JPH04306194A - 飛しょう体操舵装置 - Google Patents

飛しょう体操舵装置

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JPH04306194A
JPH04306194A JP7099691A JP7099691A JPH04306194A JP H04306194 A JPH04306194 A JP H04306194A JP 7099691 A JP7099691 A JP 7099691A JP 7099691 A JP7099691 A JP 7099691A JP H04306194 A JPH04306194 A JP H04306194A
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JP
Japan
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lock gear
steering
servo motor
lock
gear
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7099691A
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English (en)
Inventor
Kiyohiko Ito
喜代彦 伊藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飛しょう体用操舵装置、
詳しくはそのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飛しょう体用操舵装置は、発射前の母機
携行時に操舵翼が動かない様、保持・固定するロック機
構が必要であり、発射後または発射直前にロック解除作
動を行ない、操舵翼を回転可能な状態とした後、所定の
操舵を行なう機構となっている。
【0003】このロック機構として従来は操舵装置の操
舵駆動源であるサーボモータの回転軸上に設けた歯車に
、回転を拘束したロック用歯車を噛み合わせ、このロッ
ク用歯車をリニア・アクチュエータ等にて軸方向に移動
させることにより、歯車の噛み合いを解除し、ロック解
除を行なっていた。図5に従来の操舵装置のロック機構
を示す。
【0004】図5において、操舵翼1は、操舵用サーボ
モータ6の駆動により、サーボモータ出力軸(ボールス
クリュウ軸)3の回転作動、それに伴うボールスクリュ
ウ・ナット4の軸方向の往復作動を経て、サーボ出力軸
2を揺動作動させて所定の操舵角を得ている。
【0005】通常、飛しょう体には4個の操舵翼1があ
り、各操舵翼1には上述の機能を生じさせるための操舵
装置が機体7を介して設けられている。
【0006】また、母機携行時等で操舵装置が作動して
いない時、上述の通り操舵翼1が動かない様、保持・固
定する目的で操舵装置にはロック機構が必要であるが、
このロック機構は、ロックギヤ5(第1のロックギヤ)
とロックギヤ8(第2のロックギヤ)が噛み合った状態
で操舵翼1をロック状態に保っている。
【0007】ここで、ロックギヤ5はサーボモータ出力
軸(ボールスクリュウ軸)3に連動して回転する様にな
っており、ロックギヤ8はその回転を拘束する機構とな
っている。
【0008】ロック解除指令が入力されると、ロック用
サーボモータのステータ13の内周をロック用サーボモ
ータのロータ12が回転し、このロック用サーボモータ
のロータ12に連動したロック用ボールスクリュウ・ナ
ット11の回転により、ロックプランジャ(ロック用ボ
ールスクリュウ軸)10は軸方向に往復作動を行なう。 ロックギア8はこの往復作動によりロックギア5から軸
方向に離れ、ロック状態をロック解除状態に変える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の飛しょう体
操舵装置のロック機構には解決すべき次の(1),(2
)の課題があった。 (1)操舵を行なうアクチュエータ(サーボモータ、サ
ーボ出力軸、ボールスクリュウ及びナット等)の他に、
ロックを解除する為のアクチュエータ機構(ロック用サ
ーボモータ、ロック用ボールスクリュウ及びナット等)
が必要であり、これにより操舵装置の小形化、軽量化が
損なわれる。 (2)ロック機構部が複雑となり、構成する部品点数の
増加によるコストの上昇、信頼性の低下を来たす。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
手段として、操舵用サーボモータを有する飛しょう体操
舵装置において、操舵用サーボモータの回転軸上に固設
された第1のロックギアと、同第1のロックギアに噛み
合うと共に微小の回転後に軸方向に移動可能に所定の制
動トルクによって機体側に軸支された第2のロックギア
とを具備してなることを特徴とする飛しょう体操舵装置
を提供しようとするものである。
【0011】
【作用】本発明は上記のように構成されるので次の作用
を有する。
【0012】即ち、操舵用サーボモータの回転軸上に固
設された第1のロックギヤと噛み合う第2のロックギヤ
は微小回転後に軸方向に移動可能に所定の制動トルクで
機体側に軸支されているので、操舵用サーボモータの軸
を介して操舵翼が動こうとしても、それが所定の制動ト
ルク以上のトルクを及ぼさなければ操舵翼は動くことは
できない。即ち、飛しょう体運搬時等における操舵翼の
動きを防止できる。なお、通常、飛しょう体は4枚の操
舵翼、4個の操舵用サーボモータを備えるので、第2の
ロックギヤに噛み合う4個の第1のロックギヤのうち、
仮りに1個が独立的に動こうとしても、他の3個は第2
のロックギヤを介して抵抗として働くので上記1個の動
きに対する抑止作用は助長される。
【0013】また、当然に操舵用サーボモータの遊動回
転(一般にきわめて微小トルク)も、上記制動トルクに
よって抑止される。
【0014】次に、第2のロックギヤは微小の回転後に
軸方向に移動可能であるため、操舵用サーボモータを始
動すれば、上記制動トルクに抗して第1のロックギヤが
回転し、それと噛み合う第2のロックギヤを微小回転さ
せたところで、第2のロックギヤは軸方向に移動し、第
1のロックギヤから外れて操舵用サーボモータの動き(
回転)を解放する。
【0015】これにより、飛しょう体操舵装置は操舵可
能になる。上記の通り、飛しょう体には4個の操舵用サ
ーボモータが備えられるので、上記制動トルクは1個の
操舵用サーボモータのトルクの約4倍の値であっも、一
斉に4個の操舵用サーボモータを始動すれば、第2のロ
ックギヤを回転でき、ロックを解放することができる。
【0016】即ち、第2のロックギヤを移動させるため
の別の動力装置(モータ等)を用いることなくロックの
解放作用が果たされる。
【0017】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図3に基づき説
明する。
【0018】図1は本実施例である電気サーボ方式の飛
しょう体用の操舵装置を示す斜視図で、従来例と同様の
構成品には同符号を付してある。図において操舵装置は
4個の操舵翼1、サーボ出力軸2(図では代表して1組
のみ記載)と4個の操舵用サーボモータ6、サーボモー
タ出力軸3、ボールスクリュウ・ナット4、ロックギヤ
5(第1のロックギヤ)、及び1組のロック機構部18
より成っている。ロックギア5はサーボモータ出力軸3
と一体で回転する様組み立てられており、このロックギ
ア5と噛み合う様に中央にロック機構部18が設けられ
ている。
【0019】また、このロック機構部18は後述する様
に、サーボモータ出力軸3等の軸方向に移動可能な構造
となっており、各軸のロックギア5との噛み合い/噛み
合い解除により、サーボモータ出力軸3をロック/ロッ
ク解除し、サーボモータ出力軸3からボールスクリュウ
・ナット4、サーボ出力軸2を介して連結された操舵翼
1をロック状態/ロック解除状態とするよう構成されて
いる。
【0020】図2は、前記のロック機構部18を機体7
の縦断面で見た図で、ロック機構部18は、ロックギヤ
8(第2のロックギヤ)とブレーキ機構部19、スプリ
ング20、ストッパーピン21、ガイドシャフト22等
より構成されている。
【0021】ここで、ブレーキ機構部19は、ロックギ
ア8の回転を制限し、所定の駆動トルク以上が印加され
ないと、ロックギア8は回転出来ない様、ブレーキトル
クを有する構造となっている。即ち、ガイドシャフト2
2に対し、ロックギヤ8は摺動可能で、キーとキー溝に
より非回転、摺動可能なスライド環23を介してスプリ
ング20に押され、ストッパーピン21とスライド環2
3との摩擦力で制動されている。従ってスプリング20
は、前述したブレーキ機構部19においてブレーキトル
クを発生させる為の軸力発生と、後述するロック解除時
にロックギア8をその軸方向に移動させる為の軸力発生
の2つの機能を有している。
【0022】ストッパーピン21はロック時にロックギ
ア8が軸方向に移動出来ない様支持するものであり、ガ
イドシャフト22はロックギア8、ブレーキ機構部19
の案内となり、機体7側のたとえば筐体等に固定されて
いる。
【0023】図3はロック機構部18を機体7の機軸方
向に見た図で、ロックギア5とロックギア8の噛み合い
状態を示したものであり、同時に操舵翼1の回転方向と
各ロックギヤ5と8の回転方向も矢印で示している。な
お、#1〜#4は4枚の操舵翼1の番号である。外部よ
り、本操舵装置の各操舵用サーボモータ6に回転指令を
与え、矢印の方向に回転させると、ロックギア8には矢
印方向に回転トルクが伝達される。この伝達トルクが前
述したブレーキ機構部19のブレーキトルクより大きく
なるとロックギア8は矢印方向に回転する。また操舵翼
1も矢印方向に回転するが、一般にサーボモータ出力軸
3から操舵翼1の間は大きく減速されており操舵翼1の
回転は微小となり飛しょう体の運動に大きく影響を及ぼ
すものではない。
【0024】ロックギア8が前述の様に回転し、ロック
ギア8に設けた切り欠き穴25とストッパーピン21が
一致すると、ストッパーピン21は切欠き穴25を潜り
、スプリング20に押されているロックギア8は軸方向
、即ち、図2の右方向に移動してロックギヤ5から外れ
、各ロックギヤ5を解放する。これにより、各操舵用サ
ーボモータ6は一斉に回転可能となり、飛しょう体は操
舵可能状態に入る。
【0025】図4は、本発明の第2実施例を示すもので
あり、各部品の構成は第1実施例と同様であるが、機軸
を挟んで対向する2つのサーボモータ出力軸3およびボ
ールスクリュウナット4のリードねじれ方向を逆にして
いる点のみが相違する。(本実施例では#1,#3側を
逆にしている。)図3に示す第1実施例においては、ロ
ック解除時に各操舵翼1は矢印で示す通り同じ方向に回
転する。
【0026】飛しょう体が母機より分離され、飛しょう
状態において前記の方向に操舵翼1が回転すると、微小
ではあるが飛しょう体には、飛しょう体機軸まわりに回
転する力が空力により発生する。
【0027】この回転力を防止する必要がある場合には
、本実施例の図4に示す様に、対向する2つのサーボモ
ータ出力軸3およびボールスクリュウナット4のリード
ねじれ方向を逆にすることにより、ロック解除時の各操
舵用サーボモータ6、ロックギア5と操舵翼1の回転方
向は図示の矢印の様になり、操舵翼1は交互に逆方向に
回転する為、飛しょう体にはその機軸まわりに回転する
力は発生しないという利点がある。
【0028】以上の通り、第1、第2実施例によれば、
操舵装置のロック状態を解放する駆動源はきわめて軽量
のスプリング20であり、これに補助的に第2のロック
ギヤ8の微小回転のため、操舵用サーボモータ6を瞬間
的に流用するのみであるから、従来のようにロック解放
のためのロック用サーボモータその他の多くの部品及び
装置を必要としないという利点がある。また、この結果
、飛しょう体を小型軽量にできるという利点がある。 また、モーター等の動力機械及び多くの部品を廃せるの
で、コストを低減でき、かつ、飛しょう体の信頼性が向
上するという利点がある。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されるので次
の効果を有する。
【0030】即ち、操舵装置の操舵駆動源であるサーボ
モータの回転力により、ロック機構を作動させてロック
を解除させるため、従来用いていたロック解除専用のア
クチュエータ機構が不要となり、操舵装置の小形化、軽
量化、低価格化が達成され、かつ信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る操舵装置の斜視図で
ある。
【図2】図1中のロック機構部の縦断面図である。
【図3】図1中のロック機構部等を機軸方向に見た横断
面図である。
【図4】本発明の第2実施例のロック機構部等を機軸方
向に見た横断面図である。
【図5】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1    操舵翼 2    サーボ出力軸 3    サーボモータ出力軸(ボールスクリュウ軸)
4    ボールスクリュウナット 5    ロックギア(第1のロックギヤ)6    
操舵用サーボモータ 7    機体 8    ロックギヤ(第2のロックギヤ)18  ロ
ック機構部 19  ブレーキ機構部 20  スプリング 21  ストッパーピン 22  ガイドシャフト 23  スライド環 25  切欠き穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  操舵用サーボモータを有する飛しょう
    体操舵装置において、操舵用サーボモータの回転軸上に
    固設された第1のロックギアと、同第1のロックギアに
    噛み合うと共に微小の回転後に軸方向に移動可能に所定
    の制動トルクによって機体側に軸支された第2のロック
    ギアとを具備してなることを特徴とする飛しょう体操舵
    装置。
JP7099691A 1991-04-03 1991-04-03 飛しょう体操舵装置 Withdrawn JPH04306194A (ja)

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JP7099691A JPH04306194A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 飛しょう体操舵装置

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JP7099691A JPH04306194A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 飛しょう体操舵装置

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JPH04306194A true JPH04306194A (ja) 1992-10-28

Family

ID=13447679

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JP7099691A Withdrawn JPH04306194A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 飛しょう体操舵装置

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JP (1) JPH04306194A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002243398A (ja) * 2001-02-15 2002-08-28 Ihi Aerospace Co Ltd 操舵翼のロック装置
JP2018168880A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 シンフォニアテクノロジー株式会社 駆動ギヤのロック制御装置及びアクチュエータのロック制御装置

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JP4614408B2 (ja) * 2001-02-15 2011-01-19 株式会社Ihiエアロスペース 操舵翼のロック装置
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Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980711