JPH0430272Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430272Y2 JPH0430272Y2 JP18136286U JP18136286U JPH0430272Y2 JP H0430272 Y2 JPH0430272 Y2 JP H0430272Y2 JP 18136286 U JP18136286 U JP 18136286U JP 18136286 U JP18136286 U JP 18136286U JP H0430272 Y2 JPH0430272 Y2 JP H0430272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blocks
- intermediate layer
- elastic
- elastic body
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 29
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 16
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 12
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
本考案は床衝撃音の低減及び階下への音の伝達
の低減を図つた防音床パネルに関する。
の低減を図つた防音床パネルに関する。
床パネルに防音特性を持たせるにあたつては、
床パネルという特性上、耐荷重性を持たせなくて
はならず、このために、硬質の表層材と基材との
間に弾性体をはさんだ積層構造とすることが一般
に行なわれている。このものにおいて、床パネル
の表面での衝撃振動の伝搬を緩和させるために、
第3図に示すように、表層材1を硬質の小さなブ
ロツク11に分割するとともに、各ブロツク11
間に弾性材12をはさんだものがある。各ブロツ
ク11間の振動伝搬が弾性材12で阻止されるよ
うにしているわけである。図中3は弾性体、4は
基材を示す。 ところが表層材1を上述のように弾性材12で
区画された小さなブロツク11に分割した場合、
確かに表層材1表面における振動伝搬が抑制され
るものの、耐荷重特性が悪くなるという問題があ
つた。すなわち、第4図に示すように、表層材1
のブロツク11の一端部に荷重が加わつた場合、
下層の弾性体3はその一部のみでこれを受けるた
めに、弾性体3が大きくたわんでしまうのであ
る。弾性体3の硬度をあげれば沈み込みは防げる
ものの、この時には防音効果が低くなつてしま
う。
床パネルという特性上、耐荷重性を持たせなくて
はならず、このために、硬質の表層材と基材との
間に弾性体をはさんだ積層構造とすることが一般
に行なわれている。このものにおいて、床パネル
の表面での衝撃振動の伝搬を緩和させるために、
第3図に示すように、表層材1を硬質の小さなブ
ロツク11に分割するとともに、各ブロツク11
間に弾性材12をはさんだものがある。各ブロツ
ク11間の振動伝搬が弾性材12で阻止されるよ
うにしているわけである。図中3は弾性体、4は
基材を示す。 ところが表層材1を上述のように弾性材12で
区画された小さなブロツク11に分割した場合、
確かに表層材1表面における振動伝搬が抑制され
るものの、耐荷重特性が悪くなるという問題があ
つた。すなわち、第4図に示すように、表層材1
のブロツク11の一端部に荷重が加わつた場合、
下層の弾性体3はその一部のみでこれを受けるた
めに、弾性体3が大きくたわんでしまうのであ
る。弾性体3の硬度をあげれば沈み込みは防げる
ものの、この時には防音効果が低くなつてしま
う。
本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは防音効果を損なうこ
となく耐荷重特性を向上させた防音床パネルを提
供するにある。
り、その目的とするところは防音効果を損なうこ
となく耐荷重特性を向上させた防音床パネルを提
供するにある。
しかして本考案は、弾性材で仕切られた小さな
ブロツクで構成された表層材と、基材と、表層材
と基材との間に配設される弾性体とからなる防音
床パネルにおいて、弾性材で仕切られた小さなブ
ロツクで構成された中間層を設けて、この中間層
を表層材と弾性体との間に配設するとともに、表
層材のブロツクと中間層のブロツクとをずらせて
配設していることに特徴を有して、表層材のブロ
ツクの一部に加えられた荷重は、中間層のブロツ
クで分散された上で弾性体にかかるようにしたも
のである。 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する
と、第1図に示すように、この床パネルは表層材
1と中間層2と制振効果を有する材料が混入され
ている弾性体3と基材4とがこの順に積層された
ものとして形成されている。表層材1は前記従来
例と同様に、弾性材12で硬質の小さなブロツク
11に仕切つたものとして形成されているととも
に、各ブロツク11は弾性材12で一体化された
ものとして形成されている。そして中間層2は、
弾性材22で仕切られた小さなブロツク21から
なるものとして、表層材1と同じ構成のものが用
いられている。ただし、上記4者の積層にあたつ
て、表層材1の各ブロツク11と、中間層2にお
ける各ブロツク21とは、床パネルの長手方向及
び幅方向において、各ブロツク11,21の長さ
の半分及び幅の半分だけずれたものとなるように
している。 このものにおいては、表層材1のブロツク11
の一端に荷重が加わつたとしても、弾性体3が受
ける荷重は、ブロツク11の下方に位置する中間
層2のブロツク21において、第2図に示すよう
に分散されたものとなつていることから、荷重を
受けた部分が大きく沈むことはない。 また弾性体3の硬度をあげて耐荷重特性を高め
るものではない上に、表層材1のブロツク11
と、中間層2のブロツク21とは互いに一部にお
いて直接接触しているとはいえ中間層2のブロツ
ク21も弾性材22で区画されたものとなつてい
るために、表面伝搬による振動の波及はやはり抑
えられており、防音効果が損なわれるものではな
い。
ブロツクで構成された表層材と、基材と、表層材
と基材との間に配設される弾性体とからなる防音
床パネルにおいて、弾性材で仕切られた小さなブ
ロツクで構成された中間層を設けて、この中間層
を表層材と弾性体との間に配設するとともに、表
層材のブロツクと中間層のブロツクとをずらせて
配設していることに特徴を有して、表層材のブロ
ツクの一部に加えられた荷重は、中間層のブロツ
クで分散された上で弾性体にかかるようにしたも
のである。 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する
と、第1図に示すように、この床パネルは表層材
1と中間層2と制振効果を有する材料が混入され
ている弾性体3と基材4とがこの順に積層された
ものとして形成されている。表層材1は前記従来
例と同様に、弾性材12で硬質の小さなブロツク
11に仕切つたものとして形成されているととも
に、各ブロツク11は弾性材12で一体化された
ものとして形成されている。そして中間層2は、
弾性材22で仕切られた小さなブロツク21から
なるものとして、表層材1と同じ構成のものが用
いられている。ただし、上記4者の積層にあたつ
て、表層材1の各ブロツク11と、中間層2にお
ける各ブロツク21とは、床パネルの長手方向及
び幅方向において、各ブロツク11,21の長さ
の半分及び幅の半分だけずれたものとなるように
している。 このものにおいては、表層材1のブロツク11
の一端に荷重が加わつたとしても、弾性体3が受
ける荷重は、ブロツク11の下方に位置する中間
層2のブロツク21において、第2図に示すよう
に分散されたものとなつていることから、荷重を
受けた部分が大きく沈むことはない。 また弾性体3の硬度をあげて耐荷重特性を高め
るものではない上に、表層材1のブロツク11
と、中間層2のブロツク21とは互いに一部にお
いて直接接触しているとはいえ中間層2のブロツ
ク21も弾性材22で区画されたものとなつてい
るために、表面伝搬による振動の波及はやはり抑
えられており、防音効果が損なわれるものではな
い。
以上のように本考案においては、中間層におけ
るブロツクが荷重を分散させるために大きな沈み
込みが生ずることがなく、耐荷重特性が向上して
いるものであり、しかも弾性体の硬度をあげるも
のではない上に、中間層のブロツクも弾性材で区
画されたものになつているために、防音効果が損
なわれることもない。
るブロツクが荷重を分散させるために大きな沈み
込みが生ずることがなく、耐荷重特性が向上して
いるものであり、しかも弾性体の硬度をあげるも
のではない上に、中間層のブロツクも弾性材で区
画されたものになつているために、防音効果が損
なわれることもない。
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図は同
上の断面図、第3図は従来例の斜視図、第4図は
同上の断面図であつて、1は表層材、2は中間
層、3は弾性体、4は基材、11,21はブロツ
ク、12,22は弾性材を示す。
上の断面図、第3図は従来例の斜視図、第4図は
同上の断面図であつて、1は表層材、2は中間
層、3は弾性体、4は基材、11,21はブロツ
ク、12,22は弾性材を示す。
Claims (1)
- 弾性材で仕切られた小さなブロツクで構成され
た表層材と、基材と、表層材と基材との間に配設
される弾性体とからなる防音床パネルにおいて、
弾性材で仕切られた小さなブロツクで構成された
中間層を設けて、この中間層を表層材と弾性体と
の間に配設するとともに、表層材のブロツクと中
間層のブロツクとをずらせて配設していることを
特徴とする防音床パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18136286U JPH0430272Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18136286U JPH0430272Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6386245U JPS6386245U (ja) | 1988-06-06 |
JPH0430272Y2 true JPH0430272Y2 (ja) | 1992-07-22 |
Family
ID=31126162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18136286U Expired JPH0430272Y2 (ja) | 1986-11-26 | 1986-11-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0430272Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-26 JP JP18136286U patent/JPH0430272Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6386245U (ja) | 1988-06-06 |
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