JPH0431141A - 車両用ポップアップ型マーカーランプ - Google Patents

車両用ポップアップ型マーカーランプ

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Publication number
JPH0431141A
JPH0431141A JP2135384A JP13538490A JPH0431141A JP H0431141 A JPH0431141 A JP H0431141A JP 2135384 A JP2135384 A JP 2135384A JP 13538490 A JP13538490 A JP 13538490A JP H0431141 A JPH0431141 A JP H0431141A
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JP
Japan
Prior art keywords
contact
lamp unit
housing
section
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2135384A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Matsumoto
正義 松本
Hitoshi Nakagaki
仁志 中垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, Ichikoh Industries Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2135384A priority Critical patent/JPH0431141A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば運転者の車幅測定の目安として使用さ
れる車両用のマーカーランプに係り、特に必要時にラン
プユニットを車体側の本体駆動部から突出(ポツプアッ
プ)させると共に、そのランプユニットの発光部を発光
させ、かつ不必要時に前記発光部を非発光状態になすと
共に、前記ランプユニットを車体側の本体駆動部に収納
させるポツプアップ型の車両用のマーカーランプに関す
るものである。
[従来の技術] 近年の自動車におけるアウトサイトリャビュミラーがフ
ェンダ−ミラーからドアーミラーに変ったため、運転者
か車両の前方の車幅測定の目安としてきたフェンダ−ミ
ラーか車両の前方から無くなった。この結果、車両の前
方の車幅測定か困難となり、狭い道路の通行や車庫入れ
なとにおける運転技術が難しくなり、運転者は気を配ら
なければならない。
そこで、フェンダ−ミラーの代りとして、車両の前方の
車幅測定の目安となる車両用マーカーランプが提案され
た。
この車両用マーカーランプは、発光部を備えたランプユ
ニットを車両の前方に取り付けてなるものであり、この
ランプユニットの発光部の発光状態を目視確認すること
により、従前のフェンダ−ミラーの代りに車両の前方の
車幅測定の目安となるものである。従って、狭い道路の
通行や車庫入れなどの運転技術が、以前のフェンダ−ミ
ラーを備えた車両と同様に容易となり、運転者はその分
気が楽になる。類似例としては、実開昭59−1700
47号公報に記載されたものがある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上述の従来の車両用マーカーランプは、発光
部を備えたランプユニットを車両の前方にただ単に取り
付けただけのものであるから、前方部分の曲線が大きい
デザインの車両の場合においては、その車両の前方の大
きな曲線部分により、車両の前方に位置するランプユニ
ットの発光部の発光状態を目視確認することが妨げられ
、または困難となる。その結果、従来の車両用マーカー
ランプは、前記の特殊デザインの車両の場合、車幅測定
の目安としての機能を十分に発揮することができないな
どの問題がある。
そこで、上述の従来の車両用マーカーランプを目視確認
することかできるようにするために、ランプユニットの
取付位置を後方(運転者側)に後退させたり、またはラ
ンプユニットを高くしたりすることが考えられる。
しかしながら、ランプユニットの取付位置を後方に後退
させることは、車両の前方に位置していたフェンダ−ミ
ラーが無くなったように車幅測定の目安としての機能を
低下させる。また、ランプユニット自体を高くすること
は、そのランプユニットが常時車両から高く突出してい
るため、そのランプユニットが何等かの物と接触して損
傷する虞がある。
本発明の目的は、車幅測定の目安としての機能を十分に
発揮することかでき、また損傷する虞がない等の車両用
のポツプアップ型のマーカーランプを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の問題を解決するために、車体に固定し
た固定部の筒部にスライド部を、スライド可能にかつ固
定部の筒部の開口より出没可能に配設し、そのスライド
部の中空部に発光部を配設し、前記固定部と前記スライ
ド部との間に、前記スライド部をスライドさせて前記開
口より出没させる駆動部を配設し、その駆動部および前
記発光部側と電源側との間に、前記駆動部の駆動操作お
よび前記発光部の発光状態非発光状態切替操作を行なう
操作部を接続したことを特徴とする。
[作用] 本発明は、上記の構成により、操作部の操作で、必要時
にスライド部および発光部等からなるランプユニットを
スライドさせて固定部および駆動部等からなる本体駆動
部の開口から突出(ポツプアップ)させると共に、その
ランプユニットの発光部を発光させることができる。こ
の結果、ランプユニットを上方に突出させた分、そのラ
ンプユニットの発光部の発光状態を上方の位置で目視確
認することができることとなる。このために、前方の曲
線が大きいデザインの車両で、かつその車両の前方に本
発明のマーカーランプを位置させた場合であっても、前
記ランプユニットの発光部の発光状態を十分に目視確認
することかできる。従って、車幅測定の目安としての機
能を十分に発揮することができる。
また、本発明は、前記操作部の操作で、不必要時にラン
プユニットの発光部を非発光状態になすと共に、ランプ
ユニットをスライドさせて本体駆動部に収納させること
ができる。この結果、不必要時にはランプユニットを車
体内に収納させることかできるので、ランプユニットか
何等かの物と接触して損傷するなとの虞かない。
[実施例] 以下、本発明に係るポツプアップ型マーカーランプの実
施例の内の2例を添付図面を参照して説明する。
第1図乃至第19図は本発明に係るポツプアップ型マー
カーランプの第1の実施例を示す。
図において、1は車体で、この車体1の前方には本発明
のポツプアップ型マーカーランプの取付用の穴10が設
けられている。
図において、2は固定部としてのリムである。
このリム2は本発明のマーカーランプを前記車体1に固
定するための機能と、また後述するランプユニットが上
昇下降する際のガイドとしての機能と、さらに後述する
ランプユニットを車体1内に収納する機能とを有するも
のである。
前記リム2は、第1図乃至第4図に示すように、ポリア
セタール(POM)などの合成樹脂からなり、両端が開
口した中空状の四角筒形状をなし、その筒部2aの外形
が前記車体1の取付穴10より一回り小さく、かつその
筒部2aの長さが後述するスライド部5のハウジング5
0およびレンズ51の長さとほぼ等しいかまたは若干長
い。
前記リム2の上の開口200の縁には、外形が前記車体
1の取付穴10より一回り大きい鍔部20が、外側に一
体に突設されている。また、前記リム2の上の開口20
0の縁において、その1外面にはほぼしの字形の弾性係
合部21が一体に設けれていると共に、他の3外面には
ほぼ三角形状の小突起22が一体に突設されている。一
方、前記リム2の下開口縁の4辺の中央には切欠23が
設けれていて、リム2の下開口縁には弾性が付与されて
いる。かつ前記リム2の下開口縁の対向する2辺には2
個の係合孔24がそれぞれ設けられている。この係合孔
24は、前記弾性係合部21が設けられている側面と隣
り合う側面に設けられている。
3は同じく固定部としての上ハウジングで、この上ハウ
ジング3は、第1図乃至第3図、第6図および第7図に
示すように、ABS樹脂なとの合成樹脂からなり、一端
(上端)が開口した中空状の小四角筒形状をなす上部3
0と、一端(下端)が開口した中空状の大四角筒形状を
なす下部31と、前記上部30の他端(下端)と前記下
部31の他端(上端)との間に段部を介して一体に設け
た水平部32とからなる。
前記上部30は、後述する第3バツキング11゜110
と共に異物の侵入を防ぐ立壁としての機能と、後述する
第1コンタクト81を固定するための機能とを有するも
のであって、その外形が前記リム2の内形より一回り小
さく、かつ高さか後述するスライド部5のスライド距離
より太きい。
前記上部3oの上開口縁の4外面にはバッキング保持用
の突片300が、上下に後述する第3バツキング11の
高さとほぼ等しい間隔を開けて一体に突設されている。
また、前記上部30の上開口縁の4内面の角部には後述
する第1コンタクト81係合用の係合溝301かそれぞ
れ設けられている。
前記下部31は、その外形が前記リム2の外形より一回
り大きい。この下部31の一面にはグロメット取付穴3
1 ’Oが設けられていると共に、そのグロメット取付
穴310にはグロメット87か取り付けられている。ま
た、前記下部31の4角部にはスクリュウ止め部311
が設けられており、かつこの下部31の下開口縁には嵌
合凹部312が設けられている。
前記水平部32の上面と前記上部30の外面との付根部
分には段部を介して嵌合凸部33か一体に突設されてい
る。この嵌合凸部33は、前記リム2の中心と後述する
ランプユニットの中心とを合致させる機能を有するもの
であって、その外形の大きさが前記リム2の下開口部の
内形の大きさとほぼ等しいかまたは若干太きい。この嵌
合凸部33の対向する2外面には2個の係合爪330か
前記リム2の係合孔24に対応してそれぞれ設けられて
いる。
前記水平部32の下面の中心から筒部34か一体に下方
に突設されており、その筒部34中にはカイト穴340
か設けられている。このカイト穴340は、その内径が
前記上部30の内形より一回り小さい円形をなし、かつ
前記上部30内と前記下部31内とを貫通させるもので
ある。前記筒部34の下端から中間部までの間の部分に
は、2本の回り止め用の長溝341が上下に設けられて
いる。このガイド穴340および長溝341は、後述す
るロット78を回転不能にかつ上下にスライド可能にガ
イドするものである。
前記水平部32には、前記上部30内と前記下部31内
とを連通ずる2個のリード線挿通用の小透孔320が設
けられている。この小透孔320は、前記上部30内の
後述する第1コンタクト81と、前記下部31内の後述
する回路基板80(電源)とを接続する第6リード線9
22および第7リード線923を通すものである。一方
、前記水平部32の下面には後述する回路基板80保持
用の保持凹部321が設けられている。
前記上ハウジング3においては、上部30の中心と嵌合
凸部33の中心とガイド穴340の中心とがそれぞれ一
致するように構成されている。
4は同じく固定部としての下ハウジングで、この下ハウ
ジング4は、第1図乃至第3図および第6図に示すよう
に、ABS樹脂などの合成樹脂からなり、一端(上端)
が開口し、かつ他端(下端)が閉塞した中空状の四角筒
形状をなし、この下ハウジング4の上開口の大きさが前
記上ハウジング3の下部31の下開口の大きさとほぼ等
しい。
この下ハウジング4の底部の上面には第1軸41および
第2軸42が一体に突設されている。この第1軸は、前
記下ハウジング4と前記上ハウジング3を組み付けた際
にこの第1軸41の中心と前記ガイド穴340の中心と
が一致するように突設されている。
前記下ハウジング4には後述する回路基板80保持用の
保持凹部40が前記上ハウジング2の保持凹部321と
対応させて設けられている。さらに、前記下ハウジング
404角部にはスクリュウ挿通用の凹部43および透孔
44が、前記上ハウジング2のスクリュウ止め部311
と対応させて設けられている。かつ、前記下ハウジング
4の上開口縁には嵌合凸部45が設けられている。
25は第1バツキングで、この第1バツキング25は第
1図乃至第4図に示すように、前記車体1の取付穴10
より一回り大きい長方形の平板形状をなし、その第1バ
ツキング25の外縁にか立上部27が上方に一体に突設
されている。かつ、その第1バツキング25の中央には
、大きさか前記リム2の筒部2aの外形の大きさとほぼ
等しい長方形の透孔26が、開設されている。
28は第2バツキングで、この第2バツキング28は第
1図乃至第4図に示すように、前記リム2の筒部2aの
外形より一回り大きい長方形の平板形状をなし、その第
2バツキング28の中央には、大きさが前記リム2の筒
部2aの内形の大きさとほぼ等しい長方形の透孔29が
、開設されている。
かくして、前記車体1の上面(外側の面)に前記第1バ
ツキング25を、車体1の取付穴10と第1バツキング
25の透孔26とを合せてセットする。次に、この車体
1の取付穴10および第1バツキング25の透孔26中
に前記リム2を、車体1の上面側(外側)から挿入する
ことにより、前記リム2は前記車体1に取り付けられる
。すなわち、前記リム2の鍔部20の下面が前記第1バ
ツキング25を介して前記車体1の取付穴10の縁の上
面に載置し、また前記リム2の弾性係合部21が前記車
体1の取付穴10の縁に弾性係合し、かつそのリム2の
弾性係合部21およびその弾性係合部21と対向する小
突起22の上端面か車体1の取付穴10の縁の下面に当
接し、さらに前記リム2のその他の小突起22か前記車
体1の取付穴10の縁に当接して、前記リム2か車体1
に固定される。
一方、前記上ハウシング3および下ハウシンク4内に後
述する駆動部7や回路基板80なとを内蔵した後、前記
上ハウジング3の下開口縁と下ハウジング4の上開口縁
との間にOリング35を介在させると共に、その上ハウ
ジンク3の嵌合口部312と下ハウジング4の嵌合凸部
45とを嵌合させ、かつスクリュウ46を下ハウノング
4の透孔44から前記上ハウジング2のスクリュウ止め
部311にねじ込むことにより、上ハウジング3と下ハ
ウジング4とか一体に取り付けられる。
そして、前記上ハウジング3の嵌合凸部33に前記第2
バツキング28を外嵌し、その嵌合凸部33に前記リム
2の下開口を嵌合して、そのリム2の下開口端面と前記
上ハウジング3の水平部32の上面との間において前記
第2バツキング28を挟み込む。それと同時に、前記リ
ム2の係合孔24に前記嵌合凸部33の係合爪330を
係合させて、前記リム2と前記上ノ1ウジング3および
下ハウジング4とを取り付ける。さらに、前記リム2と
前記上ハウジング3と下ハウジング4とをホルダー36
により一体に保持する。この結果、これら固定部(前記
リム2と前記上ハウジング3と下ハウジング4と等から
なる。)は前記車体1に固定されることとなる。
このとき、前記リム2は前記上ハウジング3の嵌合凸部
33に嵌合されているので、この嵌合凸部33を介して
前記リム2の中心と前記上ハウジング3の上部30およ
びガイド穴340の中心とが一致する。この結果、後述
するロッド78を介して後述するランプユニットの中心
と前記リム2および上ハウジング3の上部3oの中心と
が一致するものとなる。
また、リム2の下開口縁は切欠23により弾性が付与さ
れているので、リム2の下部においてヒケ等で寸法精度
かでない場合でも、このリム2を上ハウジング3の嵌合
凸部33に嵌合すれば、この嵌合凸部33の剛性と前記
リム2の弾性作用とにより、前記リム2が前記ハウジン
グ3および4に精度良く組み付けられる。
さらに、前記リム2の下開口端面と前記上ノ\ウジング
3の水平部32の上面との間において前記第2バツキン
グ28が介在されているので、リム2と上ハウジング3
との嵌合状態のガタを吸収することができ、かつ車両の
振動に対して十分に耐えられる。
しかも、上述のリム2とハウジング3および4との組み
付けは、係合孔24と係合爪330とのワンタッチ係合
により簡単に行なうことができる。
なお、この実施例のように、ホルダー36によりリム2
と上ハウジング3と下ハウジング4とを一体に保持すれ
ば、上述の固定部をさらに確固に固定することができる
図において、7は駆動部で、この駆動部7は第1図、第
2図、第6図に示すように、前記固定部の上ハウジング
3および下ハウジング4内に内蔵したモータ70と、そ
のモータ70の出力軸に固定した第1ギヤ71と、第2
ギヤ72と、第3ギヤ73と、クリップ74と、ロッド
78とからなる。
前記第2ギヤ72は、大ギヤと小ギヤとを上下に一体に
固定してなるもので、前記下/’%ウジング4の第2軸
42に回転可能に軸支されている。この第2ギヤ72の
大ギヤは前記第1ギヤ71に噛み合っている。
前記第3ギヤ73の上面の中心には軸部75が一体に植
設されており、その軸部75の外面には螺旋溝76か設
けられている。この第3ギヤ73は前記下ハウジング4
の第1軸41に回転可能に軸支されており、かつ前記第
2ギヤ72の小ギヤに噛み合っている。
前記クリップ74は、第6図および第14図に示すよう
に、丸棒の鋼材の中央部が円に1回半丸められ、かつ両
端部がほぼ平行に延設され、その2本の両端部の中間部
77が前記第3ギヤ73の軸部75の螺旋溝76の谷径
とほぼ同じ径の円弧に折り曲げられている。このクリッ
プ74の両端部は所定の開角度、例えば15°程撓むよ
うに構成されている。
前記ロット78は、第1図、第2図および第6図に示す
ように、ポリアセタール(POM)なとの合成樹脂から
なり、一端(上端)か閉塞し、かつ他端(下端)か開口
した中空状の円筒形状をなし、その外径か前記固定部の
ガイド穴340の内径とほぼ等しい。
このロット78の上端には、外径か後述する軸受部50
4の内径とほぼ等しい球継手としての球部780が一体
に突設されている。前記ロット78の下端の外面には2
個の回り止め用の凸部781かそれぞれ一体に突設され
ており、かつその2個の凸部781の内の1個には加締
材は用の小突起783が一体に突設されている。前記ロ
ッド78の下端の内面には後述するクリップ74が係合
する係合溝782が設けられている。
かかるロット78を前記固定部のガイド穴340中に上
下にスライド可能に挿入し、かつこのロッド78の凸部
781を前記固定部の軸部34の回り止め用の長溝34
1に係合することにより、このロッド78がガイド穴3
40に対して回転不可能となる。そのロッド78内に前
記第3ギヤ73の軸部75を回転可能に挿入し、このロ
ッド78の係合溝782に前記クリップ74の両端部を
挿入し、かつそのクリップ74の円弧部77を前記第3
ギヤ73の軸部75の螺旋溝76に係合させる。この結
果、前記モータ70を駆動させることにより、前記ロッ
ド78が前記固定部のガイド穴340内において上下に
スライドするものとなる。
図において、81はスライドコンタクトとしての第1コ
ンタクトである。この第1コンタクト81は、固定部側
のコンタクトで、後述するスライド部5側の第2コンタ
クト82と対をなす。この第1コンタクト81は、第1
5図(A)および(B)に示すように、導電性材からな
り、上端部の固定部810と、下端部を二股状に分岐さ
せて形成した接続部811および接触部812とからな
る。
前記固定部810の左右両側には抜は止め用の爪813
が形成されていると共に、前記接続部811の下端81
4が直角に折り曲げられている。
前記接触部812は、後述するスライド部5の上下スラ
イド範囲内において、後述する第2コンタクト82の弾
性接触部823か常時弾性接触し得る長さを有しており
、かつ前記第1コンタクト81の垂直中心線上に位置す
るものである。
かかる2個の第1コンタクト81の接続部811の折曲
端部814を内側に対向させ、かつその折曲端部814
を前記上/Sウジング3の2個の小透孔320にそれぞ
れ対応させて、この状態で第1コンタクト81の固定部
810を前記固定部の上ハウジング3の係合溝301に
圧入することにより、2個の第1コンタクト81が上ハ
ウジング3に固定される。このとき、第1コンタクト8
1は圧入式で上ハウジング3に固定されるものであるか
ら、組み付は工程数が低減され、自動組立か可能となる
以上のようにして、本体駆動部が構成される。
すなわち、この本体駆動部は、リム2と上ハウジング3
および下ハウジング4とからなる固定部を車体1に固定
し、この固定部の上/Xウシング3および下ハウジング
4内に前述の駆動部7および後述する回路基板8を内蔵
し、さらにこの上ノ\ウジング3に第1コンタクト81
および後述する第3バッキング11,110を固定して
なるものである。
図において、5はスライド部で、このスライド部5はハ
ウジング50と、レンズ51と、後述する発光部6のL
ED60を配設する中空部5aとからなる。
前記ハウジング50は、第1図乃至第3図、第5図およ
び第8図に示すように、ポリカーボネート(PC)など
の合成樹脂からなり、一端(上端)が閉塞し、かつ他端
(下端)が開口した中空状の四角筒形状をなし、その外
形が前記リム2の内形より一回り小さく、かつその内形
が前記上ハウジング3の上部30の外形より一回り大き
く、さらにその高さが前記上ハウジング3の上部30の
高さより若干高い。
前記ハウジング50の天部500の」二面の中央には後
述するLED60の位置決め用の凸部501か一体に突
設されている。
また、前記ハウジング5の天部500の上面には後述す
る発光部6の装着用の2個の係合凸部53および54か
、前記凸部500を挟んで一体に突設されている。この
2個の係合凸部53および54の対向する面にはガイド
溝530および540が垂直に設けられていると共に、
その2個の係合凸部53および54のカイト溝530お
よび540の途中には係合孔531および541か設け
られている。また、後述するLED60の誤組み付は防
止のために、前記2個の係合凸部53.54のガイド溝
530,540および係合孔531541の幅が太W小
W異なる。
前記ハウジング50の天部500の下面の中央から後述
する第2コンタクト82固定用の軸部502が下方に一
体に突設されており、この軸部502の下端部の両側に
は溝503か設けられている。この溝503は、後述す
る第2コンタクト82の下死点を決定し、かつ第2コン
タクト82の取り付はガタを防ぐものである。
前記ハウジング5の軸部502の下端面には球継手とし
ての球凹面の軸受部504が設けられている。なお、図
面では省略したが前記軸部502の下端部には切溝か設
けられており、この軸部502の下端部に弾性力が付与
され、前記ロッド78の球部780が前記球凹面の軸受
部504に、所定の保持力で着脱可能に保持されるよう
に構成されている。
前記ハウジング50の天部500には2個の透孔505
か設けられている。この透孔505は、後述する第2コ
ンタクト82が挿通ずるものであり、前記軸部502の
下部の溝503と対向し、かつ前記係合凸部53および
54に対して直交するように位置する。
前記ハウジング50の4外面には、前記リム2の内面に
常時当接する凸部506が垂直に一体に設けられている
。この凸部506は、このスライド部5の外面と前記固
定部のリム2の内面との間の間隔を一定に保つもので、
断面小円弧状をなす。
前記ハウジング50の上面の周縁には位置決め用の嵌合
凸部507が一体に突設されている。
前記レンズ51は、第1図乃至第3図および第5図に示
すように、ポリメタクリル酸メチル(PMMP)などの
光透過性の合成樹脂からなり、端(上端)が閉塞し、か
つ他端(下端)が開口した中空状の四角筒形状をなし、
その外形の大きさが前記ハウジング50の大きさとほぼ
等しく、さらに高さが前記ハウジング50の高さとの和
が前記リム2の高さとほぼ等しいかまたは若干小さい。
このレンズ51の下開口端面には位置決め用の嵌合凹部
510が設けられている。
なお、図面では省略したが、前記ハウジング50の天部
500の上面、または前記レンズ51の下開口端面、若
しくは双方には溶着ビートが設けられている。
かかるハウジング50に後述する発光部6および第2コ
ンタクト82を装備した後、そのハウジング50の天部
50’0の嵌合凸部507に前記レンス51の下開口端
面の嵌合凹部510を嵌合すると共に、そのレンス51
とハウジング50とを超音波溶着なとにより溶着すると
共に、そのハウシング50の天部500とレンス51と
により画成された中空部5a中に後述する発光部6のL
ED60を配設することにより、ランプユニットか構成
されることとなる。
図において、82はスライドコンタクトとしての第2コ
ンタクトである。この第2コンタクト82は、スライド
部5側のコンタクトで、前記固定部側の第1コンタクト
81と対をなす。このスライド部5側の第2コンタクト
82は、第16図(A)および(B)に示すように、導
電性材からなり、上端部を一方に折曲げて形成した二股
形状の接続部820と、中間部の一部を一方に折曲げて
形成した2本の抜は止め用の爪821と、下端に設けた
下方向の移動規制用前ガタ止め用の固定部822と、そ
の固定部822の中央部から一方に折曲げて延設して形
成した二股形状の弾性接触部823とからなる。
前記二股形状の接続部820は、前記LED60の外リ
ート線600を接続する際のガイドおよび位置決め機能
を有している。また、前記弾性接触部823は、その先
端をほぼ半円形に湾曲させてなり、しかも前記第2コン
タクト82の垂直中心線上に位置する。
かかる第2コンタクト82を前記スライド部5のハウシ
ンク50の透孔505に挿通し、その第2コンタクト8
2の固定部822を前記ハウジンク50の溝503に圧
入することにより、この第2コンタクト82の下死点か
決定されると共に、この第2コンタクト82の取り付は
ガタを防ぐことかできる。かつ、前記第2コンタクト8
2の爪821をハウジング5の透孔505の縁の下面に
当接させことにより、この第2コンタクト82のハウジ
ング50からの抜けを防ぐことかできる。
また、前記第2コンタクト82の接続部820を前記ハ
ウジング50の透孔505からハウジング50の上方に
突出させることにより、前記2個の第2コンタクト82
がスライド部5のハウジング50に固定される。このと
き、第2コンタクト82は圧入式で前記ハウジング50
に固定されるものであるから、組み付は工程数が低減さ
れ、自動組立が可能となる。
図において、6は発光部で、この発光部6は発光ダイオ
ード(以下、単にLEDと称する。)60とホルダ61
とからなる。
前記LED60の2本の外リード線600は外方に直角
に折り曲げられている。
前記ホルダ61は、前記LED60を前記ハウジング5
0に、所定の方向性でかつ所定の位置で組み込むもので
、第11図乃至第13図に示すように、ポリカーボネー
ト(P C)などの合成樹脂からなり、両端(上下両端
)が開口した中空状の円筒形状をなす。
このホルダ61の側面の対向する2箇所には平面部61
0が設けられており、この平面部610間の寸法は前記
スライド部5のハウジング5oの係合凸部53および5
4間の寸法とほぼ等しくまたは若干大きい。
前記平面部610には係合突起611および612が一
体に突設されている。この係合突起611および612
は、前記LED60を前記ハウジング50に組み付ける
際の誤組み付けを防ぐもので、その幅が大小W−、w−
異なり、かつその幅W−,w−が前記スライド部5のハ
ウジング50の係合凸部53.54のガイド溝530,
540および係合孔531,541の大小の幅W、wと
ほぼ等しくしまたは若干小さい。
このホルダ61の穴614の内面の上部には、前記LE
D60の取付位置決め用の係合段部613が設けられて
いる。
このホルダ61の下端部には2個の切欠615が前記平
面部610と直交させて設けられている。
この切欠615は、前記LED60の外リード線600
のガイドであり、かつこのホルタ61を前記ハウジング
50の係合凸部53および54に組み付ける際に弾性作
用する機能を有する。
かかるLED60を前記ホルダ61の穴614の中に下
から挿入して上の開口部から突出させると共に、そのL
ED60のステム601をホルダ61の係合段部613
に係合させ、かつLED60の外リード線600をホル
ダ61の切欠615に位置させることにより、前記LE
D60がホルダ61内に保持される発光部6が構成され
ることとなる。
かくして、前記発光部6のホルダ61の係合突起611
および612を、前記スライド部5のハウジング50の
ガイド溝530および540にそれぞれ上から下にスラ
イドさせて、かつそのハウジング50の係合孔531お
よび541にそれぞれ係合させる。すると、前記発光部
6のLED60のステム601が前記ハウジング50の
凸部501とホルダ61との間において挟持されて、前
記発光部6のLED60が前記ホルダ61を介して前記
スライド部5のハウジング50に取り付けられる。この
とき、ハウジング5oの係合凸部53および54と、ホ
ルダ61の係合突起611および612との誤組み付は
防止作用により、方向性を有するLED60をハウシン
ク50に正規に組み付けることかできる。
また、前記発光部6のLED60かホルタ61を介して
前記スライド部5のハウシング50に取り付けられる際
に、前記LED60の外リート線600が前記スライド
部5に予め固定された第2コンタクト82の二股形状の
接続部820の中間空所に圧入して、この第2コンタク
ト82とI、ED60とか電気的に接続される。なお、
このLED60の外リート線600と前記第2コンタク
ト82の接続部820とは半田付けしても良い。
そして、前記ハウシンク50と前記レンス51とを超音
波溶着なとにより一体に溶着するる以上のようにして、
上述のランプユニットが構成される。すなわち、このラ
ンプユニットは、前記LED60およびホルダ61なと
からなる発光部6と、第2コンタクト82とを、前記ハ
ウシンク50およびレンズ51からなるスライド部5に
装備してなるものである。
そして、前記ランプユニットのハウジング50を前記本
体駆動部のリム2と上ハウジング3の上部30との間に
スライド可能に挿入する。このとき、上述のランプユニ
ットの中心と、上述の本体駆動部のリム2の中心とが、
上述の本体駆動部の嵌合凸部33を介して合致すること
となる。また、前記スライド部5のハウジング50の外
面の凸部506が前記固定部のリム2の内面に当接する
ので、前記ハウジング50と前記リム2との間の隙間を
一定に保つことかできる。従って、後述する第3バツキ
ング11が前記スライド部5のハウジング50内面に均
等荷重で当接し、上述のランプユニットの上下スライド
がスムーズに行なわれる。
また、上述のランプユニットのレンズ51が前記リム2
に当って傷付くような虞がない。
次に、ランプユニット側(スライド部5側)の前記2個
の第2コンタクト82の弾性接触部823を、本体駆動
部側(固定部側)の前記第1コンタクト81の接触部8
12に弾性接触させる。すると、ランプユニットの上下
スライド範囲内において、前記固定部側の第1コンタク
ト81の接触部812に前記スライド部5側の第2コン
タクト82の弾性接触部823が常時弾性接触し、本体
駆動部側の電源と、ランプユニット側の発光部6とが常
時電気的に接続されることとなる。このとき、第2コン
タクト82の弾性接触部823か第1コンタクト81の
接触部812に弾性接触するので、安定した電気的接続
が得られる。しかも、この第1コンタクト81と第2コ
ンタクト82とからなるスライドコンタクトにより、ス
ライド部5側のハウジング50からLED60と接続す
るリード線を外に引出す必要がないので、バッキングや
接着剤(防水剤)などの防水対策、また上述のリード線
の遊びを多くしたりリード線をスプリングで保持したり
するなどのリート線の断線対策を施す必要がない。従っ
て、この分ランプユニットの収納スペースが小さくて済
み、その分車発明のマーカーランプを小型化することが
できる。また、上述の第1コンタクト81の接触部81
2の長さを適宜に変えることにより、上述のLED60
の点灯、消灯モードを任意に調整することができる。
さらに、固定部側のロッド78の球部780をスライド
部5側のハウジング50の軸受部504に圧入して、ロ
ット78とハウジング50とを球継手で接続する。この
結果、上述のランプユニットは、前記の本体駆動部に、
スライド可能にがっ固定部のリム2の開口200より出
没可能に装備されることとなる。しかも、前記ロット7
8の上下スライドにより、このランプユニットは上下ス
ライドする。このとき、ランプユニット側と本体駆動部
側とは、上述の球部780と軸受部504とからなる球
継手により、連結されるので、本体駆動部側のリム2内
に異物が付着したり、またはそのリム2か変形したりし
ても、上述のランプユニットが前記球継手の中心を中心
として回動することができ、上述のランプユニットがス
ムースにスライドすることができる。また、ランプユニ
ット側の軸受部504に本体駆動部側のロッド78の球
部780が弾性嵌合して保持されているので、この弾性
保持力を適宜に調整すれば、ランプユニット側と本体駆
動部側とを任意の力で着脱することができる。
図において、11は前記本体駆動部の上ハウジング3の
上部30と前記ランプユニットのハウジング50との間
に介在させた第3バツキングで、この第3バツキング1
1は異物か本体駆動部内に侵入するのを防ぐものである
前記第3バツキング11は、第1図、第2図および第9
図に示すように、通常第9図の二点鎖線に示すように断
面逆V字形をなし、がっ内側面が前記上ハウシング3の
上部30の外側面より一回り小さい平面口形状をなし、
かつ高さか前記上ハウジング3の上部30の上下突片3
00の間より若干大きく、さらに断面逆V字形の幅w1
が前記上ハウジング3の上部30の外面と前記ランプユ
ニットのハウジング50の内面との間の隙間Wユより大
きい。この第3バツキング11は、その硬度が例えば6
0°のものを使用する。
そして、上述した本体駆動部にランプユニットを組み付
ける前に、ががる第3バツキング11の内側の部分を前
記上ハウジング3の上部30の上下突片300の間に圧
入すると共に前記上ハウジング3の上部30の外面に圧
接させて上述の本体駆動部にこの第3バツキング11を
装備する。次に、上述したようにこの本体駆動部のリム
2と上ハウジング3の上部30との間にランプユニット
のハウジング50をスライド可能に挿入し、前記第3バ
ツキング11の外側の部分を前記ランプユニットのハウ
ジング50の内面に弾性圧接させる。
このとき、前記本体駆動部において高さが前記ランプユ
ニットのスライド距離より大きい立壁としての上部30
と前記リム2との間に、前記ランプユニットのハウジン
グ50がスライド可能に位置するので、この本体駆動部
の上部30の上端外面と前記ランプユニットのハウジン
グ50内面との間は常時ラップしており、しかもその本
体駆動部の上部30の上端外面と前記ランプユニットの
ハウジング50内面との間には前記第3バツキング11
が介在されているので、水、塵埃、砂等の異物が前記本
体駆動部の上部30の上開口部を経て本体駆動部内に侵
入するのを大部分防ぐことができる。また、ランプユニ
ットが下降状態(収納状態)においては、本体駆動部の
リム2とランプユニットのハウジング50と本体駆動部
の上部30との2重の立壁となるため、上述の異物の侵
入をさらに防ぐことができる。この結果、異物か本体駆
動部やランプユニット内に侵入することに因って発生す
る故障等を大幅に低減することかできる。
しかも、上述の組込方式の断面逆V字形の第3バツキン
グ11は、第9図に示すように、その幅W1が前記本体
駆動部の上部30外面と前記ランプユニットのハウジン
グ50内面との間の隙間W1より犬であるから、この第
3バツキング11の外側部分が十分な弾性カーで前記ラ
ンプユニットのハウジング50内面に当接するので、上
述の異物の侵入を完全に防ぐことができる。
またその上、断面逆V字形の第3バツキング11の外側
部分か横方向(ランプユニットのスライド方向に対して
ほぼ直交する方向)に前記ランプユニットのハウジング
50内面に当接するので、第3バツキング11の幅W1
をより太きくしても、第3バツキング11と前記ランプ
ユニットのハウジング50内面との摩擦抵抗は然程大き
くならず小さいので、前記駆動部7の出力か小さくて済
み、その分駆動部7を小型化することかできると共に、
上述の異物の侵入防止効果をさらに向上させることがで
きる。
さらに、この第3バツキング11は、断面逆V字形をな
すので、上昇状態(突出状態)のランプユニットが走行
時による風圧を横方向に受けても、第3バツキング11
の外側部分が撓んで広かったり狭まったりするので、上
述の異物の侵入防止機能に対して同等支障を来すような
虞はない。
特に、この第3バツキング11においては、他の部品を
使用せずに前記上部30に簡単に取り付けることかでき
る。
第10図は第3バツキング110の変形例を示した一部
断面図である。この変形例において、ます上部30の上
端面に、第3バンキング110の抜は止め用の膨頭形状
の凸部302を、一体に突設した上ハウジング3を成形
する。次に、この上ハウジング3の上部30の凸部30
2に第3バツキング110を一体に成形してなるもので
ある。
この第3バツキング110は、前記凸部302を包み込
む固定部111と、その固定部111の外側の上の角部
から一体に設けた当接部112とからなり、断面はぼ逆
W字形状をなしかつ平面口形状をなす。この第3バツキ
ング110の固定部111と当接部112との間の幅W
2を前記本体駆動部の上ハウジング3の上部30の外面
と前記ランプユニットのハウジンク50の内面との間の
隙間w2より大きくする。この第3バツキング110の
当接部112を前記ランプユニットのハウシング50の
内面に弾性圧接させる。すると、上述の第10図に示す
ような一体成形方式の断面W字形の第3バツキング11
0においても、固定部111の外側の部分と当接部11
2とが上述の断面逆■字形の第3バツキング11とほぼ
同様の逆V字形をなすので、上述の断面逆■字形の第3
パッキング11と同様の作用効果を達成することかでき
る。
なお、上述の実施例においては、固定部側に設けた第3
バツキング11または110をスライド部5側に弾性当
接させたものであるか、その逆にスライド部5側に第3
バツキング11または110を設けてその第3バツキン
グ11または110を固定部側に弾性当接させても良い
なお、作図上の便宜から上述の第3バツキング11およ
び110のハツチングを省略した。
図において、83は操作部としての第3コンタクトで、
この第3コンタクト83は後述する回路基板80と共に
前記ランプユニットの上昇停止位置および下降停止位置
を所定の位置に制御するものである。
この第3コンタクト83は、第17図(A)および(B
)に示すように、上端部を折曲げかつ三股状に形成した
弾性接触部830と、下端部の固定部831とからなる
。前記弾性接触部830の先端がほぼ半円形に湾曲し、
かつ前記固定部831には透孔832が設けられている
かかる第3コンタクト83の固定部831の透孔832
を前記本体駆動部のロッド78の小突起783に外嵌し
、この小突起783を加締付けて、第3コンタクト83
を前記ロッド78に固定することにより、この第3コン
タクト83の三股状の弾性接触部830は後述する回路
基板80の第1乃至第3接触パターン部801,802
,803にそれぞれ弾性接触することとなる。
図において、80は操作部としての回路基板で、この回
路基板80は上述の第3コンタクトと共に前記ランプユ
ニットの上昇停止位置および下降停止位置を所定の位置
に制御するものであり、また前記モータ70とスライド
コンタクト81および82を介して前記LED60とに
それぞれ給電するものである。
この回路基板80の表面には、第18図に示すように、
第1乃至第3接触パターン部801,802.803や
第1乃至第16端子901乃至916やそれらを接続す
るパターンなとが設けられており、かつこの回路基板8
0の裏面には第1タイオード804 第2ダイオード8
’05やレンスタ806やサーミスタ807なとが配設
されている。
前記第1乃至第3接触パターン部801,802.80
3は、垂直にかつ平行に設けられている。
この左側の第1接触パターン部801は、前記ランプユ
ニットの下死点を決定する機能を有するもので、下端部
には前記ランプユニットの下降側の停止用の切欠808
が設けられている。一方、右側の前記第3接触パターン
部803は、前記ランプユニットの上死点を決定する機
能を有するもので、上端部には前記ランプユニットの上
昇側の停止用の切欠809が設けられている。さらに、
真ん中の前記第2接触パターン部802は、共通接点の
機能を有するものである。
前記第1端子901は前記第1接触パターン部801の
上端とパターンを介して接続されており、かつ前記第1
ダイオード804のアノードと接続されている。前記第
2端子902は前記第1ダイオード804のカソードと
接続されており、かつ第3端子903とパターンを介し
て接続されている。この第3端子903は第1リート線
917と接続されており、かつ第4端子904とパター
ンを介して接続されている。この第4端子904は第2
ダイオード805のアノードと接続されている。前記第
5端子905は第2タイオート805のカソードと接続
されており、かつ前記第3接触パターン部803の中間
部とパターンを介して接続されている。前記第6端子9
06は前記第2接触パターン部の下端と接続されており
、かつ前記モータ70の一方の端子との接続用の第2リ
ート線918か接続されている。前記第7端子907は
前記モータ70の他方の端子との接続用の第3リード線
919か接続されており、かつ第8端子908とパター
ンを介して接続されている。この第8端子908は前記
サーミスタ807の一方の端子と接続されている。前記
第9端子909は前記サーミスタ807の他方の端子と
接続され、かつ第10端子910とパターンを介して接
続されている。この第10端子910は第4リード線9
20と接続されている。前記第11端子911は第5リ
ード線921と接続されており、かつ第12端子912
とパターンを介して接続されている。
この第12端子912は前記レジスタ806の一方の端
子と接続されている。前記第13端子913は前記レジ
スタ806の他方の端子と接続されており、かつ第14
端子914とパターンを介して接続されている。この第
14端子914は前記第1コンタクト81および第2コ
ンタクト82(第18図中においては図示せず。)を介
して前記LED60のカソードとの接続用の第6リード
線922が接続されている。前記第15端子915は前
記第1コンタクト81および第2コンタクト82(第1
8図中においては図示せず。)を介して前記LED60
のアノードとの接続用の第7リード線923が接続され
ており、かつ第16瑞子916とパターンを介して接続
されている。この第16端子916は第8リード線92
4と接続されている。
かかる回路基板80を前記本体駆動部の上下/%ウジン
グ3および4の保持凹部321および40に保持させて
、この回路基板80を本体駆動部内に内蔵することによ
り、この回路基板80の第1乃至第3接触パ多−ン80
1,802,803に前記ロッド78に固定した第3コ
ンタクト83の3本の弾性接触部830がそれぞれ弾性
接触することとなる。
そして、ランプユニットが第1図の実線に示すように本
体駆動部のリム2内に収納されている状態の場合におい
ては、前記第3コンタクト83が第19図の実線に示す
ように下位に位置し、この第3コンタクト83と第2お
よび第3接触パターン部802および803とが弾性接
触し、かつ第3コンタクト83と第1接触パターン部8
01とが切欠808を介して非接触状態にある。また、
ランプユニットが第1図の破線に示すように本体駆動部
の開口200から突出している状態の場合においては、
前記第3コンタクト83が第19図の破線に示すように
上位に位置し、この第3コンタクト83と第1および第
2接触パターン部801および802とが弾性接触し、
かつ第3コンタクト83と第3接触パターン部803と
か切欠809を介して非接触状態にある。
次に、この回路基板80の第6リード線922および第
7リート線923を前記本体駆動部の上ハウジング3の
小透孔320中を通して前記第1コンタクト81の接続
部811の折曲げ下端部814に電気的に接続する。こ
のとき、上ハウジング3の小透孔320により、回路基
板80側の上下ハウジング3および4内と、第1コンタ
クト81側の上ハウジング3の上部30内とが、上ハウ
ジング3の水平部32で仕切られていても、前記回路基
板80と第1コンタクト81とを容易に電気的に接続す
ることができる。
また、この回路基板80の第2リード線918および第
3リード線919を前記駆動部7のモータ70に電気的
に接続する。さらに、前記回路基板80の第1.第4.
第5.第8の各リート線917.920,921,92
4を前記グロメット87中を通して本体駆動部の外に引
き出し、かつコネクタ例えばオス形のコネクタ86の第
1.第2 第3.第4の各端子861,862.863
864にそれぞれ接続する。
図において、84・は操作部としての第1スイツチで、
この第1スイツチ84は前記ランプユニットの上醒下降
操作、すなわち駆動部7のモータ70の駆動操作を行な
うのものである。
この第1スイツチ84は、第19図に示すように、中間
OFFFF形彫グルスイッチ相互に連動する2個の可動
接点840および841と、2個の第1固定接点842
および843と、2個の第2固定接点844および84
5と、2個の第3固定接点846および847とからな
る。前記2個の可動接点840および841をコネクタ
例えばメス形のコネクタ(図示せず)の第1端子および
第2端子にそれぞれ接続する。一方の第1固定接点84
2および他方の第3固定接点847を電源のマイナス極
に接続し、一方の第3固定接点846および他方の第1
固定接点843を電源のブラス極に接続してなる。
図において、85は操作部としての第2スイ・・Iチで
、この第2スイツチ85は前記発光部6の発光状態およ
び非発光状態の操作を行なうのものである。
この第2スイツチ85は、第19図に示すように、メス
形のコネクタの第3端子に接続した可動接点850と、
電源のマイナス極に接続した固定接点851とからなる
前記第1スイツチ84および第2スイ・ソチ85を運転
室内に配設する。また、図示しない上述のメス形のコネ
クタの第4端子を電源のプラス極に接続する。かくして
、マーカーランプ側のオス形のコネクタ86と、運転室
および電源側のメス形のコネクタとを接続する。
この実施例における本発明のマーカーランプは、以上の
如き構成よりなり、以下その操作について説明する。
まず、収納非発光状態から突出発光状態に操作する場合
について説明する。すなわち、ランプユニットか第1図
の実線に示すように本体駆動部内に収納されており、か
つ第3コンタクト83が第19図の実線に示すように下
位に位置しており、さらに第1スイツチ84および第2
スイツチ85が第19図に示すようにOFFであるよう
な状態において、第1スイツチ84の可動接点840お
よび841を第3固定接点846および847に接触さ
せる。すると、電流が第19図の実線矢印のように、一
方の第3固定接点846→一方の可動接点840→コネ
クタ86の第1端子861−第2ダイオード805−第
3接触パターン部803−第3コンタクト83→第2接
触パターン部802→モータ70→サーミスタ807→
コネクタ86の第2端子862−他方の可動接点841
−他方の第3固定接点847と流れ、前記モータ70が
回転駆動し、その回転駆動力が第1ギヤ71第2ギヤ7
2.第3ギヤ73を介して減速されてロッド78に伝わ
り、そのロッド78が上昇し、それに伴ってランプユニ
ットが本体駆動部の開口200から突出する。
上述のランプユニットか所定の上昇位置まで上昇したと
ころで、ロッド78に固定されている第3コンタクト・
83が第19図中の実線に示す下位の状態から破線に示
す上位の状態に上昇し、第3接触パターン部803の切
欠809により、第3コンタクト83と第3接触パター
ン部803との接触状態が断たれるので、上述の実線矢
印の電流の流れが断たれ、それに伴ってモータ70の回
転駆動が停止し、上述のランプユニットが所定の上昇位
置で停止する。
一方、上述のランプユニットの上昇中もしくは上昇後に
、第2スイツチ85をONにする。すると、LED60
に電流が流れてそのLED60か発光する。
そして、この上方に突出しかつ発光状態のランプユニッ
トを車両の前方の車幅測定の目安とすることにより、狭
い道路の通行や車庫入れなどを容易に行なうことができ
る。しかも、ランプユニットを本体駆動部のリム2の開
口200から突出(ポツプアップ)させるので、そのラ
ンプユニットを上方に突出させた分、そのランプユニッ
トの発光状態を上方の位置で目視確認することかできる
こととなる。このために、前方の曲線か大きいデサイン
の車両で、か、つその車両の前方に本発明のマーカーラ
ンプを位置させた場合であっても、前記ランプユニット
の発光状態を十分に目視確認することができる。従って
、車幅測定の目安としての機能を十分に発揮することか
できる。
次に、上述の突出発光状態から収納非発光状態に操作す
る場合について説明する。すなわち、ランプユニットか
第1図の破線に示すように本体駆動部の開口200から
突出されており、かつ第3コンタクト83か第19図の
破線に示すように−L位に位置しており、さらに第2ス
イツチ85かONであるような状態において、第1スイ
ツチ84の可動接点840および841を第1固定接点
842および843に接触させる。すると、電流か第1
9図の破線矢印のように、他方の第1固定接点843−
他方の可動接点841−コネクタ86の第2端子862
−サーミスタ807−モータ7〇−第2接触パターン部
802−第3コンタクト83−第1接触パターン部80
1−第1ダイオード804→コネクタ86の第1端子8
61→一方の可動接点840−一方の第1固定接点84
2と流れ、前記モータ70が逆転駆動し、その逆転駆動
力が第1ギヤ71.第2ギヤ72.第3ギヤ73を介し
て減速されてロッド78に伝わり、そのロッド78が下
降し、それに伴ってランプユニットが本体駆動部内に収
納する。
上述のランプユニットが所定の下降位置まで下降したと
ころで、ロッド78に固定されている第3コンタクト8
3が第19図中の破線に示す上位の状態から実線に示す
下位の状態に下降し、第1接触パターン部801の切欠
808により、第1コンタクト81と第3接触パターン
部803との接触状態が断たれるので、上述の破線矢印
の電流の流れが断たれ、それに伴ってモータ70の逆転
駆動が停止し、上述のランプユニットが所定の下降位置
で停止する。
一方、上述のランプユニットの下降中もしくは下降後に
、第2スイツチ85をOFFにする。すると、LED6
0への電流の供給が断たれてそのLED60が非発光状
態となる。
このように、不必要時に発光部6を非発光状態になすと
共に、ランプユニットをスライドさせて本体駆動部内に
収納させることができる。この結果、不必要時にはラン
プユニットを車体内に収納させることができるので、ラ
ンプユニットが何等かの物と接触して損傷するなどの虞
がない。
なお、上述の実施例においては、ランプユニットの上昇
下降操作用の第1スイツチ84と、LED60の発光状
態および非発光状態の操作用の第2スイツチ85とを別
個に設けたか、このランプユニットの上昇下降操作とL
ED60の発光状態非発光状態操作とを1個のスイッチ
で連動させるように構成しても良い。
第20図乃至第22図は本発明に係るポツプアップ型マ
ーカーランプの第2の実施例を示す。
図中、第1図乃至第19図と同符号は同一のものを示す
図において、3Aは上ハウシングで、この上ノーウシン
グ3Aは上述の第1の実施例のものと同様に、上部30
と、外形がリム2の筒部2aの外形とほぼ等しい下部3
1と、水平部32と、嵌合凸部33なとからなる。
前記上ハウジング3Aの水平部32の下面から小筒部3
4Aと大筒部36Aとが同心状に2重にかつ一体に突設
されている。この小筒部34Aおよび大筒部36Aの中
心と前記上部30の中心とは合致する。その大筒部36
Aの下端面は前記下部31の嵌合凹部312の下端面よ
り上方に位置し、かつ前記小筒部34Aの下端面は前記
大筒部36Aの下端面より上方に位置する。前記水平部
32の小筒部34Aと大筒部36Aとの間にはリード線
922および923挿通用の小透孔320が設けられて
いる。前記小筒部34Aの中心部にはロット78の昇降
用のガイド穴340が、この小筒部34Aの中心とガイ
ド穴340の中心とが合致するように設けられている。
前記大筒部36Aの中間部の前記小筒部34Aの下端と
対応する部分には挿通孔342か設けられており、かつ
その大筒部36Aの下端には後述する下部4Aの筒部4
6の上端か嵌合する嵌合凹部343か設けられていると
共に、その大筒部36Aの下端面か上昇制止用のストッ
パ344となす。
図において、4Aは下ハウジングで、この下ハウジング
4Aはその外形が前記リム2および前記下部31の外形
とほぼ等しい。
前記下ハウジング4Aの底部の内面(上面)から筒部4
6が一体に突設されている。この筒部46は、その内径
および外径か前記上ハウシング3Aの大筒部36Aの内
径および外径とほぼ等しくし、かつ前記上ハウジング3
Aと下ハウジング4Aとを組み込んだ際に、その筒部4
6の中心と大筒部36Aの中心とか合致するように構成
されている。この筒部46の上端面はこの下ハウジング
4Aの嵌合凸部45の上端面より上方に位置する。
この筒部46の中間部から上端にかけて段部を介して肉
薄とし、その肉薄部分の内面がスライド面47となし、
かつ前記段部が下降制止用のストツパ48となす。この
筒部46の下端には挿通孔49が設けられている。
かかる下ハウジング4Aの嵌合凸部45および筒部46
の上端と、前記上ノ1ウジング3Aの嵌合凹部312お
よび大筒部36Aの嵌合凹部343とを、それぞれ嵌合
し、かつスクリュウ(図示せず)を下ハウジング4Aの
透孔44から上/’%ウジング3Aにねじ込んで、上ハ
ウジング3Aと下ノ1ウジング4Aとを組み込む。する
と、前記上ノ\ウジング3Aおよび下ハウジング4A内
は、スライド空間部ハと配線空間部二とにそれぞれ区画
される。前記スライド空間部ハは、前記上ノ1ウジング
3Aの大筒部36Aおよび下ハウジング4Aの筒部46
内に、また前記配線空間部二は、前記上ノ\ウジング3
Aと大筒部36Aとの間および下/Xウジング4Aと筒
部46との間内に、それぞれ形成される。また、スライ
ド面47の上下には、上昇制止用のストッパ344およ
び下降制止用のストッパ48がそれぞれ位置し、ランプ
ユニットの上昇制止位置および下降制止位置がそれぞれ
決定され、かつランプユニットが所定距離上昇下降し得
るように構成される。
図中、79は挿通溝で、この挿通溝79は前記上ハウジ
ング3Aおよび下ハウジング4Aの大筒部36Aおよび
筒部46に、後述する上昇用駆動部7Uの上側の接続端
部70Uおよび下降用駆動部7Dの下側の接続端部70
Dが挿通しかつロッド78の昇降に伴って昇降し得るよ
うに上下長溝状に設けられている。
784は前記ロッド78の中間部に一体に設けたスライ
ド部で、このスライド部784は鍔形状をなし、その外
径が前記下ハウジンク4Aの筒部46のスライド面47
の内径とほぼ等しく、前記ロッド78の上昇下降に伴っ
て前記スライド面47上を、前記上昇制止用のストッパ
344と下降制止用のストッパ48との間、スライドす
るものである。
7Uおよび7Dは上昇用駆動部および下降用駆動部で、
上昇用駆動部7Uおよび下降用駆動部7Dはコイルばね
状の形状記憶合金からなり、内径が前記ロット78の外
径より若干大きいコイル部71Uおよび71Dと、その
コイル部71Uおよび71Dの両端から水平1こ延設し
た接続端部70Uおよび70Dとからなる。
この上昇用駆動部7Uおよび下降用駆動部7Dは、コイ
ル部71Uおよび71Dか伸張した状態の形状(第20
図中の下降用駆動部7Dのコイル部71Dの形状)を記
憶しているもので、このコイル部71Uおよび71Dを
外部から力を加えて短縮させと、このコイル部71Uお
よび71Dが短縮した形状(第20図中の上昇用駆動部
7Uのコイル部71Uの形状)となり、またこのコイル
部71Uおよび71Dに通電してそのコイル部71Uお
よび71Dを所定温度まで加熱すると、このコイル部7
1Uおよび71Dが上述の伸張した元の形状に戻るもの
である。
かかる上昇用駆動部7Uのコイル部71Uを前記上ハウ
ジング3Aおよび下ハウジング4A内のロッド78に外
嵌し、かつこの上昇用駆動部7Uのコイル部71Uの上
下両端を前記ロッド78のスライド部784の下面と下
ハウジング4Aの底部の上面とにそれぞれ当接させ、さ
らにその上昇用駆動部7Uの上下の両接続端部70Uを
前記挿通溝79および挿通孔49を介してスライド空間
部ハから配線空間部二にそれぞれ挿通させる。
一方、前記下降用駆動部7Dのコイル部71Dを前記上
ハウシング3Aおよび下ノ\ウンング4A内のロット7
8に外嵌し、かつこの下降用駆動部7Dのコイル部71
Dの上下両端を前記上ハウシング3Aの小筒部34Aの
下端面と前記ロソl’ 78のスライド部784の上面
とにそれぞれ当接させ、さらにその下降用駆動部7Dの
上下の両接続端部70Dを前記挿通孔342および挿通
溝79を介してスライド空間部ハから配線空間部二にそ
れぞれ挿通させる。
前記上昇用駆動部7Uおよび下降用駆動部7Dは、ラン
プユニットを所定距離(前記上昇制止用のストッパ34
4と下降制止用のストッパ48との間の距離)上昇下降
させるのに十分な伸張距離を有し、かつランプユニット
を上昇下降させかつ他方の駆動部7Uまたは7Dを短縮
させるのに十分な駆動力を有しているものである。
かくして、前記上昇用駆動部7Uおよび下降用駆動部7
Dの上下両接続端部70Uおよび70Dにリード線(図
示せず)をそれぞれ接続し、このリード線と上述のリー
ド線922,923をグロメット87を介して前記上ハ
ウジング3Aおよび下ハウジング4A内から外に引出し
てコネクタ(図示せず)に接続し、このランプユニット
側のコネクタと電源側のコネクタ(図示せず)とを接続
して、運転室内のスイッチ(図示せず)および電源(図
示せず)側と前記ランプユニットおよび前記上昇用駆動
部7Uおよび下降用駆動部7D側とを電気的に接続する
この実施例における本発明のマーカーランプは、以上の
如き構成よりなり、以下その操作について説明する。
まず、収納非発光状態(第20図に示す状態)から突出
発光状態に操作する場合は、スイッチの突出発光操作を
行なう。すると、短縮状態の上昇用駆動部7Uが通電さ
れて加熱される。この上昇用駆動部7Uが所定温度に達
すると、この上昇用駆動部7Uが元の伸張状態に戻る。
この上昇用駆動部7Uの伸張により、ランプユニットが
リム2より突出すると共に、伸張状態の下降用駆動部7
Dが短縮される。それと同時にLED60が発光する。
次に、上述の突出発光状態から収納非発光状態(第20
図に示す状態)に操作する場合は、スイッチの収納消灯
操作を行なう。すると、短縮状態の下降用駆動部7Dが
通電されて加熱される。この下降用駆動部7Dが所定温
度に達すると、この下降用駆動部7Dが元の伸張状態に
戻る。この下降用駆動部7Dの伸張により、ランプユニ
ットかリム2内に収納されると共に、伸張状態の上昇用
駆動部7Uが短縮される。それと同時にLED60が非
発光状態となる。
このように、この実施例における本発明のマーカーラン
プは、前述の第1の実施例のものと同様の作用効果を達
成することかできる。
特に、この実施例においては、ランプユニットの上昇下
降用の駆動部として、コイルばね状の形状記憶合金から
なる上昇用駆動部7Uおよび下降用駆動部7Dを使用し
たものであるから、上述の第1の実施例のモータやギヤ
群なとを使用した駆動部と比較して軽量小型化を図るこ
とができる。
この駆動部を小型化するとマーカーランプ全体を小型化
することができるので、車体1の上部(外側)からその
車体1の取付穴10中にマーカーランプを挿入すること
により、本発明のマーカーランプを車体1に簡単に取り
付けることかできる。
また、形状記憶合金からなる上昇用駆動部7Uおよび下
降用駆動部7Dを収納するスライド空間部ハと上ハウジ
ング3Aの上部30(ランプユニット)側との間には小
透孔320が、またスライド空間部ハと配線空間部二と
の間には挿通孔342.49および挿通溝79が、それ
ぞれ挿通して設けられているので、上述の上昇用駆動部
7Uおよび下降用駆動部7Dの通電時の加熱状態の熱が
上述の小透孔320.挿通孔342,49および挿通溝
79を経て本発明のマーカーランプ全体に行渡り、雪や
凍結なとによる作動不良を防ぐことかできる。
さらに、ランプユニットか上昇下降する際に、ロット7
8の上部がガイド穴340に保持され、かつロット78
の中間部かスライド部784を介してスライド面47に
保持されているのて、このロッド78を介して上述のラ
ンプユニットの上昇下降がスムーズに行なわれる。しか
も、前記上昇制止用のストッパ344と下降制止用のス
トッパ48とにより、ランプユニットの上昇停止位置と
下降停止位置とを高精度に出すことかできる。
なお、上述の実施例において、駆動部としては、上述の
第1の実施例のモータやギヤ群、または第2の実施例の
形状記憶合金以外に、例えばシリンダなどを使用したも
のでも良い。
また、上述の第1実施例および第2実施例において、第
1コンタクト81および第2コンタクト82からなるス
ライドコンタクトを用いずに、ランプユニットからリー
ド線を直接引出すように構成しても良い。
さらに、発光部としては、上述の実施例のLED60以
外のランプなどを用いても良い。
なお、上述の実施例中の図面において、作図上の便宜か
ら各構成部品間の寸法比が異なっているものもある。
[発明の効果] 以上から明らかなように、本発明のポツプアップ型マー
カーランプは、車体に固定した固定部の筒部にスライド
部を、スライド可能にかつ固定部の筒部の開口より出没
可能に配設し、そのスライド部の中空部に発光部を配設
し、前記固定部と前記スライド部との間に、前記スライ
ド部をスライドさせて前記開口より出没させる駆動部を
配設し、その駆動部および前記発光部側と電源側との間
に、前記駆動部の駆動操作および前記発光部の発光状態
非発光状態切替操作を行なう操作部を接続したものであ
るから、前記操作部の操作で、必要時にスライド部およ
び発光部等からなるランプユニットをスライドさせて固
定部および駆動部等からなる本体駆動部の開口から突出
(ポツプアップ)させると共に、そのランプユニットの
発光部を発光させることができる。この結果、ランプユ
ニットを上方に突出させた分、そのランプユニットの発
光部の発光状態を上方の位置で目視確認することができ
ることとなる。このために、前方の曲線が大きいデザイ
ンの車両で、かつその車両の前方に本発明のマーカーラ
ンプを位置させた場合であっても、前記ランプユニット
の発光部の発光状態を十分に目視確認することができる
。従って、車幅測定の目安としての機能を十分に発揮す
ることができる。
また、操作部の操作で、不必要時にランプユニットの発
光部を非発光状態になすと共に、ランプユニットをスラ
イドさせて本体駆動部に収納させることができる。この
結果、不必要時にはランプユニットを車体内に収納させ
ることができるので、ランプユニットが何等かの物と接
触して損傷するなとの虞がない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第19図は本発明に係る車両用ポツプアップ
型マーカーランプの第1の実施例を示し、第1図は縦断
面図、第2図は第1図における直交する方向の縦断面図
、第3図は分解斜視図、第4図は固定部のリムとバッキ
ングの分解斜視図、第5図はスライド部の分解斜視図、
第6図は固定部の上ハウジングおよび下ハウジングと駆
動部との分解幻視図、第7図は固定部の上ハウジングの
平面図、第8図はスライド部のハウジングの平面図、第
9図は第3バツキングの作用状態を示した説明図、第1
0図は第3バツキングの他の変形例を示した説明図、第
11図はホルダの平面図、第12図は同じくホルタの正
面図、第13図は同じくホルダの側面図、第14図はス
ライド部のロットと駆動部の第3ギヤの軸部とクリップ
を示した断面図、第15図(A)および(B)は第1コ
ンタクトの正面図および側面図、第16図(A)および
(B)は第2コンタクトの正面図および側面図、第17
図(A)および(B)は第3コンタクトの正面図および
側面図、第18図は回路基板の正面図、第19図は操作
部の電気回路図である。 第20図乃至第22図は本発明に係る車両用ポツプアッ
プ型マーカーランプの第2の実施例を示し、第20図は
縦断面図、第21図は第20図におけるイーイ線断面図
、第22図は第20図におけるローロ線断面図である。 1・・車体、11−・第3バノキノグ、2・ リム(固
定部)、2a・・筒部、25・・第1パツキンク、28
・・・第2バツキング、200・・・開口、3,3A・
・上ハウジング(固定部)、4.4A・下ハウジング(
固定部)、5 スライド部、50 ・ハウジング、51
・・レンス、5a ・中空部、6・・発光部、60・・
LED、61・・・ホルダ、7・・駆動部、7U・・・
上昇用駆動部、7D・・下降用駆動部、78・ロット、
80・・・回路基板(操作部)、81・・第1コンタク
ト、82−・第2コンタクト、83−第3コンタクト(
操作部)、84・・第1スイツチ(操作部)、85・・
・第2スイツチ(操作部)。 lI2図 1  \ 11 第4 図 第 図 @8 図 50 (lXウシ゛ンク゛) 第 図 第10図 bυυ 第ff図 6イO 〆 第12図 第13図 第 14 図 ?? 第15図 第18図 第20図 7ブU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、車体に固定されると共に、一端が開口した筒部を有
    する固定部と、前記筒部に遊嵌され前記固定部に対しス
    ライド可能にかつ前記開口より出没可能に配設した中空
    状のスライド部と、該スライド部の中空部内に配設した
    発光部と、前記固定部と前記スライド部との間に配設し
    前記スライド部をスライドさせて前記開口より出没させ
    る駆動部と、該駆動部および前記発光部側と電源側との
    間を接続し前記駆動部の駆動操作および前記発光部の発
    光状態非発光状態切替操作を行なう操作部とを備えたこ
    とを特徴とする車両用ポップアップ型マーカーランプ。
JP2135384A 1990-05-28 1990-05-28 車両用ポップアップ型マーカーランプ Pending JPH0431141A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0589076U (ja) * 1992-05-08 1993-12-03 東京マグネット応用製品株式会社 自動車用コーナー確認ポールの昇降制御装置
JP2010524152A (ja) * 2007-03-30 2010-07-15 モレックスコリア コーポレイテドリミテド バルブソケット
JP2012101594A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Alpine Marketing Kk 車両用カメラ取付けブラケット

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