JPH04305957A - 真空用磁気カップリング - Google Patents

真空用磁気カップリング

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Publication number
JPH04305957A
JPH04305957A JP3018238A JP1823891A JPH04305957A JP H04305957 A JPH04305957 A JP H04305957A JP 3018238 A JP3018238 A JP 3018238A JP 1823891 A JP1823891 A JP 1823891A JP H04305957 A JPH04305957 A JP H04305957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position detection
vacuum
vacuum vessel
light
outside
Prior art date
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Pending
Application number
JP3018238A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tada
圭志 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3018238A priority Critical patent/JPH04305957A/ja
Publication of JPH04305957A publication Critical patent/JPH04305957A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空用磁気カップリン
グ、特に真空容器内の回転体を該真空容器外部でつくっ
た回転磁界により回転させる真空用磁気カップリングに
関する。
【0002】
【従来の技術】真空用磁気カップリングは、真空容器内
の磁石を備えた回転体に対して真空容器外部から回転磁
界を与えて該回転体を回転させるものであり、大気から
真空容器内に無接触で駆動力を伝達することができる。 そのため、磁気カップリングは半導体装置製造用のロボ
ットの駆動に適するものとして注目されている。
【0003】なぜならば、半導体装置の製造には超高真
空下で半導体ウエハの搬送をする必要性が生じており、
超高真空の真空容器外部から真空容器内のロボットを駆
動しなければならなくなるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際に磁気
カップリングを半導体製造装置に搭載してみると、ワー
ク(例えば半導体ウエハ)の荷重変動等により制御誤差
が生じるという問題があった。即ち、ワークをある長さ
移動させるための駆動用入力を与えてもそれに見合った
移動量が得られず、位置決め誤差が生じるのである。こ
れは従来の真空用磁気カップリングにおいてフィードバ
ック制御ができなかったためである。半導体製造装置に
おいては半導体ウエハを正確に搬送することが要求され
、その要求に応える程の位置決め精度が得られないとい
う問題が従来の真空用磁気カップリングにはあったので
ある。
【0005】そこで、本願発明者は真空容器内にエンコ
ーダ等の機器を設けて位置検出してフィードバック制御
により位置決め精度を高めることを試みた。しかし、こ
のようにすれば、真空容器内に設けた機器からガスが放
出されて半導体ウエハを汚染するというような問題が生
じた。更に、機器には高周波電源を用いる可能性があり
、その場合には信号線のノイズが発生し、真空容器内の
フィードバック制御回路が誤動作したり、また、回転磁
界により真空容器内のフィードバック制御回路が誤動作
したりする虞れがあり、実用性がないことが判明した。
【0006】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、真空容器内に電子回路を設けること
なくフィードバック制御を可能にし、もって真空容器内
での放出ガスの発生、ノイズの発生の問題を伴うことな
く回転体に対する位置制御の精度を高めることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明真空用磁気カップ
リングは、位置検出光通過部を有する位置検出板を回転
体に取り付け、真空容器外部に発光素子と受光素子を設
けて上記位置検出光通過部を真空容器の透明部分越しに
光学的に検出するようにすることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明真空用磁気カップリングを図示
実施例に従って詳細に説明する。図1及び図2は本発明
真空用磁気カップリングの一つの実施例を示すもので、
図1は縦断面図、図2は位置検出板の平面図である。図
面において、1は真空容器の本体、2は該真空容器本体
1の開口した底部を閉塞する閉塞板で、その中心に中心
孔3を有する。4は磁気カップリングの回転側の部分を
収納するカップリング収納真空容器で、上記閉塞板2の
裏面に上端にて気密に取り付けられている。尚、便宜上
取付用のねじ、気密保持用Oリングの図示、説明は本発
明の本質に関係がないので省略する。該カップリング収
納真空容器4は、上端が開口し、この開口が上記閉塞板
2の中心孔3に整合するように位置決めされて閉塞板2
に取り付けられている。従って、カップリング収納真空
容器4内部と上記真空容器本体1とはその開口を通して
連通している。
【0009】5a及び5bはカップリング収納真空容器
4の外周面に一体に形成された中空フランジで、一方5
aはカップリング収納真空容器4の上端から稍下った位
置に、他方5bはカップリング収納真空容器4の下端部
に設けられている。6はカップリング収納真空容器4の
内側にベアリングを介して回転自在に垂直な向きで取り
付けられた回転筒で、下部の外周面には、N極とS極の
磁石8、8が配置されている。9は回転筒6の高さ方向
における略中央部の外周面に取り付けられた位置検出円
板で、カップリング収納真空容器4内の上記中空フラン
ジ5の中空部に位置せしめられており、回転筒6が回転
するとそれと一体に中空フランジ5a内にて回転する。 該位置検出円板9には図2に示すように回転中心から放
射状に伸びる位置検出光通過部であるスリット9a、9
a、…が形成されている。10は回転筒6の閉塞板2か
ら上側に突出した上端部に取り付けられた第1のロボッ
トアームで、ある回転角度範囲内で回動する。
【0010】11は回転筒6の内側にベアリング12、
12を介して回転自在に取り付けられた回転軸で、これ
の下部外周面にはN極とS極の磁石13、13が配置さ
れている。14は回転軸11の下面に取付部材を介して
取り付けられた位置検出円板で、カップリング収納真空
容器4の上記中空フランジ5bの中空部に位置せしめら
れており、回転軸11が回転するとそれと一体に中空フ
ランジ5b内にて回転する。該位置検出円板14は図2
に示した位置検出円板9と全く同じ形状、構造を有する
。即ち、位置検出光通過部であるところの放射状に伸び
るスリット9a、9a、…を多数有しているのである。 15は回転軸11の閉塞板2から上側へ突出した上端部
に取り付けられた第2のロボットアームである。
【0011】16及び17は回転磁石保持環で、保持ブ
ラケット18を介して閉塞板2底面に取り付けられてお
り、回転磁石保持環16は磁石8の外側に、回転磁石保
持環17は磁石13の外側に位置せしめられている。該
回転磁石保持環16、17の内側にはベアリング19、
19を介して回転環20、21が回転自在に取り付けら
れている。回転環20、21はそれぞれプーリーを有し
、ベルト22、22を介して連結されたモータ23、2
4により回転せしめられるようになっている。回転環2
0、21の内周面にはN極とS極が交互に配置された磁
石25、26が設けられ、該磁石25、26はカップリ
ング収納真空容器4の薄い側壁を挟んで前記磁石8、1
3と対向せしめられている。従って、モータ23が回転
すると内周面に磁石25、26を有する回転環20が回
転して回転磁界が生じ、その結果、外周面に磁石8を有
する回転筒6が回転し、ロボットアーム10が回転する
。同様に、モータ24が回転すると回転軸11が回転し
、ロボットアーム15が回転するのである。
【0012】27、27、27、27は中空フランジ5
a、5bに形成した窓を封止する透明シール部で、例え
ばガラスからなり、オプチカルファイバ28、28の一
端が取り付けられている。29は発光素子で、これから
発生した光はオプチカルファイバ28によって上記窓に
導光され、位置検出円板9へ向けて出射される。30は
位置検出円板9の上記スリット9aを通過した発光素子
29からの光を受光する受光素子で、受光した光を光電
変換してパルス信号の形でモータ23を制御する制御回
路31へ送出する。しかして、ロボットアーム10を駆
動する制御系においてフィードバック制御が可能になる
。即ち、制御回路31へ制御入力信号が入力され、それ
に基づいてモータ23が駆動されると回転筒6が回転し
、その回転位置(量)を受光素子30より検出した光信
号のパルスをカウントすることにより検出する。そして
、その検出結果と目標値とを比較し、比較結果を目標値
と実際値との間の誤差としその誤差をなくすようにモー
タ23を駆動するのである。つまり、回転筒6の回転量
を制御系にフィードバックするようにしてサーボ系を形
成するのである。従って、ロボットアーム10の回転量
をきわめて正確に制御することができる。尚、モータ2
4によりロボットアーム15を駆動する制御系にも同様
に発光素子及び受光素子並びに制御回路を有し、該制御
回路の出力によりモータ24を制御するようになってい
るが、構成、原理が同じなので発光素子等の図示及び説
明を省略する。
【0013】このように、本真空用磁気カップリングに
よれば、回転筒6、回転軸11に位置検出円板9、14
を設け、光学的に回転筒6、回転軸11の回転量を検出
して制御系にフィードバックすることができるので、位
置決め精度を高くすることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明真空用磁気カップリングは、真空
容器内の回転体を該真空容器外部でつくった回転磁界に
より回転させる真空用磁気カップリングにおいて、位置
検出光通過部を有し上記回転体に取り付けられた位置検
出板と、上記真空容器外部からこれの透明部分越しに上
記位置検出板へ照射する光を発生する発光素子と、上記
位置検出板の位置検出光通過部を透過した上記発光素子
からの光を上記真空容器外部にてこれの透明部分越しに
受光する受光素子と、を設けたことを特徴とするもので
ある。従って、真空容器内部の回転体の回転位置を、位
置検出光通過部を有する位置検出板に発光素子からの位
置検出光を照射し位置検出光通過部を通過した位置検出
光を受光素子により受光することにより光学的に正確に
検出することができる。依って、回転体を外部から駆動
する駆動制御系に制御結果たる回転体の回転位置をフィ
ードバックすることができ、延いては位置の制御精度を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明真空用磁気カップリングの一つの実施例
を示す縦断面図である。
【図2】本発明真空用磁気カップリングの一つの実施例
の位置検出板の平面図である。
【符号の説明】
4  真空容器 6  回転体 9  位置検出板 9a  位置検出光通過部(スリット)11  回転体 14  位置検出板 27  透明部分 29  発光素子 30  受光素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  真空容器内の回転体を該真空容器外部
    でつくった回転磁界により回転させる真空用磁気カップ
    リングにおいて、位置検出光通過部を有し上記回転体に
    取り付けられた位置検出板と、上記真空容器外部からこ
    れの透明部分越しに上記位置検出板へ照射する光を発生
    する発光素子と、上記位置検出板の位置検出光通過部を
    透過した上記発光素子からの光を上記真空容器外部にて
    これの透明部分越しに受光する受光素子と、を設けたこ
    とを特徴とする真空用磁気カップリング
JP3018238A 1991-01-17 1991-01-17 真空用磁気カップリング Pending JPH04305957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3018238A JPH04305957A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 真空用磁気カップリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3018238A JPH04305957A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 真空用磁気カップリング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04305957A true JPH04305957A (ja) 1992-10-28

Family

ID=11966102

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3018238A Pending JPH04305957A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 真空用磁気カップリング

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JP (1) JPH04305957A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004163202A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Yaskawa Electric Corp 真空用位置検出器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004163202A (ja) * 2002-11-12 2004-06-10 Yaskawa Electric Corp 真空用位置検出器

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