JPH0429760Y2 - - Google Patents

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JPH0429760Y2
JPH0429760Y2 JP1987122202U JP12220287U JPH0429760Y2 JP H0429760 Y2 JPH0429760 Y2 JP H0429760Y2 JP 1987122202 U JP1987122202 U JP 1987122202U JP 12220287 U JP12220287 U JP 12220287U JP H0429760 Y2 JPH0429760 Y2 JP H0429760Y2
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JP
Japan
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tray
protector
wall
shaft member
covers
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JP1987122202U
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JPS6426997U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は表示装置、自動車などの壁面埋込用灰
皿に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の灰皿は第9図に示すように自動
車の車室の壁面部1に対してガイドレール5によ
り引き出し可能に埋め込み保持された受皿すなわ
ちトレー2の奥部に、バネ材により舌状に形成さ
れたプロテクタ3の奥端部をビス着4しトレー2
を引き出した際にプロテクタ3が上方へはね上が
るように形成したものがある。
[考案が解決しようとする問題点] ところが上記のような灰皿では、使用に際して
煙草の吸殻などにより発生する炎や煙が矢印Aに
示すようにプロテクタ3の側部に迂回して上昇合
流する傾向があるために容易に火勢を増して車室
の壁面パネルを焦がした汚損したりする問題があ
つた。
また、トレー2内にたまつた吸殻を捨てるため
にトレー2を壁面部1から取り外した時、わずか
に傾けただけでもトレー2とプロテクタ3との隙
間から吸殻がこぼれ落ちてしまうという問題があ
つた。
本考案は、上記のような問題を解決することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案における
壁面埋込用灰皿は、壁面部に対して引き出しおよ
び取り外し可能に埋め込み保持されかつ箱形状に
形成されたトレーを有し、該トレーには、トレー
の上面および側壁外側を覆う断面コ字形状のプロ
テクタが取り付けられているのである。
[作用・効果] したがつて、上記の構成によれば、トレー内か
ら炎や煙が上昇してもプロテクタを迂回すること
がないため車室の壁面パネルを焦がしたり汚損し
たりすることがない。
また、プロテクタはトレーの側壁外側を覆うよ
うにトレーに取り付けられているため、トレーを
壁面部から取り外した場合でも容易に吸殻がこぼ
れ落ちることはなく不用意に車室内を汚すおそれ
がなくなる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図は、本考案の第1実施例を示
すものであり、前記第9図に対応する部分には符
号100を加えて示し説明を省略する。
第一実施例において、プロテクタ103はトレ
ー102の上面を覆う上面部110、トレー10
2の側壁116外側を覆う側面部112を有し、
第2図に示すように断面コ字形状となつている。
さらにプロテクタ103はトレー102の後壁1
18外側を覆う後面部114も有する。なお、こ
の後面部114は後述するようにプロテクタ10
3がはね上がつてもトレー102の後壁118と
の間に隙間ができないように曲面形状となつてい
る。
プロテクタ103は、トレー102を引き出し
た際に、上方へはね上がるようにトレー102に
軸支されている。具体的には、第3図に示すよう
に一端にフランジ112を有する軸部材120を
プロテクタ103およびトレー102に設けた貫
通孔124,126に貫通させた後、軸部材12
0の他端に菊ワツシヤ128を圧入してある。
さらに、軸部材120にはトーシヨンスプリン
グ130が挿着されており、プロテクタ103を
トレー102に対してはね上がる方向に付勢して
いる。
以上説明したように、プロテクタ103はトレ
ー102の上面および側壁116外側を覆つてい
るため炎や煙の壁面部101への上昇を防止で
き、さらに吸殻のこぼれ落ちをも防止できる。
また、本実施例においては、プロテクタ103
はトレー102の後壁118外側も覆つているた
め、炎や煙の壁面部101への上昇の防止、吸殻
のこぼれ落ちの防止をより効果的に行うことがで
きる。
第4図乃至第5図は、本考案の第2実施例を示
すものであり、前記第1図乃至第3図に対応する
部分には符号100を加えて示し説明を省略す
る。
第2実施例において特徴的なことは、ガイドレ
ール205がプロテクタ203の側面部212に
設けられていることである。このため第4図に示
すようなトレー202の収納状態からトレー20
2を引き出すと、第5図に示すようにトレー20
2が手前(図中右)下方に傾斜し、煙草の火をも
み消す場合等により使い易いものとなる。
第6図乃至第8図は、本考案の第3実施例を示
すものであり、前記第1図乃至第3図に対応する
部分には符号200を加えて示し説明を省略す
る。
第3実施例において特徴的なことは、プロテク
タ303の取付構造にある。まず、第6図に示す
ようにプロテクタ303をトレー302の上面側
に、プロテクタ303とトレー302にそれぞれ
設けられた貫通孔324,326の位置が一致す
るように配置するとともに、貫通孔326の近傍
にトーシヨンスプリング330を位置させる。こ
の図から明らかなようにトーシヨンスプリング3
30は、自由状態において一端部330aがトレ
ー302の側壁316に当接すると他端部330
bはプロテクタ303の切起し部332よりもか
なり中央側に位置する。次いで、第7図に示すよ
うに軸部材320をトーシヨンスプリング330
の中を通るとともに軸部材320を挟圧して偏平
にすることにより形成した第1ストツパ334を
トーシヨンスプリング330の他端部330bに
係合させる。さらに軸部材320をトーシヨンス
プリング330を圧縮しつつ第7図の矢印B方向
に変位させて、図中左側の貫通孔324,326
の中に挿入し、この軸部材320の他端を図中右
側の貫通孔324,326に対向させる。そして
軸部材320の矢印B方向への拘束力を開放する
と、軸部材320は第8図に示されるようにトー
シヨンスプリング330に付勢され、矢印C方向
に後退して端部を図中右側の貫通孔324,32
6に挿入される。この結果前記第1ストツパ33
4と同様にして形成した第2ストツパ336がト
レー302の側壁316に当接するとともに、ト
ーシヨンスプリング330の一方の自由端330
cがトレー302の内部に形成された段部338
に係止し、他方の自由端330dがトレー302
の切起し部332に係止し、取付作業は終了す
る。
したがつて本実施例においては、軸部材320
は常時トーシヨンスプリング330により第2ス
トツパ336側に付勢されているので、前記第1
実施例のように菊ワツシヤを用いなくても振動な
どにより貫通孔324,326から抜け落ちるこ
とはなく、常に安定してプロテクタ303を支持
することができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば第1実施例で用いた菊ワツシヤ1
28の代わりに、Eリングで軸部材120の抜け
を防止してもよい。また、ガイドレールは必ずし
もトレーあるいはプロテクタに設ける必要はな
く、トレーとシガライター等の他部品を一括して
収納するケースを用いて、これにガイドレールを
設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例の斜視図、第2
図は、第1図における−線断面図、第3図
は、第1図における要部−線断面図、第4図
はおよび第5図は、本考案の第2実施例の作用説
明図、第6図乃至第8図は、本考案の第3実施例
の説明図、第9図は、従来例を示す斜視図であ
る。 1,101,201……壁面部、2,102,
202,302……トレー、3,103,20
3,303……プロテクタ、116,316……
側壁、118……後壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 壁面部に対して引き出しおよび取り外し可能
    に埋め込み保持されかつ箱形状に形成されたト
    レーを有し、該トレーには、トレーの上面およ
    び側壁外側を覆う断面コ字形状のプロテクタが
    取り付けられていることを特徴とする壁面埋込
    用灰皿。 (2) 前記トレーには、トレーの上面、側壁外側お
    よび後壁外側を覆うプロテクタが取り付けられ
    ていることを特徴とす実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の壁面埋込用灰皿。
JP1987122202U 1987-08-10 1987-08-10 Expired JPH0429760Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987122202U JPH0429760Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987122202U JPH0429760Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6426997U JPS6426997U (ja) 1989-02-15
JPH0429760Y2 true JPH0429760Y2 (ja) 1992-07-17

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ID=31369909

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JP1987122202U Expired JPH0429760Y2 (ja) 1987-08-10 1987-08-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147733B2 (ja) * 1975-10-31 1986-10-21 Amerikan Seifuteii Ikuipumento Corp

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147733U (ja) * 1984-09-01 1986-03-31 大塚ポリテック株式会社 車両用容器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6147733B2 (ja) * 1975-10-31 1986-10-21 Amerikan Seifuteii Ikuipumento Corp

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JPS6426997U (ja) 1989-02-15

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