JPH04314454A - ドレナージチューブ - Google Patents

ドレナージチューブ

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Publication number
JPH04314454A
JPH04314454A JP3106406A JP10640691A JPH04314454A JP H04314454 A JPH04314454 A JP H04314454A JP 3106406 A JP3106406 A JP 3106406A JP 10640691 A JP10640691 A JP 10640691A JP H04314454 A JPH04314454 A JP H04314454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
drainage tube
present
right angle
drainage
Prior art date
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Pending
Application number
JP3106406A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Miyashita
正夫 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanaco Medical Co Ltd
Original Assignee
Hanaco Medical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hanaco Medical Co Ltd filed Critical Hanaco Medical Co Ltd
Priority to JP3106406A priority Critical patent/JPH04314454A/ja
Publication of JPH04314454A publication Critical patent/JPH04314454A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全に使用しうるドレ
ナージチューブに関し、更に詳しくは挿入が容易で留置
中に管が閉塞したり外れたりすることのない経皮胆管ド
レナージチューブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、経皮胆管ドレナージを用いて治療
することが盛んに行われるようになり、特に胆管結石、
胆道系の腫瘍などにより閉塞性黄疸が発生した際は、胆
管に溜まった胆汁を抜き取り黄疸が改善されてから手術
を行うが、このとき胆汁を抜き取るのに経皮胆管ドレナ
ージチューブを使用する。
【0003】また悪性腫瘍(癌)の末期症状としての閉
塞性黄疸の治療としては、この経皮胆管ドレナージチュ
ーブの長期間の留置が行なわれる。このドレナージチュ
ーブは、通常使用に際し、体の基部に包帯、接着テープ
等で固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
経皮胆管ドレナージチューブは、患部に挿入して留置し
た後、管の一部を包帯、接着テープ等で固定するが、固
定が不安定なため患者の動静により、即ち患者がベット
で寝返りをうったり、場合により歩行等を行ったりした
ときに、患部からはずれていまうことがしばしばあり、
これが原因で死に至らしめることもあり問題となってい
る。
【0005】また前記チューブは、柔軟性を有する管そ
のものからできているため通常は真っ直ぐな管の形状を
しているので、患部に留置後、そのチューブが折れ曲が
ってしまい管が塞がっていまうことがしばしばある。そ
こで、本発明者は、これらの種々の問題点を鋭意検討し
た結果、特に管の形状と突起との組み合わせにより前記
問題点が解決されることを見出し、ここに本発明を完成
した。
【0006】したがって、本発明の目的は、患部への挿
入が簡単に行え、またチューブが患者の動静により患部
から外れたり、閉塞されることが極めてまれな優れた経
皮胆管ドレナージチューブを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、(
1)体内挿入部と誘導部とからなるドレナージチューブ
において、該体内挿入部と誘導部との境界部分をほぼ直
角に形成し、更に体内挿入部を弓状に湾曲させてなるド
レナージチューブ。
【0008】(2)前記第1項記載の境界部分に形成さ
れた直角部近傍の誘導部に少なくとも1対の突起を形成
してなるドレナージチューブ。 (3)前記第1項又は第2項記載のドレナージチューブ
の材質がポリウレタン樹脂であることを特徴とするドレ
ナージチューブにより、それぞれ達成される。 以下、本発明を更に具体的に説明する。
【0009】本発明は、ドレナージチューブの体内挿入
部と誘導部との境界部分を、特にポリウレタン樹脂を用
いてほぼ直角に形成することにより、誘導部分が体に密
着するため、患者が動静しても管が潰れることがなく、
安定して液の排出ができる。また管の先端部、即ち体内
への挿入部分を弓状に湾曲させることにより、患部へ容
易に挿入することができる。更に本発明の主要な効果は
、管に突起を設けることにより管を安定して留置するこ
とができることでる。
【0010】本発明において、管の形状をほぼ直角に形
成したり、弓状に湾曲させるには、通常の樹脂を用いて
も成しうるが、その成形がむずかしいところ、特にポリ
ウレタン樹脂を用いた場合には、その成形が簡単にでき
るので好ましい。管の形状をほぼ直角に形成したり、弓
状に湾曲させるための成形方法は、通常この技術分野に
おいて通常行なわれている手段が用いられる。
【0011】また管に設ける突起は、少なくとも1個形
成されるが、誘導部分の直角部の近傍に隣接する2個の
突起が対をなし、これが2対又は3対あることが好まし
い。またこの突起は、種々の形状にでき、好ましくは管
の表面の円周方向に輪を形成することが好ましく、この
他円周方向に切れ目の入った輪や管軸に沿って円または
楕円の突起を形成してもよい。
【0012】本発明に用いられるドレナージチューブの
管径は、5Fr〜24Frであり、好ましくは7Fr〜
12Frである。また本発明に用いられるドレナージチ
ューブの長さは、使用目的により異なり、例えば25c
m〜100cmの範囲で用いることが好ましい。更に挿
入部分は7〜15cmの長さの範囲が好ましい。
【0013】本発明に用いられるドレナージチューブの
材質は、特に限定されるものではなく、例えばポリウレ
タン、ポリエチレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、テフ
ロン、シリコーンエラストマー等が上げられるが、特に
好ましくはポリウレタン樹脂である。本発明に用いられ
るドレナージチューブの製造方法は、圧縮用を巾広の輪
を2個、巾狭の輪を1個に切断し、計3個の輪を1組と
して両側に巾広の輪をおく形で針金を通したドレナージ
チューブにかぶせる。
【0014】チューブにかぶせた3個の圧縮用チューブ
の輪を所定の位置に配置した後、ドレナージチューブを
回転させながら加熱し、同時に両側に配置された巾広の
輪を押しつけることにより突起用の輪が均等に形成され
る。このようにして突起用の輪を該ドレナージチューブ
に形成した後、圧縮用の輪を3個とも除去する。以下同
様にして複数の突起用の輪を形成する。
【0015】次に本発明のドレナージチューブの使用方
法を説明すると、患部の所定の位置にドレナージチュー
ブの先端部分を挿入した後、誘導部分に設けられた突起
に、例えば糸等で体表に固定する。このようにすること
により、患者の動静にかかわらず安定して固定されると
共に直角部分で管が閉塞されることがなく液の排出も容
易に行える。
【0016】本発明のドレナージチューブの使用方法の
一例を挙げると、癌末期患者などでこのドレナージチュ
ーブを長期間留置する際は、刺入部の皮膚に小切開を加
え、本発明のドレナージチューブを挿入した後、突起部
を糸で筋膜に固定し、誘導部を皮下に通し、下腹部の皮
膚から体表に出す。このように皮下にドレナージチュー
ブを留置することにより安全に患者の生活の質(Qua
lity  of  life)の向上を図ることが可
能である。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照して説
明するが、本発明はこれらの例によって限定されるもの
ではない。図1は、本発明の経皮胆管ドレナージチュー
ブ1を示す断面図であり、先端部2の体内挿入部Aと誘
導部分Bとからなっている。この体内挿入部Aの先端に
は小孔3をする。体内挿入部Aと誘導部分Bは、ほぼ直
角5に形成されており、これにより管が折れ曲がって塞
がれることがないばかりでなく、誘導部分Bが体表に密
着するので好ましい。
【0018】誘導部分Bは、直角部5の近傍に突起4を
3対設けたもので、その突起4の形状は、管の表面に円
周方向に設けられた輪である。このドレナージチューブ
1は、体内挿入部Aの先端部を患部に向かって挿入し所
定の位置に到達したところで、挿入を止め、チューブ1
の後端部が体の下方を向くように突起部分を糸で体表面
に固定する。排出液は、後端の排出口6から排出される
ので、ここに容器を接続する。これにより患者は自由に
体を動かすことができ、更に進んで歩行することもでき
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は、体内挿入部と誘導部との境界
部分をほぼ直角に形成したので、管径が潰れることなく
、また管の配置が安定して設置できる効果を有する。 更に体内挿入部を弓状に形成したので、挿入が容易であ
る。
【0020】更にまた本発明では、管の直角部が形成さ
れている近傍の誘導部分に突起を形成したので、チュー
ブの体表面への固定が強固に行なえる。したがって患者
の動静に対してもチューブが外れることがないというよ
り安全で優れた効果を奏する。更に管をポリウレタン樹
脂で形成したので、十分直角に曲げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の経皮胆管ドレナージチューブを示す断
面図である。
【符号の説明】
1  経皮胆管ドレナージチューブ 2  先端部 3  小孔 4  突起 5  直角部 6  排出口 A  体内挿入部 B  誘導部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  体内挿入部と誘導部とからなるドレナ
    ージチューブにおいて該体内挿入部と誘導部との境界部
    分をほぼ直角に形成し、更に体内挿入部を弓状に湾曲さ
    せてなるドレナージチューブ。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の境界部分に形成された
    直角部近傍の誘導部に少なくとも1対の突起を形成して
    なるドレナージチューブ。
  3. 【請求項3】  請求項1又は請求項2記載のドレナー
    ジチューブの材質がポウレタン樹脂であることを特徴と
    するドレナージチューブ。
JP3106406A 1991-04-12 1991-04-12 ドレナージチューブ Pending JPH04314454A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3106406A JPH04314454A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 ドレナージチューブ

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JP3106406A JPH04314454A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 ドレナージチューブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04314454A true JPH04314454A (ja) 1992-11-05

Family

ID=14432799

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3106406A Pending JPH04314454A (ja) 1991-04-12 1991-04-12 ドレナージチューブ

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JP (1) JPH04314454A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63181771A (ja) * 1987-01-21 1988-07-26 富士システムズ株式会社 胆道用カテ−テル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63181771A (ja) * 1987-01-21 1988-07-26 富士システムズ株式会社 胆道用カテ−テル

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