JPH04292079A - ダイナミックフォーカス回路 - Google Patents

ダイナミックフォーカス回路

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JPH04292079A
JPH04292079A JP8060591A JP8060591A JPH04292079A JP H04292079 A JPH04292079 A JP H04292079A JP 8060591 A JP8060591 A JP 8060591A JP 8060591 A JP8060591 A JP 8060591A JP H04292079 A JPH04292079 A JP H04292079A
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JP
Japan
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voltage
focus
high voltage
screen
supplied
Prior art date
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Pending
Application number
JP8060591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Hirano
和久 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン受像機
等の表示面で発生する、水平走査線とシャドウマスクと
の干渉により発生するモアレを改善するようにしたダイ
ナミックフォーカス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CRTディスプレイ装置の表示面
におけるフォーカス性能向上のための回路として、ダイ
ナミックフォーカス回路がある。このダイナミックフォ
ーカス回路を導入しCRTディスプレイ装置のフォーカ
ス性能を向上した場合、必ずモアレが発生するという問
題が生じていた。
【0003】図3において、(a)は明るい画面の、(
b)は暗い画面でのシャドウマスクに対する電子ビーム
の形状を示す。モアレは、図3(b)に示すようにビー
ムが絞られた状態(CRTのアノードへ供給される高圧
電流が少ない状態)が最も見えやすい。このためシャド
ウマスクの縦方向のピッチ(Vピッチ)を変更してモア
レの形状を見えにくくしたり、ダイナミックフォーカス
回路でのフォーカス性能を落としモアレを見えにくくし
たりしていた。あるいはフライバックトランス(以下F
BTと記す)に発生する高出力を直接抵抗分圧してフォ
ーカス電圧を得るトップブリーダーフォーカスを使用し
、フォーカス追従性を改善することでモアレを改善して
いる。
【0004】しかし、シャドウマスクのVピッチを変更
する場合にはコストが上昇し、ダイナミックフォーカス
回路の性能を落して使用する場合には明るい画面でのC
RTディスプレイ装置のフォーカス性能を十分に引き出
すことができない。また、トップブリーダーフォーカス
を使用する場合は分圧用抵抗に相当の耐圧性能が要求さ
れるため、分圧用抵抗をFBTと別ピースにする必要が
あり、コストが上昇し、また信頼性が低下するという問
題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の装置
においては、シャドウマスクのVピッチを変更したり、
トップブリーダーフォーカスを使用する場合にはコスト
が上昇し、また、トップブリーダーフォーカスを使用す
る場合には信頼性も低下する。また、ダイナミックフォ
ーカス回路の性能を落す場合には、CRTディスプレイ
装置のフォーカス性能を十分に引き出すことができない
という問題があった。
【0006】この発明は上記のような従来技術の欠点を
除去し、コストの上昇および明るい画面でのフォーカス
性能を低下させるすことなく、モアレが発生しないダイ
ナミックフォーカス回路を提供することを目的とするも
のである。
【0007】[発明の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、1次巻線、高圧巻線および
3巻線を有するフライバックトランスと、前記高圧巻線
に発生するパルスを整流して、CRTのアノードに供給
される直流高電圧を発生する手段と、前記直流高電圧に
比例した第1の電圧を発生する手段と、CRTの画面の
明るさに応じて変化するパルスを前記3次巻線から取り
出し、このパルスを積分してパラボラ電圧に変換する手
段と、前記第1の電圧に前記パラボラ電圧を重畳してC
RTのフォーカス電圧として供給する手段とを備えたこ
とを特徴とするダイナミックフォーカス回路を提供する
【0009】
【作用】このように構成されたダイナミックフォーカス
回路においては、CRTディスプレイ装置の画面の明る
さによって大きさが変化するパルスを利用し、画面の明
るさに応じてダイナミックフォーカス回路に印加するパ
ラボラ波形の量を変化させることで、高圧電流が多い明
るい画面ではダイナミックフォーカス回路の性能を損う
ことなく焦点を合わせ、また、高圧電流が少ない暗い画
面ではダイナミックフォーカス回路の性能を低下させて
焦点をずらしている。
【0010】これにより明るい画面ではジャストフォー
カスとし、暗い画面ではモアレの発生を抑えることがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図1から
図2を参照して詳細に説明する。
【0012】図1は、この発明に係るダイナミックフォ
ーカス回路を示している。
【0013】図1において、トランジスタTR1のコレ
クタには一定の電圧Bが供給され、ベースには高圧レギ
ュレーター回路1から供給される電圧が供給され、エミ
ッタはFBT2の一次側のコイルL1に接続されている
。一次側のL1の他端は水平出力トランジスタTR2の
コレクタ・エミッタ路を介して接地されている。
【0014】このトランジスタTR2のベースにはスイ
ッチ信号としての水平ドライブパルスが供給され、コレ
クタ・エミッタ間にはダンパーダイオードD3、共振コ
ンデンサC2、および水平偏向コイルL5とS字補正コ
ンデンサC1との直列回路が並列に接続されている。
【0015】FBT2の2次側には、コイルL3、ダイ
オードD1、コイルL4、ダイオードD2という順に接
続された直列回路にて成る高圧巻線が設けられ、コイル
L3の一端が図示しない自動輝度制限回路(以下ABL
回路と記す)に接続され、ダイオードD2のカソードに
発生する高電圧EHを図示しないCRTのアノード端子
へ供給している。また、ダイオードD1およびコイルL
4の接続点は、フォーカス調整用可変抵抗R3およびス
クリーン調整用可変抵抗R4の直列回路を介して接地さ
れている。そしてフォーカス調整用可変抵抗R3から取
り出された直流電圧は加算点3へ供給され、スクリーン
調整用可変抵抗R4から取り出された直流電圧はスクリ
ーン電圧としてCRTへ供給される。
【0016】また、ダイオードD2のカソードは抵抗R
1および抵抗R2の直列接続を介して接地されており、
抵抗R1および抵抗R2にて分圧した電圧を明るさ検出
電圧VRとして高圧レギュレーター回路1に供給してい
る。
【0017】高圧レギュレーター回路1はオペアンプQ
1および基準定電圧源E1により構成され、この基準定
電圧源E1からの基準電圧V1がオペアンプQ1のプラ
ス端へ供給され、オペアンプQ1のマイナス端には明る
さ検出電圧VRが供給され、両電圧基準電圧V1および
明るさ検出電圧VRが比較され、その比較出力V2をト
ランジスタTR1のベースに供給している。これにより
TR1のベース電流が変わると、TR1のコレクタ電流
およびコイルL2に発生する電圧も変化し、発生するパ
ラボラ波形も変わる。
【0018】次にパラボラ波形発生部6について説明す
る。
【0019】パラボラ波形発生部6はツェナーダイオー
ドD4,D5,ダイオードD6、積分器4、トランスT
1、コンデンサC4から構成されている。
【0020】前記ツェナーダイオードD4のカソードは
FBT2の3次巻線であるコイルL2の一端に接続され
、ツェナーダイオードD4,D5,ダイオードD6、積
分器4、トランスT1、コンデンサC4を介して加算点
3へ供給される。積分器4はコイルL6およびコンデン
サC3により構成されている。コイルL6はダイオード
D6およびトランスT1の間に挿入され、コイルL6お
よびトランスT1の接続点には一端が接地されたコンデ
ンサC3が接続されている。
【0021】加算点3にはフォーカス調整用可変抵抗R
3から取り出された直流電圧およびパラボラ波形を加算
したフォーカス電圧が発生し、CRTのフォーカス電極
に供給される。
【0022】次にこのように構成されたダイナミックフ
ォーカス回路の動作を説明する。
【0023】トランジスタTR2のベースに図2(a)
に示すスイッチ信号が入力されると、偏向コイルL5、
S字補正コンデンサC1および共振コンデンサC2の並
列共振回路により、コイルL1には図2(b)に示すパ
ルスが発生し、コイルL2およびコイルL3およびL4
にも同じ様な波形が発生する。
【0024】このパルスは整流用ダイオードD1,D2
にて整流されて、ダイオードD2のカソードには高電圧
EHが発生し、ダイオードD1のカソードにはそれより
も低い直流電圧が発生する。またダイオードD1のカソ
ードに発生した直流電圧は、フォーカス調整用可変抵抗
R3により直流電圧が取り出されて加算点3へ供給され
、スクリーン調整用可変抵抗R4によりスクリーン電圧
が取り出される。またダイオードD2のカソードに発生
した高電圧EHは、CRTのアノードへ供給される。
【0025】一方、この高電圧EHは抵抗R1およびR
2により分圧されて明るさ検出電圧VRが取り出され、
オペアンプQ1へ供給される。オペアンプQ1は、この
明るさ検出電圧VRと基準電圧V1を比較し、その比較
出力をトランジスタTR1のベースへ供給する。このト
ランジスタTR1は高圧安定化のためにFBT2の一次
側コイルL1に供給する電圧+Bを制御するものである
。周知の通り高電圧EHは、高圧電流IHが変化すると
変化し、特に高圧電流IHの小さい領域ほど高電圧EH
の変動が著しい。高電圧EHが変動するとCRTでの表
示画像の振幅変化等を起こすため、前記トランジスタT
R1のベース電流を制御し、高圧の安定化を計っている
【0026】次に、この発明の主要部を成すパラボラ波
形発生部6では、コイルL2に発生するパルスがツェナ
ーダイオードD4,D5に供給され、このツェナー電圧
を越えるパルスの変化部分が取り出され、図2(c)に
示す波形が得られる。そしてこの波形は積分器4により
積分されてパラボラ波形が取り出され、さらにトランス
T1により昇圧され、コンデンサC4にて直流分をカッ
トした図2(d)に示すパラボラ波形が取り出される。 そしてこのパラボラ波形は加算点3へ供給される。
【0027】加算点3ではフォーカス調整用可変抵抗R
3から取り出された直流電圧およびパラボラ波形発生部
6から供給されたパラボラ波形を加算してフォーカス電
圧として出力する。
【0028】以上により得られたフォーカス電圧をCR
Tへ加えることによりダイナミックフォーカスの効果を
得る。この発明では、例えば一番明るい画面で焦点が正
確に合うようにしてあり、そのときのパラボラ波形が一
番大きくなるようにしている。この明るい画面において
は、図2の実線に示すようにパラボラ波形が大きくなる
ため、焦点はほとんど合っている。一方、暗い画面では
、明るさ検出電圧VRが小さくなる。するとTR1のベ
ースに供給される電圧も小さくなり、FBT2のコイル
L2に発生するパルス振幅が図2の点線に示すように小
さくなるため、出力されるパラボラ波形も小さくなる。 このため暗い画面では焦点が少しずれる。従ってモアレ
の目立ちやすい暗い画面では、焦点が少しずれるためモ
アレが出にくくなる。しかも暗い画面では図1(a)(
b)に示すようにビームの形状がもともと小さい為、多
少フォーカス性能が悪化しても視聴者にはほとんど気に
ならない程度である。
【0029】
【発明の効果】この発明を実施することにより、明るい
画面でのフォーカス性能を低下させることなく、モアレ
の発生を抑えたダイナミックフォーカス回路が得られる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるダイナミックフォーカス回路
の一実施例のブロック図である。
【図2】この発明に係わるダイナミックフォーカス回路
の各部波形を示す図である。
【図3】明るい画面、暗い画面での電子ビームの形状に
対するシャドウマスクを示す図である。
【符号の説明】
1    高圧レギュレーター回路 2    FBT 3    加算器 5    パルス発生部 6    パラボラ波形発生部 R1〜R2    抵抗 D4〜D5    ツェナーダイオードD6    ダ
イオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  1次巻線、高圧巻線および3巻線を有
    するフライバックトランスと、前記高圧巻線に発生する
    パルスを整流して、CRTのアノードに供給される直流
    高電圧を発生する手段と、前記直流高電圧に比例した第
    1の電圧を発生する手段と、CRTの画面の明るさに応
    じて変化するパルスを前記3次巻線から取り出し、この
    パルスを積分してパラボラ電圧に変換する手段と、前記
    第1の電圧に前記パラボラ電圧を重畳してCRTのフォ
    ーカス電圧として供給する手段とを備えたことを特徴と
    するダイナミックフォーカス回路。
JP8060591A 1991-03-20 1991-03-20 ダイナミックフォーカス回路 Pending JPH04292079A (ja)

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JP8060591A JPH04292079A (ja) 1991-03-20 1991-03-20 ダイナミックフォーカス回路

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