JPH0431689B2 - - Google Patents
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- JPH0431689B2 JPH0431689B2 JP2065933A JP6593390A JPH0431689B2 JP H0431689 B2 JPH0431689 B2 JP H0431689B2 JP 2065933 A JP2065933 A JP 2065933A JP 6593390 A JP6593390 A JP 6593390A JP H0431689 B2 JPH0431689 B2 JP H0431689B2
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- Japan
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- astigmatism
- eye
- measuring device
- lens
- corneal
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、被検眼に最適なコンタクトレンズを
選択可能な眼屈折力・角膜形状測定用の眼科用測
定装置に関するものである。
選択可能な眼屈折力・角膜形状測定用の眼科用測
定装置に関するものである。
[従来の技術]
近年、視力矯正については眼鏡だけでなく、コ
ンタクトレンズが広く一般に普及ししてきてい
る。ハード及びソフトコンタクトレンズは、乱視
を矯正させる方法についてそれぞれ特長があり、
ハードコンタクトレンズはレンズと角膜間に生ず
る涙液層による補正効果によつて、多少の角膜乱
視は矯正することができる。一方、ソフトコンタ
クトレンズは角膜のカーブに倣うので角膜乱視を
矯正することができない。
ンタクトレンズが広く一般に普及ししてきてい
る。ハード及びソフトコンタクトレンズは、乱視
を矯正させる方法についてそれぞれ特長があり、
ハードコンタクトレンズはレンズと角膜間に生ず
る涙液層による補正効果によつて、多少の角膜乱
視は矯正することができる。一方、ソフトコンタ
クトレンズは角膜のカーブに倣うので角膜乱視を
矯正することができない。
ハードコンタクトレンズはこのような長所を有
するが、場合によつてはこれが短所にもなり得
る。即ち、眼の乱視を構成する要因には角膜乱視
の他に水晶体乱視もあるが、これらは双方が互い
に補正している場合があり、このような被検眼に
ハードコンタクトレンズを処方すると角膜乱視の
みを矯正してしまい、水晶体乱視が残余乱視とし
て表面化し、かえつて乱視が増大する場合もあり
得る。従つて、コンタクトレンズを処方する際に
は近視・遠視のみならず、被検眼の乱視について
も慎重に取り扱わなければならない。
するが、場合によつてはこれが短所にもなり得
る。即ち、眼の乱視を構成する要因には角膜乱視
の他に水晶体乱視もあるが、これらは双方が互い
に補正している場合があり、このような被検眼に
ハードコンタクトレンズを処方すると角膜乱視の
みを矯正してしまい、水晶体乱視が残余乱視とし
て表面化し、かえつて乱視が増大する場合もあり
得る。従つて、コンタクトレンズを処方する際に
は近視・遠視のみならず、被検眼の乱視について
も慎重に取り扱わなければならない。
コンタクトレンズの処方は、先ず被検眼の角膜
形状をオフサルモメータ又はケラトメータと呼ば
れる器械で測定して、ベースカーブの選定と角膜
乱視量を決定し、その後にレフラクトメータ等に
よる他覚的屈折検査で全眼屈折力及び全乱視をス
クリーニングし、トライアルレンズ法によつて自
覚屈折検査とベースカーブの最終決定を行うのが
一般的である。
形状をオフサルモメータ又はケラトメータと呼ば
れる器械で測定して、ベースカーブの選定と角膜
乱視量を決定し、その後にレフラクトメータ等に
よる他覚的屈折検査で全眼屈折力及び全乱視をス
クリーニングし、トライアルレンズ法によつて自
覚屈折検査とベースカーブの最終決定を行うのが
一般的である。
この際に必要なトライアルレンズの選択につい
ては、従来ではオフサルモメータ又はオートケラ
トメータで得られた平均角膜曲率半径に基づい
て、検者が別に設けた表等を参照して、先ずゆる
めのものから始めて次第にきつめのものに変え
て、被検眼に合うコンタクトレンズを決定してい
る。しかし、この方式によると最終的に適当なコ
ンタクトレンズを決定するまでに要する時間と手
数が、検者及び被検者の双方にとつて相当の負担
になつている。
ては、従来ではオフサルモメータ又はオートケラ
トメータで得られた平均角膜曲率半径に基づい
て、検者が別に設けた表等を参照して、先ずゆる
めのものから始めて次第にきつめのものに変え
て、被検眼に合うコンタクトレンズを決定してい
る。しかし、この方式によると最終的に適当なコ
ンタクトレンズを決定するまでに要する時間と手
数が、検者及び被検者の双方にとつて相当の負担
になつている。
この問題点を解消するために、角膜形状情報の
みに基づいてベースカーブが同じレンズ種類が特
定されるに過ぎないものが知られている。即ち、
オフサルモメータ又はオートケラトメータに平均
角膜曲率半径に応じたコンタクトレンズの表を内
蔵させ、内部のコンピユータで選択しプリントア
ウトさせる方式のものが知られている。これには
角膜乱視の大きさに応じて、ソフトコンタクトレ
ンズを切換える機能を備えている。
みに基づいてベースカーブが同じレンズ種類が特
定されるに過ぎないものが知られている。即ち、
オフサルモメータ又はオートケラトメータに平均
角膜曲率半径に応じたコンタクトレンズの表を内
蔵させ、内部のコンピユータで選択しプリントア
ウトさせる方式のものが知られている。これには
角膜乱視の大きさに応じて、ソフトコンタクトレ
ンズを切換える機能を備えている。
[発明が解決しようとしている課題]
しかしながら、上述の従来例においては角膜形
状情報と眼屈折力情報に基づいて被検眼に適した
レンズ種類が簡便に特定されるというものではな
い。或いは、残余乱視つまり水晶体乱視度が考慮
されない状態で最適なレンズとしてレンズが選択
され、検者は残与乱視の存在を明瞭に認識できな
い。
状情報と眼屈折力情報に基づいて被検眼に適した
レンズ種類が簡便に特定されるというものではな
い。或いは、残余乱視つまり水晶体乱視度が考慮
されない状態で最適なレンズとしてレンズが選択
され、検者は残与乱視の存在を明瞭に認識できな
い。
本発明の目的は、上記従来例の問題を解決した
眼科用測定装置を提供することにあり、その要旨
は、被検眼の眼底に光束を投影しその眼底反射光
を検出して乱視度を含む眼屈折力情報を検出する
第1の測定手段と、被検眼の角膜に光束を投影し
その角膜反射光を検出して乱視度を含む角膜形状
情報を検出する第2の測定手段を有する眼科用測
定装置において、被検眼の前眼部像を表示する第
1の表示手段と、前記眼屈折力情報及び前記角膜
形状情報を表示する第2の表示手段と、前記乱視
度を含む眼屈折力情報及び角膜形状情報に基づい
て水晶体乱視度情報、被検眼に適したレンズ種類
情報の少なくとも一方を演算処理する手段を備え
たことを特徴とするものである。
眼科用測定装置を提供することにあり、その要旨
は、被検眼の眼底に光束を投影しその眼底反射光
を検出して乱視度を含む眼屈折力情報を検出する
第1の測定手段と、被検眼の角膜に光束を投影し
その角膜反射光を検出して乱視度を含む角膜形状
情報を検出する第2の測定手段を有する眼科用測
定装置において、被検眼の前眼部像を表示する第
1の表示手段と、前記眼屈折力情報及び前記角膜
形状情報を表示する第2の表示手段と、前記乱視
度を含む眼屈折力情報及び角膜形状情報に基づい
て水晶体乱視度情報、被検眼に適したレンズ種類
情報の少なくとも一方を演算処理する手段を備え
たことを特徴とするものである。
[実施例]
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例を示す光学系であ
り、角膜形状測定時には、リング状ストロボ1か
ら発せられた可視光が、被検眼Eに対向するコリ
メータ用リングレンズ2に設けた円形のスリツト
3を照明するようになつている。スリツト3は光
軸を含む一断面で見たときにリングレンズ2の焦
点面上にあり、このスリツト3を光学的に無限遠
点にあるようにし、その無限遠点から投影された
光が被検眼Eの角膜Ecを照明するようにされて
いる。角膜Ecはその表面が凸面鏡のようになつ
ているので、スリツト3の角膜反射像を作り、こ
の角膜反射鏡は対物レンズ4を介して近赤外光の
みを反射し、他の波長の光を透過するダイクロイ
ツクミラー5を透過し、可視光反射・赤外光透過
のダイクロイツクミラー6で上方に反射され、ビ
ームスプリツタ7で左右に反射されて、更に多数
穴絞り8を通りプリズム9によつて偏向され
CCD(電荷結合素子)から成る一次元位置検出素
子10に再結像される。
り、角膜形状測定時には、リング状ストロボ1か
ら発せられた可視光が、被検眼Eに対向するコリ
メータ用リングレンズ2に設けた円形のスリツト
3を照明するようになつている。スリツト3は光
軸を含む一断面で見たときにリングレンズ2の焦
点面上にあり、このスリツト3を光学的に無限遠
点にあるようにし、その無限遠点から投影された
光が被検眼Eの角膜Ecを照明するようにされて
いる。角膜Ecはその表面が凸面鏡のようになつ
ているので、スリツト3の角膜反射像を作り、こ
の角膜反射鏡は対物レンズ4を介して近赤外光の
みを反射し、他の波長の光を透過するダイクロイ
ツクミラー5を透過し、可視光反射・赤外光透過
のダイクロイツクミラー6で上方に反射され、ビ
ームスプリツタ7で左右に反射されて、更に多数
穴絞り8を通りプリズム9によつて偏向され
CCD(電荷結合素子)から成る一次元位置検出素
子10に再結像される。
多数穴絞り8は第2図aに示すように、例えば
5個の開口部8a〜8eを有し、プリズム9も開
口部8a〜8eに対応して点線で区分したような
5個のエレメント9a〜9eを有し、これらの各
エレメント9a〜9eは第2図bに示すような断
面形状となつている。この多数穴絞り8とプリズ
ム9とによつて分離された5個の角膜反射像は、
検出素子10の位置で第3図に示すような関係で
結合される。この第3図において、Sbは角膜Ec
で反射された像が対物レンズ4で結像し分離され
た角膜反射像を表し、また10a〜10eはそれ
ぞれ検出素子であり、開口部8a〜8e、プリズ
ムエレメント9a〜9eのそれぞれに対応してい
る。これによつて、角膜反射像Sbの中の5点の
座標が検知されることになり、この5点の座標を
二次曲線の一般式、 AX2+BXY+CY2+DX+EY+F=0 に代入して連立方程式を解くことにより係数A〜
Eを求め、楕円の一般式、 (x−x0)2/a2+(y−y0)2/b2=1 ただし、x=X cosθ−Y sinθ y=X sinθ+Y cosθ に変形し、楕円の長径a、短径bから角膜Ecの
両主経線の曲率半径を導出し、角度θから乱視軸
を算出することができる。
5個の開口部8a〜8eを有し、プリズム9も開
口部8a〜8eに対応して点線で区分したような
5個のエレメント9a〜9eを有し、これらの各
エレメント9a〜9eは第2図bに示すような断
面形状となつている。この多数穴絞り8とプリズ
ム9とによつて分離された5個の角膜反射像は、
検出素子10の位置で第3図に示すような関係で
結合される。この第3図において、Sbは角膜Ec
で反射された像が対物レンズ4で結像し分離され
た角膜反射像を表し、また10a〜10eはそれ
ぞれ検出素子であり、開口部8a〜8e、プリズ
ムエレメント9a〜9eのそれぞれに対応してい
る。これによつて、角膜反射像Sbの中の5点の
座標が検知されることになり、この5点の座標を
二次曲線の一般式、 AX2+BXY+CY2+DX+EY+F=0 に代入して連立方程式を解くことにより係数A〜
Eを求め、楕円の一般式、 (x−x0)2/a2+(y−y0)2/b2=1 ただし、x=X cosθ−Y sinθ y=X sinθ+Y cosθ に変形し、楕円の長径a、短径bから角膜Ecの
両主経線の曲率半径を導出し、角度θから乱視軸
を算出することができる。
一方、屈折力測定の場合は、第1図に示すよう
に赤外光を発する発光ダイオード11からの光
が、集光レンズ12を通つて眼底投影チヤート1
3を照明するようになつつている。このチヤート
13には、第4図に示すように相互に120度の角
度をなす3経線方向の3本のスリツト13a〜1
3cが設けられている。発光ダイオード11から
の光は、更にリレーレンズ14を通つて眼底照明
絞り15に一旦結像されてから、穴あきミラー1
6を通つて赤外光であるためにダイクロイツクミ
ラー6を通り、遠赤外光のみがダイクロイツクミ
ラー5を透過して、更に対物レンズ4を介して被
検眼Eの瞳孔に結像され眼底Efを照明するよう
になつている。
に赤外光を発する発光ダイオード11からの光
が、集光レンズ12を通つて眼底投影チヤート1
3を照明するようになつつている。このチヤート
13には、第4図に示すように相互に120度の角
度をなす3経線方向の3本のスリツト13a〜1
3cが設けられている。発光ダイオード11から
の光は、更にリレーレンズ14を通つて眼底照明
絞り15に一旦結像されてから、穴あきミラー1
6を通つて赤外光であるためにダイクロイツクミ
ラー6を通り、遠赤外光のみがダイクロイツクミ
ラー5を透過して、更に対物レンズ4を介して被
検眼Eの瞳孔に結像され眼底Efを照明するよう
になつている。
この遠赤外光によるチヤート13の像はリレー
レンズ14を通つて一旦結像し、対物レンズ4に
より正視眼眼底と共役になるように投影される。
眼底Efからの反射像は、再び対物レンズ4を経
由してダイクロイツクミラー5,6を透過して結
像し、穴あきミラー16で下方に反射される。穴
あきミラー16の近くには絞り板17が配置され
ており、この絞り板17は第5図に示すように環
状の透過部から成る6個の開口部17a〜17f
を有している。そして、開口部17aと17d、
17bと17e、17cと17fは、それぞれ対
応して1つのチヤンネルを形成している。眼底照
明絞り15と絞り板17とは、被検眼Eの瞳孔上
では第6図の15A,17Aで示すように結像
し、チヤート13の像を投影光学系と測定光学系
とに分離するようになつている。
レンズ14を通つて一旦結像し、対物レンズ4に
より正視眼眼底と共役になるように投影される。
眼底Efからの反射像は、再び対物レンズ4を経
由してダイクロイツクミラー5,6を透過して結
像し、穴あきミラー16で下方に反射される。穴
あきミラー16の近くには絞り板17が配置され
ており、この絞り板17は第5図に示すように環
状の透過部から成る6個の開口部17a〜17f
を有している。そして、開口部17aと17d、
17bと17e、17cと17fは、それぞれ対
応して1つのチヤンネルを形成している。眼底照
明絞り15と絞り板17とは、被検眼Eの瞳孔上
では第6図の15A,17Aで示すように結像
し、チヤート13の像を投影光学系と測定光学系
とに分離するようになつている。
絞り板17により分割された光束は、結像レン
ズ18を介してプリズム19によつて分離され、
ミラー20、シリンドリカルレンズ21を経て検
出素子22の短手方向に集光され、3個の検出素
子22a〜22c上に結像されるようになつてい
る。プリズム19は第7図aに示すように6個の
エレメント19a〜19fを有しており、絞り板
17の6個の開口部17a〜17fに対応して像
を分離するようになつていて、第7図bはプリズ
ム19の断面形状を示している。
ズ18を介してプリズム19によつて分離され、
ミラー20、シリンドリカルレンズ21を経て検
出素子22の短手方向に集光され、3個の検出素
子22a〜22c上に結像されるようになつてい
る。プリズム19は第7図aに示すように6個の
エレメント19a〜19fを有しており、絞り板
17の6個の開口部17a〜17fに対応して像
を分離するようになつていて、第7図bはプリズ
ム19の断面形状を示している。
このように分離された像は、第8図に示すよう
に3個のシリンドリカルレンズ21a〜21cに
より像の長手方向に集光されて検出素子22a〜
22c上に結像され、開口部17a〜17fに対
応した眼底像Pa〜Pfとなる。
に3個のシリンドリカルレンズ21a〜21cに
より像の長手方向に集光されて検出素子22a〜
22c上に結像され、開口部17a〜17fに対
応した眼底像Pa〜Pfとなる。
被検眼Eが非正視眼であれば、眼底Efから出
て瞳孔上の或る1点を出た光線は、屈折力に応じ
た角度で出射されるから、本実施例のような光束
系を使用することにより、被検眼Eの屈折力に応
じて検出素子22上での2つの眼底像Pの距離が
変化する。
て瞳孔上の或る1点を出た光線は、屈折力に応じ
た角度で出射されるから、本実施例のような光束
系を使用することにより、被検眼Eの屈折力に応
じて検出素子22上での2つの眼底像Pの距離が
変化する。
従つて、予め2つの眼底像Pの間隔と屈折力の
関係を求めておけば、3径線方向の屈折力が測定
でき、その各屈折力を次式、 D=A sin(2ω+θ)+B に代入して球面度数、乱視度数、乱視角を計算す
ることができる。なお、変数D、ωは屈折力及び
径線方向の角度をそれぞれ表し、定数A、B、θ
はそれぞれ乱視度、平均屈折力、乱視軸に相当す
る。
関係を求めておけば、3径線方向の屈折力が測定
でき、その各屈折力を次式、 D=A sin(2ω+θ)+B に代入して球面度数、乱視度数、乱視角を計算す
ることができる。なお、変数D、ωは屈折力及び
径線方向の角度をそれぞれ表し、定数A、B、θ
はそれぞれ乱視度、平均屈折力、乱視軸に相当す
る。
被検眼Eと器械との位置合わせは、図示しない
光源から出た近赤外光であつて、対物レンズ4か
ら出てダイクロイツクミラー5を下方に反射した
前眼部からの光線を、テレビリレーレンズ23に
よつてテレビ撮像管24上に前眼部像として結像
させ、本体に付属又は別個に設けられたテレビモ
ニタに前眼部像を表示させることによつて行うこ
とができる。
光源から出た近赤外光であつて、対物レンズ4か
ら出てダイクロイツクミラー5を下方に反射した
前眼部からの光線を、テレビリレーレンズ23に
よつてテレビ撮像管24上に前眼部像として結像
させ、本体に付属又は別個に設けられたテレビモ
ニタに前眼部像を表示させることによつて行うこ
とができる。
更に、眼屈折力測定固視標25が照明光源26
と共にビームスプリツタ7の上方に移動可能に設
けられ、照明光源26によつて照明された固視標
25は、リレーレンズ27、ビームスプリツタ7
を介して被検眼Eにより注視され、被検眼Eが固
定されるようになつている。
と共にビームスプリツタ7の上方に移動可能に設
けられ、照明光源26によつて照明された固視標
25は、リレーレンズ27、ビームスプリツタ7
を介して被検眼Eにより注視され、被検眼Eが固
定されるようになつている。
また、角膜形状測定用固視標としてフアイバ2
8の一端が、被検眼Eの眼底Efの正視眼位置に
あるプリズム9の中心に配され、他端の近傍に可
視光を発する発光ダイオード29が配されてい
る。そして、角膜形状測定時には発光ダイオード
29が点灯され、プリズム9の中心に配されたフ
アイバ28が発光することにより、被検眼Eは鮮
明な輝点を注視することができ、被検眼Eが固定
されるようになつている。なお、固視標25の種
類によつては、固視標25を本装置で測定した眼
屈折力測定位置に移動させることにより、角膜形
状測定用固視標として使用することもできる。
8の一端が、被検眼Eの眼底Efの正視眼位置に
あるプリズム9の中心に配され、他端の近傍に可
視光を発する発光ダイオード29が配されてい
る。そして、角膜形状測定時には発光ダイオード
29が点灯され、プリズム9の中心に配されたフ
アイバ28が発光することにより、被検眼Eは鮮
明な輝点を注視することができ、被検眼Eが固定
されるようになつている。なお、固視標25の種
類によつては、固視標25を本装置で測定した眼
屈折力測定位置に移動させることにより、角膜形
状測定用固視標として使用することもできる。
第9図は電気制御回路のブロツク回路構成図で
あり、第1図と同一の符号は同一の部材を表して
いる。ここで、検出素子10の信号を入力する角
膜形状信号処理回路30と・検出素子22の信号
を入力する眼屈折信号処理回路31と・演算制御
を行うマイクロプロセツサユニツト(以下MPU
と云う)32と・リードオンメモリ(以下ROM
と云う)33と・第1のランダムアクセスメモリ
(以下RAMと云う)34と・コンタクトレン
ズの情報を記憶している第2のランダムアクセス
メモリ(以下RAMと云う)35と・コンタク
トレンズの平均角膜曲率半径に対応した表を記憶
している書換え可能なエレクトリカルイレイザブ
ルリードオンリメモリ(以下EEROMと云う)3
6と・角膜形状信号処理回路30及び眼屈折信号
処理回路31と接続され両回路30,31の切換
え制御を行い、更に測定スイツチ37、光源1
1、リング状ストロボ1に接続されたストロボ駆
動回路38とそれぞれ並列的に接続されたインタ
フエイス(以下IFと云う)39と・コンタクト
レンズの表を編集する際のデータを入力する入力
装置40及び選択されたコンタクト情報を表示す
る表示器41に必要に応じて接続されるシリアル
インタフエイス(以下SIFと云う)42と・測定
結果及び選択されたコンタクトレンズ情報をプリ
ントアウトするプリンタ43と・測定結果とテレ
ビカメラ24の外眼情報出力とを混合してテレビ
モニタ44に表示するミキサ(以下MIXと云う)
45と接続され、測定結果を記憶しているビデオ
ランダムアクセスメメリ(以下VRAMと云う)
46とが、それぞれ並列的に内部バス47に接続
されている。
あり、第1図と同一の符号は同一の部材を表して
いる。ここで、検出素子10の信号を入力する角
膜形状信号処理回路30と・検出素子22の信号
を入力する眼屈折信号処理回路31と・演算制御
を行うマイクロプロセツサユニツト(以下MPU
と云う)32と・リードオンメモリ(以下ROM
と云う)33と・第1のランダムアクセスメモリ
(以下RAMと云う)34と・コンタクトレン
ズの情報を記憶している第2のランダムアクセス
メモリ(以下RAMと云う)35と・コンタク
トレンズの平均角膜曲率半径に対応した表を記憶
している書換え可能なエレクトリカルイレイザブ
ルリードオンリメモリ(以下EEROMと云う)3
6と・角膜形状信号処理回路30及び眼屈折信号
処理回路31と接続され両回路30,31の切換
え制御を行い、更に測定スイツチ37、光源1
1、リング状ストロボ1に接続されたストロボ駆
動回路38とそれぞれ並列的に接続されたインタ
フエイス(以下IFと云う)39と・コンタクト
レンズの表を編集する際のデータを入力する入力
装置40及び選択されたコンタクト情報を表示す
る表示器41に必要に応じて接続されるシリアル
インタフエイス(以下SIFと云う)42と・測定
結果及び選択されたコンタクトレンズ情報をプリ
ントアウトするプリンタ43と・測定結果とテレ
ビカメラ24の外眼情報出力とを混合してテレビ
モニタ44に表示するミキサ(以下MIXと云う)
45と接続され、測定結果を記憶しているビデオ
ランダムアクセスメメリ(以下VRAMと云う)
46とが、それぞれ並列的に内部バス47に接続
されている。
測定を行う際には、先ずテレビモニタ44に写
されている被検眼Eの外眼つまり前眼部像を見な
がら調整を行い、次に測定スイツチ37を押す。
すると、IF39からの信号でストロボ駆動回路
38が作動しリング状ストロボ1が発光する。こ
の発光によつて形成された角膜反射像は検出素子
10に結像され、検出素子10から出力された信
号は角膜形状信号処理回路30で波形整形された
後に、図示しない増幅器及び/D変換器により増
幅されたデジタル信号になり、RAM34に記
憶される。次に、発光ダイオード11を発光させ
チヤート13を眼底Efに投影し、この眼底Efか
らの反射像を検出素子22に結像させる。検出素
子22の出力信号は眼屈折信号処理回路31で波
形整形され、図示しない増幅器及びA/D変換器
で増幅されたデジタル信号となりRAM34に
記憶される。角膜Ec及び眼底Efからの反射像の
信号がRAM34に取り込まれると、MPU3
2はROM33に書き込まれている所定の演算式
により、角膜形状情報である最大曲率半径・最小
曲率半径・平均曲率半径・角膜乱視度・乱視軸角
度と、眼屈折力情報である球面屈折度・眼屈折乱
視度・乱視軸角度を計算し、その結果はVRAM
46、MIX45を介してテレビモニタ44に表
示される。続いて、平均角膜曲率半径に対応する
コンタクトレンズがEEROM36に入力されてい
る表から選び出される。
されている被検眼Eの外眼つまり前眼部像を見な
がら調整を行い、次に測定スイツチ37を押す。
すると、IF39からの信号でストロボ駆動回路
38が作動しリング状ストロボ1が発光する。こ
の発光によつて形成された角膜反射像は検出素子
10に結像され、検出素子10から出力された信
号は角膜形状信号処理回路30で波形整形された
後に、図示しない増幅器及び/D変換器により増
幅されたデジタル信号になり、RAM34に記
憶される。次に、発光ダイオード11を発光させ
チヤート13を眼底Efに投影し、この眼底Efか
らの反射像を検出素子22に結像させる。検出素
子22の出力信号は眼屈折信号処理回路31で波
形整形され、図示しない増幅器及びA/D変換器
で増幅されたデジタル信号となりRAM34に
記憶される。角膜Ec及び眼底Efからの反射像の
信号がRAM34に取り込まれると、MPU3
2はROM33に書き込まれている所定の演算式
により、角膜形状情報である最大曲率半径・最小
曲率半径・平均曲率半径・角膜乱視度・乱視軸角
度と、眼屈折力情報である球面屈折度・眼屈折乱
視度・乱視軸角度を計算し、その結果はVRAM
46、MIX45を介してテレビモニタ44に表
示される。続いて、平均角膜曲率半径に対応する
コンタクトレンズがEEROM36に入力されてい
る表から選び出される。
第10図はテレビモニタ44の画面の実施例を
示しており、画面上部に被検眼Eの外眼つまり前
眼部像が写し出され、下部に前述した各種角膜形
状情報及び眼屈折力情報が表示されるようになつ
ている。これにより、検者は前眼部像を見て被検
眼Eと装置が或る位置合わせ状態であることを知
つて、眼屈折乱視度と角膜乱視度の一致性の判断
により残余乱視の存在を明瞭に確認できる。
示しており、画面上部に被検眼Eの外眼つまり前
眼部像が写し出され、下部に前述した各種角膜形
状情報及び眼屈折力情報が表示されるようになつ
ている。これにより、検者は前眼部像を見て被検
眼Eと装置が或る位置合わせ状態であることを知
つて、眼屈折乱視度と角膜乱視度の一致性の判断
により残余乱視の存在を明瞭に確認できる。
第11図は平均角膜曲率半径AVRによつて分
類された各社のコンタクトレンズを表示した図で
あり、例えば各平均角膜曲率半径AVRについて
ハードコンタクトレンズがA社〜D社、ソフトコ
ンタクトレンズがE社〜F社のように登録されて
いる例を示している。いま、計算された平均角膜
曲率半径AVRが8.56mmであるとすれば、第11
図の矢印→の行が選択されることになる。
類された各社のコンタクトレンズを表示した図で
あり、例えば各平均角膜曲率半径AVRについて
ハードコンタクトレンズがA社〜D社、ソフトコ
ンタクトレンズがE社〜F社のように登録されて
いる例を示している。いま、計算された平均角膜
曲率半径AVRが8.56mmであるとすれば、第11
図の矢印→の行が選択されることになる。
次に、眼屈折乱視度Cfから角膜乱視度Ckを除
いた水晶体乱視度Crとその軸角度AXrを次式に
より求める。
いた水晶体乱視度Crとその軸角度AXrを次式に
より求める。
AXr=(1/2)tan-1{(Cf sin2AXf
−Ck sin2AXk)
/(Cf cos2AXf−Ck cos2AXk)}
Cr=(Cf sin2AXf−Ck sin2AXk)
/sin 2AXr
ただし、AXfは眼屈折乱視の軸角度、AXkは
角膜乱視の軸角度である。
角膜乱視の軸角度である。
このようにして求められた水晶体乱視度Cr、
及び眼屈折乱視度Cfを用いてハードコンタクト
レンズとソフトコンタクトレンズの何れを選択す
ればよいかが決定される。
及び眼屈折乱視度Cfを用いてハードコンタクト
レンズとソフトコンタクトレンズの何れを選択す
ればよいかが決定される。
第12図はハードコンタクトレンズとソフトコ
ンタクトレンズとの何れを選択するかを決定する
ためにROM33に記憶しておくフローチヤート
図を示しており、Lはコンタクトレンズの種類を
表し、L=Hはハードコンタクトレンズ、L=S
はソフトコンタクトレンズ、L=ALLはハード
又はソフトコンタクトレンズが選択されたことを
示している。また、Fは乱視矯正が可能かどうか
を示すフラグであり、F=0は矯正可能、F=1
は矯正不可能の場合である。更に、Aはコンタク
トレンズの選択を決定する乱視の大きさを示す値
であり、通常2〜3ジオプタが入力され、この値
は入力装置40により変更できるようになつてい
る。
ンタクトレンズとの何れを選択するかを決定する
ためにROM33に記憶しておくフローチヤート
図を示しており、Lはコンタクトレンズの種類を
表し、L=Hはハードコンタクトレンズ、L=S
はソフトコンタクトレンズ、L=ALLはハード
又はソフトコンタクトレンズが選択されたことを
示している。また、Fは乱視矯正が可能かどうか
を示すフラグであり、F=0は矯正可能、F=1
は矯正不可能の場合である。更に、Aはコンタク
トレンズの選択を決定する乱視の大きさを示す値
であり、通常2〜3ジオプタが入力され、この値
は入力装置40により変更できるようになつてい
る。
次に、このフローチヤート図の作成手順を説明
すると、Cr≦A、Cf≦Aであれば、水晶体乱視
度Cr、眼屈折乱視度Cfは共に小さく角膜乱視度
Ckも小さいことになる。従つて、ハードコンタ
クトレンズを使用した場合には、角膜乱視度Ck
が矯正され乱視は水晶体乱視度Crに依存するが、
水晶体乱視度Crは小さいので問題はない。また、
ソフトコンタクトレンズを使用した場合には角膜
乱視度Ckは矯正されないが、眼屈折又は乱視度
Cfが小さいのでこれも問題がない。
すると、Cr≦A、Cf≦Aであれば、水晶体乱視
度Cr、眼屈折乱視度Cfは共に小さく角膜乱視度
Ckも小さいことになる。従つて、ハードコンタ
クトレンズを使用した場合には、角膜乱視度Ck
が矯正され乱視は水晶体乱視度Crに依存するが、
水晶体乱視度Crは小さいので問題はない。また、
ソフトコンタクトレンズを使用した場合には角膜
乱視度Ckは矯正されないが、眼屈折又は乱視度
Cfが小さいのでこれも問題がない。
そして、Cr≦A、Cf>Aであれば、水晶体乱
視度Crが小さく眼屈折乱視度Cfが大きいので、
角膜乱視度Ckが大きいことになり、ハードコン
タクトレンズで角膜乱視度Ckを矯正すればよい。
従つて、Cr≦A、Cf>Aの場合には、ハードコ
ンタクトレンズを用いればよくL=Hとなる。
視度Crが小さく眼屈折乱視度Cfが大きいので、
角膜乱視度Ckが大きいことになり、ハードコン
タクトレンズで角膜乱視度Ckを矯正すればよい。
従つて、Cr≦A、Cf>Aの場合には、ハードコ
ンタクトレンズを用いればよくL=Hとなる。
Cr>A、Cf≦Aであれば、水晶体乱視度Crが
大きく眼屈折乱視度Cfが小さいので、角膜乱視
度Ckと水晶体乱視度Crが相互に相殺し合つてい
ることになり、角膜乱視度Ckを保存するために
ソフトコンタクトレンズを使用すればよく、この
場合はL=Sとなる。
大きく眼屈折乱視度Cfが小さいので、角膜乱視
度Ckと水晶体乱視度Crが相互に相殺し合つてい
ることになり、角膜乱視度Ckを保存するために
ソフトコンタクトレンズを使用すればよく、この
場合はL=Sとなる。
Cr>A、Cf>Aであれば、水晶体乱視度Cr、
眼屈折乱視度Cfは共に大きく角膜乱視度Crは小
さいので、コンタクトレンズにより乱視を矯正す
ることは不適当である。しかし、球面屈折力を矯
正するためにコンタクトレンズを処方するのは意
味があり、その際にCf≧Crであれば、角膜乱視
度Crは小さいながら表面化しているので、ハー
ドコンタクトレンズが或る程度有効であり、Cr
>Cfであれば角膜乱視が水晶体乱視を補正して
いると思われるので、その効果を取り除かないた
めにソフトコンタクトレンズを使用するとよい。
即ち、Cr>A、Cf>A、Cf≧Crならば、L=H
とし、Cr>A、Cf>A、Cr>CfならばL=Sと
する。
眼屈折乱視度Cfは共に大きく角膜乱視度Crは小
さいので、コンタクトレンズにより乱視を矯正す
ることは不適当である。しかし、球面屈折力を矯
正するためにコンタクトレンズを処方するのは意
味があり、その際にCf≧Crであれば、角膜乱視
度Crは小さいながら表面化しているので、ハー
ドコンタクトレンズが或る程度有効であり、Cr
>Cfであれば角膜乱視が水晶体乱視を補正して
いると思われるので、その効果を取り除かないた
めにソフトコンタクトレンズを使用するとよい。
即ち、Cr>A、Cf>A、Cf≧Crならば、L=H
とし、Cr>A、Cf>A、Cr>CfならばL=Sと
する。
以上の結果をフローチヤート図で示すと前述の
第12図のようになり、このようにして決定さ
れ、最終的に選択されたコンタクトレンズの出力
結果の例を第13図に示す。第13図aはハー
ド、ソフトコンタクトレンズを共に使用可能なL
=ALLの場合、bはハードコンタクトレンズが
適しているL=Hの場合、cはF=1でしかもソ
フトコンタクトレンズが適しているL=Sの場合
を示している。これらの例では、画面にキヤラク
タで適・不適を示しているが、文字等で出力して
もよい。この出力結果はプリンタ43又はテレビ
モニタ44に出力できる。必要によつてはプリン
タ43とテレビモニタ44の双方に出力してもよ
い。
第12図のようになり、このようにして決定さ
れ、最終的に選択されたコンタクトレンズの出力
結果の例を第13図に示す。第13図aはハー
ド、ソフトコンタクトレンズを共に使用可能なL
=ALLの場合、bはハードコンタクトレンズが
適しているL=Hの場合、cはF=1でしかもソ
フトコンタクトレンズが適しているL=Sの場合
を示している。これらの例では、画面にキヤラク
タで適・不適を示しているが、文字等で出力して
もよい。この出力結果はプリンタ43又はテレビ
モニタ44に出力できる。必要によつてはプリン
タ43とテレビモニタ44の双方に出力してもよ
い。
また、同時にこの出力結果はRAM35に記
憶される。そして、必要によつてはSIF42に表
示器41を接続し、表示器41のスイツチ41a
を押してRAM35に記憶されている情報を表
示器41に出力し、本装置と離れてコンタクトレ
ンズを処方する際にも利用することができる。
憶される。そして、必要によつてはSIF42に表
示器41を接続し、表示器41のスイツチ41a
を押してRAM35に記憶されている情報を表
示器41に出力し、本装置と離れてコンタクトレ
ンズを処方する際にも利用することができる。
なお、本実施例ではハードコンタクトレンズと
ソフトコンタクトレンズとの選択においては、水
晶体乱視度Crと眼屈折乱視度Cfとの値により選
択するようにしたが、角膜乱視度Ckから選別を
始め、次いで水晶体乱視度Cr、最後に眼屈折乱
視度Cfを比較するようにフローチヤート図を書
き換えてもよい。
ソフトコンタクトレンズとの選択においては、水
晶体乱視度Crと眼屈折乱視度Cfとの値により選
択するようにしたが、角膜乱視度Ckから選別を
始め、次いで水晶体乱視度Cr、最後に眼屈折乱
視度Cfを比較するようにフローチヤート図を書
き換えてもよい。
なお、上述の説明では、角膜形状情報がコンタ
クトレンズ選択に用いられる場合について詳述し
たが、角膜形状情報が眼鏡レンズの選択にも用い
られ得ることは当業者に明らかである。即ち、残
余乱視度が非常に大きいものとして角膜形状情報
が検出される場合に、コンタクトレンズでは対応
できず眼鏡レンズが対象となり、本発明を用いて
残余乱視を考慮し被検眼に最適な眼鏡レンズが処
方され得る。
クトレンズ選択に用いられる場合について詳述し
たが、角膜形状情報が眼鏡レンズの選択にも用い
られ得ることは当業者に明らかである。即ち、残
余乱視度が非常に大きいものとして角膜形状情報
が検出される場合に、コンタクトレンズでは対応
できず眼鏡レンズが対象となり、本発明を用いて
残余乱視を考慮し被検眼に最適な眼鏡レンズが処
方され得る。
[発明の効果]
以上説明したように本発明に係る眼科用測定装
置によれば、検者は角膜形状と眼屈折力情報に基
づいて被検眼に適したレンズ種類を簡便に特定で
きる。或いは、残余乱視を認識してコンタクトレ
ンズを含む被検眼に適したレンズを処方できる。
置によれば、検者は角膜形状と眼屈折力情報に基
づいて被検眼に適したレンズ種類を簡便に特定で
きる。或いは、残余乱視を認識してコンタクトレ
ンズを含む被検眼に適したレンズを処方できる。
図面は本発明に係る眼科用測定装置の一実施例
を示し、第1図はその光学的構成図、第2図aは
多数穴絞りの正面図、bはプリズムの断面図、第
3図は角膜反射像と検出素子との関係の説明図、
第4図は眼底投影チヤート正面図、第5図は眼屈
折測定用絞り板の正面図、第6図は被検眼瞳孔上
での絞りの結像状態の正面、第7図aは眼屈折力
測定用像分離プリズムの正面図、bはその断面
図、第8図は眼底像と受光素子との関係の説明
図、第9図は電気制御回路のブロツク回路構成
図、第10図はテレビモニタ上の表示の説明図、
第11図はEEROMに書き込まれたコンタクトレ
ンズ選択表の説明図、第12図はコンタクトレン
ズの種類を選択する際のフローチヤート図、第1
3図は選択されたコンタクトレンズの出力効果の
説明図である。 符号1はリング状ストロボ、2はリングレン
ズ、3はスリツト、4は対物レンズ、5,6はダ
イクロイツクミラー、7はビームスプリツタ、8
は多数孔絞り、9,19はプリズム、10,22
は検出素子、11,29は発光ダイオード、13
はチヤート、15は照明絞り、16は穴あきミラ
ー、17は絞り板、21はシリンドリカルレン
ズ、24はテレビ撮像管、25は固視標、26は
光源、28はフアイバ、30は角膜形状信号処理
回路、31は眼屈折信号処理回路、32はMPU、
33はROM、34,35はRAM、36は
EEROM、37はスイツチ、38はストロボ駆動
回路、39はIF、40は入力装置、41は表示
器、42はSIF、43はプリンタ、44はテレビ
モニタ、45はMIX、46はVRAMである。
を示し、第1図はその光学的構成図、第2図aは
多数穴絞りの正面図、bはプリズムの断面図、第
3図は角膜反射像と検出素子との関係の説明図、
第4図は眼底投影チヤート正面図、第5図は眼屈
折測定用絞り板の正面図、第6図は被検眼瞳孔上
での絞りの結像状態の正面、第7図aは眼屈折力
測定用像分離プリズムの正面図、bはその断面
図、第8図は眼底像と受光素子との関係の説明
図、第9図は電気制御回路のブロツク回路構成
図、第10図はテレビモニタ上の表示の説明図、
第11図はEEROMに書き込まれたコンタクトレ
ンズ選択表の説明図、第12図はコンタクトレン
ズの種類を選択する際のフローチヤート図、第1
3図は選択されたコンタクトレンズの出力効果の
説明図である。 符号1はリング状ストロボ、2はリングレン
ズ、3はスリツト、4は対物レンズ、5,6はダ
イクロイツクミラー、7はビームスプリツタ、8
は多数孔絞り、9,19はプリズム、10,22
は検出素子、11,29は発光ダイオード、13
はチヤート、15は照明絞り、16は穴あきミラ
ー、17は絞り板、21はシリンドリカルレン
ズ、24はテレビ撮像管、25は固視標、26は
光源、28はフアイバ、30は角膜形状信号処理
回路、31は眼屈折信号処理回路、32はMPU、
33はROM、34,35はRAM、36は
EEROM、37はスイツチ、38はストロボ駆動
回路、39はIF、40は入力装置、41は表示
器、42はSIF、43はプリンタ、44はテレビ
モニタ、45はMIX、46はVRAMである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被検眼の眼底に光束を投影しその眼底反射光
を検出して乱視度を含む眼屈折力情報を検出する
第1の測定手段と、被検眼の角膜に光束を投影し
その角膜反射光を検出して乱視度を含む角膜形状
情報を検出する第2の測定手段を有する眼科用測
定装置において、被検眼の前眼部像を表示する第
1の表示手段と、前記眼屈折力情報及び前記角膜
形状情報を表示する第2の表示手段と、前記乱視
度を含む眼屈折力情報及び角膜形状情報に基づい
て水晶体乱視度情報、被検眼に適したレンズ種類
情報の少なくとも一方を演算処理する手段を備え
たことを特徴とする眼科用測定装置。 2 前記第1、第2の表示手段は同一の表示手段
とした特許請求の範囲第1項に記載の眼科用測定
装置。 3 前記被検眼に適したレンズ種類情報を表示す
る特許請求の範囲第1項に記載の眼科用測定装
置。 4 前記レンズ種類情報は平均角膜曲率半径に基
づいて、登録されているレンズ種類情報から選択
する特許請求の範囲第3項に記載の眼科用測定装
置。 5 前記登録されているレンズ種類情報は訂正、
追加等の編集を可能とした特許請求の範囲第4項
に記載の眼科用測定装置。 6 前記レンズ種類情報は角膜乱視度、眼屈折乱
視度に基づいて、更に選択する特許請求の範囲第
4項に記載の眼科用測定装置。 7 前記被検眼に適したレンズ種類情報はソフト
コンタクトレンズとハードコンタクトレンズの種
別を含む特許請求の範囲第3項に記載の眼科用測
定装置。 8 前記種別は少なくとも水晶体乱視度に基づい
て選択する特許請求の範囲第7項に記載の眼科用
測定装置。 9 前記第1、第2の表示手段はプリンタ或いは
テレビモニタとした特許請求の範囲第1項に記載
の眼科用測定装置。 10 前記検出される情報を記憶する記憶手段を
備えた特許請求の範囲第1項に記載の眼科用測定
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2065933A JPH0363027A (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 眼科用測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2065933A JPH0363027A (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 眼科用測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0363027A JPH0363027A (ja) | 1991-03-19 |
JPH0431689B2 true JPH0431689B2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=13301259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2065933A Granted JPH0363027A (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 眼科用測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0363027A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013094030A1 (ja) | 2011-12-20 | 2013-06-27 | 株式会社メニコン | セルフ検眼装置、管理サーバ及びコンタクトレンズ選定システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829446A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-21 | キヤノン株式会社 | 眼科測定装置 |
JPS5977828A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-04 | キヤノン株式会社 | 角膜形状測定装置 |
JPS5991943A (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-26 | キヤノン株式会社 | 眼屈折力測定装置 |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP2065933A patent/JPH0363027A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829446A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-21 | キヤノン株式会社 | 眼科測定装置 |
JPS5977828A (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-04 | キヤノン株式会社 | 角膜形状測定装置 |
JPS5991943A (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-26 | キヤノン株式会社 | 眼屈折力測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0363027A (ja) | 1991-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |