JPH04299626A - 分散型回線端回復方法および装置 - Google Patents

分散型回線端回復方法および装置

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JPH04299626A
JPH04299626A JP3085883A JP8588391A JPH04299626A JP H04299626 A JPH04299626 A JP H04299626A JP 3085883 A JP3085883 A JP 3085883A JP 8588391 A JP8588391 A JP 8588391A JP H04299626 A JPH04299626 A JP H04299626A
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JP
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path
failure
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Application number
JP3085883A
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English (en)
Inventor
Hideki Sakauchi
阪内 秀記
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のノードで構成さ
れるネットワーク通信における伝送路障害時の障害回復
に関し、特に、分散型の自動迂回ルーティングによる障
害パス回復に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の障害回復には、大きく分
けて、集中制御方式によるものおよび分散制御方式によ
るものの2通りがある。
【0003】集中制御方式は、制御部でアラーム情報を
収集すると、迂回路検索アルゴリズムを起動して迂回路
の決定を行い、その迂回路情報を転送して迂回路の形成
を行うものであり、現状のネットワークにおいて最適な
迂回パス決定が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した集中制御方式
には、次のような欠点がある。多重伝送路障害を考慮す
ると、アラーム収集の収集時間の設定や迂回路形成アル
ゴリズムの複雑化、さらにネットワークの大規模化に伴
いアラーム収集に要する時間や、迂回路情報の転送に要
する時間の増加による障害回復の遅延化という問題が生
ずる。
【0005】一方、分散制御方式としては、(a)W.
D.Grover,“THE  SELFHEALIN
GTM  NETWORK”,Proceeding 
 of  Globecom’87,Nov.1987
. (b)H.C.Yang  and  S.Haseg
awa,“FITNESS:FAILURE  IMM
UNIZATION  TECHNOLOGY  FO
RNETWORK  SERVICE  SURVIV
ABILITY”,Proceeding  of  
Globecom’88,Dec.1988. (c)H.R.Amirazizi,“CONTROL
LING  SYNCHRONOUS  NETWOR
KS  WITH  DIGITAL  CROSSC
ONNECT  SYSTEMS”,Proceedi
ng  of  Globecom’88,Dec.1
988.(d)小峰,他“分散制御による障害復旧アル
ゴリズムの検討”信学技報CS89−56,1989.
(e)西村,他“自律分散型網障害回復方式−NETR
ATS”信学技報IN89−70,1989.(f)回
線端(パス端)回復方式 が発表されている。方式(a),(d)は、単一伝送路
障害に対しての障害回復方法を示したものである。方式
(b)は、障害帯域分の迂回ルートを確立するまで、そ
のつど最大の帯域の迂回ルートを探索する経路探索を複
数回行うマルチプルェーブ方式なので、回復に時間がか
かった。方式(c)は、単一伝送路障害に対しての回復
方法であり、またコントロールメッセージがループを形
成し障害回復の遅延を招くという問題がある。方式(e
)は、これらの問題点を改善したものである。
【0006】本発明の目的は、このような欠点を除去し
、回線端(パス端)回復方式を改善した分散型回線端回
復方法および装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のノード
が伝送路により網目状に接続され、伝送路を時分割多重
して複数のパスを割り当てたネットワークの分散型回線
端回復方法において、伝送路障害が発生すると、複数の
障害パスが存在し得ることから、障害を受けたパスの両
端ノードを第1および第2のノードとすると第1および
第2のノード組は複数存在し、各障害パスに対して第2
のノードはパス障害を検出するとパスの障害情報伝達手
段に障害状態を送出し、各障害パスに対して第1のノー
ドがパスの障害情報伝達手段から障害を検出すると、コ
ントロールメッセージを障害パスの帯域以上の予備帯域
を有する全ての接続伝送路に送出し、障害パスの帯域以
上の予備帯域を持つ接続伝送路の探索は一定の待ち時間
をおいて予め定められた回数繰り返し、このコントロー
ルメッセージは少なくとも前記障害パスの識別子と障害
パスの帯域情報とコントロールメッセージが通過してき
たノードを示すノードトレースとコントロールメッセー
ジが通過してきたノード数を示すホップカウントと送出
された伝送路の識別子の制御情報1を有し、個々の障害
パスに対して第1および第2のノードを除く第3のノー
ドは前記コントロールメッセージを受信するとコントロ
ールメッセージ受信記録を行うと共に前記ノードトレー
スに自ノードがなく前記ホップカウントが予め定められ
た値以下であれば前記制御情報1を更新して、前記ノー
ドトレースに自ノードがなく同障害パスのコントロール
メッセージが未送出で障害パスの帯域以上の予備帯域を
持つ隣接ノードにコントロールメッセージを転送し、第
2のノードではコントロールメッセージを受信するとこ
のコントロールメッセージが送られてきた伝送路に接続
されているノードに対してリターンメッセージを返送し
、このリターンメッセージは少なくとも前記障害伝送路
の識別子と障害パスの帯域情報とリターンメッセージが
通過してきたノードを示すノードトレースの制御情報2
を有し、第3のノードでは前記リターンメッセージを受
信すると受信リターンメッセージの制御情報2と格納さ
れている前記コントロールメッセージ受信記録から予備
帯域を有する接続伝送路の内で最短ホップ数で第1のノ
ードに達する隣接のノードを選択し、このノードに対し
てノードトレース情報を更新したリターンメッセージを
送出し、前記受信リターンメッセージの送出元ノードに
ポジティブアックメッセージを送出すると共に伝送路の
予備帯域を障害パスの帯域分迂回経路に割り当て、予備
帯域を有する接続伝送路がなければリターンメッセージ
を送ってきたノードに対してネガティブアックメッセー
ジを返し、このネガティブアックメッセージを受信した
ノードでは障害パスの迂回経路に割り当てていた帯域を
解放すると共に再度別の迂回経路を探索し、第1のノー
ドが前記リターンメッセージを受信すると、このリター
ンメッセージにより形成された障害対応迂回路1を割り
当てるためにエンドメッセージを障害対応迂回路1上の
隣接するノードと自ノードに送り出し、かつ、障害対応
迂回路1上の第1と2のノードを除く各ノードでは前記
エンドメッセージを受信すると、新たに形成されるべき
障害対応迂回路1の形成を行い、第1と2のノードでは
、前記エンドメッセージを受信したならば、障害対応迂
回路1の障害情報伝達手段に正常情報を送出し、第1と
2のノードで、前記エンドメッセージを受信した後、障
害対応迂回路1の障害情報伝達手段から正常信号を検出
したならば、障害対応迂回路1へパス端ノードとしての
切り替えを行ない、かつ、前記障害パスの帯域の解放を
行なうためのリリースメッセージを障害パスの接続ノー
ドへ送り出し、前記障害パス上の第1と第2のノードを
除くノードは、リリースメッセージを受け取ったならば
障害パスの設定内容の解放を行なうことにより、障害パ
スを前記障害対応迂回路1に迂回させることを特徴とし
ている。
【0008】また、本発明は、複数のノードが伝送路に
より網目状に接続され、伝送路を時分割多重して複数の
パスを割り当てたネットワークの分散型回線端回復装置
において、各ノードの各々の処理は、自ノードのノード
種別と受信メッセージ種別により制御され、このノード
種別には障害パスの両端の第1および第2のノードとそ
れ以外の第3のグループに属する通常複数のノードがあ
り、該受信メッセージ種別にはコントロールメッセージ
とリターンメッセージとポジティブアックメッセージと
ネガティブアックメッセージとエンドメッセージとリリ
ースメッセージがあり、このノードの各々が、自ノード
のこのノード種別を検出する手段と、この受信メッセー
ジ種別を検出する手段と、自ノードで終端しているパス
を監視し障害アラームを検出する手段と、自ノードで終
端しているパスの障害アラーム伝達手段に正常または障
害信号を送出する手段と、アラーム検出時に起動して、
第1のノードの場合には、前記障害パスの帯域以上の予
備帯域を有する隣接ノードにコントロールメッセージ送
出処理を行い、第2のノードの場合にはこの障害パスの
障害アラーム伝達手段に障害信号を送出するアラーム受
信処理手段と、このコントロールメッセージ受信時に起
動して、第2のノードの場合にはリターンメッセージ返
送処理を行い、第3のノードの場合にはコントロールメ
ッセージの隣接ノードへの転送処理を行うコントロール
メッセージ受信処理手段と、このリターンメッセージ受
信時に起動して、第1のノードの場合には、このリター
ンメッセージ送出元にポジティブアックメッセージおよ
びエンドメッセージを送出し、かつ、自ノードにエンド
メッセージを送出し、第3のノードの場合にはリターン
メッセージをコントロールメッセージを転送した隣接ノ
ードのうちの1つを選択して転送すると共にこのリター
ンメッセージ送出元にポジティブアックメッセージを返
送し、予備帯域を有する接続伝送路が存在せずリターン
メッセージの転送先が見つからなければネガティブアッ
クメッセージを返送するリターンメッセージ受信処理手
段と、前記ポジティブアックメッセージ受信時に起動す
るポジティブアックメッセージ受信処理手段と、前記ネ
ガティブアックメッセージ受信時に起動して他の迂回路
探索処理を行うネガティブアックメッセージ受信処理手
段と、エンドメッセージ受信時に起動して、第1および
第2のノードの場合には、障害対応迂回パスの障害アラ
ーム伝達手段に正常信号を送出し、かつ、障害対応迂回
路パスから正常信号を検出した時、自ノードを障害対応
迂回路伝送路へスイッチし、前記障害パス上の隣接ノー
ドにリリースメッセージを送信し、第3のノードの場合
にはリターンメッセージで確保した迂回路設定状態への
スイッチを行い、リターンメッセージを受けたノードへ
エンドメッセージを転送するエンドメッセージ受信処理
手段と、リリースメッセージ受信時に起動して、すべて
の受信ノードにおいて、前記障害パスの設定状態の解放
と障害パスの設定されている隣接ノードへのリリースメ
ッセージの転送を行なうリリースメッセージ受信処理手
段と、受信したすべての前記メッセージを格納するメモ
リと、伝送路の帯域使用状態を記録しかつ変更可能とす
るテーブルとを有することを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明は、上述した集中制御方式の利点を生か
し、かつ、分散制御方式の欠点を改善し、多重伝送路障
害の回復への適用、メッセージのループ回避、高速障害
回復、優先制御、片方向障害の場合にも迅速な対応を可
能とする。
【0010】
【実施例】次に、本発明について、図面を参照して説明
する。
【0011】図1は、本発明の一実施例を示す、ユーザ
データの多重化および制御データの送受信処理を示した
ブロック図である。ユーザデータ入力端子101は伝送
路インタフェース回路(INF)102に接続され、速
度変換された後、ユーザデータは多重回路(MUX)1
03に、制御データはメッセージコントロール回路(P
ACKET−CONT)108に、アラームデータはC
PU処理部118に接続される。
【0012】スイッチ回路(TSI)104は、内部の
RAMに持つスイッチ情報を基にMUX103で多重さ
れたユーザデータのタイムスロットの入れ替えを行い分
離回路(DEMUX)105を経て伝送路インタフェー
ス回路(INF)106に接続される。
【0013】PACKET−CONT108はINF1
02で抽出された制御データをCPU処理部118に転
送すると共に、CPU処理部118で生成された制御デ
ータをINF106に分配する。
【0014】INF106は、ユーザデータ出力端子1
07に接続される。
【0015】CPU処理部118はPACKET−CO
NT108を経て得られる制御データをメッセージ格納
キュー(PACKET−QUEUE)116に格納する
と共に、そのメッセージの内容に応じ、図2〜図8に詳
述される処理を行う。またこの際、各処理部109〜1
15ではPACKET−QUEUE116に格納された
メッセージに伴うフラグの設定および検索、あるいはコ
ネクションテーブル(CONN−TABLE)117内
の各コネクション状態の変更および検索を行いつつメッ
セージを設定し、PACKET−CONT108に転送
する。特に、RET−PAK−PRO110、END−
PAK−PRO113は、TSI104内のスイッチ情
報を格納するRAMデータの変更処理を行う。
【0016】次に、CPU処理部118の各処理部10
9〜115のアルゴリズムについて説明する。ここで、
請求の範囲に記述したあるパスに対して決定される第1
のノードをセンダ、第2のノードをチューザと呼ぶ。本
実施例は、障害検出から障害回復まで4フェーズで構成
される。
【0017】第1は、ブロードキャストフェーズである
。障害が伝送路全断でないような片方向障害の場合、障
害により不通となったアラーム伝達手段の受信側ノード
では障害が検出されるが、他端ノードでは障害を検出で
きない。そこで、このフェーズでは、障害を検出したノ
ードがチューザになるべきノードの場合は、他端ノード
(センダ)に通知するため、アラーム伝達手段に障害情
報を送出する。これにより、センダがアラーム伝達手段
の信号より障害を検出することができる。センダがアラ
ームを検出すると、空きチャネルを有する隣接ノードに
障害発生通知としてコントロールメッセージをブロード
キャストし、可能性のある迂回路の探索を開始する。 各ノード内の処理としては、ALM−DET−PRO1
14あるいはALM−NTC−PRO115あるいはC
ONT−PAK−PRO109がある。
【0018】第2は、リターンフェーズで、チューザが
コントロールメッセージ受信時にリターンメッセージを
生成し、そのリターンメッセージがセンダに送り返され
て迂回路を探索していく。また、各中継ノード(センダ
でもチューザでもないノード)間にリターンメッセージ
の応答としてポジティブアックメッセージ、あるいはネ
ガティブアックメッセージがあり、同様にリターンメッ
セージ番号が付加される。各ノード内の処理としてはR
ET−PAK−PRO110、POS−ACK−PRO
111あるいはNEG−ACK−PRO112がある。
【0019】第3は、コンファメーションフェーズで、
センダがリターンメッセージ受信時に、その障害IDを
付加したエンドメッセージを生成し、そのエンドメッセ
ージがチューザに送り返されて、エンドメッセージを処
理した中間ノードで迂回路を形成していく。センダは、
自ノードにもエンドメッセージを送る。各ノード内の処
理としては、END−PAK−PRO113がある。
【0020】第4は、リリースフェーズで、センダとチ
ューザは、エンドメッセージ受信時に、アラーム送受部
(ALM−CONT)119を通して、障害対応迂回路
のアラーム情報をALM−CONT119から正常とし
て受け取ったならば、障害対応迂回路をパス端としての
設定を切り替える。各ノード内の処理としてはREI−
PAK−PRO113がある。
【0021】また、以上6つのメッセージには各々独立
な障害IDが付加され、識別することができる。
【0022】図1において、CPU処理部118に障害
アラームが通知されると、ALM−DET−PRO11
4内の処理が実行される。
【0023】図2は、ALM−DET−PRO114内
の動作を示す説明図である。ステップS1で自ノードが
センダ(例えば、障害チャネルの両端ノードの内ノード
IDの小さいノードとして一意に決定される)か否かを
判断し、もしチューザならばステップS2にて障害伝送
路のもう片端ノードにALM−CONT119を用いて
障害情報を通知する。もし、センダならば、ステップS
3に進み、障害を受けた使用(USED)チャネルをカ
ウント(X)し(ステップS4)、ステップS5で接続
伝送路の未使用(SPARE)チャネルをカウント(Y
)し、さらにステップS6ではXXとYの内小さい方を
通過路の最小予備チャネル(Z)とし、ステップS7に
てZが0でなければステップS8で障害伝送路IDおよ
び最小予備チャネル数を付加したコントロールメッセー
ジの設定を行い、図1に示すPACKET−CONT1
08に転送するという動作を、ステップS4に従って自
ノードに接続されたすべての伝送路について行う。 障害端回復方式におけるチャネルとは、物理的な伝送路
内で高速伝送路上に複数存在し、一定の帯域を持つ論理
回線をいい、メッセージの伝送は複数のチャネルを収容
する伝送路上でなされる。しかし、チャネルを物理伝送
路そのものとした本発明記載のアルゴリズムも本特許に
含まれる。以下では、メッセージを受信したノードでは
そのメッセージの指定したチャネルを受信チャネル、メ
ッセージを送出するノードでは、そのメッセージの指定
したチャネルを送出チャネルと表現する。
【0024】また、チャネルの状態として、図9におけ
る未使用状態(SPARE)121、予約状態(RES
ERVED)122、使用状態(USED)123、お
よび不通状態(FAIL)124の4つの状態があり、
CONN−TABLE117に各チャネルの状態が設定
されている。ある伝送路の両端ノードA,B内には各々
、チャネルを構成要素とするCONN−TABLE11
7が存在し、自ノードからみた状態が設定されており、
通常2つのCONN−TABLE117は一致している
。しかし、CONN−TABLE117は設定変更可能
で、ノードA,Bはアラーム検出時に状態変更125,
131,133を行い、障害復旧時には状態変更126
,132を行い、リターンメッセージ送出時には対応す
るチャネルの状態変更127を行い、ポジティブアック
受信時には状態変更134を行い、ネガティブアック受
信時には状態変更128,129を行い、ネガティブア
ック送出時には状態変更129を行い、ポジティブアッ
ク送出時には状態変更130を行うために、ノードA(
あるいはB)があるメッセージを送出してからノードB
(あるいはA)でそのメッセージの処理を実行するまで
、ノードAとBの各々のCONN−TABLE117の
状態設定は異なる場合がある。
【0025】自ノードが分散制御メッセージとしてコン
トロールメッセージを受信すると、CONT−PAK−
PRO109内の処理が実行される。図3は、CONT
−PAK−PRO109の動作を示す説明図である。ス
テップS20にて自ノードがチューザでない(中継ノー
ド)ならステップS25に進み、受信したコントロール
メッセージがセンダから送信され自ノードに受信される
までに通過したノードの数を示すホップ数が、ある定め
られた数Xより小さければ、ステップS26でブロード
キャストルールに従い、隣接ノードでSPARE状態の
チャネルがあれば、その伝送路に向けてコントロールメ
ッセージの設定を行い、図1に示すPACKET−CO
NT108に転送するという動作を行う。ブロードキャ
ストルールとは、送出先をSPARE状態であるチャネ
ルを有する伝送路で接続され、かつ受信したコントロー
ルメッセージのトレースノード(通過ノード)以外のノ
ードに限ることと、送出する際、送出伝送路上のSPA
RE状態であるチャネル数を基にして最小予備チャネル
を更新することと、ホップ数を1カウントアップし、自
ノードをノードトレースデータに記録することである。 ここで、ノードトレースデータとはネットワークを構成
するノード数分の2進数系列からなり、通過したノード
IDの2進数位置に1を立てて、メッセージを通過した
ノードを表すデータでありコントロールメッセージおよ
びリターンメッセージに付加される。ホップ数がXであ
れば、コントロールメッセージの中継は行わない。
【0026】さて、ステップS20において自ノードが
チューザならば、ステップS21に進み、障害パスの帯
域数をAとし、コントロールメッセージに記録された通
過路の最小スペアチャネル数をBとる。S22でAがB
よりも大きいときは、コントロールメッセージによる経
路での回復が不可能なので、処理を終了する。そうでな
いときは、ステップS23で1個のリターンメッセージ
送出処理を行うと共に、ステップS24は割り当てたス
ペア状態のチャネルをRESERVE状態とする。この
際、リターンメッセージにはノードトレースデータおよ
びリターンメッセージ番号を付加する。
【0027】図1において、CPU処理部118にリタ
ーンメッセージが転送されるとRET−PAK−PRO
110内の処理が実行される。図4は、RET−PAK
−PRO110の動作を示す説明図である。メッセージ
を受信したチャネルがRESERVED状態であるか否
かを判断し、もし、RESERVED状態であればリタ
ーンメッセージの交差が発生しているので、ステップS
38送出したリターンメッセージを探索し、ステップS
39で、送出したリターンメッセージの優先順位と受信
したリターンメッセージの優先順位を比較し、もし、送
出したリターンメッセージの優先度が低ければ受信した
リターンメッセージの処理をするためにステップS31
に進み、高ければステップS40受信したリターンメッ
セージの送出元にこのチャネルに向けてネガティブアッ
クメッセージを送出する。RESERVED状態でない
ならばS31に進み、自ノードがセンダであるか否かを
判断し、センダでない(中継ノード)ならばステップS
32で図1のPACKET−QUEUE116に格納さ
れたコントロールメッセージの内、送出元ノードが受信
したリターンメッセージのノードトレースに含まれてな
く、ホップ数が最小のものを探索する。ステップS33
判断で1つもコントロールメッセージがないならステッ
プS42進み、コントロールメッセージがあればステッ
プS34チャネルの状態をRESERVEDに設定し、
ステップS35コントロールメッセージの送出元ノード
に向けてノードトレースデータに自ノードを加えたリタ
ーンメッセージを送出し、さらに、ステップS36リタ
ーンメッセージの受信チャネルの状態をUSEDに設定
し、ステップS37リターンメッセージの送出元ノード
に向けてポジティブアックメッセージを送出する。ステ
ップS31で自ノードがセンダであればステップS41
へ進む。ステップS41では、ポジティブアックをリタ
ーンメッセージの送出元ノードへ返送する。ステップS
42では、自ノードとリターンメッセージの送出元ノー
ドへエンドメッセージを送出する。
【0028】ポジティブアックメッセージを受信すると
POS−ACK−PRO111内の処理が実行される。 図5は、POS−ACK−PRO111の動作を示す説
明図である。ステップS50ポジティブアックメッセー
ジの受信チャネルの状態をUSEDに設定する。
【0029】ネガティブアックメッセージを受信すると
NEG−ACK−PRO112内の処理が実行される。 図6は、NEG−ACK−PRO112の動作を示す説
明図である。ステップS60受信したチャネルの状態を
SPAREに設定し、ステップS61で図1のPACK
ET−QUEUE116に格納されたコントロールメッ
セージの内、処理済みのものを除き、ホップ数が最小の
ものを探索する。ステップS62判断で1つもコントロ
ールメッセージがないならステップS65に進み、コン
トロールメッセージがあればステップS63チャネルの
状態をRESERVEDに設定し、ステップS64コン
トロールメッセージの送出元ノードに向けてリターンメ
ッセージを送出する。ステップS65自ノードがチュー
ザであれば処理は終了し、チューザでなければステップ
S66で受信リターンメッセージの送出元ノードに向け
てネガティブアックメッセージを送出する。
【0030】エンドメッセージを受信するとEND−P
AK−PRO113内の処理が実行される。図7は、E
ND−PAK−PRO113の動作を示す説明図である
。ステップS70自ノードがチューザであるか否かを判
断し、チューザであればステップS74で障害路とエン
ドメッセージによって形成された迂回路の接続をするた
めに、図1のTSI104内のスイッチ情報用RAMの
書き替え処理を行う。ステップS70自ノードがチュー
ザでないならばステップS71進み、リターンメッセー
ジ送出の起源となった受信リターンメッセージを探索し
、ステップS72でリターンメッセージ受信処理で確保
されたリンクを確立し、ステップS73で受信リターン
メッセージの送出元ノードに向けてエンドメッセージを
送出する。
【0031】リリースメッセージを受信するとREL−
PAK−PRO115の処理が実行される。図8は、R
EL−PAK−PRO115の動作を示す説明図である
。ステップS80で障害パスの設定を解放する。ステッ
プS81でリターンメッセージの送出元ノードに向けて
リリースメッセージを送出する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、従来のパス端回復
方式は、はじめにリリースフェーズを行うため、自然回
復の場合に不都合を生じていた。本発明では、リリース
フェーズが開始するまでに自然回復が起こった場合は、
ブロードキャスト,リターン,コンファメーションフェ
ーズの処理をリセットすることにより、元のパスを利用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示すアラーム検出処理部(ALM−DE
T−PRO)のアルゴリズム構成図である。
【図3】コントロールメッセージ受信処理部(CONT
−PAK−PRO)のアルゴリズム構成図である。
【図4】リターンメッセージ受信処理部(RET−PA
K−PRO)のアルゴリズム構成図である。
【図5】ポジティブアック受信処理部(POS−ACK
−PRO)のアルゴリズム構成図である。
【図6】ネガティブアック受信処理部(NEG−ACK
−PRO)のアルゴリズム構成図である。
【図7】エンドメッセージ受信処理部(END−PAK
−PRO)のアルゴリズム構成図である。
【図8】リリースメッセージ受信処理部(REL−PA
K−PRO)のアルゴリズム構成図である。
【図9】チャネル状態の遷移図である。
【符号の説明】
101  ユーザデータ入力端子 102  インタフェース回路 103  多重回路 104  スイッチ回路 105  分離回路 106  インタフェース回路 107  ユーザデータ出力端子 108  メッセージコントロール回路109  コン
トロールメッセージ受信処理部110  リターンメッ
セージ受信処理部111  ポジティブアックメッセー
ジ受信処理部112  ネガティブアックメッセージ受
信処理部113  エンドメッセージ受信処理部114
  アラーム検出処理部 115  アラーム通知メッセージ受信処理部116 
 メッセージ格納キュー 117  コネクションテーブル 118  CPU処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のノードが伝送路により網目状に接続
    され、伝送路を時分割多重して複数のパスを割り当てた
    ネットワークの分散型回線端回復方法において、伝送路
    障害が発生すると、複数の障害パスが存在し得ることか
    ら、障害を受けたパスの両端ノードを第1および第2の
    ノードとすると第1および第2のノード組は複数存在し
    、各障害パスに対して第2のノードはパス障害を検出す
    るとパスの障害情報伝達手段に障害状態を送出し、各障
    害パスに対して第1のノードがパスの障害情報伝達手段
    から障害を検出すると、コントロールメッセージを障害
    パスの帯域以上の予備帯域を有する全ての接続伝送路に
    送出し、障害パスの帯域以上の予備帯域を持つ接続伝送
    路の探索は一定の待ち時間をおいて予め定められた回数
    繰り返し、このコントロールメッセージは少なくとも前
    記障害パスの識別子と障害パスの帯域情報とコントロー
    ルメッセージが通過してきたノードを示すノードトレー
    スとコントロールメッセージが通過してきたノード数を
    示すホップカウントと送出された伝送路の識別子の制御
    情報1を有し、個々の障害パスに対して第1および第2
    のノードを除く第3のノードは前記コントロールメッセ
    ージを受信するとコントロールメッセージ受信記録を行
    うと共に前記ノードトレースに自ノードがなく前記ホッ
    プカウントが予め定められた値以下であれば前記制御情
    報1を更新して、前記ノードトレースに自ノードがなく
    同障害パスのコントロールメッセージが未送出で障害パ
    スの帯域以上の予備帯域を持つ隣接ノードにコントロー
    ルメッセージを転送し、第2のノードではコントロール
    メッセージを受信するとこのコントロールメッセージが
    送られてきた伝送路に接続されているノードに対してリ
    ターンメッセージを返送し、このリターンメッセージは
    少なくとも前記障害伝送路の識別子と障害パスの帯域情
    報とリターンメッセージが通過してきたノードを示すノ
    ードトレースの制御情報2を有し、第3のノードでは前
    記リターンメッセージを受信すると受信リターンメッセ
    ージの制御情報2と格納されている前記コントロールメ
    ッセージ受信記録から予備帯域を有する接続伝送路の内
    で最短ホップ数で第1のノードに達する隣接のノードを
    選択し、このノードに対してノードトレース情報を更新
    したリターンメッセージを送出し、前記受信リターンメ
    ッセージの送出元ノードにポジティブアックメッセージ
    を送出すると共に伝送路の予備帯域を障害パスの帯域分
    迂回経路に割り当て、予備帯域を有する接続伝送路がな
    ければリターンメッセージを送ってきたノードに対して
    ネガティブアックメッセージを返し、このネガティブア
    ックメッセージを受信したノードでは障害パスの迂回経
    路に割り当てていた帯域を解放すると共に再度別の迂回
    経路を探索し、第1のノードが前記リターンメッセージ
    を受信すると、このリターンメッセージにより形成され
    た障害対応迂回路1を割り当てるためにエンドメッセー
    ジを障害対応迂回路1上の隣接するノードと自ノードに
    送り出し、かつ、障害対応迂回路1上の第1と2のノー
    ドを除く各ノードでは前記エンドメッセージを受信する
    と、新たに形成されるべき障害対応迂回路1の形成を行
    い、第1と2のノードでは、前記エンドメッセージを受
    信したならば、障害対応迂回路1の障害情報伝達手段に
    正常情報を送出し、第1と2のノードで、前記エンドメ
    ッセージを受信した後、障害対応迂回路1の障害情報伝
    達手段から正常信号を検出したならば、障害対応迂回路
    1へパス端ノードとしての切り替えを行ない、かつ、前
    記障害パスの帯域の解放を行なうためのリリースメッセ
    ージを障害パスの接続ノードへ送り出し、前記障害パス
    上の第1と第2のノードを除くノードは、リリースメッ
    セージを受け取ったならば障害パスの設定内容の解放を
    行なうことにより、障害パスを前記障害対応迂回路1に
    迂回させることを特徴とする分散型回線端回復方法。
  2. 【請求項2】複数のノードが伝送路により網目状に接続
    され、伝送路を時分割多重して複数のパスを割り当てた
    ネットワークの分散型回線端回復装置において、各ノー
    ドの各々の処理は、自ノードのノード種別と受信メッセ
    ージ種別により制御され、このノード種別には障害パス
    の両端の第1および第2のノードとそれ以外の第3のグ
    ループに属する通常複数のノードがあり、該受信メッセ
    ージ種別にはコントロールメッセージとリターンメッセ
    ージとポジティブアックメッセージとネガティブアック
    メッセージとエンドメッセージとリリースメッセージが
    あり、このノードの各々が、自ノードのこのノード種別
    を検出する手段と、この受信メッセージ種別を検出する
    手段と、自ノードで終端しているパスを監視し障害アラ
    ームを検出する手段と、自ノードで終端しているパスの
    障害アラーム伝達手段に正常または障害信号を送出する
    手段と、アラーム検出時に起動して、第1のノードの場
    合には、前記障害パスの帯域以上の予備帯域を有する隣
    接ノードにコントロールメッセージ送出処理を行い、第
    2のノードの場合にはこの障害パスの障害アラーム伝達
    手段に障害信号を送出するアラーム受信処理手段と、こ
    のコントロールメッセージ受信時に起動して、第2のノ
    ードの場合にはリターンメッセージ返送処理を行い、第
    3のノードの場合にはコントロールメッセージの隣接ノ
    ードへの転送処理を行うコントロールメッセージ受信処
    理手段と、このリターンメッセージ受信時に起動して、
    第1のノードの場合には、このリターンメッセージ送出
    元にポジティブアックメッセージおよびエンドメッセー
    ジを送出し、かつ、自ノードにエンドメッセージを送出
    し、第3のノードの場合にはリターンメッセージをコン
    トロールメッセージを転送した隣接ノードのうちの1つ
    を選択して転送すると共にこのリターンメッセージ送出
    元にポジティブアックメッセージを返送し、予備帯域を
    有する接続伝送路が存在せずリターンメッセージの転送
    先が見つからなければネガティブアックメッセージを返
    送するリターンメッセージ受信処理手段と、前記ポジテ
    ィブアックメッセージ受信時に起動するポジティブアッ
    クメッセージ受信処理手段と、前記ネガティブアックメ
    ッセージ受信時に起動して他の迂回路探索処理を行うネ
    ガティブアックメッセージ受信処理手段と、エンドメッ
    セージ受信時に起動して、第1および第2のノードの場
    合には、障害対応迂回パスの障害アラーム伝達手段に正
    常信号を送出し、かつ、障害対応迂回路パスから正常信
    号を検出した時、自ノードを障害対応迂回路伝送路へス
    イッチし、前記障害パス上の隣接ノードにリリースメッ
    セージを送信し、第3のノードの場合にはリターンメッ
    セージで確保した迂回路設定状態へのスイッチを行い、
    リターンメッセージを受けたノードへエンドメッセージ
    を転送するエンドメッセージ受信処理手段と、リリース
    メッセージ受信時に起動して、すべての受信ノードにお
    いて、前記障害パスの設定状態の解放と障害パスの設定
    されている隣接ノードへのリリースメッセージの転送を
    行なうリリースメッセージ受信処理手段と、受信したす
    べての前記メッセージを格納するメモリと、伝送路の帯
    域使用状態を記録しかつ変更可能とするテーブルとを有
    することを特徴とする分散型回線端回復装置。
JP3085883A 1991-03-27 1991-03-27 分散型回線端回復方法および装置 Pending JPH04299626A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07170264A (ja) * 1993-12-14 1995-07-04 Nec Corp デジタル通話路網の構成方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07170264A (ja) * 1993-12-14 1995-07-04 Nec Corp デジタル通話路網の構成方式

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