP H04317789 A JPH04317789 A JP H04317789A
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water
housing
treated
purification device
space
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JP8223791A
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Tadahide Iwashita
岩下 肇秀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被処理水に含まれる不
純物や細菌を紫外線照射により分解および殺菌して被処
理水を浄化する紫外線照射装置を具備した浄水装置、お
よび該浄化装置を組み込んだ浄化経路を具備した給水タ
ンクに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
の水処理方法、特に浄化処理方法としては、塩素等を含
む薬剤による殺菌処理、浄化槽を用いて被処理水に含ま
れる不純物を凝集剤により凝集・沈澱させて回収する方
法、あるいは被処理水に活性炭などを投入し、該活性炭
に不純物を吸着させて除去する方法が採られていた。こ
れら従来の水処理方法によると、上水道中に残留したこ
れら塩素、凝集剤、および活性炭などの投入薬剤の人体
へ与える影響が懸念されると同時に、大規模な浄化施設
が必要であるなどの種々の問題を抱えていたのが実情で
ある。
【0003】とりわけ、中小規模の浄化施設、例えば、
図4に示すように、ビルやマンション等の集合住宅屋上
に設置される従来の給水タンク31においては、貯溜し
ている水の動きが停滞して細菌の繁殖等による水質の汚
染・汚濁が進行しないよう、ポンプ33によりタンク本
体32内の水を吸引孔35から汲み上げて、排出孔34
から排出せしめて、タンク本体32内の貯溜水を対流さ
せていた。しかしながら、この方法によると、適当期間
内にタンク31内の清掃が適切に行われなければ、タン
ク31内のいたるところに藻が発生し、貯溜水は悪臭を
発すると同時に、粘性を帯びた (いわゆる、淀んだ)
 状態となり、ポンプ33によって貯溜水を対流させよ
うとしても、実質的には貯溜水中の一部の経路(図4の
破線部分で示した経路)にしか対流効果が及ばず、全く
浄化効果が得られないという事態を招いており、衛生的
にも好ましいものとはいえなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたものであり、その要旨とするところは、被
処理水が導入されるハウジングと、前記ハウジングと連
結された紫外線照射装置とから構成される浄水装置にお
いて、前記紫外線照射装置が、前記ハウジングとの連結
時にハウジング内の空間に位置し、かつハウジング内の
空間に導入された被処理水に紫外線を照射する紫外線ラ
ンプと、前記紫外線ランプの照射量を調節する紫外線照
射量調整装置とから構成され、さらに前記浄水装置が、
被処理水をハウジング内部に導入するための取入口と、
紫外線照射済の被処理水をハウジング外部に排出するた
めの排出口を具備したことを特徴とする浄水装置、前記
ハウジング内に、前記紫外線ランプを囲み、前記紫外線
ランプ周囲に被処理水流路を形成する筒体をさらに具備
したたことを特徴とする浄水装置、および、給水タンク
側面部下端から給水タンク上部に至る浄化経路上に、ポ
ンプおよび前記浄水装置を配設し、さらに、タンク本体
上部の内部空間にまで延設された前記浄化経路の配管先
端に設置されたシャワー部材を備えた浄化経路を具備し
たことを特徴とする給水タンクである。
【0005】
【作用】上記本発明の浄水装置の構成により、取入口に
送給された被処理水に含まれる比較的比重の大きいゴミ
などの不純物等は浄水装置のハウジング底部に重力およ
び被処理水の対流により沈澱・堆積して物理的に除去さ
れ、あわせて被処理水はハウジング内の空間で紫外線照
射を受けて被処理水に含まれる細菌や不純物は光分解処
理されながら排出口に向かって送られるので、被処理水
は浄化されるのである。
【0006】また、前記浄水装置及びシャワー部材を組
み込んだ浄化経路を給水タンクに備えることにより、前
記浄水装置の機能に従い、給水タンク貯溜水の殺菌、除
藻処理が継続実施でき、かつシャワー部材を介して浄化
された水が給水タンク内に降り注ぐようにしてタンク内
に還流されるため、貯溜水の良好な水質が維持できるの
である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例について、添付した図
面に沿って説明する。
【0008】(1) 浄水装置 図1および図2で、本発明の浄水装置の構成について説
明すると、符号1は浄水装置全体を示しており、浄化装
置1は、上面が開口しているハウジング2と紫外線照射
装置1aとから構成されている。この照射装置1aには
、取付台14が具備されており、その上面には、電源と
連絡するための導線11、および紫外線ランプ16のソ
ケット部材12を内蔵した紫外線照射量を調節する紫外
線照射量調整装置13がネジ留めにより固定され、さら
に取付台14の中央部には孔15が設けられており、そ
こに紫外線ランプ16が挿通されるのである。一方で、
取付台14の底面には、第一取付部材4および第二取付
部材8がネジ留めにより固定されている。また、一端が
閉口している紫外線ランプ収納ケース10の開口してい
る他方の一端が前記第一取付部材4と前記第二取付部材
8によって、ケース10に紫外線ランプ16が前記孔1
5を介して挿入できるよう固定されている。前記ケース
10の周囲には、被処理水流路を形成するための筒体3
が設けられているため、被処理水が筒体3内部を通過す
る際には、強制的に至近距離から紫外線照射を受けるの
である。また、取入口7を具備した前記第一取付部材4
は、ハウジング2内に収納された筒体3とハウジング2
との間の第一空間4と連絡し、かつハウジング2の上端
と筒体3の上端との間に嵌合し、さらに筒体3内部の第
二空間5との連絡を遮断する構成である。また、排出口
9を具備した前記第二取付部材8は、第二空間5と連絡
し、ハウジング2の上端と筒体3の上端との間に嵌合し
、第一空間4との連絡を遮断する構成となっている。そ
して、ハウジング2と紫外線照射装置1aは、該取付台
14、第一取付部材6、および第二取付部材8それぞれ
をハウジング2の開口部の第一空間4上端に載置し、互
いに嵌合して連結され、浄化装置1が組み立てられるの
である。
【0009】本発明の浄水装置1によると、まず取入口
7に接続された配管(図示せず)から送給された被処理
水が、第一取付部材6によってハウジング2内の第一空
間4に導かれ、ついでハウジング2の底から対流して、
紫外線ランプ16が収納されたケース10が略中央部に
固定された筒体3内の第二空間5に導入されるのである
【0010】この際、比較的比重の大きいゴミや不純物
はハウジング2底部に重力により沈澱・堆積して物理的
に除去される。そして、第二空間5に導入された被処理
水は、第二空間5を紫外線ランプ照射面と面接触しなが
ら排出口9に向かって送られるため、被処理水はそこで
紫外線照射を受けることとなり、その結果、被処理水に
含まれる細菌や不純物が光分解され、殺菌、分解処理が
施されるのである。この紫外線照射を受けて浄化された
被処理水は、取入口7に接続された配管(図示せず)か
ら送給される被処理水の水圧によって排出口9にまで送
給され、排出口9に接続された配管(図示せず)に送致
されるのである。
【0011】すなわち、本発明の浄水装置1は、汚水等
の被処理水に含まれる汚物等をハウジング2内部で生じ
る重力作用および被処理水の対流によってハウジング2
底部に沈澱・堆積して物理的に除去すると同時に、紫外
線ランプ16から照射される紫外線により、被処理水中
の細菌や不純物が光分解により化学的に殺菌・分解でき
るのである。
【0012】(2) 浄水装置を具備した給水タンク図
3において、符号21は本発明の給水タンク、すなわち
浄水装置1を組み込んだ浄化経路22を具備した給水タ
ンク全体の概略図を示している。すなわち、本発明の給
水タンク21は、吸引孔26からタンク本体23上面中
央部まで延設された浄化経路22中に浄水装置1、浄化
装置1からタンク本体23内に向けて延設された経路2
2の配管の先端にシャワー部材24をそれぞれ設置し、
さらに浄化装置1の好ましくは下流側にポンプ25を配
設してなる構成を特徴とした経路22を具備した給水タ
ンクである。
【0013】本発明の給水タンク21によると、タンク
23内に貯溜されている水(被処理水)は、ポンプ25
により汲み上げられ吸引孔26を介して浄化経路22に
導入され、まず浄化装置1に送給される。浄化装置1内
に導かれ、そこで上述した浄化装置1の機能により殺菌
・不純物分解(除藻)処理された被処理水はタンク本体
23上面中央部からタンク23内に取り付けられたシャ
ワー部材24を通って、雨状の滴となって、タンク23
内全体に降って還流されるのである。
【0014】すなわち、浄水装置1とシャワー部材24
が配設された浄化経路22を具備した本発明の給水タン
ク21は、タンク23内の貯溜水をポンプ25によって
浄化装置1に導き、そこで物理的、化学的手段によって
、殺菌・除藻処理を施し、さらに浄化装置1で浄化され
た水をシャワー部材24によってタンク23内にまんべ
んなく降り注いで還流する構造なのである。この構造か
ら、貯溜水を単にポンプによって回流させる方法を採っ
ていた従来の給水タンクの浄化システムにおいて認めら
れた貯溜水の一部分においてのみ対流が起こり、他の部
分の貯溜水は停滞するという現象から生じるタンク内の
藻の発生や貯溜水の淀んだ状態(いわゆる、水質汚染、
水質汚濁)を効果的に抑止でき、実質的に良好な水質を
維持できるのである。
【0015】
【発明の効果】本発明の浄水装置によると、特別な薬剤
を投入するまでもなく、被処理水に含まれる比較的比重
の大きいゴミや汚物等がハウジング内部の重力作用およ
び被処理水の対流により、ハウジング底部に沈澱・堆積
して物理的に除去されると同時に、被処理水中の細菌や
不純物が紫外線ランプにより紫外線照射され、光分解に
より化学的に殺菌・分解して、水質を改善するのである
【0016】さらに、浄水装置とシャワー部材が配設さ
れた浄化経路を具備した本発明の給水タンクは、従来、
清掃という物理的手段によってのみ達成されていた貯溜
水の水質を、本発明の浄水装置の細菌・不純物の殺菌・
分解特性を利用することにより、維持する機能を併せも
った給水タンク貯溜水の殺菌・不純物除去システムの提
供を実現したのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の構成を示す分解した状態の斜視
図である。
【図2】本発明の組立状態の中央断面図である。
【図3】本発明の浄水装置を用いた給水タンクの概略図
である。
【図4】従来の給水タンクの概略図である。
【符号の説明】
1…浄水装置 1a…紫外線照射装置 2…ハウジング 3…筒体 4…第一空間 5…第二空間 6…第一取付部材 7…取入口 8…第二取付部材 9…排出口 10…紫外線ランプ収納ケース 11…導線 12…ソケット部材 13…紫外線照射量調整装置 14…取付台 15…孔 16…紫外線ランプ 21…給水タンク 22…浄化経路 23…給水タンク本体 24…シャワー部材 25…ポンプ 26…吸引孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被処理水が導入されるハウジングと、
    前記ハウジングと連結された紫外線照射装置とから構成
    される浄水装置であり、前記紫外線照射装置が、前記ハ
    ウジング内の空間に導入された被処理水に紫外線を照射
    し、かつ前記ハウジングと前記紫外線照射装置との連結
    時にハウジング内の空間に位置する紫外線ランプと、前
    記紫外線ランプの照射量を調節する紫外線照射量調整装
    置とから構成され、前記浄水装置が、被処理水をハウジ
    ング内部に導入するための取入口と、紫外線照射済の被
    処理水をハウジング外部に排出するための排出口を具備
    していることを特徴とする浄水装置。
  2. 【請求項2】  前記ハウジング内に、前記紫外線ラン
    プを囲み、前記紫外線ランプ周囲に被処理水流路を形成
    する筒体をさらに設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の浄水装置。
  3. 【請求項3】  給水タンク本体側面部下端から給水タ
    ンク上部に至る浄化経路上に、請求項1もしくは請求項
    2に記載の浄水装置およびポンプを配設し、さらに、前
    記浄化経路末端、すなわちタンク本体上部の内部空間に
    まで延設された配管の先端に設置されたシャワー部材を
    備えた浄化経路を具備したことを特徴とする給水タンク
JP8223791A 1991-04-15 1991-04-15 浄水装置及びその装置を備えた給水タンク Pending JPH04317789A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510553U (ja) * 1991-07-18 1993-02-12 日東精工株式会社 高架水槽
US9394191B2 (en) 2009-11-03 2016-07-19 Koninklijke Philip N.V. Device for subjecting a liquid to a purifying process

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510553U (ja) * 1991-07-18 1993-02-12 日東精工株式会社 高架水槽
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