JPH04311622A - 二サイクル燃料噴射エンジン - Google Patents
二サイクル燃料噴射エンジンInfo
- Publication number
- JPH04311622A JPH04311622A JP10506391A JP10506391A JPH04311622A JP H04311622 A JPH04311622 A JP H04311622A JP 10506391 A JP10506391 A JP 10506391A JP 10506391 A JP10506391 A JP 10506391A JP H04311622 A JPH04311622 A JP H04311622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- scavenging
- hole
- cylinder
- fuel injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims abstract description 60
- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims abstract description 20
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 claims abstract description 50
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract description 4
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、燃料の消費量が少く
なるように改善した二サイクル燃料噴射エンジンに関す
る。
なるように改善した二サイクル燃料噴射エンジンに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】二サイクルエンジンでは、気化器で燃料
を供給するのに換えて、吸気孔などに燃料噴射弁を取付
けて、燃料を噴射し、燃料消費率を改善するように試み
られている。例えば、実公昭５９−７５３６号公報参照
。
を供給するのに換えて、吸気孔などに燃料噴射弁を取付
けて、燃料を噴射し、燃料消費率を改善するように試み
られている。例えば、実公昭５９−７５３６号公報参照
。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】二サイクルエンジンは
、シリンダーに掃気孔と排気孔が開口させてあり、ピス
トンの下死点前後で掃気孔と排気孔が同時に開口してい
る期間があり、シリンダー内の排気を掃気で排気孔に押
出しながら、掃気をシリンダー内に充填している。この
ため、掃気の一部がシリンダー内に充填されず、排気孔
に吹抜けて、燃料消費を多くする不都合がある。
、シリンダーに掃気孔と排気孔が開口させてあり、ピス
トンの下死点前後で掃気孔と排気孔が同時に開口してい
る期間があり、シリンダー内の排気を掃気で排気孔に押
出しながら、掃気をシリンダー内に充填している。この
ため、掃気の一部がシリンダー内に充填されず、排気孔
に吹抜けて、燃料消費を多くする不都合がある。
【０００４】かかる点に鑑み、この発明は、掃気孔に燃
料を噴射するもので、吹抜ける燃料を少くでき、薄い燃
料でも運転できて、燃料消費率を向上できる二サイクル
燃料噴射エンジンを得ることを目的とする。
料を噴射するもので、吹抜ける燃料を少くでき、薄い燃
料でも運転できて、燃料消費率を向上できる二サイクル
燃料噴射エンジンを得ることを目的とする。
【０００５】上記目的を達成するために、この発明の二
サイクル燃料噴射エンジンは、シリンダーの左右両側と
排気孔の反対側の三方に掃気孔を開口し、各掃気孔の出
口を同一方向に捻って開口し、排気孔の反対側に吹出す
掃気孔をシリンダーヘッド方向に向けると共に、該掃気
孔内にシリンダーヘッド方向に向けて燃料噴射弁を取付
け、下死点から掃気孔が閉じる間に燃料を噴射するよう
にしたことにある。
サイクル燃料噴射エンジンは、シリンダーの左右両側と
排気孔の反対側の三方に掃気孔を開口し、各掃気孔の出
口を同一方向に捻って開口し、排気孔の反対側に吹出す
掃気孔をシリンダーヘッド方向に向けると共に、該掃気
孔内にシリンダーヘッド方向に向けて燃料噴射弁を取付
け、下死点から掃気孔が閉じる間に燃料を噴射するよう
にしたことにある。
【０００６】
【作用】三方の掃気孔は、掃気孔が開くと共に、同一の
方向に捻ってシリンダー内に掃気が吹出し、シリンダー
内にループ流れができる。そして、この掃気で排気を排
気孔に押出す。ピストンが下死点を過ぎたところで、燃
料噴射弁によって燃料を噴射する。ピストンが下死点を
過ぎるまでは、掃気に燃料が含まれていないので、掃気
が排気孔に吹抜けても、燃料が無駄に使用されない。そ
して、燃料は、排気孔の反対側に吹出す掃気に乗せ、更
に、この掃気孔をシリンダーヘッドに向けて、他の掃気
孔より吹上げ角を大きくしてあり、加えて、下死点後に
噴射するので、燃料の吹抜けを少くできる。又、燃料噴
射をシリンダーヘッドに向けて行うので、シリンダーヘ
ッドの点火栓付近の燃料を濃くすることができ、空燃比
が薄目でも運転ができる。
方向に捻ってシリンダー内に掃気が吹出し、シリンダー
内にループ流れができる。そして、この掃気で排気を排
気孔に押出す。ピストンが下死点を過ぎたところで、燃
料噴射弁によって燃料を噴射する。ピストンが下死点を
過ぎるまでは、掃気に燃料が含まれていないので、掃気
が排気孔に吹抜けても、燃料が無駄に使用されない。そ
して、燃料は、排気孔の反対側に吹出す掃気に乗せ、更
に、この掃気孔をシリンダーヘッドに向けて、他の掃気
孔より吹上げ角を大きくしてあり、加えて、下死点後に
噴射するので、燃料の吹抜けを少くできる。又、燃料噴
射をシリンダーヘッドに向けて行うので、シリンダーヘ
ッドの点火栓付近の燃料を濃くすることができ、空燃比
が薄目でも運転ができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図１乃至図３によ
って説明する。二サイクルエンジンは、シリンダー１に
掃気孔２と排気孔３が開口してあり、ピストン４の往復
運動で開閉する。掃気孔２と排気孔３のピストン４によ
る開口タイミングは、図３に示す通りである。排気孔３
はシリンダー１の前側に開口させてあり、掃気孔２は、
シリンダー１の左右両側と、シリンダー１の排気孔３の
反対側の三方に開口させてある。各掃気孔２は、同一の
方向に捻ってあって、シリンダー１内でループ流れにな
るようにしてある。
って説明する。二サイクルエンジンは、シリンダー１に
掃気孔２と排気孔３が開口してあり、ピストン４の往復
運動で開閉する。掃気孔２と排気孔３のピストン４によ
る開口タイミングは、図３に示す通りである。排気孔３
はシリンダー１の前側に開口させてあり、掃気孔２は、
シリンダー１の左右両側と、シリンダー１の排気孔３の
反対側の三方に開口させてある。各掃気孔２は、同一の
方向に捻ってあって、シリンダー１内でループ流れにな
るようにしてある。
【０００８】掃気孔２のうち、掃気を排気孔３の反対側
に吹出す片側の掃気孔２の吹出し角をシリンダーヘッド
５の方向に向けて、他の掃気孔２よりも、吹上げ角を大
きくしてある。そして、この掃気孔２内に、シリンダー
ヘッド５の方向に向けて燃料噴射弁６を取付ける。燃料
噴射弁６による燃料噴射は、図３に示すように、下死点
から掃気孔２が閉じる間に行う。シリンダーヘッド５に
は、点火栓７を螺着してあり、点火栓７は、燃料噴射弁
６に対向する位置に設定してある。
に吹出す片側の掃気孔２の吹出し角をシリンダーヘッド
５の方向に向けて、他の掃気孔２よりも、吹上げ角を大
きくしてある。そして、この掃気孔２内に、シリンダー
ヘッド５の方向に向けて燃料噴射弁６を取付ける。燃料
噴射弁６による燃料噴射は、図３に示すように、下死点
から掃気孔２が閉じる間に行う。シリンダーヘッド５に
は、点火栓７を螺着してあり、点火栓７は、燃料噴射弁
６に対向する位置に設定してある。
【０００９】掃気孔２が開くと、掃気がループ状にシリ
ンダー１内に吹出し、シリンダー１内の排気を掃気孔３
に押出しながら、シリンダー１内に充填される。そして
、ピストン４が下死点を過ぎたところから、燃料噴射弁
６によって、燃料が噴射される。燃料が噴射されるまで
は、掃気に燃料が含まれないので、掃気が排気孔３に吹
抜けても燃料が消費されない。そして燃料は、掃気孔２
が開いている後半に、シリンダーヘッド５の方向で排気
孔３の反対側に噴射されるので、吹抜けを少くできる。 又、燃料がシリンダーヘッド５に向けられ、点火栓７の
付近が濃くなるようにしてあるので、全体の空燃比が薄
目でも点火燃焼できて運転できる。
ンダー１内に吹出し、シリンダー１内の排気を掃気孔３
に押出しながら、シリンダー１内に充填される。そして
、ピストン４が下死点を過ぎたところから、燃料噴射弁
６によって、燃料が噴射される。燃料が噴射されるまで
は、掃気に燃料が含まれないので、掃気が排気孔３に吹
抜けても燃料が消費されない。そして燃料は、掃気孔２
が開いている後半に、シリンダーヘッド５の方向で排気
孔３の反対側に噴射されるので、吹抜けを少くできる。 又、燃料がシリンダーヘッド５に向けられ、点火栓７の
付近が濃くなるようにしてあるので、全体の空燃比が薄
目でも点火燃焼できて運転できる。
【００１０】図４は、燃料消費率の計測グラフである。
Ａ線が気化器で燃料を供給するものであり、Ｂ線が吸気
孔に燃料を噴射するものである。これに対し、本発明の
ものはＣ線で示すようになり、燃料消費を少くできる。
孔に燃料を噴射するものである。これに対し、本発明の
ものはＣ線で示すようになり、燃料消費を少くできる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、掃気孔に燃料噴射をするもので、
掃気孔の掃気の吹出し方向でループ流れを発生させ、燃
料の噴射方向をシリンダーヘッドの方向で排気孔の反対
側にし、噴射タイミングを下死点後にすることによって
、燃料の吹抜けを防ぐと共に、シリンダーヘッドの点火
栓付近を濃くして薄い空燃比でも運転ができ、ループ流
れで撹拌もよく、燃料の消費の少いエンジンにすること
ができる。
ように構成したので、掃気孔に燃料噴射をするもので、
掃気孔の掃気の吹出し方向でループ流れを発生させ、燃
料の噴射方向をシリンダーヘッドの方向で排気孔の反対
側にし、噴射タイミングを下死点後にすることによって
、燃料の吹抜けを防ぐと共に、シリンダーヘッドの点火
栓付近を濃くして薄い空燃比でも運転ができ、ループ流
れで撹拌もよく、燃料の消費の少いエンジンにすること
ができる。
【図１】本発明の実施例を示す横断平面図である。
【図２】本発明の実施例を示す縦断面図である。
【図３】本発明の実施例の排気孔及び掃気孔並びに噴射
時期のタイミング図である。
時期のタイミング図である。
【図４】本発明と従来例の燃料消費率の比較グラフであ
る。
る。
１ シリンダー
２ 掃気孔
３ 排気孔
５ シリンダーヘッド
６ 燃料噴射弁
Claims (1)
- 【請求項１】 シリンダーの左右両側と排気孔の反対
側の三方に掃気孔を開口し、各掃気孔の出口を同一方向
に捻って開口し、排気孔の反対側に吹出す片側の掃気孔
をシリンダーヘッド方向に向けると共に、該掃気孔内に
シリンダーヘッド方向に向けて燃料噴射弁を取付け、下
死点から掃気孔が閉じる間に燃料を噴射することを特徴
とする二サイクル燃料噴射エンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10506391A JPH04311622A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 二サイクル燃料噴射エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10506391A JPH04311622A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 二サイクル燃料噴射エンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04311622A true JPH04311622A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=14397506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10506391A Pending JPH04311622A (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 二サイクル燃料噴射エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04311622A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104747272A (zh) * | 2013-12-26 | 2015-07-01 | 本田技研工业株式会社 | 带燃料喷射的二冲程发动机 |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP10506391A patent/JPH04311622A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104747272A (zh) * | 2013-12-26 | 2015-07-01 | 本田技研工业株式会社 | 带燃料喷射的二冲程发动机 |
| JP2015124704A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | 本田技研工業株式会社 | ２ストロークエンジン |
| US9546632B2 (en) | 2013-12-26 | 2017-01-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Two-stroke engine with fuel injection |
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