JPH0429519A - 距離継電器 - Google Patents
距離継電器Info
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- JPH0429519A JPH0429519A JP13455090A JP13455090A JPH0429519A JP H0429519 A JPH0429519 A JP H0429519A JP 13455090 A JP13455090 A JP 13455090A JP 13455090 A JP13455090 A JP 13455090A JP H0429519 A JPH0429519 A JP H0429519A
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 55
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000001914 filtration Methods 0.000 abstract 1
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 2
- 101000962649 Vespa xanthoptera Mastoparan-X Proteins 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
本発明は電力系統に用いて有効な距離継電器に関する。
B 発明の概要
本発明は、送電経路の電圧信号と電流信号を基に送電経
路の抵抗分とリアクタンス分を求めて事故点の推測を行
う距離継電器において、前記電圧信号と電流信号をサン
プリングし、これらのサンプリングデータと複数のサン
プリング時刻における電流差を基に前記抵抗分とリアク
タンス分を演算することにより、 高速動作が可能にして高信頼性の距離継電器を得る。
路の抵抗分とリアクタンス分を求めて事故点の推測を行
う距離継電器において、前記電圧信号と電流信号をサン
プリングし、これらのサンプリングデータと複数のサン
プリング時刻における電流差を基に前記抵抗分とリアク
タンス分を演算することにより、 高速動作が可能にして高信頼性の距離継電器を得る。
C従来の技術
第4図に従来の距離継電器の特性例を示す。第4図にお
いて、Rは抵抗分、Xはリアクタンス分である。ここで
、Xはある特定周波数ω。=2πf、について求島たリ
アクタンス分(ω。L)である(fo−50Hz又は6
0Hz)。すなわち、電圧、電流よりR,Xを求める場
合、特定周波数について次式が成立する。
いて、Rは抵抗分、Xはリアクタンス分である。ここで
、Xはある特定周波数ω。=2πf、について求島たリ
アクタンス分(ω。L)である(fo−50Hz又は6
0Hz)。すなわち、電圧、電流よりR,Xを求める場
合、特定周波数について次式が成立する。
y (t ) −Vsin(ω。を十〇) ・・(1)
i (t ) −1sin (ωot ) ・・
(2)とを利用して展開すると、 Vsin(i+、t+θ)=RIsin(ωot)十ω
、LIcos(ωat)=Vcosθ−5in(i+、
t)+Vsinθ・cos(ωot)・・・(3) となり、 このR1 Xを利用して、 距離リレーを作 っている。
i (t ) −1sin (ωot ) ・・
(2)とを利用して展開すると、 Vsin(i+、t+θ)=RIsin(ωot)十ω
、LIcos(ωat)=Vcosθ−5in(i+、
t)+Vsinθ・cos(ωot)・・・(3) となり、 このR1 Xを利用して、 距離リレーを作 っている。
例えば第4図の例では以下のようになる。
差、
ψは位相角である。
発明が解決しようとする課題
電力系統の複雑、
巨大化により、
(1)事故時
に発生する過渡的振動電流の低周波化と(2)イ
ンラッシュ電流の増大化が起きている。
これらの問題に対して、従来の距離継電器では、上記(
1)に対してはある特定周波数を取り出すためのフィル
ター処理に時間がかかると共に、低周波によってリレー
誤差が増大する。また(2)に対しては、不要動作が発
生する等の欠点かあった。
1)に対してはある特定周波数を取り出すためのフィル
ター処理に時間がかかると共に、低周波によってリレー
誤差が増大する。また(2)に対しては、不要動作が発
生する等の欠点かあった。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、送電線路の電圧信号と電流信号をサンプリングし
て得たサンプリングデータと、サンプリング時刻におけ
る電流差を基に送電線路の抵抗分とリアクタンス分を算
出することにより、高性能な距離継電器を提供すること
である。
的は、送電線路の電圧信号と電流信号をサンプリングし
て得たサンプリングデータと、サンプリング時刻におけ
る電流差を基に送電線路の抵抗分とリアクタンス分を算
出することにより、高性能な距離継電器を提供すること
である。
80課題を解決するための手段と作用
本発明は、上記目的を達成するために、送電線路の電圧
信号と電流信号をそれぞれ所定のサンプリング時間間隔
でサンプリングすると共に、このサンプリング手段によ
り得られたサンプリングデータを基に任意の時間におけ
るサンプリング時間間隔に対応する電圧量と電流量を算
出し、これらの算出された電圧量と電流量および前記任
意の時間におけるサンプリング時間間隔での複数の時刻
における電流差を基に前記送電線路の抵抗分とリアクタ
ンス分を求める。
信号と電流信号をそれぞれ所定のサンプリング時間間隔
でサンプリングすると共に、このサンプリング手段によ
り得られたサンプリングデータを基に任意の時間におけ
るサンプリング時間間隔に対応する電圧量と電流量を算
出し、これらの算出された電圧量と電流量および前記任
意の時間におけるサンプリング時間間隔での複数の時刻
における電流差を基に前記送電線路の抵抗分とリアクタ
ンス分を求める。
F、実施例
以下に本発明の実施例を第1図〜第3図を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は本発明の実施例による距離継電器のブロック図
であって、同図においてlは被測定対象である送電線、
2は電流検出器である変流器、3は電圧検出器である変
成器、4,5は補助変成器、6a、6bはアナログフィ
ルタ(AF)、7a7bはサンプリングホールド回路(
S/H)、8はマルチプレクサ(MP X )、9はア
ナログディジタル変換器(A/D変換器)である。1o
は演算処理部で、この演算処理部1oはマイクロプロセ
ッサ(CPU)I 1. リートオンリーメモリ(R
OM)+ 2およびランダムアクセスメモリ(RAM)
] 3によって構成される。
であって、同図においてlは被測定対象である送電線、
2は電流検出器である変流器、3は電圧検出器である変
成器、4,5は補助変成器、6a、6bはアナログフィ
ルタ(AF)、7a7bはサンプリングホールド回路(
S/H)、8はマルチプレクサ(MP X )、9はア
ナログディジタル変換器(A/D変換器)である。1o
は演算処理部で、この演算処理部1oはマイクロプロセ
ッサ(CPU)I 1. リートオンリーメモリ(R
OM)+ 2およびランダムアクセスメモリ(RAM)
] 3によって構成される。
第3図は送電線の等価回路を示すもので、第3図におい
て、Rは線路の抵抗分、Lは線路のインピーダンス分、
■([)は電圧リレー人力、i(t)は電流リレー人力
、ZBは後方インピーダンス、Pはリレー設置点、Fは
事故点である。
て、Rは線路の抵抗分、Lは線路のインピーダンス分、
■([)は電圧リレー人力、i(t)は電流リレー人力
、ZBは後方インピーダンス、Pはリレー設置点、Fは
事故点である。
第1図に示すように、電流i (t)は変流器2の電流
検出信号として得られ、電圧v (t)は変成器3によ
り電圧検出信号として得られる。電流j(t)は補助変
成器4によって所定のアナログ電流信号に変換され、電
圧v(t)は変成器5によって所定のアナログ電圧信号
に変換される。アナログ電流信号はアナログフィルタ6
aを通してサンプリングホールド回路7aに供給されサ
ンプリングされる。アナログ電圧信号はアナログフィル
タ6bを通してサンプリングホールド回路7bに供給さ
れサンプリングされる。サンプリングホールド回路7a
によってサンプリングされた電流データはA/D変換器
9によってディジタル電流データに変換された後に演算
処理部lOに入力される。また、サンプリングホールド
7bによってサンプリングされた電圧データはA/D変
換器9によってディジタル電圧データに変換された後に
演算処理部10に入力される。演算処理部1oにおいて
は、ディジタル電流データとディジタル電圧データを基
に所定の演算処理を実行する。
検出信号として得られ、電圧v (t)は変成器3によ
り電圧検出信号として得られる。電流j(t)は補助変
成器4によって所定のアナログ電流信号に変換され、電
圧v(t)は変成器5によって所定のアナログ電圧信号
に変換される。アナログ電流信号はアナログフィルタ6
aを通してサンプリングホールド回路7aに供給されサ
ンプリングされる。アナログ電圧信号はアナログフィル
タ6bを通してサンプリングホールド回路7bに供給さ
れサンプリングされる。サンプリングホールド回路7a
によってサンプリングされた電流データはA/D変換器
9によってディジタル電流データに変換された後に演算
処理部lOに入力される。また、サンプリングホールド
7bによってサンプリングされた電圧データはA/D変
換器9によってディジタル電圧データに変換された後に
演算処理部10に入力される。演算処理部1oにおいて
は、ディジタル電流データとディジタル電圧データを基
に所定の演算処理を実行する。
しかるに、第3図のリレー設置点p0)i圧V(t)、
電流i (t)と線路インピーダンスの関係は次の(5
)式又は(6)式で示される。
電流i (t)と線路インピーダンスの関係は次の(5
)式又は(6)式で示される。
jv(t)dt=Rji(t)dt+Ldi(t)
−(6)(5)、(6)式は任意の時間t+、ty、
t3・・・について成立するので、(7) (8)式となる。
−(6)(5)、(6)式は任意の時間t+、ty、
t3・・・について成立するので、(7) (8)式となる。
D+2(+)−1(ty) i(tt)、Dz3(
i)−i (t:+) i (jt)とおくと
、R,Lは(7)(8)式より各々(9)、(10)式
となる。
i)−i (t:+) i (jt)とおくと
、R,Lは(7)(8)式より各々(9)、(10)式
となる。
S、、(v)、S、!(i)、S、3(v)、S、3(
j)が求まれば、i (tt)、] (tt)、 1
(t3)は既知であるので(9)、(10)式のRlL
が求まる。このR,Lは周波数に依存しない値である。
j)が求まれば、i (tt)、] (tt)、 1
(t3)は既知であるので(9)、(10)式のRlL
が求まる。このR,Lは周波数に依存しない値である。
第1図の継電装置によれば、系統のアナログ電圧信号v
(t)とアナログ電流信号i (t)が補助変成器4
.5.アナログフィルタ6a、6bを通してサンプリン
グホールド回路7a、7bに人力される。アナログ電流
信号i (t)とアナログ電圧信号v (t)は、それ
ぞれ、時間(1)の連続関数として表される。サンプリ
ングホールド回路7aはアナログ電流信号i (t)の
所定の時間間隔Δtでサンプリングし、サンプリングホ
ールド回路7bはアナログ電圧信号v (t)を所定の
時間間隔Δtでサンプリングする。
(t)とアナログ電流信号i (t)が補助変成器4
.5.アナログフィルタ6a、6bを通してサンプリン
グホールド回路7a、7bに人力される。アナログ電流
信号i (t)とアナログ電圧信号v (t)は、それ
ぞれ、時間(1)の連続関数として表される。サンプリ
ングホールド回路7aはアナログ電流信号i (t)の
所定の時間間隔Δtでサンプリングし、サンプリングホ
ールド回路7bはアナログ電圧信号v (t)を所定の
時間間隔Δtでサンプリングする。
ここで、第2図に示すように、アナログ電流信号1(t
)とアナログ電圧信号v (t)を総称的にy=f (
t)とすると、y、=f (t、)、 y+=r (
tt)、 yt−f (tt)’、 y、s−r (t
3) 。
)とアナログ電圧信号v (t)を総称的にy=f (
t)とすると、y、=f (t、)、 y+=r (
tt)、 yt−f (tt)’、 y、s−r (t
3) 。
・、となり、1.+ j6=jt j+=j3〜t
、−Δtとなる。
、−Δtとなる。
サンプリングホールド回路7a、7bによってサンプリ
ングされたyのデータy。、 y++ yt。
ングされたyのデータy。、 y++ yt。
y3.・・・はマルチプレクサ8を通してA/D変換器
9に導かれディジタルデータに変換される。演算処理部
10は、A/D変換器9からのディジタルデータに基づ
いて以下のような演算を実行し、線路lの抵抗分Rとリ
アクタンスLを算出する。
9に導かれディジタルデータに変換される。演算処理部
10は、A/D変換器9からのディジタルデータに基づ
いて以下のような演算を実行し、線路lの抵抗分Rとリ
アクタンスLを算出する。
〔I〕サンプリングホールド回路7a、7bのサンプリ
ング間隔Δt毎のサンプリングデータを直線近似による
2点使用して台形近似により任意の時間における時間間
隔に対応する面積S (y)を求め当該時間間隔におけ
る電流量と電圧量を算出し、これらの算出量と各サンプ
リング時刻における電流差D (i)に基づいて送電線
路の抵抗分Rとリアクタンス分りを算出する。
ング間隔Δt毎のサンプリングデータを直線近似による
2点使用して台形近似により任意の時間における時間間
隔に対応する面積S (y)を求め当該時間間隔におけ
る電流量と電圧量を算出し、これらの算出量と各サンプ
リング時刻における電流差D (i)に基づいて送電線
路の抵抗分Rとリアクタンス分りを算出する。
すなわち、第2図に示すように、時刻1.とt。
間における電流量(電圧量)として(+3)式が得られ
る。
る。
ま に、
時刻t、とt3間における電流量(電圧量)として(1
4)式を得る。
4)式を得る。
さらに時刻t
とt2間の電流差DI2(1
−i 。
11+時刻t、とt3間の電流差D23(1)12であ
り、 +3は時刻t t、のデータとして求まる。
り、 +3は時刻t t、のデータとして求まる。
したがって、
送電線
の抵抗分Rとリアクタンス分りは(9)(I O)
式として求まる。
法による3点を使用して台形近似より
を得、これらの(+5)、(16)式とり、、(i)l
y 11とDta(j)−+3 itを用いて(9)
(10)式により送電線路の抵抗分Rとリアクタンス分
りを算出する。
y 11とDta(j)−+3 itを用いて(9)
(10)式により送電線路の抵抗分Rとリアクタンス分
りを算出する。
C11ll)Δt毎のサンプリングデータを3点使用し
、2次曲線近似方法として、Yo、Y+、Ytを通る2
次曲線y=f (t)を用いて演算する。yf (t)
は y=f (t)=at’+bt+c −(17)y、
=f(o)=c ・・・(18)y、=
f(t、)=f(Δt)−aΔt’+bΔt+c ・
=(19)yt=r(tt)=r(2Δt)−4aAt
″+2bΔt+c −(20)(18)〜(2o)
式よりa、b、cを求めると、・・(23) (+7)。
、2次曲線近似方法として、Yo、Y+、Ytを通る2
次曲線y=f (t)を用いて演算する。yf (t)
は y=f (t)=at’+bt+c −(17)y、
=f(o)=c ・・・(18)y、=
f(t、)=f(Δt)−aΔt’+bΔt+c ・
=(19)yt=r(tt)=r(2Δt)−4aAt
″+2bΔt+c −(20)(18)〜(2o)
式よりa、b、cを求めると、・・(23) (+7)。
)〜(23)式より次の(24)
式と
(25)式を得る。
同様にして、
を得て、
前述と同様にしてR1
Lを算出する。
CIV〕Δt毎のサンプリングデータを3点使用用する
方法として、 yo y、を通る2次曲 線は(17) 〜(20)式 %式%23) 式となる。
方法として、 yo y、を通る2次曲 線は(17) 〜(20)式 %式%23) 式となる。
る。
et
y2を使用して台形近似すると、
(y)
S 23 (y )は(27)式
(28)式と
なる。
以上のようにして、
S 、2(v )
S+2(1)
よ
、(y)
と同様にして求まり、
S23 (V)
S23(1)
は523(y)
と同様にして求まる。
ま
た、D+2(1)=i−t Il、I)y3(i)−
131、であり、lI+ lt+ ’3は時刻t4
.t2.t3のデータとして求まる。
131、であり、lI+ lt+ ’3は時刻t4
.t2.t3のデータとして求まる。
したがって、送電線路の抵抗分Rとリアクタンス分りは
より求まる。
以上の如く、第1図に示す継電器によれば、系統の電圧
信号v (t)と電流信号i (t)を補助変成器6a
、6b、サンプリングホールド回路7a、7b、マルチ
プレクサ8.A/D変換器9でディジタル量に変換した
データV。、vl+ v24V3.Io、Il、12+
i3を使用してマイクロプロセッサ11で(13)
式、(14)式、(+5)式、(16)式、(24)式
、(25)式、(27)式、(28)式のいずれかの手
段でS + 2 。
信号v (t)と電流信号i (t)を補助変成器6a
、6b、サンプリングホールド回路7a、7b、マルチ
プレクサ8.A/D変換器9でディジタル量に変換した
データV。、vl+ v24V3.Io、Il、12+
i3を使用してマイクロプロセッサ11で(13)
式、(14)式、(+5)式、(16)式、(24)式
、(25)式、(27)式、(28)式のいずれかの手
段でS + 2 。
523を求めて(9)式、(10)式で最終的に線路の
抵抗分Rとリアクタンス分りを求める。また、第4図に
示す如きリレー特性は以下の式で求まる。
抵抗分Rとリアクタンス分りを求める。また、第4図に
示す如きリレー特性は以下の式で求まる。
周波数ω。におけるリレー整定値(Ω)である。
G 発明の効果
上述の如く本発明は、送電線路の電圧信号と電流信号を
サンプリングして得たサンプリングデータと、サンプリ
ング時刻における電流差を有効に利用して送電線路の抵
抗分とリアクタンス分を算出するものであるから、周波
数に依存しない時間領域の手法であり、事故時に発生す
る過渡的振動の低周波化に対しては特別のフィルタ処理
が不要となり、かつ高速動作が可能であると共に、イン
ラッンユ電流の増大化に対してはインラッノユの電流に
忠実に応動する高性能な距離継電器が得られる。
サンプリングして得たサンプリングデータと、サンプリ
ング時刻における電流差を有効に利用して送電線路の抵
抗分とリアクタンス分を算出するものであるから、周波
数に依存しない時間領域の手法であり、事故時に発生す
る過渡的振動の低周波化に対しては特別のフィルタ処理
が不要となり、かつ高速動作が可能であると共に、イン
ラッンユ電流の増大化に対してはインラッノユの電流に
忠実に応動する高性能な距離継電器が得られる。
第1図は本発明の実施例による距離継電器のブロック図
、第2図は第1図の距離継電器の演算方式の説明図、第
3図は送電線路の等価回路図、第4図は距離リレーの特
性例を示す図である。 1・・・送電線、2・・変流器、3・変成器、4.5・
・補助変成器、6a、6b・・・アナログフィルタ、7
a、7b・・・サンプリングホールド回路、8・・・マ
ルチプレクサ、9・・・アナログ・ディジタル変換器(
A/D変換器)、IO・・演算処理部、II・・・マイ
クロプロセッサ、12・・・リード・オンリー・メモリ
(ROM)、13・・・ランダム・アクセス・メモリ(
RAM)、R・・・線路の抵抗骨、L・・・線路のリア
クタンス分。 第2図 演算方式の説明図 t。 t 512(Y)=J’ ニアydt、523CY’)=f
’(”、 Ydt第3図 送電縁の等価回路 R線路の抵抗分 V(【) 電圧リレー人ツノ i(+) 電流リレー人力 Zs 後方インピーダンス 第4図 距離リレー特性例
、第2図は第1図の距離継電器の演算方式の説明図、第
3図は送電線路の等価回路図、第4図は距離リレーの特
性例を示す図である。 1・・・送電線、2・・変流器、3・変成器、4.5・
・補助変成器、6a、6b・・・アナログフィルタ、7
a、7b・・・サンプリングホールド回路、8・・・マ
ルチプレクサ、9・・・アナログ・ディジタル変換器(
A/D変換器)、IO・・演算処理部、II・・・マイ
クロプロセッサ、12・・・リード・オンリー・メモリ
(ROM)、13・・・ランダム・アクセス・メモリ(
RAM)、R・・・線路の抵抗骨、L・・・線路のリア
クタンス分。 第2図 演算方式の説明図 t。 t 512(Y)=J’ ニアydt、523CY’)=f
’(”、 Ydt第3図 送電縁の等価回路 R線路の抵抗分 V(【) 電圧リレー人ツノ i(+) 電流リレー人力 Zs 後方インピーダンス 第4図 距離リレー特性例
Claims (5)
- (1)送電線路の電圧信号と電流信号をそれぞれ所定の
サンプリング時間間隔でサンプリングするサンプリング
手段と、 このサンプリング手段により得られたサンプリングデー
タを基に任意の時間におけるサンプリング時間間隔に対
応する電圧量と電流量を算出し、これらの算出された電
圧量と電流量および前記任意の時間におけるサンプリン
グ時間間隔での複数の時刻における電流差を基に前記送
電線路の抵抗分とリアクタンス分を求める演算処理手段
とによって構成したことを特徴とする距離継電器。 - (2)送電線路の電圧信号v(t)と電流信号i(t)
をそれぞれ所定の時間間隔Δtでサンプリングするサン
プリング手段と、 このサンプリング手段により得られたΔt毎の2点のサ
ンプリングデータを基に直線近似法による台形近似によ
り任意の時間における時間間隔に対応する電圧量S(v
)と電流量S(i)を算出し、これらの電圧量S(v)
と電流量S(i)および各サンプリング時刻における電
流差D(i)に基づいて前記送電線路の抵抗分Rとリア
クタンス分Lを算出する演算処理手段からなることを特
徴とする距離継電器。 - (3)送電線路の電圧信号v(t)と電流信号i(t)
をそれぞれ所定の時間間隔Δtでサンプリングするサン
プリング手段と、 このサンプリング手段により得られたΔt/2毎の3点
のサンプリングデータを基に直線近似法による台形近似
により任意の時間における時間間隔に対応する電圧量S
(v)と電流量S(i)を算出し、これらの電圧量S(
v)と電流量S(i)および各サンプリング時刻におけ
る電流差D(i)に基づいて前記送電線路の抵抗分Rと
リアクタンス分Lを算出する演算処理手段からなること
を特徴とする距離継電器。 - (4)送電線路の電圧信号v(t)と電流信号i(t)
をそれぞれ所定の時間間隔Δtでサンプリングするサン
プリング手段と、 このサンプリング手段により得られたΔt毎の3点のサ
ンプリングデータを基に2次曲線近似法による任意の時
間における時間間隔に対応する電圧量S(v)と電流量
S(i)を算出し、これらの電圧量S(v)と電流量S
(i)および各サンプリング時刻における電流差D(i
)に基づいて前記送電線路の抵抗分Rとリアクタンス分
Lを算出する演算処理手段からなることを特徴とする距
離継電器。 - (5)送電線路の電圧信号v(t)と電流信号i(t)
をそれぞれ所定の時間間隔Δtでサンプリングするサン
プリング手段と、 このサンプリング手段により得られたΔt毎の3点のサ
ンプリングデータを基に2次曲線近似法によりΔt/2
のデータを推測し、任意の時間における時間間隔に対応
する電圧量S(v)と電流量S(i)を算出し、これら
の電圧量S(v)と電流量S(i)および各サンプリン
グ時刻における電流差D(i)に基づいて前記送電線路
の抵抗分Rとリアクタンス分Lを算出する演算処理手段
からなることを特徴とする距離継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13455090A JPH0429519A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 距離継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13455090A JPH0429519A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 距離継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0429519A true JPH0429519A (ja) | 1992-01-31 |
Family
ID=15130938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13455090A Pending JPH0429519A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | 距離継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0429519A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008187825A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Mitsubishi Electric Corp | 距離継電装置 |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP13455090A patent/JPH0429519A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008187825A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Mitsubishi Electric Corp | 距離継電装置 |
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