JPH04299279A - X線検出器試験装置 - Google Patents

X線検出器試験装置

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JPH04299279A
JPH04299279A JP6363891A JP6363891A JPH04299279A JP H04299279 A JPH04299279 A JP H04299279A JP 6363891 A JP6363891 A JP 6363891A JP 6363891 A JP6363891 A JP 6363891A JP H04299279 A JPH04299279 A JP H04299279A
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JP
Japan
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random number
pulse
ray
ray detector
generator
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Pending
Application number
JP6363891A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Adachi
晋 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線検出器の検出回路
を試験するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線検出器には、X線を受けるX線検出
部と、X線を受けたX線検出部が生成するパルスをカウ
ントする検出回路が含まれるが、従来、検出回路が正常
に作動するかどうかを試験するために、模擬X線パルス
発生回路が使用されている。これは、X線が入射したと
きにX線検出部が生成するパルスと同じ形のパルスを発
生させるものであり、これを検出回路に入力し、検出回
路がパルス数を正しくカウントしたり近接するパルスを
分別することができるか否か等を試験するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の模擬X線パルス
発生回路は、一定の周期でパルスを発生するものであっ
た。しかし、実際に測定するX線では、通常、各フォト
ンが一定の周期で発生することはあり得ず、フォトンは
X線検出器にはランダムに入射してくる。従って、従来
の模擬X線パルス発生回路では検出回路の実際の動作条
件をシミュレートした試験を行なうことができなかった
。本発明は上記課題を解決するために成されたものであ
り、その目的とするところはX線検出器の実際の動作条
件に近い状態でその検出回路の動作試験を行なうことの
できる試験装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るX線検出器
試験装置は、所定範囲内の一様乱数を一定周期で発生す
る乱数発生手段と、上記所定範囲内の所定の値を発生す
る閾値発生手段と、乱数発生手段の発生する乱数と閾値
発生手段の発生する所定値とを比較し、乱数が所定値以
上であるとき、又は、乱数が所定値以下であるときに、
生成信号を発生する比較手段と、比較手段が生成信号を
発生したときに模擬X線パルスを発生するパルス発生手
段とを備えることを特徴とする。
【0005】
【作用】ある一定の時間を定めたとき、その時間内にX
線検出器に到着するX線フォトンの個数はポアソン分布
に従うことが知られている。上記の閾値発生手段の発生
する所定値を所定範囲の上限又は下限に近い値にするこ
とにより、比較手段の発生する生成信号の生起分布をほ
ぼポアソン分布にすることができる。従って、パルス発
生手段から発生する模擬X線パルスもほぼポアソン分布
に近似した生起確率となり、実際のX線の発生状況をほ
ぼシミュレートしたものとなる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるX線検出器試
験装置の構成を示すブロック図である。本試験装置は、
8ビット乱数発生器10、8ビットスイッチアレイ11
、コンパレータ12、それに擬似X線パルス発生器13
の4つのブロックにより構成される。乱数発生器10と
スイッチアレイ11はコンパレータ12の入力に接続さ
れ、コンパレータ12の出力はパルス発生器13に入力
される。
【0007】8ビット乱数発生器10は、一定時間毎に
8ビットの各ビットについて、ランダムに信号を発生し
又は発生しない回路であり、結局、0から255の間の
値を有する一様乱数RNDを発生する回路である。8ビ
ットスイッチアレイ11は、8ビットの各ビットについ
て独立に信号を出力し又は出力しないように設定するこ
とのできる回路であり、結局、0から255の間のある
一定の値(閾値)REFを出力する回路である。コンパ
レータ12は、乱数発生器10の発生する値RNDとス
イッチアレイ11の出力する閾値REFとを比較し、乱
数値RNDが閾値REFよりも小さいとき(RND≦R
EF又はRND<REF)のみ矩形パルス14(上記の
生成信号に相当)を発生する。この矩形パルス14を受
けた擬似X線パルス発生器13は、矩形パルス14の立
ち上がりに同期して擬似X線パルス15を発生する。こ
の擬似X線パルス15をX線検出器の検出回路に入力す
ることにより、検出回路の動作試験を行なうのである。
【0008】ここで、この試験装置の発生する擬似X線
パルスの生起がポアソン分布に従うことを説明する。コ
ンパレータ12に1個の乱数RNDが入ったとき、それ
が閾値REFよりも小さい(RND≦REF又はRND
<REF)確率pは、RNDが0から255の間の一様
乱数であるため、p=REF/256である。ある一定
の期間をとり、その間に乱数がn個発生するとすると、
その間にコンパレータ12がr個の矩形パルスを出力す
る確率Pb(r)は、Pb(r)=[n!/{r!・(
n−r)!}]pr(1−p)n−r である。これは二項分布であるが、二項分布は、p→0
、n→∞、p・n→λとしたときにポアソン分布Pp(
r)=(λr/r!)・exp(−λ)になることが知
られている。従って、スイッチアレイ11により閾値R
EFを小さい値に設定しておき(すなわち、pを0に近
づける)、乱数発生器10の発生する乱数の個数nを非
常に多くする(あるいは、発生間隔を非常に短くする)
ことにより、本試験装置の発生する擬似X線パルスの発
生確率はほぼポアソン分布に従うようになる。なお、上
記実施例ではコンパレータ12におけるパルス発生基準
をRND≦REFとしたが、逆にRND≧REFとし、
REFを大きい値に設定しても全く同様である。
【0009】
【発明の効果】本発明による試験装置では、ほぼポアソ
ン分布に従った擬似X線パルスを発生することができる
ため、実際に近い条件でX線検出器の検出回路の動作試
験を行なうことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例である試験装置の構成を
示すブロック図。
【符号の説明】
10…8ビット一様乱数発生器 11…8ビットスイッチアレイ(閾値発生器)12…コ
ンパレータ 13…擬似X線パルス発生器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定範囲内の一様乱数を一定周期で発
    生する乱数発生手段と、上記所定範囲内の所定の値を発
    生する閾値発生手段と、乱数発生手段の発生する乱数と
    閾値発生手段の発生する所定値とを比較し、乱数が所定
    値以上であるとき、又は、乱数が所定値以下であるとき
    に、生成信号を発生する比較手段と、比較手段が生成信
    号を発生したときに模擬X線パルスを発生するパルス発
    生手段とを備えることを特徴とするX線検出器試験装置
JP6363891A 1991-03-28 1991-03-28 X線検出器試験装置 Pending JPH04299279A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001074844A (ja) * 1999-09-01 2001-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ポケット線量計
EP1088516A2 (en) * 1999-08-19 2001-04-04 General Electric Company Apparatus and method for detecting defects in a multi-channel scan driver
JP2006304839A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Shimadzu Corp 光または放射線撮像装置
WO2009116176A1 (ja) * 2008-03-21 2009-09-24 株式会社島津製作所 擬似パルス生成器

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