JPH04294393A - プレゼンテーションシステム - Google Patents

プレゼンテーションシステム

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JPH04294393A
JPH04294393A JP3247130A JP24713091A JPH04294393A JP H04294393 A JPH04294393 A JP H04294393A JP 3247130 A JP3247130 A JP 3247130A JP 24713091 A JP24713091 A JP 24713091A JP H04294393 A JPH04294393 A JP H04294393A
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悟 富田
Kaoru Horiuchi
薫 堀内
Toshihiko Hata
秦 淑彦
Toshiharu Nozawa
野沢 俊治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、会議、講演等におい
て、VTR、ビデオディスク、オーディオテープレコー
ダ、イメージスキャナ、CD−ROM、AVスイッチャ
等の映像音響機器あるいはパーソナルコンピユータ(P
C)やワークステーション(WS)等の情報処理装置お
よびCRTモニタやビデオプロジェクタ等の表示装置(
以下、各機器,装置を総称して情報提供機器という)に
より複数メディアを組み合せるかあるいは相互に関連付
けて情報提供するとともに、時間管理および進行制御し
ながら効果的なプレゼンテーションを支援するプレゼン
テーションシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開昭63−250722
号公報に示された従来例としてのプレゼンテーションシ
ステムの構成(特に画面情報の表示順序の制御に関する
部分の構成)を示すブロック図である。図において、1
は複数画面の表示順序を予め設定した台本情報を格納す
る台本記憶部、2は表示する画面情報を格納する画面情
報記憶部で、この台本記憶部1と画面情報記憶部2より
情報管理手段3を構成する。4は利用者(以下、発表者
という)による操作情報の入力手段としてのキーボード
、5は進行制御、割込み制御等を行う制御手段としての
制御部、6は割込み要求により表示が中断された画面番
号を格納する画面番号記憶部、7は表示する画面を生成
描画する画面生成部、8aは前記画面生成部7で生成描
画された画面を記憶するとともに、画面表示信号を発生
する表示制御部、9aは前記表示制御部8aで発生され
た画面表示信号により画面を表示する表示装置としての
CRTで、この画面生成部7と表示制御部8aとCRT
9aよりプレゼンテーション手段10を構成する。11
は前記台本情報と画面情報を予め作成する画面台本編集
装置である。
【0003】次に従来のプレゼンテーションシステムの
動作について図を用いて説明する。図8は制御部5にお
いて画面情報の表示順序を制御する方法を示すフローチ
ャート、図9はそれによって行われるプレゼンテーショ
ンの進行制御と割込み制御の関係を示したタイムチャー
トである。
【0004】ここで、図9は、予め画面情報記憶部2に
表示すべき画面情報が格納され、台本記憶部1に表示順
序が格納され、発表者のキーボード操作での次画面要求
によりプレゼンテーションが行われる様子を示している
。画面情報記憶部2に格納された表示予定の画面A(A
1〜A5の5種類)及び予備の画面E(E1)には識別
記号が付けられ、台本記憶部1には表示順序と該識別記
号の対応が設定され、格納されている。このように画面
に対応付けされた表示順序が画面番号であり、通常1か
ら順番に整数が付けられるが、画面の系列に分岐がある
場合や予備の画面にはそれに応じた番号が与えられる。
【0005】なお、ここでの画面情報は、典型的には1
枚の静止した文字図形や画像であり、画面情報記憶部2
から読み出して画面を生成描画するのに要する時間は、
発表者がその画面の説明に要する時間に比べてきわめて
短いものである。
【0006】まず、制御部5の内部で画面番号を格納す
るレジスタ(以下、COUNTという)を初期設定し(
ステップST1)、発表者からキーボード4により次画
面要求入力があると(ステップST2)、COUNTに
格納されている値を1増加させ(ステップST3)、画
面情報記憶部2に格納されているCOUNTの値と同じ
画面番号の画面情報を読み出して(ステップST4)、
プレゼンテーション手段10により表示する(ステップ
ST5)。通常は、発表者から終了入力(ステップST
12)があるまでこのステップST2からステップST
5までの制御を繰り返す。これにより、表示予定の画面
Aが予定の順序で表示されて、プレゼンテーションが進
行する。
【0007】割込み制御は、例えば発表者が発表中に質
問を受けてそれに直ちに対応したり、視聴者の反応を見
て急きょ補足の説明を行う場合などに必要となり、発表
者がキーボード4より割込み要求や復帰要求の指示入力
を行うことにより実行される。仮に画面A3を表示中に
(正確には画面の生成描画を終了して画面表示を続けな
がら説明をしている途中)に割込み要求が発生し、該画
面A3の表示を中断して予備の画面E1を表示する場合
を考える(図9)。割込み要求が発生すると(ステップ
ST6)、制御部5は中断するCOUNTの値(画面A
3の画面番号)を画面番号記憶部6に格納(退避するこ
と)し(ステップST7)、さらに割込み表示用画面E
1の画面番号が入力されると(ステップST8)、CO
UNTに該入力された番号を設定し(ステップST9)
、通常の表示動作で画面E1を表示する(ステップST
4,ST5)。
【0008】割込み処理(すなわち割込み表示用の画面
表示とその説明)が終了して復帰要求の入力があると(
ステップST10)、COUNTに画面情報記憶部6に
格納されていた画面番号を設定して(ステップST11
)中断された画面A3を再表示して(ステップST4,
ST5)通常の進行制御を再開する。この割込み制御に
より、発表者は表示を中断した画面を自分で記憶してお
いて割込み処理後に検索するという負担を免れ、あたか
も画面を一時退避したかのごとくに別の画面を表示し、
その説明が終わった時点で簡単に中断した画面を再表示
して、説明を再開することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のプレゼンテーシ
ョンシステムは以上のように構成されているので、質問
を受けた場合等の割込み制御は、割込み要求の操作入力
によりその時点のシステムの状態(ステータス、従来例
では表示が中断された画面の画面番号)を一時退避させ
、割込み処理が終了すると復帰要求の操作入力により該
退避させたステータスをシステムに再設定してプレゼン
テーションを再開するように制御が行われる。
【0010】この割込み制御の考え方は、上記のように
画面情報が単に1枚の静止した文字図形や画像であり、
画面を情報管理手段から呼び出して生成描画するに要す
る時間が、発表者がその説明に要する時間に比ベてきわ
めて短いものである場合(つまりシステムのステータス
が画面番号のみで代表される場合)には有効であるが、
画面情報をいわゆるマルチメディアに拡張して一般の情
報提供機器の情報を取り扱う場合には不都合がある。
【0011】即ち、静止した文字図形や画像だけでなく
、VTRやビデオディスクの動画、オーディオテープレ
コーダの音声、コンピュータのアニメーションなどのよ
うに、本質的に継続的な時間幅を持つ情報が組み合わさ
れた画面情報を考える場合は、プレゼンテーションシス
テムのステータス情報として、画面番号だけでなく、V
TR、ビデオディスク、オーディオテープレコーダの「
再生」や「停止」等の動作状態や再生中の情報媒体(テ
ープやディスク)上のアドレス(フレーム番号やタイム
コード)、コンピュータの起動中プログラムモジュール
、アクセス中ファイルの種類や生成描画途中のデータ処
理状況を示す制御レジスタやアドレスポインタ等システ
ムに接続された各機器の動作状態や内部レジスタの値も
含めておかなければ、割込み処理終了後にシステムを表
示中断前の状態に復帰してプレゼンテーションを再開す
ることができない。
【0012】また、必要なステータスをすべて一時退避
し、割込み処理後にそれをシステムに再設定して状態を
復帰させたとしても、画面情報が本質的に継続的な時間
幅を持つために、復帰により突然に説明途中の画面表示
に戻ることになる。これは発表者にとって中断された説
明を自然に再開することを困難にし、視聴者にとって唐
突に中断された説明の続きを視聴させられて戸惑いを生
じさせる。
【0013】このように、従来のプレゼンテーションシ
ステムでは、本質的に継続的な時間幅を持つ情報が組み
合わされた画面情報を取り扱う場合の割込み制御に適応
せず、また割込み復帰するときもプレゼンテーションの
流れに合わない進行制御を行うなどの課題があった。
【0014】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、本質的に継続的な時間幅を持つ画
面情報に適応可能な割込み制御を行うとともに、プレゼ
ンテーションの流れに合った進行制御を行うプレゼンテ
ーションシステムを得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプレゼン
テーションシステムは、情報管理手段に表示する画面情
報とともに、プレゼンテーション内容を区切りのよい小
単位に分割し、各小単位ごとに前記画面情報の表示タイ
ミングおよびプレゼンテーション手段である機器の使用
タイミングを記述した台本情報とを格納しておき、制御
手段で前記台本情報に従った進行制御を行うとともに、
割込み要求を受けると実行中小単位の開始時における当
該システム各部のステータス情報をステータス記憶部に
保持させて割込み処理し、該保持されたステータス情報
から中断された小単位の開始時点に復帰させる割込み制
御を行うようにしたものである。
【0016】
【作用】この発明におけるステータス記憶部は、実行中
小単位の開始時におけるステータス情報を実行中格納保
持する第1の記憶部と、割込み要求が発生するたびに前
記第1の記憶部に格納されているステータス情報をスタ
ック状に順次格納する(退避させる)第2の記憶部とを
備えているので、割込み処理からの復帰時に前記第2の
記憶部に格納されたステータス情報により、説明の再開
が容易な該小単位ごとの開始時点に復帰するので、突然
に中断時点の画面表示状態に戻ることがなく、プレゼン
テーションの流れに合った進行制御を可能にする。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例によるプレゼンテーシ
ョンシステムの構成を示すブロック図であり、従来のプ
レゼンテーションシステムと同一部分には同一符号を付
して説明を省略する。
【0018】図において、12は実行中小単位の開始時
におけるシステム各部のステータス情報(このステータ
スは前記のようにシステムの状態を決めるのに必要な情
報をすべて含むものとする)を、該小単位が実行されて
いる間格納保持しておく第1の記憶部12aと、割込み
要求が発生するたびに前記第1の記憶部12aに格納さ
れているステータス情報をスタック状に順次格納する(
退避させる)第2の記憶部12bからなるステータス記
憶部である(図6)。
【0019】ここで、小単位とはプレゼンテーションの
内容を予め区切りのよい部分ごとに分割したもので、通
常の静止した文字図形や画像だけでなく、本質的に継続
的な時間幅を持つような情報提供機器からの一つながり
の表示情報(例えば、一続きの動画や音声やアニメーシ
ョン)も要素として組み入れた画像情報のまとまりであ
り、文章における段落のようなものである。この小単位
の中には、複数の静止画面や動画等を組み合わせて画面
空間上で配置したり、あるいは時間軸上で配列したもの
も含めるものとする。
【0020】次に動作について図を用いて説明する。図
3はプレゼンテーションシステムの制御部5でのステー
タス情報の管理を示すフローチャート、図4はそれによ
って行われるプレゼンテーションの進行制御と割込み制
御の関係を示すタイムチャートである。
【0021】予め画面台本編集装置11を用いて、プレ
ゼンテーションの内容がU1〜U5の5つの小単位に分
割され、さらに質間への対応や補足説明のために予備の
小単位UX1が準備されて、画面情報(画面描画データ
や情報提供機器の動作指示等)や台本情報(小単位の表
示順序や画面の表示タイミング、情報提供機器の使用タ
イミング等)が小単位ごとにまとめられて、画面情報が
画面情報記憶部2に、台本情報が台本情報記憶部1に格
納されている。この図4の例では、画面A(A1〜A9
の9種類)が従来の静止画的な画面情報として作成され
ているが、小単位はそれの組合わせとして設定されてお
り、例えば、小単位U1は画面A1〜A2を含み、小単
位U2は画面A3〜A5を含み、また、小単位UX1は
画面E1〜E2を含む。
【0022】まず、ステータス記憶部12の第1の記憶
部12aにステータス情報が初期設定される(ステップ
ST13)。通常の進行制御として、発表者によるキー
ボードからの操作入力か前記台本情報で指定された画面
情報の表示タイミングの到来により小単位の切れ目(小
単位の開始時点)が確認されると(ステップST14)
制御部5は、第1の記憶部12aのステータス情報を該
確認された開始時点におけるシステム各部のステータス
情報で更新して(ステップST15)その小単位を実行
し(ステップST16)、全小単位が終了するまで上述
した処理(ステップST14〜ステップST16)を繰
り返す(ステップST17)。
【0023】小単位の実行中は、該小単位開始時のステ
ータス情報を保持しながら、台本情報で指定された表示
タイミングおよび発表者の操作入力に従って当該小単位
内の画面情報の表示を行う。例えば小単位U1では、最
初に画面A1を単独表示した後に、画面A2を画面情報
記憶部2から読み出して組合せ表示を行う。また、小単
位U2では、画面A3の単独表示の後で、画面A4と画
面A5を同時に読み出して暫く組合せ表示をしてから画
面A5を残して画面A4を消去する(図4)。
【0024】割込み制御の例として、小単位U3が中断
される場合を考える(図4)。割込み要求が発生(例え
ば、発表者がキーボードから指示)すると、制御部5は
中断する小単位U3のステータス情報S3をステータス
記憶部12の第1の記憶部12aから第2の記憶部12
bに退避させ(ステップST18)キーボード入力等に
より割込み処理で用いる割込み小単位UX1を特定し(
表示および説明する割込み用画面、例えば、E1,E2
を決めること、ステップST19)、該割込み小単位U
X1の開始時ステータス情報SX1を第1の記憶部12
aに格納し(ステップST20)、該割込み小単位UX
1を実行する(割込み用画面E1,E2の表示および説
明)。割込み処理が終了して復帰要求(例えば、発表者
がキーボードにより指示)があると、第2の記憶部12
bに退避していた小単位U3の開始時ステータス情報S
3を第1の記憶部12aに再度格納し(ステップST2
1)、該ステータス情報S3より小単位U3の初めから
プレゼンテーションを再開する。
【0025】なお、上記実施例ではプレゼンテーション
手段10としてCRT9aへの表示手段のみとし小単位
の中では従来の静止画的な画面を組み合わせた画面情報
を表示するものとしたが、動画などの本質的に継続的な
時間幅を持つ情報を取り扱う情報提供機器(例えば、映
像音響機器)を併用することでマルチメディアによる効
果的な情報提供ができる。また、各小単位ごとに時間管
理することでよりスムーズな進行制御が可能になる。
【0026】図2はこの発明の他の実施例としてのプレ
ゼンテーションシステムの構成を示すブロック図である
。図において、プレゼンテーション手段10は、映像音
響機器14を動作制御する機器制御部13、視聴者用表
示手段(第1の表示制御部8aおよび第1のCRT9a
)、および発表者用表示手段(第2の表示制御部8bお
よび第2のCRT9b)を併用しており、ここで、第1
の表示制御部8aは前記映像音響機器14の画像信号と
視聴者用画像信号を重畳合成でき、第2の表示制御部8
aは前記映像音響機器14の画像信号と視聴者用画像信
号と発表者用画像信号を重畳合成できる。また、15は
画面情報の表示経過時間を計測する時刻計数部、16は
前記時刻計数部15からの経過時間と台本情報で指定さ
れる画面情報の表示予定時間を比較して所定の管理情報
を発生する時間経過管理部で、この時刻計数部15と時
間経過管理部16より時間管理手段17を構成している
【0027】この第2の実施例のプレゼンテーションシ
ステムにおける進行制御と割込み制御の動作を図5のタ
イムチャートを用いて説明する。予め画面台本編集装置
11を用いて、プレゼンテーションの内容がU1〜U5
の5つの小単位に分割され、さらに質問への対応や補足
説明のために子備の小単位UX1が準備されて、画面惰
報(画面描画データや情報提供機器の動作指示等)や台
本情報(小単位の表示順序や画面の表示タイミング、情
報提供機器の使用タイミング等)が小単位ごとにまとめ
られて、画面情報が画面情報記憶部2に台本情報が台本
惰報記憶部1に格納されている。
【0028】この図5の例では、映像音響機器14は2
つのVTR(VTR1,VTR2)と各VTRの表示出
力を選択切換するスイッチャ(機器3=図示していない
)である。視聴者に表示する画面A(A1〜A5の5種
類)、前記画面Aに対応した発表者のみに表示する画面
B(B1〜B5の5種類)が従来の静止画的な画面情報
として作成されているが、小単位はそれと映像音響機器
14からの動画との組み合わせとして設定れており、例
えば小単位U1は画面A1,B1を含み、小単位U2は
画面A2,B2とVTR1の動画を含み、また小単位U
X1は画面E1とVTR1の動画を含む。
【0029】また、この実施例のプレゼンテーションシ
ステムにおける台本情報では、図5に示すように予めプ
レゼンテーションの各小単位ごとの所要予定時間Tおよ
び提示の必要性の程度を表わす優先度P(この例では小
さいほど優先度が高い)が設定されている。
【0030】この台本情報を用いて映像情報機器(例え
ば、VTR)を制御することにより、動画などを含むマ
ルチメディアにより効果的な情報提供ができるとともに
、小単位ごとおよびプレゼンテーション全体での時間管
理を行い、割込み処理により生じた予定時間経過(所要
予定時間Tの累積)との差異を解消するために、自動的
あるいは半自動的(例えば、発表者がキーボード4より
指示)に予め設定しておいた優先度Pに従って実行する
小単位を決定して、予定時間を大幅に超過することなく
残りのプレゼンテーションを行うことができる。
【0031】制御部5は台本記憶部1から台本情報を読
出し、該台本情報に従って小単位を順次実行する。各小
単位の実行中、図3のフローチャートに示す方法によっ
てステータス記憶部12に該小単位の開始時点でのシス
テムのステータス情報を保持する。各小単位の中では台
本情報に従って該当する画面情報を読出し、該画面情報
を画面生成部7に出力し、該台本情報に機器動作があれ
ば機器制御部13に動作指示を出す(プレゼンテーショ
ン手段10に画面情報あるいは動作指示を出力する)。
【0032】例えば、図5中小単位U1が開始される場
合、制御部5はステータス記憶部12の第1の記憶部1
2aにステータスS1を格納し(ステップST15)、
画面情報記憶部2から画面A1,B1を読出し、画面生
成部7に出力する。第1の表示制御部8aはこの画面生
成部7により生成描画された画面A1を視聴者用CRT
9aに表示させるとともに、第2の表示制御部8bに画
像信号を出力する。第2の表示制御部8bは画面生成部
7により生成描画される画面情報B1を第1の表示制御
部8aから入力される画面A1の画像信号に重畳させて
発表者用CRT9bに表示させる。このとき制御部5は
時間管理手段17により経過時間を監視しながら所定の
時間になると機器制御部13に機器1(VTR1)の動
画の検索(ビデオテープ上の動画記録位置の頭出し)を
指示し、次の小単位U2のスタート時からスムーズなプ
レゼンテーションが可能となるように先行して準備させ
ておく。
【0033】小単位U2がスタートすると制御部3は同
様にステータス情報S2をステータス記憶部12の第1
の記憶部12aに格納し(ステップST15)、画面A
2,B2を読出し、画面生成部7に出力するとともに機
器制御部13に動作指示を出す。映像音響機器14(こ
の場合VTR1)は該機器制御部13の指示により動画
の画面信号を第1および第2の表示制御部8a,8bに
それぞれ出力する。第1の表示制御部8aは画面生成部
7により生成描画された画面A2と映像音響機器14か
ら入力される画像信号を重畳して視聴者用CRT9aに
表示させるとともに、画面A2の画像信号を第2の表示
制御部8bに出力する。第2の表示制御部8bは画面生
成部7により生成描画された画面B2をさらに表示制御
部8aから入力される画面A2および映像音響機器14
から入力される画像信号に重畳して発表者用CRT9b
に表示させる。また、制御部5は時間管理手段17によ
り経過時間を監視しながら所定の時間になると画面A2
の表示を中止(画面A2を消去)し、さらに、機器制御
部13に様器2(VTR2)の動画の検索を指示し、次
の小単位U3の開始を先行して準備させておく。
【0034】発表者の操作入力による割込み要求が小単
位U3の実行中に発生した場合(図5)、制御部5は中
断する小単位U3のステータス情報S3をステータス記
憶部12の第1の記憶部12aから第2の記憶部12b
に退避させ(ステップST18)、キーボード入力等に
より割込み処理で用いる割込み小単位UX1を特定し(
ステップST19)、該割込み小単位UX1の開始時ス
テータス情報SX2を第1の記憶部12aに格納し(ス
テップST20)、該割込み小単位UX1を実行する。 割込み小単位では、画面情報記憶部2から画面E1を読
出し、画面生成部7に出力して画面E1を視聴者用と発
表者用の表示手段に表示させるとともに、機器制御部1
3に機器1(VTR1)の動画の検索を指示し(機器1
に追加説明用の動画を記録しているが、小単位U3では
機器1の使用予定がなかったために、割込みが発生した
時点で検索を行う)、検索完了後に動画再生を指示して
画像信号を画面E1に重畳表示させる。一方、制御部5
は割込み処理終了した後に再開される予定の小単位U3
では機器2が使用れることがわかるので、機器制御部1
3に機器2(VTR2)の動画の検索を指示し、小単位
U3の開始を先行して準備させておく。割込み処理が終
了して復帰要求(例えば、発表者がキーボードにより指
示)があると、第2の記憶部12bに退避していた小単
位U3の開姶時ステータス情報S3を第1の記憶部12
aに再度格納し(ステップST21)、該ステータス情
報S3より小単位U3の初めからプレゼンテーションを
再開する。
【0035】小単位U3が再開された時点で、時間管理
手段17は制御部に対して管理情報を発生して、プレゼ
ンテーションの残り時間が少なくなり小単位U3に続い
て予定通りに小単位U4とU5を実行することができな
いことを警告する。これを受けて制御部5は、予め台本
情報で設定されている小単位U4とU5の優先度Pを比
較し、優先度の低いU4をプレゼンテーションから削除
することを決定し、その旨のメッセージを画面生成部を
介して発表者用表示手段に表示する。図5中、小単位U
4の所要時間0は時間管理により削除されたことを示す
。この結果、プレゼンテーション全体の所要時間は予定
時間を大幅に超過することがないように調整される。
【0036】制御部5は以上のように時間管理しながら
台本情報に従って、自動的あるいは(発表者からの操作
入力での指示により)半自動的に進行制御を行い、必要
な情報提供機器の制御を行う。
【0037】次に多重割込み制御について説明する。こ
れまでの実施例では、割込み要求は予定の小単位の実行
中に発生するものとしたが、割込み処理の途中でさらに
割込み要求が発生する場合に対応する制御が多重割込み
制御である。
【0038】図6はステータス情報記憶部12の状態を
示した図であり、通常割込み要求が発生していない状態
(図6(a))では第1の記憶部12aに実行中小単位
の開始時ステータス情報(仮にSiとする)が格納され
ている。上述したように第1の割込み要求が発生すると
、第1の記憶部12aのステータス情報を第2の記憶部
12bに退避させ、第1の記憶部12aに実行する第1
の割込み小単位UX1の開始時ステータス情報SX1を
格納するが(図6(b))、さらに、この第1の割込み
小単位UX1の実行中に第2の割込み要求が発生するこ
とがあえりえる。この場合、さらに第1の記憶部12a
に格納しているステータス情報SX1をスタック状に第
2の記憶部12bに退避させ、第1の記憶部12aに実
行する第2の割込み小単位UX2の開始時ステータス惰
報SX2を格納することになる。第2の割込み小単位U
X2が終了すると、制御部5は第2の記憶部12bの最
新のステータス情報SX2を第2の記憶部12bより削
除するとともに、第1の記憶部12aに該ステータス情
報SX1を格納し、第1の割込み小単位を初めから実行
できる。同様に、第1の割込み小単位UX1が終了する
と、制御部5は第2の記憶部12bに退避されているス
テータス情報Siより、中断された小単位を初めから実
行することで通常の進行制御を行う。
【0039】なお、上記実施例では、プレゼンテーショ
ンシステムは視聴者用CRT、発表者用CRTをそれぞ
れ1台備えているが、これは特に台数を制限するもので
はない。また、操作情報入力手段はキーボード以外のタ
ッチパネルやマウス等他の装置であってもよいし、表示
装置はCRTに限定されるものではない。さらに、情報
提供機器は実施例で挙げた種類の機器には限らないし、
小単位を構成する画面や動画やアニメーション等の組み
合わせ方も実施例で説明した種類には限らない。
【0040】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、情報管
理手段に表示する画面情報および小単位からなる台本情
報を格納しておき、ステータス記憶部に実行中小単位の
開始時ステータス情報を該小単位の実行中格納するとと
もに、割込み要求の発生により中断された実行中小単位
の開始時ステータス情報を保持するようにしたので、動
画などの本質的に継続的な時間幅を持つ情報を取り扱う
情報提供機器を含むシステムの割込み制御を可能にする
とともに、プレゼンテーションの流れに合った進行制御
ができるプレゼンテーションシステムが得られる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるプレゼンテーション
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の他の実施例によるプレゼンテーショ
ンシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の一実施例によるプレゼンテーション
システムでのステータス情報の管理方法を説明するフロ
ーチャートである。
【図4】この発明の一実施例によるプレゼンテーション
システムの進行制御と重複割込み制御の関係を説明する
タイムチャートである。
【図5】この発明の他の実施例によるプレゼンテーショ
ンシステムの進行制御と重複割込み制御の関係を説明す
るタイムチャートである。
【図6】この発明のプレゼンテーションシステムにおけ
るステータス記憶部の動作を説明する図である。
【図7】従来のプレゼンテーションシステムの構成を示
すブロック図である。
【図8】従来例のプレゼンテーションシステムにおける
画面表示の順序の制御を説明するフローチャートである
【図9】従来例のプレゼンテーションシステムの進行制
御と割込み制御の関係を説明するタイムチャートである
【符号の説明】
3    情報管理手段 5    制御部(制御手段) 10  プレゼンテーション手段 12  ステータス記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  情報提供機器により情報提供するプレ
    ゼンテーション手段と、前記プレゼンテーション手段に
    より提供される画面情報とともに、プレゼンテーション
    内容として区切りのよい複数の小単位に分割し、各小単
    位ごとに前記画面情報の表示タイミング及び前記プレゼ
    ンテーション手段である機器の使用タイミングを記述し
    た台本情報を格納する情報管理手段と、前記複数の小単
    位のうち実行中小単位の開始時における当該システム各
    部のステータス情報を該小単位の実行中格納するととも
    に、割込み要求により中断された該小単位の開始時ステ
    ータス情報を保持するステータス記憶部と、前記台本情
    報に従って、進行制御するとともに、割込み要求を受け
    ると前記ステータス情報記憶部に前記実行中小単位の開
    始時ステータスを保持させて割込み処理し、該保持され
    たステータス情報から中断された小単位の開始時点に復
    帰させる制御手段とを備えたプレゼンテーションシステ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007208876A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンテンツ出力装置、及びコンテンツ出力方法
JP2009187256A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Fuji Xerox Co Ltd 表示処理装置及び表示処理プログラム

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