JPH04312321A - 電圧調整継電器 - Google Patents
電圧調整継電器Info
- Publication number
- JPH04312321A JPH04312321A JP3076331A JP7633191A JPH04312321A JP H04312321 A JPH04312321 A JP H04312321A JP 3076331 A JP3076331 A JP 3076331A JP 7633191 A JP7633191 A JP 7633191A JP H04312321 A JPH04312321 A JP H04312321A
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- Japan
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- voltage
- load
- set value
- undervoltage
- regulating relay
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- Pending
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 title claims abstract description 14
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 claims description 11
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Protection Of Transformers (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変電所などにおいて用
いられる変圧器の変圧比切換え用の電圧調整継電器に関
する。
いられる変圧器の変圧比切換え用の電圧調整継電器に関
する。
【0002】
【従来の技術】変電所では、例えば、発電所からの27
0,000V程度の高電圧を変圧器により6,600V
程度に降圧して各需要家に配電している。この場合、変
圧器の2次側電圧が一定とされても、負荷電流の増減に
伴う送電線の線路損失によって各需要家に与えられる端
末電圧は変動する。
0,000V程度の高電圧を変圧器により6,600V
程度に降圧して各需要家に配電している。この場合、変
圧器の2次側電圧が一定とされても、負荷電流の増減に
伴う送電線の線路損失によって各需要家に与えられる端
末電圧は変動する。
【0003】すなわち、負荷電流が増大する場合は端末
電圧は降下し、負荷電流が減少する場合は端末電圧は上
昇する。したがって、負荷電流が増大する場合は2次側
電圧を高く、減少する場合は2次側電圧を低くするよう
に変圧器の変圧比を調整している。
電圧は降下し、負荷電流が減少する場合は端末電圧は上
昇する。したがって、負荷電流が増大する場合は2次側
電圧を高く、減少する場合は2次側電圧を低くするよう
に変圧器の変圧比を調整している。
【0004】この調整動作は、CT(変流器)からの負
荷電流およびPT(計器用変圧器)からの2次側電圧に
応じて電圧調整継電器によって変圧器の変圧比切換用の
タップを切換制御することにより行っている。
荷電流およびPT(計器用変圧器)からの2次側電圧に
応じて電圧調整継電器によって変圧器の変圧比切換用の
タップを切換制御することにより行っている。
【0005】図4は、かかる従来例の調整動作を説明す
るための2次側電圧と負荷電流との関係を示す特性図で
ある。この調整動作は、基準となる直線状の整定値デー
タAに対して、正負一定範囲内の不感帯Bに納まるよう
に前記タップを切換えるものである。
るための2次側電圧と負荷電流との関係を示す特性図で
ある。この調整動作は、基準となる直線状の整定値デー
タAに対して、正負一定範囲内の不感帯Bに納まるよう
に前記タップを切換えるものである。
【0006】さらに、PTからの2次側電圧が、整定値
データAから大幅に外れて上限の検出設定電圧Cあるい
は下限の検出設定電圧Dから外れて図4の斜線部分に入
った場合には、過電圧または不足電圧として警報を発す
るように構成されている。
データAから大幅に外れて上限の検出設定電圧Cあるい
は下限の検出設定電圧Dから外れて図4の斜線部分に入
った場合には、過電圧または不足電圧として警報を発す
るように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような過不足電圧
の検出は、負荷電流の値に拘わらず、常に一定の上限検
出電圧Cあるいは下限検出電圧Dを設定して行っている
ために、軽負荷時にPTからの2次側電圧が、例えば、
図4の点Gで示されるように過大であったとしても、警
報は発せられず、上限検出電圧Cを越えたときに警報が
発せられることになり、逆に、重負荷時にPTからの2
次側電圧が、例えば、図4の点Hで示されるように不足
電圧であったとしても、警報は発せられず、下限検出電
圧を下回ったときに警報が発せられることになる。
の検出は、負荷電流の値に拘わらず、常に一定の上限検
出電圧Cあるいは下限検出電圧Dを設定して行っている
ために、軽負荷時にPTからの2次側電圧が、例えば、
図4の点Gで示されるように過大であったとしても、警
報は発せられず、上限検出電圧Cを越えたときに警報が
発せられることになり、逆に、重負荷時にPTからの2
次側電圧が、例えば、図4の点Hで示されるように不足
電圧であったとしても、警報は発せられず、下限検出電
圧を下回ったときに警報が発せられることになる。
【0008】すなわち、従来では、軽負荷時には過電圧
、重負荷時には不足電圧の検出に遅れが生じて警報が遅
れてしまうという難点がある。
、重負荷時には不足電圧の検出に遅れが生じて警報が遅
れてしまうという難点がある。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、負荷の状態に拘わらず、過不足電圧を素早く
検出できるようにすることを目的とする。
であって、負荷の状態に拘わらず、過不足電圧を素早く
検出できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
を達成するために、次のように構成している。
【0011】すなわち、本発明は、2次側電圧の過不足
を検出する機能を有し、かつ、負荷電流および前記2次
側電圧に基づいて、該2次側電圧が、整定値データを基
準とした所定の不感帯に納まるように変圧器の変圧比切
換用タップの切換制御を行う電圧調整継電器であって、
前記過不足を検出するための設定電圧値を、負荷変動に
応じて前記整定値データに対応させて変化させるように
している。
を検出する機能を有し、かつ、負荷電流および前記2次
側電圧に基づいて、該2次側電圧が、整定値データを基
準とした所定の不感帯に納まるように変圧器の変圧比切
換用タップの切換制御を行う電圧調整継電器であって、
前記過不足を検出するための設定電圧値を、負荷変動に
応じて前記整定値データに対応させて変化させるように
している。
【0012】
【作用】上記構成によれば、2次側電圧の過不足を検出
するための設定電圧値を、負荷変動に応じて整定値デー
タに対応させて変化させるので、前記設定電圧値が負荷
変動に拘わらず一定であった従来例に比べて、軽負荷時
の過電圧、重負荷時の不足電圧の検出が素早く行えるこ
とになる。
するための設定電圧値を、負荷変動に応じて整定値デー
タに対応させて変化させるので、前記設定電圧値が負荷
変動に拘わらず一定であった従来例に比べて、軽負荷時
の過電圧、重負荷時の不足電圧の検出が素早く行えるこ
とになる。
【0013】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例について
、詳細に説明する。
、詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例のブロック図で
あり、同図において、1は本発明の係る電圧調整継電器
、2は変圧器、3はPT(計器用変圧器)、4はCT(
変流器)、5は警報器である。
あり、同図において、1は本発明の係る電圧調整継電器
、2は変圧器、3はPT(計器用変圧器)、4はCT(
変流器)、5は警報器である。
【0015】電圧調整継電器1は、上述の従来例と同様
に、PT3およびCT4からそれぞれ与えられる2次側
電圧および負荷電流に基づいて、予め記憶されている整
定値データを基準とした不感帯に2次側電圧が納まるよ
うに変圧器2の変圧比切換用タップに切換制御信号を出
力する。
に、PT3およびCT4からそれぞれ与えられる2次側
電圧および負荷電流に基づいて、予め記憶されている整
定値データを基準とした不感帯に2次側電圧が納まるよ
うに変圧器2の変圧比切換用タップに切換制御信号を出
力する。
【0016】さらに、この電圧調整継電器1は、2次側
電圧に過不足が生じたときには、それを検出して警報器
5に検出信号を出力して警報を発するように構成されて
いる。
電圧に過不足が生じたときには、それを検出して警報器
5に検出信号を出力して警報を発するように構成されて
いる。
【0017】この実施例では、負荷の状態に拘わらず、
2次側電圧の過不足を素早く検出できるようにするため
に、2次側電圧の過不足を検出するための上限および下
限の設定電圧値を、負荷変動に応じて整定値データに対
応させて変化させるように構成している。
2次側電圧の過不足を素早く検出できるようにするため
に、2次側電圧の過不足を検出するための上限および下
限の設定電圧値を、負荷変動に応じて整定値データに対
応させて変化させるように構成している。
【0018】すなわち、図2は、この実施例の2次側電
圧と負荷電流との関係を示す特性図であり、この図2に
示されるように、過不足電圧検出の境界となる上限設定
電圧Eは、整定値データAに対して、例えば、5%大き
な値に設定され、下限設定電圧Fは、整定値データAに
対して、例えば、5%小さな値に設定されている。
圧と負荷電流との関係を示す特性図であり、この図2に
示されるように、過不足電圧検出の境界となる上限設定
電圧Eは、整定値データAに対して、例えば、5%大き
な値に設定され、下限設定電圧Fは、整定値データAに
対して、例えば、5%小さな値に設定されている。
【0019】したがって、軽負荷時に2次側電圧が、上
限設定電圧Eを越えると直ちに警報が発せられることに
なり、逆に、重負荷時に2次側電圧が、下限設定電圧F
を下回ると、直ちに警報が発せられることになる。
限設定電圧Eを越えると直ちに警報が発せられることに
なり、逆に、重負荷時に2次側電圧が、下限設定電圧F
を下回ると、直ちに警報が発せられることになる。
【0020】これによって、負荷電流の値に拘わらず、
常に一定の上限検出電圧Cあるいは下限検出電圧Dを設
定している図4の従来例に比べて、過不足電圧を素早く
検出できることになる。
常に一定の上限検出電圧Cあるいは下限検出電圧Dを設
定している図4の従来例に比べて、過不足電圧を素早く
検出できることになる。
【0021】図3は、以上の制御を行う電圧調整継電器
1の機能ブロック図である。
1の機能ブロック図である。
【0022】制御手段6は、CT4からの負荷電流およ
びPT3からの2次側電圧に応じて、記憶手段7に予め
記憶されている整定値データAを基準とした不感帯Bに
、2次側電圧が入るようにタップ切換制御信号を出力す
る。
びPT3からの2次側電圧に応じて、記憶手段7に予め
記憶されている整定値データAを基準とした不感帯Bに
、2次側電圧が入るようにタップ切換制御信号を出力す
る。
【0023】過不足の検出の境界となる上限検出電圧お
よび下限検出電圧の設定手段8は、負荷電流に応じた整
定値データAに対して、5%大きい、あるいは、5%小
さい値を上限あるいは下限の設定電圧値としてそれぞれ
設定する。
よび下限検出電圧の設定手段8は、負荷電流に応じた整
定値データAに対して、5%大きい、あるいは、5%小
さい値を上限あるいは下限の設定電圧値としてそれぞれ
設定する。
【0024】比較検出手段9では、PT3からの電圧値
が、設定手段8で設定された上限設定電圧値より大きい
か、あるいは、下限設定電圧値より小さいかを比較し、
上限設定電圧値より大きいとき、あるいは、下限設定電
圧値より小さいときには、過不足電圧検出信号を警報器
5に出力して警報を発するものである。
が、設定手段8で設定された上限設定電圧値より大きい
か、あるいは、下限設定電圧値より小さいかを比較し、
上限設定電圧値より大きいとき、あるいは、下限設定電
圧値より小さいときには、過不足電圧検出信号を警報器
5に出力して警報を発するものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2次側電
圧の過不足を検出するための設定電圧値を、負荷変動に
応じて整定値データに対応させて変化させるので、前記
設定電圧値が負荷変動に拘わらず一定であった従来例に
比べて、軽負荷時の過電圧、重負荷時の不足電圧の検出
が素早く行えることになる。
圧の過不足を検出するための設定電圧値を、負荷変動に
応じて整定値データに対応させて変化させるので、前記
設定電圧値が負荷変動に拘わらず一定であった従来例に
比べて、軽負荷時の過電圧、重負荷時の不足電圧の検出
が素早く行えることになる。
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1の実施例の2次側電圧と負荷電流との関係
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図1の実施例の機能ブロック図である。
【図4】従来例の2次側電圧と負荷電流との関係を示す
図である。
図である。
1 電圧調整継電器
2 変圧器
Claims (1)
- 【請求項1】2次側電圧の過不足を検出する機能を有し
、かつ、負荷電流および前記2次側電圧に基づいて、該
2次側電圧が、整定値データを基準とした所定の不感帯
に納まるように変圧器の変圧比切換用タップの切換制御
を行う電圧調整継電器であって、前記過不足を検出する
ための設定電圧値を、負荷変動に応じて前記整定値デー
タに対応させて変化させることを特徴とする電圧調整継
電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3076331A JPH04312321A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 電圧調整継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3076331A JPH04312321A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 電圧調整継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04312321A true JPH04312321A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=13602372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3076331A Pending JPH04312321A (ja) | 1991-04-09 | 1991-04-09 | 電圧調整継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04312321A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105958435A (zh) * | 2016-06-24 | 2016-09-21 | 中航太克(厦门)电力技术股份有限公司 | 一种基于fpga的电网过欠压检测电路及方法 |
CN106099833A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-11-09 | 浙江中凯科技股份有限公司 | 一种电流或者电压设置方法及装置 |
-
1991
- 1991-04-09 JP JP3076331A patent/JPH04312321A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106099833A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-11-09 | 浙江中凯科技股份有限公司 | 一种电流或者电压设置方法及装置 |
CN105958435A (zh) * | 2016-06-24 | 2016-09-21 | 中航太克(厦门)电力技术股份有限公司 | 一种基于fpga的电网过欠压检测电路及方法 |
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