JPH0430189A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はレーザービームプリンタおよび電子写真複写機
等の現像装置を有する画像形成装置に関し、さらに詳し
くは現像装置へのトナー補給をトナーカートリッジによ
り行う形態の画像形成装置の改良に関するものである。

（従来技術） 従来、電子写真複写機においては現像装置の現像工程に
より消費されたトナーを適宜補給する必要があり、この
トナー補給のために所謂トナーカートリッジが実用に供
されている。

このトナーカートリッジは、現像装置に補給するための
トナーを収容する容器本体と、この容器本体に設けられ
るトナー補給口と、このトナー補給口を開放可能に密閉
するシール部材とを備えており、トナーカートリッジに
よるトナー補給は、まず複写機本体のカバー側板として
の前カバーを開放し、そしてトナーカートリッジを現像
装置の所定位置に装着してシール部材を剥離することに
より行われ、トナー補給後、再び前カバーを装置本体に
閉止することにより装置を複写可能状態に設定していた
。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、上記した複写機によれば、トナー補給時のシ
ール部材の剥離作業は前カバーを開放した状態で作業者
が行うようになっているためにシール部材に付着したト
ナーが作業者の手や衣服等を汚染するおそれがあった。

また、トナー補給時には上記したように４つの作業工程
を必要とするために迅速なトナー補給作業という点で必
ずしも十分ではなかった。

本発明は上記した問題点を考慮してなされたものであり
、その目的とするところはカバー側板の装着動作に連動
してトナーカートリッジのシール部材を剥離することに
より作業者がトナーにより汚染されることなく且つ迅速
なトナー補給作業が達成される画像形成装置を提供する
ことにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明の画像形成装置は、現像装置に補給するためのト
ナーを収容する容器本体と、この容器本体に設けられた
トナー補給口と、このトナー補給口を開放可能に密閉す
るシール手段とを備え、装置本体に着脱可能に装着され
るトナーカートリッジと、装置本体に着脱可能に装着さ
れ、装置本体に装着されることにより装置本体を可動状
態に設定するためのカバー側板と、このカバー側板の装
着動作に伴ってシール手段によるトナー補給口の密閉状
態を解除するシール解除手段と、を具備することを特徴
とするものである。

（作用） 本発明の画像形成装置によれば、カバー側板の装着動作
に伴って解除手段によりシール手段によるトナー補給口
の密閉状態が解除されトナーが補給される。このとき、
シール手段の解除は作業者が直接行う必要はなく、また
シール手段の解除作業とカバー側板の装着作業が同時に
達成される。

（実施例） 以下、本発明の画像形成装置の実施例を第１図乃至第４
図を参照して説明する。

ここで、第１図は本発明の画像形成装置の実施例を示す
斜視図、第２図は本実施例の要部の斜視図、第３図およ
び第４図は本実施例の作用を説明するための作用説明図
である。

第１図において図中１は複写機本体を示し、この複写機
本体１上部には原稿台２が固定されており、この原稿台
２には複写原稿を押圧するための原稿押さえ３が開閉可
能に設けられている。そして複写機本体１０図右側には
手差し台４および給紙カセット５，６が着脱自在に装着
されており、囚人側には複写済の用紙が排出される排紙
トレイ７が装着されている。

ところで、複写機本体１前面側にはトナーカートリッジ
８が第２図に示すように現像装置９のトナーホッパ１０
に装着されるように構成されている。このトナーホッパ
１０について詳述すると、トナーホッパ１０は中空内部
を有する略箱状に形成され現像装置９の一端部に連設さ
れており、その上部にはトナーカートリッジ８を着脱自
在に装着するための装着用案内溝１１および装着用間口
１２が設けられ内部には貯留したトナーを現像袋置８に
供給するための搬送スパイラル１３が駆動モータ１４に
連結されている。

一方、第３図および第４図をも参照してトナーカートリ
ッジ８はトナーを収容する容器本体８１と、この容器本
体８１の下端首部に一体的に固着された取付板８２と、
この取付板８２の下端面に開設されたトナー補給口８３
と、このトナー補給口８３を開放可能に密閉するシール
部材８４とを有しており、取付板８２の一端側と容器本
体８１の傾斜壁部８１１の間には剥離されたシール部材
８４の一部を収容するための断面３角形状のシール部材
収容領域８５が形成されている。なお、シール部材８４
はトナー補給口８３の周縁部に剥離可能に貼着された被
覆部８４１と、この被覆部８４１に連続してシール部材
収容領域８５をまたぎ一端側８４２を容器本体８１の側
壁面に固着した折り返し部８４３とを備えており、シー
ル部材収容領域８５をまたぐ剥離力作用面８４４に後述
する開封用突起部材が当接するようになっている。

さらに、第３図に示すように、複写機本体１前面側には
ヒンジ部材１５を介して前カバー１６が回転可能に設け
られており、前カバー１６を装置本体１に閉止すること
により前カバー１６に設ケた突起部（不図示）が装置本
体１の安全スイッチ（不図示）をオンさせて装置本体１
を複写可能状態に設定すると共に、前カバー１６を装置
本体１（不図示）をオフさせて装置本体１を複写不可能
状態に設定するように構成されている。この前カバー１
６の装置本体１に対向する面には、断面が前記シール部
材収容領域８５と略等しく形成された略三角柱状の開封
用突起部材４が前カバー１６の閉止時にシール部材８４
の剥離力作用面８４４に当接するような位置に固着され
ている。

引き続いて、上記した構成に基づく作用について説明す
る。

トナーカートリッジ８によるトナー補給は、まず複写機
本体１の前カバー１６を開放してトナーカートリッジ８
をトナーホッパ１ｏに装着する。

（第２図および第３図参照）そして、前カバー１６を図
中反時計回りの方向に回転させて閉止していくと前カバ
ー１６に設けた開封用突起部材１７がシール部材８４の
剥離力作用面８４ｇに当接・押圧して剥離力作用面８４
４を２つ折りの状態でシール部材収容領域８５に収容す
る。

このことにより、シール部材８４の被覆部８４１がトナ
ー補給口８３周縁から剥離されてトナー補給口８３が開
放されて内部に収容したトナーがトナーホッパ１０に補
給される。このとき、開封用突起部材１７もシール部材
収容領域８５にシール部材８４と同時に収容されるわけ
であるが、開封用突起部材１７とシール部材収容領域８
５はほぼ等しい断面形状を有するために、トナーカート
リッジ８の傾斜壁部８１１に開封用突起部材１７が当接
してトナーカートリッジ８を打撃することになる。この
ことによりトナーカートリッジ８内部のトナーが確実に
トナーホッパ１０に補給されるという効果を有する。ま
たトナーカートリッジ８を複写機本体１から取り外すと
きには前カバー１６を時計回りの方向に回転させて開放
させてトナーホッパ１０から取り外せばよい。このとき
、シール部材８４は２つ折りの状態でコンパクトに収容
されるためにトナーカートリッジ８の持ち運びの面で都
合がよく、また作業者がシール部材８４に付着したトナ
ーで汚染されるおそれがなくなる。なお上記した実施例
においては前カバーは複写機本体に回動可能に装着され
ていたが、これに限らず例えばビス等により複写機本体
に着脱可能に装着されるような形態のものでもよい。

（効果） 本発明の画像形成装置は、現像装置に補給するためのト
ナーを収容する容器本体と、この容器本体に設けられた
トナー補給口と、このトナー補給口を開放可能に密閉す
るシール手段とを備え、装置本体に着脱可能に装着され
るトナーカートリッジと、装置本体に着脱可能に装着さ
れ、装置本体に装着されることにより装置本体を可動状
態に設定するためのカバー側板と、このカバー側板の装
着動作に伴ってシール手段によるトナー補給口の密閉状
態を解除するシール解除手段と、を具備することを特徴
とするものであるために、カバー側板の装着動作に伴っ
て解除手段によりシール手段によるトナー補給口の密閉
状態が解除されトナーが補給される。このとき、シール
手段の解除は作業者が直接行う必要がなくなるために作
業者がトナーにより汚染されるおそれがない。またシー
ル手段の解除作業とカバー側板の装着作業が同時に達成
されるために迅速なトナー補給作業が達成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像形成装置の実施例を示す斜視図、
第２図は本実施例の要部の斜視図、第３図および第４図
は本実施例の作用を説明するための作用説明図である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）現像装置に補給するためのトナーを収容する容器
   本体と、この容器本体に設けられたトナー補給口と、こ
   のトナー補給口を開放可能に密閉するシール手段とを備
   え、装置本体に着脱可能に装着されるトナーカートリッ
   ジと、 装置本体に着脱可能に装着され、装置本体に装着される
   ことにより装置本体を可動状態に設定するためのカバー
   側板と、 このカバー側板の装着動作に伴ってシール手段によるト
   ナー補給口の密閉状態を解除するシール解除手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
2. （２）現像装置に補給するためのトナーを収容する容器
   本体と、この容器本体に設けられたトナー補給口と、こ
   のトナー補給口を開放可能に密閉する被覆部とこの被覆
   部に連続して設けられ被覆部側と異なる一端側を容器本
   体に固着する折り返し部とを有するシール部材とを備え
   、装置本体に着脱可能に装着されるトナーカートリッジ
   と、装置本体に着脱可能に装着され、装置本体に装着さ
   れることにより装置本体を可動状態に設定するためのカ
   バー側板と、 このカバー側板に設けられ、カバー側板の装着動作に伴
   ってシール部材の折り返し部の一部に当接・押圧してシ
   ール部材の被覆部をトナー補給口から剥離するための開
   封用突起部材と、 を具備することを特徴とする請求項（１）記載の画像形
   成装置。
3. （３）前記トナーカートリッジは、開封用突起部材によ
   り剥離されたシール部材の一部を２つ折りの状態で収容
   するシール部材収容領域を有することを特徴とする請求
   項（２）記載の画像形成装置。
4. （４）前記カバー側板は前カバーであることを特徴とす
   る請求項（１）および（２）記載の画像形成装置。