JPH04301950A - 線形化増幅器 - Google Patents
線形化増幅器Info
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- JPH04301950A JPH04301950A JP3064580A JP6458091A JPH04301950A JP H04301950 A JPH04301950 A JP H04301950A JP 3064580 A JP3064580 A JP 3064580A JP 6458091 A JP6458091 A JP 6458091A JP H04301950 A JPH04301950 A JP H04301950A
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Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信用無線送信
機に用いる線形化増幅器、特にそのバースト制御回路に
関するものである。
機に用いる線形化増幅器、特にそのバースト制御回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に従来の包絡線帰還を用いた線形化
増幅器の構成図を示す。図において、飽和型増幅器21
は、その出力電力を制御するために出力電力制御端子2
5を有しており、その端子電圧を変化させることにより
、出力電力が変化する。しかし、飽和型増幅器であるの
で、制御電圧と出力電力は非線形である。したがって、
飽和型増幅器21を用いて線形増幅器を構成するために
、包絡線帰還を用いる。以下、まずこの線形化増幅器に
ついて説明する。
増幅器の構成図を示す。図において、飽和型増幅器21
は、その出力電力を制御するために出力電力制御端子2
5を有しており、その端子電圧を変化させることにより
、出力電力が変化する。しかし、飽和型増幅器であるの
で、制御電圧と出力電力は非線形である。したがって、
飽和型増幅器21を用いて線形増幅器を構成するために
、包絡線帰還を用いる。以下、まずこの線形化増幅器に
ついて説明する。
【0003】飽和型増幅器21の出力電力の一部は、方
向性結合器29(例えば結合ストリップライン)により
一部を取り出して、出力側検波器22に接続される。出
力側検波器22はゲインβ1 の増幅器23に接続され
、比較器24の反転端子に接続され、この出力は、出力
電力制御端子25に帰還電圧として印加される。一方、
飽和型増幅器21への入力電力は、電力分割器26を経
て、一方はリミッタ30を介して飽和増幅器21へ、も
う一方は入力側検波器27に接続される。入力側検波器
27はゲインβ2 の増幅器28に接続され、比較器2
4の非反転端子に接続される。
向性結合器29(例えば結合ストリップライン)により
一部を取り出して、出力側検波器22に接続される。出
力側検波器22はゲインβ1 の増幅器23に接続され
、比較器24の反転端子に接続され、この出力は、出力
電力制御端子25に帰還電圧として印加される。一方、
飽和型増幅器21への入力電力は、電力分割器26を経
て、一方はリミッタ30を介して飽和増幅器21へ、も
う一方は入力側検波器27に接続される。入力側検波器
27はゲインβ2 の増幅器28に接続され、比較器2
4の非反転端子に接続される。
【0004】次に、図5に基づいて線形化増幅器の動作
を説明する。振幅成分が刻々と変化する、例えばQAM
(直交振幅変調)信号は電力分割器26で分割された後
に、一方はリミッタ30でその振幅成分を除去した後に
飽和型増幅器21に入力される。これは、通常飽和型電
力増幅器が一定入力電力レベルを前提として設計されて
おり、飽和型増幅器21を安定動作させるためにリミッ
タ30が使用される。なおリミッタ30を使用しない場
合もある。もう一方のQAM信号は、入力側検波器27
で検波されてQAM信号の振幅成分が生成される。これ
は、適当なゲインβ2 を経て比較器24の基準電圧と
なる。
を説明する。振幅成分が刻々と変化する、例えばQAM
(直交振幅変調)信号は電力分割器26で分割された後
に、一方はリミッタ30でその振幅成分を除去した後に
飽和型増幅器21に入力される。これは、通常飽和型電
力増幅器が一定入力電力レベルを前提として設計されて
おり、飽和型増幅器21を安定動作させるためにリミッ
タ30が使用される。なおリミッタ30を使用しない場
合もある。もう一方のQAM信号は、入力側検波器27
で検波されてQAM信号の振幅成分が生成される。これ
は、適当なゲインβ2 を経て比較器24の基準電圧と
なる。
【0005】同様に線形化増幅器25の出力電圧は、出
力側検波器22で検波されて出力信号の振幅成分(包絡
線)を生成し、比較器24の反転端子に接続されている
ので、前述した入力QAM信号から得られる基準電圧と
常に比較を行っており、誤差分がフィードバック電圧と
して出力電力制御端子25に帰還されている。このフィ
ードバックループの動作により、常に入力信号の振幅成
分が出力電圧にも再現される。したがって、QAM信号
の振幅成分の帯域で十分なループゲインを有していれば
、出力電力制御端子25の電圧−出力電力の非線形性も
ループゲイン分だけ改善される。例えば、北米方式のデ
ジタルセルラ自動車電話の場合、QAM信号は±12k
HZ (24kHZ )を帯域をもつので、この周波数
で26dBの改善が必要とした場合、ループ帯域は約3
00kHZ となる。
力側検波器22で検波されて出力信号の振幅成分(包絡
線)を生成し、比較器24の反転端子に接続されている
ので、前述した入力QAM信号から得られる基準電圧と
常に比較を行っており、誤差分がフィードバック電圧と
して出力電力制御端子25に帰還されている。このフィ
ードバックループの動作により、常に入力信号の振幅成
分が出力電圧にも再現される。したがって、QAM信号
の振幅成分の帯域で十分なループゲインを有していれば
、出力電力制御端子25の電圧−出力電力の非線形性も
ループゲイン分だけ改善される。例えば、北米方式のデ
ジタルセルラ自動車電話の場合、QAM信号は±12k
HZ (24kHZ )を帯域をもつので、この周波数
で26dBの改善が必要とした場合、ループ帯域は約3
00kHZ となる。
【0006】さて、デジタル方式の自動車電話システム
では、一般にTDMA(時分割多重アクセス)が採用さ
れている。したがって、送信はある特定の時間にだけ行
う必要があり、線形化電力増幅器においてもオン/オフ
制御及びバースト制御を行う必要がある。例えば、北米
方式のデジタルセルラ自動車電話においては、3chの
TDMA方式のため、図6に示すように6.66mse
cの間だけ20msecごとにバースト送信する必要が
ある。
では、一般にTDMA(時分割多重アクセス)が採用さ
れている。したがって、送信はある特定の時間にだけ行
う必要があり、線形化電力増幅器においてもオン/オフ
制御及びバースト制御を行う必要がある。例えば、北米
方式のデジタルセルラ自動車電話においては、3chの
TDMA方式のため、図6に示すように6.66mse
cの間だけ20msecごとにバースト送信する必要が
ある。
【0007】ここで、このバースト制御について詳細に
説明する。図7は北米方式のデジタルセルラにおける送
信バーストの規定である。図に示すように、1スロット
は165個のシンボルから構成される。そして、最初の
3シンボルはガードタイムで、次の3シンボル間で規定
の電力レベルまで立ち上げ、156シンボルでデータを
送信し、最後の3シンボル間で立ち下げることになって
いる。
説明する。図7は北米方式のデジタルセルラにおける送
信バーストの規定である。図に示すように、1スロット
は165個のシンボルから構成される。そして、最初の
3シンボルはガードタイムで、次の3シンボル間で規定
の電力レベルまで立ち上げ、156シンボルでデータを
送信し、最後の3シンボル間で立ち下げることになって
いる。
【0008】この電力レベルの立上げ、立下げに当たっ
ては、次のことが重要となる。すなわち、立上げ、立下
げは、できるだけ滑らかに行われなければならない。急
激な立上がり、立下がり波形は高い周波数成分を含んで
おり、立上がり、立下がりの瞬間に送信スペクトラムが
拡がってしまう。そしてスペクトラムの拡がりは、隣接
チャンネル妨害の原因となる。
ては、次のことが重要となる。すなわち、立上げ、立下
げは、できるだけ滑らかに行われなければならない。急
激な立上がり、立下がり波形は高い周波数成分を含んで
おり、立上がり、立下がりの瞬間に送信スペクトラムが
拡がってしまう。そしてスペクトラムの拡がりは、隣接
チャンネル妨害の原因となる。
【0009】従来このような滑らかなバースト制御を行
う方法としては、(1)電力増幅器の出力側にPINダ
イオードによる可変減衰器を接続して入力高周波信号を
AM変調する方法、(2)ベースバンドのI,Q信号を
滑らかに立ち上げる方法等があった。図8(a)は前記
(1)の方法の説明図である。PINダイオードは順バ
イアス時のバイアス電流によってインピーダンスが変化
するので、高周波用可変減衰器として使用できる。した
がって、電力増幅器31の出力電力をPINダイオード
32a,32bのバイアスの電流でバースト変調するこ
とができる。
う方法としては、(1)電力増幅器の出力側にPINダ
イオードによる可変減衰器を接続して入力高周波信号を
AM変調する方法、(2)ベースバンドのI,Q信号を
滑らかに立ち上げる方法等があった。図8(a)は前記
(1)の方法の説明図である。PINダイオードは順バ
イアス時のバイアス電流によってインピーダンスが変化
するので、高周波用可変減衰器として使用できる。した
がって、電力増幅器31の出力電力をPINダイオード
32a,32bのバイアスの電流でバースト変調するこ
とができる。
【0010】また、図8(b)は前記(2)の方法の説
明図である。デジタル方式の自動車電話システムでは、
直交変調が用いられるので、直交変調器33の変調入力
のI,Q信号を所望の波形で立ち上げ、下げすることに
より、電力増幅器34への入力電力レベルを滑らかに変
化させることが可能である。その結果、電力増幅器34
の出力により滑らかなバースト制御が行われる。
明図である。デジタル方式の自動車電話システムでは、
直交変調が用いられるので、直交変調器33の変調入力
のI,Q信号を所望の波形で立ち上げ、下げすることに
より、電力増幅器34への入力電力レベルを滑らかに変
化させることが可能である。その結果、電力増幅器34
の出力により滑らかなバースト制御が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の線形化増幅器のバースト制御方法においては、まず
(1)の方法では、必要なキャリアオフレベルを得るた
めには、複数のPINダイオードが必要で、バイアス制
御用回路も必要となり部品数、コストの点で不利である
。例えば、最大出力電力レベルを+31dBm、キャリ
アオフレベルを−60dBmとすると、91dBの減衰
が必要となる。
成の線形化増幅器のバースト制御方法においては、まず
(1)の方法では、必要なキャリアオフレベルを得るた
めには、複数のPINダイオードが必要で、バイアス制
御用回路も必要となり部品数、コストの点で不利である
。例えば、最大出力電力レベルを+31dBm、キャリ
アオフレベルを−60dBmとすると、91dBの減衰
が必要となる。
【0012】また、(2)の方法では、通常の直交変調
器のキャリアリークは、30dB程度であり、変調器の
出力レベルを十分に絞ることは不可能である。したがっ
て、キャリアオフレベルまで出力電力を絞りきることが
不可能となる。上記のように91dBのキャリアリーク
は実現困難である。本発明は、上記従来の問題点を解決
して簡単な構成によりスペクトラムの拡がりのない線形
化増幅器を提供することを目的とする。
器のキャリアリークは、30dB程度であり、変調器の
出力レベルを十分に絞ることは不可能である。したがっ
て、キャリアオフレベルまで出力電力を絞りきることが
不可能となる。上記のように91dBのキャリアリーク
は実現困難である。本発明は、上記従来の問題点を解決
して簡単な構成によりスペクトラムの拡がりのない線形
化増幅器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、入力信号の包絡線検波出力と出力信号
の包絡線検波出力とを比較した比較信号により出力信号
レベルが制御される包絡線帰還方式の線形化増幅器にお
いて、入力信号検波側に、可変減衰器とその可変減衰器
に供給されるバースト制御信号の波形整形回路とを備え
たバースト制御回路を設けたものである。
めに、本発明は、入力信号の包絡線検波出力と出力信号
の包絡線検波出力とを比較した比較信号により出力信号
レベルが制御される包絡線帰還方式の線形化増幅器にお
いて、入力信号検波側に、可変減衰器とその可変減衰器
に供給されるバースト制御信号の波形整形回路とを備え
たバースト制御回路を設けたものである。
【0014】
【作用】本発明によれば、以上のように線形化増幅器を
構成したので、入力信号の包絡線検波出力は可変減衰器
によりバースト制御される。また、波形整形回路は可変
減衰器に供給されるバースト制御信号の波形を滑らかに
整形する。
構成したので、入力信号の包絡線検波出力は可変減衰器
によりバースト制御される。また、波形整形回路は可変
減衰器に供給されるバースト制御信号の波形を滑らかに
整形する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例による線
形化増幅器を示す構成図である。図から明らかなように
、基本的な構成は図2の線形化増幅器に一点鎖線内のバ
ースト制御回路を追加したものである。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例による線
形化増幅器を示す構成図である。図から明らかなように
、基本的な構成は図2の線形化増幅器に一点鎖線内のバ
ースト制御回路を追加したものである。
【0016】まず、線形化増幅器の構成を説明する。線
形化増幅器の入力電力は、電力分割器7を経て、一方は
飽和型増幅器1へ接続される。また、他方は入力側検波
器8、ゲインβ2 の増幅器9を経てバースト制御回路
10を構成する可変減衰器11に接続される。飽和型増
幅器1の出力電力の一部は方向性結合器2にて取り出さ
れ、出力側検波器3に接続される。出力側検波器3はゲ
インβ1 の増幅器4を経て、比較器5の反転入力端子
に接続され、その出力は飽和型増幅器1の出力電力制御
端子6にフィードバック電圧として印加される。
形化増幅器の入力電力は、電力分割器7を経て、一方は
飽和型増幅器1へ接続される。また、他方は入力側検波
器8、ゲインβ2 の増幅器9を経てバースト制御回路
10を構成する可変減衰器11に接続される。飽和型増
幅器1の出力電力の一部は方向性結合器2にて取り出さ
れ、出力側検波器3に接続される。出力側検波器3はゲ
インβ1 の増幅器4を経て、比較器5の反転入力端子
に接続され、その出力は飽和型増幅器1の出力電力制御
端子6にフィードバック電圧として印加される。
【0017】バースト制御回路10は可変減衰器11と
波形整形回路12から構成される。可変減衰器11は、
入力端子11a、出力端子11b、ゲイン制御端子11
cを有している。入力端子11aは前記したように増幅
器9の出力に接続され、出力端子11bは、比較器5の
非反転入力端子に接続されている。また、制御端子11
cには波形整形回路12が接続されている。そして、波
形整形回路12はバースト制御信号入力端子13を備え
ている。
波形整形回路12から構成される。可変減衰器11は、
入力端子11a、出力端子11b、ゲイン制御端子11
cを有している。入力端子11aは前記したように増幅
器9の出力に接続され、出力端子11bは、比較器5の
非反転入力端子に接続されている。また、制御端子11
cには波形整形回路12が接続されている。そして、波
形整形回路12はバースト制御信号入力端子13を備え
ている。
【0018】次に、線形化増幅器の動作を説明するが、
バースト制御回路10の部分を除いては、従来の線形化
増幅器と同一であるので説明を省略する。したがって、
バースト制御回路10について詳細に説明する。まず、
バースト制御回路10を構成する可変減衰器11の構成
と動作について説明する。
バースト制御回路10の部分を除いては、従来の線形化
増幅器と同一であるので説明を省略する。したがって、
バースト制御回路10について詳細に説明する。まず、
バースト制御回路10を構成する可変減衰器11の構成
と動作について説明する。
【0019】図2は本発明の実施例における可変減衰器
の構成図である。本実施例における可変減衰器11は、
制御端子11cから入力される制御信号レベルによって
入出力間の減衰量を可変できる二つの可変減衰器11d
,11eと、反転器11f、減算器11gから構成され
ており、図2のように接続されている。図2において、
入力端子11a点より入力された低周波信号は、一方は
そのまま可変減衰器11dに入力されて制御信号に応じ
て減衰され、他方は反転器11fで反転された後に可変
減衰器11eに入力されて制御信号に応じて減衰される
。減衰を受けた二つの低周波信号は、減算器11gで減
算される。しかしながら、反転された信号を減算するの
で、減算器11gの出力は一つの減衰器出力の2倍の出
力が現れる。
の構成図である。本実施例における可変減衰器11は、
制御端子11cから入力される制御信号レベルによって
入出力間の減衰量を可変できる二つの可変減衰器11d
,11eと、反転器11f、減算器11gから構成され
ており、図2のように接続されている。図2において、
入力端子11a点より入力された低周波信号は、一方は
そのまま可変減衰器11dに入力されて制御信号に応じ
て減衰され、他方は反転器11fで反転された後に可変
減衰器11eに入力されて制御信号に応じて減衰される
。減衰を受けた二つの低周波信号は、減算器11gで減
算される。しかしながら、反転された信号を減算するの
で、減算器11gの出力は一つの減衰器出力の2倍の出
力が現れる。
【0020】一般に、制御信号を用いて減衰量を可変さ
せるような構成の可変減衰器は、出力に制御信号が現れ
る(重畳される)ことが多い。つまり、制御信号の影響
を受けることになる。しかしながら、図2に示すように
、二つの可変減衰器11d,11eを用いた構成では、
制御信号の影響が減算器11gにより相殺されて出力端
子11bには制御信号の影響が現れない。本実施例は、
上記のような構成の可変減衰器を使用して制御信号の影
響を排除してバースト制御を行うことに大きな特徴があ
る。
せるような構成の可変減衰器は、出力に制御信号が現れ
る(重畳される)ことが多い。つまり、制御信号の影響
を受けることになる。しかしながら、図2に示すように
、二つの可変減衰器11d,11eを用いた構成では、
制御信号の影響が減算器11gにより相殺されて出力端
子11bには制御信号の影響が現れない。本実施例は、
上記のような構成の可変減衰器を使用して制御信号の影
響を排除してバースト制御を行うことに大きな特徴があ
る。
【0021】必要なバースト制御は、図1のバースト制
御信号入力端子13に、図6に示したようなバースト制
御信号を入力することにより実行される。しかしながら
、図6のような矩形パルスでバースト制御を行うと、出
力電力レベルも急激に変化するため、前述のように瞬時
にスペクトラムが拡がる。これを防止するために、波形
整形回路12を挿入している。
御信号入力端子13に、図6に示したようなバースト制
御信号を入力することにより実行される。しかしながら
、図6のような矩形パルスでバースト制御を行うと、出
力電力レベルも急激に変化するため、前述のように瞬時
にスペクトラムが拡がる。これを防止するために、波形
整形回路12を挿入している。
【0022】波形整形回路12は、図3に示すようなオ
ペアンプを用いた2次のアクティブフィルタで構成する
。2次回路のステップ入力応答は、図4のようにそのQ
値によって波形を任意に設定できる。そして、1次回路
のフィルタに比べて変化が滑らかであり、回路構成も比
較的簡単である。この2次回路を用いることに本実施例
のもう一つの特徴がある。
ペアンプを用いた2次のアクティブフィルタで構成する
。2次回路のステップ入力応答は、図4のようにそのQ
値によって波形を任意に設定できる。そして、1次回路
のフィルタに比べて変化が滑らかであり、回路構成も比
較的簡単である。この2次回路を用いることに本実施例
のもう一つの特徴がある。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではない
。
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではない
。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、包絡線帰還方式の線形化増幅器において、入力信
号検波側に、可変減衰器とその可変減衰器に供給される
バースト制御信号の波形整形回路とを備えたバースト制
御回路を設けたので、スペクトラム拡がりのないバース
ト電力制御が可能となる。
れば、包絡線帰還方式の線形化増幅器において、入力信
号検波側に、可変減衰器とその可変減衰器に供給される
バースト制御信号の波形整形回路とを備えたバースト制
御回路を設けたので、スペクトラム拡がりのないバース
ト電力制御が可能となる。
【0025】また、平衡形の可変減衰器とすることによ
り、バースト制御信号自身が線形化増幅器に混入するこ
とが防止できる。したがって、スペクトラムの拡がりの
原因となる包絡線の不連続が発生しなくなる。
り、バースト制御信号自身が線形化増幅器に混入するこ
とが防止できる。したがって、スペクトラムの拡がりの
原因となる包絡線の不連続が発生しなくなる。
【図1】本発明の実施例による線形化増幅器の構成図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施例における可変減衰器の構成図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施例における波形整形回路の回路図
である。
である。
【図4】本発明の実施例における波形整形回路のステッ
プ応答特性図である。
プ応答特性図である。
【図5】従来の線形化増幅器の構成図である。
【図6】北米方式のデジタルセルラにおける送信バース
ト制御タイミングの説明図である。
ト制御タイミングの説明図である。
【図7】北米方式のデジタルセルラにおける送信バース
トの規定の説明図である。
トの規定の説明図である。
【図8】従来のバースト制御方法の説明図である。
1 飽和型増幅器
2 方向性結合器
3 出力側検波器
4,9 増幅器
5 比較器
6 出力電力制御端子
7 電力分割器
8 入力側検波器
10 バースト制御回路
11 可変減衰器
12 波形整形回路
Claims (3)
- 【請求項1】 入力信号の包絡線検波出力と出力信号
の包絡線検波出力とを比較した比較信号により出力信号
レベルが制御される包絡線帰還方式の線形化増幅器にお
いて、前記入力信号検波側に、可変減衰器と該可変減衰
器に供給されるバースト制御信号の波形整形回路とを備
えたバースト制御回路を設けたことを特徴とする線形化
増幅器。 - 【請求項2】 可変減衰器として平衡型の可変減衰器
を用いたことを特徴とする請求項1記載の線形化増幅器
。 - 【請求項3】 波形整形回路として2次のフィルタ回
路を用いたことを特徴とする請求項1又は2記載の線形
化増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064580A JPH04301950A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 線形化増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3064580A JPH04301950A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 線形化増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04301950A true JPH04301950A (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=13262325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3064580A Withdrawn JPH04301950A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 線形化増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04301950A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008120318A1 (ja) | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Fujitsu Limited | 歪補正制御装置及び歪補正制御方法 |
WO2008126217A1 (ja) | 2007-03-28 | 2008-10-23 | Fujitsu Limited | 歪補正制御装置及び歪補正制御方法 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3064580A patent/JPH04301950A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008120318A1 (ja) | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Fujitsu Limited | 歪補正制御装置及び歪補正制御方法 |
WO2008126217A1 (ja) | 2007-03-28 | 2008-10-23 | Fujitsu Limited | 歪補正制御装置及び歪補正制御方法 |
US7746957B2 (en) | 2007-03-28 | 2010-06-29 | Fujitsu Limited | Distortion correction control apparatus and distortion correction control method |
US7881404B2 (en) | 2007-03-28 | 2011-02-01 | Fujitsu Limited | Distortion correction control apparatus and distortion correction control method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |