JPH04306369A - コンクリート構造物内の金属埋設物及びコンクリート構造物の解体方法 - Google Patents
コンクリート構造物内の金属埋設物及びコンクリート構造物の解体方法Info
- Publication number
- JPH04306369A JPH04306369A JP9487891A JP9487891A JPH04306369A JP H04306369 A JPH04306369 A JP H04306369A JP 9487891 A JP9487891 A JP 9487891A JP 9487891 A JP9487891 A JP 9487891A JP H04306369 A JPH04306369 A JP H04306369A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- buried
- metal layer
- metal
- coated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004567 concrete Substances 0.000 title claims abstract description 36
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 36
- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 36
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 7
- 239000000126 substance Substances 0.000 title abstract 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 title abstract 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 claims description 4
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 claims description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 14
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート構造物内
の金属埋設物及びコンクリート構造物の解体方法に関す
るものである。
の金属埋設物及びコンクリート構造物の解体方法に関す
るものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】コンクリート構造物内
の金属埋設物としては、補強筋としての鉄筋、あるいは
配管、その他種々の物が考えられるが、これらの埋設物
の表面は、周囲のコンクリートによって拘束され一体化
しているため、解体作業が困難である。特に、鉄筋コン
クリートの場合は、コンクリートの圧縮強さと、鉄筋の
引っ張り強さのそれぞれの特性が生かされているため、
解体作業が非常に困難である。
の金属埋設物としては、補強筋としての鉄筋、あるいは
配管、その他種々の物が考えられるが、これらの埋設物
の表面は、周囲のコンクリートによって拘束され一体化
しているため、解体作業が困難である。特に、鉄筋コン
クリートの場合は、コンクリートの圧縮強さと、鉄筋の
引っ張り強さのそれぞれの特性が生かされているため、
解体作業が非常に困難である。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
問題点を解決するためになされたもので、解体作業を容
易に行うことができるコンクリート構造物内の金属埋設
物及びコンクリート構造物の解体方法を提供することを
目的とする。即ち、本発明は、コンクリート内に埋設し
た金属埋設物において、表面にイオン化傾向の異なる金
属層を被覆したことを特徴とする、コンクリート構造物
内の金属埋設物である。また、コンクリート内に埋設し
た金属埋設物の表面にイオン化傾向の異なる金属層を予
め被覆しておき、この金属層に腐食電位を与えることに
より金属層を腐食させ、コンクリートと金属埋設物表面
との拘束力を解放した後、コンクリート構造物を解体す
る、コンクリート構造物の解体方法である。
問題点を解決するためになされたもので、解体作業を容
易に行うことができるコンクリート構造物内の金属埋設
物及びコンクリート構造物の解体方法を提供することを
目的とする。即ち、本発明は、コンクリート内に埋設し
た金属埋設物において、表面にイオン化傾向の異なる金
属層を被覆したことを特徴とする、コンクリート構造物
内の金属埋設物である。また、コンクリート内に埋設し
た金属埋設物の表面にイオン化傾向の異なる金属層を予
め被覆しておき、この金属層に腐食電位を与えることに
より金属層を腐食させ、コンクリートと金属埋設物表面
との拘束力を解放した後、コンクリート構造物を解体す
る、コンクリート構造物の解体方法である。
【０００４】
【実施例】以下、図１、２を参照しながら、本発明の一
実施例について説明する。 ＜イ＞埋設物の構造 図１、２は、金属埋設物として鉄筋１を例に挙げた場合
を示す。鉄筋１は、コンクリート４内に埋設されている
。この鉄筋１には、予め表面に鉄筋１とイオン化傾向が
異なる電食金属層２を被覆してある。この電食金属層２
には、アルミニウム、亜鉛等が用いられる。
実施例について説明する。 ＜イ＞埋設物の構造 図１、２は、金属埋設物として鉄筋１を例に挙げた場合
を示す。鉄筋１は、コンクリート４内に埋設されている
。この鉄筋１には、予め表面に鉄筋１とイオン化傾向が
異なる電食金属層２を被覆してある。この電食金属層２
には、アルミニウム、亜鉛等が用いられる。
【０００５】＜ロ＞コンクリート構造物の解体方法鉄筋
コンクリートを解体する場合は、先ず、コンクリート４
の一部をはつり、電食金属層２を被覆した鉄筋１の一部
を露出させる。そして、この露出部の鉄筋１と電食金属
層２に導電線３を結び付ける。なお、導電線３は、予め
鉄筋１に結び付けてコンクリート４内に埋設し、端部を
露出させておいても良い。次に、導電線３を介して電食
金属層２に腐食電位を与えて、鉄筋１の表面の電食金属
層２を腐食させる。すると、コンクリート４と鉄筋１の
表面との拘束力が解放される。そのため、鉄筋１の引っ
張り強さがコンクリート４に伝達されなくなるため、コ
ンクリート４は引っ張り力に脆くなり、解体作業を容易
に行うことができる。
コンクリートを解体する場合は、先ず、コンクリート４
の一部をはつり、電食金属層２を被覆した鉄筋１の一部
を露出させる。そして、この露出部の鉄筋１と電食金属
層２に導電線３を結び付ける。なお、導電線３は、予め
鉄筋１に結び付けてコンクリート４内に埋設し、端部を
露出させておいても良い。次に、導電線３を介して電食
金属層２に腐食電位を与えて、鉄筋１の表面の電食金属
層２を腐食させる。すると、コンクリート４と鉄筋１の
表面との拘束力が解放される。そのため、鉄筋１の引っ
張り強さがコンクリート４に伝達されなくなるため、コ
ンクリート４は引っ張り力に脆くなり、解体作業を容易
に行うことができる。
【０００６】
【本発明の効果】本発明は以上説明したようになるため
、次のような効果を得ることができる。 ＜イ＞コンクリート内に埋設した金属埋設物の表面にイ
オン化傾向の異なる金属層を予め被覆しておき、この金
属層に腐食電位を与えることにより金属層を腐食させ、
コンクリートと埋設物表面との拘束力を解放することが
できる。そのため、鉄筋コンクリート等の場合は、鉄筋
の引っ張り強さがコンクリートに伝達されなくなるため
、コンクリートは引っ張り力に脆くなり、解体作業を容
易に行うことができる。従って、技術の進歩に合わせた
施設等の更新や、老朽化施設の建て替えが容易となり、
産業全体の発達に貢献することができる。 ＜ロ＞また、原子力発電所の放射線遮蔽構造体等は、特
に鉄筋量が多いマスコンクリートが使用されるため、デ
コミッショニング時等にこの構造体を解体する必要があ
る場合に、本発明の解体方法は有効である。 ＜ハ＞本発明は、鉄筋コンクリートに限らず、コンクリ
ート内の配管やその他の埋設物にも広範囲に適用可能で
ある。
、次のような効果を得ることができる。 ＜イ＞コンクリート内に埋設した金属埋設物の表面にイ
オン化傾向の異なる金属層を予め被覆しておき、この金
属層に腐食電位を与えることにより金属層を腐食させ、
コンクリートと埋設物表面との拘束力を解放することが
できる。そのため、鉄筋コンクリート等の場合は、鉄筋
の引っ張り強さがコンクリートに伝達されなくなるため
、コンクリートは引っ張り力に脆くなり、解体作業を容
易に行うことができる。従って、技術の進歩に合わせた
施設等の更新や、老朽化施設の建て替えが容易となり、
産業全体の発達に貢献することができる。 ＜ロ＞また、原子力発電所の放射線遮蔽構造体等は、特
に鉄筋量が多いマスコンクリートが使用されるため、デ
コミッショニング時等にこの構造体を解体する必要があ
る場合に、本発明の解体方法は有効である。 ＜ハ＞本発明は、鉄筋コンクリートに限らず、コンクリ
ート内の配管やその他の埋設物にも広範囲に適用可能で
ある。
【図１】 コンクリート構造物の全体図
【図２】
鉄筋要部の説明図
鉄筋要部の説明図
Claims (2)
- 【請求項１】 コンクリート内に埋設した金属埋設物
において、表面にイオン化傾向の異なる金属層を被覆し
たことを特徴とする、コンクリート構造物内の金属埋設
物。 - 【請求項２】 コンクリート内に埋設した金属埋設物
の表面にイオン化傾向の異なる金属層を予め被覆してお
き、この金属層に腐食電位を与えることにより金属層を
腐食させ、コンクリートと金属埋設物表面との拘束力を
解放した後、コンクリート構造物を解体する、コンクリ
ート構造物の解体方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9487891A JPH04306369A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | コンクリート構造物内の金属埋設物及びコンクリート構造物の解体方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9487891A JPH04306369A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | コンクリート構造物内の金属埋設物及びコンクリート構造物の解体方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04306369A true JPH04306369A (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=14122313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9487891A Pending JPH04306369A (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | コンクリート構造物内の金属埋設物及びコンクリート構造物の解体方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04306369A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0711779A (ja) * | 1993-06-25 | 1995-01-13 | Kajima Corp | 鉄筋コンクリート建築物の解体工法 |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP9487891A patent/JPH04306369A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0711779A (ja) * | 1993-06-25 | 1995-01-13 | Kajima Corp | 鉄筋コンクリート建築物の解体工法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8069624B1 (en) | Pocketformer assembly for a post-tension anchor system | |
| US8015774B1 (en) | Process and apparatus for forming a sheathing retaining anchor | |
| Gerwick Jr | Construction of prestressed concrete structures | |
| US20170275881A1 (en) | Anchor | |
| US3605361A (en) | Tendon anchorage | |
| US4053974A (en) | Method of forming a concrete structure with a recess to receive an anchorage | |
| US2185749A (en) | Means of reinforcing concrete | |
| WO2006052453A2 (en) | Anchor for post tension concrete reinforcing systems | |
| GB1470471A (en) | Method of constructing a pre-stressed concrete circular wall | |
| JP2009084976A (ja) | セグメントの構造 | |
| Yang et al. | Cyclic tests on beam-column joints of SCOPE system with different key slot lengths and corrosion levels | |
| US20110000166A1 (en) | Protective sleeve | |
| JPH04306369A (ja) | コンクリート構造物内の金属埋設物及びコンクリート構造物の解体方法 | |
| US2455153A (en) | Composite structural member | |
| JP5719165B2 (ja) | 被覆工法 | |
| JPH02266065A (ja) | 炭素繊維強化プラスチック材の引張力の導入方法 | |
| DK0563490T3 (da) | Fremgangsmåde til udførelse af en mekanisk forbindelse af armeringsjern, forbindelse opnået ved fremgangsmåden, armeringsjern, der muliggør udøvelse af den nævnte fremgangsmåde og anlæg til forarbejdning af armeringsjern | |
| US3225500A (en) | Prestressed tendon anchor means | |
| JP2005325518A (ja) | プレストレス導入ユニットおよびプレストレス導入方法 | |
| JPS5873650A (ja) | コンクリ−ト構造物の開口補強装置 | |
| JP2914183B2 (ja) | 既存耐震壁の増厚補強方法 | |
| TW371691B (en) | Method for fabricating part patch up of reinforcing steel and application of such patch-up reinforcing steel | |
| JP3374330B2 (ja) | 鋼製セグメントの補強方法 | |
| EP0514389A1 (en) | METHOD FOR INSTALLING A FLANGE FOR PIPING AND FLANGE THUS INSTALLED. | |
| CN212613768U (zh) | 一种灌浆装置 |