JPH0429514A - 管路内移動装置 - Google Patents

管路内移動装置

Info

Publication number
JPH0429514A
JPH0429514A JP2136771A JP13677190A JPH0429514A JP H0429514 A JPH0429514 A JP H0429514A JP 2136771 A JP2136771 A JP 2136771A JP 13677190 A JP13677190 A JP 13677190A JP H0429514 A JPH0429514 A JP H0429514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
balloon
rod
conduit
moving device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2136771A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Nakatate
健一 中楯
Koji Tanaka
幸次 田中
Sadao Chigira
定雄 千吉良
Kazuo Sanada
和夫 真田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2136771A priority Critical patent/JPH0429514A/ja
Publication of JPH0429514A publication Critical patent/JPH0429514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Cable Installation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電気ケーブル管路の内部の状況を観察点検
するために管路内を移動させる管路的観察機や、管路内
に電気ケーブル引き入れ用の牽弓用ワイヤを線通しする
ための通線機などの管路内移動装置に関するものである
[従来の技術] 新たに電気ケーブルが引き入れられる管路のまたはすて
に電気ケーブルか引き入れられている管路の内部状況、
すなわち管路の継ぎ目部分の段差の有無、石、土砂等の
障害物の有無、内面の腐食状況、ケーブル表面の傷の有
無等を観察点検するために、CODカメラやファイバス
コープを搭載し、さらにカメラケーブルを連結した観察
機を管路内に移動させたり、電気ケーブルを引き入れる
ためにそれを牽引するワイヤを通す通線機を管路内に移
動させたりしている。
これらの観察機や通線機を管路内に移動させるには、F
RP(繊維強化プラスチック)のごとき比較的硬質では
あるが可撓性を有するロッドを管路内に押し込む方式や
、先端に受風体を取り付けて、先端からそれを吸引する
か、後端から送風して移動させる等の方法がある。
上記のロッドによる押し込み方式の場合、管路の継ぎ目
に段差かあると、ロッドの先端がそこに引っ掛かって進
行させることができなくなったり、すでにケーブルが引
き入れられている場合に、ロッドの先端が、管路の内面
と電気ケーブルの表面とが接する方向の次第に狭くなる
空間に落ち込んで前進させることができなくなったりす
ることがある。このようなときには、作業者が経験と感
によりロッドを引き戻したり、捩ったりして引っ掛かり
をなくすようにしている。
上記は、管路内を移動させる観察機、通線機等の移動装
置の進行が妨げられたときに、その先端の位置を変える
ようにしているものであるが、観察機の場合、管路内面
の周囲を観察するために、先端のカメラの向きを変えた
りする必要が生じることがある。このために、先端にミ
ラーを取り付け、それをモータ等で向きを変えるように
した観察機があるが、これは、先端に取り付けたミラー
の部分が管路内断面で見て1つの位置からミラーの向き
を変えて観察するだけであって、管路の断面の任意の位
置から内面を観察することはできない。
また、例えばファイバスコープを用いた観察機の場合、
その先端の向きを変えられるようにして、管路内のある
断面の任意の位置に観察機の先端を位置させるものとし
て、第8図に示すような観察機80がある。
すなわち、ファイバスコープ81が内蔵された比較的硬
質でかつ可撓性のあるチューブ82の先端に、向き調整
具として前記チューブ82の径と同じ径の短片83の複
数か、その直径の位置で互いに回動可能に連結され、最
先端の短片83aの、前記回動可能に連結された位置の
直径に直交する直径の位置に2本の向き調整ワイヤ84
a、84bを連結して、前記チューブ82内に挿通させ
ているものである。
かかる観察機80は、第8図(イ)には真っ直ぐな状態
が示されているが、同図(ロ)に示されるように、その
一方の向き調整ワイヤ84aを矢印Aの方向に引っ張り
、他方の向き調整ワイヤ84bを矢印Bの方向に緩ませ
れば、観察機80の先端の向き調整具の短片83が傾き
、最先端の向きが変えられる。
こうして、管路内の種々の部分を観察したり、または進
行中に管路の継ぎ目の段差に引っ掛かって移動が妨げら
れたときに、ヘッドの向きを変えることにより、その障
害を乗り越えることができるものである。
なお図中、85はファイバスコープ81の先端の対物レ
ンズである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる構成のものでは、その先端が曲げ
られて上に持ち上げられると、横に倒れる傾向が出て、
その向きを安定して維持することが困難となる。
また、同図(ロ)に示されるように、ワイヤ84aを引
っ張り、限度まで先端を曲げた状態は、前記の各短片8
3が互いにある1点で接して安定した曲がりが得られる
が、その中間の引っ張りては、ワイヤ84aの伸びもあ
って、中間の曲がりでは所定の向きを得たり、かつその
向きを安定に維持することはなかなか困難であった。
[課題を解決するための手段] この発明の管路内移動装置は、前記のような先端の向き
か持ち上げられる方向になっても、安定した向きを維持
することができ、また先端か限度以内の中間の曲がりで
あっても、所定の向きか得られかつ安定してその向きか
維持できるようにしたものであって、 この発明の1つである移動装置は、その基部の周囲に、
円周方向に3分割以上に分割されて、かつ半径方向に個
々に伸縮可能な先端向き調整具を設けた構成としたもの
である。
もう1つのこの発明の移動装置は、前記の向き調整具を
、基部の長手方向の間隔を置いた2箇所に設けた構成と
したものである。
さらにもう1つのこの発明の移動装置は、前記の長手方
向に間隔を置いて2箇所に設けられた先端向き調整具の
中間の基部の周囲に、半径方向に−様に内圧がかけられ
て伸縮する支点用伸縮具を設け1こ構成としたものであ
る。
[作用] この発明では、先端向き調整具として、円周方向に3分
割以上に分割したものを、半径方向に個々に伸縮可能と
したので、分割された前記調整具の各々の膨張収縮を異
ならせることにより、移動装置のヘットは、管路の断面
の上下左右の任意の位置にその位置を変えることかでき
る。また移動装置は、先端向き調整具の後方には押し込
み用ロッドやカメラケーブル等が連結されて後方に延び
ていて、管路内の下部に位置するので、動きの自由な先
端は、前記の上下左右への位置の変化に加えてその向き
をも変化され、しかも安定して維持される。
この発明では、また前記の先端向き調整具を基部の長手
方向の間隔を置いた2箇所に設けたので、前方の調整具
の下部を伸張させて上部を収縮させ、かつ後方の調整具
は、その逆に下部を収縮させ上部を伸張させれば、前方
の調整具を取り付けf二部針の基部は持ち上げられ、後
方の調整具を取り付けた部分の基部の位置は下げられて
、移動装置の基部の向きは前方に向かって上向きとなり
、また、上記とは反対に前方の調整具の下部を収縮させ
て上部を伸張させ、かつ後方の調整具の下部を伸張させ
て上部を収縮さ仕れば、移動装置の基部の向きは前方に
向かって下向きとなる。同様にして、基部の向きを左向
きまたは右向きにもすることかできる。
この発明ではさらに、間隔を置いて2箇所に設けた向き
調整具の中間の基部の周囲に、半径方向に一様に内圧が
かけられて伸縮する支点用伸縮具を設けたので、この支
点用伸縮具を伸張させてその周囲を管路内面に圧接させ
ることにより支点が構成され、それと、その前方および
後方の3点で基部が支持されることになり、後方のロッ
ドその他に動きがあっても、その影響は最先端までは及
ばず、安定した位置が保持される。また、こうしておい
て後方の調整具により基部を上部に位置させ、前方の調
整具により基部の先端を下げれば、特に押し込み方式に
よりFRPロットか使用され、基部らそれであるときは
、前方の調整具のみ1箇所ではかなりの力を掛けなけれ
ば先端を下げることができないのを、前記支点用伸縮具
の助けにより容易に基部の先端を所定の位置に下げさせ
ることかできる。
[実施例] この発明の管路内移動装置の実施例を説明するに当たっ
て、まずその基本構成を第1図ないし第3図を参照して
説明する。
まず第1図において、符号lは管路て、この中にこの発
明の移動装置2が挿入されている。この移動装置2は、
押し込み用のロッド3と、それを基部として先端に取り
付けられた先端向き調整具4とからなり、ここでは理解
を容易にするにめに、調整具4は、ロッド3の横断面の
周囲に、円周方向に4分割され、かつ半径方向に個々に
伸縮可能なバルーン5か取り付けられたものからなる場
合が示されている。なお図中、6は前記押し込み用ロッ
ド3の中に内蔵され、その先端が前記バルーン5に連通
されている圧力流体用チューブであって、第1図(イ)
には、各バルーン5内の空気、水、油のごとき流体はす
べてチューブ6を通して抜かれた状態か示されている。
いま、同図(ロ)および(ハ)に示すように、バルーン
5の4分割されたものか丁度上下左右に位置していると
し、その下側のバルーン5aを膨張、上側のバルーン5
cを収縮、また右側および左側のバルーン5b、5dを
均等に膨張させると、ロット3の先端は上方へ持ち上げ
られ、その方向は管路l内の上部内面に向けられる。な
お同図(ハ)は、同図(ロ)においてバルーン5か取り
付けられ1ニ部分の矢印C方向に見た断面図である。
上記において、右側のバルーン5bを膨張させ、左側の
バルーン5dを収縮させれば、ロット3の先端は、同図
(ハ)において左側に移動し、すなわち先端方向に向か
って右側上部の管路1内面に向けられる。こうして上下
左右の各バルーン5を個々に膨張または収縮させれば、
ロット3の先端を管路lの前方の内面周囲の各所に向け
ることかてきる。
上記実施例では、先端向き調整具4を4分割した場合を
示したか、ロット3の向きを任意に向けさせるには基本
的には3分割でよい。実際上の調整は4分割の場合が最
も操作し易いが、必要に応してそれ以上に分割したもの
としてもよいことは勿論である。
つぎに第2図を参照して、この発明のもう1つの実施例
の基本構成を説明する。この実施例は、第1図の実施例
における先端向き調整具4として、ロッド3の先端に、
長手方向に間隔をおいた2箇所に、それぞれ4分割した
バルーン51,52を設けたものである。
前方のバルーン51の下側のバルーン51aの内圧より
も上側のバルーン51cの内圧を大きくし、また後方の
バルーン52の上側のバルーン52cの内圧よりも下側
の内圧を大とすると、後方のバルーン52の位置ではロ
ッド3は上方に持ち上げられ、前方のバルーン51の位
置ではロッド3が下げられ、ロッド3の先端は管路lの
前方の内面下方に向けられる。こうして前方の各バルー
ン51を個々に膨張収縮させることにより、上記の後方
のバルーン52の位置におけるロッド3の位置を中心と
して先端が振られ、管路l内の各所にロッド3の先端の
向きを当てることかできる。
サラニ、後方の各バルーン52を個々に膨張収縮させる
ことにより、後方のバルーン52の各所の位置を中心と
してロッド3の先端の向きを管路1の任意の内面に向か
わせることができる。
かくして、第1図に示される実施例の基本構成では、後
方のロッド3が管路Iの下側にあって、そこを中心とし
てしかロッド3を振らせることができなかったものが、
第2図の実施例では、後方のバルーン52によってロッ
ド3の先端の振りの中心を管路lの断面における任意の
位置に置くことができるので、CODカメラ、テレビカ
メラ等をロッドの先端に取り付ければ、管路l内のある
l断面における上下左右の任意の位置から、その前方の
管路l内面を観察することができる。
また、第3図を参照して、この発明のもう1つの実施例
の基本構成を説明する。この実施例は、移動装置2の先
端向き調整具4として、第2図に示した基本構成におけ
る前方のバルーン51と後方のバルーン52との中間に
、基部とするロット3の周囲において一様に内圧がかけ
られて伸縮する支点用伸縮具としての支点用バルーン5
3を設(すt二ものである。
この支点用バルーン53の中に圧力流体用チューブ6を
通して圧力流体を封入し、その周囲か管路l内面に十分
に圧接されるまで膨張させて、そこに支点構成し、その
支点を中心としてとして、その前後のバルーン51およ
び52の4分割のそれぞれを個々に膨張収縮さけてるこ
とにより、ロット3の先端の向きが変化させられる。
この実施例と第2図に示す実施例とを、特にそれらの図
面に示したように、後方のバルーン52てロット3を上
に持ち上げ、前方のバルーン51てロッド3を下方に曲
げて管路l内を観察する場合について比較して見ると、
ロッド3としてFRPロットのような比較的硬質のもの
が使用されている場合、第2図の実施例では、後方のバ
ルーン52を支点として前方のバルーン51との間の短
い長さて先端の向きを変えるには、かなりの力を要し、
かつ後方バルーン52より後方におけるロッド3に振動
その他の動きが与えられると、その影響は直接に前方の
ロット3に及ふのて、その先端の向きは不安定となるが
、第3図の実施例では、支点用バルーン52かロッド3
を下方へ曲げる助けとなって、前方のバルーン51内の
圧力をさほと大きくせずに、ロット3の先端を容易に下
方へ曲げることができ、また前方および後方のバルーン
51,52の中間に支点用バルーン53が存在すること
により、後方のロット3の動きの影響は支点用バルーン
53によって緩和されるので、前方のバルーン51は比
較的に安定してその位置を保持することができる。
つぎに、先端向き調整具の各種の実施例を第4図ないし
第6図を参照して説明する。
まず第4図に示される調整具は、押し込み用ロッド3の
先端を基部として、その周囲に、円周方向に4分割され
、かつ半径方向に個々に伸縮可能なバルーン5か、上記
ロッド3内に内蔵された圧力流体用チューブ6に連通さ
れて設けられ、その4分割された各バルーン5か設けら
れた位置よりも前方において上記ロット3の周囲にヒン
ジ8て取り付けられ、その後方において上記バルーン5
の膨張収縮により半径方向に開閉する突っ張り板7が設
けられて構成されたものである。なお、この突っ張り板
7は、上記実施例に限らず、板ノ(ネとし、ロッド3の
周面に固定して取り付け、後方先端が常に閉じる方向に
作用させる構成のものとしてもよい。
上記バルーン5の4分割されたもののそれぞれが個々に
膨張収縮することにより上記突っ張り板7の後方先端が
開閉されて、管路の内面に圧接され、このときの4分割
された各バルーン5の拡開の度合により、管路の断面の
上下左右の任意の位置にロッド3の先端が置かれ、管路
内の前方周囲に向けることかてきる。
図中、符号9はロット3の先端に取り付けられた膨大径
を有する先端誘導具て、この実施例では金属線または硬
質プラスチック線からなる泡立て器状のもので、移動装
置を管路内に押し込んでいくときに、管路の継ぎ目の段
差、石その他の障害物が存在する場合に、その障害物を
乗り越えて移動装置を進行させることができるようにす
るもの、符号lOは、ロッド3の先端の端面に空けられ
たフラッシュ孔で、移動装置の前方に土砂等の分散させ
られる障害物が存在するときに、図示していないがロッ
ド3内に挿通されたチューブを通して水、空気等の流体
を噴出させ、その障害物を分散させて移動装置を進行さ
せることができるようにするもの、および符号11は、
ロッド3の先端の端面中央に設けられた観察窓で、CO
Dカメラ、テレビカメラ等の観察機がロッド3の先端に
内蔵された場合にその窓11を通して管路内前方を監視
することができるようにするものである。
ここで、移動装置が通線機である場合は、その先端の向
きを変更させながら進行させる必要があるため、前記突
っ張り板7は管路内面に対して滑り易くしておくことが
望ましく、金属板、硬質プラスチック板そのものでも差
し支えないが、その表面には四弗化エチレン樹脂コーテ
ィングのような潤滑性かつ耐磨耗性被膜を施したものと
しておくとよい。ま1こ移動装置が観察機である場合に
は、管路内面を観察する際には突っ張り板7を拡開して
、その位置に観察機をしっかりと固定して先端の向きを
変化させるという動作をさせる必要かあるため、突っ張
り板7の表面にはラテックスのような摩擦を大きくする
被膜を施しておくとよい。
なお、突っ張り板7は、移動装置の先端の向きを変える
ことなく通常に進行させるときは、ロット3の先端の先
端誘導具9の外径よりも縮小させた状態としておくもの
である。
つぎに、第5図を参照してこの発明の移動装置の先端向
き調整装置のもう1つの実施例を説明する。この実施例
は、第4図の実施例における突つ張り板7を設けずに、
バルーン5が直接管路内面に接触されるようにしたもの
で、この場合、バルーン5を磨耗、傷等から保護するた
めと、バルーン5を膨張させたときの形状修正、すなわ
ち、管路内面に接したとき、それ以上に内圧を高くする
横方向にバルーン5の広がりか逃げようとするのを押さ
えるようにするために、保護膜12て上記バルーン5を
覆った構成としfこものである。この保護膜12は、布
、ゴムまたはプラスチック張り布等の柔軟でかつ伸びの
少ないノートとする二とが望ましい。その他の部分は、
第4図に示した実施例と同しであるので、その説明は省
略する。なお、すてに電気ケーブルか引き入れられてい
る管路内の残りの空間形状は長平方向に一様でなく変化
しているか、そこにこの実施例の移動装置を使用すれば
、バルーン5の外面形状はその管路内形状変化に対応し
て変化することか可能であるので、かかる場合に適用さ
れて好適である。
第6図の各図は、第4図に示した先端向き調整具の突っ
張り板7の開閉機構の各種の実施例を示している。同図
(イ)は、突っ張り板7を回動腕13の回動により開閉
させているもので、回動腕13は、突っ張り板7のヒン
ジ8よりも後方のロツド3の周囲に設けられたヒンジ1
3を支点として突っ張り板7が倒されている方向と同じ
方向に倒されていて、それに連結され、ロッド3内に挿
通されたたワイヤ15を、管路の後端で引っ張りまたは
緩めることにより立ち上がらせたり倒したりして、突っ
張り板7を開閉させている。図中、符号16はワイヤ1
5の方向を変えるガイドロールである。
同図(ロ)は、突っ張り板7をロッド3に内蔵させたモ
ータ17を回転させることによって開閉させる実施例で
、ロッド3に回動支点18を有する扇形ギヤ19は、モ
ータ17に直結されたウオームギヤ20にギヤ21を介
して結合された構成のもので、モータ17の正負の回転
により、ウオームギヤ20、ギヤ21を介して扇形ギヤ
19が回動され、その円弧の端部が上下されて、突っ張
り板7の開閉が行なわれるようにしている。図中、符号
22はモータ17に接続されて、ロッド3内に挿通され
ている電気コードである。
同図(ハ)は、突っ張り板7を形状記憶合金板23の曲
折変形の度合・で開閉させるようにしたもので、突っ張
り板7とロッド3との間に形状記憶合金板23を連結し
、この合金板23の片面に可撓性板状ヒータ24を貼着
した構成のもので、ヒータ24の加熱により、形状記憶
合金板23の曲折度合を変化させている。なお、図中符
号25は、ロッド3内を挿通させて可撓性板状ヒータ2
4に接続されている電気コードである。
同図(ニ)は、突っ張り板7を、それとロッド3との間
に圧力シリンダ26を連結して、そのピストン27の出
入により、突っ張り板7の開閉を行わせる構成としたも
ので、圧カンリンダ26はロッド3内に挿通された流体
用チューブ28を通して、油、水、空気等の流体圧を変
化させて、ピストン27の出入の度合を変化させている
上記の第4図ないし第6図に示す実施例は、いずれも先
端向き調整具がロッド3の先端の1箇所に設けられた場
合について説明したが、これらの調整具を間隔を置いた
2箇所に設ければ、それらは、第2図および第3図に示
した前方のバルーン51および後方のバルーン52に相
当する調整具となることは言うまでもない。ま1こ、第
3図におする支点用バルーン53も、それに代えて、第
4図ないし第6図の各実施例において4分割された各突
っ張り板7またはバルーン5を、個々にてはなく一様に
伸縮させることにより、それらを応用することかできる
第7図には、第1図ないし第5図に示した先端向き調整
具のバルーン5に連結される圧力調整機構の1実施例を
示すものである。図面において、ロッド3の先端に取り
付けられたバルーン5に、個々に流体用チューブ6が連
通され、この各チュブ6には、個々に個別調整用圧力シ
リンダ30および微調整用圧カッリンダ31が取り付け
られている。図中、符号32は微調整用平板、符号33
はその中心に立設された把手で、微調整用平板32はそ
の面で上記微調整用シリンダ31のピストン31aのす
べてに接するようにしてあり、上記把手33を矢印り、
Eの方向に動かせば、ロット3の直径の位置に対向して
存在するバルーン5内の圧力は互いに反対の圧力の増減
が行なわれるようになっている。
いま、押し込み用ロット3の先端に観察機が内蔵された
ものを用いて管路内の状況を観察する場合について見る
と、例えば個別調整用圧力、・リング30のそれぞれを
同一の圧力になるようにピストンを動かして、各バルー
ン5を膨張させて管路内面にバルーン5か圧接されるよ
うにし、ついて各バルーン5を個々に膨張または収縮さ
せて、ロッド3の先端の位置を定める。つぎに、図面に
示すように、上方のバルーン5の圧力か犬になるように
把手33を矢印りの方向に回動させて微調整用平板32
を傾斜させれば、微調整用圧カッリンダ31の上方バル
ーン5に連通されるシリンダのピストンは押し下げられ
、下方バルーン5に連通されるシリンダのピストンは押
し上げらられて下方のバルーン5の圧力は減少され、ロ
ッド3の先端は下方に動かされる。その逆に微調整用平
板32を傾斜させれば、ロッド3の先端は上向きに動か
される。また、微調整用平板32を、上下方向の内圧変
化をさせずに左右方向の内圧変化をさせるように、把手
33を矢印Eにしたかつて回動させれば、ロッド3の先
端は管路内で高さはその位置に保持されたまま、左右に
動かされる。こうして管路内の各所にロッド3の先端を
向けられて、観察することができる。
上記はバルーン5を用いてそれを膨張収縮させる場合に
ついて説明したが、第6図(ニ)に示した先端向き調整
具、すなわち圧力の増減によって圧カンリンダ26が伸
縮され、これによって突っ張り板7が開閉される調整具
の場合にも利用できることは容易に理解されるであろう
[発明の効果] この発明の管路内移動装置によれば、先端の基部の周囲
に、円周方向に3分割以上に分割されて、かつ半径方向
に個々に伸縮可能な先端向き調整具を設けたので、分割
された調整具を個々に膨張収縮させれば、移動装置の先
端は、管路の断面で見て、その上下左右の任意の位置に
置いて、かつその向きも変化させることができて、管路
内の各所を観察したり、障害物を避けて移動装置を進行
させることかできる。
この発明ではまた、先端向き調整具を基部の長手方向の
間隔を置いた2箇所に設けたので、前方の調整具と後方
の調整具のそれぞれの分割されたものの内圧を個々に増
減させることにより、移動装置の基部を管路の断面の任
意の位置に置くことができるばかりでなく、それぞれの
各位置で先端を上下左右の任意の方向に首を振らせて向
きを変化させることかできる。
さらにこの発明では、間隔を置いて2箇所に設けた先端
向き調整具の中間の基部の周囲に、半径方向に一様に内
圧がかけられて伸縮する支点用伸縮具を設けたので、こ
の伸縮具を伸張させてその周囲を管路内面に圧接させる
ことにより支点が構成され、こうして前方および後方の
調整具の分割されたものの内圧を個々に変化させれば、
後方に伸びる押し込み用ロッドまたは後方に連結された
ワイヤその他の長尺物に動きがあっても、2箇所の調整
具とその中間の支点用伸縮具ての3箇所て移動装置が支
持され、上記の動きによって最先端にまで影響を及はす
ことはほとんどなくなり、基部の先端の所定の位置およ
び先端の向きを安定に維持させることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の管路内移動装置の各種
の基本構成を示すもので、第1図(イ)および(ロ)は
側面図、同図(ハ)は断面正面図、第2図および第3図
は側面図、第4図および第5図はこの発明の移動装置に
おける先端向き調整具の異なる実施例を示し、第4図(
イ)は一部断面側面図、同図(ロ)は正面図、第5図(
イ)は−部断面側面図、同図(ロ)は一部断面正面図、
第6図(イ)ないし (ニ)は、この発明の移動装置に
おける先端向き調整具に突っ張り板が用いられた場合の
各種実施例を示す一部断面側面図、第7図は、この発明
の移動装置の先端向き調整具にバルーンが使用されてい
る場合に適用される圧力調整機構の実施例を示す断面側
面図、および第8図(イ)、(ロ)は従来の管路内移動
装置の1実施例を示す側面図である。 1、管路、2.移動装置、3.押し込み用ロット(基部
)、4.先端向き調整具、5.バルーン、5a:下側の
バルーン、5b、右側のバルーン、5C1上側のバルー
ン、5d、左側バルーン、6圧力流体用チューブ、7.
突っ張り板、8.ヒンノ、9.先端誘導具、10.フラ
ッシュ孔1.11、観察窓、12.保護膜、131回動
腕、14ヒンノ、15.ワイヤ、16.カイトロール、
17、モータ、I81回動支点、19.扇形ギヤ、20
、ウオームギヤ、21.キヤ、22.電気コート、23
.形状記憶合金板、24.可撓性板状ヒータ、25.電
気コート、26.圧力シリンダ、27、ピストン、28
.流体用チューブ、30個別調整用圧カッリンダ、31
.微調整用圧カッリンダ、31a; ピストン、32:
微調整用平板、33、把手、 51、前方のバルーン、51a;下側のバルーン、51
c;上側のバルーン、52.後方のバルーン、52a、
下側のバルーン、52C1上側のバル−ン、53.支点
用バルーン(支点用伸縮具)、80;観察機、81.フ
ァイバスコープ、82゜チューブ、83:短片、83a
、最先端の短片、84a、84b;向き調整ワイヤ、8
5;対物レンズ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移動装置の基部の周囲に、円周方向に3分割以上
    に分割されて、かつ半径方向に個々に伸縮可能な、先端
    向き調整具が設けられていることを特徴とする管路内移
    動装置。
  2. (2)前記先端向き調整具が、前記基部の長手方向の間
    隔を置いた2箇所に設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の管路内移動装置。
  3. (3)前記基部の長手方向の間隔を置いた2箇所に設け
    られた先端向き調整具の中間の基部の周囲に、半径方向
    に一様に内圧がかけられて伸縮する支点用伸縮具が設け
    られている請求項2記載の管路内移動装置。
JP2136771A 1990-05-25 1990-05-25 管路内移動装置 Pending JPH0429514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2136771A JPH0429514A (ja) 1990-05-25 1990-05-25 管路内移動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2136771A JPH0429514A (ja) 1990-05-25 1990-05-25 管路内移動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0429514A true JPH0429514A (ja) 1992-01-31

Family

ID=15183132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2136771A Pending JPH0429514A (ja) 1990-05-25 1990-05-25 管路内移動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0429514A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100346885B1 (ko) * 1999-12-16 2002-08-03 박종식 벨트 콘베이어의 사행 방지 장치
JP2011125093A (ja) * 2009-12-08 2011-06-23 Nippon Telegraph & Telephone East Corp 配管カメラ挿入補助具および通線補助具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100346885B1 (ko) * 1999-12-16 2002-08-03 박종식 벨트 콘베이어의 사행 방지 장치
JP2011125093A (ja) * 2009-12-08 2011-06-23 Nippon Telegraph & Telephone East Corp 配管カメラ挿入補助具および通線補助具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3792544B1 (en) In-pipe robot
US3908704A (en) Corrugated tubing
KR970005450B1 (ko) 교체 파이프의 설치 방법과 설치 장치 및 제거 방법
JP2008022952A (ja) 管路内の進行装置
JPH01500447A (ja) 地中ダクトの拡大或いは歪み修正改良装置
US11819633B2 (en) System, device and method for advancing an article along a path
JPH0429514A (ja) 管路内移動装置
JP4709300B2 (ja) 管材のつば部成形加工機
US2622327A (en) Torch cutting machine for large pipe and the like
JP2020145818A (ja) 掴線器並びに電線の支持及び張緩用器具
US20170258306A1 (en) System, device and method for advancing an article along a path
US1268844A (en) Pipe-bending machine.
JPH0241995A (ja) 自転車のリア・ディレーラーのケーブル・ガイド要素
US4159085A (en) Expandable arbor for horizontal pay-off reels
US5826457A (en) Wheel for mandrel of pipe straightening presses
JPS59123636A (ja) 曲り管の製造方法及び装置
CN108057694A (zh) 一种管道清洁装置
US2451097A (en) Tire bead spreader
JPH0742931A (ja) 矩形煙道清掃装置
SE469344B (sv) Anordning foer slangburen distribution av ett medium
CN219890338U (zh) 一种地面油套管自行通径规
JP6843685B2 (ja) 自走式内視鏡
WO2024224129A1 (en) Pneumatic apparatus for inspecting pipes from the inside
CN207412238U (zh) 一种具有预弯管的微创手术机器人
JP2762402B2 (ja) 管路内走行装置