JPH04317644A - シリコン処理された手術針及びその製造法 - Google Patents

シリコン処理された手術針及びその製造法

Info

Publication number
JPH04317644A
JPH04317644A JP4000673A JP67392A JPH04317644A JP H04317644 A JPH04317644 A JP H04317644A JP 4000673 A JP4000673 A JP 4000673A JP 67392 A JP67392 A JP 67392A JP H04317644 A JPH04317644 A JP H04317644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
siliconized
surgical needle
silicone coating
surgical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4000673A
Other languages
English (en)
Inventor
Richard N Granger
エヌ グレンジャー リチャード
Ross R Muth
ロス アール ムース
George R Proto
ジョージ アール プロート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
United States Surgical Corp
Original Assignee
United States Surgical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by United States Surgical Corp filed Critical United States Surgical Corp
Publication of JPH04317644A publication Critical patent/JPH04317644A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06Needles ; Sutures; Needle-suture combinations; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06066Needles, e.g. needle tip configurations
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L31/00Materials for other surgical articles, e.g. stents, stent-grafts, shunts, surgical drapes, guide wires, materials for adhesion prevention, occluding devices, surgical gloves, tissue fixation devices
    • A61L31/08Materials for coatings
    • A61L31/10Macromolecular materials

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減少された組織侵入力
を与えるシリコーン樹脂被覆を有する手術針、及びその
針の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】レザーブレード、皮下注射針、鋏、メス
及びキュレット(currette)の如き物品の金属
性切断端部のシリコン処理(siliconizati
on)が、しばらくの間に知られている。米国特許第3
,574,673 号明細書は、アミノアルキルシロキ
サン、詳しくは( ポリアミノアルキル) アルコキシ
シラン、及びジメチルポリシロキサンからつくられた共
重合性シリコーンの混合物を含むシリコン処理液を使用
する切断端部のシリコーン被覆を開示している。
【0003】ダウ・コーニング・コーポレーション(D
ow Corning Corporation) の
出版物51−599A(1986年7月)は、ストッダ
ード(Stoddard)溶剤及びイソプロピルアルコ
ールの混合物中に溶解されたアミノアルキルシロキサン
とシクロシロキサンの周囲の温度及び湿度で硬化性の混
合物を含む前記の液体のような切断端部をシリコン処理
するためのダウ・コーニング (登録商標)MDX4−
4159液を記載している。その液体は、例えば、ヘキ
サン、トリクロロトリフルオロエタン、1,1,1−ト
リクロロエタンまたはミネラルスピリットの如き溶剤で
調製された希釈有機溶液の形態で浸漬、塗りつけ、噴霧
、等により塗布されることが推奨されている。
【0004】米国特許第4,720,521 号明細書
は、非反応性の潤滑シロキサンポリマーと一緒に三種類
の反応性シロキサンの混合物を含む上記の切断端部物品
に塗布するためのフィルム形成性シロキサン組成物を記
載している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、針が
通常のシリコン処理された手術針の平均の組織侵入力よ
りも小さい平均の組織侵入力を示すシリコン処理された
手術針、及び手術針をシリコン処理する方法を提供する
ことである。本発明の特別な目的は、アミノアルキルシ
ロキサン及びそれと共重合性であるシクロシロキサンの
如き少なくとも一種のその他のシロキサンを含むシリコ
ン処理材料から誘導された接着性シリコーン被覆を有す
る手術針を提供することである。
【0006】本発明の別の特別な目的は、縫合糸の先端
を受容するための軸方向の内腔、またはくぼみを有する
手術針の上で行われるシリコン処理方法を提供すること
であり、そのシリコン処理方法は針へのシリコン処理材
料の塗布の準備としての内腔を水で吸蔵する工程を省く
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの目的及
びその他の目的を達成するために、通常のシリコン処理
された手術針の平均の組織侵入力よりも小さい平均の組
織侵入力を示すシリコン処理された手術針が提供される
。本発明のシリコン処理された針は、アミノアルキルシ
ロキサン及びそれと共重合性の少なくとも一種のその他
のシリコーンを含むシリコン処理材料を針の表面に塗布
し、その後シリコン処理材料を硬化して針の上に接着性
のシリコーン被覆を形成することにより得ることができ
る。
【0008】本発明で使用される“通常のシリコン処理
された手術針”は、市販のシリコン処理された手術針、
例えば、ニュージャージィ州、サマービルにあるエチコ
ン・インコーポレーション(Ethicon,Inc.
)により販売されるシリコン処理された手術針を表す。
【0009】縫合中に組織に針を侵入させるのに必要と
される力(以下、針の侵入力という。)の量は、最初は
、本発明のシリコン処理された手術針及び通常のシリコ
ン処理された手術針の両方に関してほぼ同じであっても
よいが、両方の針は組織中の夫々の連続の通過とともに
侵入力の増加を受ける傾向があり、所定の回数のこのよ
うな通過の終了時に、本発明の針は通常の針よりもかな
り小さい侵入力を示す。換言すれば、本発明のシリコン
処理された針は通常のシリコン処理された針よりも大き
な程度にその初期の組織侵入特性を保持する。この減少
された組織侵入力は、それが縫合操作中に必要とされる
労力を軽減するので有利であり、これは広範囲にわたる
創傷閉鎖を伴う場合に特別な利点である。
【0010】本発明に従ってシリコン処理し得る手術針
は、系列400 及び系列300 のステンレス鋼の如
き種々の金属から製造し得る。手術針の加工に適したそ
の他の金属は、米国特許第3,767,385 号及び
同第3,816,920 号明細書に開示された四元合
金を含み、その特許の内容が参考として本明細書に含ま
れる。特に好ましい四元合金は、下記の表1に示された
成分の範囲を有する。
【0011】
【表1】 手術針用の四元合金の組成(重量%) 成分                       
 広い範囲  好ましい範囲  最も好ましい範囲ニッ
ケル                    10〜
50      24〜45          30
〜40コバルト                  
  10〜50      25〜45       
   30〜40ニッケル+コバルト        
  50〜85      60〜80       
   65〜75クロム              
        10〜30      12〜24 
         15〜22モリブデン、 タングステン及び/または ニオブ(コロンビウム)       5〜20   
    8〜16          10〜13本発
明のシリコン処理された針に使用し得る表1内の特別な
四元合金(MP35Nと称される) は、メリーランド
州、コッキィズビルにあるメリーランド・スペシアルテ
ィ・ワイヤ・インコーポレーション(Maryland
 Specialty Wire,Inc.)からワイ
ヤ形態で入手でき、(公称の重量分析で) ニッケル3
5%、コバルト35%、クロム20%及びモリブデン1
0%を含む。
【0012】本発明に使用されるシリコン処理材料及び
その塗布に使用される操作は、同じ組織、または実質的
に同じ組織中の等しい回数の通過の後に、通常の手術針
の組織侵入力と較べてかなり減少された侵入力を示すシ
リコン処理された手術針を与えるようなものである。有
利には、本発明のシリコン処理された針の平均の組織侵
入力は、同じ組織、または同様の組織中の5〜20回の
通過後に、通常のシリコン化された針の平均の組織侵入
力より約10%小さく、好ましくは約20%小さく、更
に好ましくは約30%小さい。
【0013】一般に、手術針への、アミノアルキルシロ
キサン及び少なくとも一種のその他の共重合性シロキサ
ン、例えば、アルキルポリシロキサンまたはシクロシロ
キサンを含む硬化性シリコン処理材料の塗布、その後の
硬化は、本発明の要件を満たすシリコン処理された手術
針を与える。
【0014】本発明のシリコン処理を行うのに適した一
つの方法は、米国特許第3,574,673号明細書に
記載されたシリコン処理材料及び操作を使用する方法で
あって、その特許の内容が参考として本明細書に含まれ
る。シリコン処理材料は(a) 下記式Iのアミノアル
キルシロキサン約5〜20重量%及び(b) 下記式I
Iのメチル置換シロキサン約80〜95重量%を含むも
のである:
【0015】
【化1】
【0016】(式中、Rは約6個以下の炭素原子を含む
低級アルキル基であり;Yは−OH基及び−OR’基(
式中、R’は3個以下の炭素原子のアルキル基である)
からなる群から選ばれ;Qは水素、−CH3及び−CH
2CH2NH2からなる群から選ばれ;aは0または1
の値を有し、且つbは0または1の値を有し、a+bの
合計は0、1または2の値を有する):
【0017】
【化2】
【0018】(式中、R”は−OH基及び−CH3基か
らなる群から選ばれ、且つcは1または2の値を有する
)。
【0019】上記の第二の共重合性シロキサンに加えて
、またはそれに代えて、例えば、“Encyclope
dia of Polymer Science an
d Engineering”、Markら編集、第二
編、John Wiley&Son (1989)、1
5巻、207 頁以下( その文献の内容が参考として
本明細書に含まれる) に記載されたような一種以上の
シクロシロキサンを使用することができる。但し、第二
の一種以上の共重合性シロキサンの合計量は、勿論、上
記の範囲内にあることを条件とする。
【0020】本発明に使用するのに特に好ましいシリコ
ン処理材料は、ダウ・コーニング・コーポレーションの
ダウ・コーニング (登録商標) MDX4−4159
 液 (“MDX 液”)であり、これはストッダード
溶剤( ミネラルスピリット) とイソプロピルアルコ
ールの混合物中のジメチルシクロシロキサンとジメトキ
シシリルジメチルアミノエチルアミノプロピルシリコー
ンポリマーの50%の活性溶液である。MDX 液は、
例えば、ヘキサン、トリクロロトリフルオロエタン、1
,1,1−トリクロロエタンまたはミネラルスピリット
の如き溶剤で調製された希薄な有機溶液の形態で、浸漬
、塗りつけ、噴霧、等により清浄にされた手術針の表面
に塗布し得る。一般に、MDX 液( またはその他の
シリコン処理材料) を5〜10個の炭素原子を有する
炭化水素溶剤、例えば、ペンタン、ヘキサン (これが
好ましい) 、ヘプタン、オクタン、等中で希釈するこ
とが好ましい。MDX 液は室温で硬化して接着性のシ
リコーン被覆を与える。
【0021】希釈剤または溶剤キャリヤーの蒸発後に、
シリコン処理材料は所望の程度まで硬化される。その材
料は、120 ℃で、短時間、例えば、30分間加熱す
ることにより、または長時間にわたって周囲の温度及び
湿度の条件に暴露することにより硬化し得る。
【0022】前記のように、軸方向に中ぐりされた手術
針に関する場合、内腔を一時的に吸蔵する予備工程を必
要としない操作を使用して針をシリコン処理することが
好ましい。典型的に、このような針をシリコン処理材料
中に浸漬、または完全浸漬することによりシリコン処理
する場合、内腔をシリコン処理材料と不混和性である液
体、例えば、水で吸蔵することが必要であることがわか
った。こうして、このような材料が内腔に入ること( 
そこで、それは縫合糸の適当な付着を妨害することがあ
る) を防止する。内腔吸蔵工程は、シリコン処理材料
を噴霧により針に塗布することにより完全に省くことが
できることがわかった。それ故、噴霧は、少なくとも、
軸方向の内腔、またはくぼみを有する針の場合に、シリ
コン処理材料の好ましい塗布方法である。
【0023】また、噴霧は、1989年9月27日に出
願された共有の共同未決米国特許出願第07/413,
240号明細書に開示されているような収縮性管状コネ
クターを使用して縫合糸の先端に付着されることを目的
とする減少されたシャンク末端を有する針にシリコン処
理液を塗布するのに好ましい方法である。その特許の内
容は参考として本明細書に含まれる。このような針の場
合、最初に針シャンク末端を、例えば、硬質フォームの
支持ブロック中に挿入し、その後シリコン処理液を針の
露出表面に噴霧することが好ましい。針のシャンク末端
は支持ブロック中に埋込まれるので、それは噴霧操作中
にシリコーンを含まないままでいる。勿論、支持ブロッ
クの使用は、また、シリコン処理材料がくぼみ中に入る
ことを防止するために、上記の軸方向のくぼみ型の針の
場合にも使用し得る。被覆された針は、未だその支持ブ
ロック中にある間に、硬化条件に暴露されることが好ま
しい。これが熱を伴う場合、硬化に選ばれる高温に耐え
得る支持ブロック材料を選択することが勿論必要である
【0024】以下の実施例は、本発明のシリコン処理さ
れた手術針及びその製造法の例示である。
【0025】
【実施例】
実施例1 この実施例は、37mmの長さを有する1/2 の円形
湾曲テーパーポイント(circlecurved t
aper point) の一般的な手術針として成形
された直径0.099cm(0.039 インチ) の
手術グレードのステンレス鋼ワイヤからつくられた所定
量の手術針(針A)の被覆を説明する。夫々の針は、縫
合糸の先端を受容するためのその平滑末端に軸方向のく
ぼみを有していた。
【0026】針をバスケット中に入れ、超音波清浄ユニ
ット中で5分間浸漬した。バスケットをユニットの蒸気
部分まで上昇させ、そこで更に5分間保持した。次いで
針を乾燥し、20分後に第二バスケットに移し、これを
1容量部のMDX 液及び9容量部の溶剤としてのヘキ
サンから調製されたシリコン処理媒体中に30秒間浸漬
した。過剰のシリコン処理媒体を排出した後、これらの
針をトレイの上で広げ、120 ℃で16時間加熱して
シリコーン被覆の硬化を行った。
【0027】実施例2 この実施例は、実施例1の針Aの侵入特性を、同じ直径
及び形状の市販のシリコン処理された手術針、詳しくは
、エチコン・インコーポレーションのCT−1手術針(
 針B)と比較する。針Aを、ポーベアー(Porva
ir)(インモント・コーポレーション(Inmont
 Corporation)) 、即ち約0.107c
m(0.042 インチ) の厚さの微孔質のポリウレ
タン膜( これは筋肉組織を模擬するのに利用された)
 に針の78個の試料を通すことにより試験した。針に
よるポーベアーの侵入を得る力の量(g) を、78個
の針試料の夫々に関して10回の連続侵入の夫々につい
て測定した。侵入力の測定を、1990年6月20日に
出願された共有の共同未決米国特許出願第07/541
,055号明細書に記載された試験操作及び装置を使用
して行った。その特許の内容が参考として本明細書に含
まれる。その試験を試験取り付け具及びインストロン・
ユニバーサル・テスティング・マシン(Instron
 UniversalTesting Machine
) により行った。手術針を握りクランプに取りつけ、
このクランプは針をポーベアー表面に垂直で、しかもポ
ーベアーの面と同じ面で回転軸を有するその半径方向の
プロフィールで配向された位置に固定した。針を、イン
ストロン負荷セルの上部に取りつけられたポーベアー中
で回転させた。 針がポーベアー中に押し込まれる際の垂直の力の最大量
を記録した。
【0028】73個の個々の針試料を評価した以外は、
針Aと同じ方法で針Bを試験した。ポーベアー中の夫々
の連続通過で測定された全ての針に関する平均侵入力及
びポーベアー中の全部で10回の通過後の針の平均侵入
力を、下記の表2に示す。
【0029】
【表2】 針の侵入力                    
                         
     10回の成功              
            平均侵入力(g)     
               した通過のポーベアー
中の通過  1  2  3  4  5  6  7
  8  9  10  平均        針A 
             196 278 326 
373 396 411 429 450 477 4
84     381   針B          
    207 284 393 490 603 6
57 681 732 747 791     55
7 これらのデータが示すように、針A及びBの両方の
組の平均侵入力はポーベアー中の針の最初の通過の際に
ほぼ同じであったが、夫々の連続通過とともに、より大
きな力が3回目の侵入から最後の10回目の侵入までの
侵入を得るのに必要とされ、針Aは針Bより侵入を行う
のに小さい力を必要とし、針Aの場合のポーベアー中の
全部で10回の通過に関する平均侵入力は針Bに必要と
された侵入力より30%小さかった。
【0030】実施例3 この実施例は、噴霧操作を使用する実施例1の針Aの1
0個の試料のシリコン処理を説明する。噴霧の前に、針
を実施例1のように超音波で清浄し、トレイに移し、そ
こでそれらを横向きに置いた。実施例1のシリコン処理
液を噴霧ボトルを使用して針に噴霧し、その液体を約3
0分の期間にわたって針の表面に均一に塗布した。その
後、針を焼き付けてシリコン処理液を硬化させた。実施
例1に使用したシリコン処理方法(この場合、シリコン
処理液は針の平滑末端に形成された軸方向のくぼみ中に
移行する傾向があった)と違って、この実施例の噴霧操
作により塗布された場合、液体がくぼみに入る傾向は大
きく減少された。こうして、噴霧は、それが針のくぼみ
中のシリコーンの存在(その材料は適当な縫合糸の付着
を妨害することがある)を最小にし、またはそれを避け
る傾向があるので、シリコン処理材料を針に塗布するの
に更に有利な技術であることが明らかである。
【0031】実施例2に記載した針の侵入力試験操作を
使用して、下記の侵入データを得た。
【0032】
【表3】

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  通常のシリコン処理された手術針の平
    均の組織侵入力よりも小さい平均の組織侵入力を示すこ
    とを特徴とするシリコン処理された手術針。
  2. 【請求項2】  同じ組織または実質的に同じ組織中の
    等しい数の連続通過の後に、通常のシリコン処理された
    手術針の平均の組織侵入力よりも少なくとも10%小さ
    い平均の組織侵入力を示す請求項1に記載のシリコン処
    理された手術針。
  3. 【請求項3】  同じ組織または実質的に同じ組織中の
    等しい数の連続通過の後に、通常のシリコン処理された
    手術針の平均の組織侵入力よりも少なくとも20%小さ
    い平均の組織侵入力を示す請求項1に記載のシリコン処
    理された手術針。
  4. 【請求項4】  同じ組織または実質的に同じ組織中の
    等しい数の連続通過の後に、通常のシリコン処理された
    手術針の平均の組織侵入力よりも少なくとも30%小さ
    い平均の組織侵入力を示す請求項1に記載のシリコン処
    理された手術針。
  5. 【請求項5】  10回の連続通過後に約500g未満
    の平均の組織侵入力を示す請求項1に記載のシリコン処
    理された手術針。
  6. 【請求項6】  被覆されていない針が約0.099c
    m (0.039インチ) の直径を有する請求項5に
    記載のシリコン処理された手術針。
  7. 【請求項7】  針のシリコーン被覆がアミノアルキル
    シロキサン及びそれと共重合し得る少なくとも一種のそ
    の他のシロキサンを含むシリコン処理材料から得られる
    請求項1に記載のシリコン処理された手術針。
  8. 【請求項8】  針のシリコーン被覆がアミノアルキル
    シロキサン及びアルキルポリシロキサンから得られる請
    求項1に記載のシリコン処理された手術針。
  9. 【請求項9】  針のシリコーン被覆がアミノアルキル
    シロキサン及びシクロシロキサンから得られる請求項1
    に記載のシリコン処理された手術針。
  10. 【請求項10】  針のシリコーン被覆がアミノアルキ
    ルシロキサン、それと共重合し得る少なくとも一種のそ
    の他のシロキサン及び5〜10個の炭素原子の少なくと
    も一種の炭化水素溶剤を含むシリコン処理材料から得ら
    れる請求項1に記載のシリコン処理された手術針。
  11. 【請求項11】  針のシリコーン被覆がアミノアルキ
    ルシロキサン、シクロシロキサン並びにヘキサン及びヘ
    プタンからなる群から選ばれる少なくとも一種の炭化水
    素溶剤を含むシリコン処理材料から得られる請求項1に
    記載のシリコン処理された手術針。
  12. 【請求項12】  針がニッケル、コバルト、クロム並
    びにモリブデン、タングステン及びニオブからなる群か
    ら選ばれる少なくとも一種の金属を含む合金から加工さ
    れる請求項1に記載のシリコン処理された手術針。
  13. 【請求項13】  針が約10〜約50重量%のニッケ
    ル、約10〜約50重量%のコバルト( ニッケルとコ
    バルトの合計重量は約50〜約85重量%である) 、
    約10〜約30重量%のクロム並びに約5〜約20重量
    %の、モリブデン、タングステン及びニオブからなる群
    から選ばれる少なくとも一種の金属を含む合金から加工
    される請求項1に記載のシリコン処理された手術針。
  14. 【請求項14】  アミノアルキルシロキサンを含むシ
    リコン処理材料を針の表面に塗布し、その上でシロキサ
    ンを硬化させシリコーン被覆を得ることを特徴とするシ
    リコン処理された手術針の製造法。
  15. 【請求項15】  針のシリコーン被覆がアミノアルキ
    ルシロキサン及び少なくとも一種のその他のシロキサン
    を含むシリコン処理材料から得られる請求項14に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】  針のシリコーン被覆がアミノアルキ
    ルシロキサン及びシクロシロキサンを含むシリコン処理
    材料から得られる請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】  針のシリコーン被覆がアミノアルキ
    ルシロキサン及び5〜10個の炭素原子の少なくとも一
    種の炭化水素溶剤を含むシリコン処理材料から得られる
    請求項14に記載の方法。
  18. 【請求項18】  針のシリコーン被覆がアミノアルキ
    ルシロキサン、シクロシロキサン並びにヘキサン及びヘ
    プタンからなる群から選ばれる少なくとも一種の炭化水
    素溶剤を含むシリコン処理材料から得られる請求項14
    に記載の方法。
  19. 【請求項19】  針がニッケル、コバルト、クロム並
    びにモリブデン、タングステン及びニオブからなる群か
    ら選ばれる少なくとも一種の金属を含む合金から加工さ
    れる請求項14に記載の方法。
  20. 【請求項20】  針が約10〜約50重量%のニッケ
    ル、約10〜約50重量%のコバルト( ニッケルとコ
    バルトの合計重量は約50〜約85重量%である) 、
    約10〜約30重量%のクロム並びに約5〜約20重量
    %の、モリブデン、タングステン及びニオブからなる群
    から選ばれる少なくとも一種の金属を含む合金から加工
    される請求項14に記載のシリコン処理された手術針。
  21. 【請求項21】  縫合糸を上部で受容する軸方向のく
    ぼみをその平滑末端に有する手術針からシリコン処理さ
    れた手術針を製造する方法であって、そのくぼみが吸蔵
    されていない間に、硬化性シリコン処理材料を針に噴霧
    し(かなりの量のシリコン処理材料が、その内腔に入ら
    ない)、その後、針上のシリコン処理材料を硬化してそ
    の上にシリコーン被覆を得ることを特徴とする前記の製
    造法。
  22. 【請求項22】  シリコン処理材料がアミノアルキル
    シロキサン及び少なくとも一種のその他のシロキサンを
    含む請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】  針のシャンク末端が噴霧中に支持材
    料中に埋込まれる請求項21に記載の方法。
  24. 【請求項24】  シャンクを支持材料中に埋込み、硬
    化性シリコン処理材料を針の露出表面に噴霧し、その後
    針の上のシリコン処理材料を硬化してその上にシリコー
    ン被覆を得ることを特徴とする減少された直径のシャン
    クを有する手術針からシリコン処理された手術針の製造
    法。
  25. 【請求項25】  シリコン処理材料がアミノアルキル
    シロキサン及び少なくとも一種のその他のシロキサンを
    含む請求項24に記載の方法。
JP4000673A 1991-01-07 1992-01-07 シリコン処理された手術針及びその製造法 Pending JPH04317644A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US63816991A 1991-01-07 1991-01-07
US07/638169 1991-01-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04317644A true JPH04317644A (ja) 1992-11-09

Family

ID=24558926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4000673A Pending JPH04317644A (ja) 1991-01-07 1992-01-07 シリコン処理された手術針及びその製造法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0494648A3 (ja)
JP (1) JPH04317644A (ja)
AU (1) AU656342B2 (ja)
CA (1) CA2055861A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004298631A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Tyco Healthcare Group Lp シリコーン処理した外科的ニードルおよびその製造方法
JP2005533569A (ja) * 2002-07-24 2005-11-10 シャーウッド サーヴィシス アクチェンゲゼルシャフト 電磁線硬化性シリコーン材料を含む医療装置滑剤
JP2006312046A (ja) * 1993-05-13 2006-11-16 Sherwood Services Ag 水性シリコーン被覆用組成物、この組成物による基材の被覆方法およびこの方法により製造した被覆された外科用針
WO2008026558A1 (fr) 2006-08-31 2008-03-06 Mani, Inc. Aiguille a suture sans chas et procede de fabrication associe
JP2009160006A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Manii Kk 縫合針及びその製造方法
WO2012029689A1 (ja) * 2010-08-31 2012-03-08 マニー株式会社 シリコーンを塗布した縫合針とその製造方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5326387A (en) * 1992-08-05 1994-07-05 Amway Corporation Surface protectant composition
CA2120680C (en) * 1993-04-23 2005-06-14 Michael P. Lauro Metallic article possessing a brightly colored surface of low reflectivity and process for producing such surface
US5330441A (en) * 1993-04-30 1994-07-19 American Cyanamid Company Surgical suturing needle and method for making same
US5352378A (en) * 1993-05-27 1994-10-04 Minnesota Mining And Manufacturing Company Nonflammable lubricious composition
JP3303288B2 (ja) * 1997-05-12 2002-07-15 ニプロ株式会社 穿刺針
DE19722880C1 (de) * 1997-05-24 1998-11-19 Ethicon Gmbh Verfahren zum Beschichten von chirurgischen Nadeln
DE19744367C1 (de) * 1997-10-08 1998-11-05 Schott Glas Verfahren und Vorrichtung zur Beschichtung medizinischer Kanülen
DE19811203C1 (de) * 1998-03-10 1999-10-07 Ethicon Gmbh Verfahren zum Säubern und Wärmebehandeln chirurgischer Nadeln
US5911711A (en) * 1998-06-29 1999-06-15 Becton, Dickinson And Company Lubricant system for hypodermic needles and method for its application
US6936297B2 (en) * 2001-09-27 2005-08-30 Tyco Healthcare Group, Lp Siliconized surgical needles and methods for their manufacture
US20070060952A1 (en) 2005-09-02 2007-03-15 Roby Mark S Surgical stapling device with coated knife blade
EP1720460A4 (en) * 2004-02-12 2010-08-04 Tyco Healthcare NEEDLE WITH SURGICAL SUTURE WITH SPHERICAL FRENCH REGION

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3574673A (en) * 1969-04-24 1971-04-13 Dow Corning Coated cutting edges
JPS62101236A (ja) * 1985-10-28 1987-05-11 株式会社 松谷製作所 縫合針
US4806430A (en) * 1985-12-03 1989-02-21 Becton, Dickinson And Company Film-forming silicone compositions having lubricating properties
IN169519B (ja) * 1987-06-05 1991-11-02 Ethicon Inc
JPH0620461B2 (ja) * 1989-08-24 1994-03-23 株式会社松谷製作所 縫合針及び前記縫合針の製造方法
JP3124564B2 (ja) * 1991-02-21 2001-01-15 マニー株式会社 医療用縫合針及びその製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006312046A (ja) * 1993-05-13 2006-11-16 Sherwood Services Ag 水性シリコーン被覆用組成物、この組成物による基材の被覆方法およびこの方法により製造した被覆された外科用針
JP4551353B2 (ja) * 1993-05-13 2010-09-29 コヴィディエン・アクチェンゲゼルシャフト 水性シリコーン被覆用組成物、この組成物による基材の被覆方法およびこの方法により製造した被覆された外科用針
JP2005533569A (ja) * 2002-07-24 2005-11-10 シャーウッド サーヴィシス アクチェンゲゼルシャフト 電磁線硬化性シリコーン材料を含む医療装置滑剤
JP2004298631A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Tyco Healthcare Group Lp シリコーン処理した外科的ニードルおよびその製造方法
WO2008026558A1 (fr) 2006-08-31 2008-03-06 Mani, Inc. Aiguille a suture sans chas et procede de fabrication associe
JP2008054886A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Manii Kk アイレス縫合針及びその製造方法
US20100023053A1 (en) * 2006-08-31 2010-01-28 Mani, Inc. Eyeless suture needle and method of manufacturing the same
JP2009160006A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Manii Kk 縫合針及びその製造方法
WO2012029689A1 (ja) * 2010-08-31 2012-03-08 マニー株式会社 シリコーンを塗布した縫合針とその製造方法
JP2012050477A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Manii Kk シリコーンを塗布した縫合針とその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU8896291A (en) 1992-07-09
EP0494648A2 (en) 1992-07-15
CA2055861A1 (en) 1992-07-08
AU656342B2 (en) 1995-02-02
EP0494648A3 (en) 1996-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5458616A (en) Siliconized surgical needle and method for its manufacture
JPH04317644A (ja) シリコン処理された手術針及びその製造法
US6936297B2 (en) Siliconized surgical needles and methods for their manufacture
CA2444844C (en) Medical devices having durable and lubricious polymeric coating
US11224869B2 (en) Rapid cure silicone lubricious coatings
CA2780288C (en) Surgical needle coatings and methods
US11839701B2 (en) Two-step batch process for coating surgical needles
AU2010315655B2 (en) Surgical needle coatings and methods
AU2010315657B2 (en) Surgical needle coatings and methods
US20050240223A1 (en) Siliconized surgical needles and methods for their manufacture
US20090264912A1 (en) Medical devices having durable and lubricious polymeric coating
US6890345B2 (en) Pretreatment for lubricated surgical needles
CA1264636A (en) Sterile surgical needle having dark non-reflective surface