JPH0430530Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430530Y2 JPH0430530Y2 JP1985092803U JP9280385U JPH0430530Y2 JP H0430530 Y2 JPH0430530 Y2 JP H0430530Y2 JP 1985092803 U JP1985092803 U JP 1985092803U JP 9280385 U JP9280385 U JP 9280385U JP H0430530 Y2 JPH0430530 Y2 JP H0430530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature sensor
- bulb temperature
- humidity
- water
- wet bulb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 11
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は温室等の制御システムにおける重要な
センサの1つである湿度計の改良に関する。
センサの1つである湿度計の改良に関する。
〈従来技術〉
湿度を測定する手段としては乾球温度と湿球温
度との差に基づいて換算表や演算により求める方
式の湿度計を使用するのが一般的である。
度との差に基づいて換算表や演算により求める方
式の湿度計を使用するのが一般的である。
〈考案が解決しようとする問題点〉
このような方式の湿度計は安値である反面湿球
センサへの水の供給が必要であり、常に水切れに
ならないように注意しなければならないが、忘れ
ることが多く、どうも指示がおかしいということ
で初めて気がつく事が多い。
センサへの水の供給が必要であり、常に水切れに
ならないように注意しなければならないが、忘れ
ることが多く、どうも指示がおかしいということ
で初めて気がつく事が多い。
湿度を単なる目安の情報として用いている場合
は実害が無いが、温室の暖房や換気の制御のセン
サとして使用している場合は、このような水切れ
が長時間続くと致命的な損害の原因となる場合が
ある。
は実害が無いが、温室の暖房や換気の制御のセン
サとして使用している場合は、このような水切れ
が長時間続くと致命的な損害の原因となる場合が
ある。
本考案はこのような従来技術の問題点を解決
し、水切れ状態を自動的に判断して警報する機能
を具備した乾湿球湿度計の提供を目的とする。
し、水切れ状態を自動的に判断して警報する機能
を具備した乾湿球湿度計の提供を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案の構成上の特徴は、乾球温度センサと湿
球温度センサの出力を受け、両出力の差に基づい
て湿度を演算する手段と、日射量センサの出力を
受けこのセンサの出力が一定値以上で上記乾球温
度センサと湿球温度センサの出力の差が一定値以
下のとき上記湿球温度センサへの水の供給切れを
警報する手段とを具備せしめた点にある。
球温度センサの出力を受け、両出力の差に基づい
て湿度を演算する手段と、日射量センサの出力を
受けこのセンサの出力が一定値以上で上記乾球温
度センサと湿球温度センサの出力の差が一定値以
下のとき上記湿球温度センサへの水の供給切れを
警報する手段とを具備せしめた点にある。
〈実施例〉
添附の図により本考案の一実施例を説明する。
1は温室、2は温室内に設けられた乾湿球湿度計
であり、201は乾球温度センサでEdはその測
定出力、202は乾球温度センサでEwはその測
定出力、Wは水の供給を示す。3は戸外に設けた
日射量センサでEcはその測定出力、4は同じく
戸外に設けた外気の温度センサでEtはその測定
出力である。5はこれら測定出力信号を受けるイ
ンターフエイス手段であり、このインターフエイ
ス手段を介して各測定信号はマイクロコンピユー
ター等で実現される演算手段6に入力される。
1は温室、2は温室内に設けられた乾湿球湿度計
であり、201は乾球温度センサでEdはその測
定出力、202は乾球温度センサでEwはその測
定出力、Wは水の供給を示す。3は戸外に設けた
日射量センサでEcはその測定出力、4は同じく
戸外に設けた外気の温度センサでEtはその測定
出力である。5はこれら測定出力信号を受けるイ
ンターフエイス手段であり、このインターフエイ
ス手段を介して各測定信号はマイクロコンピユー
ター等で実現される演算手段6に入力される。
演算手段6において、601は測定信号Ed及
びEwに基づき相対湿度を演算して湿度信号Ehを
発信する湿度演算機能、602は測定信号Ec、
Et及び測定信号Ed、Ew(又は湿度信号Eh)に基
づき水切れ状態を判断して警報信号Eaを発信す
る警報機能である。
びEwに基づき相対湿度を演算して湿度信号Ehを
発信する湿度演算機能、602は測定信号Ec、
Et及び測定信号Ed、Ew(又は湿度信号Eh)に基
づき水切れ状態を判断して警報信号Eaを発信す
る警報機能である。
7は湿度信号Ehを受けるデイジタル又はアナ
ログ湿度表示装置、8は警報信号Eaを受ける警
報装置であり、ブザー手段やランプ手段等で実現
される。
ログ湿度表示装置、8は警報信号Eaを受ける警
報装置であり、ブザー手段やランプ手段等で実現
される。
次に判断機能のアルゴリズムにつき説明する。
日射量センサの測定出力Ecのスパンは例えば0
〜2calcm2分で表され、晴れた日の午前9時〜午後
3時の期間は値は0.5calcm2分程度である。従つ
て、Ecがこの値以上の場合は相対湿度は高くな
いと判断し、この場合に湿度の測定値Ehが例え
ば99%(即ちEdとEwの差が極めて小さい)を示
していれば湿球温度センサ202への水切れであ
ると判定して警報信号Eaを発信する。この場合
の判断の基準となる情報として外気温度信号Et
が一定値以上という条件を加えても良い。
日射量センサの測定出力Ecのスパンは例えば0
〜2calcm2分で表され、晴れた日の午前9時〜午後
3時の期間は値は0.5calcm2分程度である。従つ
て、Ecがこの値以上の場合は相対湿度は高くな
いと判断し、この場合に湿度の測定値Ehが例え
ば99%(即ちEdとEwの差が極めて小さい)を示
していれば湿球温度センサ202への水切れであ
ると判定して警報信号Eaを発信する。この場合
の判断の基準となる情報として外気温度信号Et
が一定値以上という条件を加えても良い。
EdとEwの差の監視はこれら両信号を直接比較
しても良いが、実施例のように湿度信号を監視す
るようにしても良い。
しても良いが、実施例のように湿度信号を監視す
るようにしても良い。
なお本考案では水切れの判断情報として日射量
を用いているので夜間に水切れが発生した場合は
警報信号は発生しないが、次の朝に警報が発生し
た時点で対策を講ずれば温室の制御では実害が発
生する事はなく、問題は無い。
を用いているので夜間に水切れが発生した場合は
警報信号は発生しないが、次の朝に警報が発生し
た時点で対策を講ずれば温室の制御では実害が発
生する事はなく、問題は無い。
〈考案の効果〉
以上説明したように、本考案によれば水の供給
切れを自動的に警報することができ、水切れに長
時間気づかずに温室内の作物に致命的な損害を与
えてしまう不都合を回避することができ、温室管
理の自動システムに適用した場合の効果は大き
い。また、水切れが生じると直ちにこれを間接的
に検出して警報を発生するので、動作に無駄がな
く、水切れに対する温室管理者の気苦労が減り、
湿度測定値の信頼性が向上する。
切れを自動的に警報することができ、水切れに長
時間気づかずに温室内の作物に致命的な損害を与
えてしまう不都合を回避することができ、温室管
理の自動システムに適用した場合の効果は大き
い。また、水切れが生じると直ちにこれを間接的
に検出して警報を発生するので、動作に無駄がな
く、水切れに対する温室管理者の気苦労が減り、
湿度測定値の信頼性が向上する。
またタイマと異なり必要なときにのみ給水する
ので、水を節約する事が出来る。また動作頻度が
下がるので、バルブ等操作機器の寿命を長くする
ことができる。
ので、水を節約する事が出来る。また動作頻度が
下がるので、バルブ等操作機器の寿命を長くする
ことができる。
図は本考案の一実施例を示す構成図である。
1……温室、2……乾湿球湿度計、3……日射
量センサ、4……外気温度センサ、5……インタ
ーフエイス、6……演算手段、7……湿度表示装
置、8……警報装置。
量センサ、4……外気温度センサ、5……インタ
ーフエイス、6……演算手段、7……湿度表示装
置、8……警報装置。
Claims (1)
- 乾球温度センサと湿球温度センサの出力を受
け、両出力の差に基づいて湿度を演算する手段
と、日射量センサの出力を受けこのセンサの出力
が一定値以上で上記乾球温度センサと湿球温度セ
ンサの出力の差が一定値以下のとき上記湿球温度
センサへの水の供給切れを警報する手段とを具備
した乾湿球湿度計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985092803U JPH0430530Y2 (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985092803U JPH0430530Y2 (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS621159U JPS621159U (ja) | 1987-01-07 |
JPH0430530Y2 true JPH0430530Y2 (ja) | 1992-07-23 |
Family
ID=30649921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985092803U Expired JPH0430530Y2 (ja) | 1985-06-19 | 1985-06-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430530Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2795377B2 (ja) * | 1989-05-17 | 1998-09-10 | タバイエスペック株式会社 | ウイックの乾燥検知方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4428791Y1 (ja) * | 1966-03-09 | 1969-11-28 | ||
JPS5572749A (en) * | 1978-11-22 | 1980-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Automatic air conditioner |
JPS55143434A (en) * | 1979-04-26 | 1980-11-08 | Omron Tateisi Electronics Co | Measuring instrument for humidity |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6132357Y2 (ja) * | 1980-12-27 | 1986-09-20 |
-
1985
- 1985-06-19 JP JP1985092803U patent/JPH0430530Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4428791Y1 (ja) * | 1966-03-09 | 1969-11-28 | ||
JPS5572749A (en) * | 1978-11-22 | 1980-05-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Automatic air conditioner |
JPS55143434A (en) * | 1979-04-26 | 1980-11-08 | Omron Tateisi Electronics Co | Measuring instrument for humidity |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS621159U (ja) | 1987-01-07 |
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