JPH04312224A - 減衰器 - Google Patents
減衰器Info
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- JPH04312224A JPH04312224A JP10645691A JP10645691A JPH04312224A JP H04312224 A JPH04312224 A JP H04312224A JP 10645691 A JP10645691 A JP 10645691A JP 10645691 A JP10645691 A JP 10645691A JP H04312224 A JPH04312224 A JP H04312224A
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- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 9
- 238000013016 damping Methods 0.000 abstract description 4
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/3207—Constructional features
- F16F9/3214—Constructional features of pistons
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/3271—Assembly or repair
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/44—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
- F16F9/46—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
- F16F9/465—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall using servo control, the servo pressure being created by the flow of damping fluid, e.g. controlling pressure in a chamber downstream of a pilot passage
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニヤソレノイドの励
磁電流によって減衰力を制御するようにした減衰器に関
するものである。
磁電流によって減衰力を制御するようにした減衰器に関
するものである。
【0002】
【発明の背景】自動車や自動二輪車等の車輛に用いられ
る減衰器では、走行条件によって減衰力を自由に変更で
きるのが望ましい。そこで出願人は、減衰器の伸縮量お
よび伸縮速度を検出し、減衰器のピストンに設けた油路
を開閉する切換弁の作動圧をリニヤソレノイドによって
変化させるものを提案した(例えば特開平2−8553
5号、特開平2−182514号参照)。
る減衰器では、走行条件によって減衰力を自由に変更で
きるのが望ましい。そこで出願人は、減衰器の伸縮量お
よび伸縮速度を検出し、減衰器のピストンに設けた油路
を開閉する切換弁の作動圧をリニヤソレノイドによって
変化させるものを提案した(例えば特開平2−8553
5号、特開平2−182514号参照)。
【0003】ここに用いた減衰器は、シリンダ内に2つ
の主油室を画成するピストンと、このピストン内に設け
られピストンに第1・第2副油室を画成する切換弁と、
これら第1・第2副油室間に介在するオリフィスとを備
え、第1副油室に高圧側主油室の油圧を導く一方、第2
副油室内圧がリニヤソレノイドにより設定される圧力を
超えることにより前記切換弁を移動させて両主油室間の
油路を開き減衰力を制御するようにしたものである。
の主油室を画成するピストンと、このピストン内に設け
られピストンに第1・第2副油室を画成する切換弁と、
これら第1・第2副油室間に介在するオリフィスとを備
え、第1副油室に高圧側主油室の油圧を導く一方、第2
副油室内圧がリニヤソレノイドにより設定される圧力を
超えることにより前記切換弁を移動させて両主油室間の
油路を開き減衰力を制御するようにしたものである。
【0004】しかしこの既提案のものは、共通1つのピ
ストンボデーに主油路やパイロット通路を形成するだけ
でなく、ここに切換弁、パイロット弁、チェック弁等も
装着していた。このため構造が複雑で組立性が悪く、生
産性も悪いという問題があった。またこれらは全体を組
合せた状態でないと減衰器のテストが行えず、調整、テ
ストがやりにくいという問題もあった。
ストンボデーに主油路やパイロット通路を形成するだけ
でなく、ここに切換弁、パイロット弁、チェック弁等も
装着していた。このため構造が複雑で組立性が悪く、生
産性も悪いという問題があった。またこれらは全体を組
合せた状態でないと減衰器のテストが行えず、調整、テ
ストがやりにくいという問題もあった。
【0005】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、組立性が良く生産性が向上すると共に、全
体を組立てる前の状態で適宜の機能を持つように組合せ
た各コンポーネントを単独でテストできるようにして調
整もし易くできるようにした減衰器を提供することを目
的とする。
ものであり、組立性が良く生産性が向上すると共に、全
体を組立てる前の状態で適宜の機能を持つように組合せ
た各コンポーネントを単独でテストできるようにして調
整もし易くできるようにした減衰器を提供することを目
的とする。
【0006】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、高圧側主油
室内圧が導かれる副油室と、この副油室内圧がリニヤソ
レノイドの設定圧を越えると開いてパイロット通路を介
してこの副油室から低圧側主油室に作動油を逃がすパイ
ロット弁と、この副油室内圧と高圧側主油室内圧との差
圧の増減によって両主油室間をつなぐ主油路を開閉する
ポペット弁とを備える減衰器であって、前記パイロット
弁とパイロット通路とリニヤソレノイドとを一体化し組
込んだパイロット弁ハウジングと、前記ポペット弁およ
び主油路を組込んだ主油路ハウジング部とが、一端が開
いた筒状ピストンハウジング内へ順に積層装填され固定
されていることを特徴とする減衰器、により達成される
。
室内圧が導かれる副油室と、この副油室内圧がリニヤソ
レノイドの設定圧を越えると開いてパイロット通路を介
してこの副油室から低圧側主油室に作動油を逃がすパイ
ロット弁と、この副油室内圧と高圧側主油室内圧との差
圧の増減によって両主油室間をつなぐ主油路を開閉する
ポペット弁とを備える減衰器であって、前記パイロット
弁とパイロット通路とリニヤソレノイドとを一体化し組
込んだパイロット弁ハウジングと、前記ポペット弁およ
び主油路を組込んだ主油路ハウジング部とが、一端が開
いた筒状ピストンハウジング内へ順に積層装填され固定
されていることを特徴とする減衰器、により達成される
。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部断面図、図2
はポペット弁の各部断面積を示すII−II線断面図、
図3は圧縮時の作動油の流れを示す図、図4は伸長時の
作動油の流れを示す図、図5は各コンポーネントの分解
図である。
はポペット弁の各部断面積を示すII−II線断面図、
図3は圧縮時の作動油の流れを示す図、図4は伸長時の
作動油の流れを示す図、図5は各コンポーネントの分解
図である。
【0008】図1において符号10はシリンダ、12は
このシリンダ10内に2つの主油室14、16を画成す
るピストンである。ピストン12は一端が開いた筒型の
ピストンハウジング18を備え、このピストンハウジン
グ18の閉じた端面はピストンロッド20に溶接されて
いる。22はこの溶接に伴い発生するビードである。シ
リンダハウジング18の開口側の外周にはシールリング
24が装着されている。このようにピストンハウジング
18をピストンロッド20に溶接することにより、両者
の軸心のずれを小さくし精度を向上することができる。
このシリンダ10内に2つの主油室14、16を画成す
るピストンである。ピストン12は一端が開いた筒型の
ピストンハウジング18を備え、このピストンハウジン
グ18の閉じた端面はピストンロッド20に溶接されて
いる。22はこの溶接に伴い発生するビードである。シ
リンダハウジング18の開口側の外周にはシールリング
24が装着されている。このようにピストンハウジング
18をピストンロッド20に溶接することにより、両者
の軸心のずれを小さくし精度を向上することができる。
【0009】ピストンロッド20の中心軸上には、絶縁
材26を介して電極棒28が挿入され、ピストンハウジ
ング18の内側からはコイルばね30を介して電極32
が装填されている。
材26を介して電極棒28が挿入され、ピストンハウジ
ング18の内側からはコイルばね30を介して電極32
が装填されている。
【0010】40はパイロット弁ハウジングである。こ
のパイロット弁ハウジング40には、パイロット弁42
、パイロット通路44、リニヤソレノイド46が一体に
組込まれている。このハウジング40の上面すなわちピ
ストンハウジング18の内底面に対向する面には、ソレ
ノイド装填室48が開口し、ここにプランジャ50およ
びコイル組立体52が順に装填される。ここにコイル組
立体52は、プランジャ50を囲むステンレス鋼などの
非磁性材で作られたプランジャケース54と、その周囲
に取付けられたコイル56とを樹脂58で固めたもので
あり、その上面には電極60、62が現れている。
のパイロット弁ハウジング40には、パイロット弁42
、パイロット通路44、リニヤソレノイド46が一体に
組込まれている。このハウジング40の上面すなわちピ
ストンハウジング18の内底面に対向する面には、ソレ
ノイド装填室48が開口し、ここにプランジャ50およ
びコイル組立体52が順に装填される。ここにコイル組
立体52は、プランジャ50を囲むステンレス鋼などの
非磁性材で作られたプランジャケース54と、その周囲
に取付けられたコイル56とを樹脂58で固めたもので
あり、その上面には電極60、62が現れている。
【0011】パイロット弁42は、ハウジング40の下
面に開口する弁孔64と、この弁孔64を開閉する弁体
66とを備える。弁体66は前記プランジャ50に一体
に形成されている。
面に開口する弁孔64と、この弁孔64を開閉する弁体
66とを備える。弁体66は前記プランジャ50に一体
に形成されている。
【0012】パイロット通路44はハウジング40の下
部にあり、パイロット弁42から半径方向に延びてハウ
ジング40の外周面に開口する。なおこの開口部分には
作動油の外周方向への流れのみを許容するボール・チェ
ック弁68、68が装着されている。またこのパイロッ
ト通路44はチェック弁68の内径側で下へ分岐してハ
ウジング40の下面に開口し、後記する主油路ハウジン
グ部80側のパイロット通路120に連通する。
部にあり、パイロット弁42から半径方向に延びてハウ
ジング40の外周面に開口する。なおこの開口部分には
作動油の外周方向への流れのみを許容するボール・チェ
ック弁68、68が装着されている。またこのパイロッ
ト通路44はチェック弁68の内径側で下へ分岐してハ
ウジング40の下面に開口し、後記する主油路ハウジン
グ部80側のパイロット通路120に連通する。
【0013】このように1つのコンポーネントとして構
成されたパイロット弁ハウジング40は、ピストンハウ
ジング18の開口から図5に示すように挿入される。こ
の時ソレノイド46の中央の電極60がピストンハウジ
ング18の内底面に突出する電極32を押圧する。また
他の電極62はピストンハウジング18の内底面に接触
する。すなわちこのソレノイド46の励磁電流は、電極
棒26とピストンロッド20とを介して流れる。またピ
ストンハウジング18には、このパイロット弁ハウジン
グ40を装填した状態でチェック弁68、68が上の主
油室14に連通する開口70、70が形成されている。
成されたパイロット弁ハウジング40は、ピストンハウ
ジング18の開口から図5に示すように挿入される。こ
の時ソレノイド46の中央の電極60がピストンハウジ
ング18の内底面に突出する電極32を押圧する。また
他の電極62はピストンハウジング18の内底面に接触
する。すなわちこのソレノイド46の励磁電流は、電極
棒26とピストンロッド20とを介して流れる。またピ
ストンハウジング18には、このパイロット弁ハウジン
グ40を装填した状態でチェック弁68、68が上の主
油室14に連通する開口70、70が形成されている。
【0014】80は主油路ハウジング部であり、ポペッ
ト弁82および主油路84を含む。主油路84は、ピス
トンハウジング18の側面に設けた開口86、86と主
油路ハウジング部80の下面に形成した開口88とを連
通する。この開口88は主油路ハウジング80の上面に
開いたポペット弁装填室90に連する。この装填室90
の内径は開口88の内径より大きく設定され、開口88
の装填室90側の縁には水平な段部92が形成される。
ト弁82および主油路84を含む。主油路84は、ピス
トンハウジング18の側面に設けた開口86、86と主
油路ハウジング部80の下面に形成した開口88とを連
通する。この開口88は主油路ハウジング80の上面に
開いたポペット弁装填室90に連する。この装填室90
の内径は開口88の内径より大きく設定され、開口88
の装填室90側の縁には水平な段部92が形成される。
【0015】ポペット弁82はポペット弁装填室90に
上方から装填され、開口88から下方へ突出する整流傘
部94と、開口88の段部92に係合する弁板部96と
、主油路84内に臨む環状溝98と、装填室90内を摺
動するスリーブ部100とを有する。弁板部96の半径
r1 は図1、2に示すように、開口88とほぼ同一径
であり、4ケ所に外径方向に突出する爪102を有する
。これらの爪102が段部92に当接してこの開口88
を閉じる。ここにスリーブ部100の半径r3 は開口
88の半径r1 よりも大きく、例えば面積は、π(r
32−r12)2 =2πr12となるように設定する
。
上方から装填され、開口88から下方へ突出する整流傘
部94と、開口88の段部92に係合する弁板部96と
、主油路84内に臨む環状溝98と、装填室90内を摺
動するスリーブ部100とを有する。弁板部96の半径
r1 は図1、2に示すように、開口88とほぼ同一径
であり、4ケ所に外径方向に突出する爪102を有する
。これらの爪102が段部92に当接してこの開口88
を閉じる。ここにスリーブ部100の半径r3 は開口
88の半径r1 よりも大きく、例えば面積は、π(r
32−r12)2 =2πr12となるように設定する
。
【0016】スリーブ部100には装填室90側へ開く
凹部が形成され、この凹部はパイロット弁42に臨む副
油室104を形成する。またこの凹部にはコイルばね1
06が装填され、このばね106はポペット弁82が開
口88を閉じる方向に付勢する。
凹部が形成され、この凹部はパイロット弁42に臨む副
油室104を形成する。またこの凹部にはコイルばね1
06が装填され、このばね106はポペット弁82が開
口88を閉じる方向に付勢する。
【0017】このポペット弁82には、整流傘部94に
設けたオリフィス108およびチェック弁110を介し
て、下の主油室16から副油室104へ作動油を流すパ
イロット通路112が形成されている。また環状溝98
には上の主油室14から主油路84を介して副油室10
4に油を導くオリフィス114およびチェック弁116
が設けられている。
設けたオリフィス108およびチェック弁110を介し
て、下の主油室16から副油室104へ作動油を流すパ
イロット通路112が形成されている。また環状溝98
には上の主油室14から主油路84を介して副油室10
4に油を導くオリフィス114およびチェック弁116
が設けられている。
【0018】一方この主油路ハウジング80には、前記
パイロット通路44にチェック弁118を介して連通す
るパイロット通路120が形成され、パイロット通路4
4から作動油を下の主油室16に導くものである。
パイロット通路44にチェック弁118を介して連通す
るパイロット通路120が形成され、パイロット通路4
4から作動油を下の主油室16に導くものである。
【0019】このピストン12を組立てるためには、予
めパイロット弁ハウジング40と主油路ハウジング部8
0とに、それぞれの部品を組付けて予備組立てしておき
、これをピストンハウジング18に図5に示すように順
に装填する。そしてこのピストンハウジング18の開口
縁を例えばかしめることによってこれらを固定すればよ
い。なお適宜の位置に0リングなどのシール122、1
24、126、128、130を装着しておく。
めパイロット弁ハウジング40と主油路ハウジング部8
0とに、それぞれの部品を組付けて予備組立てしておき
、これをピストンハウジング18に図5に示すように順
に装填する。そしてこのピストンハウジング18の開口
縁を例えばかしめることによってこれらを固定すればよ
い。なお適宜の位置に0リングなどのシール122、1
24、126、128、130を装着しておく。
【0020】
【作用】圧縮時においては、ピストン12が図3に示す
ように下向きに押される。このため下の主油室16が昇
圧し、作動油がオリフィス108、パイロット通路11
2、チェック弁110を通って副油室104に入るから
、副油室104が昇圧する。一方パイロット弁42の弁
体66はリニヤソレノイド46の電流で設定された力で
弁孔64を閉じているから副油室104の内圧がこのパ
イロット弁42の設定圧を越えるとパイロット弁42が
開き、作動油はパイロット通路44からチェック弁68
を通って上の主油室14に逃げる。このため副油室10
4が減圧するから、ポペット弁82は下の主油室16の
圧力により押上げられ、弁板部96が開口88の段部9
2から離れる。すなわち主油路84が開き、主油室16
から主油室14へ油が流れる。両主油室14、16の差
圧が一定以下になるとポペット弁42がコイルばね10
6により戻されて主油路84を閉じる。以上の動作を繰
り返すことによりピストン12は下降してゆく。
ように下向きに押される。このため下の主油室16が昇
圧し、作動油がオリフィス108、パイロット通路11
2、チェック弁110を通って副油室104に入るから
、副油室104が昇圧する。一方パイロット弁42の弁
体66はリニヤソレノイド46の電流で設定された力で
弁孔64を閉じているから副油室104の内圧がこのパ
イロット弁42の設定圧を越えるとパイロット弁42が
開き、作動油はパイロット通路44からチェック弁68
を通って上の主油室14に逃げる。このため副油室10
4が減圧するから、ポペット弁82は下の主油室16の
圧力により押上げられ、弁板部96が開口88の段部9
2から離れる。すなわち主油路84が開き、主油室16
から主油室14へ油が流れる。両主油室14、16の差
圧が一定以下になるとポペット弁42がコイルばね10
6により戻されて主油路84を閉じる。以上の動作を繰
り返すことによりピストン12は下降してゆく。
【0021】伸長時においては、ピストン12は図4に
示すように上向きに引かれる。このため上の主油室14
が昇圧し、その圧力は主油路84を介してポペット弁8
2の環状溝98に導かれる。そしてこの環状溝98から
オリフィス114、チェック弁116を介して副油室1
04に油が入る。副油室104の内圧が、リニヤソレノ
イド46で設定された圧力を越えるとパイロット弁42
が開き、油はパイロット通路44、チェック弁118、
パイロット通路120を経て下の主油室16に逃げる。 このため副油室104が減圧しポペット弁82が上昇し
て主油路84が開く。従って主油室14から主油室16
へ油が流れ、両主油室14、16の差圧が一定以下にな
ると主油路84が閉じ、以上の動作を繰り返しながらピ
ストン12は上昇してゆく。
示すように上向きに引かれる。このため上の主油室14
が昇圧し、その圧力は主油路84を介してポペット弁8
2の環状溝98に導かれる。そしてこの環状溝98から
オリフィス114、チェック弁116を介して副油室1
04に油が入る。副油室104の内圧が、リニヤソレノ
イド46で設定された圧力を越えるとパイロット弁42
が開き、油はパイロット通路44、チェック弁118、
パイロット通路120を経て下の主油室16に逃げる。 このため副油室104が減圧しポペット弁82が上昇し
て主油路84が開く。従って主油室14から主油室16
へ油が流れ、両主油室14、16の差圧が一定以下にな
ると主油路84が閉じ、以上の動作を繰り返しながらピ
ストン12は上昇してゆく。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のように、パイロット弁、
パイロット通路、リニヤソレノイドを一体化して組付け
たパイロット弁ハウジングと、ポペット弁および主油路
を一体化して組付けた主油路ハウジング部とをそれぞれ
独立したコンポーネントとして用意し、これらを一端が
開いたピストンハウジング内へその開口側から順に積層
して装填し、固定したものである。従って組立てが容易
になり、各コンポーネントを別々に作ることができるの
で生産性が向上する。またパイロット弁ハウジングおよ
び主油路ハウジング部の各コンポーネントは予め組立て
て独立にテストを行うことが可能になる。例えば正常な
一方のコンポーネントに、テストする他のコンポーネン
トを組合せてテストを行うことができる。このためテス
ト、調整がし易くなる。
パイロット通路、リニヤソレノイドを一体化して組付け
たパイロット弁ハウジングと、ポペット弁および主油路
を一体化して組付けた主油路ハウジング部とをそれぞれ
独立したコンポーネントとして用意し、これらを一端が
開いたピストンハウジング内へその開口側から順に積層
して装填し、固定したものである。従って組立てが容易
になり、各コンポーネントを別々に作ることができるの
で生産性が向上する。またパイロット弁ハウジングおよ
び主油路ハウジング部の各コンポーネントは予め組立て
て独立にテストを行うことが可能になる。例えば正常な
一方のコンポーネントに、テストする他のコンポーネン
トを組合せてテストを行うことができる。このためテス
ト、調整がし易くなる。
【図1】本発明の一実施例の要部断面図
【図2】ポペッ
ト弁の各部断面積を示すII−II線断面図
ト弁の各部断面積を示すII−II線断面図
【図3】圧
縮時の油の流れを示す図
縮時の油の流れを示す図
【図4】伸長時の油の流れを示す図
【図5】各コンポーネントの分解図
12 ピストン
18 ピストンハウジング
40 パイロット弁ハウジング
42 パイロット弁
44、112、120 パイロット通路46 リニ
ヤソレノイド 80 主油路ハウジング部 82 ポペット弁 84 主油路 104 副油室
ヤソレノイド 80 主油路ハウジング部 82 ポペット弁 84 主油路 104 副油室
Claims (1)
- 【請求項1】 高圧側主油室内圧が導かれる副油室と
、この副油室内圧がリニヤソレノイドの設定圧を越える
と開いてパイロット通路を介してこの副油室から低圧側
主油室に作動油を逃がすパイロット弁と、この副油室内
圧と高圧側主油室内圧との差圧の増減によって両主油室
間をつなぐ主油路を開閉するポペット弁とを備える減衰
器であって、前記パイロット弁とパイロット通路とリニ
ヤソレノイドとを一体化し組込んだパイロット弁ハウジ
ングと、前記ポペット弁および主油路を組込んだ主油路
ハウジング部とが、一端が開いた筒状ピストンハウジン
グ内へ順に積層装填され固定されていることを特徴とす
る減衰器。
Priority Applications (4)
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JP10645691A JPH04312224A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 減衰器 |
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EP19920106262 EP0508466B1 (en) | 1991-04-12 | 1992-04-10 | Hydraulic shock absorber |
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JP10645691A JPH04312224A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 減衰器 |
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Family Applications (1)
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JP10645691A Pending JPH04312224A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 減衰器 |
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JP (1) | JPH04312224A (ja) |
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KR100374302B1 (ko) * | 1999-02-10 | 2003-03-03 | 주식회사 만도 | 쇽 업소버의 감쇠력 가변장치 |
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-
1991
- 1991-04-12 JP JP10645691A patent/JPH04312224A/ja active Pending
-
1992
- 1992-04-10 EP EP19920106262 patent/EP0508466B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-10 DE DE1992604343 patent/DE69204343T2/de not_active Expired - Fee Related
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DE69204343T2 (de) | 1996-02-01 |
DE69204343D1 (de) | 1995-10-05 |
EP0508466B1 (en) | 1995-08-30 |
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