JPH042934B2 - - Google Patents
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- JPH042934B2 JPH042934B2 JP56148290A JP14829081A JPH042934B2 JP H042934 B2 JPH042934 B2 JP H042934B2 JP 56148290 A JP56148290 A JP 56148290A JP 14829081 A JP14829081 A JP 14829081A JP H042934 B2 JPH042934 B2 JP H042934B2
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/29—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the position or the direction of light beams, i.e. deflection
- G02F1/31—Digital deflection, i.e. optical switching
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は偏光依存性を改良した位相差強度変換
素子に関する。
素子に関する。
位相差強度変換素子は機能的には位相差変調素
子(例えば偏光面回転をおこすフアラデー回転子
や楕円偏光化をおこす電気光学素子など)による
位相差を透過光強度に変換する部品として用いら
れる。
子(例えば偏光面回転をおこすフアラデー回転子
や楕円偏光化をおこす電気光学素子など)による
位相差を透過光強度に変換する部品として用いら
れる。
従来その為の方法として第1図の毎う偏光子
2、検光子2′用いる。構成法は例えば電気光学
素子の場合、外部からの動作に応じ偏光面の直交
する2成分に対し位相差を与える機能の位相差変
調素子3を置き、その前後に偏光子2、検光子
2′を置き、しかも偏光子2、検光子2′をそれぞ
れ使用目的に応じた設定角度におくことによりな
される。
2、検光子2′用いる。構成法は例えば電気光学
素子の場合、外部からの動作に応じ偏光面の直交
する2成分に対し位相差を与える機能の位相差変
調素子3を置き、その前後に偏光子2、検光子
2′を置き、しかも偏光子2、検光子2′をそれぞ
れ使用目的に応じた設定角度におくことによりな
される。
すなわち、光フアイバ1から出射された光を第
1のレンズイで平行ビームにした後平行光5を偏
光子2により、特定方向の直線偏光成分のみを透
過させ、他は反射除去する。偏光子2を透過した
直線偏光は位相差変調素子3により楕円化され出
射される。この光のうち、検光子2′の主軸方向
の直線偏光成分のみが検光子2′を透過し、第2
のレンズロにより集束され光フアイバ4に入射す
るように配置する。
1のレンズイで平行ビームにした後平行光5を偏
光子2により、特定方向の直線偏光成分のみを透
過させ、他は反射除去する。偏光子2を透過した
直線偏光は位相差変調素子3により楕円化され出
射される。この光のうち、検光子2′の主軸方向
の直線偏光成分のみが検光子2′を透過し、第2
のレンズロにより集束され光フアイバ4に入射す
るように配置する。
従つて位相差変調素子3によつて受ける偏光面
回転角がθ(もしくはθ+2/π)の成分のみが光
フアイバ4に入る時には偏光面回転角がθ+2/π
(もしくはθ)の成分は検光子2′で反射され光フ
アイバ4には入らない。このようにして偏光面回
転がθ(もしくはθ+2/π)の成分を通過するよ
うな位差差強度変換素子となる。
回転角がθ(もしくはθ+2/π)の成分のみが光
フアイバ4に入る時には偏光面回転角がθ+2/π
(もしくはθ)の成分は検光子2′で反射され光フ
アイバ4には入らない。このようにして偏光面回
転がθ(もしくはθ+2/π)の成分を通過するよ
うな位差差強度変換素子となる。
しかしながら上記位相差強度変換素子は入射用
光フアイバ1から入力した光に対して偏光依存性
を有するもとなつている。即ち入射光線に対して
特定の偏光に対してしか偏光子2を透過させず残
りの光は捨てられており、有効に用いられていな
かつた。
光フアイバ1から入力した光に対して偏光依存性
を有するもとなつている。即ち入射光線に対して
特定の偏光に対してしか偏光子2を透過させず残
りの光は捨てられており、有効に用いられていな
かつた。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、入
射光に対して100%有効に使用できる位相素強度
変換素子を提供するものである。
射光に対して100%有効に使用できる位相素強度
変換素子を提供するものである。
即ち本発明は入射用光フアイバと、該入射用光
フアイバから出射された光を平行ビームとする第
1のレンズと、テーパー状の複屈折物質板よりな
り第1の偏光分離素子と、偏光面変換素子と、テ
ーパー状の複屈折物質板よりなる第2の偏光分離
素子と、該第2の偏光分離素子から出射される平
行光を受光用光フアイバに集束する第2のレンズ
と、受光用光フアイバとがこの順序に光軸上に設
置された光変調器であつて、上記第1の偏光分離
素子及び上記第2の偏光分離素子が同一の複屈折
物質よりなり、そのテーパー角が同一で、且つ、
該第1の偏光分離素子の頂部とは底部は各々該第
2の偏光分離素子の底部と頂部に対向し対応する
面が互いに平行に設置され、該第1の偏光分離素
子の光学軸と該第2の偏光分離素子の光学軸は該
光軸に略垂直な互いに略平行な面上に存在し、且
つ、互いに0°(もしくは90°)の角をなして配置さ
れており、該テーパー角は、平行光が該第1の偏
光分離素子、上記偏光面変換素子、該第2の偏光
分離素子を通過後、該偏光面変換素子による偏光
面回転角が90°(もしくは0°)の場合、該第2の偏
光分離素子を通過した光ビームと上記第2のレン
ズの光軸のなす分離角φがtanφ>a/f(fは第
2のレンズの焦点距離、aは受光用光フアイバの
コア径)を満すテーパー角であり、入射用光フア
イバからの光は第2のレンズで焦点を結んだ時、
該偏光面変換素子による偏光面回転角が0°(もし
くは90°)の場合に光が受光用光フアイバに集束
され、該偏光面回転角が90°(もしくは0°)の場合
には受光用光フアイバ端面のフアイバ軸より受光
用光フアイバのコア径以上離れた点に集光するよ
うに光を偏向する光変調器を提供するものであ
る。
フアイバから出射された光を平行ビームとする第
1のレンズと、テーパー状の複屈折物質板よりな
り第1の偏光分離素子と、偏光面変換素子と、テ
ーパー状の複屈折物質板よりなる第2の偏光分離
素子と、該第2の偏光分離素子から出射される平
行光を受光用光フアイバに集束する第2のレンズ
と、受光用光フアイバとがこの順序に光軸上に設
置された光変調器であつて、上記第1の偏光分離
素子及び上記第2の偏光分離素子が同一の複屈折
物質よりなり、そのテーパー角が同一で、且つ、
該第1の偏光分離素子の頂部とは底部は各々該第
2の偏光分離素子の底部と頂部に対向し対応する
面が互いに平行に設置され、該第1の偏光分離素
子の光学軸と該第2の偏光分離素子の光学軸は該
光軸に略垂直な互いに略平行な面上に存在し、且
つ、互いに0°(もしくは90°)の角をなして配置さ
れており、該テーパー角は、平行光が該第1の偏
光分離素子、上記偏光面変換素子、該第2の偏光
分離素子を通過後、該偏光面変換素子による偏光
面回転角が90°(もしくは0°)の場合、該第2の偏
光分離素子を通過した光ビームと上記第2のレン
ズの光軸のなす分離角φがtanφ>a/f(fは第
2のレンズの焦点距離、aは受光用光フアイバの
コア径)を満すテーパー角であり、入射用光フア
イバからの光は第2のレンズで焦点を結んだ時、
該偏光面変換素子による偏光面回転角が0°(もし
くは90°)の場合に光が受光用光フアイバに集束
され、該偏光面回転角が90°(もしくは0°)の場合
には受光用光フアイバ端面のフアイバ軸より受光
用光フアイバのコア径以上離れた点に集光するよ
うに光を偏向する光変調器を提供するものであ
る。
以下本発明の実施例を第2図に示すテーバー状
の複屈折物質板を偏光分離素子及び偏光合成素子
として用いた光変調器を参照して詳細に説明す
る。
の複屈折物質板を偏光分離素子及び偏光合成素子
として用いた光変調器を参照して詳細に説明す
る。
第2図で1は入射用光フアイバ、イは第1のレ
ンズ、11はテーバー状の複屈折物質板から成る
偏光分離素子、12は偏光面変換素子、11′は
テーバー状の複屈折物質から成り偏光分離素子1
1と光学軸を一定角度0°(もしくは90°)ずらして
切出し、しかも同一の物質の場合にはテーバー角
の等しい偏光合成素子、ロは第2のレンズ、4は
受光用光フアイバ、13,13′,14,14′は
光線である。なお、偏光分離素子11、偏光合成
素子11′の光学軸は各々入射光線もしくはレン
ズの光軸に対し略垂直な互いに略平行な面上に存
在し、且つ、互いに0°(もしくは90°)の角をなし
て配置されて設置される。尚、第2図に示される
テーパー状の複屈折板よりなる偏光分離素子1
1,11′の断面が台形状の上底部(短辺側)を
偏光分離素子の頂部、台形状の下底部(長辺側)
を偏光分離素子の底部として表す。
ンズ、11はテーバー状の複屈折物質板から成る
偏光分離素子、12は偏光面変換素子、11′は
テーバー状の複屈折物質から成り偏光分離素子1
1と光学軸を一定角度0°(もしくは90°)ずらして
切出し、しかも同一の物質の場合にはテーバー角
の等しい偏光合成素子、ロは第2のレンズ、4は
受光用光フアイバ、13,13′,14,14′は
光線である。なお、偏光分離素子11、偏光合成
素子11′の光学軸は各々入射光線もしくはレン
ズの光軸に対し略垂直な互いに略平行な面上に存
在し、且つ、互いに0°(もしくは90°)の角をなし
て配置されて設置される。尚、第2図に示される
テーパー状の複屈折板よりなる偏光分離素子1
1,11′の断面が台形状の上底部(短辺側)を
偏光分離素子の頂部、台形状の下底部(長辺側)
を偏光分離素子の底部として表す。
まず偏光分離素子11で角度分離された常光線
o及び異常光線eに位相差変調素子12によつて
偏光面回転角0°(もしくは90°)が加えられた時に
は偏光合成素子11′によつて角度分離が打消さ
れて平行光13,14となり、第2のレンズロで
集光した場合0°(もしくは90°)の偏光面回転を与
えられた常光oおよびeを共に受光用光フアイバ
4に集光する。このことは第3図aに模式的に示
される。
o及び異常光線eに位相差変調素子12によつて
偏光面回転角0°(もしくは90°)が加えられた時に
は偏光合成素子11′によつて角度分離が打消さ
れて平行光13,14となり、第2のレンズロで
集光した場合0°(もしくは90°)の偏光面回転を与
えられた常光oおよびeを共に受光用光フアイバ
4に集光する。このことは第3図aに模式的に示
される。
次に偏光分離素子11で角度分離された常光線
o及び異常光線eに位相差変調素子12によつて
偏光面回転角90°(もしくは0°)が加えられた時に
は偏光面回転角90°(もしくは0°)加えられた常光
線oは偏光合成素子11′において異常光線とし
てふるまい、他方偏光面回転角が90°(もしくは
0°)加えられた異常光線eは偏光合成素子11′
において常光線としてふるまい第2図の13′,
14′に示される如く偏光合成素子11′によつて
角度分離が増大される。従つて第2のレンズロで
集光した場合90°(もしくは0°)の偏光面回転を与
えられた常光及び異常光をそれぞれ集光位置が受
光用光フアイバ4の端面の光フアイバ軸よりフア
イバコア径以上離れるように常光と異常光に角度
分離を与える。このことは第3図bに模式的に示
される。
o及び異常光線eに位相差変調素子12によつて
偏光面回転角90°(もしくは0°)が加えられた時に
は偏光面回転角90°(もしくは0°)加えられた常光
線oは偏光合成素子11′において異常光線とし
てふるまい、他方偏光面回転角が90°(もしくは
0°)加えられた異常光線eは偏光合成素子11′
において常光線としてふるまい第2図の13′,
14′に示される如く偏光合成素子11′によつて
角度分離が増大される。従つて第2のレンズロで
集光した場合90°(もしくは0°)の偏光面回転を与
えられた常光及び異常光をそれぞれ集光位置が受
光用光フアイバ4の端面の光フアイバ軸よりフア
イバコア径以上離れるように常光と異常光に角度
分離を与える。このことは第3図bに模式的に示
される。
即ちレンズの焦点距離をf、光フアイバのコア
径をaとすると偏光分離素子11と偏光合成素子
11′での分離角は等しく(例えば両者を同一
の物質で作る場合にはテーバー角が等しく)その
値は tan>a/f である。
径をaとすると偏光分離素子11と偏光合成素子
11′での分離角は等しく(例えば両者を同一
の物質で作る場合にはテーバー角が等しく)その
値は tan>a/f である。
電気光学結晶を用いた場合について具体的に説
明する。偏光分離素子11、偏光合成素子11′
を光が透過するときに常光oと異常光eとで屈折
角度が異なるため偏光分離が行える。複屈折物質
から成る第1のテーパー状の偏光分離素子11に
光を入射させると、偏光によつて屈折率が違なる
ので、常光と異常光とに分れて別方向に屈折し位
相差変調素子としての電気光学素子に入射する。
明する。偏光分離素子11、偏光合成素子11′
を光が透過するときに常光oと異常光eとで屈折
角度が異なるため偏光分離が行える。複屈折物質
から成る第1のテーパー状の偏光分離素子11に
光を入射させると、偏光によつて屈折率が違なる
ので、常光と異常光とに分れて別方向に屈折し位
相差変調素子としての電気光学素子に入射する。
電気光学結晶としては光の波長にもよるが
ZnTe、GaAs等を用いることができる。これの
結晶軸を直線偏光した入射光の偏波方向に対して
適切に設定しておくと、入射光を直交する二成分
に分解した各成分は入射面では同位相であるが、
結晶中では印加電圧により定まり偏波方向によつ
て異なる屈折率を各々受けながら出射光となる。
電気光学効果によつて屈折率が大きくなる軸の方
向に偏波面を持つ成分は遅く進み、屈折率が小さ
くなる軸の方向に偏波面を持つ成分は速く進む。
この結果、結晶を出射したあとの両成分間には、
印加電圧によつて比例して位相差が生じ、これを
合成した光は一般に楕円偏光になつている。
ZnTe、GaAs等を用いることができる。これの
結晶軸を直線偏光した入射光の偏波方向に対して
適切に設定しておくと、入射光を直交する二成分
に分解した各成分は入射面では同位相であるが、
結晶中では印加電圧により定まり偏波方向によつ
て異なる屈折率を各々受けながら出射光となる。
電気光学効果によつて屈折率が大きくなる軸の方
向に偏波面を持つ成分は遅く進み、屈折率が小さ
くなる軸の方向に偏波面を持つ成分は速く進む。
この結果、結晶を出射したあとの両成分間には、
印加電圧によつて比例して位相差が生じ、これを
合成した光は一般に楕円偏光になつている。
位相差変調素子としての電気光学素子12によ
りそれぞれ位相差を受け楕円化した常光及び異常
光は複屈折物質からなる11と光学軸を一定角度
ずらして切出しテーパー角の等しい第2のテーパ
ー状の偏光合成素子11′に入射される。第2の
テーパー状の偏光合成素子11′の光学軸はその
軸と電気光学素子の主軸のなす角度が電気光学素
子の主軸と第1のテーパー状の偏光分離素子11
の光学軸がなす角度に等しくかつ45°であるよう
に、光線方向のまわりに回転したものを用いてい
るので、常光・異常光に対し電気光学素子により
偏光面回転を受けない成分は第2のテーパー状の
偏光合成素子11′の内部での常光、異常光にそ
れぞれ対応するため偏光合成素子11′を透過し
た常光と異常光は互いに平行光線13,14とな
つて出射される。この常光、異常光の平行光線を
レンズロで光フアイバ4に集束できる。
りそれぞれ位相差を受け楕円化した常光及び異常
光は複屈折物質からなる11と光学軸を一定角度
ずらして切出しテーパー角の等しい第2のテーパ
ー状の偏光合成素子11′に入射される。第2の
テーパー状の偏光合成素子11′の光学軸はその
軸と電気光学素子の主軸のなす角度が電気光学素
子の主軸と第1のテーパー状の偏光分離素子11
の光学軸がなす角度に等しくかつ45°であるよう
に、光線方向のまわりに回転したものを用いてい
るので、常光・異常光に対し電気光学素子により
偏光面回転を受けない成分は第2のテーパー状の
偏光合成素子11′の内部での常光、異常光にそ
れぞれ対応するため偏光合成素子11′を透過し
た常光と異常光は互いに平行光線13,14とな
つて出射される。この常光、異常光の平行光線を
レンズロで光フアイバ4に集束できる。
一方常光・異常光に対し電気光学素子により
90°の偏光面回転を受けた成分は第2のテーパー
状の偏光合成素子11′に入射した後、それぞれ
異常光、常光となるため、屈折透過光13′,1
4′は分離角がさらに増大し、第2のレンズで集
光しても受光用光フアイバ4には入らない。
90°の偏光面回転を受けた成分は第2のテーパー
状の偏光合成素子11′に入射した後、それぞれ
異常光、常光となるため、屈折透過光13′,1
4′は分離角がさらに増大し、第2のレンズで集
光しても受光用光フアイバ4には入らない。
なお受光用光フアイバ4をパワーメーターに接
続しておけば、パワーメーターには印加電圧に応
じた光出力が検出される。
続しておけば、パワーメーターには印加電圧に応
じた光出力が検出される。
以上の説明から明らかな如く、光フアイバから
の光をレンズで平行ビームにして偏光面変換素子
を通す場合に、光線を偏光分離してその進行方向
を少し変えることができる偏光分離素子として、
テーパー状の複屈折物質を使い、しかも光学軸方
向を選ぶことにより偏光面が相互に直交する任意
の方向の偏光を分離できるようにすることにより
小型で偏光依存性のない位相差強度変換素子を実
現することができる。なお複屈折板、偏光面変換
素子を少し傾けることにより、それらの面での反
射光が元に戻るのを防ぐことができる。
の光をレンズで平行ビームにして偏光面変換素子
を通す場合に、光線を偏光分離してその進行方向
を少し変えることができる偏光分離素子として、
テーパー状の複屈折物質を使い、しかも光学軸方
向を選ぶことにより偏光面が相互に直交する任意
の方向の偏光を分離できるようにすることにより
小型で偏光依存性のない位相差強度変換素子を実
現することができる。なお複屈折板、偏光面変換
素子を少し傾けることにより、それらの面での反
射光が元に戻るのを防ぐことができる。
偏光面変換素子としてフアラデー回転子、磁性
ガラス等の磁気光学素子を用いることができる。
ガラス等の磁気光学素子を用いることができる。
第1図は従来の位相差強度変換素子を説明する
図、第2図は本発明の位相差強度変換素子を説明
する図、第3図は本発明の動作を説明する図であ
る。 1,4:光フアイバ、11:テーパー状偏光分
離素子、11′:11と光学軸を一定角度ずらし
て切出し、しかもテーパー角の等しいテーパー状
偏光分離素子、12:偏光面変換素子、イ,ロ:
レンズ、13,13′,14,14′:光線。
図、第2図は本発明の位相差強度変換素子を説明
する図、第3図は本発明の動作を説明する図であ
る。 1,4:光フアイバ、11:テーパー状偏光分
離素子、11′:11と光学軸を一定角度ずらし
て切出し、しかもテーパー角の等しいテーパー状
偏光分離素子、12:偏光面変換素子、イ,ロ:
レンズ、13,13′,14,14′:光線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 入射用光フアイバと、 該入射用光フアイバから出射された光を平行ビ
ームとする第1のレンズと、 テーパー状の複屈折物質板よりなる第1の偏光
分離素子と、 偏光面変換素子と、 テーパー状の複屈折物質板よりなる第2の偏光
分離素子と、 該第2の偏光分離素子から出射される平行光を
受光用光フアイバに集束する第2のレンズと、 受光用光フアイバとがこの順序に光軸上に設置
された光変調器であつて、 上記第1の偏光分離素子及び上記第2の偏光分
離素子が同一の複屈折物質よりなり、そのテーパ
ー角が同一で、且つ、該第1の偏光分離素子の頂
部と底部は各々該第2の偏光分離素子の底部と頂
部に対向し対応する面が互いに平行に設置され、
該第1の偏光分離素子の光学軸と該第2の偏光分
離素子の光学軸は該光軸に略垂直な互いに略平行
な面上に存在し、且つ、互いに0°(もしくは90°)
の角をなして配置されており、 該テーパー角は、平行光が該第1の偏光分離素
子、上記偏光面変換素子、該第2の偏光分離素子
を通過後、該偏光面変換素子による偏光面回転角
が90°(もしくは0°)の場合、該第2の偏光分離素
子を通過した光ビームと上記第2のレンズの光軸
のなす分離角φが tanφ>a/f(fは第2のレンズの焦点距離、
aは受光用光フアイバのコア径)を満すテーパー
角であり、 入射用光フアイバからの光は第2のレンズで焦
点を結んだ時、該偏光面変換素子による偏光面回
転角が0°(もしくは90°)の場合に光が受光用光フ
アイバに集束され、該偏光面回転角が90°(もしく
は0°)の場合に受光用光フアイバ端面のフアイバ
軸より受光用光フアイバのコア径以上離れた点に
集光するように光を偏向することを特徴とする光
変調器。 2 上記偏光面変換素子が電気光学素子であり、
上記第1の偏光分離素子の光学軸と該電気光学素
子の主軸とのなす角度及び該電気光学素子の主軸
と上記第2の偏光分離素子の光学軸のなす角度が
等しく45°であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の光変調器。 3 上記偏光面変換素子が磁気光学素子である特
許請求の範囲第1項記載の光変調器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14829081A JPS5849916A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 光スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14829081A JPS5849916A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 光スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5849916A JPS5849916A (ja) | 1983-03-24 |
JPH042934B2 true JPH042934B2 (ja) | 1992-01-21 |
Family
ID=15449459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14829081A Granted JPS5849916A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 光スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849916A (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59176721A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-06 | Fujitsu Ltd | 光アイソレ−タ |
JPS6319621A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-27 | Shojiro Kawakami | 光スイツチ |
JP2815509B2 (ja) * | 1992-07-31 | 1998-10-27 | 富士通株式会社 | 光アッテネータ |
US5889609A (en) * | 1992-07-31 | 1999-03-30 | Fujitsu Limited | Optical attenuator |
JP3667827B2 (ja) * | 1995-08-29 | 2005-07-06 | 富士通株式会社 | ファラデー回転子 |
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JP3773601B2 (ja) * | 1996-09-18 | 2006-05-10 | 富士通株式会社 | ファラデー回転子 |
JPH10161076A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-06-19 | Fujitsu Ltd | 磁気光学効果を利用した光デバイス |
KR100288443B1 (ko) * | 1997-12-08 | 2001-05-02 | 윤종용 | 아이솔레이터를이용한광변조기및이를구비한광전송장치 |
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-
1981
- 1981-09-19 JP JP14829081A patent/JPS5849916A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5849916A (ja) | 1983-03-24 |
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