JPH0431074Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0431074Y2 JPH0431074Y2 JP1986065611U JP6561186U JPH0431074Y2 JP H0431074 Y2 JPH0431074 Y2 JP H0431074Y2 JP 1986065611 U JP1986065611 U JP 1986065611U JP 6561186 U JP6561186 U JP 6561186U JP H0431074 Y2 JPH0431074 Y2 JP H0431074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- circuit
- voltage
- alarm
- abnormality
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、血漿分離処理、血液透析処理、腹水
処理、人工肺等の膜を用いた体外循環処理装置に
関するものである。特に使用前に圧力検出、気泡
検出、液面レベル検出などに用いられる各センサ
が正常に動作しているか否かをチエツクする機構
を有する装置に関するものである。
処理、人工肺等の膜を用いた体外循環処理装置に
関するものである。特に使用前に圧力検出、気泡
検出、液面レベル検出などに用いられる各センサ
が正常に動作しているか否かをチエツクする機構
を有する装置に関するものである。
（従来の技術）
近年操作員の負担を軽減させるため洗浄、臨
床、回収の各操作を所定のプログラムに従つて自
動的に行う装置が開発されている。
床、回収の各操作を所定のプログラムに従つて自
動的に行う装置が開発されている。
（考案が解決しようとする問題点）
自動装置で上記各工程を進めるための判断の基
準、あるいは実際に工程を移行するための手段と
して多種のセンサを使用しなければならない。こ
のためセンサのたとえ一箇所でも故障が発生する
と、全体の機能が乱され、大きな混乱を招き、後
の処理ができないという問題があつた。従来の装
置ではセルフチエツクを行つておらず、あるいは
行つていたとしてもその機能は、実際に装置が動
作を始めてから（操作者がある操作を始めてか
ら）でないと働かないためチエツク機構が働く段
階では、既に洗浄液、血液回路、膜モジユールな
どのデイスポ品が装置にセツトされており、セン
サの異常が検知されたときには、その時点におい
て処理を中断して原因を解明し、補修を行わなけ
ればならないという問題があつた。
準、あるいは実際に工程を移行するための手段と
して多種のセンサを使用しなければならない。こ
のためセンサのたとえ一箇所でも故障が発生する
と、全体の機能が乱され、大きな混乱を招き、後
の処理ができないという問題があつた。従来の装
置ではセルフチエツクを行つておらず、あるいは
行つていたとしてもその機能は、実際に装置が動
作を始めてから（操作者がある操作を始めてか
ら）でないと働かないためチエツク機構が働く段
階では、既に洗浄液、血液回路、膜モジユールな
どのデイスポ品が装置にセツトされており、セン
サの異常が検知されたときには、その時点におい
て処理を中断して原因を解明し、補修を行わなけ
ればならないという問題があつた。
（問題点を解決するための手段）
したがつて本考案は膜モジユールなどを装着す
る前に各センサのチエツクを行ない、センサの異
常があれば臨床前に補修し、臨床使用時には完全
に整備された装置を提供することにある。すなわ
ち本考案は各センサの機能チエツク機構を有する
膜を用いた体外循環処理装置であつて、該装置は
電源投入時に、各センサの電圧を検出する回路
と、所定の電圧範囲を設定する回路と、上記検出
回路で検出された各センサの電圧値と設定値とを
比較する回路と、センサの電圧値が設定範囲から
外れているときに警報を発する警報回路とを備え
てなる体外循環装置である。
る前に各センサのチエツクを行ない、センサの異
常があれば臨床前に補修し、臨床使用時には完全
に整備された装置を提供することにある。すなわ
ち本考案は各センサの機能チエツク機構を有する
膜を用いた体外循環処理装置であつて、該装置は
電源投入時に、各センサの電圧を検出する回路
と、所定の電圧範囲を設定する回路と、上記検出
回路で検出された各センサの電圧値と設定値とを
比較する回路と、センサの電圧値が設定範囲から
外れているときに警報を発する警報回路とを備え
てなる体外循環装置である。
（作用）
本考案装置はセンサが正常に動作するかどうか
をチエツクする機能を持ち、さらに電源を投入し
た段階で各センサのチエツクを行い、もしも何等
かの異常が認められた場合は、その旨をアラーム
として表示することにより時間、デイスポ品の無
駄を省き、しかも誤動作、あるいは事故の発生を
未然に防ぐことができる。
をチエツクする機能を持ち、さらに電源を投入し
た段階で各センサのチエツクを行い、もしも何等
かの異常が認められた場合は、その旨をアラーム
として表示することにより時間、デイスポ品の無
駄を省き、しかも誤動作、あるいは事故の発生を
未然に防ぐことができる。
（実施例）
次に本考案装置の一実施例を図面にて説明す
る。第１図は血漿分離装置の例であり、血液導入
部H1から取り出された血液を血球成分と血漿成
分とに分離する膜モジユール３と、血液ポンプ４
を備え、分離された血球成分を血液導出部H2よ
り人体へ戻す。
る。第１図は血漿分離装置の例であり、血液導入
部H1から取り出された血液を血球成分と血漿成
分とに分離する膜モジユール３と、血液ポンプ４
を備え、分離された血球成分を血液導出部H2よ
り人体へ戻す。
血漿流路２は、上記膜モジユール３で分離され
た血漿成分をドレンポンプ７によりドレン開口か
ら外部へ排出する。また補液流路６は補液導入部
H3を補液供給源に接続して、この補液供給源か
ら補液を血球に混入する。上記血漿分離装置では
圧力計、気泡検出器等のセンサが用いられてい
る。
た血漿成分をドレンポンプ７によりドレン開口か
ら外部へ排出する。また補液流路６は補液導入部
H3を補液供給源に接続して、この補液供給源か
ら補液を血球に混入する。上記血漿分離装置では
圧力計、気泡検出器等のセンサが用いられてい
る。
第２図は上記各センサの機能をチエツクする装
置のブロツク図であり、センサ１０からの信号を
増巾する増巾器１１と、電圧範囲設定回路１２
と、比較回路１３および警報回路１４で構成され
ている。１５は動作停止回路である。
置のブロツク図であり、センサ１０からの信号を
増巾する増巾器１１と、電圧範囲設定回路１２
と、比較回路１３および警報回路１４で構成され
ている。１５は動作停止回路である。
センサとしては、ブリツジを用いたもの、光
学、超音波、静電容量などを利用したものがある
が、一般的に、各センサの信号は電流あるいは電
圧などの電気信号として取り出すことが可能であ
る。本考案では電圧信号として取り出している。
学、超音波、静電容量などを利用したものがある
が、一般的に、各センサの信号は電流あるいは電
圧などの電気信号として取り出すことが可能であ
る。本考案では電圧信号として取り出している。
また、通常のセンサの信号は、あるレベルを基
準（ベース）とし一定の範囲内でその値が変化す
る。
準（ベース）とし一定の範囲内でその値が変化す
る。
各センサ１０の信号を増巾回路１１である一定
のレベルまで増幅して、該信号が電圧範囲設定回
路１２で設定された範囲、すなわちセンサが正常
に動作している時の上下限電圧、ここでは、基準
（ベース）電圧をVbとして、初期ドリフト、ある
いは温度ドリフト等による信号変化分をΔVとし
た場合のVb±（ΔV＋α）（但しαの値は可変設定
値）の範囲内にあるか否かを比較回路１３で比較
することにより、センサが正常であるか否かをチ
エツクする。
のレベルまで増幅して、該信号が電圧範囲設定回
路１２で設定された範囲、すなわちセンサが正常
に動作している時の上下限電圧、ここでは、基準
（ベース）電圧をVbとして、初期ドリフト、ある
いは温度ドリフト等による信号変化分をΔVとし
た場合のVb±（ΔV＋α）（但しαの値は可変設定
値）の範囲内にあるか否かを比較回路１３で比較
することにより、センサが正常であるか否かをチ
エツクする。
そして電源投入時に装置が具備する各センサの
機能を上述の方法によりチエツクし、もしも異常
なセンサがあればその旨を警報回路１４でアラー
ム表示し、同時に動作停止回路１５によりセンサ
の異常が解除されない限り次の動作に移行しない
ようにしている。
機能を上述の方法によりチエツクし、もしも異常
なセンサがあればその旨を警報回路１４でアラー
ム表示し、同時に動作停止回路１５によりセンサ
の異常が解除されない限り次の動作に移行しない
ようにしている。
上記各センサの機能をチエツクし、全てのセン
サが正常に機能していることを確認した後に臨床
処理を行なう。上述のセンサのチエツクを終了し
た装置では臨床処理時にセンサの異常を示す警報
が発すると、この異常はセンサの異常ではなく血
液流路、膜モジユールの詰り等の異常、あるいは
誤操作による異常であり、異常発生個所の確認、
異常の処理を迅速に行うことができる。
サが正常に機能していることを確認した後に臨床
処理を行なう。上述のセンサのチエツクを終了し
た装置では臨床処理時にセンサの異常を示す警報
が発すると、この異常はセンサの異常ではなく血
液流路、膜モジユールの詰り等の異常、あるいは
誤操作による異常であり、異常発生個所の確認、
異常の処理を迅速に行うことができる。
（考案の効果）
以上のように本考案装置は臨床使用の際に電源
を投入した段階で、各センサの機能をチエツク
し、もしも何等かの異常が認められた場合は、そ
の旨をアラームとして表示し、かつ各センサの機
能が正常に復帰しない場合には次の工程に移らな
いことにより、体外循環装置の信頼性が向上し、
時間と消耗品の無駄を省き、更には将来的に起こ
るはずであつたセンサの誤操作による混乱を未然
に防止することができる。
を投入した段階で、各センサの機能をチエツク
し、もしも何等かの異常が認められた場合は、そ
の旨をアラームとして表示し、かつ各センサの機
能が正常に復帰しない場合には次の工程に移らな
いことにより、体外循環装置の信頼性が向上し、
時間と消耗品の無駄を省き、更には将来的に起こ
るはずであつたセンサの誤操作による混乱を未然
に防止することができる。
第１図は本考案装置のフロー図であり、第２図
はセンサの機能をチエツクする回路のブロツク図
である。 １０……センサ、１１……増巾器、１２……電
圧範囲設定回路、１３……比較回路、１４……警
報回路。
はセンサの機能をチエツクする回路のブロツク図
である。 １０……センサ、１１……増巾器、１２……電
圧範囲設定回路、１３……比較回路、１４……警
報回路。
Claims (1)
- 各センサの機能チエツク機構を有する、膜を用
いた体外循環処理装置であつて、該装置は電源投
入時に、各センサの電圧を検出する回路と、所定
の電圧範囲を設定する回路と、上記検出回路で検
出された各センサの電圧値と設定値とを比較する
回路と、センサの電圧値が設定範囲から外れてい
るときに警報を発する警報回路とを備えてなる体
外循環処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986065611U JPH0431074Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986065611U JPH0431074Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62177735U JPS62177735U (ja) | 1987-11-11 |
| JPH0431074Y2 true JPH0431074Y2 (ja) | 1992-07-27 |
Family
ID=30902843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986065611U Expired JPH0431074Y2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0431074Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5941427B2 (ja) * | 1979-12-10 | 1984-10-06 | 株式会社東芝 | 車体傾斜制御装置付き車両構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5941427U (ja) * | 1982-09-08 | 1984-03-16 | 株式会社三陽電機製作所 | 動作状態表示装置 |
-
1986
- 1986-04-28 JP JP1986065611U patent/JPH0431074Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5941427B2 (ja) * | 1979-12-10 | 1984-10-06 | 株式会社東芝 | 車体傾斜制御装置付き車両構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62177735U (ja) | 1987-11-11 |
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