JPH04301537A - 溶液の混合攪拌廃液装置 - Google Patents
溶液の混合攪拌廃液装置Info
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- JPH04301537A JPH04301537A JP3091238A JP9123891A JPH04301537A JP H04301537 A JPH04301537 A JP H04301537A JP 3091238 A JP3091238 A JP 3091238A JP 9123891 A JP9123891 A JP 9123891A JP H04301537 A JPH04301537 A JP H04301537A
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- Pending
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Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種の化学分析装置
に試料溶液を導入する際、試料溶液を自動的に前処理す
るための混合攪拌廃液装置に関する。
に試料溶液を導入する際、試料溶液を自動的に前処理す
るための混合攪拌廃液装置に関する。
【0002】
【従来の技術】化学分析装置へ導入する試料を混合調整
する場合等においては、容器中で試料や溶液を加えて混
合する工程があるが、これらの作業工程は自動的に行わ
れる。これらの自動処理装置では、例えば図3に示すよ
うに、試料採取装置や分注装置等によりビ−カ40のよ
うな容器に必要とする試料や試薬を溶媒と混合し、中に
攪拌子41を入れスタ−ラ等の攪拌装置42を用いて混
合攪拌し、採取装置によって採取し分析装置に注入した
り、更に次工程の調整を行う。そして残りは図4に示す
ように、該ビ−カ40はハンドリングア−ム43で把持
し、傾斜させて廃液ポ−ト44へ廃棄する。またビ−カ
40を洗浄する場合には、図5に示すように、洗浄液を
洗浄ノズル45から噴出させ洗浄する。このような作業
工程に使用する容器は調整を要する試料の数だけ用意し
、それを供給する装置により供給したり、一つまたは数
個の容器をデカントして廃液し、洗浄などを経て繰り返
し使用する。
する場合等においては、容器中で試料や溶液を加えて混
合する工程があるが、これらの作業工程は自動的に行わ
れる。これらの自動処理装置では、例えば図3に示すよ
うに、試料採取装置や分注装置等によりビ−カ40のよ
うな容器に必要とする試料や試薬を溶媒と混合し、中に
攪拌子41を入れスタ−ラ等の攪拌装置42を用いて混
合攪拌し、採取装置によって採取し分析装置に注入した
り、更に次工程の調整を行う。そして残りは図4に示す
ように、該ビ−カ40はハンドリングア−ム43で把持
し、傾斜させて廃液ポ−ト44へ廃棄する。またビ−カ
40を洗浄する場合には、図5に示すように、洗浄液を
洗浄ノズル45から噴出させ洗浄する。このような作業
工程に使用する容器は調整を要する試料の数だけ用意し
、それを供給する装置により供給したり、一つまたは数
個の容器をデカントして廃液し、洗浄などを経て繰り返
し使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記するようにな試料
や試薬を入れて混合するための容器を供給する場合、搬
送及び供給装置が必要であり全体として装置の構造は複
雑になり容器のセット、取出し等には人手がかかる。試
料数が多い場合には容器をセットする場所も大きくなる
等の問題がある。廃液、洗浄して繰り返し使用する場合
には容器を廃液場所まで移動させ、容器を傾斜させて廃
液操作する装置も必要になり、やはり構造が複雑となる
。スタ−ラ等による攪拌の場合でも容器中の攪拌子が落
下する等の問題がある。この発明はかかる課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とする所は、試
料溶液の混合、攪拌、廃棄等を行う場合に全ての操作を
行いしかも場所もとらず、構造も複雑とならない溶液の
混合攪拌廃液装置を提供することにある。
や試薬を入れて混合するための容器を供給する場合、搬
送及び供給装置が必要であり全体として装置の構造は複
雑になり容器のセット、取出し等には人手がかかる。試
料数が多い場合には容器をセットする場所も大きくなる
等の問題がある。廃液、洗浄して繰り返し使用する場合
には容器を廃液場所まで移動させ、容器を傾斜させて廃
液操作する装置も必要になり、やはり構造が複雑となる
。スタ−ラ等による攪拌の場合でも容器中の攪拌子が落
下する等の問題がある。この発明はかかる課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とする所は、試
料溶液の混合、攪拌、廃棄等を行う場合に全ての操作を
行いしかも場所もとらず、構造も複雑とならない溶液の
混合攪拌廃液装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、溶液の混合攪拌廃液装置が、
溶液や試料の注入部と内部に円周溝と該円周溝から外へ
排出口を形成されたフランジ部と内壁周囲に攪拌用の羽
根を取付けた溶液収容部とより構成された容器と、前記
フランジ部の排出口から排出される液を受け底部に排出
口を設けると共に溝の形成された廃液容器と、前記容器
を保持し正逆回転可能な駆動装置と、より成ることを特
徴とする。
る課題を解決するために、溶液の混合攪拌廃液装置が、
溶液や試料の注入部と内部に円周溝と該円周溝から外へ
排出口を形成されたフランジ部と内壁周囲に攪拌用の羽
根を取付けた溶液収容部とより構成された容器と、前記
フランジ部の排出口から排出される液を受け底部に排出
口を設けると共に溝の形成された廃液容器と、前記容器
を保持し正逆回転可能な駆動装置と、より成ることを特
徴とする。
【0005】
【作用】上記手段とした場合、溶液収容部に入れた溶液
の攪拌は駆動装置を低速で正転、逆転を繰り返して行う
が、この時内壁に取付けた羽根の影響で溶液が乱流とな
って溶液は良く攪拌される。また、廃液する時は、駆動
装置を高速で回転させその遠心力により溶液収容部の溶
液を排出口から該廃液容器の溝へ排出する。こうして溶
液の攪拌、採取、廃液が同一の容器で可能となる。
の攪拌は駆動装置を低速で正転、逆転を繰り返して行う
が、この時内壁に取付けた羽根の影響で溶液が乱流とな
って溶液は良く攪拌される。また、廃液する時は、駆動
装置を高速で回転させその遠心力により溶液収容部の溶
液を排出口から該廃液容器の溝へ排出する。こうして溶
液の攪拌、採取、廃液が同一の容器で可能となる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0007】図1はこの発明にかかる溶液の混合攪拌廃
液装置で使用する容器1の斜視図である。この容器1は
注入部11と、フランジ部12と溶液収容部13とより
構成されているがこれらの内部構造については後述する
。また、この容器1の上部位置には溶液注入用ノズル2
1と、採取用ノズル22と、洗浄溶液注入用ノズル23
等が上下移動可能に配置されている。
液装置で使用する容器1の斜視図である。この容器1は
注入部11と、フランジ部12と溶液収容部13とより
構成されているがこれらの内部構造については後述する
。また、この容器1の上部位置には溶液注入用ノズル2
1と、採取用ノズル22と、洗浄溶液注入用ノズル23
等が上下移動可能に配置されている。
【0008】図2は前記容器1と、該容器からの溶液を
廃棄するための廃液容器3と、前記容器1を保持し、攪
拌、混合等を行う駆動装置の断面図である。前記容器1
のフランジ部12には円周溝12aが形成され、更に該
円周溝12aから外へ数個の排出口12bが形成されて
いる。また、溶液収容部13は逆円錐状となっておりこ
こに試料溶液を入れ試薬等と共に攪拌混合するが、良く
攪拌混合可能なように内壁周囲に攪拌用の羽根2が取付
けてある。尚、前記排出口12bの出口位置は、溶液収
容部13に入れる溶液の水面より少し高くなるように位
置させてある。このような構造の容器の材質としては発
水性の高いフッ素系樹脂、例えばポリテトラフリオロエ
チレンのようなものが望ましい。
廃棄するための廃液容器3と、前記容器1を保持し、攪
拌、混合等を行う駆動装置の断面図である。前記容器1
のフランジ部12には円周溝12aが形成され、更に該
円周溝12aから外へ数個の排出口12bが形成されて
いる。また、溶液収容部13は逆円錐状となっておりこ
こに試料溶液を入れ試薬等と共に攪拌混合するが、良く
攪拌混合可能なように内壁周囲に攪拌用の羽根2が取付
けてある。尚、前記排出口12bの出口位置は、溶液収
容部13に入れる溶液の水面より少し高くなるように位
置させてある。このような構造の容器の材質としては発
水性の高いフッ素系樹脂、例えばポリテトラフリオロエ
チレンのようなものが望ましい。
【0009】次に、廃液容器3の内部周囲には円周状の
溝31が形成され、前記容器1の排出口12bから排出
された排水が落下するようになっており。また該円周状
の溝31の底部には排出口32が設けてある。
溝31が形成され、前記容器1の排出口12bから排出
された排水が落下するようになっており。また該円周状
の溝31の底部には排出口32が設けてある。
【0010】また前記容器1の駆動装置は、容器1の溶
液収容部13を保持するホルダ4と、該ホルダ4を取付
けた回転軸6と、該回転軸6を回転駆動するモ−タ7等
より構成される。4はホルダであって前記容器1の溶液
収容部13を保持する。このホルダ4はモ−タ7により
低速回転から高速回転までの範囲で回転駆動されると共
に正逆回転されるようになっている。また、前記容器1
の外面との接触部は回転時すべりが生じないよう溝や小
さな突起等が設けられている。
液収容部13を保持するホルダ4と、該ホルダ4を取付
けた回転軸6と、該回転軸6を回転駆動するモ−タ7等
より構成される。4はホルダであって前記容器1の溶液
収容部13を保持する。このホルダ4はモ−タ7により
低速回転から高速回転までの範囲で回転駆動されると共
に正逆回転されるようになっている。また、前記容器1
の外面との接触部は回転時すべりが生じないよう溝や小
さな突起等が設けられている。
【0011】この発明にかかる溶液の混合攪拌廃液装置
の構造は以上のようであり、溶液収容部13に入れた溶
液の攪拌は駆動装置のモ−タ7を低速で正転、逆転を繰
り返して行うが、この時内壁に取付けた羽根2の影響で
溶液が乱流となって溶液は良く攪拌される。また、廃液
する時はモ−タ7を高速で回転させ、その遠心力により
溶液収容部13の溶液を排出口12bから前記廃液容器
3の円周状の溝31へ排出する。
の構造は以上のようであり、溶液収容部13に入れた溶
液の攪拌は駆動装置のモ−タ7を低速で正転、逆転を繰
り返して行うが、この時内壁に取付けた羽根2の影響で
溶液が乱流となって溶液は良く攪拌される。また、廃液
する時はモ−タ7を高速で回転させ、その遠心力により
溶液収容部13の溶液を排出口12bから前記廃液容器
3の円周状の溝31へ排出する。
【0012】次のこの発明にかかる溶液の混合攪拌廃液
装置の操作手順の例を示す。 ■容器1の上部位置に配置した溶液注入用ノズル21を
降下させて試料、試薬等を容器1に注入する。そして後
溶液注入用ノズル21を上昇させる。 ■モ−タ7を低速で正転、逆転させて容器1内の溶液を
良く攪拌する。 ■容器1の上部位置に配置した採取用ノズル22を降下
させて容器1内の溶液を採取する。採取後は該ノズル2
2を上昇させて次の工程に移る。 ■モ−タ7を高速回転させて容器1内の溶液を排出する
。 ■容器1の上部位置に配置した洗浄用ノズル23を降下
させて容器1内に洗浄液を注入し、低速で正転、逆転さ
せて攪拌した後高速回転させて排出する。 こうして、溶液の攪拌、採取、廃液が同一の容器で可能
となる。尚、上記■と■の工程中、ロボットア−ムを利
用して容器1を他の場所に移し、混合以降の工程(秤量
、加熱等)を行う手順も考えられる。
装置の操作手順の例を示す。 ■容器1の上部位置に配置した溶液注入用ノズル21を
降下させて試料、試薬等を容器1に注入する。そして後
溶液注入用ノズル21を上昇させる。 ■モ−タ7を低速で正転、逆転させて容器1内の溶液を
良く攪拌する。 ■容器1の上部位置に配置した採取用ノズル22を降下
させて容器1内の溶液を採取する。採取後は該ノズル2
2を上昇させて次の工程に移る。 ■モ−タ7を高速回転させて容器1内の溶液を排出する
。 ■容器1の上部位置に配置した洗浄用ノズル23を降下
させて容器1内に洗浄液を注入し、低速で正転、逆転さ
せて攪拌した後高速回転させて排出する。 こうして、溶液の攪拌、採取、廃液が同一の容器で可能
となる。尚、上記■と■の工程中、ロボットア−ムを利
用して容器1を他の場所に移し、混合以降の工程(秤量
、加熱等)を行う手順も考えられる。
【0013】
【発明の効果】この発明にかかる溶液の混合攪拌廃液装
置は、以上詳述したような構成としたので、化学分析に
おける容器のセット、溶液や試料の添加、攪拌、採取、
搬送、廃液等の作業工程を簡略化することが出来る。ま
た、これら溶液の処理・操作装置の構造を簡単な構造と
して合理化することが出来る。
置は、以上詳述したような構成としたので、化学分析に
おける容器のセット、溶液や試料の添加、攪拌、採取、
搬送、廃液等の作業工程を簡略化することが出来る。ま
た、これら溶液の処理・操作装置の構造を簡単な構造と
して合理化することが出来る。
【0014】
【図1】 この発明にかかる溶液の混合攪拌廃液装置
で使用する容器の斜視図である。
で使用する容器の斜視図である。
【図2】 この発明にかかる溶液の混合攪拌廃液装置
の断面図である。
の断面図である。
【図3】 従来の容器内の溶液攪拌装置の概要図であ
る。
る。
【図4】 容器をハンドリングア−ムで把持し、傾斜
させて廃液する従来の廃棄方法を示す図である。
させて廃液する従来の廃棄方法を示す図である。
【図5】 従来容器の洗浄方法を示す図である。
1 容器 2 攪拌用羽根11
注入部 12 フランジ部
12a 円周溝 12b 排出口 13 溶液収容部
3 廃液容器 31 溝
4 ホルダ 6 回転軸 7 モ−タ
注入部 12 フランジ部
12a 円周溝 12b 排出口 13 溶液収容部
3 廃液容器 31 溝
4 ホルダ 6 回転軸 7 モ−タ
Claims (1)
- 【請求項1】溶液や試料の注入部と内部に円周溝と該円
周溝から外へ排出口を形成されたフランジ部と内壁周囲
に攪拌用の羽根を取付けた溶液収容部とより構成された
容器と、前記フランジ部の排出口から排出される液を受
け底部に排出口を設けると共に溝の形成された廃液容器
と、前記容器を保持して正逆回転する駆動装置と、より
成る溶液の混合攪拌廃液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3091238A JPH04301537A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 溶液の混合攪拌廃液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3091238A JPH04301537A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 溶液の混合攪拌廃液装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04301537A true JPH04301537A (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=14020844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3091238A Pending JPH04301537A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | 溶液の混合攪拌廃液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04301537A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112305137A (zh) * | 2020-09-28 | 2021-02-02 | 国网浙江省电力有限公司嘉兴供电公司 | 一种用于全自动气相色谱仪进样注射器的转油辅助装置 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP3091238A patent/JPH04301537A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112305137A (zh) * | 2020-09-28 | 2021-02-02 | 国网浙江省电力有限公司嘉兴供电公司 | 一种用于全自动气相色谱仪进样注射器的转油辅助装置 |
CN112305137B (zh) * | 2020-09-28 | 2022-10-11 | 国网浙江省电力有限公司嘉兴供电公司 | 一种用于全自动气相色谱仪进样注射器的转油辅助装置 |
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