JPH04307380A - 磁区観察装置 - Google Patents

磁区観察装置

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Publication number
JPH04307380A
JPH04307380A JP7096291A JP7096291A JPH04307380A JP H04307380 A JPH04307380 A JP H04307380A JP 7096291 A JP7096291 A JP 7096291A JP 7096291 A JP7096291 A JP 7096291A JP H04307380 A JPH04307380 A JP H04307380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
magnetic domain
magnetic
light source
observation device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7096291A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Mifune
達雄 三舩
Yuji Komata
雄二 小俣
Satoshi Kawada
聡 河田
Shigeo Minami
南 茂夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7096291A priority Critical patent/JPH04307380A/ja
Publication of JPH04307380A publication Critical patent/JPH04307380A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Magnetic Heads (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性体の静的及び動的
磁区構造の観察に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光源として水銀ランプやハロゲンランプ
を用いた従来の磁区観察装置では光源の絶対的な光強度
が低いために、画像全体の明るさや磁化の大きさ及び方
向に対応したコントラストが不足し、静的な状態におけ
る磁区パタ−ンの鮮明な画像を得ることが困難である。 半導体レーザーを光源として用いる場合には光強度の高
い光を利用出来ることが期待できるが、そのコヒーレン
スの高さが干渉縞等のノイズの原因となり、画質の著し
い低下を招いてしまう。画質の向上にはレ−ザ−光のコ
ヒ−レンスを低下させる必要があるが、レ−ザ−光の光
路上に拡散板を挿入する従来の方法では、光強度が著し
く低下するので、画像全体の明るさや磁化の大きさ及び
方向に対応したコントラストが不足し、磁区パタ−ンの
鮮明な画像を得ることは困難である。短時間で変化する
動的な磁区パターンの観察を行なうためには、短時間(
例えば10ns程度)で開閉できるシャッター機能を備
えた検出器が必要であるが、このような機能を備えた検
出器は現在まだ存在していない。一方、光源自体をパル
ス状に発光させることによってシャッターの代用とする
ことも考えられるが、水銀ランプやハロゲンランプそし
てHe−Ne等のガスレ−ザ−は、高い周波数(例えば
100MHz以上)でパルス状に発光させることが不可
能である。このため短時間で変化する動的な磁区パター
ンの観察は不可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】静的な状態での磁性体
試料の磁区パターンの鮮明な画像を得るには、光強度の
高い光源が必要である。また、レーザーを光源として用
いる場合にはそのコヒーレンスを低下させなくてはなら
ないという問題がある。短時間で磁区パターンが変化す
る動的な状態の磁区パターンの鮮明な画像を得るには、
高い周波数(例えば100MHz)で高輝度のパルスを
発光させることができる光源が必要である。従ってこれ
らの問題を解決することが不可欠である。
【0004】
【課題を解決するための手段】まず、コヒーレンスを低
下させる手段について述べる。光源として光強度の高い
半導体レーザーを用いて連続発光させ、かつレーザー光
を音響光学素子を通過させた後、開口絞りの位置に集光
させ、音響光学素子を用いて開口絞りの位置において直
線的に走査するものである。または、光源として光強度
の高い半導体レーザーを用いて1GHz以上の周波数で
パルス状に発光させるものである。
【0005】次に静的な磁区観察の手段について述べる
。光源からの光を、音響光学素子を用いる場合には音響
光学素子を通過させ、開口絞りの位置に集光させる。 開口絞りを出た光を偏光子を通過させ、直線偏光とした
後に試料磁性体の表面に斜入射させる。その反射光のう
ち縦カー効果によって偏光面が回転した成分だけが検光
子を通過するように予め偏光子と検光子の位置をクロス
ニコルの関係にそれぞれ固定しておく。検光子を通過し
た光をカメラまたはイメージセンサーによって検知し、
静的な状態での磁区観察を行なうものである。
【0006】次に動的な磁区観察の手段について述べる
。光源半導体レーザーのパルスモードをヘッド素子のコ
イル信号と同期させ、かつこれに対して任意の時間間隔
および発光時間でパルス状に発光させて動的な磁区観察
を行なうものである。
【0007】
【作用】まずコヒーレンス性の低下について述べる。音
響光学素子にレーザー光を通過させた後に1次回折光を
開口絞りの位置に開口絞りの径より小さく集光させ、開
口絞りの位置において直線的に走査することによって、
偏光子を通過して試料磁性体表面に斜入射されるレーザ
ー光の行路が微少に変化する。このことによってコヒー
レンスが低下し、コヒーレンスに起因する干渉縞による
ノイズを低下させることができる。光源として半導体レ
ーザーを用いて、高い周波数(1GHz以上)でパルス
状に発光させた場合、パルス状に発光させることにより
レーザー光の波長分布が大きくなるのでコヒーレンス性
を低下させることができる。
【0008】次に縦カー効果を利用した磁区観察につい
て述べる。磁性体試料の磁化方向が偏光面に平行な成分
を持った直線偏光した光を磁性体試料に斜入射させると
、磁化の方向及び大きさに対応して光の偏光面が回転す
る。例えば、磁性体試料の磁化方向が180度反転する
と偏光面の回転方向は逆向で角度は同じ大きさとなる。 この偏光面が回転した反射光だけが通過できるように検
光子と偏光子の位置をセットし、検光子を通過した光を
カメラまたはイメージセンサーで検知することによって
磁区パターンの観察ができる。光源の半導体レーザーの
波長としては670nmから830nmのものが一般的
であるが、縦カー回転角の材料の波長依存性を問題にし
なければ、磁区観察の原理は基本的に全く同一である。
【0009】次に磁区パターンが短時間で変化する動的
な磁区観察について述べる。カメラまたはイメージセン
サーのシャッターは開けたままにしておき、光源のパル
スモードを高い周波数(例えば100MHz以上)を用
いたヘッド素子のコイル信号に対して同期させることに
より、光源自体をシャッターとして利用することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、具体例について詳細に述べる。(図1
)および(図2)は本発明の磁区観察装置の構成図であ
る。まず(図1)について説明する。ヘッド素子駆動装
置1に同期して動作できる半導体レーザーの駆動装置2
によって半導体レーザー3を発光させる。半導体レーザ
ー3から連続もしくはパルス状に発光した光は音響光学
素子4に入射し、音響光学素子4を通過後にレンズ5で
開口絞り6より小さい径に集光させ開口絞り6内で走査
させる。開口絞り6を出た光をレンズ15を通した後に
偏光子7に通して直線偏光させ、対物レンズ8によって
磁性体試料9の表面に斜入射させる。磁性体試料9の表
面で反射した光のうち、偏光面が回転した光だけを検光
子10で通過させ、さらに1/4波長板11を通過させ
て円偏光とし、CCDカメラ12で検知する。カメラ1
2からの情報は画像処理装置13およびモニターテレビ
14に送り、磁区パターンを画像として観察することが
出来る。
【0011】次に(図2)について説明する。レーザー
の駆動装置2によって半導体レーザー3を発光させる。 半導体レーザー3から1GHz以上の周波数でパルス状
に発光された光をレンズ5で開口絞り6に集光させる。 開口絞り6を出た光を偏光子7を通して直線偏光させ、
レンズ8によって磁性体試料9の表面に斜入射させる。 磁性体表面9で反射した光のうち、偏光面が回転した光
だけを検光子10で通過させ、さらに1/4波長板11
を通過して円偏光とし、CCDカメラ12で検知する。 カメラ12からの情報を画像処理装置13およびモニタ
ーテレビ14に送り、磁区パターンを画像として観察す
ることが出来る。
【0012】
【発明の効果】本発明の実施例の磁区観察装置を用いる
ことにより、静的な状態における磁性体試料の磁区パタ
ーンの鮮明な画像を得ることができる。また、短時間で
磁区パターンが変化する動的な状態の磁区パターンの鮮
明な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の薄膜磁気ヘッドを対象として
音響光学素子を用いてコヒーレンスを低下させる磁区観
察装置の構成図である。
【図2】本発明の実施例の磁性体を対象として1GHz
でパルス状に発光する光源を用いた磁区観察装置の構成
図である。
【符号の説明】
1  ヘッド素子駆動装置 2  レーザー駆動装置 3  半導体レーザー 4  音響光学素子 5  レンズ 6  開口絞り 7  偏光子 8  対物レンズ 9  磁性体試料 10  検光子 11  1/4波長板 12  CCDカメラ 13  画像処理装置 14  モニターテレビ 15  レンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁気ヘッドの磁性体の磁区パターンを
    偏光させた光による縦カー効果によって磁化の大きさ及
    び方向の差に対応したコントラストとしてカメラまたは
    イメージセンサーで検知する顕微鏡装置であり、光源と
    して連続またはパルス状に発光させたレーザー光を用い
    、かつレーザー光を音響光学素子を通過させた後、集光
    させ、前記音響光学素子を用いて前記集光点において走
    査することを特徴とした磁区観察装置。
  2. 【請求項2】  磁性体の磁区パターンを偏光させた光
    による縦カー効果によって磁化の大きさ及び方向の差に
    対応したコントラストとしてカメラまたはイメージセン
    サーで検知する装置であり、光源として1GHz以上の
    周波数でパルス状に発光させたレーザー光を用いること
    を特徴とした磁区観察装置。
  3. 【請求項3】  光源として波長λが 670nm≦λ≦830nm である半導体レーザーを用いることを特徴とする請求項
    1もしくは2のいずれかに記載の磁区観察装置。
  4. 【請求項4】  レーザーのパルスモード発光をヘッド
    素子のコイル信号に同期させ、かつ任意の時間間隔およ
    び発光時間で発光したときに得られる画像を積算するこ
    とにより動的な磁区パターンの観察を行なうことを特徴
    とする請求項1もしくは2のいずれかに記載の磁区観察
    装置。
  5. 【請求項5】  光源の半導体レーザーを100MHz
    以上の周波数でパルス状に発光させて用いることを特徴
    とする請求項1記載の磁区観察装置。
JP7096291A 1991-04-03 1991-04-03 磁区観察装置 Pending JPH04307380A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7096291A JPH04307380A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 磁区観察装置

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JP7096291A JPH04307380A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 磁区観察装置

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JPH04307380A true JPH04307380A (ja) 1992-10-29

Family

ID=13446654

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7096291A Pending JPH04307380A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 磁区観察装置

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JP (1) JPH04307380A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006113527A (ja) * 2004-09-16 2006-04-27 Neoark Corp カー効果顕微鏡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006113527A (ja) * 2004-09-16 2006-04-27 Neoark Corp カー効果顕微鏡

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