JPH04303863A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はレーザビームによって画
像の書込みを行う画像形成装置の画像露光装置に関する
。

【０００２】

【従来の技術】画像読取装置によって得た画像データが
画像露光装置に入力されると、画像露光装置においては
半導体レーザによりレーザビームを発生し、このレーザ
ビームをポリゴンミラーによって回転走査し、ｆθレン
ズ、シリンドリカルレンズを経て感光体上に投射する。

【０００３】このレーザビームによる主走査と感光体の
移動による副走査とによって感光体上に原稿画像の静電
潜像が形成されていくこととなる。

【０００４】これ等の画像露光装置に組込まれるポリゴ
ンミラーやｆθレンズ、シリンドリカルレンズ等の各光
学部材は、高精度を要することとメンテナンスの作業に
便なるよう、同一基板上に組込み一体化されてレーザ書
込み系ユニットとして装置本体内に着脱出来る状態で収
納される。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながらレーザ書
込み系ユニット内の光学系は比較的長い光路長を必要と
するもので従って収納スペースが長大となり装置内での
配置や取扱い性に難点があるとされていた。

【０００６】そのため光学系の光路を反射鏡により折り
返して光学系の占める長さ方向の容積を縮小したレーザ
書込み系ユニットが提供されているが、従来のユニット
は前記の各光学部材を基板の表裏にまたがって配置する
方法をとっているため相互間の精度を高く保つことが極
めて困難であった。

【０００７】本発明はこの点を解決して改良した結果、
レーザ書込み系ユニットを構成する各光学部材を相互に
高精度が保てるようにすると共に長さ方向の容積を縮小
して装置内でのレイアウトや着脱操作を容易にした画像
形成装置の提供を目的としたものである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的は、レーザ光の
走査により感光体上に静電潜像を形成する画像露光装置
を設けた画像形成装置において、前記画像露光装置を構
成する各光学部材を該画像露光装置の基板の同一面上に
、前記レーザ光の光路を曲折して折り返すように取付け
支持したことを特徴とする画像形成装置によって達成さ
れる。

【０００９】

【実施例】本発明の一実施例を図１ないし図３に示す。

【００１０】図１は本発明の画像露光装置であるレーザ
書込み系ユニット１００の断面構成を、図２は前記ユニ
ット１００を構成する各光学部材の平面配置を示したも
のである。

【００１１】前記レーザ書込み系ユニット１００の光学
系はポリゴンミラー１０，ｆθレンズ２０，Ｖ字状に配
置された一対のミラー３０とシリンドリカルレンズ４０
さらにミラー５０の各光学部材によって構成される。

【００１２】前記の各光学部材は何れもユニット１００
の基板１００Ａの上面を基準として位置を設定した上そ
の同一面側に固定される。

【００１３】すなわち前記ポリゴンミラー１０は基板１
００Ａに係合、固定した駆動モータＭに直接取付けられ
、前記ｆθレンズ２０，シリンドリカルレンズ４０さら
に各ミラー３０，５０はそれぞれ次に記す各支持部材を
介して前記ポリゴンミラー１０の同一面側に取付け支持
される。

【００１４】２１はｆθレンズ２０を取り付ける支持部
材であって、角穴２２Ａを開口した低い段部２２と、該
段部２２との間に垂直壁２３Ａを構成する高い段部２３
とを形成している。前記支持部材２１は、段部２２の角
穴２２Ａにｆθレンズ２０底面の突起２０Ａを係合した
上、さらに段部２３に固着される押え部材２４によって
前記垂直壁２３Ａに圧着することによりｆθレンズ２０
を所定の光軸上の位置に設定したのちそれぞれ一対の基
準ピン２５Ａと取付ネジ２５Ｂを介して基板１００Ａに
固定する。

【００１５】３１はミラー３０を取付ける対称形をした
一対の支持部材であって、角穴３２に各ミラー３０の両
端部を挿通して押え部材３３により鋭面を直角に対向さ
せる状態とし長穴３４Ａを介して光路長さ調整したのち
取付ネジ３４Ｂにより基板１００Ａに固定される。

【００１６】従ってポリゴンミラー１０において反射さ
れｆθレンズ２０を通るレーザ光の光軸は前記の一対の
ミラー３０によって曲折されて平行に折り返され、それ
によってレーザ書込み系ユニット１００の長さ方向の容
積が著しく縮小される。

【００１７】４１および４２はシリンドリカルレンズ４
０を取付ける各支持部材であって、支持部材４１はｆθ
レンズ２０の場合と同様の角穴と突起との係合によりシ
リンドリカルレンズ４０の光軸位置を設定し、一方支持
部材４２は段部４３に固着される押え部材４４によって
シリンドリカルレンズ４０を段部４３の形成する垂直壁
４３Ａに圧接することによって光軸上の所定の位置に設
定する。

【００１８】前記支持部材４２は光軸を中心とする対称
の位置に一対宛設けられ、支持部材４１と共に前記支持
部材２１と同様の基準ピンと取付ネジを介して基板１０
０Ａに固定される。

【００１９】また５１はミラー５０を取付ける一対の支
持部材であって、所定の反射角度に支持したミラー５０
の両端部を押え部材５２によって圧着した上、図示しな
い取付ネジを介して基板１００Ａに固定される。

【００２０】前記の各光学部材を取付け支持した基板１
００Ａはスリット状の長穴Ｓを開口したカバー部材１０
０Ｂを係合して取付け、レーザ書込み系ユニット１００
として例えば図３に示すようなカラー画像形成装置に装
着されて使用される。

【００２１】前記の装置は複数の各単色のトナー像を重
ね合わせることによってカラーのトナー像を形成し、こ
れを転写紙上に転写してカラーの複写画像を得るいわゆ
る重ね合わせ方式のカラー画像形成装置であって、感光
体ベルト１とその周縁に配置される各画像形成用のプロ
セス機材はプロセスカートリッジ５に一体化して収納さ
れ、側面扉５Ａを開放して装置内に着脱される。

【００２２】前記感光体ベルト１は回動ローラ１Ａの駆
動により時計方向に搬送される。

【００２３】２は帯電手段たるスコロトロン帯電器、１
００は前記のレーザ書込み系ユニット、３Ａないし３Ｄ
はそれぞれ特定色の現像剤を収容した複数の現像部すな
わち現像器であって、これ等の各像形成手段はガイド部
材を背面にした前記感光体ベルト１の外周面に対向して
配設される。

【００２４】前記各現像器３Ａ，３Ｂ，３Ｃおよび３Ｄ
は例えばイエロー，マゼンタ，シアン，黒色の各現像剤
をそれぞれ収容するもので前記感光体ベルト１と所定の
間隙を保つ各現像スリーブを備え、感光体ベルト１上の
潜像を非接触現像法により顕像化する機能を有している
。この非接触現像は接触現像と異なり、感光体ベルトの
移動を妨げない長所を有する。

【００２５】７は転写器、７Ａは除電バー、４はクリー
ニング部すなわちクリーニング装置で、該クリーニング
装置４のブレード４Ａとトナー搬送ローラ４Ｂは画像形
成中には感光体ベルト１の表面より離間した位置に保た
れ画像転写後のクリーニング時のみ図示の如く感光体ベ
ルト１の表面に圧接される。

【００２６】前記カラー画像形成装置によるカラー画像
形成のプロセスは次のようにして行われる。

【００２７】まず本実施例による多色像の形成は、次の
像形成システムに従って遂行される。即ちオリジナル画
像を撮像素子が走査するカラー画像データ入力部で得ら
れたデータを、画像データ処理部で演算処理して画像デ
ータを作成し、これは一旦画像メモリに格納される。次
いで該画像メモリは、記録時とり出されて記録部である
例えば図３の実施例で示したカラー画像形成装置へと入
力される。

【００２８】前記の画像形成装置とは別体の画像読取装
置から出力される色信号が前記レーザ書込み系ユニット
１００に入力されると、レーザ書込み系ユニット１００
においては半導体レーザ（図示せず）で発生されたレー
ザビームは駆動モータＭにより回転されるポリゴンミラ
ー１０により回転走査され、ｆθレンズ２０を経て一対
のミラー３０により光路を曲げられさらにシリンドリカ
ルレンズ４０を経てミラー５０において反射し予め帯電
手段たる帯電器２によって電荷を付与された矢示方向に
移動する感光体ベルト１の周面上に投射され輝線を形成
する。

【００２９】一方では走査が開始されるとビームがイン
デックスセンサによって検知され、第１の色信号による
ビームの変調が開始され、変調されたビームが前記感光
体ベルト１の周面上を走査する。従ってレーザビームに
よる主走査と感光体ベルト１の搬送による副走査により
感光体ベルト１の周面上に第１の色に対応する潜像が形
成されていく。この潜像は現像手段の内イエロー（Ｙ）
のトナー（顕像媒体）の装填された現像器３Ａにより現
像されて、ベルト表面にトナー像が形成される。得られ
たトナー像はベルト面に保持されたまま感光体ベルト１
の周面より引き離されている清掃手段たるクリーニング
装置４の下を通過し、つぎのコピーサイクルに入る。

【００３０】すなわち、前記感光体ベルト１は前記帯電
器２により再び帯電され、次いで信号処理部から出力さ
れた第２の色信号が前記書込み系ユニット１００に入力
され、前述した第１の色信号の場合と同様にしてベルト
表面への書込みが行われ潜像が形成される。潜像は第２
の色としてマゼンタ（Ｍ）のトナーを装填した現像器３
Ｂによって現像される。

【００３１】このマゼンタ（Ｍ）のトナー像はすでに形
成されている前述のイエロー（Ｙ）のトナー像の存在下
に形成される。

【００３２】３Ｃはシアン（Ｃ）のトナーを有する現像
器で、信号処理部で発生される制御信号に基づいてベル
ト表面にシアン（Ｃ）のトナー像を形成する。

【００３３】さらに３Ｄは黒色のトナーを有する現像器
であって、同様の処理によりベルト表面に黒色のトナー
像を重ね合わせて形成する。これ等各現像器３Ａ，３Ｂ
，３Ｃおよび３Ｄの各スリーブには直流あるいはさらに
交流のバイアスが印加され、顕像手段である２成分現像
剤によるジャンピング現像が行われ、基体が接地された
感光体ベルト１には非接触で現像が行われるようになっ
ている。なお現像としては、一成分現像剤を用いた非接
触現像を用いることもできる。

【００３４】かくして感光体ベルト１の周面上に形成さ
れたカラーのトナー画像は、転写部において給紙カセッ
ト６より給紙ガイド６Ａを経て送られてきた転写材に転
写される。

【００３５】すなわち、給紙カセット６に収容された転
写材は給紙ローラ６Ｂの回転によって最上層の一枚が搬
出されてタイミングローラ６Ｃを介し感光体ベルト１上
の像形成とタイミングを合わせて転写器７へと供給され
る。

【００３６】画像の転写・除電を受けた転写材は、前記
回動ローラ１Ａに沿って急に方向転換をする感光体ベル
ト１より容易に分離して定着ローラ８によりトナーを融
着したのち排紙ローラ９を経て装置外に排出される。

【００３７】

【発明の効果】本発明によって、レーザ光学系を構成す
る各光学部材を高精度をもって組込むと同時にその光路
長を著しく縮小することが可能となり、その結果高精度
の画像書込みが出来てしかもコンパクトで取扱い性にも
優れた画像露光装置が提供されることとなった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の画像露光装置の断面構成図である。

【図２】前記装置の要部平面図である。

【図３】前記装置を組込む画像形成装置の要部断面図で
ある。

【符号の説明】

１０…ポリゴンミラー　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　２０…ｆθレンズ ２１，３１，４１，４２，５１…支持部材　　　　　　
　　　　　　　　２２，２３，４３…段部 ２３Ａ，４３Ａ…垂直壁　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　２４，３３，４４，５２…押え部材 ３０，５０…ミラー　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　４０…シリンドリカルレンズ １００…レーザ書込み系ユニット　　　　　　　　　　
　１００Ａ…基板１００Ｂ…カバー部材　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　Ｍ…駆動モータ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】レーザ光の走査により感光体上に静電潜像
   を形成する画像露光装置を設けた画像形成装置において
   、前記画像露光装置を構成する各光学部材を該画像露光
   装置の基板の同一面上に、前記レーザ光の光路を曲折し
   て折り返すように取付け支持したことを特徴とする画像
   形成装置。