JPH04316475A - フィルターチップアタッチメント機におけるダブル巻の異常発生検出方法およびその装置 - Google Patents

フィルターチップアタッチメント機におけるダブル巻の異常発生検出方法およびその装置

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JPH04316475A
JPH04316475A JP3079787A JP7978791A JPH04316475A JP H04316475 A JPH04316475 A JP H04316475A JP 3079787 A JP3079787 A JP 3079787A JP 7978791 A JP7978791 A JP 7978791A JP H04316475 A JPH04316475 A JP H04316475A
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JP
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double
double winding
signal
abnormality
winding
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JP3079787A
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Toshiaki Nishisaka
西坂 俊昭
Koichi Takamori
高森 弘一
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Japan Tobacco Inc
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Japan Tobacco Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たばこの製造工程でフ
ィルタープラグと両切りたばことをチップペーパ片で巻
上げてダブル巻を形成するフィルターチップアタッチメ
ント機において、ダブル巻における両切りたばことフィ
ルタープラグの並び不良やチップペーパ片の巻形状不良
あるいはヒータドラムへのチップペーパ片の付着など、
ダブル巻の異常発生を検出する方法とその装置に関する
【0002】
【従来の技術】従来、フィルター付たばこは、一定寸法
に切断された2本の両切りたばこの間にフィルタープラ
グを切り口を付け合わせた状態で挟み、矩形に切断して
糊付けされたチップペーパ片でフィルタープラグを包む
ように巻上げ(ローリング)、接着・乾燥したあとフィ
ルタープラグの中央を切断して形成される。このとき、
フィルタープラグと両切りたばことをチップペーパ片で
巻上げる工程は、いわゆるフィルターチップアタッチメ
ント機で行われている。
【0003】図11は、たばこ製造装置のフィルターチ
ップアタッチメント機を示す図であり、チップペーパ片
を供給する部分、フィルタープラグと両切りたばこをそ
れぞれ供給する部分、および巻上げを行う部分を示して
いる。チップペーパPは繰り出しローラ20によってチ
ップペーパボビン10から糊付部30に繰り出され、こ
のチップペーパPは、糊付部30で片面に糊が転写され
る。糊が転写されたチップペーパPは、一定速度で回転
するサクションローラ40とコークナイフ50によって
一定寸法に切断され、切断されたチップペーパ片は糊付
けされた面を上にしてサクションローラ40のドラム面
に吸着されてトランスファドラム60に供給される。
【0004】一方、図示しない紙巻機により一定寸法に
切断された両切りたばこはキャッチャードラム100で
90度方向転換され、グレーディングドラム90により
両切りたばこ2本を1列に配列し、ホッパードラム80
に供給される。ホッパードラム80はプラグトランスポ
ートドラム110より供給される切断・整列されたフィ
ルタープラグと、グレーディングドラム90より供給さ
れた両切りたばこを1列に配列し、トランスファドラム
60に供給する。トランスファドラム60に供給された
フィルタープラグと2本の両切りたばこは、図示しない
フローティングディスクによって隙間が無いように整列
される。
【0005】整列されたフィルタープラグと両切りたば
こはトランスファドラム60に吸着された状態でサクシ
ョンローラ40側に順次送られ、サクションローラ40
から供給されたチップペーパ片は、トランスファドラム
60とサクションローラ40との近接部分で先端部の略
2〜3mm(タッチ幅)がフィルタープラグと両切りた
ばことに平行に接着され、図12のように初期接着され
る。
【0006】このチップペーパ片が初期接着されたフィ
ルタープラグと両切りたばこは、トランスファドラム6
0の回転に伴ってヒータドラム70に移送され、ヒータ
ドラム70と図示しないローリングハンドとによって巻
上げ(ローリング)接着され、図13に示したようなダ
ブル巻Wになる。巻上げられたダブル巻Wは、図14に
示したように、ヒータドラム70の回転に伴ってドラム
面70aに接触した状態で一定間隔をおいて転がされ、
次段のチェッキングドラムに移送される。なお、この間
にチップペーパ片の糊付け部分が乾燥される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような工程を経
てダブル巻が形成されるが、このようにダブル巻を巻上
げる前の工程で、両切りたばこ、フィルタープラグおよ
びチップペーパ片がそれぞれ正常な状態で形成されると
ともに、これら両切りたばこ、フィルタープラグおよび
チップペーパ片が適正なタイミングで供給されなければ
、ダブル巻における両切りたばことフィルタープラグと
の位置ずれや、巻上げられたチップペーパ部分の形状不
良など、不良品の発生を招くとこになる。また、チップ
ペーパ片が変形して切断されたり、供給タイミングが適
正でないと、ヒータドラム70にチップペーパ片が付着
するなどの異常が発生する。
【0008】なお、ダブル巻の位置ずれや形状不良およ
びヒータドラムへのチップペーパ片の付着等は、以下の
原因で発生することが多い。例えば、紙巻機のキッカー
の磨耗やキャッチャードラムの真空圧変動による両切り
たばこの並び不良、フィルタープラグ移送時における走
行不良、コークナイフの劣化、サクションローラにおけ
るサクション孔の目詰まりや元圧の低下等による吸着力
の低下、チップペーパの搬送方向に対する左右の偏りな
どチップペーパボビンからの繰り出し時における走行不
良、複数のチップペーパ巻物を用いてチップペーパボビ
ンを自動交換するときの接続時のスリップ、あるいは、
接着用糊の成分変化による程におけるフィルタープラグ
と両切りたばこの整列不良などが原因となる。
【0009】本発明は、たばこ製造装置のフィルターチ
ップアタッチメント機において、巻上げられた両切りた
ばことフィルタープラグの並び不良やチップペーパ片の
形状不良あるいはヒータドラムへのチップペーパ片の付
着等によるダブル巻の異常発生を自動的に検出すること
を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明のフィルターチップアタッチメント機
におけるダブル巻の異常発生検出方法は、長手方向に整
列した2本の両切りたばこの間にフィルタープラグを挟
んで該フィルタープラグの部分をチップペーパ片で巻き
上げてダブル巻を形成するとともに、この巻き上げたダ
ブル巻をヒータドラムにより該ダブル巻の長手方向と直
交する方向に一定間隔で搬送するようにしたフィルター
チップアタッチメント機におけるダブル巻の異常発生検
出方法であって、上記ダブル巻の搬送間隔とパルス周期
の等しい検査信号を発生しながら、上記ヒータドラムで
搬送されるダブル巻の両端とチップペーパ片の両端とに
それぞれ対応する予め設定された各位置に配設した光電
検出器により、該ヒータドラムで搬送されるダブル巻か
らの反射光を受光してこの光電検出器の受光信号を監視
し、上記検査信号を基準にした上記受光信号のタイミン
グのずれに基づいて異常発生を判定するようにしたこと
を特徴とする。
【0011】また、本発明のフィルターチップアタッチ
メント機におけるダブル巻の異常発生検出装置は、上記
フィルターチップアタッチメント機のヒータドラムで搬
送されるダブル巻の両端とチップペーパ片の両端とにそ
れぞれ対応する予め設定された各位置で該ヒータドラム
のドラム面に対向して配設されるとともに、搬送される
ダブル巻からの反射光を受光して受光信号を出力する光
電検出器と、上記ダブル巻の搬送間隔とパルス周期の等
しい検査信号を発生する検査信号発生手段と、上記検査
信号発生手段で発生される検査信号と上記光電検出器か
らの受光信号とがそれぞれ入力されるとともに該検査信
号を基準にした該受光信号のタイミングのずれに基づい
て異常検出信号を出力する判定手段と、を備えることを
特徴とする。
【0012】
【作用】本発明が適用されるフィルターチップアタッチ
メント機において、巻き上げられたダブル巻はヒータド
ラムによりダブル巻の長手方向と直交する方向に一定間
隔で搬送される。また、本発明のダブル巻の異常発生検
出方法または装置において、光電検出器はダブル巻やヒ
ータドラムのドラム面に付着したチップペーパ片からの
反射光により受光信号を出力する。さらに、検査信号は
、ヒータドラムにおけるダブル巻の搬送間隔とパルス周
期が等しく一定のタイミングで発生される。したがって
、ダブル巻の搬送間隔や搬送位置のずれ、両切りたばこ
とフィルタープラグの並び不良による形状不良、あるい
はチップペーパ片等の付着があると、光電検出器の受光
信号は検査信号からずれた信号となり、このずれにより
ダブル巻の異常発生を検出することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明を適用したたばこ製造装置のフ
ィルターチップアタッチメント機を示す図であり、前記
図11と同様の部分には同符号を付記してある。図1に
おいて、1A ,1B ,1C ,1D は、ヘッドユ
ニット11A ,11B ,11C ,11D をヒー
タドラム70のドラム面70aに対向してダブル巻の搬
送方向(図の矢印Aの方向)に対して垂直な方向に並設
された4つの光電検出器、2は光電検出器1A ,1B
 ,1C ,1D の出力信号に基づいて後述の異常検
出信号を発生する信号処理部、3は近接センサー等によ
り当該フィルターチップアタッチメント機の主軸の回転
に同期して一定の同期信号を発生させる同期信号発生部
、4は異常検出信号と同期信号によってタイミングをと
り、異常発生による不良品を排除する排除部である。
【0014】なお、ヒータドラム70で糊付部分が乾燥
されたダブル巻は、チェッキングドラム5に移送され、
不良のダブル巻はチェッキングドラム5の下方位置で排
除部4により排除されるが、正常なダブル巻はファイナ
ルカッティングドラム6とファイナルカッティングナイ
フ7によってフィルター部分で切断され次工程に移送さ
れる。
【0015】それぞれの光電検出器1A ,1B ,1
C,1D は、図2に示したように、ヘッドユニット(
投受光部)11、ケーブル12およびアンプユニット1
3から構成されている反射型光電検出器である。ヘッド
ユニット11は高輝度LEDで超高速パルスを点灯させ
るとともにドラム面70aに微小なスポット(この実施
例ではスポット径0.5mm)を形成し、このスポット
部分からの反射光を受光して電気信号に変換し、この電
気信号はケーブル12を介してアンプユニット13に伝
達される。アンプユニット13は受光強度に応じたレベ
ルの受光信号を前記信号処理部2に出力する。
【0016】この光電検出器1A ,1B ,1C ,
1D の各ヘッドユニット11A ,11B ,11C
 ,11D はヒータドラム70のローレット仕上げさ
れたドラム面70aの搬送方向と直角な方向に並設され
ており、図3に示したようにヘッドユニット11A ,
11B ,11C ,11D によるスポットSA ,
SB ,SC ,SD がドラム面70aの搬送方向(
図の矢印方向)と直角な直線上でダブル巻の定位置先端
から僅かに内側にずれた位置に2箇所と、フィルタープ
ラグと両切りたばこの接合部から僅かに内側にずれた位
置2箇所に形成される。
【0017】そして、ドラム面70aによって搬送され
るダブル巻Wやドラム面70aに付着したチップペーパ
片p等によってこれらのスポットSA ,SB ,SC
 ,SD が反射されると、この反射光がヘッドユニッ
ト11A ,11B ,11C ,11D でそれぞれ
受光されて各スポットSA ,SB ,SC ,SD 
に対応する光電検出器1A ,1B ,1C ,1D 
の電圧信号が信号処理部2に入力される。また、図1に
示したように、同期信号発生部3からの同期信号は信号
処理部2と排除部4に入力される。
【0018】図4はダブル巻の位置ずれ、チップペーパ
片の巻不良およびチップペーパ片の付着の一例を示す図
であり、光電変換器1A ,1B ,1C ,1D か
らの電気信号が、例えば次のように変化することにより
、信号処理部2において異常判定が行われる。
【0019】図示のようにダブル巻W1 は正常な位置
から左側にずれているもので、このようなダブル巻W1
 がドラム面70aで搬送されると、スポットSD は
ダブル巻W1 の右端でも反射されず、光電検出器1D
 の出力が“L”レベルになることから異常と判定され
る。
【0020】また、ダブル巻W2 のように、チップペ
ーパ部分Pが二重巻や袋巻などによって変形していると
、スポットSB ,SC が反射されるタイミングが正
常な場合からずれることになり、光電検出器1B ,1
C の出力信号のタイミングのずれにより、異常と判定
される。
【0021】さらに、ドラム面70aにチップペーパ片
pが付着していると、スポットSB ,SC がこのチ
ップペーパ片pによって反射されるので、光電検出器1
B ,1C の出力が“H”レベルになり、異常と判定
される。 なお、ダブル巻W3 はチップペーパ片が正常に巻かれ
、かつ、ドラム面70aの正常な位置で搬送されるもの
を示している。
【0022】信号処理部2は、図5に示す第1信号処理
部、図6に示す第2信号処理部および図7に示す第3信
号処理部から構成されている。図5の第1信号処理部に
おいて、光電検出器1A ,1B ,1C ,1D か
らの各電気信号a,b,c,dはNAND回路21Aに
入力され、同期信号発生部3からの同期信号eはゲート
発生回路21Bに入力される。また、NAND回路21
Aの出力とゲート発生回路21Bの出力はAND回路2
1Cに入力され、このAND回路21Cを介して得られ
る異常検出信号が排除部4に出力される。
【0023】図8は上記第1信号処理部における信号処
理の一例を示すタイムチャートであり、ゲート発生回路
21Bは、同期信号eのパルス信号が入力されるとこの
入力から一定時間T1 遅延してパルス幅(ゲート幅)
T3に設定したゲート信号g1 を出力する。なお、こ
のゲート信号g1 の遅延時間T1 とパルス幅T2 
は、正常な状態でダブル巻が搬送されているときに、ダ
ブル巻がスポットSA ,SB ,SC ,SD の位
置を通過する間にゲート信号g1 が“H”レベルにな
るように、予め設定されている。
【0024】ここで、電気信号a,b,c,dのうち1
つでも“L”レベルになるとNAND回路21Aの出力
hは“H”レベルになる。したがって、このNAND回
路21Aの出力hとゲート信号ゲートg1 が入力され
るAND回路21Cの出力iは“H”レベルになり異常
検出信号として出力される。なお、図8では、図4に示
したダブル巻W1 の場合のように光電検出器1D の
出力が“L”レベルになった場合を示している。
【0025】図6の第2信号処理部において、光電検出
器1B からの電気信号bはAND回路22Aに入力さ
れ、光電検出器1C からの電気信号cはAND回路2
2Bに入力される。また、同期信号eはゲート発生回路
22C,22Dにそれぞれ入力され、このゲート発生回
路22Cの出力はAND回路22Aに入力され、ゲート
発生回22Dの出力はAND回路22Bに入力される。 そして、AND回路22A,22Bの各出力はOR回路
22Eに入力され、このOR回路22Eを介して得られ
る異常検出信号が排除部4に出力される。
【0026】図9は上記第2信号処理部における信号処
理の一例を示すタイムチャートであり、ゲート発生回路
22C,22Dは、それぞれ同期信号eのパルス信号が
入力されるとこの入力から一定時間T3 遅延してパル
ス幅(ゲート幅)T2 に設定したゲート信号g2 を
出力する。なお、このゲート信号g2 の遅延時間T3
 とパルス幅T2は、正常な状態でダブル巻が搬送され
ているときに、ダブル巻の後端部がスポットSA ,S
B ,SC ,SD の位置を通過した直後に“H”レ
ベルになるように、予め設定されている。
【0027】したがって、チップペーパ部分の巻不良な
どにより、スポットSB やスポットSC の反射時間
が長くなった場合など、正常なダブル巻の場合よりも受
光信号が長くなった場合に、AND回路22Aの出力j
とAND回路22Bの出力kとの両方または一方の出力
が“H”レベルになり、OR回路22Eを介して異常検
出信号mとして出力される。なお、図9では、光電検出
器1C の出力が長くなった場合を示している。
【0028】図7の第3信号処理部において、光電検出
器1B ,1C からの各電気信号b,cはOR回路2
3Aに入力され、同期信号eはゲート発生回路23Bに
入力される。また、OR回路23Aの出力とゲート発生
回路23Bの出力はAND回路23Cに入力され、この
AND回路23Cの出力は異常検出信号としてワンショ
ット回路23Dに入力される。このワンショット回路2
3DはAND回路23Cからの異常検出信号が入力され
ると表示回路23Eを駆動して図示しない表示ランプ(
パトライト)を点灯させる。なお、この表示ランプの点
灯より異常発生を知ることができるが、この異常検出信
号と機械の運転信号とを組み合わせることにより、異常
発生時に機械を自動停止させることも可能になる。
【0029】図10は上記第3信号処理部における信号
処理の一例を示すタイムチャートであり、ゲート発生回
路23Bは、同期信号eの入力から一定時間T4 遅延
してパルス幅(ゲート幅)T5 に設定したゲート信号
g3 を出力する。なお、このゲート信号g3 の遅延
時間T4 とパルス幅T5 は、正常な状態でダブル巻
が搬送されているときに、ダブル巻がスポットSA ,
SB ,SC ,SD の位置にないときにゲート信号
g3 が“H”レベルになるように、予め設定されてい
る。
【0030】したがって、図4のチップペーパ片pのよ
うにドラム面70aに異物が付着した場合、ダブル巻の
間でスポットSB やスポットSCの反射が起こり、O
R回路23Aの出力nが“H”レベルになり、この出力
nとゲート信号g3 とによりAND回路23Cの出力
qが“H”レベルになり、ワンショット回路23Dによ
り表示ランプが点灯される。なお、図10では、光電検
出器1C で異物が検出された場合を示している。
【0031】排除部4は、信号処理部2からの異常検出
信号(“H”レベル)と正常信号(“L”レベル)とを
同期信号に同期させて順次記憶し、異常発生時と排出動
作との時間差を調整する。すなわち、異常発生に係わる
ダブル巻がチェッキングドラム7の下端位置にくるまで
、その異常発生を示す異常検出信号が記憶されており、
この異常発生による不良品のダブル巻を正確に排除する
。なお、上記のように異常検出信号を同期信号に同期さ
せて記憶・遅延するためには、同期信号でシフト動作を
行う多段シフト回路等を使用し、その出力信号で排除動
作を行うようにすればよい。なお、この実施例では22
段(22本分)のシフト動作を行うようにしている。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、長
手方向に整列した2本の両切りたばこの間にフィルター
プラグを挟んで該フィルタープラグの部分をチップペー
パ片で巻き上げてダブル巻を形成するとともに、この巻
き上げたダブル巻をヒータドラムにより該ダブル巻の長
手方向と直交する方向に一定間隔で搬送するようにした
フィルターチップアタッチメント機について、ダブル巻
の搬送間隔とパルス周期の等しい検査信号を発生しなが
ら、ヒータドラムで搬送されるダブル巻の両端とチップ
ペーパ片の両端とにそれぞれ対応する予め設定された各
位置に配設した光電検出器により、このヒータドラムで
搬送されるダブル巻からの反射光を受光してこの光電検
出器の受光信号を監視し、上記検査信号を基準にした上
記受光信号のタイミングのずれに基づいて異常を判定す
るようにしたので、ダブル巻の搬送間隔や搬送位置のず
れ、両切りたばことフィルタープラグの並び不良やダブ
ル巻におけるチップペーパ片の巻不良、あるいはヒータ
ドラムのドラム面におけるチップペーパ片の付着等によ
るダブル巻の異常発生を自動的に検出することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したたばこ製造装置のフィルター
チップアタッチメントを示す図である。
【図2】実施例における光電検出器を示す図である。
【図3】実施例における光電検出器によるスポットの位
置を示す図である。
【図4】実施例に係わるダブル巻の不良とドラム面への
チップペーパ片の付着の一例を示す図である。
【図5】実施例における第1信号処理部のブロック図で
ある。
【図6】実施例における第2信号処理部のブロック図で
ある。
【図7】実施例における第3信号処理部のブロック図で
ある。
【図8】実施例の第1信号処理部における信号処理の一
例を示すタイムチャートである。
【図9】実施例の第2信号処理部における信号処理の一
例を示すタイムチャートである。
【図10】実施例の第3信号処理部における信号処理の
一例を示すタイムチャートである。
【図11】本発明に係わるフィルターチップアタッチメ
ント機の一部を示す図である。
【図12】本発明に係わるフィルターチップアタッチメ
ント機におけるチップペーパ片の初期接着状態を示す図
である。
【図13】本発明に係わるダブル巻を示す図である。
【図14】本発明に係わるフィルターチップアタッチメ
ント機におけるヒータドラムの搬送状態を示す図である
【符号の説明】
1A ,1B ,1C ,1D   光電検出器2  
                    信号処理部
3                      同期
信号発生部4                   
   排除部70                 
   ヒータドラム70a             
     ドラム面W               
       ダブル巻SA ,SB ,SC ,SD
   スポット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  長手方向に整列した2本の両切りたば
    この間にフィルタープラグを挟んで該フィルタープラグ
    の部分をチップペーパ片で巻き上げてダブル巻を形成す
    るとともに、この巻き上げたダブル巻をヒータドラムに
    より該ダブル巻の長手方向と直交する方向に一定間隔で
    搬送するようにしたフィルターチップアタッチメント機
    におけるダブル巻の異常発生検出方法であって、上記ダ
    ブル巻の搬送間隔とパルス周期の等しい検査信号を発生
    しながら、上記ヒータドラムで搬送されるダブル巻の両
    端とチップペーパ片の両端とにそれぞれ対応する予め設
    定された各位置に配設した光電検出器により、該ヒータ
    ドラムで搬送されるダブル巻からの反射光を受光してこ
    の光電検出器の受光信号を監視し、上記検査信号を基準
    にした上記受光信号のタイミングのずれに基づいて異常
    発生を判定するようにしたことを特徴とするフィルター
    チップアタッチメント機におけるダブル巻の異常発生検
    出方法。
  2. 【請求項2】  長手方向に整列した2本の両切りたば
    この間にフィルタープラグを挟んで該フィルタープラグ
    の部分をチップペーパ片で巻き上げてダブル巻を形成す
    るとともに、この巻き上げたダブル巻をヒータドラムに
    より該ダブル巻の長手方向と直交する方向に一定間隔で
    搬送するようにしたフィルターチップアタッチメント機
    におけるダブル巻の異常発生検出装置であって、上記ヒ
    ータドラムで搬送されるダブル巻の両端とチップペーパ
    片の両端とにそれぞれ対応する予め設定された各位置で
    該ヒータドラムのドラム面に対向して配設されるととも
    に、搬送されるダブル巻からの反射光を受光して受光信
    号を出力する光電検出器と、上記ダブル巻の搬送間隔と
    パルス周期の等しい検査信号を発生する検査信号発生手
    段と、上記検査信号発生手段で発生される検査信号と上
    記光電検出器からの受光信号とがそれぞれ入力されると
    ともに該検査信号を基準にした該受光信号のタイミング
    のずれに基づいて異常検出信号を出力する判定手段と、
    を備えることを特徴とするフィルターチップアタッチメ
    ント機におけるダブル巻の異常発生検出装置。
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