JPH0430155Y2 - - Google Patents

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JPH0430155Y2
JPH0430155Y2 JP15475187U JP15475187U JPH0430155Y2 JP H0430155 Y2 JPH0430155 Y2 JP H0430155Y2 JP 15475187 U JP15475187 U JP 15475187U JP 15475187 U JP15475187 U JP 15475187U JP H0430155 Y2 JPH0430155 Y2 JP H0430155Y2
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piston
cylinder
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はホツパー、サイロ等の粉粒体貯蔵容器
における粉粒体の付着、閉塞の防止および付着
物、目詰りの払い落し並びに鋳造等における脱型
用の振動源として利用する加撃装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来技術の加撃装置の1例としては本出願人の
出願に係る実開昭62−123880号公報に記載されて
いる考案(以下従来技術Aという)、並に実開昭
59−82681号公報に記載されている考案(以下従
来技術Bという)とがあつた。
第2図aは、従来技術Aの縦断側面図である。
第2図aにおいて、従来技術Aの加撃装置52
は、三方弁20を介して、高圧気体発生装置21
を気体流路22で加撃装置52に接続し、三方弁
20の操作、すなわち、気体流路22の方向を加
撃装置52の方向又は大気圧出口方向30へ三方
弁20で切り換えて、加撃装置52への高圧気体
の供給も手動又は自動で間欠的に供給するもので
あつた。
従来技術Aにおける加撃装置52の構成、作用
を説明すると、吸排気口13に気体流路22より
導入された高圧気体は、バルブ室17に入り、該
バルブ室17内に設けられた弾性体よりなる傘形
バルブ3の周辺から蓄圧室18内に導入され、貯
蔵される。三方弁20の切り換えにより大気圧出
口方向30から、バルブ室17の給排気口13側
の高圧気体が排出されることにより、蓄圧室18
内の高圧気体の圧力により下面より押圧されて傘
形バルブ3が給排気口13方向に移動し、該傘形
バルブ3の下方に生じたすき間から蓄圧室18内
の高圧気体が蓄圧室18の上部からバルブ室17
の下部の連通パイプ5を通じ、連通孔4−1に急
速に流入し、スプリング9により押し上げられ仕
切板4の下面に当接しているピストン8の上面を
押圧することにより、ピストン8を下方に衝撃的
に下降せしめベース35を打撃することにより加
撃作用が行なわれる。この加撃装置52を用いる
場合は、被加撃物Gに連結部材16を固定すると
ともに緊結部材B12により連結部材16に加撃
装置52を緊結して使用する。なお従来技術Aの
構成等の説明は、本願考案に係る事項に限定する
ものとし、以下同様である。
第2図bは従来技術Bの縦断側面図である。
第2図bにおける働作は第2図aと同様である
から説明は省略し構成のみ述べる。円筒101内
を摺動自在に配設されたピストン8は摺動部8−
1とスプリング支承部8−2を有し、該スプリン
グ支承部8−2よりさらに小径なる円柱部8−3
を有し、該円柱部8−3はボトムプレート114
を洞貫し、取付用短管115側に突出し端部は加
撃部8−4を有している。該ピストン8はボトム
プレート114のスプリング支承部114−1上
に立設したスプリング9により定常時に該ピスト
ン8上面が仕切板103に当設するよう配設され
ている。被加撃物Gに連結部材16を溶接等の手
段により固定し、連結部材16に加撃装置100
を固定して使用するものである。
また第2図cにおいて、従来技術Bの要部の取
付状態を示したが、その説明はつぎの項で問題と
ともに説明する。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来技術Aにおける加撃装置52において
は、第2図aに示す如く、ピストン8は加撃装置
52内で、一定のストロークにより衝撃を発生さ
せており、加撃に必要とされる圧力は、例えば2
〜7Kgf/cm2の範囲内で高圧気体の圧力を任意に
調節して行なうので、加撃圧力の範囲に限界があ
るという欠点があつた。
また従来技術Bにおける加撃装置100におい
てはつぎに述べる如き欠点があつた。
すなわち粉粒体払落し装置として使用する場
合、加撃装置100を取付けた時の取付姿勢は、
第2図cに示す如く、ピストン8の軸心が水平方
向からピストン8の加撃部8−4が60度位上方向
を向く範囲内で使われるのがほとんどの場合であ
る。しかるに加撃装置100の取付姿勢を水平に
した場合の状態を第2図cにより説明すれば、ピ
ストン8は長尺な形状であるにもかわらず作動
時、停止時いずれの場合においても円筒101の
内壁面によりピストン8の端部にある摺動部8−
1のわずかな範囲で支持されているうえ、円筒1
01の内壁面とピストン8の摺動部8−1との間
には、通風のためのすきまを設けているために、
円筒101の軸心に対しピストン8の軸心は傾き
を生じて配設されることになる。したがつて 1 ピストン8と内筒101は接触部A8−8と
接触部B8−9の局部的な接触となるため作動
時に接触部A8−8と接触部B8−9の摩耗が
早く、作動回数が多くなるほど摩耗量が増えピ
ストン8の傾きが多くなる。
2 ピストン8を傾いた状態のまま作動させると
加撃時に円柱部8−3の首部8−7に偏荷重が
加わるために首部8−7の位置でピストン8が
破損しやすくなる。
3 2同様ピストン8を傾いた状態のまま作動さ
せるとスプリング9に偏荷重が加わるためスプ
リング9に変形や破損がおこりやすい。
4 ピストン8が傾いたまま被加撃物Gに加撃を
行なうと被加撃物Gに偏荷重が加わるため被加
撃物Gが変形しやすい。
5 加撃装置100の取付時の寸法B1が被加撃
物Gとピストン8の加撃部8−4の変形により
寸法B2に変化した場合、加撃時にスプリング
9を隣接するスプリング片が密着して、密着高
さ以下まで圧縮してしまうことになり、スプリ
ング9が著しく変形または破損して、スプリン
グ9の復元力が失なわれ加撃動作ができなくな
る。などの問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために、加撃装
置を三方弁の切り換えにより、大気圧出口から、
バルブ室の給排気口側の高圧気体を排出すること
により、蓄圧室に貯蔵された高圧気体が、ピスト
ン上面に通ずる連通孔に急速に流れ、該ピストン
の上面を押圧してピストンを下方に衝撃的に下降
せしめ加撃作用が行なわれ、加撃後は、ピストン
の下方突出部周辺に設けられたスプリングにより
該連通孔下面にピストンが復旧するようになされ
た加撃装置において、 シリンダ内面を摺動する摺動部Aと、その下方
に突出するスプリング緩装部と、さらにその下方
に突出し先端に加撃部を有する摺動部Bとを連続
して一体に設けたピストンと、 シリンダの下部に内装され、ピストンの摺動部
Bが洞貫する洞貫孔とピストンのスプリング緩装
部の下端と衝止する衝止部とを有するストツパと
を設けて構成したものである。
(作用) 本考案は、以上のように加撃装置を構成したの
でピストンは後から説明する如くシリンダBの内
壁とストツパのピストンの洞貫孔の摺動部の2箇
所にて支持されているため、加撃部材の取付姿勢
に影響されず、常にシリンダBの軸心とピストン
の軸心の平行が保てるるとともに、作動時のピス
トンが最大ストロークに達した場合、ピストンの
衝止部とストツパの衝止部が当接し、スプリング
を密着させることがないため長期間安定した加撃
力を維持できるのである。
(実施例) 本考案の一実施例を図面とともに説明する。第
1図aは本考案の一実施例の縦断側面図、第1図
bは本考案のピストン作動時の説明図である。
第1図a,bにおいて、21は高圧気体発生装
置、20は三方弁、22は気体流路、50は加撃
装置である。
1はフランジA、4は仕切板、6はシリンダ
A、7はシリンダB、11は緊結部材、13は給
排気口、17はバルブ室である。高圧気体発生装
置21は三方弁20を介して気体流路22により
加撃装置50の給排気口13に接続されている。
加撃装置50は、一端に設けたフランジA1と
他端に設けたフランジB10のフランジ面で仕切
板4の周辺部4−2をはさみ連結して設けたシリ
ンダA6とシリンダB7とを、緊結部材A11で
フランジA1とフランジB10とを緊結して形成
される。緊結部材A11は例えば1部図示の如く
公知のボルト・ワツシヤ、ナツトの組合せで構成
され、複数個で緊結される。
フランジA1には片側のシリンダA6内方に突
出する突出部1−2を設け該突出部1−2はシリ
ンダA6の端部内面6−1との間にOリング2を
設け気密に嵌合されている。該突出部1−2の内
方には、フランジA1に設けた該突出部の底面1
−3を貫通する給排気口13を有するとともに突
出部1−2の端面1−4に開口する底付孔1−1
が設けられていてこのの底付孔1−1は後から述
べるようにバルブ3を内設するバルブ室17を形
成している。
仕切板4の周辺は前記の通りシリンダA6およ
びシリンダB7の両端にはさまれる周辺部4−2
とシリンダA6およびシリンダB7の内面に嵌合
する端部4−3および4−4を有するとともに仕
切板4の中央部でシリンダA6の内部側にバルブ
室17に突出して連通パイプ4−5が設けられて
いる。連通パイプ4−5のバルブ室17側には開
口した開口端部4−6が形成されるとともに仕切
板4を貫通した連通孔4−1がシリンダB7側に
開口するように設けられている。仕切板4の端部
4−3とシリンダA6の間にはOリング2が設け
られ気密に保持されている。
バルブ室17には傘形バルブ3が摺動自在に内
設されている。
以上記載した構成および傘形バルブの詳細につ
いては、従来の技術で公知のものであるから図示
と符号を付したが詳細な説明を省略する。
第1図bに示す如く仕切板4およびシリンダB
7の下方でフランジB10の内部にはシリンダB
7の内径寸法より大なる寸法D1を有する嵌入部
15−1と、長さL1だけ突出した衝止部15−
2とスプリング支承部15−3を有するストツパ
15をフランジB10に係止するよう内設されて
いる。
ストツパ15は例えば網や、アルミ等の非鉄、
樹脂などの材質を用いる。
シリンダB7の内部には、長尺のピストン8が
遊嵌されている。ピストン8はシリンダB7の内
面を摺動する摺動部A8−1と、摺動部B8−2
を延長しストツパ15のピストン摺動部15−4
を洞貫した円柱部8−3を設け端部に加撃部8−
4を有している。さらに摺動部A8−1の外径寸
法より小径で、摺動部B8−2の外径寸法より大
径なるD2を有し、長さL2なるスプリング緩装部
8−5を該スプリング緩装部8−5の衝止部8−
6と前記ストツパ15の衝止部15−2が当接し
て形成する長さL3がスプリング9の隣接するス
プリング片が密着された密着高さより大なる寸法
を有するよう形成している。
(考案の効果) 本考案における加撃装置50は加撃部8−4と
被加撃物Gとの距離Sをピストン8の最大ストロ
ークL4未満の任意の距離に設定することができ
るので、(1)従来技術Aの加撃装置52同様高圧気
体の圧力を変えることによつて衝撃力を可変でき
るのにプラスして距離Sを変えることによつても
衝撃力を可変できるので、衝撃力の可変範囲が大
きく広がつている。(2)ピストンはシリンダBの内
壁とストツパのピストン摺動部の2箇所にて支持
されているため、本考案の加撃装置50の取付姿
勢がいかなる状態であろうとも、シリンダBの軸
心とピストンの軸心の平行が保てるので、摺動面
の摩耗はきわめて少なくなり、またスプリングに
も均等な荷重が加わるので、スプリングが長寿命
になる。さらに被加撃物に対しては完全に直角方
向の指向性を持つた衝撃を与えることができる。
(3)作動時にピストンが被加撃物に届かずにいわゆ
る空打ちの状態になつても、ピストンの衝止部と
ストツパーの衝止部が当接しスプリングを密着さ
せることがないよう保護するので従来技術にあつ
た不慮の事故であるスプリング破損・変形による
作動不能がなく長期間安定した加撃力を維持でき
る。(4)以上の様な長所により、従来技術の加撃装
置が良く使われていた、粉粒体の払落しの目的ば
かりでなく、金網等の付着物除去や目詰り防止、
鋳造時の鋳型の脱型等の振動源として使用しても
長寿命で安心して使えるという利点があるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の一実施例の縦断側面図、第
1図bは本考案のピストン作動時の説明図、第2
図aは従来技術Aの縦断側面図、第2図bは従来
技術Bの縦断側面図、第2図cは従来技術Bの取
付状態説明図である。 1……フランジA、1−1……底付孔、1−2
……突出部、1−3……底面、1−4……端面、
2……Oリング、3……傘形バルブ、4……仕切
板、4−1……連通孔、4−2……周辺部、4−
3……端部、4−4……端部、4−5……連通パ
イプ、4−6……開口端部、5……連通パイプ、
6……シリンダA、6−1……端部内面、7……
シリンダB、8……ピストン、8−1……摺動部
A、8−2……摺動部B、8−3……円柱部、8
−4……加撃部、8−5……スプリング緩装部、
8−6……衝止部、8−7……首部、8−8……
接触部A、8−9……接触部B、9……スプリン
グ、10……フランジB、11……緊結部材A、
12……緊結部材B、13……給排気口、14…
…排出口、15……ストツパ、15−1……嵌入
部、15−2……衝止部、15−3……スプリン
グ支承部、15−4……ピストン摺動部、16…
…連結部材、17……バルブ室、18……蓄圧
室、19……ピストン室、20……三方弁、21
……高圧気体発生装置、22……気体流路、30
……大気圧出口、35……ベース、50……加撃
装置、52……加撃装置、100……加撃装置、
101……円筒、103……仕切板、104……
蓄圧室、105……ピストン室、110……排出
孔、114……ボトムプレート、114−1……
スプリング支承部、115……取付用短管、G…
…被加撃物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 三方弁の切り換えにより、大気圧出口から、バ
    ルブ室の給排気口側の高圧気体を排出することに
    より、蓄圧室に貯蔵された高圧気体が、ピストン
    上面に通ずる連通孔に急速に流れ、該ピストンの
    上面を押圧してピストンを下方に衝撃的に下降せ
    しめ加撃作用が行なわれ、加撃後はピストンの下
    方突出部周辺に設けられたスプリングにより該連
    通孔下面にピストンが復旧するようになされた加
    撃装置において、 シリンダ内面を摺動する摺動部Aと その下方に突出するスプリング緩装部と さらにその下方に突出し先端に加撃部を有する
    摺動部Bと を連続に一体に設けたピストンと、 シリンダの下部に内装されピストンの摺動部B
    が洞貫する洞貫孔とピストンのスプリング緩装部
    の下端と衝止する衝止部とを有するストツパとを
    設けて構成したことを特徴とする加撃装置。
JP15475187U 1987-10-12 1987-10-12 Expired JPH0430155Y2 (ja)

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JPH0161089U JPH0161089U (ja) 1989-04-18
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