JPH04314643A - 伸縮自在盆カバー及び表示器付きひじ掛け - Google Patents
伸縮自在盆カバー及び表示器付きひじ掛けInfo
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- JPH04314643A JPH04314643A JP3342927A JP34292791A JPH04314643A JP H04314643 A JPH04314643 A JP H04314643A JP 3342927 A JP3342927 A JP 3342927A JP 34292791 A JP34292791 A JP 34292791A JP H04314643 A JPH04314643 A JP H04314643A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/75—Arm-rests
- B60N2/79—Adaptations for additional use of the arm-rests
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- Transportation (AREA)
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に民間航空機に用
いられる収容室（物入れ）付きひじ掛けに関するもので
、これはまた飲物や食物などの盆（のせ台）を有すると
いう特徴をもっている。
いられる収容室（物入れ）付きひじ掛けに関するもので
、これはまた飲物や食物などの盆（のせ台）を有すると
いう特徴をもっている。
【０００２】
【従来の技術】航空機がますます旅行の態様となるに従
い、航空会社は、絶えず旅客の快適さ及び便利さを改善
している。「液晶表示器」（ＬＣＤ）スクリーンの進歩
により、薄くて軽いために、産業界は各個人に対し専用
のスクリーンを提供できるようになるであろう。安全上
の必要及び客の便宜のため、そのスクリーンは、容易に
収納したり、引出したりできるものでなければならない
。好ましいのは、スクリーンを座席のひじ掛けに収容で
きるよう設計することである。座席のなかには、特に１
等クラスでは、ひじ掛けの上面が食物や飲物をのせる盆
になっているものがある。旅客をできるだけ快適にする
には、この盆の上に食物や飲物をのせながらスクリーン
を見つめられるようなひじ掛けを設けることが望ましい
。
い、航空会社は、絶えず旅客の快適さ及び便利さを改善
している。「液晶表示器」（ＬＣＤ）スクリーンの進歩
により、薄くて軽いために、産業界は各個人に対し専用
のスクリーンを提供できるようになるであろう。安全上
の必要及び客の便宜のため、そのスクリーンは、容易に
収納したり、引出したりできるものでなければならない
。好ましいのは、スクリーンを座席のひじ掛けに収容で
きるよう設計することである。座席のなかには、特に１
等クラスでは、ひじ掛けの上面が食物や飲物をのせる盆
になっているものがある。旅客をできるだけ快適にする
には、この盆の上に食物や飲物をのせながらスクリーン
を見つめられるようなひじ掛けを設けることが望ましい
。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、旅客の飲物などをのせる盆を提供する一方、ひ
じ掛け内に収めた画像表示器を見ることができるひじ掛
けを提供することである。
課題は、旅客の飲物などをのせる盆を提供する一方、ひ
じ掛け内に収めた画像表示器を見ることができるひじ掛
けを提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によるひ
じ掛けは、複数の伸縮自在の盆を収縮させて、画像表示
器をひじ掛け内の収容室から引出せるようにした。そし
て、伸縮自在の盆を上記表示器が表示している間後方に
押し、旅客が上記表示器と盆の両方を利用できるように
した。上記表示器は、収容室内に取付けたトラックに沿
って摺動するスライド板に連結する。このスライド板と
トラックにより、上記表示器を収容室から引出すことが
できる。上記表示器はまた、１対の継ぎ手に取付け、該
表示器がｘ，ｙ，ｚ軸の周りに回転し、旅客が上記表示
器を最も見易い位置に動かして見れるようにした。
じ掛けは、複数の伸縮自在の盆を収縮させて、画像表示
器をひじ掛け内の収容室から引出せるようにした。そし
て、伸縮自在の盆を上記表示器が表示している間後方に
押し、旅客が上記表示器と盆の両方を利用できるように
した。上記表示器は、収容室内に取付けたトラックに沿
って摺動するスライド板に連結する。このスライド板と
トラックにより、上記表示器を収容室から引出すことが
できる。上記表示器はまた、１対の継ぎ手に取付け、該
表示器がｘ，ｙ，ｚ軸の周りに回転し、旅客が上記表示
器を最も見易い位置に動かして見れるようにした。
【０００５】
【実施例】以下、図面により本発明を具体的に説明する
。図１は本発明ひじ掛けの外観を示す斜視図であり、図
２は図１の伸縮自在盆カバーの一部断面上面図であり、
図３は図２のｂ−ｂ線に沿う断面図であり、図４は図２
のＣ−Ｃ線に沿う断面図であり、図５は本発明ひじ掛け
内の画像表示器を示す一部切開斜視図である。
。図１は本発明ひじ掛けの外観を示す斜視図であり、図
２は図１の伸縮自在盆カバーの一部断面上面図であり、
図３は図２のｂ−ｂ線に沿う断面図であり、図４は図２
のＣ−Ｃ線に沿う断面図であり、図５は本発明ひじ掛け
内の画像表示器を示す一部切開斜視図である。
【０００６】図１において、１０は、民間航空機に備え
られた代表的なひじ掛けを示す。ひじ掛け１０は、旅客
が飲物や食物をのせるのに使用できる伸縮自在の盆カバ
ー１２を有する。この好適な例では、伸縮自在盆カバー
１２は第１の盆１４、第２の盆１６、第３の盆１８を有
する。図２に示すように、第１の盆１４は、周囲を取巻
く壁１９を有し、Ｃ形開溝のような断面を有する。この
Ｃ形開溝の側壁２２間の距離（幅）を第２の盆１６の幅
より大きくし、第２の盆１６が第１の盆１４の下側に滑
り込めるようにする。同様に、第２の盆１６も、第３の
盆１８が第２の盆１６の下側に滑り込める予め定めた寸
法のＣ形開溝２０′を有する。第３の盆１８は、盆の周
囲を全部取巻く壁を有する。ひじ掛け１０はまた、これ
に堅く取付けたクッション２４を有し、旅客に快適さを
加えている。
られた代表的なひじ掛けを示す。ひじ掛け１０は、旅客
が飲物や食物をのせるのに使用できる伸縮自在の盆カバ
ー１２を有する。この好適な例では、伸縮自在盆カバー
１２は第１の盆１４、第２の盆１６、第３の盆１８を有
する。図２に示すように、第１の盆１４は、周囲を取巻
く壁１９を有し、Ｃ形開溝のような断面を有する。この
Ｃ形開溝の側壁２２間の距離（幅）を第２の盆１６の幅
より大きくし、第２の盆１６が第１の盆１４の下側に滑
り込めるようにする。同様に、第２の盆１６も、第３の
盆１８が第２の盆１６の下側に滑り込める予め定めた寸
法のＣ形開溝２０′を有する。第３の盆１８は、盆の周
囲を全部取巻く壁を有する。ひじ掛け１０はまた、これ
に堅く取付けたクッション２４を有し、旅客に快適さを
加えている。
【０００７】図５に示すように、これらの盆は、収容室
枠２８の上面２６に沿って摺動し、第１のガイドレール
３０によって案内される。該ガイドレールは、第３の盆
１８に形成した溝穴３１の中に嵌入する。第１及び第２
の盆１４及び１６もまた、図２に示すように壁１９内に
溝穴３１を有し、上記レール３０により盆の横振れを抑
えるように、これらの溝穴３１を該レール３０に嵌合す
る。上記ガイドレール３０はまた、第３の盆１８を最前
位置に動かしたとき第３の盆１８の後方の壁１９と当接
する幅広部を有する。第３の盆１８の前方の溝穴３１は
、第３の盆１８が上記ガイドレール３０の幅広部を通過
できるように幅を広くしてある。このような構成により
、第３の盆１８が収容室枠２８から滑って外れることを
防止する。上記ガイドレール３０は、該レールと盆が一
体になるように収容室枠２８にねじ止めしてもよい。
枠２８の上面２６に沿って摺動し、第１のガイドレール
３０によって案内される。該ガイドレールは、第３の盆
１８に形成した溝穴３１の中に嵌入する。第１及び第２
の盆１４及び１６もまた、図２に示すように壁１９内に
溝穴３１を有し、上記レール３０により盆の横振れを抑
えるように、これらの溝穴３１を該レール３０に嵌合す
る。上記ガイドレール３０はまた、第３の盆１８を最前
位置に動かしたとき第３の盆１８の後方の壁１９と当接
する幅広部を有する。第３の盆１８の前方の溝穴３１は
、第３の盆１８が上記ガイドレール３０の幅広部を通過
できるように幅を広くしてある。このような構成により
、第３の盆１８が収容室枠２８から滑って外れることを
防止する。上記ガイドレール３０は、該レールと盆が一
体になるように収容室枠２８にねじ止めしてもよい。
【０００８】図１に示すように、盆を伸ばした閉鎖位置
では、第２の盆１６の一部は第１の盆１４の下になり、
第２の盆１６は第３の盆１８の一部と重なる。図２〜４
に示すように、第３及び第２の盆１８，１６は、それぞ
れ第２及び第１の盆１６，１４内の溝３３に沿って摺動
する第１のピン３２を有する。このピン３２と溝３３は
、盆が互いにほぼ平行に摺動するための手段を与えてい
る。第１及び第２の盆１４，１６は、溝３３の一端に第
２のピン３２′を有し、これにより図２に示すように、
対応する第１のピン３２に当接させて第３及び第２の盆
１８，１６の運動を制限する。
では、第２の盆１６の一部は第１の盆１４の下になり、
第２の盆１６は第３の盆１８の一部と重なる。図２〜４
に示すように、第３及び第２の盆１８，１６は、それぞ
れ第２及び第１の盆１６，１４内の溝３３に沿って摺動
する第１のピン３２を有する。このピン３２と溝３３は
、盆が互いにほぼ平行に摺動するための手段を与えてい
る。第１及び第２の盆１４，１６は、溝３３の一端に第
２のピン３２′を有し、これにより図２に示すように、
対応する第１のピン３２に当接させて第３及び第２の盆
１８，１６の運動を制限する。
【０００９】このように、盆は、伸縮自在盆カバー１２
として収容室３４を隠したり現したりする動作をするよ
う構成されている。盆はまた、第１の盆１４を動かさな
いで第３の盆１８が第２の盆１６の下に摺動するように
、互いに別個に動かすことができる。したがって、ひじ
掛け１０の長手方向に収容室３４を組込み、収容した物
にあらゆる位置から、収容室３４内の前方又は後方部分
から容易に別々に手が届くようにすることができる。 盆に凹んだ区域３６を設け、食物や飲物をのせ易くして
もよい。
として収容室３４を隠したり現したりする動作をするよ
う構成されている。盆はまた、第１の盆１４を動かさな
いで第３の盆１８が第２の盆１６の下に摺動するように
、互いに別個に動かすことができる。したがって、ひじ
掛け１０の長手方向に収容室３４を組込み、収容した物
にあらゆる位置から、収容室３４内の前方又は後方部分
から容易に別々に手が届くようにすることができる。 盆に凹んだ区域３６を設け、食物や飲物をのせ易くして
もよい。
【００１０】収容室枠２８は、薄くて軽い画像表示スク
リーンをもつ液晶表示技術を用いたテレビジョンやコン
ピュータ・モニタのような画像表示器３８を収容するこ
とができる。図５は、収容室３４の中に画像表示器３８
を収めたひじ掛け表示装置の好適な具体例を示す。図６
は、収容室の外に画像表示器を引出した状態を示す一部
切開斜視図であり、図７は、「目視位置」に画像表示器
を回転した状態を示す斜視図であり、図８は、画像表示
器の引出し機構を示す断面図である。画像表示器３８は
、旅客がこれを掴まえ、図６に示すようにｙ軸に沿って
画像表示スクリーンを収容室３４の外に引出せるような
把持つまみ３９を有する。図７は、それから画像表示器
３８を第１の継ぎ手４０によってｙ軸の周りに、第２の
継ぎ手４２によってｚ軸の周りに回転させ、旅客が画像
表示スクリーンの方位を変えうる状況を示している。
リーンをもつ液晶表示技術を用いたテレビジョンやコン
ピュータ・モニタのような画像表示器３８を収容するこ
とができる。図５は、収容室３４の中に画像表示器３８
を収めたひじ掛け表示装置の好適な具体例を示す。図６
は、収容室の外に画像表示器を引出した状態を示す一部
切開斜視図であり、図７は、「目視位置」に画像表示器
を回転した状態を示す斜視図であり、図８は、画像表示
器の引出し機構を示す断面図である。画像表示器３８は
、旅客がこれを掴まえ、図６に示すようにｙ軸に沿って
画像表示スクリーンを収容室３４の外に引出せるような
把持つまみ３９を有する。図７は、それから画像表示器
３８を第１の継ぎ手４０によってｙ軸の周りに、第２の
継ぎ手４２によってｚ軸の周りに回転させ、旅客が画像
表示スクリーンの方位を変えうる状況を示している。
【００１１】図５及び８は、画像表示器３８を収容室３
４から引出すための構成例を示す。収容室３４内に、収
容室枠２８の上面２６まで伸びる２つのトラック４４を
取付ける。各トラック４４に長手方向の軸に沿う第１の
溝４６を設け、該溝４６に沿って第１のスライド板４８
を摺動させるようにする。第１のスライド板４８にまた
長手方向の軸に沿う第２の溝５０を設け、該溝５０内に
第２のスライド板５２を摺動させる。トラック４４及び
第２スライド板５２にそれぞれ、第１及び第２のバネ付
き戻り止め５４，５６を設け、これらが第１及び第２の
穴６０，６２と合った時にダボ５８をこれらの穴に押込
ませる。
４から引出すための構成例を示す。収容室３４内に、収
容室枠２８の上面２６まで伸びる２つのトラック４４を
取付ける。各トラック４４に長手方向の軸に沿う第１の
溝４６を設け、該溝４６に沿って第１のスライド板４８
を摺動させるようにする。第１のスライド板４８にまた
長手方向の軸に沿う第２の溝５０を設け、該溝５０内に
第２のスライド板５２を摺動させる。トラック４４及び
第２スライド板５２にそれぞれ、第１及び第２のバネ付
き戻り止め５４，５６を設け、これらが第１及び第２の
穴６０，６２と合った時にダボ５８をこれらの穴に押込
ませる。
【００１２】動作時に画像表示器３８を引上げるとき、
第２スライド板５２が第２の溝５０に沿って摺動し、第
２の穴６２が第２の戻り止め５６に一致すると、第２戻
り止め５６がそのダボ５８を第２の穴６２の中に嵌入し
、第２スライド板５２を第１スライド板４８に固着する
。第１スライド板４８はそれからトラック４４の第１の
溝４６に沿って摺動し、第１の穴６０が第１の戻り止め
５４に一致すると、該戻り止め５４はそのダボ５８を第
１の穴６０に押込み、第１スライド板４８をトラック４
４に固着する。ダボ５８は、画像表示器３８に少し力を
加えればダボ５８が穴から外れるような長さ及び半径と
すべきである。これにより、旅客は、容易にスライド板
を外し、画像表示器３８を収容室３４の中に押し戻すこ
とができる。
第２スライド板５２が第２の溝５０に沿って摺動し、第
２の穴６２が第２の戻り止め５６に一致すると、第２戻
り止め５６がそのダボ５８を第２の穴６２の中に嵌入し
、第２スライド板５２を第１スライド板４８に固着する
。第１スライド板４８はそれからトラック４４の第１の
溝４６に沿って摺動し、第１の穴６０が第１の戻り止め
５４に一致すると、該戻り止め５４はそのダボ５８を第
１の穴６０に押込み、第１スライド板４８をトラック４
４に固着する。ダボ５８は、画像表示器３８に少し力を
加えればダボ５８が穴から外れるような長さ及び半径と
すべきである。これにより、旅客は、容易にスライド板
を外し、画像表示器３８を収容室３４の中に押し戻すこ
とができる。
【００１３】第２スライド板５２に圧入した止めナット
６８に螺入するネジ６６により、第１のハウジング６４
を第２スライド板５２に取付ける。止めナット６８は予
め定めた力で第２スライド板５２に圧入し、これに対応
する力が画像表示器３８に加わったとき、止めナット６
８が第２スライド板５２から引出され、画像表示器３８
がひじ掛け１０から離れるようにする。こうすると、画
像表示器３８は、旅客が暴風雨のような悪い状態におか
れたとき、突出した設備が全部押しのけられるという安
全上の要求を満たすことができる。第１ハウジング６４
は、長手方向の軸に沿う第１の内孔７０を有する。この
第１内孔７０の中に、第１ハウジング６４内の円筒形の
軸受け軸７４と、第１ハウジング６４より先に伸びる第
１のフランジ７６とをもつ第１の軸受け７２がある。第
１ハウジング６４は、第１の押しネジ８０を受入れる第
１のネジ穴７８を有する。この第１押しネジ８０は、軸
受け軸７４の周囲を回る第１の溝８２の中に伸びている
。第１押しネジ８０は、第１軸受け７２を第１ハウジン
グ６４内に保持すると共に、該軸受け７２が第１ハウジ
ング６４のｙ軸の周りに回転できるようにしている。
６８に螺入するネジ６６により、第１のハウジング６４
を第２スライド板５２に取付ける。止めナット６８は予
め定めた力で第２スライド板５２に圧入し、これに対応
する力が画像表示器３８に加わったとき、止めナット６
８が第２スライド板５２から引出され、画像表示器３８
がひじ掛け１０から離れるようにする。こうすると、画
像表示器３８は、旅客が暴風雨のような悪い状態におか
れたとき、突出した設備が全部押しのけられるという安
全上の要求を満たすことができる。第１ハウジング６４
は、長手方向の軸に沿う第１の内孔７０を有する。この
第１内孔７０の中に、第１ハウジング６４内の円筒形の
軸受け軸７４と、第１ハウジング６４より先に伸びる第
１のフランジ７６とをもつ第１の軸受け７２がある。第
１ハウジング６４は、第１の押しネジ８０を受入れる第
１のネジ穴７８を有する。この第１押しネジ８０は、軸
受け軸７４の周囲を回る第１の溝８２の中に伸びている
。第１押しネジ８０は、第１軸受け７２を第１ハウジン
グ６４内に保持すると共に、該軸受け７２が第１ハウジ
ング６４のｙ軸の周りに回転できるようにしている。
【００１４】第１ハウジング６４の上部に、第２の内孔
８６をもつ第２のハウジング８４がある。この第２内孔
８６の中に、第２ハウジング８４内の軸受け軸９０と、
第２ハウジング８４から先に伸び画像表示器３８に連結
する第２のフランジ９２とをもつ第２の軸受け８８があ
る。第１の軸受け７２の第１フランジ７６は、第２の押
しネジ９６を受入れる第２のネジ穴９４を有する。この
第２押しネジ９６は、軸受け軸９０の周囲を回る第２の
溝９８の中に伸びている。第２押しねじ９６により、第
２軸受け８８が第２ハウジング８４から脱落せず、第２
軸受け８８が第２ハウジング８４に対して回転すること
ができる。
８６をもつ第２のハウジング８４がある。この第２内孔
８６の中に、第２ハウジング８４内の軸受け軸９０と、
第２ハウジング８４から先に伸び画像表示器３８に連結
する第２のフランジ９２とをもつ第２の軸受け８８があ
る。第１の軸受け７２の第１フランジ７６は、第２の押
しネジ９６を受入れる第２のネジ穴９４を有する。この
第２押しネジ９６は、軸受け軸９０の周囲を回る第２の
溝９８の中に伸びている。第２押しねじ９６により、第
２軸受け８８が第２ハウジング８４から脱落せず、第２
軸受け８８が第２ハウジング８４に対して回転すること
ができる。
【００１５】第２ハウジング８４はまた、第１軸受け７
２の第１フランジ７６を受入れる第３の内孔１００を有
する。第１フランジ７６と第３内孔１００は、該フラン
ジ７６が第２ハウジング８４内で第１軸受け７２を第２
ハウジング８４に連結する滑り嵌め（ｓｎｕｇ ｆｉｔ
）を有し、その中で第２軸受け８８が第１フランジ７６
と第２押しネジ９６を介して第２ハウジング８４に連結
されるような寸法とする。画像表示器３８をｘ又はｚ軸
の周りに回転させるには、該表示器３８の上部又は底部
を押すか引くかして、該表示器３８及びこれに連結した
第２軸受け８８を第２ハウジング８４に対して回転させ
ればよい。画像表示器３８の端部を押すか又は引くと、
第２ハウジング８４及び第１軸受け７２が第１ハウジン
グ６４に対して回転し、画像表示器３８を図７に示すよ
うにｙ軸の周りに回転させる。画像表示器３８を引き出
して表示させたのち、伸縮自在盆カバー１２を図７に示
すように前方に滑らせることにより、使用者は、画像表
示器３８を見ながら盆を飲物や本などを置くのに使用す
ることができる。
２の第１フランジ７６を受入れる第３の内孔１００を有
する。第１フランジ７６と第３内孔１００は、該フラン
ジ７６が第２ハウジング８４内で第１軸受け７２を第２
ハウジング８４に連結する滑り嵌め（ｓｎｕｇ ｆｉｔ
）を有し、その中で第２軸受け８８が第１フランジ７６
と第２押しネジ９６を介して第２ハウジング８４に連結
されるような寸法とする。画像表示器３８をｘ又はｚ軸
の周りに回転させるには、該表示器３８の上部又は底部
を押すか引くかして、該表示器３８及びこれに連結した
第２軸受け８８を第２ハウジング８４に対して回転させ
ればよい。画像表示器３８の端部を押すか又は引くと、
第２ハウジング８４及び第１軸受け７２が第１ハウジン
グ６４に対して回転し、画像表示器３８を図７に示すよ
うにｙ軸の周りに回転させる。画像表示器３８を引き出
して表示させたのち、伸縮自在盆カバー１２を図７に示
すように前方に滑らせることにより、使用者は、画像表
示器３８を見ながら盆を飲物や本などを置くのに使用す
ることができる。
【００１６】第１及び第２軸受け７２，８８にそれぞれ
、第３及び第４の内孔１０２，１０４を設け、外部電源
から画像表示器３８に電気ケーブル１０６を接続するこ
とができる。該ケーブル１０６に、第１軸受け７２の端
ぐり１１０内で該軸受け７２に連結する電線管１０８を
設けてもよい。押しネジを隠すと共にケーブルを覆うと
、露出する電線や止め具のない外観が美しい設計ができ
る。
、第３及び第４の内孔１０２，１０４を設け、外部電源
から画像表示器３８に電気ケーブル１０６を接続するこ
とができる。該ケーブル１０６に、第１軸受け７２の端
ぐり１１０内で該軸受け７２に連結する電線管１０８を
設けてもよい。押しネジを隠すと共にケーブルを覆うと
、露出する電線や止め具のない外観が美しい設計ができ
る。
【００１７】Ｏリング１１６を挿入した第３及び第４の
溝１１２，１１４をそれぞれ第１及び第２ハウジング６
４，８４に付け加えてもよい。これらのＯリングはハウ
ジングとそれぞれの軸受け間に摩擦を与えるので、画像
表示器３８を回転するとき、Ｏリングが画像表示スクリ
ーンを適所に保持する。これにより、画像表示器３８に
対する半固定調節手段を与えている。こうして、画像表
示器３８を収容室から引出せ、画像表示スクリーンの調
節が容易で且つ盆の利用が可能な、使用者に最大限の快
適さを与える機構を提供することができる。
溝１１２，１１４をそれぞれ第１及び第２ハウジング６
４，８４に付け加えてもよい。これらのＯリングはハウ
ジングとそれぞれの軸受け間に摩擦を与えるので、画像
表示器３８を回転するとき、Ｏリングが画像表示スクリ
ーンを適所に保持する。これにより、画像表示器３８に
対する半固定調節手段を与えている。こうして、画像表
示器３８を収容室から引出せ、画像表示スクリーンの調
節が容易で且つ盆の利用が可能な、使用者に最大限の快
適さを与える機構を提供することができる。
【００１８】以上、本発明を図示の実施例に基いて説明
したが、本発明はこれらの実施例に限定されることなく
特許請求の範囲内において種々の変形、変更をしうるも
のである。
したが、本発明はこれらの実施例に限定されることなく
特許請求の範囲内において種々の変形、変更をしうるも
のである。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、旅客の座席のひじ掛けの上面
に伸縮自在の盆カバーを設けると共に、ひじ掛け内の収
容室に画像表示器を収容したので、盆カバーを開放位置
にして画像表示器を引出し、その位置を調整して盆カバ
ーを戻すことにより、食物や飲物を盆にのせながら画像
表示スクリーンを見ることができ、旅客に最大限の快適
さを与えることができる。
に伸縮自在の盆カバーを設けると共に、ひじ掛け内の収
容室に画像表示器を収容したので、盆カバーを開放位置
にして画像表示器を引出し、その位置を調整して盆カバ
ーを戻すことにより、食物や飲物を盆にのせながら画像
表示スクリーンを見ることができ、旅客に最大限の快適
さを与えることができる。
【図１】本発明ひじ掛け伸縮自在盆カバーの例を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】図１の伸縮自在盆カバーの一部断面上面図であ
る。
る。
【図３】図２のｂ−ｂ線に沿う断面図である。
【図４】図２のｃ−ｃ線に沿う断面図である。
【図５】本発明ひじ掛け表示装置の例を示す一部切開斜
視図である。
視図である。
【図６】図５の装置において画像表示器を収容室より引
出した状態を示す一部切開斜視図である。
出した状態を示す一部切開斜視図である。
【図７】図５の装置において画像表示器を目視位置に回
転した状態を示す斜視図である。
転した状態を示す斜視図である。
【図８】図５の装置における画像表示器の引出し機構の
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
１０ ひじ掛け
１２ 伸縮自在盆カバー
１４ 第１の盆
１６ 第２の盆
１８ 第３の盆
２０，２０′Ｃ形開溝
２６ ひじ掛けの上面
２８ 収容室枠
３０ レール
３４ 収容室
３８ 画像表示器
４４ トラック
４６ 第１の溝
４８ 第１スライド板
５０ 第２の溝
５２ 第２スライド板
４４〜５２ 摺動手段
６４ 第１ハウジング
７２ 第１軸受け
６４，７２ 第１の回転手段
８４ 第２ハウジング
８８ 第２軸受け
８４，８８ 第２の回転手段
Claims (6)
- 【請求項１】 上面と、伸縮自在の盆が閉鎖位置にあ
るとき該伸縮自在の盆によって隠れる収容室とを有する
ひじ掛けに付設された伸縮自在盆カバーであって、上表
面を有し、上記ひじ掛けの上面に沿って摺動するように
された第１の盆と、上表面を有し、上記ひじ掛けの上面
に沿って摺動するようにされた少なくとも１つの他の盆
とを具え、上記第１及び上記他の盆は、これらの盆が互
いに摺動したとき、上記第１の盆が上記他の盆と重なる
ように構成され、上記第１及び上記他の盆が重なって開
放位置になるとき、上記収容室が現れることを特徴とす
るひじ掛け伸縮自在盆カバー。 - 【請求項２】 上面と、ひじ掛けの長手方向の軸に沿
って伸びるレールと、伸縮自在の盆が閉鎖位置にあると
き該伸縮自在盆によって隠される収容室とを有するひじ
掛けに付設された伸縮自在盆カバーであって、所定の第
１の幅をもつＣ形開溝のような断面を有し、上記ひじ掛
けの上面に沿って摺動するようにされた第１の盆と、上
記第１の盆の上記Ｃ形開溝の上記第１の幅より小さい所
定の第２の幅をもつＣ形開溝のような断面を有し、上記
ひじ掛けの上面に沿って摺動し上記第１の盆の下側に滑
り込めるようにされた第２の盆と、上記第２の盆の上記
Ｃ形開溝の上記第２の幅より小さい幅をもち、上記ひじ
掛けの上面に沿って摺動し上記第２の盆の下側に滑り込
めるようにされ、上記ひじ掛けの上面を摺動する際レー
ルによって案内される開溝構造を有する第３の盆とを具
え、上記第１、第２及び第３の盆が重なって開放位置に
なるとき、上記収容室が現れることを特徴とするひじ掛
け伸縮自在盆カバー。 - 【請求項３】 ｘ，ｙ及びｚ軸をもつひじ掛けの収容
室に収容された画像表示器を見せるようにしたひじ掛け
表示装置てあって、上記画像表示器を上記ひじ掛けのｙ
軸に沿って動かし、該表示器を上記収容室から引出した
り収容したりするために、該表示器と動作可能に連結さ
れた摺動手段と、上記画像表示器を上記ひじ掛けのｙ軸
の周りに回転させるために、該表示器と動作可能に連結
された第１の回転手段と、上記画像表示器を上記ひじ掛
けのｙ軸に平行な面内で回転させるために、該表示器と
動作可能に連結された第２の回転手段とを具えたひじ掛
け表示装置。 - 【請求項４】 ｘ，ｙ及びｚ軸をもつひじ掛けの収容
室に画像表示器を収容するひじ掛け表示装置であって、
上記ひじ掛け収容室内に設けられ上記ｙ軸に沿って伸び
る第１の溝をもつトラックと、上記トラックの上記第１
の溝に沿って摺動するようにされ、上記ｙ軸に沿う第２
の溝をもつ第１のスライド板と、上記第１のスライド板
の上記第２の溝に沿って摺動するようにされた第２のス
ライド板と、第１の内孔をもち、上記第２のスライド板
に連結された第１のハウジングと、上記画像表示器と動
作可能に連結されると共に上記第１のハウジングに支持
され、該表示器が上記ｙ軸の周りに回転できるように上
記第１の内孔の中で動くようにされた第１の軸受けと、
第２の内孔をもち、上記第１のハウジングと動作可能に
連結された第２のハウジングと、上記画像表示器に連結
されると共に上記第２のハウジングに支持され、該表示
器が上記ｙ軸と平行な面内で回転できるように上記第２
の内孔の中で動くようにされた第２の軸受けとを具え、
上記第１及び第２の溝に対する上記第１及び第２のスラ
イド板の上記運動により、上記ひじ掛けのｙ軸に沿って
上記画像表示器を上記収容室から引出したり戻したりし
て位置決めし、上記第１及び第２のハウジングに対する
上記第１及び第２の軸受けの上記回転運動により、上記
画像表示器を上記ｘ，ｙ及びｚ軸の周りに回転させて位
置決めすることを特徴とするひじ掛け表示装置。 - 【請求項５】 上面及びｘ，ｙ，ｚ軸をもち、且つ伸
縮自在盆カバーによって隠れる収容室に画像表示器を収
容するひじ掛けであって、上記ひじ掛けの上面に沿って
摺動するようにされた第１の盆と、上記ひじ掛けの上面
に沿って摺動するようにされ、上記第１の盆と互いに摺
動したとき上記第１の盆と重なるように構成された少な
くとも１つの他の盆と、上記画像表示器を上記収容室に
収容したり引出したりできるように、該表示器を上記ひ
じ掛けのｙ軸に沿って位置決めするため、該表示器と動
作可能に連結された摺動手段と、上記画像表示器を上記
ひじ掛けのｙ軸の周りに回転させるために該表示器と動
作可能に連結された第１の回転手段と、上記画像表示器
を上記ひじ掛けのｙ軸と平行な面内で回転させるために
該表示器と動作可能に連結された第２の回転手段とを具
え、上記第１及び他の盆は上記画像表示器が現れるよう
に摺動することができ、該表示器は、上記摺動手段によ
り上記収容室から引出すことができると共に、上記第１
及び第２の回転手段により回転して表示させることがで
きる表示器付きひじ掛け。 - 【請求項６】 ｘ，ｙ，ｚ軸、上面及び該ｚ軸に沿っ
て伸びるレールを有し、収容室に画像表示器を収容する
ひじ掛けであって、所定の第１の幅をもつＣ形開溝のよ
うな断面を有し、上記ひじ掛けの上面に沿って摺動する
ようにされた第１の盆と、上記第１の盆の上記Ｃ形開溝
の上記第１の幅より小さい所定の第２の幅をもつＣ形開
溝のような断面を有し、上記ひじ掛けの上面に沿って摺
動し上記第１の盆の下側に滑り込めるようにされた第２
の盆と、上記第２の盆の上記Ｃ形開溝の上記第２の幅よ
り小さい幅をもち、上記ひじ掛けの上面に沿って摺動し
上記第２の盆の下側に滑り込めるようにされ、レールに
よって案内される開溝構造を有する第３の盆と、上記収
容室内に設けられ上記ｙ軸に沿って伸びる第１の溝をも
つトラックと、上記トラックの上記第１の溝に沿って摺
動するようにされ、上記ｙ軸に沿う第２の溝をもつ第１
のスライド板と、上記第１のスライド板の上記第２の溝
に沿って摺動するようにされた第２のスライド板と、第
１の内孔をもち、上記第２のスライド板に連結された第
１のハウジングと、上記画像表示器と動作可能に連結さ
れると共に上記第１のハウジングに支持され、該表示器
から上記ｙ軸の周りに回転できるように上記第１の内孔
の中で動くようにされた第１の軸受けと、第２の内孔を
もち、上記第１のハウジングに動作可能に連結された第
２のハウジングと、上記画像表示器に連結されると共に
上記第２のハウジングに支持され、該表示器が上記ｙ軸
と平行な面内で回転できるように上記第２の内孔の中で
動くようにされた第２の軸受けとを具え、上記第１、第
２及び第３の盆が開放位置に摺動したとき、上記画像表
示器は、上記第１及び第２スライド板のそれぞれ上記ト
ラック及び上記第１スライド板に対する相対運動によっ
て上記ｙ軸に沿って動き、上記第１及び第２軸受けと上
記第１及び第２ハウジングとの間のそれぞれの相対回転
運動によって回転され表示することができ、上記画像表
示器に表示させながら上記第２及び第３の盆を使用しう
るように上記の盆を摺動させることができる表示器付き
ひじ掛け。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| US635691 | 1990-12-27 |
Publications (1)
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|---|---|
| JPH04314643A true JPH04314643A (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=24548728
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5076524A (ja) |
| JP (1) | JPH04314643A (ja) |
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