JPH042909Y2 - - Google Patents

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JPH042909Y2
JPH042909Y2 JP1985177036U JP17703685U JPH042909Y2 JP H042909 Y2 JPH042909 Y2 JP H042909Y2 JP 1985177036 U JP1985177036 U JP 1985177036U JP 17703685 U JP17703685 U JP 17703685U JP H042909 Y2 JPH042909 Y2 JP H042909Y2
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JP
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lead frame
weight
width
gripping
lead
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JP1985177036U
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JPS6286348U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、半導体製品としての集積回路(IC)
に用いるリードフレームを複数枚積層して、下か
ら1枚ずつ、取出して所定の工程に搬送供給する
リードフレームの剥離装置に関する。
(ロ) 従来技術 一般に半導体の製造工程において、ダイボンダ
等の製造装置では、複数枚の積層したリードフレ
ーム群の中から順次1枚ずつ剥離して搬送供給す
る場合、実開昭60−33539号に示すようにストツ
カー内に自重で下降して積層フレームを押圧する
ウエイト板を配置した構成が提案されている。
ところが斯る構成において前記ウエイト板を支
承する構造が、極めて複雑となり、コストダウン
を図ろうとした場合、前記構成は障害となつてい
た。
そこで、近年のリードフレーム剥離装置では、
第2図に示すように、単に積層されたリードフレ
ーム群1の最上端に錘2を載置する方式が多くな
つてきた。
この場合、第2図イに示す状態で、多数積層さ
れているときは前記錘2とリードフレーム群1の
自重が最下端のリードフレーム3に加わり、問題
はない。
ところが前記リードフレーム群1から下爪部
4,4によつて最下端のリードフレーム3を剥離
した後移送し、順次その上のリードフレーム6及
び7の如く同様の作業を行つて残り少なく、例え
ば第2図ロに示すように1枚のリードフレーム8
が残されたとき、リードフレーム8は幅方向にお
いて下爪部4,4にて把持しようとするが、前記
リードフレーム8が薄片にて構成されているため
に、前記錘のサイズが不適当なことから反つてし
まい、前記下爪部4,4により把持できず、誤ま
つて上爪部9,9で再把持してしまうケースが生
じていた。
そこで、錘2の幅をリードフレーム3の把持方
向の幅と等しくして、反りを発生させないように
したものが考えられる。
然し、この技術に於いてはリードフレーム3が
上反りしていた場合錘2の底面によりリードフレ
ーム3の中央部の反つた凸部が押し下げられて、
その反動により、リードフレーム3が下反りとな
り該リードフレーム3の把持方向の両端部が浮き
上がつてしまい、前記下爪部4,4により把持出
来ず、誤まつて上爪部9,9で再把持してしまう
ケースが生じてしまう。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 従つて、本考案は上反りしたリードフレームを
扱う場合でも両端部の浮き上がりを防止して、下
爪部で確実にリードフレームを把持出来るように
することを目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 そこで、本考案は複数枚積層された薄片より成
るリードフレーム群と、該リードフレーム群の再
上端のリードフレーム上に載置される錘と、前記
リードフレーム群の最下端のリードフレームを把
持する下爪部と、前記最下端のリードフレームの
上方のリードフレームを把持する上爪部とより成
り、該上爪部で該リードフレームを把持した状態
で下爪部が最下端のリードフレームを把持しなが
ら下方に移動することによりリードフレーム同士
を剥離するリードフレーム剥離装置に於いて、前
記錘はその幅が前記リードフレームの把持方向の
幅と等しく設定されると共に底面中間部に凹部が
形成され最上端のリードフレームの把持方向の両
端部に接するようにしたものである。
(ホ) 作用 以上の構成から、リードフレームの把持方向の
幅と等しく設定された錘により、リードフレーム
の両端部が浮き上がらないように押えられる。ま
た、リードフレームが上反りしている場合、該リ
ードフレームの中央部の反つた凸部は錘の底面中
間部に形成された凹部により逃がす構造となつて
いる。
(ヘ) 実施例 以下図面に従つて本考案を説明すると、第1図
は本考案の剥離装置の要部断面図を示す。図面に
おいて、第2図と同一素子については同一符号を
付してあり、10はリードフレーム群1の各リー
ドフレームを把持される側面の幅と同一の幅を有
し、かつ中心部分に凹部11を有する錘を示す。
次に本考案のリードフレーム剥離装置について説
明すると、多数積層されたリードフレーム群の状
態は第2図イと同様に、第1図イに示す通りリー
ドフレーム群1に対して錘10と該リードフレー
ム群1の自重が加わつている。下爪部4,4を第
1図イの位置まで上昇させて、上爪部9,9を左
右外方向に移動させ、開放状態にすると、リード
フレーム群1からリードフレームの最下端の分
が、第1図イ図示の如く下爪部4,4に下降して
該下爪部4,4に載置された状態となる。
これに伴い、前記上爪部9,9を左右内方向に
閉じる方向に移動させて、前記最下端のリードフ
レームの上に位置するリードフレームの両側方を
把持する。
その後最下位リードフレームを把持した状態の
前記下爪部4,4を下方に移動させてその先端を
開放すれば、把持力が解かれるので、ボンデイン
グ台等の作業工程に供し得る。次に前記下爪部
4,4を元の位置即ち上爪部9,9の下方に戻
し、該上爪部9,9方向に上昇させ、順次前述の
作業を繰返す。
そこで第1図ロに示すように残りが少なくなつ
て、1枚のリードフレームとなつたとき、錘10
は前記残りのリードフレーム12の把持方向即ち
幅方向の両端部を錘10の脚状と成した端縁押え
部13,13により上方からその自重にて押圧す
ることにより、第1図ロに図示の通り、確実に下
爪部4,4でリードフレーム12を把持できる。
また、前記リードフレーム群1から下爪部4,
4によつて最下端のリードフレーム3を剥離した
後移送し、順次その上のリードフレーム6及び7
の如く同様の作業を行つて残り少なく、例えば1
枚のリードフレーム12が残されたとき、該リー
ドフレーム12が上反りされている場合でもその
リードフレーム12の中央部の反つた凸部が錘1
0の底面中間部に形成された凹部11により逃げ
る構造であるため、従来技術で述べたような錘1
0の底面によりリードフレーム12の中央部の凸
部が押し下げられて、その反動により、リードフ
レーム12が下反りとなり該リードフレーム12
の把持方向の両端部が浮き上がつてしまい、前記
下爪部4,4により把持出来ず、誤まつて上爪部
9,9で再把持してしまうということが解消され
る。
尚、凹部11が形成されることにより結果とし
て錘10の脚状となした端縁押え部13,13
が、前記リードフレーム12の端縁に点荷重に近
い力として作用するためのもので、その形状はい
かなる形状でも良いことは言うまでもない。
(ト) 考案の効果 本考案のリードフレームの剥離装置によれば、
リードフレームの把持方向の両端部を錘で押圧す
ることにより最後のリードフレームも確実に下爪
部で把持出来、しかもリードフレームの把持方向
の幅に等しい幅に錘の幅を設定し、上爪部で該錘
を把持出来るため、該錘と最後(最上端)のリー
ドフレームとを分離することも可能となり、該剥
離に伴うシステムの稼動率の向上が図れる。
また、錘の底面中間部に凹部を設けたため、上
反りしたリードフレームが錘の底面によりリード
フレームの中央部の凸部が押し下げられて、その
反動により、リードフレームが下反りとなり該リ
ードフレームの把持方向の両端部が浮き上がつて
しまい、前記下爪部により把持出来ず、誤まつて
上爪部で再把持してしまうということが解消され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のリードフレーム剥離装置の要
部断面図、第2図は従来の同装置の要部断面図を
示す。 1……リードフレーム群、2,10……錘、4
……下爪部、9……上爪部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数枚積層された薄片より成るリードフレーム
    群と、該リードフレーム群の最上端のリードフレ
    ーム上に載置される錘と、前記リードフレーム群
    の最下端のリードフレームを把持する下爪部と、
    前記最下端のリードフレームの上方のリードフレ
    ームを把持する上爪部とより成り、該上爪部で該
    リードフレームを把持した状態で下爪部が最下端
    のリードフレームを把持しながら下方に移動する
    ことによりリードフレーム同士を剥離するリード
    フレーム剥離装置に於いて、前記錘はその幅が前
    記リードフレームの把持方向の幅と等しく設定さ
    れると共に底面中間部に凹部が形成され最上端の
    リードフレームの把持方向の両端部に接するよう
    にしたことを特徴とするリードフレーム剥離装
    置。
JP1985177036U 1985-11-18 1985-11-18 Expired JPH042909Y2 (ja)

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JP1985177036U JPH042909Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JP1985177036U JPH042909Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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Publication Number Publication Date
JPS6286348U JPS6286348U (ja) 1987-06-02
JPH042909Y2 true JPH042909Y2 (ja) 1992-01-30

Family

ID=31117858

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JP1985177036U Expired JPH042909Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9555803B2 (en) 2002-05-03 2017-01-31 Magna Electronics Inc. Driver assistance system for vehicle

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0676146B2 (ja) * 1987-12-15 1994-09-28 株式会社新川 リードフレーム分離装置

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JPS5320747U (ja) * 1976-07-31 1978-02-22
JPS6033539B2 (ja) * 1981-04-16 1985-08-03 株式会社日本触媒 酸化用触媒およびその調製法

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JPS6033539U (ja) * 1983-08-12 1985-03-07 精栄工産株式会社 薄片剥離送出装置における積層フレ−ム押圧機構

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Publication number Publication date
JPS6286348U (ja) 1987-06-02

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