JPH04297717A - 油漏れ自動監視装置 - Google Patents

油漏れ自動監視装置

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Publication number
JPH04297717A
JPH04297717A JP3086206A JP8620691A JPH04297717A JP H04297717 A JPH04297717 A JP H04297717A JP 3086206 A JP3086206 A JP 3086206A JP 8620691 A JP8620691 A JP 8620691A JP H04297717 A JPH04297717 A JP H04297717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image signal
oil
industrial camera
fuel oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP3086206A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Oshima
大嶋 哲夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH04297717A publication Critical patent/JPH04297717A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油漏れ自動監視装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】油焚きボイラにおいては、バーナ点消火
時、バーナはエアシリンダにより炉内へ挿入され、或い
は炉内から抜出される。このため、バーナに油燃料を供
給する油配管ジョイント部が長期間に亘るバーナの上記
操作によりゆるみ、該ジョイント部から油漏れを生ずる
ことがある。
【0003】このため、従来はバーナ下部前方にオイル
パンを設け、漏れた油を受け止めるようにし、油漏れが
生じたか否かは運転員が定期的に巡回して監視を行って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バーナは多数
あるため巡回、監視がたいへんであり、しかも油漏れが
生じても直ちにこれを検知することができず、従って油
漏れに対する対応が後処理となり、場合によっては大き
な事故につながる虞れがある。
【0005】本発明は上述の実情に鑑み、バーナの燃料
油配管接続部等から油漏れが生じているか否か、又生じ
たとすればどの程度かを遠隔監視し、その結果をリアル
タイムで知り得るようにすることを目的としてなしたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はボイラバーナ部
を撮影する複数の工業用カメラと、各工業用カメラで撮
影されて送られて来た複数の画像信号から処理すべき画
像信号を選択する画像信号選択装置と、該画像信号選択
装置よりの画像信号に基づき油漏れ面積を算定する画像
処理装置と、算定された油漏れ面積を表示する表示装置
と、前記画像処理装置で所定の画像信号の処理が終了し
たら前記画像信号選択装置に切替え指令信号を出力する
工業用カメラ切替え装置を設けたものである。
【0007】
【作用】複数の工業用カメラで撮影された画像は夫々画
像信号として画像信号選択装置へ送られ、該画像信号選
択装置で選択された画像信号は画像処理装置へ導入され
て油漏れ面積が算定され、算定された油漏れ面積は表示
装置に表示される。又画像処理装置で所定の画像信号の
画像処理が終了すると、工業用カメラ切替え装置より画
像信号選択装置へ切替え指令信号が与えられ、画像信号
選択装置が切替えられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
【0009】図1及び図2は本発明の一実施例であり、
図中1はボイラ、2はボイラバーナ部3に設けた油焚き
用のバーナ、4はバーナ2下部前方或いは床に設置した
オイルパン、5は油配管ジョイント部から漏れてオイル
パン4に溜った油である。
【0010】又6はバーナ2やオイルパン4内部等、ボ
イラバーナ部3を撮影するためバーナ2ごとに設けた複
数の工業用カメラであり、工業用カメラ6としては、例
えば固体撮像方式のように、多数の画素7を有するもの
が用いられ、漏れた油5は画像8として画素7に抽出さ
れ、画像信号9として出力されるようになっている。
【0011】10は各工業用カメラ6からの画像信号9
を順次選択する画像信号選択装置、11は画像信号選択
装置10からの画像信号9を順次処理する画像処理装置
、11aは画像処理装置11に内蔵された油漏れ面積判
別回路、12は画像処理装置11に画像処理指令信号1
3を与え或いは画像処理装置11で処理され出力された
画像信号14を入力するコンピュータ、15はコンピュ
ータ12からの画像信号14をプリントアウトするプリ
ンタ(表示装置)、16はコンピュータ12からの画像
信号14を映し出すテレビ(表示装置)、17は画像信
号9を画像処理装置11で処理した結果画像処理装置1
1からの指令信号18により警報を発する警報発生装置
である。
【0012】又19は画像処理装置11から画像処理終
了信号20が入力されたら、工業用カメラ切替え装置2
1へ制御指令信号22を与える工業用カメラ制御装置で
あり、工業用カメラ切替え装置21からの切替え指令信
号23により前記画像信号選択装置10の切替えを行い
得るようになっている。
【0013】油漏れを自動的に監視する場合には、コン
ピュータ12から画像処理指令信号13を与え、これに
より自動監視が開始される。
【0014】すなわち、各工業用カメラ6によってボイ
ラバーナ部3の撮影が行われ、各画像8は画像信号9と
して画像信号選択装置10へ送られる。
【0015】一方、画像信号選択装置10へは、工業用
カメラ切替え装置21から切替え指令信号23が与えら
れているため、画像信号選択装置10からは、選択され
た所定の工業用カメラ6からの画像信号9が画像処理装
置11へ与えられ、所定の画像処理が行われる。
【0016】而して油5の漏れが少ない場合、画像信号
9を処理することにより得られた漏れた油5の面積(油
漏れ面積)に対応する画素数Aは、予め油漏れ面積判別
回路11aに設定された基準面積に対応する画素数A0
よりも小さい(A<A0)。又油5の漏れが多い場合、
画像信号9を処理することにより得られた漏れた油5の
面積の画素数Aは基準面積の画素数A0以上(A≧A0
)となる。
【0017】これらの処理結果は、画像信号14として
画像処理装置11からコンピュータ12へ入力され、適
宜コンピュータ12から取出され、プリンタ5によりプ
リントアウトされ、或いはテレビ16に映し出される。 これにより、油漏れの有無、油漏れの状況を中央操作室
等の離れた場所からリアルタイムで検知することができ
る。プリントアウトされ或いはテレビ16に映し出され
る事項は、バーナ2の位置、時間、工業用カメラ6で取
込まれた全画像面積に対する漏れた油5の面積等である
【0018】又、A≧A0の場合は画像処理装置11か
ら警報発生装置17に指令信号18が送られ、ブザー、
フリッカランプ等の警報発生装置17により警報が発せ
られる。
【0019】所定の工業用カメラ6により撮影された画
像8の処理が終了(処理終了は例えば、AとA0の比較
が終了した時点とする)すると、画像処理装置11から
工業用カメラ制御装置19に画像処理終了信号20が与
えられ、工業用カメラ制御装置19からは、予め設定さ
れたバーナ点火シーケンスに従って制御指令信号22が
工業用カメラ切替え装置21に与えられ、工業用カメラ
切替え装置21から切替え指令信号23が画像信号選択
装置10に出力され、画像信号選択装置10が切替えら
れる。このため画像信号選択装置10では、バーナ点火
シーケンスに基づき予め定めたスキャニング順序に従い
、次の工業用カメラ6からの画像信号9が選択され、画
像処理装置11に送られて上述の処理が繰返される。
【0020】図3は本発明の他の実施例で、前記実施例
では工業用カメラ6は固定式であったが、本実施例は駆
動装置24により例えばモノレールに沿い移動し得るよ
うにしたものである。図中25は工業用カメラ駆動装置
制御回路であり、工業用カメラ制御装置19からの制御
指令信号22により所定の工業用カメラ6の駆動装置2
4を駆動し得るようになっている。
【0021】斯かる構成とすると、工業用カメラ制御装
置19からの制御指令信号22により、工業用カメラ駆
動装置制御回路25を介して所定の工業用カメラ6の駆
動装置24が駆動され、工業用カメラ6は所定位置に移
動すると共に、画像信号選択装置10は、当該工業用カ
メラ6の画像信号9を選択するよう切替えられる。
【0022】上述のように、工業用カメラ6を移動させ
るようにすれば、監視範囲が拡大される。又工業用カメ
ラ6の台数も少なくて良い。
【0023】なお、本発明の実施例では、警報装置を設
ける場合について説明したが、警報装置はなくとも実施
できること、暗がりや夜間の監視を行うためにカメラ作
動と(カメラ付きの)照明用ランプの点滅を同期させて
も良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更を加え得ること、等は勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の油漏れ自
動監視装置によれば、ボイラバーナ部の油漏れの有無及
び油漏れの状況を遠隔地点からリアルタイムで知ること
ができるため、安全性が向上し、又運転員が巡回する必
要がないため省力化にも貢献できる、等種々の優れた効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の油漏れ自動監視装置の一実施例の概要
図である。
【図2】本発明の油漏れ自動監視装置において、工業用
カメラで撮影された画像の平面図である。
【図3】本発明の油漏れ自動監視装置の他の実施例の概
要図である。
【符号の説明】
1          ボイラ 2          バーナ 3          ボイラバーナ部5      
    油 6          工業用カメラ 7          画素 8          画像 9          画像信号 10        画像信号選択装置11     
   画像処理装置 13        画像処理指令信号14     
   画像信号 15        プリンタ(表示装置)16   
     テレビ(表示装置)18        指
令信号 19        工業用カメラ制御装置20   
     画像処理終了信号21        工業
用カメラ切替え装置22        制御指令信号 23        切替え指令信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ボイラバーナ部を撮影する複数の工業
    用カメラと、各工業用カメラで撮影されて送られて来た
    複数の画像信号から処理すべき画像信号を選択する画像
    信号選択装置と、該画像信号選択装置よりの画像信号に
    基づき油漏れ面積を算定する画像処理装置と、算定され
    た油漏れ面積を表示する表示装置と、前記画像処理装置
    で所定の画像信号の処理が終了したら前記画像信号選択
    装置に切替え指令信号を出力する工業用カメラ切替え装
    置を設けたことを特徴とする油漏れ自動監視装置。
JP3086206A 1991-03-26 1991-03-26 油漏れ自動監視装置 Pending JPH04297717A (ja)

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JP3086206A JPH04297717A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 油漏れ自動監視装置

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ID=13880304

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JP (1) JPH04297717A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106991795A (zh) * 2017-05-10 2017-07-28 克拉玛依油城数据有限公司 监控终端、系统、方法及装置
JP2019156503A (ja) * 2018-03-07 2019-09-19 東芝エレベータ株式会社 油圧エレベータ内の油漏れ検出システム

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