JPH0430236Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0430236Y2
JPH0430236Y2 JP1986146291U JP14629186U JPH0430236Y2 JP H0430236 Y2 JPH0430236 Y2 JP H0430236Y2 JP 1986146291 U JP1986146291 U JP 1986146291U JP 14629186 U JP14629186 U JP 14629186U JP H0430236 Y2 JPH0430236 Y2 JP H0430236Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
valve
pressure oil
pressure
flow divider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986146291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6352898U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986146291U priority Critical patent/JPH0430236Y2/ja
Publication of JPS6352898U publication Critical patent/JPS6352898U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0430236Y2 publication Critical patent/JPH0430236Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Valve Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は荷役用フオークリフト及びこれの類似
作業機(以下単にフオークリフトという)におけ
る荷物昇降用リフトに対する制御装置に関する。
〔従来の技術〕
上記フオークリフトの荷役用フオークの昇降操
作は油圧によつて行われ、上昇時は圧力油をリフ
トシリンダに送り込むことにより行い、下降時は
該シリンダ内の圧力油を積荷の重量等により押し
出しタンクに戻す構造が採られ、油路の切換え操
作は通常センターバイパス型3位置のスプール弁
により行われる。またフオークリフトのステアリ
ング操作は、通常低圧の圧力油が優先して供給さ
れるもので、この上記スプール弁の入口側(圧力
油供給側)に優先形フローデバイダを配し、圧力
油を上記ステアリング機構に連なる優先回路に優
先して供給し、残量をスプール弁に供給する手段
が採られている。また上記積荷の下降に際し、積
荷の重量が大きいとき急激な効果を生じ危険であ
る場合があり、このため積荷の下降速度即ち圧力
油の戻り速度を規制するためフローレギユレータ
が回路に配備されている。
〔考案が解消しようとする問題点〕
上記優先回路にはステアリング装置に異常な負
荷が発生したとき、優先回路の油圧が異常に上昇
するのを防止するため該回路にはリリーフ弁が配
備されている。従つてバルブボデイには上記スプ
ール弁機構と共にフローデバイダ、リリーフ弁と
共にフローレギユレータを取付ける必要があり加
工に手数を要する等の問題がある。
本考案はかかる点に鑑み、これら各弁の取付け
加工を簡便とすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案は、センター
バイパス型3位置のリフト操作用スプール弁の入
口側に優先通路に低圧の圧力油を分配供給する優
先形フローデバイダを配置し、該優先回路には最
高設定用リリーフ弁を配備すると共に、上記スプ
ール弁とリフト用シリンダ間の作動回路にフロー
レギユレータを介入し、バルブボデイには直線状
に貫通した取付孔を穿孔し、該取付孔にフローデ
バイダを摺動可能に挿入し、両端にはリリーフ弁
とフローレギユレータをそれぞれ螺着し、上記フ
ローデバイダは一側に設けたばねと共にリリーフ
弁とフローレギユレータ間に弾圧保持され、供給
油圧の低圧時は圧力供給通路とセンターバイパス
通路とを遮断し、優先通路に圧力油を供給する位
置に保持されると共に、圧力油をばねとは反対側
に導き、供給油圧の上昇に伴い、フローデバイダ
はばね圧に抗して移行し、圧力油をセンターバイ
パス通路を介してリフト操作用スプール弁に分流
することを特徴とするものである。
〔作用〕
フローデバイダは取付孔内に収納され、かつば
ねにより供給圧力油の低圧時には優先通路にのみ
圧力油を供給する位置に保持されている。ついで
供給油の圧力上昇に伴い、フローデバイダはばね
に抗して移行し、リフト操作用スプール弁に通ず
るセンターバイパス通路煮供給圧力油を分流す
る。
〔実施例〕
図は本考案のリフト制御装置1とテイルト(フ
オークの前後傾動)操作弁2とエンドカバー3と
を組合わせた複合弁Aを示すもので、テイルト操
作弁2は周知のセンターバイパス型3位置手動ス
プール弁であり説明を省略する。
リフト制御装置1はバルブボデイ4に穿孔され
ポンプPに接続される圧力油インレツト孔5と、
リフト操作用スプール弁6と、インレツト孔5と
スプール弁6とを連結する圧力油供給通路7に配
備される優先形フローデバイダ8を備える。リフ
ト操作用スプール弁6は前記テイルト操作弁2と
同様にセンターバイパス型3位置手動スプール弁
であり、このスプール弁6のセンターバイパス通
路9から送り出される圧力油はテイルト操作弁2
のセンターバイパス通路2a及びエンドカバー3
の排出通路3aを経てタンクTに排出される。
優先形フローデバイダ8は圧力油供給通路7か
らの圧力油を先づ優先して優先回路10に供給し
残部をスプール弁6に供給するようにしたもの
で、回路10にはリリーフ弁11を備える。
スプール弁6はスプール20とこれを嵌挿する
嵌挿孔21とを備えたバルブボデイとからなり、
スプール20は中央ランド22を挾んで左側に第
1、第2、第3、第4ランド23,24,25,
26を、また右側に第1、第2ランド27,28
をそれぞれ所定間隔を存して形成する。嵌挿孔2
1はスプール20の中立位置において中央ランド
22と同一位置にセンターバイパス通路出口通路
9bと、これを挾んで左右に同入口通路9a,9
aを、また左第1ランド23と左第2ランド24
間にパワステアリングPSに通ずる第1の通路3
0に連なる凹溝31を右第1ランド27と右第2
ランド28との間にはリフトシリンダBに通ずる
作動通路32に連なる凹溝33並びに左右両側に
タンク通路34を形成する。
作動通路32はフローレギユレータ40を介し
てリフトシリンダBに接続されるもので、図例は
作動通路32にロジツク弁50を設け、リフトロ
ツクを計るようにしたものである。ロジツク弁5
0はリフトシリンダBからの逆流を阻止する段付
スリーブ51を備え、この段付スリーブ51を収
納する内孔52はパイロツト通路53を介してパ
イロツトチエツク弁55に接続される。このチエ
ツク弁55は弁室56にポペツト57を収納し、
上記パイロツト通路53は弁室56に連通し、ポ
ペツト57はばね58により弁座59に圧接さ
れ、弁室56と下方室60とは遮断されている。
この下方室60にはポペツトに対向してピスト
ン61を収納し、ピストン61はばね62により
ポペツト57とは離間方向に付勢されている。こ
の下方室60の孔底には作動液導入孔63を設
け、この導入孔63は図示の如く、スプール20
が中立位置にあるとき左第2ランド24と左第3
ランド25との間に位置して嵌挿孔21に開口し
ており、スプール20の中立位置においては導入
孔63は第2ランド24により優先回路10とは
遮断されている。図中65はドレン孔である。そ
してリフト上の積荷を上昇するためスプール20
を左方へ引き出したとき左第2スプール24は導
入孔63を閉塞するのみで優先回路10中の圧力
油はピストン61を押し上げることはできず、ポ
ペツト57は弁座59を閉じたままであり、ロジ
ツク弁50は通路32から通路44方向へのみ流
れを許容する単なるチエツク弁の作用を行なう。
従つて上記スプール20を左方へ引き出すこと
により右第1ランド27は左方へ移動してバイパ
ス通路入口通路9aは作動通路32に連通し、段
付スリープ51を押し上げ、フローレギユレータ
40を介してリフトシリンダBに圧力油を圧送す
る。
また積荷の下降に際しスプール20を右方へ押
し込むときは、導入孔63は優先回路10に連通
する。従つて優先回路10中の圧力油はピストン
61を押し上げてポペツト57を弁座59より離
間し、ロジツク弁50の内孔52はパイロツト通
路53、弁室56、下方室60並びにこの下方室
60とタンク通路34とを連結するキリ孔64を
介してタンク通路34に連通し、リフトシリンダ
Bからの戻り油の圧力により段付スリーブ51の
外部段差により段付スリーブ51を押圧移行す
る。同時にスプール20の右方への移行は作動通
路32はタンク通路34に連通し積荷は降下す
る。
しかして本考案は、上記フローデバイダ8、リ
リーフ弁11及びフローレギユレータ40の取付
構造に関するもので、バルブボデイ4の適所に貫
通する取付孔70を穿孔し、一端にリリーフ弁1
1を他端にフローレギユレータ40をそれぞれ螺
嵌し、両者間にフローデバイダ8を配備してな
る。
このフローデバイダ8は有底内孔71内にばね
72をリリーフ弁11との間に挿入して先端をフ
ローレギユレータ40側に弾圧し、外周には前記
圧力油供給通路7と内孔71とを連通するオリフ
イス73及び先端中央孔74と上記通路7とを連
結する圧力油導入孔75とを設け、内孔71は優
先回路10に開口し、圧力油供給通路7とセンタ
ーバイパス通路9とは常時はこのフローデバイダ
8により遮断される。
そして圧力油供給通路7に供給される圧力油は
オリフイス73から内孔71を介して優先回路1
0に供給される。同時に圧力油導入孔75からフ
ローレギユレータ40との隙間に供給され、ポン
プPからの供給油圧が上昇するに伴い、フローデ
バイダ8はばね72に抗して移行し圧力油供給通
路7はセンターバイパス通路9に連通し、余剰圧
力油を直接分流する。
上記リリーフ弁11は取付孔70の一端にケー
ス12を着脱可能に螺嵌し、このケース12には
優先回路10とケース内室14とを連結する横孔
13を穿設し、優先回路10に設けられるパワー
ステアリング装置PS等に異常な負荷が発生し該
回路10の圧力が上昇したときは、調節ねじ15
でばね16を介して弁座17に圧接するポペツト
18を押圧し排出孔19からタンク通路34に排
出し、優先回路10の上限値を規制する。
なお、優先回路10とパワーステアリング装置
PSとは前記第1通路30を介して連結するのみ
でもよいが、必要により第2通路35を併設して
もよい。ただし第2通路35はスプール11の作
動に無関係に常時連通するものである。図中36
は低いクラツキング圧のチエツク弁、37はパイ
ロツトチエツク弁の開口に必要な圧力を発生する
チエツク弁36よりも若干高いクラツキング圧を
もつたロードチエツク弁である。
フローレギユレータ40は取付孔70に螺嵌す
るケース41内にピストン42を嵌挿し、ばね4
3によりピストン42を一方向に付勢し、バルブ
ボデイ4に形成し作動通路32に連結される環状
溝44に対向してケース41には横孔45を、ま
たピストン42には横孔45に対向して導入孔4
6を穿孔してピストン内孔47と環状溝44とを
連通し、かつ内孔47はピストン前面にオリフイ
ス48を穿孔し、バルブボデイ4に形成したシリ
ンダ通路49と連通させる。このシリンダ通路4
9は連結管80を介してリフトシリンダBに連結
される。
このフローレギユレータ40は作動通路32側
からのリフトシリンダBへの圧力油の流出は全量
許容するも、積荷降下に際し急激な戻り油はピス
トン42をばね43に抗して移行し、横孔45と
導入孔46との重合度を減少し、作動通路32側
への流出を制限し、積荷の降下速度を一定に規制
するようにしたものである。
〔考案の効果〕
本考案によるときは、バルブボデイに貫通して
形成した取付孔に優先形のフローデバイタを嵌挿
し、取付孔両端にリリーフ弁とフローレギユレー
タを螺合し、これら取付孔、リリーフ弁及びフロ
ーレギユレータによりフローデバイダの作動室を
形成したから、特別なあフローデバイタの作動室
を形成することを省略することが出来、各弁の取
付けが簡単、かつコンパクトに纏めることがで
き、バルブボデイの小型化と加工の合理化を計る
ことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は縦断説明図、第2図は第1図における
X−X線に沿う断面図、第3図は第1図における
Y−Y線に沿う断面図である。 1はリフト制御装置、4はパルブボデイ、6は
リフト操作用スプール弁、8は優先形フローデバ
イダ、10は優先回路、11はリリーフ弁、40
はフローレギユレータ、70は取付孔、Bはリフ
ト用シリンダである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. センターバイパス型3位値のリフト操作用スプ
    ール弁の入口側の優先通路に低圧の圧力油を分配
    供給する優先形フローデバイダを配設し、該優先
    回路には最高圧設定用リリーフ弁を配備すると共
    に、上記スプール弁とリフト用シリンダ間の作動
    回路にフローレギユレータを介入し、バルブボデ
    イには直線状に貫通した取付孔を穿孔し、、該取
    付孔にフローデバイダを摺動可能に挿入し、両端
    にはリリーフ弁とフローレギユレータをそれぞれ
    螺着し、上記フローデバイダは一側に設けたばね
    と共にリリーフ弁とフローレギユレータ間に弾圧
    保持され、供給油圧の低圧時は圧力油供給通路と
    センターバイパス通路とを遮断し、優先通路に圧
    力油を供給する位置に保持されると共に、圧力油
    をばねとは反対側に導き、供給油圧の上昇にとも
    ない、フローデバイダはばね圧に抗して移行し、
    圧力油をセンターバイパス通路を介してリフト操
    作用スプール弁側に分流することを特徴とするリ
    フト制御装置。
JP1986146291U 1986-09-24 1986-09-24 Expired JPH0430236Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986146291U JPH0430236Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986146291U JPH0430236Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6352898U JPS6352898U (ja) 1988-04-09
JPH0430236Y2 true JPH0430236Y2 (ja) 1992-07-21

Family

ID=31058624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986146291U Expired JPH0430236Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0430236Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7134788B2 (ja) * 2018-08-27 2022-09-12 ナブテスコ株式会社 方向切換弁装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56167902A (en) * 1980-05-26 1981-12-23 Daikin Ind Ltd Reducing type pressure compensation valve with check valve
JPS5944544A (ja) * 1982-09-08 1984-03-13 Hitachi Ltd 温水ボイラ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58180898U (ja) * 1982-05-25 1983-12-02 株式会社豊田自動織機製作所 荷役車両の油圧装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56167902A (en) * 1980-05-26 1981-12-23 Daikin Ind Ltd Reducing type pressure compensation valve with check valve
JPS5944544A (ja) * 1982-09-08 1984-03-13 Hitachi Ltd 温水ボイラ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6352898U (ja) 1988-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2448532A (en) Automatic power position hold for control valves
JPH081202B2 (ja) 単動式油圧シリンダの作動回路
US20170307096A1 (en) Three-way pressure control and flow regulator valve
US3866419A (en) Integrated pressure compensated load sensing system
US2171204A (en) Hydraulic hoisting unit and control system therefor
US2377278A (en) Apparatus for controlling fluid pressure
US4006667A (en) Hydraulic control system for load supporting hydraulic motors
JPH0430236Y2 (ja)
US3370601A (en) Valve for controlling the rate of movement of a fluid powered motor unit
US5136930A (en) Apparatus for supplying pressure oil to hydraulic cylinders employed in working machines
US4145957A (en) Pilot-operated valve structure
US3207178A (en) Combination motor control valve and exhaust flow control
US4062374A (en) Hydraulic valves and hydraulic systems
US3500721A (en) Hydraulic control for two hydraulic motors
GB1222247A (en) Hydraulic control valve with void prevention means
US3817266A (en) Hydraulic system with flow control means to control pressure distribution between a primary and a secondary hydraulic circuit
US3169453A (en) Valve
US4552168A (en) Stabilizer for priority flow divider valve
US4320691A (en) Hydraulic load lifting system with hydraulic surcharge to make up valve pilot lines
US2825309A (en) Directly operated sequence valve
US4083381A (en) Control valve
JPH0139482B2 (ja)
US4294160A (en) Oil pressure booster
US6345959B1 (en) Pump with integral pilot operated priority pressure regulating valve
JPS6374899A (ja) ロツク付リフト制御装置