JPH04308414A - 直流回路の保護装置 - Google Patents
直流回路の保護装置Info
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- JPH04308414A JPH04308414A JP20965491A JP20965491A JPH04308414A JP H04308414 A JPH04308414 A JP H04308414A JP 20965491 A JP20965491 A JP 20965491A JP 20965491 A JP20965491 A JP 20965491A JP H04308414 A JPH04308414 A JP H04308414A
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気機器の操作制御回
路などで用いられる直流回路、すなわちマグネットコイ
ルと接点とが直列に接続され、直流電流が通電される直
流回路を過電流から保護するための装置に関する。
路などで用いられる直流回路、すなわちマグネットコイ
ルと接点とが直列に接続され、直流電流が通電される直
流回路を過電流から保護するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マグネットコイルを作動させて電気機器
を操作制御する回路としては、そのマグネットコイルと
接点との直列回路に直流電圧が印加される直流回路が用
いられる。その接点を閉成することによってマグネット
コイルを直流励磁させ電気機器を操作制御する。この直
流回路におけるマグネットコイルの回路部品がそれ自体
でレヤーショートすると、その直流回路に定格電流以上
の過電流が流れる。その状態で接点を開閉し続けると、
接点の消耗が激しくなり接点の寿命が短くなる。
を操作制御する回路としては、そのマグネットコイルと
接点との直列回路に直流電圧が印加される直流回路が用
いられる。その接点を閉成することによってマグネット
コイルを直流励磁させ電気機器を操作制御する。この直
流回路におけるマグネットコイルの回路部品がそれ自体
でレヤーショートすると、その直流回路に定格電流以上
の過電流が流れる。その状態で接点を開閉し続けると、
接点の消耗が激しくなり接点の寿命が短くなる。
【0003】レヤーショートに対する直流回路の保護方
法としては、従来■接点を数個直列に並べる、■その回
路の定格電流より大きい仕様の接点を使用する、■回路
部品の抵抗値をテスタで定期的に計測する、などの方法
がとられていた。■の方法は複数の接点が介装されたこ
とで、直流回路の開閉時に接点の開極距離が大きくなる
ので発生アークが小さくなり接点の消耗が小さくなる。 一方、■の方法はレヤーショートで電流が増加する分を
あらかじめ見越して定格遮断電流のより大きい接点を用
いる方法である。
法としては、従来■接点を数個直列に並べる、■その回
路の定格電流より大きい仕様の接点を使用する、■回路
部品の抵抗値をテスタで定期的に計測する、などの方法
がとられていた。■の方法は複数の接点が介装されたこ
とで、直流回路の開閉時に接点の開極距離が大きくなる
ので発生アークが小さくなり接点の消耗が小さくなる。 一方、■の方法はレヤーショートで電流が増加する分を
あらかじめ見越して定格遮断電流のより大きい接点を用
いる方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の保護方法では接点の大きさや個数が増し
経済的に不利であるとともに、異常個所を見出すことが
できないという問題があった。接点の大容量化や個数の
増加は回路全体がより高価となる上に、レヤーショート
異常を起こしているマグネットコイルを未然に検出する
ことができない。したがって、レヤーショートが進展し
、いつかは部品の絶縁破壊によって直流回路が全路短絡
する可能性もある。通常、直流回路にはヒューズが介装
されてあるが、ヒューズはレヤーショートに対してはほ
とんど動作しない。また、テスタでレヤーショートして
いる部品を検査する方法は多大の手間を要する。さらに
、通常、テスタの出力電圧は数ボルトであるが、直流回
路の定格電圧は100 ボルトとより高いのでレヤーシ
ョートを見過してしまう可能性もあった。
たような従来の保護方法では接点の大きさや個数が増し
経済的に不利であるとともに、異常個所を見出すことが
できないという問題があった。接点の大容量化や個数の
増加は回路全体がより高価となる上に、レヤーショート
異常を起こしているマグネットコイルを未然に検出する
ことができない。したがって、レヤーショートが進展し
、いつかは部品の絶縁破壊によって直流回路が全路短絡
する可能性もある。通常、直流回路にはヒューズが介装
されてあるが、ヒューズはレヤーショートに対してはほ
とんど動作しない。また、テスタでレヤーショートして
いる部品を検査する方法は多大の手間を要する。さらに
、通常、テスタの出力電圧は数ボルトであるが、直流回
路の定格電圧は100 ボルトとより高いのでレヤーシ
ョートを見過してしまう可能性もあった。
【0005】この発明の目的は、半導体よりなる高速ス
イッチング素子を直流回路に介装することにより、レヤ
ーショート発生時に回路を遮断または異常検出して接点
を保護するとともに異常を起こした直流回路を見出すこ
とにある。
イッチング素子を直流回路に介装することにより、レヤ
ーショート発生時に回路を遮断または異常検出して接点
を保護するとともに異常を起こした直流回路を見出すこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、この発明によれば、マグネットコイルまたは抵抗と
、接点とが直列に接続され、直流電流が通電される直流
回路を過電流から保護するためのものであって、第1の
スイッチング素子のコレクタ端子とエミッタ端子との間
とこのエミッタ端子に結線された過電流検出抵抗とが直
列に接続された遮断回路と、バイアス抵抗を介して第1
のスイッチング素子のベース端子に結線されたコレクタ
端子および第1のスイッチング素子のエミッタ端子に結
線されたベース端子を備えコレクタ端子とエミッタ端子
との間が常開状態にある第2のスイッチング素子と、前
記バイアス抵抗を介して第1のスイッチング素子のベー
ス端子に直列バイアスを加えて第1のスイッチング素子
のコレクタ端子とエミッタ端子との間を常閉状態にする
とともに第2のスイッチング素子のコレクタ端子とエミ
ッタ端子との間に直流電圧を加える直流電源とにより構
成され、前記遮断回路が前記直流回路に直列に介装され
、直流回路に過電流が流れたときに過電流検出抵抗がそ
の過電流を検出し、第2のスイッチング素子が閉成され
るとともに第1のスイッチング素子が開成されることに
よって遮断回路が遮断されるものとし、この構成に加え
て、第2のスイッチング素子のエミッタ電流が流れる回
路に介装され直流回路に過電流が流れたときに警報信号
を出力する警報回路を備えたものとする。さらに、この
構成において、直流電源がその出力側に直列に結線され
た2つの抵抗よりなる抵抗分圧器を備え、この抵抗分圧
器を介して直流電圧を出力するものとする。
に、この発明によれば、マグネットコイルまたは抵抗と
、接点とが直列に接続され、直流電流が通電される直流
回路を過電流から保護するためのものであって、第1の
スイッチング素子のコレクタ端子とエミッタ端子との間
とこのエミッタ端子に結線された過電流検出抵抗とが直
列に接続された遮断回路と、バイアス抵抗を介して第1
のスイッチング素子のベース端子に結線されたコレクタ
端子および第1のスイッチング素子のエミッタ端子に結
線されたベース端子を備えコレクタ端子とエミッタ端子
との間が常開状態にある第2のスイッチング素子と、前
記バイアス抵抗を介して第1のスイッチング素子のベー
ス端子に直列バイアスを加えて第1のスイッチング素子
のコレクタ端子とエミッタ端子との間を常閉状態にする
とともに第2のスイッチング素子のコレクタ端子とエミ
ッタ端子との間に直流電圧を加える直流電源とにより構
成され、前記遮断回路が前記直流回路に直列に介装され
、直流回路に過電流が流れたときに過電流検出抵抗がそ
の過電流を検出し、第2のスイッチング素子が閉成され
るとともに第1のスイッチング素子が開成されることに
よって遮断回路が遮断されるものとし、この構成に加え
て、第2のスイッチング素子のエミッタ電流が流れる回
路に介装され直流回路に過電流が流れたときに警報信号
を出力する警報回路を備えたものとする。さらに、この
構成において、直流電源がその出力側に直列に結線され
た2つの抵抗よりなる抵抗分圧器を備え、この抵抗分圧
器を介して直流電圧を出力するものとする。
【0007】また、上記目的を解決するために、この発
明によれば、マグネットコイルと、このマグネットコイ
ルの励磁に連動して開成する接点とが直列に接続され、
直流電流が通電される直流回路を過電流から保護するた
めのものであって、スイッチング素子のコレクタ端子と
エミッタ端子との間と変流器の1次コイルとが直列に接
続された検出回路と、前記スイッチング素子のベース端
子に直流バイアスを加えて前記スイッチング素子のコレ
クタ端子とエミッタ端子との間を閉成するとともにその
間が所定の電流レベルまで流れる状態にする駆動回路と
、この駆動回路に給電する駆動電源と、前記変流器の出
力信号を受け前記マグネットコイルが励磁されてから前
記接点が開成するまでの時間が所定の基準値より長いと
きに警報信号を出力する判断回路とにより構成され、前
記検出回路が前記直流回路に直列に介装され、直流回路
に過電流が流れたときに判断回路がマグネットコイルの
異常と判断して警報信号を出力するものとし、この構成
において、駆動電源が直流電圧を受けて一定の直流出力
を駆動回路に給電する安定化回路を備えたものとする。
明によれば、マグネットコイルと、このマグネットコイ
ルの励磁に連動して開成する接点とが直列に接続され、
直流電流が通電される直流回路を過電流から保護するた
めのものであって、スイッチング素子のコレクタ端子と
エミッタ端子との間と変流器の1次コイルとが直列に接
続された検出回路と、前記スイッチング素子のベース端
子に直流バイアスを加えて前記スイッチング素子のコレ
クタ端子とエミッタ端子との間を閉成するとともにその
間が所定の電流レベルまで流れる状態にする駆動回路と
、この駆動回路に給電する駆動電源と、前記変流器の出
力信号を受け前記マグネットコイルが励磁されてから前
記接点が開成するまでの時間が所定の基準値より長いと
きに警報信号を出力する判断回路とにより構成され、前
記検出回路が前記直流回路に直列に介装され、直流回路
に過電流が流れたときに判断回路がマグネットコイルの
異常と判断して警報信号を出力するものとし、この構成
において、駆動電源が直流電圧を受けて一定の直流出力
を駆動回路に給電する安定化回路を備えたものとする。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、第1のスイッチング
素子と過電流検出抵抗とが直列に接続された遮断回路を
保護したい直流回路に直列に介装する。第1のスイッチ
ング素子のベース端子には直流電源よりバイアス抵抗を
介して直流バイアスを加え、第1のスイッチング素子を
常閉状態にしておく。直流回路の回路部品であるマグネ
ットコイルや抵抗にレヤーショートの異常が発生すると
、直流回路に過電流が生ずるので過電流検出抵抗にかか
る電圧が上昇する。過電流検出抵抗と第1のスイッチン
グ素子との接続点に第2のスイッチング素子のベース端
子が結線されている。この第2のスイッチング素子は常
時は開成状態に保たれているが、過電流検出抵抗の電位
上昇によってそのベース端子に直流バイアスがかかり第
2のスイッチング素子が閉成される。第2のスイッチン
グ素子のコレクタ端子およびエミッタ端子間には直流電
圧が印加されているとともにそのコレクタ端子はバイア
ス抵抗を介して第1のスイッチング素子のベース端子に
結線されている。第2のスイッチング素子の閉成によっ
て第1のスイッチング素子の直流バイアスが低下し、第
1のスイッチング素子が開成する。したがって、遮断回
路の遮断、すなわち直流回路の遮断が回路部品のレヤー
ショート発生とほぼ同時に起きるので、回路部品に直列
につながる接点を過電流から保護することができる。
素子と過電流検出抵抗とが直列に接続された遮断回路を
保護したい直流回路に直列に介装する。第1のスイッチ
ング素子のベース端子には直流電源よりバイアス抵抗を
介して直流バイアスを加え、第1のスイッチング素子を
常閉状態にしておく。直流回路の回路部品であるマグネ
ットコイルや抵抗にレヤーショートの異常が発生すると
、直流回路に過電流が生ずるので過電流検出抵抗にかか
る電圧が上昇する。過電流検出抵抗と第1のスイッチン
グ素子との接続点に第2のスイッチング素子のベース端
子が結線されている。この第2のスイッチング素子は常
時は開成状態に保たれているが、過電流検出抵抗の電位
上昇によってそのベース端子に直流バイアスがかかり第
2のスイッチング素子が閉成される。第2のスイッチン
グ素子のコレクタ端子およびエミッタ端子間には直流電
圧が印加されているとともにそのコレクタ端子はバイア
ス抵抗を介して第1のスイッチング素子のベース端子に
結線されている。第2のスイッチング素子の閉成によっ
て第1のスイッチング素子の直流バイアスが低下し、第
1のスイッチング素子が開成する。したがって、遮断回
路の遮断、すなわち直流回路の遮断が回路部品のレヤー
ショート発生とほぼ同時に起きるので、回路部品に直列
につながる接点を過電流から保護することができる。
【0009】上記の構成に加えて、第2のスイッチング
素子のエミッタ電流が流れる回路に警報回路を介装した
ことにより、第2のスイッチング素子が閉成した時にエ
ミッタ端子に直流電流が流れるのでこのエミッタ電流を
トリガ入力として警報回路が警報信号を出力する。この
ように構成することによってレヤーショート異常を起こ
した直流回路を見出すことができる。
素子のエミッタ電流が流れる回路に警報回路を介装した
ことにより、第2のスイッチング素子が閉成した時にエ
ミッタ端子に直流電流が流れるのでこのエミッタ電流を
トリガ入力として警報回路が警報信号を出力する。この
ように構成することによってレヤーショート異常を起こ
した直流回路を見出すことができる。
【0010】また、上記構成に加えて、直流電源の出力
側に抵抗分圧器を備え、その分圧比を調整することによ
り、直流回路とその保護装置との直流電源を兼用するこ
とができる。
側に抵抗分圧器を備え、その分圧比を調整することによ
り、直流回路とその保護装置との直流電源を兼用するこ
とができる。
【0011】また、この発明の構成によれば、スイッチ
ング素子と変流器の1次コイルとが直列に接続された検
出回路を保護したい直流回路に直列に介装する。スイッ
チング素子のベース端子には駆動回路より直流バイアス
を加え、スイッチング素子のコレクタ端子とエミッタ端
子との間を閉成するとともにその間が所定の電流まで流
れる状態にしておく。直流回路の回路部品であるマグネ
ットコイルにレヤーショートが発生すると、その直流回
路に過電流が流れようとするがスイッチング素子がその
ベース端子の直流バイアスのために所定の電流、例えば
マグネットコイルの定格電流以上は流さない。そのため
に、マグネットコイルに発生する起磁力が不足し、マグ
ネットコイル自体の接点投入時間が所定の基準値より長
くなる。したがって、このマグネットコイルの励磁に連
動して開成する直流回路の接点もその動作時間に遅れが
生ずる。変流器の出力信号を判断回路が受けて、直流回
路接点が開成するまでの時間が所定の基準値より長いと
きに警報信号を出力する。この警報信号によって、レヤ
ーショート異常を起こした直流回路を見出すことができ
る。
ング素子と変流器の1次コイルとが直列に接続された検
出回路を保護したい直流回路に直列に介装する。スイッ
チング素子のベース端子には駆動回路より直流バイアス
を加え、スイッチング素子のコレクタ端子とエミッタ端
子との間を閉成するとともにその間が所定の電流まで流
れる状態にしておく。直流回路の回路部品であるマグネ
ットコイルにレヤーショートが発生すると、その直流回
路に過電流が流れようとするがスイッチング素子がその
ベース端子の直流バイアスのために所定の電流、例えば
マグネットコイルの定格電流以上は流さない。そのため
に、マグネットコイルに発生する起磁力が不足し、マグ
ネットコイル自体の接点投入時間が所定の基準値より長
くなる。したがって、このマグネットコイルの励磁に連
動して開成する直流回路の接点もその動作時間に遅れが
生ずる。変流器の出力信号を判断回路が受けて、直流回
路接点が開成するまでの時間が所定の基準値より長いと
きに警報信号を出力する。この警報信号によって、レヤ
ーショート異常を起こした直流回路を見出すことができ
る。
【0012】上記の構成において、駆動電源が直流電圧
を受けて一定の直流出力を駆動回路に給電する安定化回
路を備えている。この構成によって、直流回路とその保
護装置との直流電源を兼用することができるとともに、
直流電圧の変動や周囲温度の変化があってもスイッチン
グ素子のベースに安定したレベルの直流バイアスを加え
ることができる。
を受けて一定の直流出力を駆動回路に給電する安定化回
路を備えている。この構成によって、直流回路とその保
護装置との直流電源を兼用することができるとともに、
直流電圧の変動や周囲温度の変化があってもスイッチン
グ素子のベースに安定したレベルの直流バイアスを加え
ることができる。
【0013】
【実施例】以下この発明を実施例に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施例にかかる直流回路の保護装置の
構成を示す回路接続図である。遮断回路10が半導体な
どのスイッチング素子S1のコレクタ端子Cとエミッタ
端子Eとの間と過電流検出抵抗R7との直列接続によっ
て構成され、両端子1, 2間が保護しようとする直流
回路に直列に介装される。スイッチング素子S1のベー
ス端子Bにはバイアス抵抗R6が結線されている。また
、抵抗R4およびR5と投入スイッチS0との直列回路
よりなる抵抗分圧器11が直流電源の出力端子P, N
に接続されている。さらに、もう一つのスイッチング素
子であるトランジスタS2のベース端子Bがスイッチン
グ素子S1のエミッタ端子Eと過電流検出抵抗R7との
接続点Hに結線されている。トランジスタS2のコレク
タ端子Cはバイアス抵抗R6と抵抗分圧器11の分圧出
力端子Gとの両者に結線され、トランジスタS2のエミ
ッタ端子Eは警報回路6を介して直流電源の出力端子N
に結線されている。図1において、C, EおよびBは
それぞれスイッチング素子S1あるいはトランジスタS
2のコレクタ端子、エミッタ端子およびベース端子に対
応する符号である。スイッチング素子S1およびトラン
ジスタS2は、いずれも高速なスイッチング性能を備え
たものが使用される。投入スイッチS0は直流電圧を供
給し保護回路を生かすための手動スイッチである。
構成を示す回路接続図である。遮断回路10が半導体な
どのスイッチング素子S1のコレクタ端子Cとエミッタ
端子Eとの間と過電流検出抵抗R7との直列接続によっ
て構成され、両端子1, 2間が保護しようとする直流
回路に直列に介装される。スイッチング素子S1のベー
ス端子Bにはバイアス抵抗R6が結線されている。また
、抵抗R4およびR5と投入スイッチS0との直列回路
よりなる抵抗分圧器11が直流電源の出力端子P, N
に接続されている。さらに、もう一つのスイッチング素
子であるトランジスタS2のベース端子Bがスイッチン
グ素子S1のエミッタ端子Eと過電流検出抵抗R7との
接続点Hに結線されている。トランジスタS2のコレク
タ端子Cはバイアス抵抗R6と抵抗分圧器11の分圧出
力端子Gとの両者に結線され、トランジスタS2のエミ
ッタ端子Eは警報回路6を介して直流電源の出力端子N
に結線されている。図1において、C, EおよびBは
それぞれスイッチング素子S1あるいはトランジスタS
2のコレクタ端子、エミッタ端子およびベース端子に対
応する符号である。スイッチング素子S1およびトラン
ジスタS2は、いずれも高速なスイッチング性能を備え
たものが使用される。投入スイッチS0は直流電圧を供
給し保護回路を生かすための手動スイッチである。
【0014】図1において、端子1, 2が図示されて
いない直流回路に接続されるとともに投入スイッチS0
を閉成させると、直流電圧がバイアス抵抗R6を介して
スイッチング素子S1のベース端子Bに直流バイアスを
与える。 直流バイアスを抵抗R4, R5およびバイアス抵抗R
6によって適正な値に調整することによって、スイッチ
ング素子S1のコレクタ端子Cおよびエミッタ端子E間
を導通状態にさせることができる。一方、トランジスタ
S2のベース端子Bの電圧は、直流回路が正常な状態の
場合ではトランジスタS2のコレクタ端子Cおよびエミ
ッタ端子E間が導通状態にならないように、過電流検出
抵抗R7の抵抗値をあらかじめ適正な値に選定しておく
。また、過電流検出抵抗R7はできるだけ小さくし、直
流回路に流れる定格電流に影響を与えない程度のものに
する。直流回路の回路部品にレヤーショートが生じ、過
電流が端子1, 2を介して過電流検出抵抗R7に流れ
ると、接続点Hの電位が急上昇し、トランジスタS2の
ベース端子Bに電流が供給される。その瞬間にトランジ
スタS2が導通状態となり、抵抗分圧器11の分圧出力
端子Gの電位が低下する。それによって、スイッチング
素子S1のベース端子Bの直流バイアスが低下するので
、スイッチング素子S1のコレクタ端子Cおよびエミッ
タ端子E間が遮断状態となり、遮断回路10が遮断状態
になる。さらに、トランジスタS2が動作したときに、
トランジスタS2のエミッタ端子Eから直流電源の端子
Nに電流が流れるので、この電流を入力として警報回路
6が警報信号6Sを出力する。警報回路は例えば、フリ
ップフロップ回路にて容易に構成することができる。
いない直流回路に接続されるとともに投入スイッチS0
を閉成させると、直流電圧がバイアス抵抗R6を介して
スイッチング素子S1のベース端子Bに直流バイアスを
与える。 直流バイアスを抵抗R4, R5およびバイアス抵抗R
6によって適正な値に調整することによって、スイッチ
ング素子S1のコレクタ端子Cおよびエミッタ端子E間
を導通状態にさせることができる。一方、トランジスタ
S2のベース端子Bの電圧は、直流回路が正常な状態の
場合ではトランジスタS2のコレクタ端子Cおよびエミ
ッタ端子E間が導通状態にならないように、過電流検出
抵抗R7の抵抗値をあらかじめ適正な値に選定しておく
。また、過電流検出抵抗R7はできるだけ小さくし、直
流回路に流れる定格電流に影響を与えない程度のものに
する。直流回路の回路部品にレヤーショートが生じ、過
電流が端子1, 2を介して過電流検出抵抗R7に流れ
ると、接続点Hの電位が急上昇し、トランジスタS2の
ベース端子Bに電流が供給される。その瞬間にトランジ
スタS2が導通状態となり、抵抗分圧器11の分圧出力
端子Gの電位が低下する。それによって、スイッチング
素子S1のベース端子Bの直流バイアスが低下するので
、スイッチング素子S1のコレクタ端子Cおよびエミッ
タ端子E間が遮断状態となり、遮断回路10が遮断状態
になる。さらに、トランジスタS2が動作したときに、
トランジスタS2のエミッタ端子Eから直流電源の端子
Nに電流が流れるので、この電流を入力として警報回路
6が警報信号6Sを出力する。警報回路は例えば、フリ
ップフロップ回路にて容易に構成することができる。
【0015】図2は図1の実施例による装置をマグネッ
トコイルと接点とを含む直流回路に介装させた場合の電
流, 電圧波形を示すタイムチャートである。波形14
(一点鎖線) は、マグネットコイルが正常な場合に
直流回路に流れる電流I12 であり、時刻t0に立ち
上がり、その後、定常状態になる。マグネットコイルが
レヤーショートし、保護装置が介装されていないと波形
15 (点線) のように過電流が流れる。図1の保護
装置が介装されると直流回路の電流I12 は波形16
(実線) のように時刻tmで遮断される。時刻tm
では、スイッチング素子S1のベース電圧が波形17の
ように低下する。それに対応してトランジスタS2のエ
ミッタ電流I6が波形18のように立ち上がり、さらに
警報出力6Sが波形19のように出力される。過電流検
出抵抗R7の抵抗値を変えることによって、波形16の
波高値を調整することができレヤーショートの検出感度
を選ぶことが可能である。当然のことながら、図1の装
置は回路部品が全路短絡したときも遮断回路が遮断動作
する。
トコイルと接点とを含む直流回路に介装させた場合の電
流, 電圧波形を示すタイムチャートである。波形14
(一点鎖線) は、マグネットコイルが正常な場合に
直流回路に流れる電流I12 であり、時刻t0に立ち
上がり、その後、定常状態になる。マグネットコイルが
レヤーショートし、保護装置が介装されていないと波形
15 (点線) のように過電流が流れる。図1の保護
装置が介装されると直流回路の電流I12 は波形16
(実線) のように時刻tmで遮断される。時刻tm
では、スイッチング素子S1のベース電圧が波形17の
ように低下する。それに対応してトランジスタS2のエ
ミッタ電流I6が波形18のように立ち上がり、さらに
警報出力6Sが波形19のように出力される。過電流検
出抵抗R7の抵抗値を変えることによって、波形16の
波高値を調整することができレヤーショートの検出感度
を選ぶことが可能である。当然のことながら、図1の装
置は回路部品が全路短絡したときも遮断回路が遮断動作
する。
【0016】図3はこの発明の異なる実施例にかかる直
流の保護装置の構成を示す回路接続図である。検出回路
30が半導体などのスイッチング素子S3のコレクタ端
子Cとエミッタ端子Eとの間と、変流器36の1次コイ
ルとの直列接続によって構成され、両端子31, 32
が保護しようとする直流回路に介装される。スイッチン
グ素子S3のベース端子Bには駆動回路33からの直流
バイアスVBが加えられ、スイッチング素子S3のコレ
クタ端子Cとエミッタ端子Eとの間を閉成するとともに
、その間が所定の電流レベル、例えば保護しようとする
マグネットコイルの定格データImまで流れる状態にし
ておく。駆動電源34は投入スイッチS4を介して直流
電源の出力端子P, N接続され、一定の直流出力を駆
動回路33に給電する安定化回路を備えている。一方、
判断回路35は、変流器36の出力信号36S を受け
その信号が所定の基準値Tr以上続いた場合に警報信号
35S を出力する。
流の保護装置の構成を示す回路接続図である。検出回路
30が半導体などのスイッチング素子S3のコレクタ端
子Cとエミッタ端子Eとの間と、変流器36の1次コイ
ルとの直列接続によって構成され、両端子31, 32
が保護しようとする直流回路に介装される。スイッチン
グ素子S3のベース端子Bには駆動回路33からの直流
バイアスVBが加えられ、スイッチング素子S3のコレ
クタ端子Cとエミッタ端子Eとの間を閉成するとともに
、その間が所定の電流レベル、例えば保護しようとする
マグネットコイルの定格データImまで流れる状態にし
ておく。駆動電源34は投入スイッチS4を介して直流
電源の出力端子P, N接続され、一定の直流出力を駆
動回路33に給電する安定化回路を備えている。一方、
判断回路35は、変流器36の出力信号36S を受け
その信号が所定の基準値Tr以上続いた場合に警報信号
35S を出力する。
【0017】図3において、端子31, 32が図示さ
れていない直流回路に接続されるとともに投入スイッチ
S4を閉成させると、スイッチング素子S3のベース端
子Bに直流バイアスVBが加えられ、スイッチング素子
S3のコレクタ端子Cとエミッタ端子Eとの間が導通状
態となる。この直流バイアスVBのレベルは駆動電源3
4が安定化回路を備えているので、直流電源の出力端子
P, N間の電圧が多少変動したり、また、周囲温度が
変化しても常に安定した一定レベルの直流バイアスをス
イッチング素子S3が受けることができる。直流回路の
マグネットコイルにレヤーショートが生じ、過電流が端
子31, 32間を流れようとすると、スイッチング素
子S3がその電流I3の増えるのを抑える。電流I3は
Im以上は流れないのでレヤーショートしているマグネ
ットコイルに発生する起磁力が不足し、マグネットコイ
ル自体の接点の動作力が弱くなる。そのために、マグネ
ットコイル自体の接点投入時間が正常の場合より長くな
る。したがって、マグネットコイルの励磁に連動して開
成する直流回路の接点もその動作時間が遅れる。判断回
路35は変流器36の出力信号36S の継続時間が所
定の基準値Trより長いので警報信号35S を出力す
る。
れていない直流回路に接続されるとともに投入スイッチ
S4を閉成させると、スイッチング素子S3のベース端
子Bに直流バイアスVBが加えられ、スイッチング素子
S3のコレクタ端子Cとエミッタ端子Eとの間が導通状
態となる。この直流バイアスVBのレベルは駆動電源3
4が安定化回路を備えているので、直流電源の出力端子
P, N間の電圧が多少変動したり、また、周囲温度が
変化しても常に安定した一定レベルの直流バイアスをス
イッチング素子S3が受けることができる。直流回路の
マグネットコイルにレヤーショートが生じ、過電流が端
子31, 32間を流れようとすると、スイッチング素
子S3がその電流I3の増えるのを抑える。電流I3は
Im以上は流れないのでレヤーショートしているマグネ
ットコイルに発生する起磁力が不足し、マグネットコイ
ル自体の接点の動作力が弱くなる。そのために、マグネ
ットコイル自体の接点投入時間が正常の場合より長くな
る。したがって、マグネットコイルの励磁に連動して開
成する直流回路の接点もその動作時間が遅れる。判断回
路35は変流器36の出力信号36S の継続時間が所
定の基準値Trより長いので警報信号35S を出力す
る。
【0018】図4は図3の実施例による装置をマグネッ
トコイルと接点とを含む直流回路に介装させた場合の電
流, 電圧波形を示すタイムチャートである。波形41
(一点鎖線) はマグネットコイルが正常な場合直流
回路に流れる電流I3であり、時刻t0に立ち上がり、
その後、時刻tnに接点が開成されることにより零にな
る。マグネットコイルがレヤーショートすると、波形4
2のように電流I3が過電流になろうとするが、電流I
m以上は流れない。しかも、マグネットコイルへの注入
エネルギーが不足するので時刻tnでは接点は開成され
ず、時刻trまで閉成されたままである。そのために波
形42も零になるのが遅れる。波形43はスイッチング
素子S3のベース電圧であり、そのレベルはVB一定と
しスイッチング素子S3にマグネットコイルの定格電流
以上は流れないように調整される。 波形44は、波形42の継続時間が所定の基準値Trよ
り長いと判断して判断回路35が出力した警報信号35
S である。
トコイルと接点とを含む直流回路に介装させた場合の電
流, 電圧波形を示すタイムチャートである。波形41
(一点鎖線) はマグネットコイルが正常な場合直流
回路に流れる電流I3であり、時刻t0に立ち上がり、
その後、時刻tnに接点が開成されることにより零にな
る。マグネットコイルがレヤーショートすると、波形4
2のように電流I3が過電流になろうとするが、電流I
m以上は流れない。しかも、マグネットコイルへの注入
エネルギーが不足するので時刻tnでは接点は開成され
ず、時刻trまで閉成されたままである。そのために波
形42も零になるのが遅れる。波形43はスイッチング
素子S3のベース電圧であり、そのレベルはVB一定と
しスイッチング素子S3にマグネットコイルの定格電流
以上は流れないように調整される。 波形44は、波形42の継続時間が所定の基準値Trよ
り長いと判断して判断回路35が出力した警報信号35
S である。
【0019】図5は図1又は図3の実施例による保護装
置を電力用開閉器の操作制御回路に介装させた場合の回
路接続図である。投入制御回路20、投入操作回路21
および引外し回路22が、いずれもマグネットコイルま
たは抵抗と、接点との直列回路を構成し、直流電源から
の出力端子p, nに結線され直流回路を形成している
。すなわち、投入操作回路21は図示されていない電力
用開閉器の投入コイルAと、投入制御コイルXの常開接
点Xa1, Xa2, Xa3 との直列回路より構成
され (投入コイルAの励磁電流が大きいために3個の
接点が介装されている) 、引外し回路22は電力用開
閉器の引外しコイルTと、電力用開閉器の常開補助接点
5a2と、遮断指令接点4との直列回路より構成されて
いる。また、投入制御回路20は投入制御コイルX、投
入指令接点3、反復投入防止用コイルYの常閉接点Yb
2 、電力用開閉器のインターロック常閉接点6bと7
b (前記開閉器が投入完了時点に一時的に開成する接
点) との並列回路、および抵抗R1と投入制御コイル
Xの常閉遅延接点Xb1(コイルが励磁されてから所定
時間遅れて開成する接点) との並列回路が直列に接続
される回路を備えている。さらに投入制御回路20は反
復投入防止用コイルY、投入制御コイルXの常開接点X
a4 、反復投入防止用コイルYの常開接点Ya1 と
電力用開閉器の常開補助接点5a1 と抵抗R3との並
列回路、および反復投入防止コイルYの常閉遅延接点Y
b1 と抵抗R2との並列回路が直列に接続される回路
を備えている。
置を電力用開閉器の操作制御回路に介装させた場合の回
路接続図である。投入制御回路20、投入操作回路21
および引外し回路22が、いずれもマグネットコイルま
たは抵抗と、接点との直列回路を構成し、直流電源から
の出力端子p, nに結線され直流回路を形成している
。すなわち、投入操作回路21は図示されていない電力
用開閉器の投入コイルAと、投入制御コイルXの常開接
点Xa1, Xa2, Xa3 との直列回路より構成
され (投入コイルAの励磁電流が大きいために3個の
接点が介装されている) 、引外し回路22は電力用開
閉器の引外しコイルTと、電力用開閉器の常開補助接点
5a2と、遮断指令接点4との直列回路より構成されて
いる。また、投入制御回路20は投入制御コイルX、投
入指令接点3、反復投入防止用コイルYの常閉接点Yb
2 、電力用開閉器のインターロック常閉接点6bと7
b (前記開閉器が投入完了時点に一時的に開成する接
点) との並列回路、および抵抗R1と投入制御コイル
Xの常閉遅延接点Xb1(コイルが励磁されてから所定
時間遅れて開成する接点) との並列回路が直列に接続
される回路を備えている。さらに投入制御回路20は反
復投入防止用コイルY、投入制御コイルXの常開接点X
a4 、反復投入防止用コイルYの常開接点Ya1 と
電力用開閉器の常開補助接点5a1 と抵抗R3との並
列回路、および反復投入防止コイルYの常閉遅延接点Y
b1 と抵抗R2との並列回路が直列に接続される回路
を備えている。
【0020】図5の回路は、投入制御回路20の投入指
令接点3を投入することによって、投入制御コイルXが
直流励磁される。それによって、投入操作回路21の常
開接点Xa1 、 Xa2、およびXa3 が閉成され
るので投入コイルAが直流励磁され、電力用開閉器の図
示されていない主接点が投入される。一方、電力用開閉
器の主接点が投入されている状態で、引外し回路22の
遮断指令接点4を閉成すると、引外しコイルTが直流励
磁され電力用開閉器の主接点が遮断される。反復投入防
止用コイルYは電力用開閉器の主接点が投入状態におい
て、再び投入コイルAが直流励磁され再投入動作しない
ようにするためのものである。
令接点3を投入することによって、投入制御コイルXが
直流励磁される。それによって、投入操作回路21の常
開接点Xa1 、 Xa2、およびXa3 が閉成され
るので投入コイルAが直流励磁され、電力用開閉器の図
示されていない主接点が投入される。一方、電力用開閉
器の主接点が投入されている状態で、引外し回路22の
遮断指令接点4を閉成すると、引外しコイルTが直流励
磁され電力用開閉器の主接点が遮断される。反復投入防
止用コイルYは電力用開閉器の主接点が投入状態におい
て、再び投入コイルAが直流励磁され再投入動作しない
ようにするためのものである。
【0021】図5の回路において、直流回路である投入
制御回路20、投入操作回路21および引外し回路22
のそれぞれに直列に、すなわち、20Z, 21Aおよ
び22T の位置に図1の実施例による保護装置が接続
された場合、どの直流回路のマグネットコイル又は抵抗
分圧器がレヤーショートしたのかを警報出力を得ること
によって知ることができるとともに、その異常を起こし
ている直流回路を遮断する。すなわち、20Z に接続
された保護装置は投入制御コイルX, 反復投入防止用
コイルY, 又は抵抗分圧器R1, R2, R3のい
ずれかがレヤーショートを起こした時に投入制御回路2
0を遮断し警報出力を発生させる。また、21Aに接続
された保護装置は投入コイルAがレヤーショートを起こ
した時に投入操作回路21を遮断し、22T に接続さ
れた保護装置は引外しコイルTがレヤーショートを起こ
した時に引外し回路22を遮断し、それぞれ警報出力を
発生させる。図1の実施例における保護装置では分圧抵
抗器11を備えたので、保護装置の直流電源と図5のよ
うな直流回路に必要な直流電源とを共用することができ
る。すなわち、図1の分圧抵抗器11の分圧比を調整す
ることによって、スイッチング素子S1のベース端子B
の直流バイアスに必要な電圧値を得ることができる。
制御回路20、投入操作回路21および引外し回路22
のそれぞれに直列に、すなわち、20Z, 21Aおよ
び22T の位置に図1の実施例による保護装置が接続
された場合、どの直流回路のマグネットコイル又は抵抗
分圧器がレヤーショートしたのかを警報出力を得ること
によって知ることができるとともに、その異常を起こし
ている直流回路を遮断する。すなわち、20Z に接続
された保護装置は投入制御コイルX, 反復投入防止用
コイルY, 又は抵抗分圧器R1, R2, R3のい
ずれかがレヤーショートを起こした時に投入制御回路2
0を遮断し警報出力を発生させる。また、21Aに接続
された保護装置は投入コイルAがレヤーショートを起こ
した時に投入操作回路21を遮断し、22T に接続さ
れた保護装置は引外しコイルTがレヤーショートを起こ
した時に引外し回路22を遮断し、それぞれ警報出力を
発生させる。図1の実施例における保護装置では分圧抵
抗器11を備えたので、保護装置の直流電源と図5のよ
うな直流回路に必要な直流電源とを共用することができ
る。すなわち、図1の分圧抵抗器11の分圧比を調整す
ることによって、スイッチング素子S1のベース端子B
の直流バイアスに必要な電圧値を得ることができる。
【0022】また、図5の回路において、20Z, 2
1Aおよび22T の位置に図3の実施例による保護装
置が接続された場合も、どの直流回路のマグネットコイ
ルがレヤーショートしたのかを警報出力を得ることによ
って知ることができる。すなわち、20Z に接続され
た保護装置は投入制御コイルXがレヤーショートした時
に、投入制御コイルXの励磁後の常開接点Xa1, X
a2, Xa3 の閉成時間が正常の場合より遅れる。 そのために、投入コイルAの励磁も遅れ、常開補助接点
5a1 の投入時間も遅れる。結果として、反復投入防
止用コイルYの励磁も遅れ、その常閉接点Yb2 の開
成も遅れる。保護装置の検出回路に流れる電流の継続時
間が所定の基準値Trより長くなるので20Z の保護
装置が警報信号を出力する。反復投入防止用コイルYが
レヤーショートした時には、反復投入防止用コイルYの
励磁後の常閉接点Yb2 の開成時間が正常の場合より
遅れる。そのために、投入制御コイルXの動作も遅れ、
その常開接点Xa4 の開成も遅れる。結果として、保
護装置の検出回路に流れる電流の継続時間が所定の基準
値Trより長くなるので20Z の保護装置が警報信号
を出力する。また、21A に接続された保護装置は投
入コイルAがレヤーショートした時に、投入コイルAの
励磁後に常開補助接点5A1 を介して反復投入防止用
コイルYが遅れて励磁されるので常閉接点Yb2 の開
成が遅れる。そのために、投入制御コイルXの動作も遅
れ、その常開接点Xa1, Xa2, Xa3 の開成
も遅れる。結果として、保護装置の検出回路に流れる電
流の継続時間が所定の基準値Trより長くなるので、2
1A の保護装置が警報信号を出力する。 さらに、22T に接続された保護装置は引外しコイル
Tがレヤーショートしたときに、引外しコイルTの励磁
後に常開補助接点5A2 の開成が正常の場合より遅れ
る。そのために、保護装置の検出回路に流れる電流の継
続時間が所定の基準値Trより長くなるので、22T
の保護装置が警報信号を出力する。
1Aおよび22T の位置に図3の実施例による保護装
置が接続された場合も、どの直流回路のマグネットコイ
ルがレヤーショートしたのかを警報出力を得ることによ
って知ることができる。すなわち、20Z に接続され
た保護装置は投入制御コイルXがレヤーショートした時
に、投入制御コイルXの励磁後の常開接点Xa1, X
a2, Xa3 の閉成時間が正常の場合より遅れる。 そのために、投入コイルAの励磁も遅れ、常開補助接点
5a1 の投入時間も遅れる。結果として、反復投入防
止用コイルYの励磁も遅れ、その常閉接点Yb2 の開
成も遅れる。保護装置の検出回路に流れる電流の継続時
間が所定の基準値Trより長くなるので20Z の保護
装置が警報信号を出力する。反復投入防止用コイルYが
レヤーショートした時には、反復投入防止用コイルYの
励磁後の常閉接点Yb2 の開成時間が正常の場合より
遅れる。そのために、投入制御コイルXの動作も遅れ、
その常開接点Xa4 の開成も遅れる。結果として、保
護装置の検出回路に流れる電流の継続時間が所定の基準
値Trより長くなるので20Z の保護装置が警報信号
を出力する。また、21A に接続された保護装置は投
入コイルAがレヤーショートした時に、投入コイルAの
励磁後に常開補助接点5A1 を介して反復投入防止用
コイルYが遅れて励磁されるので常閉接点Yb2 の開
成が遅れる。そのために、投入制御コイルXの動作も遅
れ、その常開接点Xa1, Xa2, Xa3 の開成
も遅れる。結果として、保護装置の検出回路に流れる電
流の継続時間が所定の基準値Trより長くなるので、2
1A の保護装置が警報信号を出力する。 さらに、22T に接続された保護装置は引外しコイル
Tがレヤーショートしたときに、引外しコイルTの励磁
後に常開補助接点5A2 の開成が正常の場合より遅れ
る。そのために、保護装置の検出回路に流れる電流の継
続時間が所定の基準値Trより長くなるので、22T
の保護装置が警報信号を出力する。
【0023】図3の構成の保護装置は、図1のそれと比
べると、抵抗のレヤーショートの検出はできないが、そ
の直流回路を遮断することはしない。とりあえず、その
直流回路の動作を完了させ、その役目を果たさせてから
警報信号を出力するので、電力用開閉器など直流回路を
用いている装置の運転には支障を来さない。
べると、抵抗のレヤーショートの検出はできないが、そ
の直流回路を遮断することはしない。とりあえず、その
直流回路の動作を完了させ、その役目を果たさせてから
警報信号を出力するので、電力用開閉器など直流回路を
用いている装置の運転には支障を来さない。
【0024】
【発明の効果】この発明は前述のように、保護装置が第
1のスイッチング素子と過電流検出抵抗との直列回路よ
りなり、直流回路に介装される遮断回路を備えた。さら
に、ベース端子が過電流検出抵抗の一端に結線されると
ともにコレクタ端子がバイアス抵抗を介して第1のスイ
ッチング素子のベース端子に結線された第2のスイッチ
ング素子を備えた。この構成によって直流回路を構成す
るマグネットコイルあるいは抵抗がレヤーショートある
いは短絡したときに瞬時に直流回路が遮断され、接点の
消耗を防止することができる。また、この構成によって
、直流回路の接点としてその定格電流に合ったものが使
用でき経済性が確保される。
1のスイッチング素子と過電流検出抵抗との直列回路よ
りなり、直流回路に介装される遮断回路を備えた。さら
に、ベース端子が過電流検出抵抗の一端に結線されると
ともにコレクタ端子がバイアス抵抗を介して第1のスイ
ッチング素子のベース端子に結線された第2のスイッチ
ング素子を備えた。この構成によって直流回路を構成す
るマグネットコイルあるいは抵抗がレヤーショートある
いは短絡したときに瞬時に直流回路が遮断され、接点の
消耗を防止することができる。また、この構成によって
、直流回路の接点としてその定格電流に合ったものが使
用でき経済性が確保される。
【0025】上記の構成において、第2のスイッチング
素子のエミッタ電流が流れる回路に警報回路を介装した
ことにより、どの直流回路がレヤーショート異常を起こ
したかを瞬時に知ることができる。
素子のエミッタ電流が流れる回路に警報回路を介装した
ことにより、どの直流回路がレヤーショート異常を起こ
したかを瞬時に知ることができる。
【0026】さらに、上記の構成において、保護装置の
直流電源の出力側に抵抗分圧器を備えたことにより、保
護装置と直流回路との直流電源を兼用することができ、
装置のコンパクト化がはかれ経済性が確保される。
直流電源の出力側に抵抗分圧器を備えたことにより、保
護装置と直流回路との直流電源を兼用することができ、
装置のコンパクト化がはかれ経済性が確保される。
【0027】また、この発明は前述のように、保護装置
がスイッチング素子と変流器の1次コイルとの直列回路
よりなり、直流回路に介装される検出回路を備えた。さ
らに、スイッチング素子のベース端子に直流バイアスを
加えスイッチング素子を閉成するとともに所定の電流レ
ベルまで流れる状態にする駆動回路と、変流器の出力信
号を受け直流回路のマグネットコイルが励磁されてから
接点が開成するまでの時間が所定の基準値より長いとき
に警報信号を出力する判断回路とを備えた。この構成に
よって直流回路を構成するマグネットコイルがレヤーシ
ョートしたときに警報信号が出力されるので、どの直流
回路が異常を起こしたかを瞬時に知ることができる。ま
た、この保護回路の構成は直流回路を遮断しないので、
直流回路の組まれている装置のとりえあずの運転には支
障を来さないという利点もある。
がスイッチング素子と変流器の1次コイルとの直列回路
よりなり、直流回路に介装される検出回路を備えた。さ
らに、スイッチング素子のベース端子に直流バイアスを
加えスイッチング素子を閉成するとともに所定の電流レ
ベルまで流れる状態にする駆動回路と、変流器の出力信
号を受け直流回路のマグネットコイルが励磁されてから
接点が開成するまでの時間が所定の基準値より長いとき
に警報信号を出力する判断回路とを備えた。この構成に
よって直流回路を構成するマグネットコイルがレヤーシ
ョートしたときに警報信号が出力されるので、どの直流
回路が異常を起こしたかを瞬時に知ることができる。ま
た、この保護回路の構成は直流回路を遮断しないので、
直流回路の組まれている装置のとりえあずの運転には支
障を来さないという利点もある。
【0028】さらに、この保護装置の駆動電源が直流電
圧を受けて一定の直流出力を駆動回路に給電する安定化
回路を備えたことにより、保護装置と直流回路との直流
電源を兼用することができ、装置のコンパクト化がはか
れ経済性が確保される。また、直流電源電圧の変動や周
囲温度の変化があってもスイッチング素子のベース端子
に安定したレベルの直流バイアスを加えることができる
という利点もある。
圧を受けて一定の直流出力を駆動回路に給電する安定化
回路を備えたことにより、保護装置と直流回路との直流
電源を兼用することができ、装置のコンパクト化がはか
れ経済性が確保される。また、直流電源電圧の変動や周
囲温度の変化があってもスイッチング素子のベース端子
に安定したレベルの直流バイアスを加えることができる
という利点もある。
【図1】この発明の実施例にかかる直流回路の保護装置
の構成を示す回路接続図
の構成を示す回路接続図
【図2】図1の実施例による装置を直流回路に介装させ
た場合の電流, 電圧波形を示すタイムチャート
た場合の電流, 電圧波形を示すタイムチャート
【図3
】この発明の異なる実施例にかかる直流回路の保護装置
の構成を示す回路接続図
】この発明の異なる実施例にかかる直流回路の保護装置
の構成を示す回路接続図
【図4】図3の実施例による装置を直流回路に介装させ
た場合の電流, 電圧波形を示すタイムチャート
た場合の電流, 電圧波形を示すタイムチャート
【図5
】図1又は図3の実施例による装置を電力用開閉器の操
作制御回路に介装させた場合の回路接続図
】図1又は図3の実施例による装置を電力用開閉器の操
作制御回路に介装させた場合の回路接続図
S1 スイッチング素子
S3 スイッチング素子
S2 トランジスタ
S0 投入スイッチ
S4 投入スイッチ
R4 抵抗
R5 抵抗
R6 バイアス抵抗
R7 過電流検出抵抗
6 警報回路
10 遮断回路
11 抵抗分圧器
C コレクタ端子
E エミッタ端子
B ベース端子
20Z 保護装置
21A 保護装置
22T 保護装置
30 検出回路
33 駆動回路
34 駆動電源
35 判断回路
36 変流器
20 投入制御回路
21 投入操作回路
22 引外し回路
X 投入制御コイル
Y 反復投入防止コイル
A 投入コイル
T 引外しコイル
5a1 常開補助接点
5a2 常開補助接点
3 投入指令接点
4 遮断指令接点
Claims (5)
- 【請求項1】マグネットコイルまたは抵抗と、接点とが
直列に接続され、直流電流が通電される直流回路を過電
流から保護するためのものであって、第1のスイッチン
グ素子のコレクタ端子とエミッタ端子との間とこのエミ
ッタ端子に結線された過電流検出抵抗とが直列に接続さ
れた遮断回路と、バイアス抵抗を介して第1のスイッチ
ング素子のベース端子に結線されたコレクタ端子および
第1のスイッチング素子のエミッタ端子に結線されたベ
ース端子を備えコレクタ端子とエミッタ端子との間が常
開状態にある第2のスイッチング素子と、前記バイアス
抵抗を介して第1のスイッチング素子のベース端子に直
列バイアスを加えて第1のスイッチング素子のコレクタ
端子とエミッタ端子との間を常閉状態にするとともに第
2のスイッチング素子のコレクタ端子とエミッタ端子と
の間に直流電圧を加える直流電源とにより構成され、前
記遮断回路が前記直流回路に直列に介装され、直流回路
に過電流が流れたときに過電流検出抵抗がその過電流を
検出し、第2のスイッチング素子が閉成されるとともに
第1のスイッチング素子が開成されることによって遮断
回路が遮断されることを特徴とする直流回路の保護装置
。 - 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、第2のスイ
ッチング素子のエミッタ電流が流れる回路に介装され直
流回路に過電流が流れたときに警報信号を出力する警報
回路を備えたことを特徴とする直流回路の保護装置。 - 【請求項3】請求項1あるいは2記載のものにおいて、
直流電源がその出力側に直列に結線された2つの抵抗よ
りなる抵抗分圧器を備え、この抵抗分圧器を介して直流
電圧を出力することを特徴とする直流回路の保護装置。 - 【請求項4】マグネットコイルと、このマグネットコイ
ルの励磁に連動して開成する接点とが直列に接続され、
直流電流が通電される直流回路を過電流から保護するた
めのものであって、スイッチング素子のコレクタ端子と
エミッタ端子との間と変流器の1次コイルとが直列に接
続された検出回路と、前記スイッチング素子のベース端
子に直流バイアスを加えて前記スイッチング素子のコレ
クタ端子とエミッタ端子との間を閉成するとともにその
間が所定の電流レベルまで流れる状態にする駆動回路と
、この駆動回路に給電する駆動電源と、前記変流器の出
力信号を受け前記マグネットコイルが励磁されてから前
記接点が開成するまでの時間が所定の基準値より長いと
きに警報信号を出力する判断回路とにより構成され、前
記検出回路が前記直流回路に直列に介装され、直流回路
に過電流が流れたときに判断回路がマグネットコイルの
異常と判断して警報信号を出力することを特徴とする直
流回路の保護装置。 - 【請求項5】請求項4記載のものにおいて、駆動電源が
直流電圧を受けて一定の直流出力を駆動回路に給電する
安定化回路を備えたことを特徴とする直流回路の保護装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20965491A JPH04308414A (ja) | 1991-02-12 | 1991-08-22 | 直流回路の保護装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1814291 | 1991-02-12 | ||
JP3-18142 | 1991-02-12 | ||
JP20965491A JPH04308414A (ja) | 1991-02-12 | 1991-08-22 | 直流回路の保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04308414A true JPH04308414A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=26354779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20965491A Pending JPH04308414A (ja) | 1991-02-12 | 1991-08-22 | 直流回路の保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04308414A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102709869A (zh) * | 2012-05-23 | 2012-10-03 | 苏州市职业大学 | 一种短路保护装置 |
CN106454171A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-02-22 | 深圳市视维科技有限公司 | 机顶盒ca卡供电电路 |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP20965491A patent/JPH04308414A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102709869A (zh) * | 2012-05-23 | 2012-10-03 | 苏州市职业大学 | 一种短路保护装置 |
CN106454171A (zh) * | 2016-11-15 | 2017-02-22 | 深圳市视维科技有限公司 | 机顶盒ca卡供电电路 |
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