JPH0429796A - 海産生物水槽に於ける色度除去を中心とした海水の再生方法 - Google Patents

海産生物水槽に於ける色度除去を中心とした海水の再生方法

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JPH0429796A
JPH0429796A JP13668690A JP13668690A JPH0429796A JP H0429796 A JPH0429796 A JP H0429796A JP 13668690 A JP13668690 A JP 13668690A JP 13668690 A JP13668690 A JP 13668690A JP H0429796 A JPH0429796 A JP H0429796A
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Kazushi Nagama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 物の飼育、生体貯蔵、養殖等する水槽、例えば水族館、
生簀、その他の水槽等に充填されている海水の緑褐色等
変性に対する色度除去を中心とした海水の再生方法に間
するものであ る。
「従来の技術並びにその¥sB」 従来この種海産生物の水槽に於て、海水を長朋間使用す
ると変性状況が発生する。
即ち、水槽内の海水が褐色化若しくは緑褐色化し、見栄
えが悪くなり、殊に水族館では、美しく観賞する趣旨、
並びに海産生物の観察にも弊害となる。また生簀(陸上
に於ける生簀、以下間し)では、美磐が損なわれ、結果
的に、顧客の食欲か損なわれたり、またそれによる経済
的な損失も少なくないものである。
そこで、前記海水の変性状況に対する処置方法として、
例えば、水族館、生簀又はその他の水槽等(以下、代表
例とし・て水槽で、説明する。)では、通常海水の取り
替え作循が施され、−船釣には、−日に水槽中の海水の
ほぼ1割程度を交換する方法が採用されている。
また一部、例えば小規模の水槽では、活性炭吸着による
色度除去方法(以下、単ζこ活性吹吸着色方法とする。
)が採用されている。
しかし・ながら、この活性炭吸着色度方法は、ランニン
グコストが嵩む二とから、大型の水櫂には不向きである
こと、また海水中のミネラル分まで除去してしまい、結
果海水としての機能が損なわれること。更にp)(アッ
プにより、匂の活力の低下及び体色の黒化、又はトH紋
化、抗病性の低下等の弊害があること。
等の課題があり、現実にそぐわない処である。
尚、海水の再利用方法として、次のような技術文献が挙
げられろ。
即ち、特公平1−38555号の魚■飼育水槽における
殺菌方法、特開平60−255197号の水の浄化と活
性化を行う装置、その他特開平58−84095号の潅
水浄化剤、特開平!56−26587号の残留塩零の安
定化法、特開平62−27094号の残留有効塩素を除
去する方法等である。
し・かしながら、これらの技術文献の発明は、殺菌処理
を目的とする処から、本発明とは、その趣旨を異にする
「課題を解決するために手段」 そこで、本発明は、簡単で、かつ取り扱いが容易で、 
し・かもランニングコストがかからない色度除去ができ
る方法にする為に、海産生物の水槽より所定量の海水を
反発槽に導き、この反応槽に導入された海水に次亜塩素
酸ソーダー又はざらし粉を注入するとともに、この反応
槽ごこ於て所定時間内の撹拌並びに反応処理を施して色
度除去処理を成す。
続いて、この処理された残留塩素を含む処理海水を、亜
炭基に導き、この亜炭を介しての還元中和により、余剰
の残留塩素を除去する。
このようにして、色度除去処理された清澄海水を、前記
水槽にリターンする構造の海水の色度除去方法である。
また残留塩素を化学的処理を施すことなく、有機質処理
を施して、二次公害並びに生簀等の海水にも対応できる
処理方法とする為に、次亜塩素酸ソーダー又はさらし粉
により処理された残留塩素を含む処理海水を、亜炭基に
導き、この亜炭基の亜炭を介しての還元中和により、余
剰の残留塩素を除去する方法を採用する構成である。
更にまた本発明は、水槽を有効に利用して、段4a費の
軽減と、施設の有効利用を図る為に、水槽より海産生物
を取り出すとともに、この水槽の海水中に次亜塩素酸ソ
ーダー又はさらし粉を注入し・、所定時間内に於ける撹
拌並ひに反応処理を施し・て色度除去処理する。
続いて、この処理された残留塩素を含む処理海水を、亜
炭基に導き、この亜炭を介しての還元中和により、余剰
の残留塩素を除去し・で、清澄潅水を生成する。
その後、清澄海水を、前記亜炭基より水槽にリターンす
る方γ去である。
「作用」 次に本発明の詳細な説明する。
先ず連続循環方式では、海水生物の水槽よりポンプアッ
プして所定量の海水を開放型又は密閉型(以下、単に開
放型とする。)の反応槽に導き、この反応槽に導入され
た海水に。
次亜塩!!酸ソーダーを2〜6ppm注入し、所定時間
内に於ける攪拌翼による攪拌、並びに反応処理を施し・
て色度除去処理する。 この反応処理時間は1〜2時間
程度がよい。
続いて、この処理された残留塩素を含む処理海水を、配
管を介して開放型又は密閉型(以下、単に開放型とする
。)であって、例えばアンダーフロー又はオーバーフロ
一方式(以下、単にアンダーフロ一方式とする。)の亜
炭基に導き、二〇曲炭塔の亜炭との十分な接触又(ま透
過による還元中f[lを介し・て余剰の残留塩素を除去
する。
このようにして、色度除去処理された清澄海水を、前記
水槽に配管を介してリターンずろ循環処理である。
またハツチ方式では、先ず水槽より海産生物を取り出す
続いて、この水槽に充填されている海水中に次亜塩素酸
ソーダーを2〜6ppm注入し、所定時間内に於ける攪
拌翼による攪拌、並ひに反応処理を施して色度除去する
。この反応処理時間は1〜2時閘程度がよい。
続いて、この処理された残留塩素を含む処理導水を、配
管を介し・て開放型であって、アンダーフロ一方式の亜
炭基に導き、この亜炭基の亜炭との十分な接触又はf!
過による還元中和を介して余剰の残留塩素を除去する。
このようにして、色度除去処理された清澄海水を、前記
水槽に配管を介してリターンする。
その?′&清澄濯水中に、海産生物を戻す方式以下本発
明の一実施例を説明する。
先ず連続循環方式である。
海産生物の水槽よりポンプを備えた配管を介し・て所定
量の海水を、開放型の反応槽に導き、この反応槽に導入
された海水に、次亜塩素酸ソーダー槽より次亜塩素酸ソ
ーダー4ppmを注入腰 所定時間1時間をかけ、しか
も攪拌翼により万遍なく攪拌混合する過程を介して反応
処理を施し、前記海水の色度除去処理する。
尚、前記次亜塩素酸ソーダーに習え、さらし粉でも可能
である(以下間し)。
続いて、この処理された残留塩素を含む処理海水を、配
管を介して開放型であって、アンダーフロ一方式の亜炭
塔に導き、この亜炭塔に充填されている亜炭との十分な
接触又は透過による還元中和により、余剰の残留塩素を
除去する。
この還元中和する処理時間は、反応槽よりの導入残留塩
素を含む処理海水の供給スピードに対応する。
このようにして、色度除去並された清澄海水を、前記水
槽に配管を介してリターンするように構成した。
次にバッチ方式である。
この例では、水槽より飼育する海産生物を、例えは、予
備の水槽に移し替える。
続いて、この水槽に充填されている海水中に、次亜塩素
酸ソーダー槽より次亜塩I!;酸ソーダーを4pl)m
注入し、所定時間1時間をかけ、しかも攪拌翼により万
遇なく海水と次亜塩素酸ソーダーとの攪拌混合する過程
を介して反応処理を施し、前記海水の色度除去処理する
続いて、この処理された残留塩素を含む処理海水を、配
管を介して開放型であって、アンダーフロ一方式の亜炭
塔に導き、この亜炭塔に充填されている亜炭との十分な
接触又は透過による還元中和により、余剰の残留塩素を
除去する。
この還元中和に要する処理時間は、反応槽よりの導入残
留塩素を含む処理海水の供給スピードに対応する。
このようにLlて、色度除去された清澄海水を、前記水
槽に配管を介してリターンするように構成した。
そして、この清澄海水中に、海産生物を戻す方法である
「発明の効果」 本発明は、以上で詳述し・た方法であるので、以下の効
果を有する。
(I)本発明は、魚の水槽より所定量の海水を反応槽に
導き、この反応槽に導入された海水に次亜塩素1ノーダ
ー等を注入するとともに、この反応槽に於て所定時間内
の撹拌並びに反応処理を施して色度除去処理を成す。
続いて、この処理された残留塩素を含む処理海水を、亜
炭塔に導き、この亜炭にて還元中和により、余剰の残留
塩素を除去する。
このようにして、色度除去された清澄海水を、前記水ト
こリターンする構造の海水の色度除去を中心とする再生
方法である。
したがって、本方法は、誠に簡単で、かつ収り扱いが容
易で、しかもランニングコストの低減が図れる色度除去
である。また小規模から大規模水槽等の色度除去処理に
は、最も有益である。更に魚の活力への−[響もほぼ皆
葺である。
(II)また本発明は、次亜塩素酸ソーダー等処理され
た残留塩素を含む処理海水を、亜炭塔に導き、この亜炭
塔の亜炭に於ける還元中和により、余剰の残留塩素を除
去する方法を採用する構成である。
よって、残留塩素を化学的処理を施すことなく、有機質
処理を施して、二次公害並びに生簀等の海水にも対応で
きる処理方法である。
また方法に使用する装置のコンパクト化が期待てきる。
(m)更にまた本発明のバッチ方式を採用し、先ず、水
槽より4産生物を取り出すとともに、この水槽の海水中
に次亜塩素酸ソーダー等を注入し、所定時間内に於ける
撹拌並びに反応処理を施して色度除去処理する。
続いて、この処理された残留塩素を含む処理海水を、亜
炭基に導き、この亜炭にて還元中和により、余剰の残留
塩素を除去し、清澄海水を生成し・で、この清澄導水を
水槽にリターンする。
しかる後、この清IIn水に、海産生物を戻す方法であ
る。
よって、水槽を反応槽として有効に利用し。
で、設備費の軽減と、施設の有効利用を図り得るもので
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  魚、蟹、海老、等の海産生物を陸上に於て、飼育、養
    殖若しくは生体貯蔵するに要する海水に、次亜塩素酸ソ
    ーダー又はさらし粉を注入し、所定時間内に於ける撹拌
    並びに反応処理を施した後、この処理された残留塩素を
    含む処理海水を、亜炭にて還元中和処理し、余剰の残留
    塩素を除去することを特徴とする海産生物水槽に於ける
    色度除去を中心とした海水の再生方法。
JP13668690A 1990-05-26 1990-05-26 海産生物水槽に於ける色度除去を中心とした海水の再生方法 Expired - Lifetime JPH0647106B2 (ja)

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