JPH04236378A - 論理装置を試験する方法および装置 - Google Patents

論理装置を試験する方法および装置

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JPH04236378A
JPH04236378A JP3133342A JP13334291A JPH04236378A JP H04236378 A JPH04236378 A JP H04236378A JP 3133342 A JP3133342 A JP 3133342A JP 13334291 A JP13334291 A JP 13334291A JP H04236378 A JPH04236378 A JP H04236378A
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Ulrich Diebold
ウルリッヒ・ディーボルト
Joachim Riegler
ヨアチム・リーグレル
Peter Rost
ペテル・ロスト
Manfred Schmidt
マンフレッド・シュミット
Otto Torreiter
オット・トルライテル
Peter Verwegen
ペテル・ベルベーゲン
Dawn Weiland
ダウン・バイランド
Dieter Wendel
ディーテル・ベンデル
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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3183Generation of test inputs, e.g. test vectors, patterns or sequences
    • G01R31/318385Random or pseudo-random test pattern
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/26Functional testing
    • G06F11/27Built-in tests

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  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大規模集積回路(VL
SI)装置中で実施される複雑な組合せおよび順序の論
理回路を試験する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその課題】VLSI装置のどこかで
誤りが発生すると、その影響は、装置の試験可能な出力
に到達するまでに多数のゲートを伝播する。レベル・セ
ンシティブ・スキャン・デザイン(LSSD)規則は、
このような伝播により引き起こされるテストの複雑さを
除去するために考案されたものである。この規則は、第
14回デザイン・オートメーション・カンファランスの
プロシーディングのページ462−468に“LSI試
験可能性のための論理設計構造”と題する論文の中に、
E.B.Eichelbergerと、T.W.Wil
liamsとにより始めて示されたものであり、それに
よれば論理回路はクロック構造とされ、また、論理回路
のすべての入力および出力を共に接続して一連のシフト
レジスタ・スキャンパスが形成される。図1にこのよう
な原理を用いて構成した簡単なテスタを示す。テストユ
ニット40は、テストパターン・データを格納するため
のメモリ42と、被試験装置の応答をシミュレートする
ための手段44と、被試験装置にテストパターンを供給
するための手段46とを備えている。ユニット40で発
生される試験信号は従って被試験装置10に、シフトレ
ジスタを形成するために共に接続された装置の入力30
を用いて与えられる。入力値は、図中の点線で示される
接続を用いてユニット40からシフトレジスタを通じて
クロックに同期して入力される。入力値をクロックに同
期して被試験論理回路15を通過させることによって試
験が行われた後、結果は、シフトレジスタを形成するた
めにやはり共に接続された出力ラッチ20に現れる。こ
れらの出力値はクロックに同期してシフトレジスタから
コンパレータ50に出力される。このコンパレータは、
得られた結果をシミュレーションにより期待される結果
と比較し、比較の結果、差があった場合には、被試験装
置10における誤りの存在を示す信号を出力する。
【0003】論理テストパターンを発生するための従来
の方法は、“確定格納パターン試験”(DSPT)とし
て知られている。この方法では、確定したアルゴリズム
がパターンを生成するために用いられ、このパターンは
スタック・アット誤り(すなわち、ゲートがその出力を
入力に応答して変化させないという誤り。ただし、検出
されるのはこの誤りに限定されるものではない。)を含
む特定の論理誤りの検出を保証するものである。各テス
トパターンおよびそれに対する期待される出力応答は、
信号値の圧縮されないベクトルとしてテスタの中に格納
されるので、大容量のメモリが必要となる。回路が複雑
になるほど、回路中のゲートの数が増加するとスタック
・アット誤りは劇的に多くなることがすでに示されてい
る。そのことは、回路を試験するために必要なテストパ
ターンの数も大幅に増加することを暗に意味している。 従って、回路を試験するのに必要な時間が長くなり、す
べての試験ベクトルを格納するためのメモリの容量も増
加する。
【0004】テストパターンを発生するために必要な時
間を短縮し、発生されたパターンを格納するためのメモ
リの容量を減らすために、いわゆる自己試験方法が開発
された。この方法では、疑似ランダムパターン発生器、
および装置に実際に組み込まれた応答圧縮構造を用いる
。このような構造を用い、試験に必要なエレメントを直
接、被試験装置に配置することにより、テストパターン
を発生するために必要なコンピュータの時間を削減する
ことができる。この方法により、極めて多数のテストパ
ターンを、リーズナブルな時間で装置に与えることが可
能となる。Konemann,Mucha、ならびにZ
weiehoffによる2つの論文、“組み込み論理ブ
ロック観察技術”(1979、IEEEテスト・カンフ
ァランス、ページ37−40、Cherry  Hil
l、NJ、1979年10月)および“複雑なディジタ
ル集積回路のための組み込み試験”(IEEE  固体
回路ジャーナル、SC−15巻、3号、ページ315−
319、1980年6月)には、線形帰還シフトレジス
タ(LFSR)と呼ばれるシフトレジスタ・スキャンパ
スの改良について開示されており、それは入力信号発生
器および/または出力データ圧縮回路として用いること
ができよう。
【0005】特別の自己試験アーキテクチャーがSTU
MPS法として知られている。STUMPSは、MIS
R(マルチ入力シグナチャレジスタ)および並列SRS
G(シフトレジスタ.シーケンス発生器)を用いた自己
試験の略である。この方法の基本原理はよく知られてお
り、いくつかのドキュメントに示されている(例えば、
欧州特許第108,256号明細書、米国特許第519
,078号明細書、米国特許第713,605号明細書
、米国特許第4,910,735号明細書、あるいはB
.I.DERBISOLGLU“疑似ランダム試験のた
めのスキャンパス・アーキテクチャ”(IEEEコンピ
ュータの設計と試験、1989年8月、ページ32−4
8))。STUMPSによって試験データの格納容量を
大幅に低減できるが、試験の質は高くない。BASSE
T他の論文“高密度論理コンポーネントのローコスト試
験”(IEEEコンピュータの設計と試験、1990年
4月、ページ15−27)には、STUMPSでは、チ
ップの代表的断面において、90%程度の誤り検出しか
期待できないと報告されている。この論文にはまた、S
TUMPSとDPSTとの組み合せによって、誤り検出
率を高めることができると結論されている。しかし、最
後の5〜10%の誤り(いわゆる自己試験エスケープ)
を検出するために、経験的には、DPSTテストパター
ン全体の50〜70%のテストパターンを発生しなけれ
ばならない。
【0006】これにかわってBASSETT他は、重み
付けランダムパターン試験(WRPT)を用いている。 そこでは、LFSRパターン発生器の設計は、各テスト
パターンの入力ビットに対する論理“1”および論理“
0”の分布が可変であるように変更されている。この方
法では、必要に応じて、1または0のいずれかの確率を
より大きくするよう、ラッチの入力に選択的にバイアス
がかけられる。誤り検出率はSTUMPSより大きく改
善されるが、テストパターンを発生するために実質的に
一層、複雑なハードウェアが必要となる。WAICUK
AUSKIによる“重み付けランダム・テストパターン
を発生するための方法”と題する論文(IBM研究開発
ジャーナル、第33巻、2号、1989年3月、ページ
149−161)には、様々なWRPTパターンを発生
する方法が示されている。しかし、得られた結果によれ
ば、誤り検出率は94−99%であり、そのため、全誤
りの99.9%を検出するためには、格納されたテスト
パターンの50%程度を用いて、確定パターン試験を行
わなければならない。
【0007】従来の技術で、入力パターンを発生し、同
時に出力される結果を圧縮するためにLSFR回路を用
いることを開示したものはない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、装置の
論理を試験するために用いることができる方法およびテ
ストパターン発生器を与えることである。テストパター
ンを発生するために用いられる手段は、複雑なハードウ
ェアも個々のテストパターンを格納するための大規模の
メモリスペースも必要としない。
【0009】テストパターン発生器は直接、チップ上に
組み込むことができ、また一つの装置として組み立てる
こともできる。チップ上に組み込まれた場合には、素子
の自己試験に用いることができ、一層有用である。
【0010】本発明はこのような目的を達成するため、
簡単なLFSRを用い、その出力は被試験装置の入力を
形成する一連のシフトレジスタのスキャンパスに入力す
る。LFSRには最初、一連の初期値、すなわちシード
、が入力され、そのシードにより被試験装置の特定の入
力ラッチに必要なデータ値がクロックに同期して入力さ
れる。論理装置のすべてのゲートが確実に試験されるよ
うにするため、すべてのシードは小さいメモリに格納さ
れる。
【0011】
【実施例】図2は被試験装置の内部論理回路を示す図で
あり、これによって発明の背後の基本原理を理解できる
。装置は、入力ラッチ100a〜nと出力ラッチ140
a,140bとの間に接続された多数の論理ゲート11
0a〜f,120a〜c,130a〜hを備えている。 なお、これは単に説明のための一例であり、実際の被試
験装置は、さらに多くの入力ポートおよび出力ポート、
ならびにこれらのポートの間に接続されたさらに多くの
論理ゲートを備えていよう。入力ラッチおよび出力ラッ
チはそれぞれ、共に接続されて図の点線で示すスキャン
パスを形成している。ここで、装置の論理回路における
入力ラッチ100から出力ラッチ140に至る経路につ
いて見ると、入力ラッチ100a〜100hの値が14
0aに出力される応答に影響することが分かる。同時に
、入力ラッチ100e〜100nの値は出力140bに
おける結果に影響する。このことは、ラッチ100a〜
100hから出力ラッチ140aに至るものと、入力ラ
ッチ100e〜100nから出力ラッチ140bに至る
2つのコーンを定義できることを意味する。これらのコ
ーンは、図中、破線によって示されている。また、2つ
のコーンはオーバーラップし、論理ゲート120a〜c
は両方のコーンに入っている。このことは、コーン1の
すべての論理ゲートが試験され、誤りがなかった場合、
原理的には、コーン1に含まれないコーン2のゲートの
みを試験すればよく、それによって回路(すなわち、ゲ
ート130a〜h)の試験は完了することを意味する。 さらに、コーン2を試験するとき、試験された論理ゲー
ト120cの出力は、試験されていない論理ゲート13
0fの入力に接続されているので、ラッチ100e〜h
に設定されるビットの値を無視することはできない。し
かし、ラッチ100a〜dに設定されたビットの値は、
コーン2のラッチの試験には関係がない。このことは、
論理ゲートを試験するために、3種類の異なるタイプの
ビットが定義でき、ラッチ100a〜nに設定されると
いうことを意味する。すなわち、試験関連ビット位置(
表1にはRで示す)であり、コーンの試験のために特定
の値を取らなければならないものと、サポートネット.
ビット位置(表1にはAで示す)であり、コーンの試験
のために複数の特定値のうちの一つをとらなければなら
ないものと、無関係ビット位置(表1にはXで示す)で
あり、コーンの試験には重要でないものとの3種類であ
る。表1に、図2の論理ネットワークを完全に試験する
ために必要な3つの異なる試験手順を示す。
【0012】                          
         表1ラッチ100への      
コーン1        重複部          
  コーン2ネットワーク入力      abcd 
       efgh        ijklmn
手順  A):        コーン1およびコーン
2に共通にネットワークを試験する         
             AAAA        
RRRR        AAAAAA       
               ‥‥‥‥      
  ‥‥‥‥        ‥‥‥‥‥‥手順  B
):        コーン1およびコーン2のネット
ワークを試験する                 
     RRRR        AAAA    
    RRRRRR               
       ‥‥‥‥        ‥‥‥‥  
      ‥‥‥‥‥‥手順  C):      
  コーン2のネットワークを試験する       
               XXXX      
  AAAA        RRRRRR     
                 ‥‥‥‥    
    ‥‥‥‥        ‥‥‥‥‥‥フラグ
の意味:   R:試験関連ビット位置  −  選択不可  A
:サポートネット入力  −  選択可  X:無関係
ビット位置  −  任意の値手順Aでは、ラッチ10
0e〜hの値のみが、コーン重複部の論理ゲート120
a〜cの試験のために重要である。試験手順においては
、1と0のすべての組み合せがラッチ100e〜hに設
定され、論理ゲート120a〜cはすべての条件のもと
で試験される。ラッチ100a〜dに格納されるビット
とラッチ100i〜nに格納されるビットとは、出力ゲ
ート140a,140bで意味のある出力が得られなけ
ればならないという点でのみ関係がある。手順Bでは、
個々のコーンのゲートが試験されるが、重複部のゲート
は試験されない(すなわち、ゲート110a〜fおよび
130a〜hは試験され、ゲート120a〜cは試験さ
れない)。このことは、ラッチ100a〜d,100i
〜nに設定されたビットの値は、試験に関連していて、
1と0とのすべての可能な組み合せを通して循環される
が、ラッチ100e〜hはサポートネット入力であるこ
とを意味する。最後に手順Cでは、コーン2の論理ゲー
ト130a〜hだけが試験される。ラッチ100j〜n
はこの場合にも試験に関連しており、すべての可能な組
み合せが試験されるが、ラッチ100f〜hのビットは
サポートネットビットである。しかし、この場合にはラ
ッチ100a〜dのビットの値は試験結果に無関係であ
る。従って、装置の論理ゲートの試験に用いられる大多
数のテストパターンは、冗長であることが分かる。なぜ
なら、それらは回路の誤りに関して何も新しい情報を生
まないからである。
【0013】試験関連ビットのアイデアは、LFSRに
おいて論理回路を試験するためのテストパターンを発生
させるために利用できる。これをどのように行うかを示
すため、まず最初にLFSRを用いたパターン発生法に
ついてレビューする。図3に簡略化したLFSR200
を示す。このLFSRは、スキャンパス210をクロッ
クに同期して伝送される出力205を生成する3つのラ
ッチ200a〜cを備えている。ラッチ200aの出力
はXORゲート202およびラッチ200bの両方に接
続されている。ラッチ200cの出力は、出力205に
(従って、スキャンパス210に)、そしてXORゲー
ト202にも接続されている。データがLFSRをクロ
ックに同期して伝送されるとき(200aの値が200
bに配置され、200bの値が200cに配置され、2
00cの値がスキャンパスに伝送されることを意味する
)、200aの新しい値は、200aの以前の値と20
0cの以前の値とに対するXOR操作の結果となる。 LFSR200のラッチ200a〜cに対して適切な初
期値を選択することによって、スキャンパスにおいて可
能な範囲でいかなるビットの組み合せも発生できる。図
3に、LFSR200にロードされた初期値100がい
かにスキャンパス210において一連の0と1を発生す
るかを示す。
【0014】ここで、図3のような疑似ランダム・テス
トパターンを発生する代りに、スキャンパスのラッチ2
10のいくつかに格納されるビットが固定であるテスト
パターンを発生させるとする。これらのビットは上述し
た試験関連ビット位置を表す。図4に、ラッチ310c
,310eに格納されるビットがそれぞれ1および0に
セットされるシミュレーション・スキャンパス310を
示す。他のラッチに格納されるビットの値は無関係であ
る。計算のため、LFSR300のラッチ300a〜c
の値が任意にそれぞれa,b,cとセットされたとする
と、ビットをシミュレーション・スキャンパス310か
らLFSR300にクロックバックさせてLFSR30
0に対する最初のシード値を得ることができ、その値を
後で、必要な値を持つ試験関連ビット位置によって必要
なテストパターンを発生させるために用いることができ
る。シミュレーションとして行うこのクロックバックの
手順を図4に種々のステップにより示す。なお、クロッ
クバックは実際の装置で起こるものではない。
【0015】最初のステップでは、ラッチ310b〜g
に格納された値はすべて1ラッチ分左にシフトされる。 ラッチ310gに以前格納されていた値は現在はラッチ
310fに格納されており、ラッチ310fの値は今は
310eに格納されている。他のラッチについても同様
である。ラッチ310aに格納されていた値は試験に関
連しないビットであるため、それは無視され、従って、
ラッチ300cは、ラッチ300a,300bに以前格
納されていた値に対するゲート302によるXOR操作
の結果を受け取ることになる。実際、この段階でスキャ
ンパス310からLFSR300には試験関連ビット値
はクロックバックされないので、ラッチ300cに格納
された値は純粋に任意であり、簡単のため、それを“a
”と定義する。次のステップでは、ラッチ310b〜g
に格納された値は再び1ラッチ分左に移動される。 ラッチ310aに格納された値は今は試験関連ビットで
あり、その値は1である。それはLFSR300のラッ
チ300cに送られる。このステップでラッチ300c
に格納されるべき値は、XORゲート302で行われる
XOR操作の結果であり、すなわちb+cである。従っ
て、このXOR操作の結果は1であると定義できる。ス
テップ3およびステップ4では、ラッチ310aに格納
された値は、試験に関連しないビットであり、そのため
、ラッチ300cに格納された値はいなかる値もとる必
要がなく、従ってその値はラッチ300a,300bに
格納された値に対するXOR操作の結果である。ステッ
プ5ではしかし、ラッチ300cにはラッチ310aか
らビット0が入力される。このことは、ラッチ300a
は以前は値1を格納し、ラッチ300bは値a+bを格
納していたので、XOR操作の結果を1+(a+c)に
定義する。最後の2つの値は試験に関連しないビットで
あるが、シミュレーションはさらに2つのステップ、す
なわちステップ6,7と続く。しかし、これらのステッ
プは、LFSRが完全なテストパターンを発生するとき
、LFSRが、スキャンパス310のラッチ310a〜
gに対して既知の値のビットを生成すること、および正
しい位置に試験関連ビットを生成することを保証するた
めに必要である。この操作の結果は最後のステップ7に
よって知ることができ、ラッチ310aは0を、ラッチ
300bは値aを、ラッチ300cはa+1を格納して
いるはずである。aは値0または1をとるので、このこ
とは2つのシード(001あるいは010)が必要なテ
ストパターンを発生することを意味する。図5に、シー
ドを010とした場合のテストパターンの発生を示す。
【0016】もちろん実際の試験では、スキャンパスが
7つのラッチだけしか含まず、その2つの値だけが試験
に関連し、従ってそれらの値が固定されているというこ
とはない。しかしLFSRの規模を拡大し、XORゲー
トに接続するためのフィードバック経路を適切に選ぶこ
とによって、必要とするいかなるパターンも発生するこ
とが可能となる。LFSRに与えるシードだけを格納す
ればよいので、このテストパターン発生システムを実現
するために必要なメモリの容量は、決められたすべての
パターンを直接格納する場合より、大幅に小さいものと
なる。
【0017】以上説明したテストパターン発生器は、チ
ップに直接組み込んで、装置の迅速な自己試験を行える
ようにしてもよく、また、試験装置に組み込んで、被試
験装置をそれに取り付けるようにしてもよい。メモリの
スペースをさらに減らし、試験処理を高速化するには、
出力される試験結果を、J.L.CARTERによる論
文“VLSI回路のための改良されたシグナチャ試験”
(IBM技術開示公報、第26巻、3A号、1983年
8月、ページ965−967)に示されているよく知ら
れたマルチ入力シグナチャ・レジスタ(MISR)など
の方法によってさらに圧縮すればよい。
【0018】
【発明の効果】本発明により、複雑なハードウェアも個
々のテストパターンを格納するための大規模のメモリス
ペースも必要としない論理回路試験方法およびテストパ
ターン発生器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置を試験する基本的な方法を示す図である。
【図2】被試験装置の一例を示す図であり、入力ゲート
と出力ゲートとの間に接続された論理ゲートを示す。
【図3】簡単な線形フィードバック・シフトレジスタを
示す図である。
【図4】シードの発生の一例を示す図である。
【図5】シードの発生の一例を示す図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理装置(10)を試験する装置であって
    、論理装置(10)を試験するためのテストパターンを
    発生する手段(40)と、論理装置(10)に初期テス
    トパターンをロードする装置入力(30)と、論理装置
    (10)からの結果を出力する装置出力(20)と、論
    理装置からの出力結果を期待される結果と比較する手段
    (50)と、前記論理装置の試験が終了したかどうかを
    示す信号を出力する手段とを備えた試験装置において、
    テストパターンを発生する前記手段(40)は、前記装
    置入力(30)のあるものに対して特定のビット値を生
    成し、前記装置入力(30)の他のものに対して疑似ラ
    ンダムビット値を生成することを特徴とする論理装置(
    10)を試験する試験装置。
  2. 【請求項2】テストパターンを発生するための前記手段
    (40)は、線形フィードバック・シフトレジスタ(3
    00)を備えたことを特徴とする請求項1記載の論理装
    置(10)を試験する試験装置。
  3. 【請求項3】予め計算された初期値(シード)が前記線
    形フィードバック・シフトレジスタ(300)に入力さ
    れることを特徴とする請求項2記載の論理装置を試験す
    る試験装置。
  4. 【請求項4】前記装置入力(30)は共に接続されてシ
    フトレジスタ・スキャンパスを形成し、このシフトレジ
    スタ・スキャンパスはさらに、前記論理装置(10)を
    試験するためのテストパターンを発生する前記手段(4
    0)に接続されていることを特徴とする請求項1記載の
    論理装置(10)を試験する試験装置。
  5. 【請求項5】前記装置出力(20)は共に接続されてシ
    フトレジスタ・スキャンパスを形成し、このシフトレジ
    スタ・スキャンパスはさらに、論理装置からの出力結果
    を期待される結果と比較するための手段(50)に接続
    されていることを特徴とする請求項1記載の論理装置(
    10)を試験する試験装置。
  6. 【請求項6】論理装置からの出力結果を期待される結果
    と比較するための手段(50)は、比較を行う前にデー
    タを圧縮する手段を含むことを特徴とする請求項5記載
    の論理装置(10)を試験する試験装置。
  7. 【請求項7】前記装置出力(20)および論理装置から
    の出力結果を期待される結果と比較するための手段(5
    0)は、共にマルチ入力シグナチャ・レジスタを形成す
    ることを特徴とする請求項6記載の論理装置(10)を
    試験する試験装置。
  8. 【請求項8】前記装置は、前記論理装置(10)が取り
    付けられる論理装置試験装置の一部であることを特徴と
    する請求項1〜7のいずれかに記載の論理装置(10)
    を試験する試験装置。
  9. 【請求項9】前記装置は、前記論理装置(10)が構成
    されるチップに組み込まれ、前記論理装置(10)の自
    己試験のために用いられることを特徴とする請求項1〜
    7のいずれかに記載の論理装置(10)を試験する試験
    装置。
  10. 【請求項10】論理装置(10)を試験する方法であっ
    て、テストパターンを発生し、前記論理装置(10)を
    通じてテストパターンをクロックに同期して伝送し、チ
    ップによって出力される結果を期待される結果と比較し
    、差が見つかったかどうかを示す信号を出力する試験方
    法において、テストパターンを発生する前記方法は、ど
    の装置入力(30)が所望の論理ゲートに関連している
    かを計算することを含み、前記装置入力(30)に所望
    のビット値を与えるためにテストパターンを計算するこ
    とを特徴とする論理装置(10)を試験する試験方法。
  11. 【請求項11】前記テストパターンを発生するための前
    記方法は、所望のテストパターンを生成するために、線
    形フィードバック・シフトレジスタで用いるシードを発
    生することを含むことを特徴とする請求項10記載の論
    理装置(10)を試験する試験方法。
  12. 【請求項12】チップによって出力される結果を期待さ
    れる結果と比較するための前記方法、および差が見つか
    ったかどうかを示す信号を出力する前記方法は、出力結
    果を圧縮すること、および前記圧縮結果を、圧縮された
    前記期待される結果と比較することを含むことを特徴と
    する請求項10記載の論理装置(10)を試験する試験
    方法。
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