JPH0429226Y2 - - Google Patents

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JPH0429226Y2
JPH0429226Y2 JP9665188U JP9665188U JPH0429226Y2 JP H0429226 Y2 JPH0429226 Y2 JP H0429226Y2 JP 9665188 U JP9665188 U JP 9665188U JP 9665188 U JP9665188 U JP 9665188U JP H0429226 Y2 JPH0429226 Y2 JP H0429226Y2
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air
combustion
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secondary air
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JP9665188U
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  • Air Supply (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、燃焼バーナーの改良に係り、バー
ナーの燃焼用空気を一次空気と二次空気に分配す
る振分弁部での開度にかかわらず、流路抵抗を一
定にしかつ全空気量も不変とし、高い燃焼性を保
持しかつ水中燃焼型における排水のCODを低減
した燃焼バーナーに関する。
従来の技術 ボイラ、工業炉、水中燃焼型液化天然ガス気化
器等に使用されるバーナーには、多種多様の構成
が知られているが、高負荷完全燃焼、高熱量を目
的とするバーナーとしては、燃料供給管を中心に
一次空気用内筒と二次空気用外筒を同心配置し、
燃料供給管の直交方向から燃焼用空気を供給する
構成が用いられている。
第2図に従来のバーナーの燃焼用空気の振分弁
を示す如く、バーナーの空気供給管20入口部
に、一,二次空気流路を隔てる隔壁21を設け、
その隔壁先端に揺動自在の振分弁22を軸支して
ある。この振分弁22の回動角度によつて一,二
次空気量の配分を行なう構成からなる。
しかし、従来の空気分配部では、振分弁の開度
により、トータル空気流路面積が変化し、流路抵
抗が変わるため、風量が減つてしまう問題があ
る。
例えば、一次、二次空気流路のいずれかを全閉
にした場合は、振分弁が中央にある場合に比べて
空気流路面積は半分になる。
逆に、振分弁が中央近くにある場合は、多少の
角度変化では流路抵抗に影響を与えないため、一
次、二次空気の配分に影響を与えない問題もあ
る。
このため、一次空気量が過少または過大となり
やすく、不完全燃焼が発生する。
かかる構成からなる従来のバーナーを、例え
ば、水中燃焼型液化天然ガス気化器に用いた場
合、不完全燃焼の燃焼排ガスが水に接触するた
め、CODが上昇し水の排出基準を越え、排水の
清浄化処理が必要になる問題があつた。
考案が解決しようとする課題 従来、かかるバーナーにおける、NOXの低減
を目的とした公害防止技術として、例えば、予混
合燃焼バーナーのエアレジスタ外筒内に内筒を同
軸配置して各々にバーナーと空気調整装置を設け
た構成(実公昭56−24805号公報)、燃焼用空気を
一次、二次空気に分けるバーナーにおいて両方の
空気ダクトの差圧を制御するダンパを設けた構成
(実公昭56−24801号公報)、あるいはバーナース
ロートへの一次、二次、三次空気通路を有するバ
ーナーにおいて、一次と二次及び三次の同軸配置
通路への空気量と排ガス混入量の制御を各々個別
に行なう構成(特開昭61−27410号公報)等が知
られているが、構成が複雑であり、前述の用途に
は不適な構成であつた。
この考案は、かかる現状に鑑み、高負荷完全燃
焼、高熱量を目的とするバーナーにおいて、簡単
な構成で、高い燃焼性を保持しかつCODを低減
した燃焼バーナーを目的としている。
課題を解決するための手段 この考案は、 先端にノズルを有する燃料供給管を中心に一次
空気用内筒と二次空気用外筒を同軸配置し、燃料
供給管の直交方向から燃焼用空気を供給する構成
からなる燃焼バーナーにおいて、 空気供給管に通路形状が四角形の絞り部を有
し、該絞り部以降に通路を二分して一次空気用内
筒と二次空気用外筒に分配接続するための隔壁が
設けられ、 さらに隔壁先端部に前記絞り部での通過空気を
振分けるための四角形の振分弁が配設され、 かつ絞り部面積と隔壁で二分された一次空気供
給通路と二次空気供給通路の通路面積を等しくし
たことを特徴とする燃焼バーナーである。
作 用 この考案は、四角形の絞り部と四角形の振分け
弁とによる空気分配部構成により、振分弁の開度
にかかわらず、流路抵抗を一定にして全空気量を
変化させないと同時に、振分弁の開度により、ど
の角度においても一、二次空気量の配分を変化さ
せることができ、従来装置に見られるような大き
な不感帯がなくなり、高い燃焼性を保持すること
により、水中燃焼型液化天然ガス気化器では
CODを低減するバーナーである。
図面に基づく考案の開示 第1図a,bはこの考案による燃焼バーナーの
縦断説明図と振分弁部の上面図である。
燃焼バーナーは、先端部が燃焼ノズル2となつ
た燃料供給管1を中心に一次空気用内筒3と二次
空気用外筒4を同軸配置してなり、燃料供給管1
の直交方向から燃焼用空気を供給するよう、前記
内筒及び外筒に空気供給路5が接続してある。
空気の入口部の空気供給路5には通路形状が四
角形となつた絞り部6が設けてある。
該絞り部6以降は空気供給路5が隔壁7にて二
分され、各通路が一次空気用内筒3と二次空気用
外筒4に分配接続されている。
さらに、隔壁7先端部には前記の絞り部6での
通過空気を振分けるための四角形の振分弁8が配
設してある。
すなわち、絞り部6と振分弁8とで構成される
一次、二次空気分配部10は、以下の特徴を有す
る。
バーナの空気入口部に、一次空気通路11と
二次空気通路12を分ける隔壁7を有する。
隔壁7で隔てられた一、二次空気通路11,
12面積は等しい。
隔壁7先端に、四角形の振分弁8を有する。
絞り部6通路形状は四角形で、その開口面積
は、一次空気通路11面積及び二次空気通路1
2面積に等しく、かつその通路幅は振分弁8の
幅にほぼ等しくなる。
振分弁8の先端は、この四角形絞り部6の一
辺からその対向辺側へ揺動する。
考案の効果 かかる簡単な構成により、この考案による燃焼
バーナーは、次の作用、効果が得られる。
a 前空気流路面積は振分弁8の位置に関わらず
一定となる。従つて、一,二次空気の分配比に
よつて流路抵抗は不変であり、全空気量は一定
に保たれる。
b 振分弁8の角度に従い、絞り部6における
一,二次空気の流路面積が常に変化するので、
従来装置に見られるような大きな不感帯がなく
なる。
c 高い燃焼性を保持しながらCODを低減でき
る。
実施例 前述した構成の空気分配部を有するこの考案の
燃焼バーナーを、水中燃焼型液化天然ガス気化器
に用い、燃焼ガスによる水の汚染度を測定した。
また、比較のため、同規格の気化器に第2図と
同様構成の空気分配部を有する従来の燃焼バーナ
ーを用いた場合も測定した。
測定の結果、この考案による燃焼バーナーの場
合、従来のバーナーに比較して、CODが約1/3に
低減された。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bはこの考案による燃焼バーナーの
縦断説明図と一,二次空気分配部の上面図であ
る。第2図a,bは従来の燃焼バーナーの一,二
次空気分配部の詳細説明図である。 1……燃料供給管、2……燃焼ノズル、3……
内筒、4……外筒、5……空気供給路、6……絞
り部、7……隔壁、8……振分弁、10……一,
二次空気分配部、11……一次空気通路、12…
…二次空気通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 先端にノズルを有した燃料供給管を中心に一次
    空気用内筒と二次空気用外筒を同心配置し、燃料
    供給管の直交方向から燃焼用空気を供給する構成
    からなる燃焼バーナーにおいて、 空気供給管に通路形状が四角形の絞り部を有
    し、該絞り部以降に通路を二分して一次空気用内
    筒と二次空気用外筒に分配接続するための隔壁が
    設けられ、さらに隔壁先端部に前記絞り部での通
    過空気を振分けるための四角形の振分弁が配設さ
    れ、かつ絞り部面積と隔壁で二分された一次空気
    供給通路と二次空気供給通路の通路面積を等しく
    したことを特徴とする燃焼バーナー。
JP9665188U 1988-07-21 1988-07-21 Expired JPH0429226Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9665188U JPH0429226Y2 (ja) 1988-07-21 1988-07-21

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JP9665188U JPH0429226Y2 (ja) 1988-07-21 1988-07-21

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JPH0221442U JPH0221442U (ja) 1990-02-13
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