JPH04297967A - バーコードリーダー装置 - Google Patents
バーコードリーダー装置Info
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- JPH04297967A JPH04297967A JP3084564A JP8456491A JPH04297967A JP H04297967 A JPH04297967 A JP H04297967A JP 3084564 A JP3084564 A JP 3084564A JP 8456491 A JP8456491 A JP 8456491A JP H04297967 A JPH04297967 A JP H04297967A
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- JP
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- signal
- barcode
- circuit
- binary signal
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 12
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコードリーダー装
置の改良に関するものである。
置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバーコードリーダー装置は、図5
に示すように光電変換回路10、増幅回路11、比較回
路12及びマイコン13を備え、バーコード20上を走
査することにより得られるバーコード20のデータに基
づき光電変換回路10の発光素子からの光量を受光回路
で受けて得られる受光信号10aを増幅回路11で増幅
し、この増幅されたアナログ波形であるバーコード信号
11aは比較回路12において、所定値以上の電位差の
あったバーコード信号11aのみが選別され二値信号1
2aとしてマイコン13の入力端子13aから入力され
、例えば情報処理機器で取り扱うことができるASCI
Iコードにデコードされていた。
に示すように光電変換回路10、増幅回路11、比較回
路12及びマイコン13を備え、バーコード20上を走
査することにより得られるバーコード20のデータに基
づき光電変換回路10の発光素子からの光量を受光回路
で受けて得られる受光信号10aを増幅回路11で増幅
し、この増幅されたアナログ波形であるバーコード信号
11aは比較回路12において、所定値以上の電位差の
あったバーコード信号11aのみが選別され二値信号1
2aとしてマイコン13の入力端子13aから入力され
、例えば情報処理機器で取り扱うことができるASCI
Iコードにデコードされていた。
【0003】ここで、従来のマイコン13に入力された
二値信号12aの処理を図6に示すフローチヤートに基
づいて説明する。初期化されたマイコン13の入力端子
13aから入力された二値信号12aはホストコンピユ
ーターのデータとして取り入れることが出来るコード(
例えばASCIIコードなど)にデコードされる(S1
0〜S12)。
二値信号12aの処理を図6に示すフローチヤートに基
づいて説明する。初期化されたマイコン13の入力端子
13aから入力された二値信号12aはホストコンピユ
ーターのデータとして取り入れることが出来るコード(
例えばASCIIコードなど)にデコードされる(S1
0〜S12)。
【0004】デコードされたデータはスタート、エンド
、チエックデジット等によりデータの真偽を判定し、適
正なデータであればホストコンピユーターへ送信し、エ
ラーが生じた場合にはホストコンピユーターへは送信さ
れず、何ら補正等の手段に供されずに排除されていた(
S13〜S14)。
、チエックデジット等によりデータの真偽を判定し、適
正なデータであればホストコンピユーターへ送信し、エ
ラーが生じた場合にはホストコンピユーターへは送信さ
れず、何ら補正等の手段に供されずに排除されていた(
S13〜S14)。
【0005】そしてこのようにデータが排除された場合
には、再走査することにより、バーコードのデータを得
ていた。
には、再走査することにより、バーコードのデータを得
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のバーコードリーダー装置では、バーコードの
濃淡や幅の相違、バーコードの走査の仕方が各オペレー
ターによって異なる等さまざまな要因により、正確にデ
ータを読めない場合が多かった。
うな従来のバーコードリーダー装置では、バーコードの
濃淡や幅の相違、バーコードの走査の仕方が各オペレー
ターによって異なる等さまざまな要因により、正確にデ
ータを読めない場合が多かった。
【0007】そのため適正なデータであるにもかかわら
ず増幅回路において所定の電位差を持ったバーコード信
号としてあらわれないため、このバーコード信号は比較
回路において二値信号とした場合にデータとして読まな
い場合が生じていた。
ず増幅回路において所定の電位差を持ったバーコード信
号としてあらわれないため、このバーコード信号は比較
回路において二値信号とした場合にデータとして読まな
い場合が生じていた。
【0008】上記問題に鑑みて本発明はなされたもので
、増幅回路で得られたバーコード信号の極大値と極小値
の電位差の最小値を検出し、この検出された最小値が所
定電圧値以上の時は比較回路からの二値信号をデコード
のデータとし、この検出された最小値が所定電圧値未満
の時は、マイコンが増幅回路からのバーコード信号に基
づいてしきい値を算出し、このしきい値の値に基づいて
変換二値信号を作成してデコードのデータとするバーコ
ードリーダー装置を提供することを目的とするものであ
る。
、増幅回路で得られたバーコード信号の極大値と極小値
の電位差の最小値を検出し、この検出された最小値が所
定電圧値以上の時は比較回路からの二値信号をデコード
のデータとし、この検出された最小値が所定電圧値未満
の時は、マイコンが増幅回路からのバーコード信号に基
づいてしきい値を算出し、このしきい値の値に基づいて
変換二値信号を作成してデコードのデータとするバーコ
ードリーダー装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、バーコード上へ光を発光する発光手段と、
バーコード上を走査してバーコードより反射された前記
光を受光し受光信号に変換する受光手段とからなる光電
変換回路と、前記受光信号を増幅してバーコード信号を
得る増幅回路と、該バーコード信号を二値信号に変換す
る比較回路と、マイコンとを備えたバーコードリーダー
装置において、
め本発明は、バーコード上へ光を発光する発光手段と、
バーコード上を走査してバーコードより反射された前記
光を受光し受光信号に変換する受光手段とからなる光電
変換回路と、前記受光信号を増幅してバーコード信号を
得る増幅回路と、該バーコード信号を二値信号に変換す
る比較回路と、マイコンとを備えたバーコードリーダー
装置において、
【0010】前記マイコンは、前記二値信号をデコード
する手段と、前記バーコード信号の極大値と極小値の電
位差の最小値を検出する手段と、該最小値に基づいて変
換二値信号を作成して前記二値信号と切り替える手段と
を備えたことを特徴とする。
する手段と、前記バーコード信号の極大値と極小値の電
位差の最小値を検出する手段と、該最小値に基づいて変
換二値信号を作成して前記二値信号と切り替える手段と
を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係るバーコードリーダー装置では、バ
ーコード信号の極大値と極小値の電位差の最小値が所定
電圧値未満の場合にバーコード信号に基づいて変換二値
信号を作成してデコードのデータとすることによってバ
ーコードの濃淡、走査等に影響されずに二値信号を得ら
れる。
ーコード信号の極大値と極小値の電位差の最小値が所定
電圧値未満の場合にバーコード信号に基づいて変換二値
信号を作成してデコードのデータとすることによってバ
ーコードの濃淡、走査等に影響されずに二値信号を得ら
れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係る
バーコードリーダー装置の概略構成を示すブロック図で
ある。バーコードリーダー装置は、光電変換回路1、増
幅回路2、比較回路3及びマイコン4から構成されてお
り、これらのうちで光電変換回路1、増幅回路2及び比
較回路3は図5に示す従来のものと同じである。
しながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係る
バーコードリーダー装置の概略構成を示すブロック図で
ある。バーコードリーダー装置は、光電変換回路1、増
幅回路2、比較回路3及びマイコン4から構成されてお
り、これらのうちで光電変換回路1、増幅回路2及び比
較回路3は図5に示す従来のものと同じである。
【0013】マイコン4は、比較回路3からの二値信号
3aを入力する二値信号入力端子4aと、増幅回路2で
得られたアナログ波形であるところのバーコード信号2
aを入力する入力端子4bと、デコードしてホストコン
ピュターが取り入れることのできるデータ(例えばAS
CIIコード)を出力する出力端子4cを備えており、
且つ後述する図4のフローチャートに示すような機能を
備えている。
3aを入力する二値信号入力端子4aと、増幅回路2で
得られたアナログ波形であるところのバーコード信号2
aを入力する入力端子4bと、デコードしてホストコン
ピュターが取り入れることのできるデータ(例えばAS
CIIコード)を出力する出力端子4cを備えており、
且つ後述する図4のフローチャートに示すような機能を
備えている。
【0014】図2はマイコン4を除いた光電変換回路1
、増幅回路2、比較回路3の回路図である。光電変換回
路1は、発光回路1cと受光回路1dとから構成されて
いる。
、増幅回路2、比較回路3の回路図である。光電変換回
路1は、発光回路1cと受光回路1dとから構成されて
いる。
【0015】発光手段である発光回路1cは、LEDと
抵抗から構成されている。
抵抗から構成されている。
【0016】受光手段となる受光回路1dには、バーコ
ードから反射されたLEDからの光を受光し、これを光
電変換して受光信号1bを得るホオト・トランジスタを
備えている。
ードから反射されたLEDからの光を受光し、これを光
電変換して受光信号1bを得るホオト・トランジスタを
備えている。
【0017】増幅回路2は、受光信号1bをオペアンプ
に入力し増幅して図3(A)のようなアナログ波形6で
あるバーコード信号2aを出力する。この増幅回路2の
バーコード信号2aはマイコン4の入力端子4bと比較
回路3に同時に入力されるようになっている。
に入力し増幅して図3(A)のようなアナログ波形6で
あるバーコード信号2aを出力する。この増幅回路2の
バーコード信号2aはマイコン4の入力端子4bと比較
回路3に同時に入力されるようになっている。
【0018】このマイコン4の入力端子4b(図1参照
)に入力されたバーコード信号2aは、マイコン4に備
えているメモリ(図示していない)に逐次蓄えられると
ともに最初に入力されたバーコード信号2a(本実施例
では最初に入力されたアナログ波形から10個の波形)
の極大値(図3(A)のP1,P2,P3)と極小値(
図3(A)のB1,B2,B3)の電位差の最小値を検
出して所定電圧値以上(本実施例においては1.1V以
上)であればマイコン4の二値信号入力端子4aから入
力された比較回路3で作成された二値信号3aをデコー
ドのデータとする。
)に入力されたバーコード信号2aは、マイコン4に備
えているメモリ(図示していない)に逐次蓄えられると
ともに最初に入力されたバーコード信号2a(本実施例
では最初に入力されたアナログ波形から10個の波形)
の極大値(図3(A)のP1,P2,P3)と極小値(
図3(A)のB1,B2,B3)の電位差の最小値を検
出して所定電圧値以上(本実施例においては1.1V以
上)であればマイコン4の二値信号入力端子4aから入
力された比較回路3で作成された二値信号3aをデコー
ドのデータとする。
【0019】もし、バーコード信号2aの極大値と極小
値の電位差の最小値が所定電圧値未満(本実施例におい
ては1.1V未満)であれば、マイコン4は、比較回路
3からの二値信号3a(図3(B)参照)と切り替える
ために逐次メモリに蓄えられた増幅回路2からのバーコ
ード信号2aに基づいてしきい値を設定し、このしきい
値に基づいて作成されるデジタル波形8(図3(C)参
照)よりなる変換二値信号をデコードのデータとする。
値の電位差の最小値が所定電圧値未満(本実施例におい
ては1.1V未満)であれば、マイコン4は、比較回路
3からの二値信号3a(図3(B)参照)と切り替える
ために逐次メモリに蓄えられた増幅回路2からのバーコ
ード信号2aに基づいてしきい値を設定し、このしきい
値に基づいて作成されるデジタル波形8(図3(C)参
照)よりなる変換二値信号をデコードのデータとする。
【0020】比較回路3は、オートスレッシホールドレ
ベルコントロール回路からなり図3(A)のアナログ波
形6からなるバーコード信号2aを図3(B)のような
デジタル波形7である二値信号3aに変換する回路であ
る。
ベルコントロール回路からなり図3(A)のアナログ波
形6からなるバーコード信号2aを図3(B)のような
デジタル波形7である二値信号3aに変換する回路であ
る。
【0021】上記動作について図3を参照して説明する
と、このオートスレッシホールドレベルコントロールの
スレッシホールドレベルはダイオードとキャパシターと
抵抗により定まるVFであり、このVFは約0.6(V
)である。
と、このオートスレッシホールドレベルコントロールの
スレッシホールドレベルはダイオードとキャパシターと
抵抗により定まるVFであり、このVFは約0.6(V
)である。
【0022】従って、増幅回路2で得られたバーコード
信号2aの極大値(図3(A)のP1)から約0.6(
V)以上の電圧降下があった場合にはデジタル波形7で
ある二値信号3aの値が反転し、例えばL→H(図3(
B)の7a参照)に反転する。又、極小値(図3(A)
のB2)から約0.6(V)以上の電圧上昇があるとデ
ジタル波形7である二値信号3aはH→L(図3(B)
の7b参照)に反転する。
信号2aの極大値(図3(A)のP1)から約0.6(
V)以上の電圧降下があった場合にはデジタル波形7で
ある二値信号3aの値が反転し、例えばL→H(図3(
B)の7a参照)に反転する。又、極小値(図3(A)
のB2)から約0.6(V)以上の電圧上昇があるとデ
ジタル波形7である二値信号3aはH→L(図3(B)
の7b参照)に反転する。
【0023】その結果図3(B)のようなデジタル波形
7が比較回路3から得られる。比較回路3から得られた
デジタル波形7からなる二値信号3aは、マイコン4の
二値信号入力端子4aへ入力される。
7が比較回路3から得られる。比較回路3から得られた
デジタル波形7からなる二値信号3aは、マイコン4の
二値信号入力端子4aへ入力される。
【0024】次に、マイコン4で変換二値信号を作成す
る手段を図3を参照にして詳細に説明する。まず前述し
たように、増幅回路2で得られたアナログ波形であるバ
ーコード信号2aを逐次メモリ(図示していない)に蓄
え、蓄えたバーコード信号2aを取り込み(本実施例に
おいては最初のバーコード信号2aから10個の波形)
、極大値(図3(A)P1,P2、P3)と極小値(図
3(A)B1,B2,B3)の電位差の最小値が所定電
圧値以上(本実施例では1.1V以上)であれば比較回
路3からの二値信号3aをデコードのデータにする。
る手段を図3を参照にして詳細に説明する。まず前述し
たように、増幅回路2で得られたアナログ波形であるバ
ーコード信号2aを逐次メモリ(図示していない)に蓄
え、蓄えたバーコード信号2aを取り込み(本実施例に
おいては最初のバーコード信号2aから10個の波形)
、極大値(図3(A)P1,P2、P3)と極小値(図
3(A)B1,B2,B3)の電位差の最小値が所定電
圧値以上(本実施例では1.1V以上)であれば比較回
路3からの二値信号3aをデコードのデータにする。
【0025】もし、バーコード信号2aの極大値と極小
値の電位差の最小値が所定電圧値未満(本実施例では1
.1V未満)であれば逐次メモリに蓄えられているバー
コード信号2aに基づいて極大値(図3(A)のP1,
P2,P3)と極小値(図3(A)のB1,B2,B3
)のそれぞれの中間値を算出してしきい値を設定し、こ
のしきい値に基づいて変換二値信号を作成する(図3(
C)参照)。
値の電位差の最小値が所定電圧値未満(本実施例では1
.1V未満)であれば逐次メモリに蓄えられているバー
コード信号2aに基づいて極大値(図3(A)のP1,
P2,P3)と極小値(図3(A)のB1,B2,B3
)のそれぞれの中間値を算出してしきい値を設定し、こ
のしきい値に基づいて変換二値信号を作成する(図3(
C)参照)。
【0026】上記方法で変換二値信号を作成することに
より、図3(A)のバーコード信号2aのアナログ波形
6のB1−P2−B2の波形は本来反転しない(図3(
B)参照)はずであるが図3(C)に示すような反転し
た(8a、8b、8c)デジタル波形8を得ることがで
きる。このようなデジタル波形8からなる変換二値信号
は、比較回路3からの二値信号3aと切り替えてデコー
ドのデータとすることができる。
より、図3(A)のバーコード信号2aのアナログ波形
6のB1−P2−B2の波形は本来反転しない(図3(
B)参照)はずであるが図3(C)に示すような反転し
た(8a、8b、8c)デジタル波形8を得ることがで
きる。このようなデジタル波形8からなる変換二値信号
は、比較回路3からの二値信号3aと切り替えてデコー
ドのデータとすることができる。
【0027】図4はマイコン4によるデータ処理の概略
を示したフローチャートである。同図において、初期化
されたマイコン4の二値信号入力端子4aには比較回路
3からの二値信号3aが入力されると同時に増幅回路2
からバーコード信号2aが入力端子4bから入力される
(S1〜S2)。
を示したフローチャートである。同図において、初期化
されたマイコン4の二値信号入力端子4aには比較回路
3からの二値信号3aが入力されると同時に増幅回路2
からバーコード信号2aが入力端子4bから入力される
(S1〜S2)。
【0028】この入力されたバーコード信号2aはマイ
コン4に設けてあるメモリに逐次蓄えられると共に入力
されたバーコード信号2aの最初から10個の波形を取
り出し、その中で各波形の極大値と極小値の電位差の最
小値を検出する(S3)。この検出された最小値が所定
電圧値以上(本実施例では1.1V以上)であれば比較
回路3からの二値信号3aをデコードのデータとする(
S4〜S5).
コン4に設けてあるメモリに逐次蓄えられると共に入力
されたバーコード信号2aの最初から10個の波形を取
り出し、その中で各波形の極大値と極小値の電位差の最
小値を検出する(S3)。この検出された最小値が所定
電圧値以上(本実施例では1.1V以上)であれば比較
回路3からの二値信号3aをデコードのデータとする(
S4〜S5).
【0029】もし、上記ステップS3で検出された最小
値が所定電圧値未満(本実施例では1.1V未満)であ
れば、比較回路3からの二値信号3aと切り替えてマイ
コン4のメモリに逐次蓄えられているバーコード信号2
aに基づいて作成された変換二値信号をデコードのデー
タとする(S6)。
値が所定電圧値未満(本実施例では1.1V未満)であ
れば、比較回路3からの二値信号3aと切り替えてマイ
コン4のメモリに逐次蓄えられているバーコード信号2
aに基づいて作成された変換二値信号をデコードのデー
タとする(S6)。
【0030】ここで、図3を参照にしてマイコン4が変
換二値信号を作成する手段を詳細に説明する。先ず、図
3(A)及び(B)において、アナログ波形6の電圧振
幅(本実施例では、P1B1、B1P2、P2B2、B
2P3、P3B3以下同じ)の中点の時間をしきい値と
して、T1、T2、T3,T4、T5、……、Tnであ
らわし、この時間差の幅をW1、W2、W3、W4、…
…Wnであらわす。
換二値信号を作成する手段を詳細に説明する。先ず、図
3(A)及び(B)において、アナログ波形6の電圧振
幅(本実施例では、P1B1、B1P2、P2B2、B
2P3、P3B3以下同じ)の中点の時間をしきい値と
して、T1、T2、T3,T4、T5、……、Tnであ
らわし、この時間差の幅をW1、W2、W3、W4、…
…Wnであらわす。
【0031】従って、しきい値は以下の式で求めること
ができる。 T1=(P1+B1)/2 T2=(B1+P2)/2 T3=(P2+B2)/2 T4=(B2+P3)/2 T5=(P3+B3)/2 ……Tnまで同様に求め
ることができる。
ができる。 T1=(P1+B1)/2 T2=(B1+P2)/2 T3=(P2+B2)/2 T4=(B2+P3)/2 T5=(P3+B3)/2 ……Tnまで同様に求め
ることができる。
【0032】上記しきい値により以下の式で時間差の幅
を求めることができる。 W1=T2−T1 W2=T3ーT2 W3=T4−T3 W4=T5ーT4 ……Wnまで同様に求めることが
できる。
を求めることができる。 W1=T2−T1 W2=T3ーT2 W3=T4−T3 W4=T5ーT4 ……Wnまで同様に求めることが
できる。
【0033】この時間差の幅に応じて反転するデジタル
波形8(図3(C)参照)をバーコード信号の最後まで
行って作成したのが変換二値信号である。この作成され
た変換二値信号は、比較回路3で作成された二値信号3
aと同様にホストコンピュターが解読できる信号(例え
ばASCIIコード)にデコードされ,マイコン4はデ
コードされたデータについてスタート、ストップ、チエ
ックデジット等により真偽を判別する(S7〜S8)。
波形8(図3(C)参照)をバーコード信号の最後まで
行って作成したのが変換二値信号である。この作成され
た変換二値信号は、比較回路3で作成された二値信号3
aと同様にホストコンピュターが解読できる信号(例え
ばASCIIコード)にデコードされ,マイコン4はデ
コードされたデータについてスタート、ストップ、チエ
ックデジット等により真偽を判別する(S7〜S8)。
【0034】この真偽の判別により、デコードされたデ
ータが正しい場合には、出力端子4c(図1参照)から
ホストコンピユーターに送信される(S9)。
ータが正しい場合には、出力端子4c(図1参照)から
ホストコンピユーターに送信される(S9)。
【0035】もし、デコードされたデータがエラーとさ
れた場合には、ホストコンピユーターには送信されずに
マイコンは次のデータを取り込む準備に入る(S8〜S
2)。
れた場合には、ホストコンピユーターには送信されずに
マイコンは次のデータを取り込む準備に入る(S8〜S
2)。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るバーコードリーダー装置は
上述の如く構成され、以下のような効果を奏する。バー
コード上を走査することにより得られたアナログ信号を
自動的に解析して、比較回路からは正常な二値信号を得
られなくとも、マイコンで自動的に二値信号を作成して
デコードのデータとすることができるため、読み取り不
良及び再操作を大幅に削減することができる。従ってオ
ペレーターの熟練、バーコードの濃淡等の要因に影響を
うけずにバーコードの操作をすることができるというき
わめて有用な効果を奏するものである。
上述の如く構成され、以下のような効果を奏する。バー
コード上を走査することにより得られたアナログ信号を
自動的に解析して、比較回路からは正常な二値信号を得
られなくとも、マイコンで自動的に二値信号を作成して
デコードのデータとすることができるため、読み取り不
良及び再操作を大幅に削減することができる。従ってオ
ペレーターの熟練、バーコードの濃淡等の要因に影響を
うけずにバーコードの操作をすることができるというき
わめて有用な効果を奏するものである。
【0037】
【図1】本発明の実施例に係るバーコードリーダー装置
の概略構成を示すブロック図である。
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例に係るバーコードリーダー装置の光電
変換回路1、増幅回路2及び比較回路3の内容並びにこ
れらの結合関係を示す回路図である。
変換回路1、増幅回路2及び比較回路3の内容並びにこ
れらの結合関係を示す回路図である。
【図3】図2のバーコード信号2aのアナログ波形(A
)、二値信号3aのデジタル波形(B)及びマイコンで
作成した変換二値信号のデジタル波形(C)の一例を示
す波形図である。
)、二値信号3aのデジタル波形(B)及びマイコンで
作成した変換二値信号のデジタル波形(C)の一例を示
す波形図である。
【図4】本発明に係るバーコードリーダー装置における
マイコンによる入力されたデジタルデータの処理方法を
示すフローチヤートである。
マイコンによる入力されたデジタルデータの処理方法を
示すフローチヤートである。
【図5】従来のバーコードリーダー装置の概略構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図6】従来のバーコードリーダー装置のマイコンによ
る入力されたデジタルデータの処理方法を示すフローチ
ヤートである。
る入力されたデジタルデータの処理方法を示すフローチ
ヤートである。
1 光電変換回路
1a 電源供給端子
1b 受光信号
1c 発光回路
1d 受光回路
2 増幅回路
2a バーコード信号
3 比較回路
3a 二値信号
4 マイコン
4a 二値信号入力端子
4b 入力端子
4c 出力端子
6 アナログ波形
7 デジタル波形
7a 矩形波
7b 矩形波
8 デジタル波形
8a 矩形波
8b 矩形波
8c 矩形波
20 バーコード
Claims (1)
- 【請求項1】 バーコード上へ光を発光する発光手段
と、バーコード上を走査してバーコードより反射された
前記光を受光し受光信号に変換する受光手段とからなる
光電変換回路と、前記受光信号を増幅してバーコード信
号を得る増幅回路と、該バーコード信号を二値信号に変
換する比較回路と、マイコンとを備えたバーコードリー
ダー装置において、前記マイコンは、前記二値信号をデ
コードする手段と、前記バーコード信号の極大値と極小
値の電位差の最小値を検出する手段と、該最小値に基づ
いて変換二値信号を作成して前記二値信号と切り替える
手段とを備えたことを特徴とするバーコードリーダー装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3084564A JPH04297967A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | バーコードリーダー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3084564A JPH04297967A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | バーコードリーダー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04297967A true JPH04297967A (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=13834152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3084564A Pending JPH04297967A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | バーコードリーダー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04297967A (ja) |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP3084564A patent/JPH04297967A/ja active Pending
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